ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」
「美味さ」と「魂」を兼ね備えた飲食店を8年間にわたって紹介し続けてきた 取材・文:鈴木“GORI”秀明、木南 鼓、岡田あさみ |
すでに8年以上も『魂のランキングルメ~たまラン~』の評議委員長を務める、よしもと屈指の美食家。今企画をまとめた本『ケンドーコバヤシのたまらない店』シリーズが現在好評発売中。『にけつッ!!』(読売テレビ)などTV、ラジオなどレギュラー出演番組多数あり。
濱家隆一(右)と山内健司(左)によるお笑いコンビ。2004年結成。ボケ(山内)・ツッコミ(濱家)と分かれたオーソドックスなスタイルで、主に漫才ネタに定評あり。過去にABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞(2007年)、上方漫才大賞新人賞(2008年)などの数々のタイトルを受賞している実力派。現在は大阪よしもとを中心に、舞台、テレビ、ラジオなど幅広く活躍中。
ケンドーコバヤシの ※現在、在庫切れ |
ケンドーコバヤシの |
鍋を囲む際に必要不可欠なものは
仲間、恋人、玉ねぎ……!?
ケンコバ(以下コバ)「今日はかまいたちが『たまラン』初参戦らしいな」
2人「よろしくお願いします!」
濱家「コバヤシさんは、東京でいつも旨いものばかり食べてるんですか?」
コバ「いやいや、誰もが行くような店しか行ってへんから」
山内「本当ですか? 東京はご飯もおいしそうですもんね。憧れますわ~」
コバ「いやいや、大阪の方が全然安くて旨いし、東京はオマエらが思っているほどええところではないから」
山内「そんなことないでしょ?」
コバ「東京なんて、金と、ええ女と、仕事をやり遂げたという満足感しかない街やからな」
濱家「みんな、それを求めてるんですよ!」
コバ「でも、それしかないねんで?」
山内「十分じゃないですか!」
濱家「NSC時代の気持ちを思い出しましたよ」
コバ「ま、今日は鍋の取材やからよろしく頼むぞ。しかし、2人は食べることに興味あったっけ?」
濱家「ボクは食べるのも呑むのも大好きです」
コバ「山内は?」
山内「ラーメンには興味ありますけど、頑張りますよ」
コバ「じゃあ、まず聞くけど、最近鍋を食べて必要不可欠だと感じたものはあるか?」
濱家「一緒に食べる楽しい同僚、仲間ですかね」
コバ「濱家、オマエは分かってる男やな。山内は?」
山内「愛する彼女ですかね」
コバ「そんなヤツは帰れ!」
山内「なんでなんですか!?」
濱家「鍋は男同士で楽しむもんやろ」
コバ「濱家、オマエってヤツは…」
山内「ただのひがみじゃないですか。じゃ、鍋は女の子を入れずに男だけで食べる方が旨いってことですか?」
コバ「極論言うと、そういうことや。邪念があると、顕著に味が変わるからな」
濱家「で、コバヤシさん、今日はどんな鍋を食べに行くんですか?」
コバ「今日は豆乳鍋を食べに行こうと思ってるねんけど」
濱家「いいですね~。もうおなかペコペコですよ」
コバ「山内もおなかすいてるやろ?」
山内「いえ、さっきファミチキ食べたからまだ大丈夫です」
濱家「なんで、兄さんと一緒に鍋行くことが分かってるのに、ファミチキなんか食っとんねん!」
コバ「いや、分かるぞ。火曜、土曜にファミマTカードでファミチキ買ったら、Tポイントが倍つくのはオレも知ってるからな」
山内「逆にそこは、ボク知りませんけど」
濱家「コバヤシさんにとって、鍋に必要不可欠なものは何なんですか?」
コバ「意外と玉ねぎちゃうか? BOOWYがかつて『季節が君だけを変える』と言っていたように、玉ねぎが鍋だけを変えるからな」
山内「鍋だけじゃないですけどね」
濱家「カレーとかもガッツリ変えてくれますよ」
コバ「では、氷室京介が伝えたかったことを確認すべく、いざ鍋の店へ!」
町家風魚ダイニング 天悟
●大阪・梅田
鮮魚系料理がメインといえど冬は豆乳鍋がダントツ人気!
味匠 なにわ 有名料亭出身の技と抜群のサービスが光る穴店 |
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