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1万円の遊び方

 

CAUTION

※掲載しているイベントは3月31日時点で各推薦人が選んだものです。掲載後にイベント概要等が変更になっている可能性があります。必ずリンク先の情報などを各自でご確認の上、ご利用ください。
※金額は推薦人が選んだ席種や券種で表示しております。

 

4月 INDEX

開催中 『日本ファッション:不連続の連続』
開催中 『六甲山のキノコ展2014』
開催中 『アパートメント・ワンワンワン~中之島…』
上映中 『アナと雪の女王』
1(木)~? 『和田岬砲台見学再開』
3(木) nayu『奈由多のよる 』
3(木)まで 『春の人形展』
3(木)~5(土) 『王子動物園 夜桜通り抜け』
3(木)~6(日) 『YURTAO2014 展示受注会』
4(金)~6(日) ファックジャパン独り舞台
5(土)まで 『大川誠 makoot展』
5(土)~ 『ドストエフスキーと愛に生きる』
5(土)~ 『nakaban個展「或る光』
5・12(土)・6・13(日) 『ボタニカル マルシェ』
5(土)~18(金) 『新しき世界』
5(土)~27(日) 『通し狂言 菅原伝授手習鑑』
6(日) 『Wedding具なし焼そばNight』
6(日) 『なにわ人形芝居フェスティバル』
7(月)まで 『Shunkin人形少女幻想展』
7(月)~ 谷澤佐和子展『よすがのもり』
11(金)まで 『Best of チェコアニメ映画祭』
12(土) 宮台真司×與那覇潤トークショー
12(土) 『Invisible axis』
12(土) 蓮沼執太フィルツア2014
12(土)~ 『ブリティッシュ・カウンシル・コレクション…』
12(土)・13(日) 『ココココ/ルルル』
13(日) 『digitalmaestro 046』
13(日) 『DIAMOND PRINCESS』初来港
15(火) 『日本映画の新しい波 vol.1』
17(木) 細馬宏通×チチ松村トークショウ 
18(金)~20(日) 『MatchAtria』
19(土)~ ZINEの神様 陣内隆展 
19(土)~ 『KYOTOGRAPHIE』 
19(土)~ 『アクト・オブ・キリング』
20(日) 中津発酵部 ワークショップ
22(火) 『聖霊会舞楽大法要』
22(火)・23日(水) 川上未映子×マームとジプシー
25(金) Dj Koze『PAMPA NIGHT』
26(土) 『チェコの映画ポスター展』関連企画 
27(日) 講演会『らつ子とらくご』
29(火・祝) 『舞音楽祭』
29(火・祝) 『柳家花緑×風間杜夫 二人会』 
30(水) 『International JAZZ DAY』

 

COMIC

作:和田淳 http://kankaku.jp/

 

ARCHIVE

2014年3月

「そんなイベントやってたの知らんかったわ、暇にしてたのに」。もうそんな言い草、聞きたくない! 
日夜、街で行われている映画、ライブ、舞台、展覧会、トークショーやワークショップなどなどの中から関西きっての街あそび者たちが、ほんとに行きたいイベントをリストアップ。「せめて月に1万円くらいは地元のイベントに使いましょうよっ」てことで、予算は1万円に設定しています。さ~て、今月はどこで遊びましょうか。

 

『けったいなものがみたい 大川誠 makoot展』
公開中~4/5(土) あべのハルカス近鉄本店ウィング館5階 無料
アトリエコーナスに所属する大川誠のフェルト人形は、インパクト大。4/5(土)のトークライブイベントと合わせてどうぞ。アールブリュットファンにも、そうでない人にもオススメ。

『Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続』
開催中~5/11(日) 京都国立近代美術館 前売1000円
日本人デザイナーによるファッションの軌跡をまとめた展覧会。おしゃれはしたいけど、毎日何を着たらいいのかわからないときに、ヒントになるかも。

『YURTAO2014 spring/summer collection 展示受注会』
4/3(木)~6(日) Black bird White bird 無料
オリジナルテキスタイルで作る洋服とバッグのブランド「YURUTAO」の2014年の春夏物の展示受注会。色遣いや刺繍が華やかで春らしい。

『通し狂言 菅原伝授手習鑑』
4/5(土)~27(日) 国立文楽劇場 2等席2400円
人間国宝の竹本住太夫さんの引退公演、芸歴68年の名人芸が見納めに。文楽は人形が動くのを見るだけでもおもしろいので、初心者でも楽める。

『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』
(幻冬舎) 刊行記念トークショー 宮台真司×與那覇潤

4/12(土) スタンダードブックストア 1500円
宮台さんの対談相手は『中国化する日本』(文藝春秋)で新たな日本通史を描き出した新進気鋭の歴史学者の與那覇潤(よなはじゅん)さん。宮台社会学とどう格闘するかに注目!

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合計 4900円

『Best of チェコアニメ映画祭』
公開中~4/11(金) シネマート心斎橋 当日一般1300円
“ポエム編” “ファンタジー編” “ユーモア編” “カラフル編”、どれも美味しそうだけど、“カラフル編”が一番いろんな味が楽しめそう。大好きなイジー・トルンカ監督。短編『手』は“ポエム編”に。

『アナと雪の女王』
上映中 TOHOシネマズくずはモール 一般1800円
やっぱり、ラージスクリーンTCX&ドルビーアトモスは体験致したく。春休み終わった頃が狙い目かなと思っています。作品的には4/25(土)公開の『アメイジング・スパイダーマン2』もTCX&アトモスだろうけど、それまで『アナと雪の女王』なのかなあ。

『新しき世界』
4/5(土)~18(金) 塚口サンサン劇場 一般3400円(2本分)
なんとこの期間に『エレニの帰郷』も上映していて、もしかすると濃厚はしご出来るんじゃないかと! 上映時間はまだオープンじゃないので、レイトなら1200円で鑑賞可能。

豪華客船『DIAMOND PRINCESS』神戸初来港
4/13(日) 神戸ポートターミナル 無料
3月来港のQUEEN ELIZABETHやVOLENDAMに続いて、入港時(14:00)にはブラスバンド、出港時(22:00)は和太鼓演奏の歓迎式典有り! ダイプリはクイエリよりもでかいんだよ☆ 晴れるといいな。

『六甲山のキノコ展2014』
開催中~6/1(日) 兵庫県立人と自然の博物館 200円
六甲山のきのこが400種類も見れるよ!。目玉が“嵐きのこ”っていう不安さも含めて、要チェック。

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合計 6700円

『春の人形展』
公開中~4/3(木) 宝鏡寺 拝観料600円
毎年、春と秋に公開される、人形寺として名高い宝鏡寺の人形展。新旧人形の展示と、毎回のテーマにそった実物大人形の展示もある。 さて、みなさん。この春のキーワードは「人形」。人形を中心にアンテナをはっておれば、きっと一番面白い波に乗れます。これホント!

『Shunkin人形少女幻想展』
公開中~4/7(月) 珈琲舎書肆アラビク 季節のブレンド500円
アトリエサードより、最合のぼる(文)・DollhouseNoah(人形)競作集『Shunkin』が出版されたことを記念して、掲載作品の展覧会を開催。写真のモデルで黒色すみれのさちが参加している。展示だけ見るなら無料だけど、人形と本に囲まれて珈琲を飲む贅沢が500円程度で味わえるのだから、しばしとどまって人形少女浴としゃれこみたい。6日には演奏、朗読、トークのイベントが2500円で行われるので、予約がまにあえば、それに参加するのが一番。日本の春、人形の春。

『Best of チェコアニメ映画祭』
上映中~4/11(金) シネマート心斎橋 当日一般1300円
「いじっとるんか?!」いや、イジー・トルンカだ。そのイジー・トルンカ、ヨゼフ・チャペックなどおなじみのチェコアニメーションに加え、ポヤルのふしぎな庭や、ミレルのもぐらのクルテクなど、ポエム編、ファンタジー編、ユーモア編、カラフル編の4プログラムにわけて短編アニメーションを上映。それだけではない。イジー・トルンカの長編アニメ、ポヤルがナビゲーションをつとめるドキュメンタリー、さらには今世紀に入ってからの新作、の上映もあり、トークイベントも開催される。タイトルだけをひろってみても、「電子頭脳おばあさん」「おじいさんは40人」などなど、一度は見ておきたい、何度でもまた見たい誘惑に駆られるものばかり。

『通し狂言 菅原伝授手習鑑』
4/5(土)~27(日) 国立文楽劇場 2等席2400円
菅原道真の物語。1部は流罪、2部は三つ子の話が中心になっている。文楽や歌舞伎は、見たいと思っても時間と懐具合との相談で、つい幕見席で鑑賞しがちなのだが、がっつりと通して見てみたい。でも、一応、1部だけの予算をあげとこう。

『第18回なにわ人形芝居フェスティバル』
4/6(日) 大阪市天王寺区内、一心寺~下寺町界隈のお寺など 1日入場券700円
「フェスティバル」と銘打たれると、とたんにワクワクしてくる。お祭り好きなのかな。300円足して有料公演を見るとしてもなおリーズナブルな料金。10組を越える人形劇団の公演の他、ワークショップ、パフォーマンス、野外演劇、講談、タイ舞踊、フラメンコ、紙芝居、マジックなどなど、盛り沢山。わかぎゑふ「春の噺」も。ファミリーでももちろん楽しめるが、大人が楽しめる内容になっていると思う。この春は、人形が旬なのである。見逃すわけにはいかない。

富松慎吾 / KK NULL / .es
『Invisible axis』

4/12(土) ギャラリーノマル 1500円(1ドリンク付)
深江橋のギャラリーノマルで開催中の展覧会「第38回中原悌二郎賞受賞記念展 植松奎二:見えない軸ー距離と角度」クロージングイベント。へヴィ・インダストリアルバンド「EPIDEMIC CAUSE」から「倭太鼓飛龍」「怒神」と世界で活躍する和太鼓の富松慎吾、ZENI GEVAのリーダー、ヴォーカリスト、ギタリストにして作曲家、エレクトロニクス奏者のKK NULL、サックス、ピアノとダンスの即興ユニット.es。パートだけを取り上げると、バランスがとれたジョイントに見えるが、それぞれが枠におさまらない超弩級の音的存在。植松奎二の巨大インスタレーションもあわせて、ギャラリーでのイベントの域を超えている。無謀だ。

『プライベート・ユートピア ここだけの場所
─ ブリティッシュ・カウンシル・コレクションにみる英国美術の現在』

4/12(土)~5/25(日) 伊丹市立美術館 一般800円
28組、約120点の選りすぐりの現代の英国美術展覧会。絵画、写真、立体、映像。19日(土)には岡村詩野、安田昌弘による「ブリット・ポップとはなんだったのか?」と題するトークがある。なんだったのか?ナンだったのか?いや、ナンではないが、なんだったのか?展覧会抜きのトークショーだけでも行ってるだろうと思うので、これはお得。

『KYOTOGRAPHIE』
4/19(土)~5/11(日) 京都市内14カ所 パスポート1800円
「Our Environments~私たちを取り巻く環境~」をテーマに、京都一帯を舞台に、伝統文化と現代アートの融合を図る国際写真フェスティバル。環境、と言ってもいろいろで、たとえば無名舎では、ワーナー・ビショフの戦後日本写真が展示され、京都文化博物館別館では火星地表の写真が高谷史郎のインスタレーションで展示される。京都芸術センター、アンスティチュ・フランセ、下鴨神社細殿、京都駅ビル、などなど、13会場、京都めぐりを兼ねるのもいいかも。

『聖霊会舞楽大法要』
4/22(火) 四天王寺六時堂 石舞台 無料
毎年聖徳太子の命日に行われる、大規模な舞楽法要。昼過ぎから夕方まで、無料で雅楽と舞を堪能できる。ホールで開催されたらゆうに3000円越えの内容を無料で見れるのだ。日本に観光旅行に来た外国人の設定で立ち寄るのも一興かと。この日は、絵堂一般公開もあるし、太子会の縁日も出る。1年に1日だけの特別な催しだが、ここ何年か雨にたたられて、昨年久しぶりに見ることができた。さあ、今年は晴れるかな?

『チェコ映画への誘い――チェコの映画ポスター展に関連して』
4/26(土) 京都国立近代美術館 500円
京都国立近代美術館では、プラハの映画ポスター専門ギャラリー「テリー・ポスター」所蔵のチェコスロヴァキア時代の映画ポスター展覧会が開催中。それに関連して、MoMAK Filmsとして、26日にはチェコのヌーヴェル・ヴァーグ映画「マルケータ・ラザロヴァー」が上映される。また、この日はチェコセンター前所長、チェコ蔵代表のペトル・ホリー氏による講演会「チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグの時代」も開催される。チェコと言えば、人形アニメーションで有名だが、また違った一面を満喫できるはず。

講演会『らつ子とらくご』
4/27(日) 大阪市立中央図書館5階大会議室 無料
誰かが好きなことを語るのを聞くと、その大好きが伝染して、興味が湧いてしまう。落語情報紙「よせぴっ」でおなじみイラストレーターの中西らつ子さんの講演会は、聞いた後に、きっと「ほな、あさって落語聞きに行くか」と思っている自分が予想できる。聴き手に落語作家のくまざわあかねさん、さらに林家染左さんによる紙芝居上演もある。また、5階ホワイエでは、「らくごであそぼ!」コーナーとして、中西らつ子さんの作品や、落語高座など、ワッハ上方との共催による特別展示もある。こうして書いているだけで、既に落語を見に行きたくなってきた。「よせぴっ」を入手してチェックだ!

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合計 10100円

『ボタニカル マルシェ』
4/5(土)、6(日)、12(土)、13(日) 咲くやこの花館 入館料500円
小さい頃に花博で行った思い出、小学校のとき遠足で行った思い出の咲くやこの花館。大人になってすっかり足を運ぶことがなくなりましたが、今度がらっと雰囲気を変えてワークショップやライブ、カフェコーナーを作ったり楽しいことをどんどんしていく模様。ニシワキタダシさんイラストのフライヤーが素敵。

『アパートメント・ワンワンワン
~中之島1丁目1-1で繰り広げる111日~』

開催中~7/6(日) アートエリアB1 入場無料
実を言うとあんまりどういうイベントかよくわかってないのですがクリエイティブユニットgrafと編集プロダクションIN/SECTSがおもしろい人たちを迎えるとのこと(ざっくり)。「まんが部屋」なる空間ができると小耳にはさんだのでそれが楽しみです。鈴木裕之さんイラストのフライヤーは塗り絵にも使えて楽しい。

『nakaban個展「或る光」』
4/5(土)~5/10(土) Calo Bookshop and Cafe 入場無料
Caloの10周年記念展は、ロゴや看板を手がけられたnakabanさんの展示。10年って本当にすごいなと、身にしみて思います。これもフライヤーがすごいかっこいい。グッと来る絵が並びそうです。期間中にはnakabanさん× Calo店主の石川さん、nakabanさん× 西川勝さん(臨床哲学者)のトークや書店員ナイト リターンズ等楽しそうなイベントだらけ。

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合計 咲くやこの花館入館料500円+お買い物代

『KYOTO GRAPHIE』
4/19(土)~5/11(日) 京都市内14カ所 パスポート1800円
昨年から始まった、国際写真フェスティバルの第2回。海外キュレーターだらけで、いまいち正体不明だと思っていたら、昨年の会期終了間際にいくつか会場を巡ってみると、作品も展示も会場選択もとてもよかった。関西の写真関連イベントとしても、京都市内を巡る系の企画としても最良のものかと。広川泰士が撮り続けてきた原発風景写真を下鴨神社で、火星の地表写真を高谷史郎がインスタレーションなど、気になる展示が目白押し。

谷澤紗和子展『よすがのもり』
4/7(月)~5/29(木) 森林食堂 無料
土偶やオシラサマなどに通じるような、「妄想力の依り代」を生み出す美術作家、谷澤さん展示はいつもシビれます。怖くて妙にすっとぼけた感じもあって。カレーユニット・森林食堂と仲いいのもなんかいい。森林食堂の店舗、まだ行ったことないのでそちらも楽しみ。

ZINEの神様 陣内隆展
『じ、ん、な、い、た、か、し、じんないたかし2014』

4/19(土)~5/2(金) Kara-S 無料
ZINEブームに冷水をぶっかけるような展覧会が京都へ巡回。「陣内隆。またの名を"ZINEの神様"。1950年、サンフランシスコに生まれ裕福な家庭に育った陣内は…」って、案内文からして人を食っていてナイス。フライヤーも素敵だ。

『International JAZZ DAY OSAKA』
4/30(水) 大阪城西の丸庭園 特設ステージ Bクラス8000円
ジャズファンでなくともわかるくらい、ものすごいメンツが大集結した企画が大阪観光局の仕切りで実現する。JAZZ DAYが何なのかは、関西が誇るジャス専門メディア『WAY OUT WEST』(しかもフリー!)でわかりやすく解説されているので、そちらを参照ください。とにかく、ディー・ディー・ブリッジウォーター、マーカス・ミラー、ロイ・ハーグローヴ、ジョー・ルイス・ウォーカー、穐吉敏子といった面々も気になるけど、個人的にはスティーヴ・トゥーレに注目。公式サイトのプロフィールに曰く「トロンボーンと貝の奏者であり、…メキシコツアー中に先祖が貝を楽器としてしようすることを知って以来、貝を用いた演奏スタイルをとる」。イイね!

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合計 9800円

『映画美術監督 井川徳道の世界』
4/1(火)~20(日) 京都文化博物館 500円
東映時代劇と言えばリアリティよりも極彩色で絢爛豪華な「ザ・娯楽映画」。その画面作りを支えて来たのが美術監督の井川徳道氏だ。女流文芸路線を作った『序の舞』を観て井川さんのトークを聞くのも贅沢だが、京都の時代劇にポップの風を吹かせ「東映ヌーベルバーグ時代劇」と謳われた沢島忠監督の諸作の1本『家光と彦左と一心太助』もスクリーンで観直したい。

『日本映画の新しい波 vol.1』
4/15(火) 同志社大・寒梅館クローバーホール 500円
ちょっとタイトルが気張り過ぎな気もするが(笑)、関西の映画の新しい波である事は間違いない企画。松野泉・浅川周・唐津正樹という自分のペースでそれぞれの自分の映画を模索する3監督による中・短編の上映とトーク。映画のインディーズで何が起こってるかを知りたい方は必見。

石橋義正&川口ゆい『MatchAtria』
4/18(金)~20(日) 京都芸術センター 2000円(トーク&ワークショップ付)※要予約
『オー!マイキー』や『ミロクローゼ』等、毒の強い映像作家・石橋義正がベルリンで活躍するダンサー・川口ゆいと組み、和の心と最先端テクノロジーと身体アートを合体させた、まさに石橋氏らしい企画。HP説明文の「マッサージバイブレーション」「心臓ユニット」「触譜メソッド」という単語から「胡散臭い宗教儀式かい!」とツッコミそうになるが、そんな「アカン遊び」をポップに体験させてくれるのがまた石橋流。デバイスの関係で毎回20人限定なのも秘密クラブみたいで妖しい。

Dj Koze『PAMPA NIGHT』
4/25(金) CIRCUS 前売3000円(1ドリンク付)
「kompakt」というドイツのテクノレーベルでWolfgang VoigtやGui Boratto等の美しきクセ者たちが集まる中、特に美しき変態、DJコッツェが大阪のクラブにやって来る。音の粒を体中に浴びたいけど、知らない人とワイワイするのは苦手で…そんな文系なあなたこそ、彼の音に体を預け、目を閉じるだけでインナートリップ!音と自分だけの世界が待っている!クラブ初心者こそ本物との出会いを!

『舞音楽祭』
4/29(火・祝) 舞洲スポーツアイランド 前売3500円
「舞洲アクセス悪いねん!」「アゲアゲばっかり求める客、多すぎ!」「帰りはみんな帰宅難民か!」とか文句言いながらも、なんやかやと旧名「渚音楽祭」の頃から行っております「舞音楽祭」。石野卓球、あらかじめ決められた恋人たちへ、Tofubeats、田我流など今の最前線の音で踊ったり、芝生に寝転んだりしつつ、最高の気候でビールを呑む気持ち良さ。でこのお値段なら多少の立地は許そうぞ。

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合計 9500円

nayu『奈由多のよる 』
4/3(火) 京都木屋町UrBANGUILD 前売1800円
nayuというダンサーはダンスを[をどり]と表記する。日舞・バレエ・暗黒舞踏・コンテ、そしてベリーダンス。これをひとりひと夜で踊るという。10の60乗を表す那由多をもじったタイトル。いくつの美を魅せるのか。

『ドストエフスキーと愛に生きる』
4/5(土)~ 京都シネマほか 一般1800円
質の高いドキュメンタリーが観たい今日この頃。長年ドストエフスキー作品を独訳してきた84歳の翻訳家スヴェトラーナ・ガイヤーを撮った映画らしい。一流の専門家に外れなし。

ムーズムズ/安藤明子band/マイマイズ
『Wedding具なし焼そばNight』

4/6(日) 京都木屋町UrBANGUILD 前売2500円(+1ドリンク代)
ともに独自の詩情を声に載せるムーズムズと安藤明子がひと晩で聴けるなんて!というわけで外せない。マイマイズは未聴だが良いらしい。それもおおきな楽しみ。

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合計 6100円

ファックジャパン独り舞台『愛はないと ぼくは思う』
4/13(日) 難波ROCKETS 前売2500円
エレクトロニカ黎明期からある関西のデジタル系ブッキングライブ!といっても3回くらいしか行ったことなおいけど。ダンスミュージックは曲を知らなくても踊れるからいいなぁ。今回は女子エレクトロが男として楽しみ。

Fling Fish Sausage Club No.12 『ココココ/ルルル』
4/12(土)・13(日) 和歌の浦アートキューブ 当日2500円
関西の演劇と言えば大阪か京都であって兵庫と奈良がつぎに来て、和歌山は演劇不毛かと勝手に思っていたけどあるんですね。ドライブがてら観に行ってみたい。春だし。舞台美術のステファニーさんはクロムモリブデンの美術とかしている人だし、そこしか知ってないけど、それだけで観てみたいと思う一つのきっかけ。

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合計 5000円

蓮沼執太フィルツアー2014『時が奏でる、そして僕らも奏でる』
4/12(土)  元・立誠小学校 前売り3200円
現在において、ラグジュアリーなライブ体験の一つは「大多数のマンパワーによる集合芸術」。ラップトップで十分に音を重ねられる時代に、目の前でミュージシャンが楽器を奏で、歌い、ラップするという「蓮沼執太フィル」を、しかも小学校で楽しめるのは、本当に素晴らしいことだぜ。個人的には大好きな環ROYのラップと、大谷能生さんのエモい(死語)サキソフォンに聴き惚れたい。

川上未映子×マームとジプシー『まえのひ』全国ツアー
4/22(火)・23日(水) 味園ユニバース 3000円(+ドリンク代500円)
鼻をつくようなすえた文学の匂いがする劇団「マームとジプシー」が作家・川上未映子を迎えて…何かをする!! 一体、何をするんだろうね。朗読イベントかな? あまり内容が分からないのですが、このマッチメイクと味園ユニバースという土地柄、否が応でも期待せざるを得ないよね。アルコールをちびちびやりながら、川上未映子×マームとジプシーが作り出すエモい(死語)ライブ体験を楽しみたい。

『すばる寄席 柳家花緑×風間杜夫 二人会』
4/29(火・祝) すばるホール 2800円
【富田林市という「ミドル・オブ・オオサカ」で、シティボーイな落語家・柳家花緑さんと、俳優の風間杜夫さんが落語をやる。誰が観に行くのだろうかという一抹の不安もあるが、非常に期待大なマッチメイクなので、日頃、あまり落語を聴かない人も耳を貸すべき! あと、風間杜夫さんをウィキペディアで調べたけど、日活ロマンポルノでデビューしたんだってさ。まじ、エモいね(意味不明)。

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合計 9500円

『和田岬砲台見学再開』
4/1(火)~? 三菱重工 神戸造船所構内 無料
2009年末から改修により見学中止となっていた、三菱重工・神戸造船所構内にある江戸末期に建設された砲台。予定では今年4月から見学再開のはずですが、まだ再開のニュースは見付けられず。まだなんかな?

『神戸市立王子動物園 夜桜通り抜け』
4/3(木)~5(土) 神戸市立王子動物園 無料(桜募金100円)
毎年恒例、王子動物園の夜桜通り抜け。桜も美しいですが、夜の遊園地が夢のようなんです(大型遊園地とは全く趣が違います)。ちなみに動物は見られません。

『アクト・オブ・キリング』
4/19(土)~ シネマート心斎橋、京都シネマ 
一般1800円

大量虐殺の実行者に自らの殺人を演じた映画を撮ってもらう、そんなことできるんや。珍しく前売りを買いました。前売り特典のポストカードは、一体どういうシーンなんやろ。

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合計 1900円

蓮沼執太フィルツアー2014
『時が奏でる、そして僕らも奏でる』

4/12(土)  元・立誠小学校 前売り3200円
今もっとも注目すべきフィルハーモニック・オーケストラ。ライブハウスはもちろん、アートスペース、特に昨年の国立国際美術館での公演(世界的芸術グループ・フルクサスとのコラボレーション)といった実験的な公演を数多く展開し…。なんて説明はもちろんあるけれど、フィルを率いる蓮沼執太が何より音を楽しむことを大事にしていて、聴く方もそれに突き動かされてしまう、そんな素敵なオーケストラです。

細馬宏通×チチ松村『「うたのしくみ」刊行記念トークショウ 大阪編』
4/17(木) millibar 1500円(1ドリンク付) ※要予約(50名)
まず、「うたのしくみ」著者の細馬宏通さんは、滋賀県立大学の教授であり、バンド“かえる目”でも活躍する方。タイトル通り古今東西の名曲たちがどのような成り立ち方をしているのか、つまり「しくみ」をひも解いてくれるという。この本の発売を記念して、京都・恵文社一乗寺店 COTAGE、東京・キチム、そして大阪・millibarでイベントを開催。大阪では“世界の快適音楽デュオ”ゴンチチのチチ松村さんを招いてのトークが聞けます。しかも、それぞれの好きな「うた」を流しながらという形らしく、体の力が抜けていきそうな会の予感。

中津発酵部 ワークショップ『初めての方のための天然酵母の作りかた』
4/20(日) タピエスタイル 費用3500円
注目しているけど1回も行けていない中津発酵部。日々の暮らしにちょっとした発酵にまつわる楽しみを、とはじまったサークル活動らしい。ワークショップの時間は1回目が13:00~14:30、2回目は15:30~17:00。持ち物は筆記用具、エプロン、瓶(H13cm 容量500cc)を持ち帰るための袋。醸すぞ~。

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合計 8200円