西尾孔志(映画監督)

イタリアで開催される映画祭に招待されたんで一週間ほど行ってきやす！ピッツァ！パスタ！ラテン美女！　そんなラテン(？)な人情映画『ソウル・フラワー・トレイン』(原作：ロビン西、主演：平田満、主題歌：少年ナイフ)は5/3(土)より2週間、九条シネ･ヌーヴォでアンコール上映！　また、エロトークから弔いへと至るミニマルなショートムービー『映画館、再見』はキネプレでネット公開中です。
http://www.cinepre.biz/totheatermovie

▼『恋の渦』
5/3(土)～16(金)　シネ･ヌーヴォ　一般1700円
『モテキ』の大根仁監督にポツドールの三浦大輔･脚本。役者はワークショップに参加した若い俳優達。話題のこの作品をずっと見逃してたので、自分の映画が上映されるこの機会にヌーヴォでハシゴしよっと！舞台の映画化の先輩作品をチェックや！

▼『彌勒 MIROKU』
5/3(土)～16(金)　第七藝術劇場　一般1500円
林海象監督渾身の作品『彌勒』がようやく大阪に来た！処女作『夢見るように眠りたい』の頃のような瑞々しい感性がデジタルのモノクロ映像に息づいている驚き。この人、まだ少年か？！すでに2回観ているが、何度でもその映像美と音に浸れる作品。同じ七藝で万田邦敏監督『イヌミチ』とハシゴしようかな。

▼《無:VISIONQUEST-アジアの外れ、海の向こう-》ウカマウ集団:空族
5/16(金)　LIVE BAR MOERADO　第1･2部各2000円＋1D
亡くなった相原信洋監督に「埃っぽい上映会が減って来たよね」と言われて僕も色々アンダーグラウンドな上映会をやってきたけど、これはヤバい匂いがプンプンするね！ボリビアの歴史的革命的映画グループ《ウカマウ集団》と、富山の不良映画グループ《空族》の組合せって！しかも爆音上映で酒呑めるって！久々に気が狂っとる上映会、来たで！！

▼《ジャック・タチ映画祭》『プレイタイム』他
5/31(土)より　シネ･リーブル梅田　前売1300円
好きな映画に共通する感覚として「タチっぽい」というのが僕のどこかにあって、ウェス・アンダーソンも、アキ・カウリスマキも、北野武も、香港のジョニー・トーだって、どこか「タチっぽい」と思う。シュールで、キュートで、洒落ていて、顔色変えずに頭のおかしい事をやってのける。そんなジャック・タチ監督作の中でも巨大なシュールの金字塔『プレイタイム』はスクリーンで再見したい！てか全部観たい！

▼『こんがりおんがく祭』
5/17(土)　大阪城野外音楽堂　前売4500円(Pコード：222-080)
オシリペンペンズ、DODDODO、neco眠るのメンバーが立ち上げた大阪のレーベル「こんがりおんがく」が音楽フェスをやるぞ！　ジブリの『かぐや姫の物語』の主題歌を歌ったニカさんを始め、スチャダラパーに荒川良々がDJって?!　近所だから自転車で行けるのも嬉しい。司会はもちろん大人の魅力、ナイトサパーズ(from赤犬)。

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合計　11000円

太田明日香(編集者)

フリーランス編集者。淡路島出身。オオタ編集室(http://otaskotask.tumblr.com)。高校の同級生と淡路島で農業体験イベントやワークショップを企画する「島の情報室(http://shimamedia-awaji.tumblr.com)」始めました。第１弾はナリワイ実践家の伊藤洋志さんを呼んでタマネギ収穫体験ツアーやったり、伊藤さんとニートのphaさんの新刊『フルサトをつくる』トークショーをやります(申し込みは「島の情報室」ウェブサイトから)。2人がやってる熊野での活動がめっちゃおもろすぎる！

▼特別展「山の神仏 吉野・熊野・高野」
開催中　大阪市立美術館　前売1200円(Pコード：765-975)
「紀伊山地の霊場と参詣道」世界文化遺産登録10周年を記念して、修験道、密教、神道の神像、仏像が大集合！ 3霊場まとめて来てくれるってほんまにありがたいわー。

▼書店員さんで一箱古本市
5/11(日)まで　本は人生のおやつです！！　無料
これ誰か紹介するやろうなー、でもめっちゃ行きたいねん！と紹介することに。愛称「本おや」さんのでおなじみの堂島の古本屋さんで、書店員さんセレクトの古書市。セレクターが書店員ってだけでお宝ザクザク感満載でしょう。

▼中島麦×和菓子店青洋「麦風･初夏の和菓子を作ろう！」
5/11(日)　GLAN FABRIQUEギャラリー　3000円
瞬間の風景を色で切り取ったような作品を描く中島麦さん。同会場で5/19(月)まで開催中の個展「透明な水面～コチラとムコウ～」に合わせて開かれるワークショップ。葛を使って食べられる作品をつくるそう。でも、もったいなくって食べられないかも。

▼「服を読む」ワークショップ「ファッションの時間」
5/13(火)より　奈良県立図書情報館　無料
毎日着る服は自分の一部のよう。だから服にまつわる記憶を掘り起こすことは、自分について語ることにも通じる。服に関する記憶を集め、新たな人と服との関係を紡ぎ出すアーティスト・西尾美也さんと、西尾さんが代表を務めるFORM ON WORDSの展示。5/10のワークショップは実家の法事じゃなけりゃ絶対行きたい。

▼「多みんぞくニホンのいま―特別展から10年」講師：庄司博史
5/17(土)　国立民族学博物館　無料(ただし要展示観覧料420円)
特別展「多みんぞくニホン」から10年、現在の日本は外国人にとってどのように変化したかを振り返る講演会。単一民族国家日本なんて、実は近代が作り上げた幻想だとまざまざと感じさせてくれるはず。

▼ダブディビ・デザイン「exhibition vol.3 2014 summer」
5/17(土)より　calas　無料
5/29(木)～31(土)　a blind spot　無料
自分の好きな絵を服やグッズで持ち歩けたら最高じゃない！？　福祉とビジネスをデザインでつなぐダブディビ・デザインのテキスタイルとグッズの展示会。原画展示もあるからグッズと比べて楽しむなんてこともできそう。

▼神戸モトマチ大学「産業遺産の世界」
5/27(火)　ファミリアホール　500円
5月に創元社から出る前畑温子さんの『女子的産業遺産探検』出版記念トークショー。カメラ片手にどこでも行っちゃう行動力の秘密が聞けるかも！？

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合計　5120円

池内美絵(美術家)

ヤスデと暮らしています。3代目が繁殖してくれるかが最近の気がかり。美術家なのに美術展情報がないのは、みんなお知らせをくれるのが遅いからです。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼『和田岬砲台見学』
毎週木曜　三菱重工・神戸造船所構内　無料
改修終了！三菱重工・神戸造船所構内にある江戸末期に建設された砲台。予定より少し遅れて、4/24から毎週木曜に見学再開しています。かなり特殊なJR和田岬線に乗って行くのがおすすめ。和田岬駅前で朝7～9時のみオープンしている、ウール･コーヒーさんもおすすめ。　※ウール・コーヒーさんは、ホットが美味しい時期のみのオープンだそうで、4/25からは一時お休みとのこと。10月にまたオープンするそうです。

▼『たねくら市2014』
5/11(日)　神戸サンボーホール2F　500円
国内飼育下繁殖の爬虫・両生類中心の展示販売イベント「ぶりくら市」の、種親・種親候補の展示販売バージョン「たねくら市」。大事な種親を見せてもらえるとは、すごいことです(私は出来るだけ移動したくない)。緊急座談会「どうすりゃいいの？『ミドリガメ』」も開催。生き物飼育への真摯な姿勢を感じます。

▼『伊丹まちなかバル』
5/17(土)　伊丹市中心市街地エリア内参加店舗　5枚綴りバルチケット前売3500円
バルチケット片手に、各参加店舗が用意した「バルメニュー(ドリンク1杯と料理1皿)」を飲み食べ歩くイベント。参加店舗は100店舗以上！アントンさんの鹿コンソメ･ジュレと鹿ピザトースト＋ワインははずせない。ガイドマップ･ブックを眺めるだけで楽しいです。終電の案内も載ってて親切。

▼『竹中大工道具館　リニューアル閉館』
5/17(土)まで　竹中大工道具館　一般300円
神戸市中山手にある竹中工務店の大工道具館。今年10月の新神戸駅への移転に向けて、5/18に現施設を閉館。閉館前に行っておかなくては。既存館謝恩企画として、5/17までの来館者に新館の招待券とオリジナル絵はがきのプレゼントもあり。

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合計　4000円

山口良太(音楽と演劇の年賀状展)

ひさしぶりに地元の友達と飲みに行ったら、おまえは自営業だから(経済的に)大変なのではないか、と、お金の話や苦労話はしてないのに同情されてしまった。どんなイメージだ。なのにしっかりワリカンでした。ということで、できるだけ低コストで楽しめるイベントを選んでみました。

▼特別展「みる・ふれる・あそぶ 太陽の塔」
開催中　EXPO'70パビリオン　200円
1992年の大改修で取り外された初代・太陽の塔の顔がどーんと展示されるという企画。過去にも展示されていたことはあったのに見逃してしまい、これは行かねば。太陽の塔の赤いイナズマ(？)に使われているタイルにもさわれるとか。

▼みんぱく無料観覧日
5/5(月･祝)　国立民族学博物館　無料
僕の大好きなみんぱくが入館無料。常設展だけでも1日じゃ足りないボリュームの展示を改めてゆっくり見たい。万博の新緑もきれいだろうなあ。

▼空堀ワークショップフェス
5/9(金)～11(日)　空堀界隈(谷町六丁目～松屋町)　500円
谷町六丁目から松屋町の「空堀」と呼ばれるエリアのいろんなお店でワークショップを楽しめるお祭り。僕も空堀に住んでいるのだけど、空堀を知りつくしているわけではないので、この機会にハシゴしてみたい。個人的には「大工の棟梁と作るカッティングボード教室」が気になる。

▼演劇『クルージング・アドベンチャー３』が
できるまで-劇団 子供鉅人の公開稽古-
5/11(日)・18(日)　 アートエリアB1　無料
子供鉅人が船上で中之島をクルーズする演劇『クルージング・アドベンチャー３』の公開稽古。子供鉅人がどうやって舞台をつくっていくのかという過程も気になるし、そもそも船の上が舞台だし、どんなことになってるのか見てみたい。会場のアートエリアB1は地下なので、いうならば水中稽古か。

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合計　700円

有佐和也(雑誌IN/SECTS編集部)

1987年石川県小松市生まれ。コーポ北加賀屋在住。大学卒業後、2010年からIN/SECTSに所属。大阪・兵庫・京都を中心に、どうにかこうにか編集・執筆を手掛ける。アートエリアB1で〈graf〉と〈IN/SECTS〉協同企画展「アパートメント・ワンワンワン」開催中！第2期は写真家の赤鹿麻耶やPatrick Tsai、庭師の辰巳兄弟などが参加。

▼『村の芸術祭』
5/4(日)･5(月･祝)　南山城村文化会館やまなみホールおよびその周辺　当日2000円
南山城村はちょうど茶摘みのシーズン。いちど南山城村にレンタカーを走らせていったことがあるのですが、夜中に霧が濃くて帰れず半泣きになった覚えがあります。それぐらい山奥なんですが、その立地的ハードルを越えることがすでにイベントというか、楽しめる要素でもあるのかなと思います。イベント詳細はよく分からないんですが、とにかく盛大に執り行うようです。参加はcontact Gonzo、MuDA、Sarawut Chutiwongpeti、きいろいいえ。

▼『こんがりおんがく祭』
5/17(土)　大阪城野外音楽堂　前売4500円(Pコード：222-080)
DODDODO+石井モタコ(オシリペンペンズ)+森雄大(neco眠る)によるレーベル「こんがりおんがく」。フォークからロック、漫画冊子までリリースしていて、いろいろと意欲的。そんな自由な彼らが開くフェスは、自分たちをイベントに呼んでくれた人たちを出演者に迎えているとか。その輪はスチャダラパー、ハンバート ハンバート、二階堂和美、YOUR SONG IS GOOD、そしてDJ 荒川良々といった人にまで。加えてフードとショップも彼らの馴染みのお店。たのしみー。

▼白波多カミン『「くだもの」発売記念
ワンマンライブ！』
5/19(月)　難波ベアーズ　前売2000円
京都出身のシンガーソングライター、白波多カミンが4月16日にアルバムをリリース！おめでとう！あやうい少女性を感じたと思えば、一歩引いた達観した視線を感じたりと一筋縄ではいかない作品。友人曰く「生半可な気持ちで再生ボタンは押していません！」。当日はレコーディングメンバー(FUJIWARA<ex.サバート・ブレイズ>、岡野太<from 非常階段>、HAJIMETAL<from 誰でもエスパー、exミドリ>)によるバンド編成での演奏とのこと。

▼『京都レコード祭り 第二回』
5/31(土)　ZEST御池・河原町広場　入場無料
たまたま飲み会で隣になった100000tアローントコの加地さんに教えてもらいました。京都のレコード店、古本店が大集合。その数、確認できるだけで34店舗。個人的にはゲスト出店の"にせガケ書房”が気になります。

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合計　8500円

河合カズキラングレー(スカマー)

関西スカムを牽引できない存在としてバンド・DJ・コスプレなどで広く活動中。最下層音楽がキーワード。ウルトラファッカーズ、ハードコアデュード、アメリカンバッドボーイ、DJ KKL。http://centralscum.lostfrog.net/
5/10(土)ウルトラファッカーズ＠名古屋今池ハックフィン

▼DAMAGE/溺れたエビの検死報告書『ツーマン！！！』
5/3(土)　中津Vi-code　前売2000円
DAMAGEは90年代ダンスミュージックテイストを取り入れた大阪の電子パンクバンド。グラマラスなビジュアルパフォーマンスも楽しく、曲もシンセベースが太くノリノリでござる。ちなみにウルトラファッカーズのギター担当MxRxMxNが参加しております。

▼石鹸屋『LIVE DOJO 2014　
夜がTOO MUCH』
5/4(日)　心斎橋JANUS　前売3500円(Pコード：222-856)
同人音楽界でその名を馳せるバンド。東方Projectという同人ゲームの音楽を自己流にアレンジする“東方アレンジ”をベースに超絶に盛り上がるライブに期待。同人音楽はインディーズとはまた違うアマチュアリズムと情熱とアイデアと冗談が詰まった文化として成熟しており非常に楽しいです。気になった時にニコニコ動画でかんたんにライブ動画やPVをチェックできるのも現代的で良い。

▼『機動戦士ガンダムUC　episode7』
5/17(土)より　大阪ステーションシティシネマほか　一般1800円
福井晴敏原作による“ユニコーン”シリーズも遂に最終話。アニメのOVAを先行劇場公開するという興行形態で成功した例としても特筆すべき作品。初代/Z/ZZ/逆襲のシャアまでの知識(たとえばザビ家・強化人間・ネオジオン・シャアの末路等)は必要ですが、それぞれの要素が巧みに組み合わせられており、ガンダム関連作の中でも見応えのあるシリーズだよ！

▼MASONNA/JOJO広重/SOLMANIA/山本精一/蒸発都市
『NOISE　MAYDAY　2014』
5/31(土)　難波ベアーズ　前売2000円
毎年恒例のノイズイベント。今年はROVO 羅針盤などの活動で知られる山本精一氏が出演予定。山本氏のノイズパフォーマンスは毎回自由なアイデアに満ちていて、今回も予想を裏切る演奏になるのではないかという期待。大阪のノイズはクオリティが高く、地元で観ないのは損です！

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合計　9300円

若旦那家康(舞台の隙間産業)

今年は出演が続きます。4月末は、かのうとおっさん「in his thirties」
https://t.co/TUK9oRcyILに出演しまして。次は5月30日(金)～6月1日(日)に伊丹アイホールでの若手支援企画break a legでコトリ会議(http://t.co/ZhVbIfCiGH)です。2本立ての1本に出演です。

▼京都国際映画祭プレイベント
「石橋義正×明和電機×ヤノベケンジトークショー」
5/7(水)　 ギア専用劇場ART COMPLEX 1928　1500円
キュピキュピと明和電機には多感な青春時代にガツンとされたんで気になる感じです。ポイントは現代美術愛好家という芸風になったおかけんたがMCということ。よしもと、どこへでも行く。

▼ししやまざき個展「ビデオガールやまざき」
5/11(日)まで　 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA Gallery C　入場無料
たぶんこの間の鳥公園のチラシのデザイナーさんがチラシを作っているかなんかで知った個展(いまいち記憶が確かではないけど)。「インパクトあるなぁ」と思っていたけど、やっぱり面白そうじゃない？ WEBでも作品は色々観れるんでそれだけでも期待できる、せっかく無料ならやっぱりその空間に行ってみたいね。VHSな感じが良いですね。なんか結局セクシーではないのが逆に気になる。

▼オパンポン創造社十周年記念＆第2回 Short Act Battle優勝ご褒美公演
『オパンポン☆ナイトvol3～曖昧模糊～』
5/16(金)～18(日)　Live Space B.SQUARE　前売2000円
オパンポン創造社の野村君はもっと日の目を浴びていい俳優だと思います。濃い頭の悪いキャラクターでも、スマートで男前な役でも、公演で求められる役を周辺の空気から変えれる稀有な俳優だと思います。何考えているかわからない彼の頭ン中がのぞけるオパンポンの公演は見逃せない。オパンポンスーツ(今や販売されていない股間部分が鳩に模してあるパーティー用仮装パンツ)をつけて踊るオパンポンダンス(オパンポンスーツ以外は一糸まとわぬ姿で暴れるパフォーマンス)だけではない爆笑だったり、センチメンタルだったりする作品が観れるはずと期待！

▼『こんがり音楽祭』
5/17(土)　大阪城野外音楽堂　前売4500円(Pコード：222-080)
僕らは知っているけど、絶対メジャーじゃない人たちの音楽祭に、ちょっと間違ったメジャーしか知らないのにマイナー思考な人たちがスチャダラとかユアソンに釣られてきてオシリペンペンズを見てしまうことを期待してやまない、ねじれた僕が期待のフェス。淡路島のゆるきゃら「あわじい」とかなにをするんだ。あ、「荒川良々がDJって！」って思っている人へ、もともと大人計画で俳優する前はDJですから、この人！(荒川良々はメジャーか、マイナーか)

▼劇団どくんご公演第二十八番「OUF!」
5/29(木)･30(金)　長田神社　当日3300円

日本全国を毎年まわっているテント劇団。去年初めて観ました。いやぁ何を考えて生きていたらこんな生き方ができるんでしょうか。目の前で繰り広げられる出し物(？)以上に出演者が何を見ているのかが気になってしょうがなかったです。誰でもこういう旅に出る可能性もあったんだよね、けどほとんどの人がどこかに立ち止るんで、どくんごの生き方には憧憬があるよね。去年はそんなことを考えていたから今年はもっと何をしているのか観ようと思います。

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合計　9800円

竹内厚(編集者)

Re:Sに所属。あべのハルカス展望台に登りました。なめちゃいかんよ、近年まれにみる気持ちイイぃー空間でした。

▼劇団唐組『桃太郎の母』
5/2(金)～5/4(日)　南天満公園　前売3500円(Pコード：435-342)
やなぎみわ×唐ゼミ公演に行くと、本家の唐組が見たくなった。唐十郎健在のうちに堪能したい。南天満公園という場所もちょうどいい塩梅。

▼『縄文！ 岩手10000年のたび』
5/3(土)より　大阪府立弥生文化博物館　一般600円
しばらくノーマークだった弥生文化博物館が気合いのはいった企画展を。告知チラシはいまいちこなれないが、遮光器土偶に大型石棒、人面装飾付土器など、約350点の展示はかなりよさげ。

▼『まだまだやるよ！劇場版テレクラキャノンボール2013』
5/17(土)　ロフトプラスワンWEST　前売2000円
話題の『テレクラキャノンボール2013』大阪初上映は、カンパニー松尾とバクシーシ山下のトーク付きでありがたいかぎり。第2夜のゲストは宮台真司。そのままバクシーシ山下のオールナイト企画になだれこむ元気があるかどうか。みんなでAV観るって楽しいのか。

▼『水内義人のライトアーカイブス』
5/12(月)～25(日)　FUKUGAN GALLERY　無料
「軽い水内の過去を軽くアーカイブする重い未来予想図」などと書かれた告知文からして、相変わらず!!???だが、そこから展覧会がはじまってる気もして、やはりささっと駆けつけたい。

▼nuttsponchon／Yuji Maruyama
5/13(火)～18(日)　momurag　無料
mogragと村屋が合体して、ナミイタアレに秘密基地をつくった！ って、左京区のごちゃり具合も極まった感じ。展覧会スケジュールはきっちり発表されていて、５月の中でいちばん気になったのは北九州在住、ナッツポンチョン。とても期待の高まる容姿だ。

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合計　6100円

保山ひャン(芸術家)

5月はビートニク映画祭やウカマウ集団の映画、イタリア映画祭など、注目の映画上映が目白押し！白波多カミンちゃんのリリースイベントもあちこちで！なにより、ゴールデンウィークで、アイドル、キッズたちのイベントは数知れず。そんな中、5月9日(金)アイドルイベント10minutes＠難波ベアーズ、5月10日(土)今関あきよし監督8mm＆16mm映画上映会「少女映画大全」＠なんば紅鶴。企画してます。僕なら、絶対にこれ、見逃さないな。ぜひ、御来場ください。

▼『阪神淡路大震災と東日本大震災からの復興を支援する
チャリティー・コンサート』
5/3(土)　芦屋山村サロン　支援募金制
ジェーン・バーキン！シエーン・ボーキン！支援募金！バンザーイ、バンザーイ！
芦屋の山村サロンは、ステージが能舞台になっていて、グランドピアノが用意されている不思議な空間。現代音楽のコンサートなども行われている。この催しは昨年も開催されたが、今年もなかなかのラインナップ。しかし、震災後、あちこちで募金活動をしていた人々、彼らはどこに行ってしまったんだろう。AUBE(福本整 撮影 ヴィデオの映写)、高山謙一 + 小池克典、石上和也、穂高亜希子、.es(ドットエス：橋本孝之、sara)

▼『Che-SHIZU シェシズtour』
5/4(日)　epok　前売2000円＋1D＝2500円
lo-fi dream psych folk rock bandシェシズのオリジナルメンバー向井千惠(胡弓er-hupianovocal)、工藤冬里(guitarvocal)、西村卓也(bassvocal)、高橋朝(drumsvocal)でのライブ。昨年30年ぶりの大阪ライブがあったばかりだが、早くも半年後に再びオリジナルメンバーでのライブがあるとは！前回は「30年ぶり！」今回は「半年ぶり！」時間の長さが全然違うのに、やっぱり長らく待たされた気分になる。見逃せない。

▼『実験工房 in 新開地』
5/11(日)　KAVCホール　無料0円(要予約)
戦後まもない1950年代に若い芸術家たちで結成されたグループ「実験工房」。彼らの活動が今、内外で注目を集めている。「もはや戦後ではない」という言葉がかつて言われたが、「今こそ戦後である」というのが、現代の我々の実感ではなかろうか。実験工房の自由な精神を召喚するのに、新開地という場所がふさわしい名前であると思えるのは私だけだろうか。←「おまえだけじゃ！」
第一部は電子音楽コンサート：関西初の電子音楽演奏会(1957)再現(出演：檜垣智也)、
第二部はピアノコンサート：実験工房の作曲家たち(出演：河合拓始)、アフタートークも。

▼『スクールフェティッシュ』
5/13(火)～25(日)　ギャラリーパライソ　無料
「学生制服週間」5/13～18(学ラン、セーラー服、ブレザーなど学生制服テーマの展示週間)「学校性癖週間」5/20～25(スクール水着、ブルマ、ランドセル、リコーダーなど学校フェチ要素テーマの展示週間)、以上2つの期間にわけて展示されるグループ展。学校的に言えば、1学期と2学期にわけて展示される。3学期はあなた次第。卒業できるかどうかも、あなた次第。

▼幻想浪漫展「春宵ファンタスマゴリア」
5/16(金)～25(日)　アートスペース亜蛮人　無料
今回ご紹介する大阪での3つのグループ展は、13日からのスクールフェティッシュ、16日からの春宵ファンタスマゴリア、21日からの魔女展。若干作家さんがかぶっているが、現在の関西の若手芸術家のショーケースとしても最適だろう。彼らの見る現実世界がどんなものなのかを知って、大いにショックをうけてほしい。そう。現実逃避のような牧歌的なことが出来ない人だけが、芸術家になれるのである。

▼『魔女展』
5/21(水)より　nearly equal gallery　無料
ぴこうさ、ぐんちょ、今井まい、敦仁、椿蒼音、いりざわちひろ、ホリイロハ、中村キク、lilyco、ササベ翔太、真元、戌ヰヒロシ、Mai Aimheart、松太、にごたらこ、ミッサン、彩夏、西村美希、えに子、とうもりゆみ、ホシノユキコ、高山基成、中野夕衣。以上が、出品作家の名前である。決して呪文ではない。

▼『Breath Passage 2014』
5/23(金)　京都・同志社大学寒梅館ハーディーホール　前売3500円
出演者：田中泯、姜泰煥、山本精一、中村達也。全国10都市で行われるダンスと音楽のツアーだが、各公演で出演者が変わる。田中泯は『永遠の0』に出演するなど、映画での活躍も著しい。とくに「永遠の0」を見た人は、田中泯の踊りを見て、「なるほど、永遠の0のあのシーンはこういうわけだったのか」と誤解する楽しみもあるだろう。

▼巖谷國士講演会＆サイン会『庭園とは何か シュルレアリスムの視点』
5/24(土)　ギャルリー宮脇　1000円
企画展＜ブルーノ・レティ“THE WHITE GARDEN”庭をめぐる白のヴァリアント＞に際し「庭園」をテーマにした特別講演が行われる。巖谷國士氏は「幻想植物園 花と木の話」を上梓されたばかりで、それ以前にも庭園に関する書物を出されている。巖谷國士氏は講演のときも原稿を用意せず、オートマティスムのように語って、それがそのままきちんとした構成の内容に仕上がっている、という奇跡の語り手である。シュルレアリスムの大御所の自由闊達な語りに酔いしれたい。

▼『Modular Festival vol.4-Concept Live!!-』
5/24(土)　阿波座nu things　2000円
日本の三大祭りといえば、祇園祭、天神祭と、このモジュラーフェスティバルである。17:30からは「モジュラーシンセ・ミニワークショップ」18:40からはモジュラーシンセによる「コンセプト・ライブ!!」コンセプト・ライブの出演は、MINE・[yakan]・Durusin・Makio Gamasawa・Unyo303の面々。

▼MASONNA/JOJO広重/SOLMANIA/山本精一/蒸発都市
『NOISE　MAYDAY　2014』
5/31(土)　難波ベアーズ　前売2000円
地上波のテレビ番組でもノイズが放送される時代がやってきた。かつてビートルズは「あんなの音楽じゃない」と言われていたのに、今やスタンダード中のスタンダードだ。ノイズもあと半年もすれば、国民の共通の思い出として、ふと口ずさんでみたりするものになるのだろう。「私は昔からノイズが大好きでした」と言い張るためにも、このライブ参戦は欠かせない。

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合計　11000円

ばくー(きらきら愛好家)

アトモスは、調整で結局まだ体感できず。アメイジング・スパイダーマンかな。

▼『デリーに行こう』
上映中　シネ・ヌーヴォ　一般1700円
インド映画はきらきらしてるよねー。元ミス・ユニバース何人おんねん！しかもロードムービーだっていうから、インドの絶景ロケーションも楽しめそう♪　絶対シネマスコープやんね？

▼『47RONIN』『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
5/10(土)～16(金)　シネマ神戸　1500円
47志士どころか、2本あわせて94浪士がしかもこの時期に見れるよ！　2本だてなので、入れ替えっていうのがないよ。なんか外国の人っぽい人も混じってるよ。お皿を数える人も混じってるよ。

▼「中将姫ご縁日“練供養会式”」
5/14(火)　當麻寺　拝観料500円
午後4時からはじまる練供養では、仏様の行列が二上山に傾くお日様にてらされて、お顔が輝くよ！　巨匠・川本喜八郎監督の「死者の書」の舞台だよ。

▼《イメージ・フォーラム・フェスティバル》
『ファーブル博士があなたを癒します』
5/23(金)　京都シネマ　当日1回券1200円
イメージ・フォーラム・フェスでも見るの迷うけど、これ、振付家のヤン・ファーブルってなんか昆虫とか出て来るよ。あのファーブル博士と関係あるみたい！　ほんとに癒されるんかな？

▼シネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』
5/31(土)より　なんばパークスシネマほか　2000円
舞台を映画館で見れるシリーズで、現代的な歌舞伎登場。いわば、和風を加味したミュージカル！？　きっとめちゃめちゃで面白いよ。ゲキ×シネでは5/3(土)から塚口サンサン劇場での『ZIPANG PUNK 五右衛門ロック３』も見たいなあ。

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合計　6900円