第37回　タイの海南鶏飯！ カオマンガイ

花火講座DVDをリリースする哲夫が
カオマンガイを初体験!?

哲夫「コバヤシさん、今日はよろしくお願いします」
コバ「今日は哲夫か」
哲夫「7月1日に『花火が2倍楽しくなる 笑い飯哲夫のおもしろ花火講座』っていうDVDが発売されるんで、今日はその告知も兼ねて来させていただきました」
コバ「まさか、人の連載に告知を入れてくるとはな。それじゃ、今日はタイやシンガポールの大衆料理カオマンガイを食べに行くねんけど、オレをカオマンガイあるあるで唸らせたら告知させたるわ」
哲夫「カオマンガイあるあるですか!?」
コバ「哲夫は結構、大阪の若手芸人可愛がってるやろ」
哲夫「はい」
コバ「たいがいのヤツらとあるある勝負してきたけど、ほぼ全員使えんかったからな」
哲夫「あら～ダメでしたか！」
コバ「ここらでバシっと、ええカオマンガイあるあるを頼むわ」
哲夫「実はカオマンガイって、まだ食べたことないんです」
コバ「そんなヤツは帰ってくれ」
哲夫「いま写真見たんでなんとなくは想像できましたけど、ご飯と鶏なんですよね」
コバ「茹でた鶏をその茹で汁で炊いたゴハンに盛り付けた、タイやシンガポールなどで親しまれている大衆料理や」
哲夫「全然知りませんでした」
コバ「じゃあ、食べたことないんやったら、食べる前の予測あるあるでええから」
哲夫「カオマンガイ予測あるあるですか(笑)」
コバ「出るか？」
哲夫「出ますね。高級なゴツいレンゲでご飯すくうんですけど、レンゲの厚みで最後のご飯粒をすくえないことに悩みだした時に、あの雑多な中華料理屋の平たい薄いプラスチックのレンゲが史上最強やなと思ってしまうというのはどうでしょう？」
コバ「長い」
哲夫「長かったですか。でも予測ですからね、ボクの」
コバ「（爆笑）」
哲夫「じゃあ、コバヤシさんのあるある聞かせてくださいよ」
コバ「オレのあるあるは、日本のあらゆるメシに応用が効くヤツやねんけど、カオマンガイを食べる時、タレと鶏の割合に慎重になりすぎて最後に鶏を余らせてしまうという」
哲夫「（爆笑）確かに、何食べても配分考えすぎて余らせるケースありますわ」
コバ「ま、せっかくやから告知はさせたるけど、そもそも花火好きやったっけ？」
哲夫「はい。淳さん（ロンブー）の番組『バレベルの塔』でも花火賢者になりました」
コバ「あの番組で賢者になれるのはスゴイな。じゃ、哲夫は花火の音で尺（花火の大きさ）とかが分かるんか？」
哲夫「もちろん分かりますけど…コバヤシさん、尺って言葉を知ってるということは、実は花火に相当詳しいんじゃないですか？」
コバ「（爆笑）今ちょっとビビったやろ？」
哲夫「正直、尺を知ってるとは思いませんでした」
コバ「オレは花火という存在そのものは嫌いじゃなくて、花火大会が好きじゃないだけやから。人多いし道混むし」
哲夫「みなさんそうですよね。人が多いからとか、帰りが混むからとか言って敬遠する人が多いんですけど、まさにこのDVDでは帰りの抜け道とかも紹介してるんですよ」
コバ「あと、人が多い上に全員テンション上がってるあの感じがイヤやわ」
哲夫「（爆笑）」
コバ「別にヤンキーみたいなのが『ヒューッ!!』とか言ってるのはええねんけど、開放されたのか、普通の女の子が両手挙げて『ヒューッ!!』って言ってるのを見ると引いてしまうねんな」
哲夫「それは仕方ないですね。ボクもハートの形とかが出る花火とかで、『キャーッ!!』ってなってる女子を見ると冷めますね」
コバ「そうやろ。じゃ、花火賢者の哲夫はどんな盛り上がり方するねん？」
哲夫「ボクはひたすら一緒に行ってる人に解説しますね」
コバ「面倒くさいヤツやな」
哲夫「でも、みんな徐々に引き込まれていくんですよ」
コバ「オレは遠くでキセル吸いながら見てるぐらいが丁度ええわ。テンション高い女子もいない離れたところで、はぐれ雲みたいな煙を見ながら一杯やりたいわ」
哲夫「それはそれで風流ですけどね。コバヤシさんは屋形船とかでゆっくり見てもらう花火が向いてると思いますね」
コバ「屋形船はええな」
哲夫「今度DVD発売を記念して、東京湾大華火祭(8月8日)の時に屋形船ツアーやるんですよ」
コバ「天ぷら食べれるんか？」
哲夫「もちろんあります」
コバ「カオマンガイは？」
哲夫「さすがにカオマンガイは用意してないと思いますけど(笑)」
コバ「カオマンガイ言うたらオレの一番好きなメニューやからな」
哲夫「結構、一番好きなメニュー聞くんですけど(笑)」
コバ「最近はこのカオマンガイが結構ブームみたいやからな」
哲夫「全然知りませんでした」
コバ「帰ってくれるか」
哲夫「でも、丸いお皿に盛られたご飯と鶏とパクチーの綺麗でシンプルな色彩は、まさに花火を見ているかのようです」
コバ「花火はもうええから」

 

のんびり屋
●大阪・福島

名店ひしめく商店街に出現した専門店

大阪カオマンガイカフェ ●大阪・難波 カオマンガイほかタイ料理をカフェスタイルで！

たべるつくるアジア サワディシンチャオ ●大阪・心斎橋 アジア各国で研究した正統派料理が楽しめる！

ギョーザ＆ビール541+ (コヨイ) ●大阪・新町 餃子呑みのシメにもランチにもOK

クルアタイ(KruaThai) ●兵庫・三宮 本場タイ人シェフが腕を奮うハンター坂の名店

スワンナプームタイ ●兵庫・三宮 本場タイ料理を日本人好みに超絶アレンジ！

ミースク ●京都・京都市役所前 屋根裏部屋のような癒し空間で本場タイ料理を満喫

チャンノイ(CHANG－NOI) ●京都・北山 タイ人シェフ3人を擁する実力派タイ料理店

 

 

←第36回「冷も温も絶品！ ニューウェーブ饂飩店」　第38回「夏の最強メニュー ホルモン焼きそば」→