池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡モーニングの素敵な喫茶店情報と麻雀仲間､常時募集中｡5/6(金)にトンカ書店にて､『ガケ書房の頃』(夏葉社)刊行記念､山下賢二さん(元ガケ書房店主､ホホホ座)のトークをします｡
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼王子動物園 夜桜通り抜け
4/2(土)～4(月)　王子動物園　桜募金100円
今年もこの時期がきました｡ゆっくり座れるわけでも動物が見れるわけでもないんですが､なぜか行きたくなってしまう｡夜の動物園っていうのがいいのかなあ｡園内にある小さな遊園地もおすすめ｡写真は去年行ったときのものです｡

▼エドワード･ゴーリーの優雅な秘密展
4/2(土)～5/15(日)　伊丹市立美術館･伊丹市立工芸センター　一般800円
ゴーリーの展示が伊丹で！数年前に引越で本を1000冊以上手放したのですが､手元に残した少ない本のうち一冊に､ゴーリーの『おぞましい二人』があります｡イギリスで実際に起きた殺人事件をもとに描かれたもので､この解説に書かれていた､｢二人｣が初めて子供を殺した翌朝の朝食メニューについて､ゴーリーが何度も何度も考えたというエピソードがとても印象に残っています｡私がゴーリーが気になる理由はたぶん､この視線･姿勢かな｡伊丹市昆虫館の『だっぴ ひと皮むけましてん』と合わせてどうぞ｡

▼没後100年 宮川香山
4/29(金)～7/31(日)　大阪市立東洋陶磁美術館　一般1200円
宮川香山といえば猫が乗ってる水指｡学生のときに見て､おおー､と思ったものです(陶芸科でした)｡これでもか感に胸やけしそうな感じもありますが､ユル流行が続いている気がするここ数年､こういうのも見ておかんとね｡

合計　2100円

若旦那家康(舞台の隙間産業)

4月は舞台の隙間を縫うように､東京で出演して､東京で制作して､帰ってきて制作協力です｡あんまり大阪にいない｡珍しいのは劇団Patch『磯部磯兵衛物語』の制作協力だ｡2.5次元でイケメンかもしれないがギャグ漫画原作｡どんなミュージカルになるんだか楽しみだ｡

▼『LAUNDERING TUNE !!!』
4/8(金)　梅田ムジカジャポニカ　前売2000円
どうも子供鉅人の公演も月末にあるようですが､今月頭は子供鉅人の音楽劇のメンバーで結成された4日目バンドの主催ライブ｡ゲストはデグルチーニさんとレザニモヲさん｡良い猥雑さとムーディーさ堪能できそう｡

▼清水きよしMime Road part2 vol.4
4/16(土)･17(日)　八尾･光専寺　一般3000円
西洋のパントマイムのシュッとした感じと､日本人の情緒が上手くからんでたぶん泣ける作品になっているんじゃないかなと思っています｡お寺で観れるのもいい｡どこにあんねんと思っていたけど､八尾駅から徒歩2分なら足を運びやすいね｡こういうアートもいいですよ｡

▼FUKAIPRODUCE羽衣 第20回公演 『イトイーランド』
4/28(木)･29(金)　アイホール
さいふにやさシート2000円(各回枚数限定､当日引換券｡やや見づらい席になる可能性あり)
奇妙なミュージカル｢妙ージカル｣を得意とする他に二つとない劇団の公演です｡上手いのかどうかわからないけど､めっちゃ頭に残る名曲が今回も色々聴けるんじゃないだろうか｡おかしさと機微を感じれると思います｡作家演出家の糸井さんの名前を模したセルフタイトルみたいな作品名､期待大！

合計　7000円

河合カズキラングレー(スカマー)

関西スカムを牽引できない存在として､バンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス【改】､DJ河合カズキラングレー｡4/18(月)なんば紅鶴　ポッドキャスト｢雄鶏っ子クラブ｣公開収録　ゲストで呼んでもらいました｡
http://centralscum.lostfrog.net/

▼Hans Grusel's Kranken Kabinet
4/22(金)　なんばベアーズ　前売1800円
久々にやってくるサンフランシスコ周辺のおかしな音楽｡30～40代の方は憶えているかもしれないスカムバンド･キャロライナーレインボーの関係です｡｢森｣がテーマだそうで､外観から音に至るまで森を感じさせるバンドです｡モリゾーとキッコロがいかなる音楽を奏でるのか想像してみてください｡いや､グリム童話かな…｡それでいてUSハードコアの象徴BlackFlagのカバーをしたりするもので､僕も1曲ゲスト参加させてもらう予定になっております｡アメリカ人の想像力と表現力の限界を味わいましょう！

▼劇場版 響け！ユーフォニアム～北宇治高校吹奏楽部へようこそ～
4/23(土)～　なんばパークスシネマほか　前売1500円
テレビ版の第8話がヤバすぎた｢響け！ユーフォニアム｣の総集編劇場版｡舞台が宇治､ということでお京阪な人はご存知かもしれない｡全国を目指し吹奏楽に取り組む若者の群像劇でございます｡キャラがどうとかストーリーがどうとかではなく､とにかく演出が偏執的と云って良いほどで目が離せないという新しいスタイルのアニメ作品だと思っております｡テレビ版2期も制作中のようですので是非｡

▼水道メガネ殺人事件･番外編“木製サイボーグ着せ替え人形の部屋 / 前編”
4/23(土)　なんばベアーズ　前売2000円
｢水道メガネ殺人事件｣という20年越しで紡がれている物語(ミュージカル)がありまして｡くだらないことを非常にくだらなく演るのですが､くだらないと言ったら怒られるけどそれもまたくだらないというようなメタメタなもので､今回は番外編となりますので本当にくだらないんじゃないかいなぁと思いつつ見に行くのが良いのではないかと思います｡今回は想い出波止場のメンバーが中心なのが見所！かしら｡

▼SOLMANIA
4/29(金)　なんばベアーズ　前売2000円
ノイズのメッカ大阪で絶大なる存在感を誇る2人組ノイズギター｡生で観れるなんていうのは大阪人の特権と呼べるほど､本当に贅沢なことだと思います｡そして本当にやかましいので耳栓･体調管理等の準備は怠らずに参加なすってください｡ケガの心配はいらないと思います｡ちなみに新作CDの発売記念だそうです｡

合計　7300円

イナガキハルカ(悶々OL)

元･ラジオスタッフ､現･鶴橋と尼崎を行き来する新人OLです｡チラシ･カタログ･DMを制作しています｡お笑い､音楽､お芝居などなど生の舞台をこの目でこの耳で感じたい､好いものをこの手で伝えたい！とおこがましくも勝手にライブレポート書いてます→http://repoblog.exblog.jp/　色んな媒体で書きたい！どうぞよろしくお願いします♪

▼POISON吉田が5人＋2人と漫才
4/5(火)　なんばグランド花月　前売･当日共2000円(Pコード:449-863)
東京で毎回大盛り上がりのイベントがついに大阪･NGKにやってくる！ POISON GIRL BAND吉田さんが様々な芸人と多様な漫才を披露するこのライブ｡今回の相方はブラマヨ小杉さん､テンダラー浜本さん､お～い！久馬さん､すっちーさん､ダイアン津田さん､アインシュタイン稲田さん､スピードワゴン小沢さんという､一筋縄ではいかない､芸歴も芸風も様々な､ボケ･ツッコミ色とりどりのメンツ！ 関西ではなかなかガッツリ観られるチャンスがない､吉田さんの魅力をいち早く体感したい｡

▼復活！春の音泉祭り♪
4/16(土)･17(日)　服部緑地野外音楽堂
1日3500円+ドリンク代500円(Pコード:289-737)
都会の喧騒から離れてのんびりゆるやかに過ごす昼下がりの服部緑地野音｡それだけで気持ちE｡そこにグッドな音楽が重なればこの上なき幸せ｡およそ10年ぶりに行われるこのイベント｡前回はBIG CATやバナナホールでのロックに汗だくな胸熱イベントだったようで､ちょいと雰囲気は変わりますが(そしてその前は爽やかな大阪城野音だったようだ)､主催の清水音泉曰く｢豊かな音楽でまったり過ごしたい｡それ以上でもそれ以下でもない｣とのこと(もうゆるい)｡音泉といえばおバカな夏フェスOTODAMAのイメージも強いですが､違った味わいがありそう♪知ってる知らない関係なく､ふらっと来てもきっと最高｡本格的に再始動した初恋の嵐がすっごく楽しみ～｡学生は1000円キャッシュバックあり｡

▼六甲山はちみつで食べよう！バウムクーヘン手づくり体験
4/17(日)　六甲山カンツリーハウス　大人1800円
生地づくりから青竹にぐるりと巻いて焼き上げるまで､体験できるらしい｡生地の味も選べて出来上がったら六甲山のはちみつをかけて食べるんですって｡焼き立てのバウムクーヘンにはちみつ･･･にやけてまうわ！　※別途入園料として大人620円､子ども310円必要｡

▼『モヒカン故郷に帰る』
4/9(土)～　シネ･リーブル梅田ほか　一般1800円
『南極料理人』などを手がけた沖田修一監督の描く人間ドラマが好き｡本当はシビアなんだけど､くすくす笑えて､じんわりあったまって､結局は安心しておなかすいたー的な｡飄々としたオーラの松田龍平さんが今回主演なんですが､絶対沖田監督の作品にぴったりだと思う｡ヒロイン･前田のあっちゃんの演技も私好きなんです｡あと 柄本明さんの出てる映画ってもうそれだけで良いです｡そして主題歌はなんと細野晴臣さんで｡真剣だけど気楽に生きていきたいなぁ｡

合計　9720円＋ドリンク代

山口良太(音楽と演劇の年賀状展)

永遠に終わらないんじゃないかという気がしていた｢音楽と演劇の年賀状展6｣大阪〜埼玉〜名古屋の3都市ツアーが終わりました｡今年は｢1万円の遊び方｣とのコラボトークイベントもやったりして､来年もなんかおもしろいことやりたいなあ｡よいお年を｡

▼シャンソンシゲル個展『Dance Chance Romance』
開催中～4/3(日)　本町 HOPKEN　無料
トクマルシューゴバンド､Gellersなどの音楽活動だけでなく､独特のアートワークでも知られたシャンソンシゲルの展覧会｡4/2はオオルタイチと､4/3は見汐麻衣･Alfred Beach Sandalとのライブも｡つかみどころのなさの謎がひもとけるかしら｡

▼蔡忠浩(bonobos) ランタンナイト vol.23
4/3(日)　芦屋 芦屋仏教会館　前売3500円
たびかさなるメンバーチェンジを繰り返し､もはやオリジナルメンバーが2人しか残ってないbonobosの首謀者､蔡くんのソロライブ｡最近のbonobosもいいけど､彼が唯一1枚だけ出したソロアルバムはちょう名盤で6年経った今でもずっと聴いてる｡FISHMANS､YUKI､ザ･なつやすみバンドなどの名曲を歌うライブ会場限定販売のカバーアルバムも出たそうで､えーと､芦屋仏教会館ってどこ？

▼連続テレビ小説｢あさが来た｣セット公開
開催中～4/10(日)　谷町四丁目 NHK大阪放送局アトリウム　無料
NHKの朝ドラ｢あさが来た｣が終わってしまった｡これがなんとかロスってやつか…と､そんな人のためにセットや衣装､小道具が見られるなんて｡まんまとはまってしまったのが悔しいけど行っちゃうな､こりゃ｡

▼｢やってみたかったことを売ります買います展｣
タカハシ 'タカカーン' セイジ個展
4/11(月)～5/3(火･祝)　心斎橋 FUKUGAN GALLERY　無料
この作家もギャラリーのこともまったく知らないのだけど､偶然見かけた手書きのチラシが気になってサイトで詳細を調べたはいいものの､何を展示してるのか､何の作家なのかさっぱりわからない｡展覧会を美術家に手直ししてもらう日(美術家は募集中)という関連イベントもあり､調べれば調べるほど混乱｡恐いもの見たさでいかがでしょうか｡

▼劇団子供鉅人｢真夜中の虹｣
4/28(木)～5/1(日)　梅田 HEP HALL　前売一般3500円(Pコード:450-025)
子供鉅人は作品によってテイストがちがうけど､お祭り騒ぎのどんちゃん芝居よりも､猥雑な中に叙情性を感じるちょっと切ない子供鉅人が好きな私｡かっちょ切ないチラシのビジュアルと｢あの虹の向こうは､なんなんやろ｣というキャッチコピーだけで期待しちゃうよ｡

合計　7000円

岩淵拓郎(編集者/一般批評学会)

｢出されたものはなんでも美味しくいいただきます!!!!｣がモットーの一般批評学会というのをやってます｡4/3､扇町公園にてスナック人生＠お花見篇｡4/22､神戸グ邸で｢ところで最近なに聴いてます？ #4 〜もちよりリスニングの夕べ｣｡詳しくは→ http://ippanhihyou.com/｡

▼コレクション1
4/5(火)～　国立国際美術館　一般430円
なんだかんだ言って国立国際はコレクション展がいちばん見応えあるわー｡森村泰昌展と田中一光展の影でひっそりとしかし骨太に展開されるのは､現代版画の転換期となった70～80年代に関西を拠点に活動した作家の作品たち｡

▼第3回 松尾大社 酒-1グランプリ
4/17(日)　京都 松尾大社　1人3000円
各地で蔵開きも多い4月｡酒造の神さまを祀る松尾大社では､北は青森から南は大分まで全国約40蔵の新酒を飲み比べ＆投票｡グランプリが決まる夕方にはもちろんベロンベロン､なんて素敵な休日！

▼ツアー気分で楽しむ！｢ サルデーニャのARTS&CRAFTSとカーニヴァル｣
フード＆1ドリンク付レクチャー
4/22(金)　肥後橋 SAA　参加費3200円(サルディーニャのフード(パスタ2種･前菜3品･ペコリーノチーズ･パーネカラザウ)と1ドリンク付)
｢FEEL LIKE JOURNEY｣をテーマに､毎月エリアや国々にスポットを当てたイベントを開催している肥後橋｢SAA｣｡4月はイタリアはサルディーニャ特集｡すみこ袋作家の平木奈々子をプレゼンテーターに迎え､彼女が現地で出会った5人の手仕事を辿りながらのツアー型レクチャー｡で､その後はサルデーニャの料理とお酒でパーティーも｡

▼ノーマ､世界を変える料理
4/30(土)～　テアトル梅田　一般1800円
2010年以降4度にわたって｢世界一レストラン｣に選ばれたコペンハーゲンNOMAのドキュメンタリー｡いわゆる｢液体窒素でジュッ｣なモダンキュイジーヌは､情報で味をイメージさせにくい上に､そもそも体験としての価値が高くて､結局｢世界一予約が取りにくい店｣的に上っ面だけが記号化されて伝説化する……ってことを考えると､創設者で料理長のレネ･レゼピの感情の揺れに焦点を当てるっていうのは多分方法論としては正解｡さて､劇場を出た後は､お腹すいてる？ それともお腹いっぱい？ 同日から始まる“ごちそう映画”の金字塔｢バベットの晩餐会〈デジタルリマスター版〉｣と合わせてどうぞ｡初日に行くよ！

合計　8430円

ぎゃしゃ (チャラリーマン)

新たな出会いの季節ですね｡ということで今回は､｢気になるあの人を初デートにお誘い｣という形式でお届けします｡

▼KOBE UNITED BEATS 2016
4/2(土)　神戸 ROUGH-RARE　チャージ無料＋1ドリンク代
地銀窓口OL･もなりちゃん(24歳)｢もなりちゃん､まいど｡豚まん食べてから踊りに行きませんか？神戸と言えば､の一貫楼の豚まんが食べたい気分高まってて｡豚まんを食べつつビールを飲んで､フラッと踊りに行こうよ｡え？クラブとかはじめて？大丈夫､神戸の人たちはオラついてる人が少なくて､それぞれの楽しみ方で過ごしてるから､無理やりな一体感とか無いし｡夜の散歩のついで､くらいの感じで行ってみようよ｣

▼エドワード･ゴーリーの優雅な秘密展
4/2(土)～5/15(日)　伊丹市立美術館･伊丹市立工芸センター　一般800円
士業関連事務所事務･あやちゃん(28歳)｢あやちゃん､まいど｡ザワッとする絵を見に行きませんか？エドワード･ゴーリーの絵は､綿密で不気味で､でもユーモアがあって｡好き､というと少し気持ちと離れるのだけど､不安定さも含めて気になり続けてて｡見終えた後に､あやちゃんがどんな感覚になるのか､聞かせて欲しいです｡4月の土曜で空いてる日､教えてよ｣

▼オーダーメイド：それぞれの展覧会
4/2(土)～5/22(日)　京都国立近代美術館　前売り一般700円
大学講師(理系)･ちかちゃん(31歳)｢ちかちゃん､まいど｡人生は選択の連続だなぁ､と日々思います｡確率を求めると選択肢は果てしないから､自分のインスピレーションに流されて出会うものを楽しむ､それで良かったと思える余裕を持つ､と考えたいので行ってみたい展覧会があります｡それぞれのルートで観賞して､全く違う視点だけど､2人の最大公約数が見つかる時間が過ごせたらいいな､と思います｡4月の日曜で空いてる日､教えてもらえませんか？｣

▼OSAKA SAKE FLEA
4/3(日)　湊町リバープレイス　前売券2000円(11枚つづり)
通信系システム部門係長･みちよさん(37歳)｢みちよさん､まいどです｡年度末仕事の追い込みお疲れ会､2人でしましょうよ｡年度末を乗り切ったご褒美として､昼間から日本酒飲みに行きませんか？美味しい日本酒のために､仕事してきたようなもんでしょ？w 15時過ぎくらいにコレに行って､後はウラなんばで日本酒づくしの一日にお付き合いいただけませんか？｣

▼第1回うめだ阪急こけし祭り
4/12(火)～19(火)　阪急百貨店うめだ本店　0円
雑誌･WEBライター･みきちゃん(29歳)｢みきちゃん､まいど｡これはマスチェケネタちゃいますか？こけし好きボーイズ＆ガールズが集まる祭りだってよ｡あの娘もこけし好きなのか｡｡｡って妄想しながら､こけしに囲まれに行こうよ｡企画している人が”セクシー･キラー”って名前なんだって｡ふざけてる､ええ感じに｡平日の夜に行って､その後は堂山でこけしみたいなママのいるスナック行こうぜ｣

▼吉澤嘉代子 絶景ツアー“夢を見ているのよ”
4/29(金･祝)　大阪ビジネスパーク円形ホール　全席指定4300円(Pコード:286-188)
書店店員･あずさちゃん(26歳)｢あずさちゃん､まいど｡この前､お店でエドワード･ゴーリーの本を探してもらった時に､”ゴーリーみたいな世界の音楽をやってる人がいるんですよ”って話したのを覚えてますか？吉澤嘉代子の音楽は､繊細で､どこか不安定だけど､可愛らしさと強さがあって､すごく絵本的なんです｡僕の好きな人･音楽を､あずさちゃんがどう感じるのか知りたいです｣

合計　7800円

保山ひャン (芸術家)

ゴールデンウィークが終わる頃に､わが花粉症シーズンも過ぎ去ります｡と､いうことは､4月は絶賛受粉中でわが心身は満開の花畑､しづこころなく洟の垂るらん､なのであります｡
なにが花見だ！(いきたい)　なにが行楽だ！(いきたい)　なにが入学式だ！(これはどっちでもいい)

▼小桃音まい×Lovelys!!!!×ミズタマリ
4/2(土)　神戸VARIT　オールスタンディング1000円＋1ドリンク代
3月早々に､ソロ活動に終止符を打つお知らせを放って満天下のアイドルファンを驚愕のどん底に突き落とし､はるか上空の彼方に打ち上げた小桃音まい｡このVARITでは小桃音まいのソロライブも行われるのだが､上記の組み合わせで｢コトネマイラブリーズ｣を名乗ってのイベントも開催される｡ユニットだ！

▼アート･ウェイ･オオサカ～特別篇～｢アリスと歯車｣
4/2(土)･3(日)　西成区民センター　前売300円
｢不思議の国のアリス｣とスチームパンクをテーマにした作品展＆即売イベント｡いわば､アリスは蒸気機関の夢を見るか？といった趣きの催し｡パノラマ式サーカスによるファッションショーもあり､浅見典彦氏によるサブカル講座あり､マッドティーパーティ(喫茶)あり､写真撮影ブースもある｡寒河江弘､佐伯伽椰子､近藤宗臣､ぴこうさ等のゲストクリエイターによる展示やブースもあって､豪華｡

▼ミヤタケイコ個展｢Another World｣
4/2(土)～13(水)　SUNABA GALLERY　0円
ミヤタケイコさんの作品をはじめて見たのは1996年の6%DOKIDOKIでの個展だった｡東京に行かずとも､大阪の日本橋で見れるなんて､いい時代になったものである｡今春のSUNABAギャラリーは､なかなかのラインナップである｡

▼壹燈舎7周年記念特別企画写真展｢植田正治 軌道回帰｣
4/5(火)～17(日)　壱燈舎　0円
ポラロイドで撮影された限定千部の私家版写真集｢軌道回帰｣からの展示､昨年に続く第二弾｡これは貴重｡1回目も見に行って感銘を受けた僕にとって｢感動回帰｣の写真展でもある｡

▼泰子興業個展｢プショレミギュ｣
4/7(木)～12(火)　SANSEIDO GALLERY　0円
泰子興業とは何なのか？プショレミギュとはどういう意味なのか？迷わず行けよ｡行けばわかるさ！ありがとう！

▼無声映画の昼べ～江戸の色男､生命の神秘､そして漫画～
4/16(土)　京都おもちゃミュージアム　一般2000円　
時代劇､教育映画､舶来のアニメーションを､坂本頼光弁士で楽しむ｡展示も楽しみで､このミュージアム出来てから､行きたくて仕方がなかったのである｡

▼真木環個展｢とらわれの閨で少女たちは…｣
4/16(土)～20(水)　SUNABA GALLERY　0円
3月のpinkjack大展覧会でも作品を出品､見る者に(要するに､僕)､圧倒的なインパクトを残した真木環の個展｡同時開催の蜈蚣(ももたり)タマミ個展｢森の子ども｣も気になる｡

▼聖霊会舞楽大法要
4/22(金)　四天王寺　0円
毎年恒例の聖霊会(しょうりょうえ)がやってまいりました｡雅楽と舞踊｡各舞楽の解説もありながらの法要なので､わかりやすく､面白い｡さらに､ホールで見に行ったら数千円必至の内容が､なんと無料だというのがなんともうれしいのだが､昼から夕方まで､ずっと立ってみていると､足が棒になるやら､棒が足になるやら､わけわからなくなるのが玉にキズ｡

▼CHOCO★MILQ “KIBOU　STAGE”vol.1
～CHOCO★MILQ継承 始動の鐘を鳴らす初ワンマン～
4/22(金)　ESAKA MUSE　前売2500円＋1ドリンク代
3人の少女のライブでもワンマンとはこれいかに？！笑顔届け隊チョコミルクが､新生､中学生ユニットで復活した｡ユニット名大文字小文字の変化はあったが､メンバーは先代に勝るとも劣らぬ可愛さ｡今年のアイドル注目株は､彼女たち一択！このワンマンではNUTSというバンドも登場する｡

▼水道メガネ殺人事件･番外編 “木製サイボーグ着せ替え人形の部屋 / 前編”
4/23(土)　なんばBEARS　前売2000円
作･演出：山本精一&水道メガネ殺人事件､出演：山本精一､津山篤､砂十島NANI､他　　伝説の､水道メガネ殺人事件がここに復活､しかも､｢前編｣！きっとムチャクチャだ！あ､間違えた｡ムチャクチャ面白いはず！

▼｢ウェルカム･シンポジウム 睡眠の面白さに目覚めませんか？｣
4/24(日)　京都大学百周年記念ホール　0円
人間にとって必要な睡眠時間は｢あと5分｣だと思っている｡長時間寝るよりも､短い二度寝のほうが大きな快感を得られるのである｡なにより､せっかくぐっすり寝ているのに､それがほとんど寝ているあいだ意識できないのがもどかしいではないか｡と､いうわけで､このイベントは､みうらじゅんによる講演､山田五郎､京都大学で｢睡眠文化論｣を教える重田眞義教授､武庫川女子大学の藤本憲一教授によるシンポジウム｡
京都大学総合博物館で同時開催中の｢ねむり展｣も興味津々｡寝坊して行けなかった､てなことにならぬよう｡

▼原一男監督と考える 70年代の生の軌跡――障害･リブ･沖縄
～初期ドキュメンタリー作品上映とトーク～
4/29(金)　立命館大学朱雀キャンパス5F大ホール　0円
原一男監督の『さようならCP』『極私的エロス･恋歌1974』の上映と､トーク｡トークは､｢対話に向けて／1970年代～交錯する運動｣と題し､｢障がい者運動と自主上映(立岩真也)｣｢ウーマンリブと『性』(村上潔)｣｢沖縄返還前後の闘争(大野光明)｣の各報告と､岡本晃明進行による全体討議｢原一男監督を囲んで｣原一男監督をたっぷりと味わって､まさに腹いっぱい！

合計　7800円＋ドリンク代

ぴあ関西版WEB編集部

4/15(金)アポロン山崎｢てのひらをアポロンに透かしてみれば｣を発売予定｡よろしくお願いします！

▼尾柳佳枝 個展｢ふすまとひきだし｣
開催中～4/10(日)　モトタバコヤ(大阪／千鳥橋)　観覧無料
3月中に行けなかったので4月も継続でご紹介｡火､水は定休日で､日､月､金は､バアルカリー(南インド料理店)､土はうたかた珈琲(珈琲店)として営業中のシェアショップ｢モトタバコヤ｣リニューアルオープン1周年記念で開催される尾柳佳枝さんの個展｡展示を観るだけなら無料だけど､せっかく行くなら飲食もしたい｡(A)

▼《花開くコリア･アニメーション2016》
4/1(金)～8(金)　PLANET+1(大阪／中崎町)　1回券一般1000円
韓国映画からK-POPまで韓国文化が好きなので､その延長で韓国のインディアニメーションにも興味があって､《花コリ》は毎年楽しみにしている映画祭｡大盛り上がりだった《大阪アジアン映画祭》に参戦した方々もみんな来たらいいのに！全プロ見れるパスポートが一般3000円なのでこっちにするかもしれない｡(A)

▼《シネマート心斎橋 10周年記念 特別上映》
4/2(土)～12(火)　シネマート心斎橋　700円均一
まだ10年なのかぁ｡パラダイスシネマ→パラダイススクエア→現在のシネマート心斎橋と以前から通っている場所にある映画館だからもっと長い感じがしていた｡個人的に世界一大好きな俳優であり監督でもあるヤン･イクチュンが2008年に放った大傑作『息もできない』をまたスクリーンで観られるなんて幸せ！(A)

▼｢水 神秘のかたち｣
4/9(土)～ 5/29(日)　龍谷ミュージアム　一般1200円
水に込められた願いや祈りを表した絵画･彫刻･典籍などが楽しめます｡体はトグロを巻いた蛇､顔はおじさんという｢宇賀神像｣(4/9～5/5公開)や腕が8本ある｢弁才天座像｣に惹かれますが､他にもいろいろ面白そうなものがありそうです｡(い)

▼HELLOAYACHAN｢NEWSON｣
4/16(土)～30(土)　hitoto(大阪／天神橋筋六丁目)　観覧無料
HELLOAYACHANのピアスを付けていると｢それ可愛いですね！｣とよく言われる｡自分でもお気に入り｡そんな､HELLOAYACHANの個展があるというのだから行かないわけにはいかない｡色味も形も絶妙なプラスチックアクセやイラストは見る人を惹きつける独特のパワーがみなぎっている気がする｡17(日)には18:00～作家を交えたバーイベントも開催とのこと｡火･水はお休み｡(A)

▼まつおか たかこ作品展
『おはよう､たいよう』
4/21(木)～28(木)　The 14th. MOON(大阪／天満橋)
観覧無料
2015ボローニャ絵本原画展入選記念で開催される､イラストレーターまつおかたかこさんの作品展｡まつおかさんは広告や雑誌など多方面で活躍中の方だけど､わたしは七ゲイのHPで連載されている｢えいがえにっき｣が好きです｡作品展行こう｡(A)

▼ヴォーリズ建築(２棟)特別公開2016春
4/23(土)･24(日)･29(金･祝)･30(土)　アンドリュース記念館･ウォターハウス記念館
2館で300円(1館のみ200円)
滋賀県近江八幡市に残るヴォーリズ建築の2棟が一般公開されます｡アンドリュース記念館はヴォーリズ建築第一号の建物｡ウォーターハウスはアメリカの伝統的な建築様式｢コロニアルスタイル｣で建てられているとのこと｡一般公開は5/1(日)～8(日)も実施､時間は各日10:00～16:00です｡(い)

▼『愛酒でいと2016』
4/29(金･祝)　Zepp Namba　3000円(グラス､記念品付き)
大阪が誇るべき日本酒姫･谷町四丁目の日本酒うさぎのキクちゃんによるゴキゲン過ぎる日本酒イベント｡日本各地の酒蔵と関西の飲食店がタッグを組んで､旨過ぎる日本酒とアテが楽しめます｡毎年気持ちよく酔うお客さんがZepp Nambaを埋める様は圧巻｡飲食費は要別途､チケットは完売が毎年の慣例ゆえに､ご注意下さいませ｡私は今年も七本鎗を楽しみにしております｡(M)

合計　6200円＋飲食代