第16回　オトコひとりでもOK！なパスタの旨い店

今回のテーマはたまランでは珍しいパスタ！
ケンコバ委員長＆スマイルがキタの隠れ家店に突撃!!

ケンコバ(以下コバ)「今回はスマイルが初参戦か」
スマイル「よろしくお願いします！」
コバ「オマエら、いろいろ食べに行ったりしてるんか？」
よしたか (以下よし)「よく先輩方に連れて行ってもらって、美味しいもん食べさせてもらってます」
コバ「その時点で青二才なんや。自分でいい店見つけてきて、人に教えてこそ真のグルメと言えるからな」
よし「でも、飛び込んで入ってみたら、あまり美味しくない店とかあるじゃないですか」
瀬戸「自分も、店を選ぶ時は慎重派ですね。あまり新しいところには行ってないかも」
コバ「オマエら、今日はすぐに荷物をまとめて帰ってくれるか」
２人「ちょっと待ってくださいヨ！！」
瀬戸「中にはそういう人もいますから」
コバ「結局はこだわりが無いということや。そんなヤツらを相手にしているほど、たまランはユルくないからな」
よし「でも、食べるのは大好きですよ。うちの実家は食堂ですし」
コバ「確か、つぶれたんやったっけ？」
よし「まだありますよ！」
コバ「オススメは何？」
よし「他人丼が美味しいんで、小さい頃からいつも食べてました」
コバ「なるほど。そういうことか」
よし「どういうことですか？」
コバ「分かってたんか？　その他人丼は、オマエが血がつながっていない子供やという、親父からのメッセージだったということを」
よし「違いますって！！」
コバ「お母さん、その時皿落としてたやろ」
よし「うちの他人丼は、ダシがご飯に染み込んで、めちゃめちゃ旨いんですよ」
コバ「世の中のたいがいの丼は、そういうもんやろ。まあ、ええ。今日はパスタやけど、大丈夫か？」
瀬戸「パスタ、大好きですよ」
よし「カルボナーラとか、大好きです～」
コバ「ま、パスタは女子が好きなメニューの代表格みたいになってるけど、実はオトコもめっちゃ好きやからな」
よし「そうですよね」
コバ「今まではナポリタンとかのTHEスパゲティなやつばかり食べてたけど、最近、漫画の『バンビ～ノ』を読み始めてから、イタリアン系のパスタにもハマってしまったからな」
瀬戸「でも、イタリアン系のお店って、オトコだけじゃ入りにくいですよね」
コバ「確かに。基本、女子2人組が行くのがパスタ屋やからな」
よし「オトコ同士でパスタなんて、まず行かないですよ～」
コバ「確かに、オトコはパスタ屋に行きにくい。だから、週末に家でパスタを作る『週末パスタ男子』と呼ばれる人種が増えてきているんやろうな」
よし「初めて聞きましたよ(笑)」
コバ「ただ、この『週末パスタ男子』には気をつけろと、オレは声を大にして言いたい」
瀬戸「どういうことなんですか？」
コバ「オレの集めたデータによれば、週末に家でパスタを作っているオトコは、かなり不特定多数の女性と寝ているという…」
2人「（大爆笑）」
瀬戸「本当ですか？　そのデータ、どこで取ったんですか」
コバ「これは統計学で、もう、オレの周囲を見ても一目瞭然やから。だから、『オトコは週末に蕎麦を打て』という本を書こうかなと」
よし「じゃ、パスタ屋さんの店主はかなり不特定多数の女性と寝ているってことなんですか？(笑)」
コバ「ま、そういうことやな」
瀬戸「すごい決め付けですよ。パスタを家で作れるって、いいことじゃないですか」
コバ「瀬戸、オマエには『週末パスタ男子』になる素養があると見た。まさか、家に木のパスタ皿とかあるんとちゃうか？」
瀬戸「ないですって！」
コバ「ま、よしたかは大丈夫やろうけど」
よし「なんでですか！」

 

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