ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」



「美味さ」と「魂」を兼ね備えた飲食店を8年間にわたって紹介し続けてきた
雑誌「ぴあ関西版」の人気企画、ケンドーコバヤシの「たまラン」がWEB版にて復活!!
これまで同様、お馴染みの人気芸人たちと共に関西のおいしい店を月イチでお届けします。
記念すべき第1回は、「忘年会」などの暮れの宴会シーズンに、
友人、会社の仲間、恋人……と、あえてサシで呑みに行きたくなる、
カウンター席が心地良い、京阪神の焼き鳥店を厳選して紹介!!

取材・文:鈴木“GORI”秀明、木南 鼓、岡田あさみ
撮影:木南 鼓、小木野洋也、押谷哲次、武田憲久
協力:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

PROFILE

すでに8年以上も『魂のランキングルメ~たまラン~』の評議委員長を務める、よしもと屈指の美食家。今企画をまとめた本『ケンドーコバヤシのたまらない店』シリーズが現在好評発売中。『にけつッ!!』(読売テレビ)などTV、ラジオなどレギュラー出演番組多数あり。

自ら八百屋「ポン太青果」を経営する人気ピン芸人。その卓越された“野菜眼”をケンコバ委員長に買われ、今や今企画には欠かせない存在に。特に最近は野菜の価格が高沸しているとあって、野菜をチェックする眼光はひと際鋭い。
ポン太青果ホームページ
http://www.ponta-seika.com/

たまランの本

ケンドーコバヤシの
たまらない店
(ぴあ) 
税込680円

※現在、在庫切れ

ケンドーコバヤシの
もっとたまらない店
(ぴあ) 
税込680円

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たまラン記事一覧

 

第1回 サシ呑みに使える焼き鳥店

大人数よりも、あえて少人数で
行きたくなるのが焼き鳥店

ケンコバ(以下コバ)「みなさん、長らくお待たせしました。いよいよ、たまランが復活ですよ!」
ポン太(以下ポン)「待ちわびましたよ~」
コバ「雑誌からWEBに舞台を移しても、今まで通り飽くなき探究心を持って、関西のたまらない店を紹介していくからな」
ポン「記念すべき第1回は焼き鳥ですか」
コバ「そうや。しかも、テーマが『サシ呑みに使える焼き鳥屋』やねんけど、関西では今やポン太しか、オレとのサシ呑みに付き合ってくれるヤツがおらんからな…」
ポン「いつでも付き合いますよ」
コバ「家に彼女が来ている時は、いつでも『寝てました』って言ってくれてええんやで」
ポン「あれは、たまたまですって!」
コバ「でもやっぱり、焼き鳥は焼き場を見ながら、カウンター席で呑み食いするのが一番やと思わんか?」
ポン「サシ呑みにはベストなロケーションですね。会話も熱くなってきますし」
コバ「ポン太は、関西お笑い事情への愚痴しか口にしないけどな」
ポン「そんなことないですって!」
コバ「ま、オレにとっても関西の現状を知る上で非常に役立っているから、あれは続けてくれよ」
ポン「コバヤシさんは、タレと塩、どっちが好みなんですか?」
コバ「オレはだいたい、大将にお任せやけどな」
ポン「めっちゃ、焼き鳥通みたいじゃないですか」
コバ「寿司屋でそれをしたらえらい金額になるけど、焼き鳥ならまだ大丈夫。女の子にええカッコすると言う意味では一緒やから」
ポン「女の子とのデートも、いわばサシ呑みですもんね」
コバ「狭いカウンター席の後ろを女の子が通る時、当たらないように両手をあげる子がいるやろ。ああいう子は将来いい奥さんになるから」
ポン「なんの分析なんですか」
コバ「とにかく、焼き鳥は席から焼き場が見えるような小バコの店がベスト。大人数よりもサシ呑みに向いてるということや」
ポン「大宴会の後に、2人でもう一杯だけ行こか的にも使えますもんね」
コバ「そう。同僚とゆっくり話したい時、または狙っている子と2人きりで話したい時とか、いろんなロケーションに使えるからな。今日はいっぱい、ポン太の愚痴聞いてやるから、ま、とりあえず行こや」
ポン「愚痴なんて言うワケないじゃないですか!!」


炭火焼鳥 なかお
●大阪・堺筋本町

焼鳥&酒、空間、BGMと三拍子揃った通の店

とり天
●大阪・中崎町

「とり天」ほか播州朝挽き鶏をリーズナブルに!

WA鶏BAR
●大阪・心斎橋

和食と鶏でワインが進む路地裏の隠れ家店

八起亭
●大阪・難波

難波地下街とともに親しまれてきた老舗“鶏呑処”

鳥舎 せいごろりん
●神戸・三宮

レゲエのリズムで鶏をアテにゆる飲み

炭トリウオ
●神戸・三宮

鶏も魚も食べたい北野の小箱カウンター

うずら屋
●京都・四条

2人サイズの小皿×シャンパンで乾杯

やきとり雷
●京都・大宮

職人技が光る一串入魂のアレンジ串が見事

 

 

第2回「年末年始につつきたい絶品鍋」→