ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」
「美味さ」と「魂」を兼ね備えた飲食店を10年以上に渡って紹介し続けている本企画が
取材・文:鈴木“GORI”秀明、木南 鼓、岡田あさみ |
すでに10年以上も『魂のランキングルメ~たまラン~』の評議委員長を務める、よしもと屈指の美食家。今企画をまとめた本『ケンドーコバヤシのたまらない店』シリーズが現在好評発売中。『にけつッ!!』(読売テレビ)などTV、ラジオなどレギュラー出演番組多数あり。
(左から)坂本純一、宮戸洋行、福井俊太郎によるお笑いトリオ。ストーリー性の強いコントに定評があり、数々の賞レースを席巻。現在は舞台やテレビなど幅広い分野で活躍。2月で5upよしもとを卒業し、今後のさらなる飛躍が期待される。
過去の連載を一冊にまとめた
たまらない店シリーズの
最新刊が現在大好評発売中!
『ケンドーコバヤシのたまらない店』
(ぴあ)
税込680円
たまラン連載10周年を記念して
なんばグランド花月で開催された
最初で最後(?)のプレミアイベントの
一部始終をレポート!!
GAG少年楽団が「たまラン」初登場!
三者三様の絡み方にコバ委員長は!?
コバ「なんや、今日はGAGか」
GAG少年楽団「今日はよろしくお願いします!」
コバ「で、オマエらの中で一番のグルメは誰やねん?」
坂本「たぶん、宮戸やと思いますね」
コバ「このメガネが?」
宮戸「メガネの宮戸です。ていうか、いい加減名前覚えてくださいよ。何回かご飯もご一緒させていただいたじゃないですか」
コバ「どうもGAGはオレの頭の中に入ってこなくてな…。(坂本に)細いヤツ、(宮戸に)メガネ、(福井に)ヒゲで覚えてたんやけど、オマエ、ヒゲ無くなってるやん!」
3人「(大爆笑)」
コバ「どういうつもりやねん」
福井「ちょっと、いろいろあって剃りまして…」
コバ「しかも、角刈りみたいな髪型になってるし(笑)」
福井「今日はグルメ取材の仕事ということで、髪の毛とヒゲは邪魔なのかなと」
コバ「なれへんやろ!」
宮戸「そない、長くなかったし」
コバ「今日はチャーハンのうまい中華の店に行くんやけど、オマエら大丈夫か?」
坂本「チャーハン、めっちゃ好きですよ」
コバ「ウソつけ! オマエの体がメシ食ってない証拠やんけ」
坂本「体は細いけど、食べるのは大好きです」
コバ「首とか手首とか、首がつくとこ全部細いもんな」
3人「(爆笑)」
坂本「一体どうやったら太れるんですか?」
コバ「知るか!」
福井「やっぱりコバさんはチャーハン、好きなんですか?」
コバ「オレがもし死んだら、棺桶はチャーハンでパンパンにしてくれと頼んであるぐらいやから」
宮戸「ご遺族の方も、コメントに困りますよ」
コバ「オマエたち、気づいてないかもしれんけど、野菜、肉、魚介、炭水化物などを一気に摂取できるチャーハンは、まさに総合栄養食やからな」
坂本「炭水化物の割合多すぎませんか?」
コバ「オマエらがチャーハンを語るのは10年早いわ。じゃ、とりあえずチャーハンあるあるでも言ってみろや」
宮戸「おいしいチャーハンの作り方教えたろかっていうヤツ、だいたいフライパンに入れる前に卵溶いとけって言いません?」
コバ「ギリあるやな」
福井「キレイに盛られたチャーハンだと、どのタイミングで崩すかを迷うとか」
コバ「ないな」
坂本「ボク、ラーメン屋でバイトしていたんですよ」
コバ「おっ、これはグッドなあるあるが期待できそうやな」
坂本「肉ベーコンでやりました。お金のない時は」
宮戸「ただの思い出話やん」
コバ「オマエ、あるあるが何か分かってんのか!」
坂本「じゃ、コバさんのあるある聞かせてくださいよ」
コバ「よく大将がオタマでチャーハンを盛るけど、あれを自分でやると理論がよく分からなくなるという。この棒部分はどこに逃がしたらええねんとか」
宮戸「確かに、お皿との角度とも合わないですよね」
コバ「チャーハンは、いろいろ物理を考えさせてくれる理系食物なんやろな…」
香港
●大阪・恵美須町
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