ホーム > 魂のランキングルメ~たまラン~ 「ケンドーコバヤシのたまらない店」 > 和洋酒場あふろ
全席掘り炬燵造りの落ち着いた店内。一人で切り盛りするご主人のヘルシーかつハイセンスな料理の数々。きっと入店後数分で、ここがキタ随一の歓楽商店街“東通り”のビルの2階であることを忘れ去ってしまうだろう。フレンチの知識と経験をベースに、約13年様々な料理に携わってきたとあって、霧島&イベリコ豚や鶏を中心とした肉料理、中央市場から仕入れる新鮮な魚料理、ビーガン(菜食主義者)からも好評な野菜料理はどれも秀作かつリーズナブル。加えて約20種以上揃う自慢のパスタがスタンバイする。オールジャンル充実する酒類は、ご主人自薦の日本酒がオススメとか。
よし「すごいビルに入っていくなと思ったら、2階にこんなイカした空間があったんですね」
瀬戸「すごいいい雰囲気ですよね」
コバ「コチラは超隠れ家店やねんから、オマエら絶対来るなよ」
よし「来させてくださいよ!」
瀬戸「しかも、こちらでパスタが食べられるんですか?」
コバ「ま、メニューを見てみろ」
よし「うわ! パスタだけで20種類はあるじゃないですか!」
コバ「こういう店なら、オトコ同士でパスタ気分にもなれるやろ」
店主「お待たせしました。こちらは、鶏挽き肉の白いミートソース メッツェリングイネです。熱いうちにどうぞ」
3人「おおッ!!」
よし「白いミートソースって初めてですよ」
コバ「これは使えるな。女の子に白いミートソース食べたい?って聞いたら、たいがいの子はついて来るぞ」
瀬戸「確かに、これは使えますね」
コバ「(よしたかに)オマエは使わんでええから」
よし「ボクも使わせてくださいよ~」
コバ「しかし、めちゃめちゃ旨いな。ていうか、瀬戸は何で、食べてる間ずっと格好つけてメディア用フェイスしとんねん」
瀬戸「確かに、今のはメディア用フェイスでしたね」
店主「続いて、こちらは、黒オリーブとケーパー、松の実のカサレッチェ ゴボウとゴマのペーストのソースです」
コバ「もう、何か1つぐらい抜けてても気付かないネーミングやな」
瀬戸「ごぼうのペーストなんて初めてですよ。斬新ですね」
よし「しかも、めっちゃ旨い! ごぼうがパスタにこんなに合うなんて思わなかったですよ」
コバ「実はオレ、今まで内緒にしてたけど、ごぼうが大好きやねん」
瀬戸「内緒にする必要があるんですか?」
コバ「絶対言うなよ。オレがごぼう好きやってことを!」
瀬戸「誰に言うんですか!」
よし「このパスタ、めっちゃ白ワインに合いますよ~」
コバ「オマエ、普段ワインなんか飲まんやろ! 何、メディア用ドリンクにしとんねん」
よし「呑みますって!!」
コバ「よし、皿をよこせ。オレがパスタを盛ってやるから」
瀬戸「ありがとうございます!」
よし「すごい豪快な盛り方ですね」
コバ「これがメディア用の盛り方や」
2人「(大爆笑)」
瀬戸「だけど、さっきの統計学からいくと、こちらの店主は不特定多数の女性と寝ているということですか?」
コバ「おそらく」
店主「いえいえ、全然そうじゃないんですけど」
よし「全然当たってないじゃないですか!」
コバ「いや、あの統計学は、週末だけパスタを作る男子やから。店主は、毎日作るのが日常なんで、あの統計学には当てはまらないという」
瀬戸「なるほど。だけど、こういう店なら気軽にパスタを食べに来れますよね」
よし「値段もリーズナブルやし、ええ店教えてもらいました」
店主「朝8時までやってるんで、ぜひまた来てください」
コバ「朝8時ということは、マッサージに行ってから来ることも……(ニヤリ)」
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