有佐和也(雑誌IN/SECTS編集部)

大阪･谷町六丁目発のローカルカルチャーマガジンIN/SECTS編集部員｡9/22(火･祝)まで神戸KIITOさんで展示『OUR DIARIES KOBE -100人が日記で綴る､神戸の日常生活と冒険- 』を開催しています｡ 9/5(土)には堀部篤史さん､辺口芳典さんを招いてのトークイベント｢日記の魅力 ～日記文学と日記のことば～｣も｡ぜひお誘い合わせの上､お越し下さい｡ http://www.insec2.com/

▼ニシワキタダシ『えBOOK』発売記念:ニシワキさんとの本づくり
9/5(土)　COTTAGE(恵文社一乗寺店)　1000円
『かんさい絵ことば辞典』から『こんなときのどうする絵辞典』､新刊『えBOOK』まで､編集者とともに本作りを振り返る､とあって興味津々｡わりとミーハー｡

▼横山裕一展
9/5(土)～27(日)　hitoto　無料
｢ネオ漫画｣と呼ばれるミニマムな描写と大胆に配置された迫力あるオノマトペ｡合計100点以上展示の迫力を味わいに｡

▼『STANDARD BOOKSTORE ABENO＋』vol.1
9/12(土)　スタンダードブックストア あべの(HOOP 6F)　無料
箕面ビールとフルーツサンドが美味しそうなので｡ニシワキタダシ×えちがわのりゆきのコラボ絵描きも？これってオーダーできるのかな｡

▼音楽で旅する世界 Vol.2　スイス･ドイツ･オランダ編
9/18(金)　SAA　予約1000円+1ドリンク
ドイツビールを飲みながら異国情緒に浸りたいなら｡ワールド･ミュージックやジャズを中心にCDライナーを多数執筆する吉本秀純氏による､映像や音楽を楽しみながらワールドミュージックについて学ぶシリーズレクチャー｡

▼ゾンビラン2015 in大阪
9/19(土)　舞洲スポーツアイランド　ランナー(人間)7200円
1万人参加のいわば鬼ごっこ企画？よくわからないけれどみんなで参加すれば楽しそう｡大阪マラソンは外れたけど仮装したいなんて人はぜひ｡ちなみにゾンビ役は7200円､スペシャルゾンビ？は9600円｡
※ゾンビ役の方はご自身の開始時刻の3時間前までに受付を済ませ､メイクを開始できるようにお願い致します｡

▼第三回文学フリマ大阪
9/20(日)　堺市産業振興センター イベントホール　無料
参加者が自らの手による著作を自らの手で販売する即売会｡コミケと違うのは文字オンリー､文学での勝負｡ネットでなんでも発表できる時代にわざわざ自分たちで印刷して､手で売る､でもそのわざわざに熱いものを感じる｡ラノベや純文学に交ってすごいのが見つかりそう｡

合計　9200円

西尾孔志 (映画監督)

映画『函館珈琲』やっとクランクアップ！先月はほとんど遊びに行けなかったから今月は遊ぶぞ！！http://www.damdamtuushin.com/nishio/ で撮影日記書いてます｡

▼GRATEFUL BEER LIVE FESTIVAL 2015
9/5(土)･6(日)　名村造船所跡地
2日通し前売5000円(Pコード:272-032)
鶴橋の呑み会で主催の方と知り合って､このイベントを知ったのだが､これは単なるベルギービールフェスを超えた大型フェス｡石野卓球､いとうせいこう､NYANTORA(元スーパーカーのナカコー)とかミュージシャンのメンツも熱いが､『AKIRA』作画や『MEMORIES』監督の森本晃司氏(個人的にはケンイシイの『EXTRA』のMVの人！)がライブペイントするとか観たすぎる！しかも美味しいビールも呑めるなんて天国じゃないか！

▼『夏をゆく人々』
9/5(土)～　テアトル梅田　水曜サービスデー1100円
一時期ぜんぜん観なかったのに､最近またカンヌ受賞作を追って観るようにしてる｡これは今年のカンヌ国際映画祭グランプリ(第2位)｡イタリアの田舎にテレビ番組のクルーがやってきて､田舎に住む少女がはしゃいで手伝うが､｢テレビなんて！｣と父親に怒られたり…という物語らしい｡黒田硫黄の『茄子』にも似た話があって､それ凄く好きなんだよね｡あと『おもひでぽろぽろ』とか｡それと予告編を見るかぎり､光がいい｡映画には光の魔力があるんだよね｡

▼『フリーダ･カーロの遺品 －石内都､織るように』
9/12(土)～　シネ･リーブル梅田　水曜サービスデー1100円
新鋭･小谷忠典監督(実は学校の後輩)がドキュメンタリー映画『100万回生きたねこ』に続いて発表した｢画家フリーダ･カーロ｣とその遺品を撮影する｢写真家･石内都｣という二人の女性を追ったドキュメンタリー映画｡｢日本でアート･ドキュメンタリーといえば小谷監督｣ともはや言っても良いくらい､彼のエッジの効いた作風は是非ご覧いただきたい｡普通のドキュメンタリーと思って観るとふいに刺されるよ｡

▼VOGA『Lobby』
9/26(土)～10/12(月)　京都･マスギビル 地階特設舞台　前売4000円
元･維新派の草壁カゲロヲと近藤和見が率いる｢舞台芸術集団｣｡最新テクノロジーもアート･パフォーマンスも古典的な演劇も全て詰め込んで高い水準まで昇華させる様は見事｡ほんと騙されたと思って観に行って欲しい｡

合計　11200円

竹内厚 (編集者)

ウェブマガジンOURS.､ついにリアルな場へー｡9/15(火)～10/14(水)無印良品グランフロント店／サイトにはない企画として､いろんな方のパーソナルなすぎる私物もたくさん集まりつつあります｡9/20(日)と10/3(土)にイベントも予定｡

▼ベベチオLIVE
9/2(水)　梅田クラブクアトロ　前売3500円(Pコード:267-270)
約半年の休業からみごとに復帰する､ベベチオ･早瀬直久｡早速のライブ開催に向けて､ブログでこんな1文が｡｢まだね､時折じんわりと腹が痛むこともありますが､おれ､性懲りもなく目標をおっ立ててしまいました｡頓挫してしまったら､､美しいタイプの土下座しかないと思ってます｡いやぁ､ほんとにね､話したいことが山のようにあるんですが､今はその山を見つめてるだけで､ただひたすらに毎日を送ってます｡なんかね､めっちゃキレイな山やねん｣｡名文家です｡

▼横山裕一展
9/5(土)～27(日)　hitoto　無料
関西でも展覧会の機会が増えているネオ漫画の横山裕一｡今回は､それほど広くないhitotoのスペースに､原画60点をはじめ､合計100点以上の作品を展示予定｡ゴゴゴゴと迫りくる横山部屋な空間となるんじゃないか｡

▼木ノ下歌舞伎『心中天の網島』
9/16(水)～20(日)　アトリエ劇研　一般2800円
アトリエ劇研､他府県からだとやや行きにくいのが悔しいほど､気になる演目が続いている｡勢いにのる木ノ下歌舞伎に､FUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介を迎えての音楽劇､しかも心中＆天満もの｡チラシビジュアルが家のすぐ近所だった｡

▼BAZOOKA!!! 第8回 高校生RAP選手権
9/19(土)　堂島リバーフォーラム　前売3000円(Pコード:271-977)
地下クイズ王決定戦で初めて知ったけど､スカパー番組『BAZOOKA!!!』は編集力バツグン｡その名物企画がはじめて大阪へ｡審査員もゼータクだ｡

合計　9300円

若旦那家康 (舞台の隙間産業)

9月はオススメがいっぱいあるなぁ！って思いながら､半分くらいは東京に行っております｡最終週は大阪短編学生演劇祭を開催しています｡これを読んでいる方の何人かは僕の代わりに観て来て欲しい｡そんなイベントの多い秋｡というか1万円なんてあっという間やなー｡表現･さわやか､維新派の二つでもう1万円やからなぁ｡

▼intro『蒸発』
9/4(金)～6(日)　in→dependent theatre 1st　前売一般2500円
作家･演出家のイトウさんは知り合いなんですけど､一度も観れてないんですよ｡けど､ずっとチラシのセンスから､舞台写真で観る舞台美術であるとか､目を見張るんです｡何度も大阪に来れる(関西でも愛される)理由を探りに行きましょう｡

▼Q『玉子物語』
9/25(金)～27(日)　KAIKA　一般2500円
こちらは関西では初めての東京の劇団｡こちらも上記のintroと同様に女性作家なんですが､もっと感性的な気がします､どろっとしてます(Qは僕は短編を観た事があります)｡どろっていうかヌメッというか｡タイトルで｢玉子｣言うてますから性の感じがしますね｡ハマる人にはハマる､分けわかんない可能性もある｡それでもぜひ｡ぜひ､男女で観に行って､終わったら感想を言い合いたい｡７月に東京で公演が合ったようなんで感想を検索してみて興味を持ってます｡

▼柿喰う客『天邪鬼』
9/25(金)～28(月)　AI･HALL
一般4300円→(3人以上で)なかよし割2800円(Pコード:445-300)
大阪でももう何度も来ている柿喰う客なんですが､まだ未見の方はぜひ｡悪意や戦慄をクールに見せてくる印象が僕にはあります｡それがクセになりますよ｡初めての方には｢怖そうなの観るのに値段がちょっと｣､僕もそう思うから誰か2人誘って｢なかよし割｣なら一人1500円安くなるなという方法をとります｡気に入らなくても気に入っても人と喋れるからいいね｡人と観に行くと気まずくなるかもと不安の方はhttp://kaki-kuu-kyaku.com/spread.html#kikakuで動画を全編無料公開しているのでどうぞ(この戦略､本気やね)｡あー､学生なら2800円なのに！(学生3人なら1800円なのに！)

▼表現･さわやか『TanPenChu-♥』
9/18(金)～21(月･祝)　HEP HALL　一般5500円(Pコード:444-654)
あー｡やっぱり1万円超えようとも､あえて時間軸の順番も変えてでも表現･さわやかをすすめなくて､どうするんだ？！ってことで書きます｡いい年して､恋愛モノだそうです｡壁ドンとか､肩ズンとか､そんな甘酸っぱいものを40オーバーの個性派男優と､強力な女優陣と､美しすぎる女装で｡｢おはようスパンク｣とか｢かぼちゃワイン｣のくすぐったい感じをライブでこっぱずかしく体験｡もだえるやろうなぁ｡あー､22歳以下なら3000円なのに！

合計　13300円(学生なら9800円)

フルタニタカハル
(digmeoutART&DINERマスター )　

アメリカ村digmeoutART&DIENRのマスターです｡アート､音楽､カルチャー全般､食などなど､なんでも来いの食いしん坊｡9月1日でdigmeoutART&DINERは9周年！！皆様のおかげです！！　9/4(金)～13(日)に､ジャケットデザイナー､映像ディレクター､映画監督として活躍する信藤三雄の“写真家”としての側面をフューチャーした展覧会｢graphical photography by mitsuo shindo｣を開催。9/4(金)は入場無料(投げ銭制)でのオープニングレセプション＆信藤三雄×谷口純弘(DMOARTS/FM802)によるトークイベントも｡
日々はこちらで→ https://twitter.com/furutank

▼HARIO!? EXHIBITION [求愛]COURT SHIP
9/1(火)～12(土)　Gallery De ROOM 702　入場無料
hair make-up artist のHARIO!?さんの個展｡黒いコームを型抜きしたフライヤーが超カッコいいです｡会場のGallery De ROOM 702も素敵な場所なのでこれを機会に是非訪れてみて下さい｡

▼映画｢EDEN／エデン｣
9/5(土)～　大阪ステーションシティシネマ　1800円
“音楽さえあれば､僕らの楽園は永遠に続くと思っていた―”というキャッチコピーがグッときました｡90年代パリのクラブシーンを舞台に繰り広げられる青春群像劇なのかな？？90年代アメリカ村のクラブシーンで育った僕には親近感感じるかも？な興味津々の映画です｡

▼ZETTAI-MU 20th Anniversary
9/19(土)　難波ROCKETS + Night Wax　前売り3900円(Pコード:271-698)
DJ KURANAKA a.k.a 1945主宰の関西(日本？)を代表するイベント｢ZETTAI-MU｣の20周年を祝うパーティーにKODAMA KAZUFUMIさんやShing02などなど豪華なメンツが出演する奇跡な夜です｡これは行かねば！

▼ケント･マエダヴィッチ個展｢海と女｣
9/24(木)～29(火)　ARTHOUSE 南堀江　入場無料
アクリル絵具で描くケント･マエダヴィッチさんの作品は透明感があり､日本画的なアプローチもあり素敵な作品です｡開催時期が9月末なので残夏をとリンクした艶のある清涼感をテーマにするそうです｡楽しみ｡

▼見っけ！このはな2015
9/26(土)･27(日)　大阪市此花区の梅香･四貫島界隈　参加無料　※イベントにより有料
エリアイベントで毎回気になっている｢見っけ！このはな｣｡今年は遊びに行きたいと思っています｡現在約20軒が参加するとか｡気になってます｡

合計　5700円

ぎゃしゃ (チャラリーマン)

なぜだか唐突に､プロレス(新日本プロレス)にハマり込みました｡｢趣味は､アイドルとプロレス｣というアラフォーになるなんて､思ってもみなかった未来｡

▼Piccadilly DISCO THEATRE - FUNK NIGHT feat. ZIP -
9/2(水)　クラブピカデリー梅田　1500円(男性 21時までに入場)
ダフトパンクもファレルもAKB48もバック･トゥ･ディスコしておりますが､マーク･ロンソン×ブルーノ･マーズが示したように､次は｢ファンク(ミネアポリス寄り)｣が時代の音となることは間違い無い､と自身嗜好偏りまくりの色眼鏡で予測という名の期待をしております｡茶屋町の老舗ファンク･バー｢ZIP｣さんプレゼンツなので､ファンク入門者の方も安心して踊れるはず｡

▼いしいしんじpresents 『港､モンテビデオ』刊行トーク×ゲーム大会
9/5(土)　スタンダードブックストア心斎橋　1200円
新刊本の話よりも､ゲーム大会がメインですってよ｡せっかくなので悪ノリしまくって欲しいところ｡

▼立川吉笑 ゼンコクツアー2015｢くず屋よ､難しく考えるな｡｣<大阪公演>
9/17(木)　福島パインブルックリン　2000円
立川流若手の中でも群を抜いた煌きを放つ吉笑さんの単独公演が､ついに関西でも｡落語だけでなくWEB大喜利なども盛り込んで､ひとひねりどころか､何ひねりもした遊びの時間を堪能できるはず｡翌日19日は､京都･恵文社一条寺店でも開催｡

▼『怪文書ナイト』
～FAX･Eメール･宗教チラシ･街頭ビラ 怪文書が大集合！～
9/18(金)　ロフトプラスワンウエスト　1600円
ゆんゆんニヨニヨしたギリギリアウトを俯瞰から観測する､まぁなんて趣味の悪い会でしょうか(褒めてます)｡残暑名残りの時期ですが､怪談話よりも怖い現実の一片で､ヒヤリと背筋を冷やしたい｡

▼ピアノゾンビ｢ホワイトクラブ｣発売記念トークイベント
｢GTH(グレードティーチャーホネヌキ)による熱血課外授業｣
9/21(月･祝)　タワーレコードNU茶屋町店　2500円 (アルバム購入代金として)
9月のイベントの中で､最重要プッシュ案件｡茶番すら超えて､その真っ直ぐなエンタメするふまじめさに感動を覚えるピアノゾンビ｡そのセンターかつボーカルであられるホネヌキマン(ホネさま､と呼ぼう)が開催するトークイベントが､公衆の面前､タワレコで開催｡これは､事件！イベント参加時にアルバムを買って､翌日の梅田クラブクアトロでのライブにも是非｡

▼『シャーリー＆ヒンダ　ウォール街を出禁になった2人』
9/26(土)～　テアトル梅田　1800円
｢アベノミクス､うっひょー！｣なんて言ってるの､日本だけですからね｡海外からの評価と合わせてみると､リアルな財布事情と納得いくこと多数で｡とか言いながら､知ったかぶりしないでこの映画のおばあちゃん二人のように､素朴な｢Why？なぜに？｣を自分の肌で理解したいですよね｡この『１万円の遊び方』もここで読んでるだけでなく､実際に出かけて肌で実感することがたいせつ！

合計　10600円

保山ひャン (芸術家)

9/20(日)はなんば紅鶴で｢今関あきよし監督8ミリ映画上映会｣､9/27(日)は京都円山音楽堂でアマリリス【改】と､秋らしいというより､いつまでも夏なのかと思わせる活動をします｡外を出歩くのに疲れたときは､9/21(月･祝)NHK-FMで｢今日は一日プログレ三昧｣というお楽しみもあります｡FMのは､僕は単なるリスナーです｡そういえば､学生時代のあだ名は､｢リス｣でした｡

▼とうもりゆみ企画｢三つ編み展｣
9/1(火)～13(日)　ぎゃらりーあとぺーじ唯心　0円
8月末に中崎町のニアリーイコールギャラリーで､井ノ上豪原画展｢パッツンと三つ編み｣が終わったばかりの大阪で､9月早々､｢三つ編み展｣が開かれる｡時代は三つ編みなのである｡今回の展覧会は､とうもりゆみさんの企画なのだから､これはまさに､正統派､筋金入り､血統書つきの｢三つ編み展｣になるんじゃないか､と期待はふくらむ｡

▼月蝕歌劇団創立30周年記念実験室公演｢白夜月蝕の少女航海紀｣神戸公演
9/5(土)　Cafe＆Dinning Bar 地獄谷パラダイス　前売予約3700円
寺山修司～高取英～J.A.シーザーの世界を女子たちが顕現する､一種の魔術､降霊術的な場を作り出すことに関しては､月蝕歌劇団の右に出るものはない｡近年は､地下アイドルの文化の爛熟と一体になって､もはや敵なし｡すべての欠点が一周まわって面白い境地に達している｡詩劇ライヴ一部｢最終指令神戸篇｣ 二部｢ナミナゾ事件簿〜神戸の巻〜｣もあわせて見たい｡

▼第25回上方はなし 彦八まつり
9/5(土)･6(日)　生國魂神社　0円
上方落語家さんたちの集うお祭りが､今年も開催される｡屋外ステージでの多くの催しや､参集殿での奉納落語会､そして､落語家さんたちがいろんなお店を出してそれはもう､にぎやかなこと！｢柳蔭｣が飲めるお店が出るのが秘かな楽しみだが､今年は出るかな？おっと､今年まだ｢青菜｣を聞いていないな｡どこかで｢青菜｣やってくれないかな｡なに？｢名も九郎判官？｣｢義経｣

▼マヤコフスキー研究／劇場実験
9/7(月)　春秋座　0円
マヤコフスキーと聞いて感じるドキドキは､｢まやかし｣の語感との相似と無縁ではない｡(僕の場合！)｡マヤコフスキーについての定例研究会では､未来派､アヴァンギャルド､サーカス､聖史劇といった観点から考察を重ねられてきたようだ｡今回の劇場実験は､研究会を経たうえでの舞台化が企画されている｡いったいどんな舞台になるのやら､目撃に行かねば｡

▼第1回京都こころ会議シンポジウム　｢こころと歴史性｣
9/13(日)　京都ホテルオークラ3階　0円
｢こころ｣の歴史性や起源などについて､中沢新一､河合俊雄､広井良典､下條信輔､山極壽一､鎌田東二によって､講演と討論､総括がされる｡現代における｢こころ｣がどう取り扱われるのか､五里霧中の僕にも光明を！

▼永井健一個展 ｢Brand New Fruit｣
9/16(水)～27(日)　ニアリーイコールギャラリー　0円
眠れる森の美女は､眠ったがゆえに特別な美女になりえたのだと思う｡永井健一氏の描く少女たちは､どこか眠そうな気配を漂わせている｡考えてみれば､不思議の国のアリスだって､眠ってしまったからこそ､魅力的な冒険を体験できたのだ｡白雪姫はくだものを食べることによって眠りの世界に入った｡今回の個展タイトル｢Brand New Fruit｣のくだものは､われわれをまた眠りの美しい世界にいざなうのか､それとも？

▼アルスランとペッツォルト ～現代ドイツ映画2大巨匠対決～
9/19(土)～25(金)　立誠シネマ　600円
現代ドイツの｢ベルリン派｣と呼ばれる映画を特集｡ドイツ映画をまとめて見る機会は､意外と少ない｡少ないのか？少ないと思う｡せっかくの低料金で見れるのだから､このチャンスを逃す手はない｡

▼ニッポンのマンガ＊アニメ＊ゲーム展
9/19(土)～11/23(月･祝)　兵庫県立美術館 　前売800円
東京からの巡回らしいのだが､この展覧会の内容についてはあえて何も調べていない｡大阪日本橋あたりに棲息する僕にとってなじみの､これらマンガ､アニメ､ゲームの展覧会が､とらのあなやメロンブックス､ゲーマーズ､アニメイト､Kブックスに行くのとどう違うのか､どのような視点で捉えられているのか､確かめてみたい｡

▼森下純菜 大阪ソロライブVol.83｢Dream time｣ レコ発バースデー
9/26(土)　南堀江ビレボア　前売3500円＋1ドリンク代
アイドルのお手本にして､目指すべき鑑とも言える森下純菜ちゃんが大阪に降臨します｡アイドルは時分の花､なんていう世迷い言をあっさり超越し､しかも､キャリアの長さを自虐的な売りにもしない､真っ向勝負のアイドル｡人は理想に生きていいんだ､という生き証人のライブを見逃すなかれ！

▼『日本哲学原論序説――拡散する京都学派』(人文書院)刊行記念
トークセッション日本哲学から世界哲学へ
――西田幾多郎から現代思想の新潮流まで――
9/26(土)　ジュンク堂書店 難波店　0円
今年は､戦後70年､『不思議の国のアリス』刊行150年､江戸川乱歩没後50年で､いろんな催しが企画されている｡そして､今年は西田幾多郎没後70年でもあるのだ｡もっといろいろ西田幾多郎イベントがあってもいい｡京都学派は､今でも影響力があるけど､一方で批判も多い｡檜垣立哉氏と北野圭介氏のトークには､｢現代思想の新潮流まで｣､とある｡ひょっとすると｢こんぼう｣なんじゃないか､とまで考えていた京都学派を武器にどこまで戦えるのか､興味がわく｡現代のわけわからぬ状況を測鉛するソナーになりそう｡

▼山本桃水個展｢混沌 chaos｣
9/26(土)～30(水)　SUNABAギャラリー　0円
山本桃水さんの作品は､生(き)のままのものだ､という印象がある｡隠し立ても言い訳もしない､ごまかしのなさを感じる｡だが､作品がまっすぐにこっちに向いているからと言って､作家本人が単細胞な人間だとはかぎらない｡個展タイトルの｢混沌｣は､作家さん自身､混沌を抱えていることを示唆しているようでもあり､また､混沌のもつパワーを想像させる｡そうした｢混沌｣は､僕のような男の目から見ると､別名｢少女｣とも言うべきものなのだ｡山本桃水さんの描く少女は魅力的だが､それはどんなに可愛くても､混沌を秘めていることを予感させるからなのだ｡

合計　8600円＋ドリンク代

河合カズキラングレー (スカマー)

関西スカムを牽引できない存在として､バンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス【改】､DJ河合カズキラングレー｡http://centralscum.lostfrog.net/
ライブ予定：9/27(日)アマリリス【改】at 京都円山公園｢愛らぶ円山 2015｣

▼こみっく★トレジャー26
9/6(日)　インテックス大阪　公式ガイドブック800円
今年の夏コミも小林幸子とかエリア88とかウラシマモトとかデブライブ！とかいろいろアツかったようですが参加できず｡同様に悔しい思いをしている諸兄もいらっしゃるでしょう｡関西圏にはこみトレがある｡先に挙げたようなものは難しいですが､話題になってたあんな本こんな本が手に入るかもしれない｡同人誌ショップでもいいじゃん？いやいやインテックスで心の補完を成し遂げて冬コミを目指したいと期するところでございます｡

▼DEER HUNTER2
9/20(日)　大阪なんばベアーズ　前売2000円
その昔｢鹿コア｣ってムーブメントがありまして盛り上がったのが90年代中盤でしょうか｡その時に大阪からの回答として提示されたイベントがディアハンター｡それから20年近い時を経ての第2弾｡ここに集うのは亡者か英霊か？というのは難しい観点でも何でもなく､ローファイで押しが強く生々しい独特の音楽性はロシアンルーレットの如く2択を迫ってくるでしょう｡出演は､ORIGINAL HARD CORE DUDE/PUNKU-BOI(東京)/FUCKER(谷ぐち順)/SOCIAL PORKS(名古屋)/SUPER DUCK(summer)｡

▼紀の国わかやま国体開会式
9/26(土)　紀三井寺公園陸上競技場　不明
国体なんて中学･高校で部活していた時以来接する機会も無く想い出の中のものなのですが､なんとブルーインパルスが展示飛行するそうです！

合計　2800円

ぴあ関西版WEB編集部

9/10(木)｢究極のラーメン2016 関西版｣､9/16(水)｢関西絶景ドライブ｣､9/17(木)｢日本酒ぴあ 関西版｣､9/18(金)｢ぴあ北九州食本｣､9/30(水)｢関西 夜と光の絶景本｣を発売予定｡9/26(土)には『ぴあ日本酒セレクション 美酒会 in 堂島ホテル』が開催｡よろしくお願いします！

▼尾柳佳枝個展
｢みずうみトンネルゆきのつもった山｣
8/31(月)～9/5(土)　不二画廊　無料
前回の｢1万円の遊び方｣で紹介された｢ヤマノカロ｣でもロゴデザインをされた尾柳さんの個展｡毎回とても素敵です｡今回も楽しみ｡(Y)

▼小林一三ワールド―夢ひらく東宝
開催中～9/27(日)　池田文庫2階展示室(阪急池田)　池田文庫単館券 200円
阪急東宝グループの創業者･小林一三の演劇､映画観に焦点を当てた展覧会｡彼が築いた｢東宝｣｢宝塚歌劇｣の軌跡を貴重な資料や写真で辿ることが出来るようです｡今月はNHKで阿部サダヲが小林一三役を演じるドラマ(http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/210062.html)も放送されるので､ドラマと合わせてチェックしておきたいところ｡(E)

▼TodaysArt．JP2015 KOBE
9/19(土)～23(水･祝)　神戸アートビレッジセンター　One day Pass800円
オランダ発の最先端アートイベントが東京＆神戸に上陸｡神戸会場のKAVCでは地下1Fでインスタレーション作品の展示､2Fホールでは日替わりでライブパフォーマンスが行われる｡中でもわたしが行きたいのは初日のジェフ･ミルズによる､日本初公演という映像＆ライブのパフォーマンス(ライブ･パフォーマンス､トークイベント等は別途個別のチケットが必要だそうです)｡バッファロー･ドーターの大野由美子さんが参加メンバーに入っているのもイイな！(A)

▼なら国際映画祭2016プレイベント ～星空上映会 in 奈良公園～
9/20(日)～22(火･祝)　奈良公園春日野園地
大人前売1000円(Pコード:554-552／554-554／554-555)
公園で寝転んだりしながら映画観るってなんだか憧れる！　とくに初日9/20(土)の『銀河鉄道999』のフィルム上映が良さそう｡松本零士先生のトークもあるっていうし､1000円は安い｡天気に左右されるのが不安だけど｡(A)

▼見っけ！このはな 2015
9/26(土)･27(日)　大阪市此花区の梅香･四貫島エリア　参加無料　※イベントにより有料
美術展､ライブ､ツアー､パフォーマンス､オープンアトリエ､ワークショップ､物販などを行うイベント｡家が近所なので､最近のこの辺りの活発な動きはずっと気になっています｡引っ越してきたときは何もないと思っていた町にぽつりぽつりとギャラリーや店が出来てきてなんだか面白くなってきているなーと｡でも近所に友達がいないのでひとりで行く勇気が出せなくてあんまり行けてない…｡友達作るためにも行きたいなぁ｡(A)

▼韓国音楽ドキュメンタリー『パーティー51』上映＆ライブツアー
9/30(水)　HOPKEN　予約2000円＋1ドリンク代
LCCのおかげで気軽に行けるようになったからか､韓国映画の面白さにはまったからか､韓国好きの友人が多いせいか､韓国に興味津々です｡K-POPもイイけれど､韓国のインディーシーンをもっと知りたい！　旅行に行ったら絶対行く町､ホンデのことも詳しく知りたい！　そんなわたしには必見なんじゃないかと思っています｡(A)

合計　3800円