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1万円の遊び方

 

「そんなイベントやってたの知らんかったわ、暇にしてたのに」。もうそんな言い草、聞きたくない! 
日夜、街で行われている映画、ライブ、舞台、展覧会、トークショーやワークショップなどなどの中から関西きっての街あそび者たちが、ほんとに行きたいイベントをリストアップ。「せめて月に1万円くらいは地元のイベントに使いましょうよっ」てことで、予算は1万円に設定しています。さ~て、今月はどこで遊びましょうか。

※名前をクリックすると各推薦人にリンクします。

 

池内美絵(美術家)

なかなか書けてませんが多分元気です。今年は久しぶりに展示もします。11/9(金)~12/3(月)アートスペース嵯峨(京都嵯峨芸術大学附属ギャラリー)の予定です。http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

『ニッポン貝人列伝-時代をつくった貝コレクション-』
開催中~2/20(火) LIXILギャラリー 入場無料
伝説の貝人(!)たちを、貝コレクション、周辺資料とともに紹介する企画展。「100歳まで研究を続け、日本の貝類学を開花させたレジェンド」「美麗貝から微小貝まで、ダンディズム溢れるコレクション」…貝人紹介のコピーだけでもおもろいです。移転後、展示空間としては残念な感じになってしまった(そして行き方も分かりにくい)LIXILギャラリーですが、やっぱり企画は面白いので行っておきたい。

『ブレードランナー ファイナル・カット』
2/10(土)~16(金) Cinema KOBE 一般1500円
『ブレードランナー2049』を観ながら、最初のほうをスクリーンで観たいで…と思っていたら!ありがとうCinema KOBE!しかも『ブレードランナー2049』と2本立上映って!

『文鹿祭(ぶんかさい)』
2/27(火) 生田神社 入場無料
2015年から毎年開催されている、ニホンジカ有効活用PRのためのお祭り。生田神社参道に、シカ肉グルメやシカ革製品、狩猟関連品などが集結。狩猟専門誌「けもの道」編集長、佐茂規彦さんのトークショーもあり。狩猟シュミレーターによる狩猟体験も気になる。

合計 1500円

しんぽうなおこ(キャラクター作家)

最近は主に仮面や仮装でキャラを作ります。妖怪と動物好き。あと小規模なイベント企画もやります。

手塚治虫記念館 第72回企画展 '80sガーリーコレクション
~“カワイイ”は時間(とき)を超える~
開催中~2/20(火) 手塚治虫記念館 大人700円
私はユニコが好きで、お正月もユニコのDVD見てました。手塚治虫のカワイイは全然古くならないのが素晴らしいです。勉強にしに行きたいな

ゴッホ展
開催中~3/4(日) 京都国立近代美術館 一般1500円
浮世絵をはじめとした日本に影響を受けたというゴッホ。だから日本人はゴッホが好きな人多いのかな~。あの唯一無二な絵画たちに会いにいきたいな

月に足つけて考えて展
2/3(土)・4(日) 東山いきいき市民活動センター 無料
立命館大学映像学部望月研究室に所属する学部生・院生を中心としたインタラクティブアート・メディアアート制作集団による展示会です。何年か前に行きましたが面白かったですよん!今年も行く予定!

合計 500円

山田たかこ(会社員)

神戸在住の会社員です。

<ケベック・バンド・デシネ>を知っていますか?
--25の足跡と7人の作家から

開催中~2/13(火) 京都国際マンガミュージアム ミュージアム入場料大人800円
バンド・デシネ(=フランス語圏のマンガ)、まったく詳しくありません。映画「コミック・ストリップ・ヒーロー」に登場するギイ・ぺラートのイラストくらいしか見たこともありません(彼のコミック「ジョデルの冒険」は持ってる!)。そもそもフランス語だから読めません。でも、これはずっと気になっていた展示。小さい頃、ずっとひとりで大学ノートにこっそり漫画を描いて引き出しにしまっていたら、ある日、母親に見られていた、という驚愕の事実に、もう描くまい!と決心したあの日。気にせず描き続けていたら、幼心に漫画家という夢を抱いていたのかもしれません。昨今の漫画ブームと情報社会のおかげで、おそらく今や日本にいながら世界中の漫画を知ることができるわけですが、カナダのケベック州で作られてきた漫画については実はまだあまり知られていないのだとか。そんな貴重なケベック・バンド・デシネを鑑賞できる機会。2月11日(祝)には展示作家のひとりであるフィリップ・ジラールが新作漫画を生制作するというイベントも(参加費無料)。できれば11日に行きたい!!

NEW OPEN AREA 2017 山内庸資×兵庫大開小学校
2/3(土)~13(火) 神戸アートビレッジセンター KAVCギャラリー 無料
イラストレーターの山内さんと兵庫大開小学校の5・6年生の子供たちが新開地の街をスケッチしながら街の面白さを見つけるという企画展示。個人的に毎年楽しみにしている展示が今年もやってきました。子供たちのスケッチの素晴らしさと、何よりも展示空間の素晴らしさ。去年訪れた際に、近所にお住まいのご婦人だと思われる2人組が「ああ、大開小学校の子らのやつな。」とお話しながら観覧されていた光景を見て、プロの作家が子供たちと共同で展示を作り上げ、それがこうやって地域に馴染んで普通に観覧されているということもまた素敵だなと思いました。今年はどんな空間で観覧できるのだろう。とっても楽しみです。

homelistening presents Music and Movies vol.7
2/9(金) space eauuu 無料
旧い映画の映像に音楽をつけるという試みの第7回目。以前、鑑賞して気がついたこと。それは、ストーリーや登場人物の感情の抑揚は、セリフ(音声)で感じ取っているのではないかもしれない、ということ。「空気を読む」という言葉がありますが、1本の映画を観るとき、そのシーンの景色や登場人物の表情とその背景で聞こえるあらゆる音(風の音とか生活音とか)から私たちはいまそのシーンで何が起きているのかを察知し、そこで感動したり嫌な気持ちになったりしているのではないでしょうか。(当たり前だけど、そのための「効果音」なんですね。) じゃあ、もしそんな音を消して、そこにまったく違う新しい音をつけてみたらどうなるのか?今回はなんと定期開催1周年記念で入場料無料(ワンドリンクオーダー要)。行かねば!

ビガイルド 欲望のめざめ
2/23(金)~ シネ・リーブル神戸 前売り1500円
ソフィア・コッポラがカンヌで監督賞を獲った、という賞賛すべきニュースから心待ちにしていたこちら。 彼女の作品はリアルタイムで全て観ているけど(「椿姫」だけ見逃した)、今のところ「ヴァージン・スーサイズ」と「SOMEWHERE」がマイベスト。思いきりガーリーで女性的な作風に見えて、実はそうでない。むしろそういう甘美さを冷静に捉えているような視点が素晴らしいと思います。早く観たい!!

合計 5500円+ドリンク代

河合カズキラングレー(スカマー)

関西スカムを牽引できない存在として、バンド・DJ・コスプレなどで広く活動中。最下層音楽がキーワード。ウルトラファッカーズ、アメリカンバッドボーイ、アマリリス【改】、DJ河合カズキラングレー。 http://centralscum.lostfrog.net/ ■ライブオファーお待ちしておりマス

MDC
2/4(日) 大阪心斎橋HOKAGE 当日3000円
テキサスといえば13th Floor ElevatorsやButthole Surfersのようなサイケデリックの名産地であるわけで、MDCもこのテキサスしかもオースチン出身のパンクバンドです。アメリカは広大な合衆国でありますのでお土地柄というのは好みのバンドを掘るためには少なからず意識せねばならぬところです。と思ったら今はオレゴン州が拠点だそうです。むむむ。

合計 3000円

若旦那家康(舞台の隙間産業)

最近出演が多いです。2月末は劇団冷凍うさぎというなんだったら17歳下の大学演劇部の後輩と共演です。劇団冷凍うさぎ『No Surprise』ちょっとブラッキーな感じでやるんじゃないかと思っています。

猟奇的ピンク Extra vol.4「Reading feat. 姫乃たま」
2/4(日) なんば紅鶴 一般2500円
地下アイドル×演劇。作家の「好きこそものの上手なれ」なのかな。どんなところを企画しても演劇は出来るということを見せつけてもらおう!(問題は公式ホームページに情報が載っていないことだ)(掲載時には解決されているだろうか)

はちの巣座vol.160.5 はちっ子の気まぐれ公演
2/16(金)~18(日) 神戸大学シアター300 無料カンパ制
何をもってクオリティが高いのかは難しいけど、まだまだ若い大学生の企画公演なれど、やる作品は彼らが高校時代に大会に勝ち進んだ作品の二本立て。それこそ評価された訳だから。観ておこうよ、こういうの!

10th Anniversary Tour vo.2
川上未映子×マームとジプシー「みえるわ」

2/28(水)~3/1(木) 味園ユニバース 予約4000円+ドリンク代600円
実はあんまりマームとジプシーは得意ではないのだけど、圧倒的に凄いのは伝わってくる。もう一遍観たい。何が得意でなくて何が圧倒的なのかを。28日は川上未映子と演出家の藤田貴大のアフタートーク付き。

合計 7100円(ドリンク代込み)

西尾孔志(映画監督)

2018年は若手の邦画の豊作年ではないかと思っている、その波に乗りたい若くない映画監督。

『エキストランド』
2/3(土)~ 第七藝術劇場 一般1800円
坂下雄一郎監督は若くして達人級の腕で《喜劇映画》を連発してて(去年は『東京ウィンドオーケストラ』、来月はシネリーブルで『ピンカートンに会いにいく』が!)正直、私、危機感を持ってますけども(笑)!!でもやっぱルビッチやスタージェスが好きとか言う若い映画監督の存在は嬉しいのです!!!初日はこれまた人気の《喜劇役者》前野朋哉さんのロングトークイベントも!

『エンドレス・ポエトリー』&「ホドロフスキー特集」
2/3(土)~ シアターセブン
『エンドレス・ポエトリー』一般1800円/その他の作品 一般1300円

《見逃した時のシアターセブン頼み》で『エンドレス・ポエトリー』を楽しみにしていたら、なんとホドロフスキーの特集上映も?!極上のキ◯ガイ映画を浴びた後、劇場を出たら極彩色の十三の街なのもサイケデリックで最高w

「ホドロフスキー オールナイト」
2/10(土)~ 第七藝術劇場 一般 2800円
朝までホドロフスキー!!セルフ祭で知られる日下慶太さんがホドロフスキー仮装でトークゲストなのもヤバいが、『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』『リアリティのダンス』連続上映なんてチャクラ開いてまうやろ。コスプレ客が集まって、カルト教団の儀式と間違われて通報されへんやろか。

『blank13』
2/24(土)~ シネマート心斎橋 一般1800円
斎藤工さんはメジャーもマイナーも関係なく、好きな映画を応援しまくる熱い人だと知ってたが、ついに映画を監督されたか!しかも予告編見た限り、知的でねじれてて、変なセンスも爆発してる。これは一筋縄ではいかない新しい作家の誕生かも!

『チェリーボーイズ』
2/24(土)~ シネ・リーブル梅田 一般1800円
マンガ家・古泉智浩さん原作の映画化は数あれど、ビジュアルがポップでメジャー感もあるし、新しい古泉映画(そんな言葉ないかもしれんが今作った)が楽しめそう!てか、また前野朋哉くん!売れっ子!

『三つの光』
2/24(土)~ シネ・ヌーヴォX 一般1700円
山本政志監督がプロデューサーを引き受けた、ヤバそうな匂いのする映画がヌーヴォにやってくる。音楽とインテリとアウトローの組み合わせの映画は大好物。『家族X』の吉田光希監督。自分の名前にちなんだタイトルだとしたら、間違いなく勝負作だよね。

合計 11700円

天野あゆみ(映画のいろいろ)

フリーで映画のいろいろをやっていましたが、2月より某映画配給会社に就職します。

パブリック・リデザイン シンポジウム
「クリエイターが手がける行政のデザイン」
2/10(土) enoco 1階 ルーム4 参加無料
市町村などの自治体や市民サービスを提供する公的機関のチラシやポスターを制作するデザイナーと自治体職員の話が聞けるシンポジウム。ただオシャレなだけでは絶対ダメで、一般の人に内容を届けなくてはいけないのは当たり前の世界。分かりやすくてスタイリッシュなデザインについてのお話はいろんなジャンルの人にとっても勉強になりそう。

台湾、y字路さがし。―台北街歩き、y字路に埋もれた記憶をたずねて
2/19(月) まちライブラリー@もりのみやキューズモール 参加費500円(1ドリンク付)
観光地や人気店ではなく“現地”の人が知る台湾を紹介した、ガイドブックとはひと味違う「台北街歩きの楽しみ方」の著者・栖来ひかりさんがその本作りの裏側を話すトークイベント。台湾にも行きたいけどこのトークも聞きに行きたい。

湊川公園手しごと市
2/24(土) 湊川公園 入場無料+買い物代
毎月第4土曜日に神戸・湊川公園で開催しているマーケット。絵画やガラス・木工・陶芸・雑貨・アクセサリー、食べ物などの手作りアイテムももちろん楽しみなんだけど「いちばつまみぐいツアー」ってのも魅力的。

合計 500円+買い物代

ぴあ関西支社

2/1(木)「逆転イッパツマン COMPLETE BOOK」、13(火)「春ぴあ九州版」、14(水)「春ぴあ中四国版」、15(木)「春ぴあ関西版」、27(火)「絶景!関西の花さんぽ」を発売予定。よろしくお願いします!

iTohen 昼の学校「愛と家事 太田明日香(著)」トークイベント
2/12(月) iTohen 参加費1000円(1ドリンク付)
カナダに渡られる前、「1万円」メンバーだった太田明日香さんの著書『愛と家事』が発売されるのを記念したトークイベント。そういえば、太田さんと初めてお会いしたのもitohenでした。そのときは、どいちなつさんの著書『焚火かこんでごはんかこんで』の出版記念トークを見に行って編集担当として登壇されていました。太田さんの著書『愛と家事』はZINEとして出されたときに購入済。創元社から出版されるものも買わなきゃ!(A)

合計 1000円

 


注意事項

※掲載しているイベントは2月1日時点で各推薦人が選んだものです。掲載後にイベント概要等が変更になっている可能性があります。必ずリンク先の情報などを各自でご確認の上、ご利用ください。
※金額は推薦人が選んだ席種や券種で表示しております。

 

2月 インデックス

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2/13(火) 「春ぴあ九州版」発売
2/14(水) 「春ぴあ中四国版」発売
2/15(木) 「春ぴあ関西版」発売
2/16(金)~18(日) はちの巣座vol.…
2/19(月) 台湾、y字路さがし。―台北…
2/23(金)~ ビガイルド 欲望のめざめ
2/24(土) 湊川公園手しごと市
2/24(土)~『blank13』
2/24(土)~『チェリーボーイズ』
2/24(土)~『三つの光』
2/28(水)~3/1(木) 川上未映子×マーム…
2/27(火)『文鹿祭(ぶんかさい)』
2/27(火) 「絶景!関西の花さんぽ」発売

まんが

作:和田淳

※画面をクリックすると漫画が大きくなります。

イラスト作者紹介

「バクのばくー」作者

和田淳●1980年兵庫県生。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
http://kankaku.jp/

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