ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」
「美味さ」と「魂」を兼ね備えた飲食店を8年間にわたって紹介し続けてきた 取材・文:鈴木“GORI”秀明、木南 鼓、岡田あさみ |
すでに8年以上も『魂のランキングルメ~たまラン~』の評議委員長を務める、よしもと屈指の美食家。今企画をまとめた本『ケンドーコバヤシのたまらない店』シリーズが現在好評発売中。『にけつッ!!』(読売テレビ)などTV、ラジオなどレギュラー出演番組多数あり。
自ら八百屋「ポン太青果」を経営する人気ピン芸人。その卓越された“野菜眼”をケンコバ委員長に買われ、今や今企画には欠かせない存在に。特に最近は野菜の価格が高沸しているとあって、野菜をチェックする眼光はひと際鋭い。
ポン太青果ホームページ
http://www.ponta-seika.com/
ケンドーコバヤシの ※現在、在庫切れ |
ケンドーコバヤシの |
大人数よりも、あえて少人数で
行きたくなるのが焼き鳥店
ケンコバ(以下コバ)「みなさん、長らくお待たせしました。いよいよ、たまランが復活ですよ!」
ポン太(以下ポン)「待ちわびましたよ~」
コバ「雑誌からWEBに舞台を移しても、今まで通り飽くなき探究心を持って、関西のたまらない店を紹介していくからな」
ポン「記念すべき第1回は焼き鳥ですか」
コバ「そうや。しかも、テーマが『サシ呑みに使える焼き鳥屋』やねんけど、関西では今やポン太しか、オレとのサシ呑みに付き合ってくれるヤツがおらんからな…」
ポン「いつでも付き合いますよ」
コバ「家に彼女が来ている時は、いつでも『寝てました』って言ってくれてええんやで」
ポン「あれは、たまたまですって!」
コバ「でもやっぱり、焼き鳥は焼き場を見ながら、カウンター席で呑み食いするのが一番やと思わんか?」
ポン「サシ呑みにはベストなロケーションですね。会話も熱くなってきますし」
コバ「ポン太は、関西お笑い事情への愚痴しか口にしないけどな」
ポン「そんなことないですって!」
コバ「ま、オレにとっても関西の現状を知る上で非常に役立っているから、あれは続けてくれよ」
ポン「コバヤシさんは、タレと塩、どっちが好みなんですか?」
コバ「オレはだいたい、大将にお任せやけどな」
ポン「めっちゃ、焼き鳥通みたいじゃないですか」
コバ「寿司屋でそれをしたらえらい金額になるけど、焼き鳥ならまだ大丈夫。女の子にええカッコすると言う意味では一緒やから」
ポン「女の子とのデートも、いわばサシ呑みですもんね」
コバ「狭いカウンター席の後ろを女の子が通る時、当たらないように両手をあげる子がいるやろ。ああいう子は将来いい奥さんになるから」
ポン「なんの分析なんですか」
コバ「とにかく、焼き鳥は席から焼き場が見えるような小バコの店がベスト。大人数よりもサシ呑みに向いてるということや」
ポン「大宴会の後に、2人でもう一杯だけ行こか的にも使えますもんね」
コバ「そう。同僚とゆっくり話したい時、または狙っている子と2人きりで話したい時とか、いろんなロケーションに使えるからな。今日はいっぱい、ポン太の愚痴聞いてやるから、ま、とりあえず行こや」
ポン「愚痴なんて言うワケないじゃないですか!!」
炭火焼鳥 なかお
●大阪・堺筋本町
焼鳥&酒、空間、BGMと三拍子揃った通の店
とり天 「とり天」ほか播州朝挽き鶏をリーズナブルに! |
WA鶏BAR 和食と鶏でワインが進む路地裏の隠れ家店 |
八起亭 難波地下街とともに親しまれてきた老舗“鶏呑処” |
鳥舎 せいごろりん レゲエのリズムで鶏をアテにゆる飲み |
炭トリウオ 鶏も魚も食べたい北野の小箱カウンター |
うずら屋 2人サイズの小皿×シャンパンで乾杯 |
やきとり雷 職人技が光る一串入魂のアレンジ串が見事 |