ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 香港

 有名串カツ店等で賑わうメインストリートから程よく離れた場所にこそ、新世界の穴場店は存在する。二代目ご主人の山下氏は一見コワモテながらも腕は超一流。加えてユーモラスなキャラクターが面白い。先代時代から炒飯とカニ玉炒飯が人気だが、酢豚や吉備鶏orハーブ鶏を使う唐揚げのほか、具材(餡)を先に炒めて包み、さらに炒めるというユニークな餃子も興味深い。価格は店内に表示されたメニュー札どおりで20数年据え置き。(夜のみ営業なので)夜に食べられる「中華ランチ」(1300円)が最高額というのは嬉しい。




コバ「こちらは通天閣のすぐ近くにある昔ながらの中華料理店。テンダラーの白川がよく来ているとか」
宮戸「いい味出てますね~」
福井「近くに住んでますけど、こんな店があるなんて全然知りませんでした」
コバ
「まさに、たまランイズムの原点を見つめ直させられるような、王道中華店やな」
坂本「赤いカウンターがいいですよね」
コバ「中華料理店は、赤と黄を基調とした“ハルカマニア”(プロレスラー、ハルク・ホーガンのファンの愛称)カラーの店に外れなしやから」
福井「こちらの店はテレビやBGMが無いんですね」
宮戸「鍋を振る音が、やたらと響いてますけど」
コバ「オマエたちは、この音以外に何を求めるねん。中華料理店は、鍋を振る音が最高のBGMなんやぞ」
大将「かに玉チャーハン、お待ちどうさまです~」
4人「おおっ!!」
コバ「では早速いただきます!!(と言ってひと口)うまいッ!!」
宮戸「うまッ!」
福井「うまいです!」
コバ「オマエらが本気でうまいと思ってくれているかが、オレには分からんねんけど」
福井「これ以上どう伝えていいか、分からないぐらいうまいですよ」
コバ「細いヤツ(坂本)はどうやねん?」
坂本「味の感想は…
言わんよ!
宮戸「言えよ!」
コバ「動画やないから、この取材で持ちギャグを披露するヤツはなかなかおらんねんけどな…(笑)」
3人「(爆笑)」
宮戸「コバさん、ビールどうぞ」
コバ「ま、この3人の中で誰に注いでもらうかと言ったら、まだメガネやもんな」
坂本「どういうことですか!」

福井「そこは並列に扱ってくださいよ!」
コバ「しかし、チャーハン、餃子、鶏のから揚げといった王道中華とビールの相性は抜群やな」
坂本「ビール、おいしいです」
コバ「思い出したぞ! オレがこの細いヤツ(坂本)にハイボールを教えて、気に入ってそれ以来よく飲んでたらしいねんけど、それからハイボールで2日酔いになって遅刻とか繰り返したんでもうやめましたって、自分の怠慢をオレが教えたハイボールのせいにしたからな、コイツは」
3人「(大爆笑)」
宮戸「打ち上げでも今まで飲んでなかったのに、急にハイボール飲み始めたからおかしいなと思ってたんですよ」
福井「飲み方知らんから、水のペースで飲んでましたからね」
坂本「コバさん、すみませんでした」
福井「この鶏のから揚げも絶品ですね」
コバ「最近ハマってる『グラゼニ』っていう野球漫画に、主人公がよく食べる『唐揚げチャーハン』ていうメニューがあるんやけど、これがめちゃくちゃ旨そうやねん。チャーハンとから揚げは中華界の最強タッグやな」

宮戸「漫画では作っている人が女子大生ですけどね」
坂本「こちらは、コワモテ風の大将ですけど」
コバ「大将、チャーハンもから揚げも、餃子も全部おいしいです!」
大将「(ニッコリ)ありがとうございます」

コバ「あまりに旨すぎて、(から揚げにつける)塩がピンクに見えてきたんやけど…」
福井「これは、そういう塩ですから」

コバ「おそらく、チャーハンとから揚げがずっと出てくる刑務所があるなら、みんなずっと違反繰り返して入ってくると思うんやけどな」
宮戸「そんな刑務所ありませんって!」
福井「いや~お腹いっぱいなりました」
坂本「ぜひまた次回も呼んでくださいね」
宮戸「コバさん、今日でボクらの名前少しでも覚えてくれました?」
コバ「細いヤツ、メガネ、今ヒゲないヤツ…」
福井「今ヒゲないヤツって(涙)」

香港
住所 大阪市浪速区恵美須東1-19-12
電話番号   06(6631)6327
営業時間   17:00~24:00
定休日   日、第3月休
席数   11席
駐車場   なし(近隣にコインPあり)
予約  
予算   500円~
カード   不可
客層   幅広い
BGM   特になし
主な取り扱いビール   キリンラガー、アサヒスーパードライ
アクセス   地下鉄堺筋線『恵美須町』下車、徒歩4分