河合カズキラングレー (スカマー)

関西スカムを牽引できない存在としてバンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス【改】､DJ河合カズキラングレー｡http://centralscum.lostfrog.net/
4/16(木)大阪なんばベアーズにてウルトラファッカーズひさびさのライブあります｡たまにはスカム音楽でもいかがですか？

▼ロフトプラスワンウエスト1周年！激突THE局地的最先端人間大集合2015
4/3(金)　ロフトプラスワンウエスト　前売2800円＋1オーダー(Pコード:258-763)
出演は､ド･ロドロシテル(掟ポルシェ)､佐伯誠之助､テンテンコ(ex.BiS)､NECRONOMIDOL(ネクロノマイドル)､3776(みななろ)､せのしすたぁ､DJ方､DJ肉棒ほか(深夜の部DJ：フクモトヒロスケ(GOODROCKS!編集長)､田辺ユウキほか)｡せのしすたぁが良い､とバンド友達が言っていましたので一度観てみたいと思っています｡大阪側の出演者もキャラの強いひとばかりで安心｡楽しそう｡

▼桜の一般開放
4/5(日)　自衛隊大久保駐屯地　入場無料
ここ､いいらしいですぜ旦那

合計　2800円

吉村祥(FOLK old book store店主)

北浜にある古本と新本､雑貨とご飯のお店の店主です｡フォークにて4/7(火)~12(日)金原みわ写真展｢桜色の夢の国｣､11(土)には吉村智樹さんをお招きしトークショー｢桜色のホッコリ珍スポ祭り｣と題してホッコリ珍スポ話を語り尽します｡4/26(日)は中津ムーランキッチンにて行れる｢カレー大サーカス6｣に出店します｡http://booklife.old-folk.shop-pro.jp

▼徘徊 ママリン87歳の夏
公開中～4/17(金)　第七藝術劇場　当日1700円
第七藝術劇場のツイッターの映画紹介で｢大阪北浜にちょっと訳ありの母娘が住んでいる｡｣と書いてあり､おっと思ってリンク先の予告映像を見てみたら､店の近所でときどき娘さんと一緒に歩かれてるのを見かける認知症のおばあさんのお話でした｡予備軍を含めると65歳以上人口の4人に一人が認知症とのことで､自分の身近な人が､いつか自分がと気になります｡

▼NRQ 3rdアルバム｢ワズ ヒア｣発売記念ツアー2015
4/11(土)　HOPKEN　予約2500円+1ドリンク代
異国の音に聴こえたり､懐かしい音に聴こえたりと不思議な音楽を奏でるNRQのライブをまだ見たことがないので1度見てみたいです｡絶対気持ちいい｡アルバムジャケと同じ写真のフライヤーもかっこいい｡

▼｢誕生50周年記念 ぐりとぐら展｣
4/11(土)～5/31(日)
伊丹市立美術館･伊丹市立工芸センター　一般900円
ぐりとぐらの独特のトーンのお話と絵は知らず知らず心に染み付いていて､大人になってから色んなイラストレーターの方の絵を見ながら“あの感じ”を探してしまっていました｡緻密さと抜け具合､真剣さと自由度を求めるのは､ぐりとぐらの中川李枝子さんと山脇百合子さんの影響が大きいです｡50周年の本展では原画をたくさん見られるとのことで見に行きたいです｡小学校の図工の時間の時にぐりとぐらの雪の中の足跡の絵を描いて褒められたことがあります｡

合計　5100円

池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡先月からはじめた玉ねぎの水栽培が､意外な結果になって戸惑い中です｡
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼企画展｢昆虫食～とる･つくる･たべる～｣
開催中～4/27(月) 　伊丹市昆虫館 　大人400円
昆虫食展､好評につき会期延長！先月の講演会では､イエコオロギ､フタホシコオロギ､カメムシ､ケラ､蚕のサナギ､ざざむし､いなご､蜂の子､へぼご飯の試食もさせてもらえて大満足､へぼご飯は美味しすぎてお代わりもしてしまいました｡試食会は4/4(土)にもあります｡カメムシの青リンゴのような香りをぜひ経験してください｡ミュージアムショップで特別販売している､塚原のイナゴの田舎煮もおすすめ｡

▼｢神戸市立王子動物園 夜桜通り抜け｣
4/3(金)～4/5(日)　神戸市立王子動物園　0円(桜募金100円)
王子動物園の夜桜通り抜け､やっぱり今年もおすすめです｡そんなに広いわけでもなく､座って鑑賞も(もちろん酒盛りも)できませんし､動物も見られませんが､夜の小さな遊園地と桜がじんわりいい感じなのです｡

▼｢神戸市外国人墓地一般公開｣
4/26(日)　六甲山 再度山公園内　0円
冬の間お休みしていた神戸市外国人墓地の一般公開が､4月より再開｡神戸に住んだ外国人の眠る墓地を､ガイドの方と1時間ほど歩きます｡詳しいガイドで神戸の歴史も知ることができ､神戸に住む人には特におすすめ｡様々な宗教のお墓を見ることができるのも興味深いです｡ちなみに､集合場所付近の公衆トイレにたくさんヤスデがいて､池内的にポイント高し｡

合計　400円

山口良太(音楽と演劇の年賀状展)

年に一度の自主企画イベント｢音楽と演劇の年賀状展｣が閉幕｡やっとお正月が終わった！と羽をのばしたいところだけど､来年の年賀状展のことも考えないと…イベントより花見に行きたいです｡

▼御船かもめ｢かもめ桜クルーズ｣
開催中～4/19(日)　八軒家浜発～環状線付近の桜～大阪城遠望～中之島レトロ風景
大人3000円
クルージングって非日常を味わえるけど､そこまでゴージャスじゃなくていい｡大阪に暮らしながらちょっとした旅気分を味わえる､身の丈に合った船旅を､しかも桜が満開の季節に｡想像するだけでさいこーだなあ｡

▼OZC デザインクラス･プレゼンテーション｢あってもいいな展｣
4/5(日)～10(金)　OZC GALLERY　入場無料
身近な｢もうちょっとこうだったらいいのに｣を集めたアイディア100本ノックの展示｡｢あったらいい｣じゃなくて｢あってもいい｣なのがポイント｡何かと白黒つけないと気がすまないこのご時世､それぐらいのスキマを埋めるぐらいがちょうどいい｡

▼｢世界の終わりのいずこねこ｣
4/11(土)～17(金)　第七藝術劇場　一般1800円(Pコード:466-067)
神聖かまってちゃんなど､数々のバンドのライブ動画をすさまじい熱量で配信しつづける竹内道宏監督と､漫画家･西島大介が脚本を手がけるだけあってただのアイドル映画にあらず｡2015年の今､生まれるべくして生まれた､まったくリアルじゃないのがリアルなSFムービー｡

▼つながる音楽劇 ｢麦ふみクーツェ｣
4/23(木)～26(日)　シアターBRAVA!
S席8500円(Pコード:439-986)
いしいしんじの原作を､ウォーリー木下が演出､音楽監督はトクマルシューゴ｡観客は全員なにか音の発するものを持参すること､という但し書き付き｡いやあ､これは楽しくならないわけがない｡歌って踊って観るうちに､俳優と音楽家とお客さんの境界線が溶けだすような､そんなシンフォニーを全身で浴びたい｡

合計　13300円

西尾孔志 (映画監督)

来年公開予定の新作映画｢函館珈琲｣が6月に撮影クランクイン｡先月､味園ビルで撮影した赤犬リシュウさんのお宅訪問動画｢カリグラシTV｣は4月中頃にアップ予定｡http://ours-magazine.jp

▼｢神々のたそがれ｣
4/4(土)～　シネ･ヌーヴォ　水曜1100円
ロシアの破壊的な映画監督アレクセイ･ゲルマンによる嘔吐と糞尿まみれのカオスなSF絵巻｡東京からは嫌悪と絶賛の両方の声が届いてきているが､おそらく私は絶賛側になると思っている(でも耐えられなかったりして)｡これを機に｢道中の点検｣などの過去作品が一挙に再上映されるのも嬉しい｡

▼｢映画としての音楽｣アクースモニウム上映
4/21(火)　寒梅館クローバーホール　1000円
空間にスピーカーを複数配置して演奏する演奏法･アクースモニウムによる実験的な上映会｡作品は｢眠り姫｣などで知られる鬼才･七里圭監督の｢映画としての音楽｣｡爆音映画祭とはまた違った｢音の体感｣が味わえるはず｡

▼｢群盗｣
4/25(土)～　シネマート心斎橋　木曜会員1100円
前作｢悪いやつら｣が｢まるで金子信雄を主人公にした｢仁義なき戦い｣｣と評されたユン･ジョンビン監督と演技派でアクションもこなすハ･ジョンウ主演による時代劇｡前作がめっちゃくちゃ面白かったってだけで､内容も知らないけど絶対観る｡ほんと｢悪いやつら｣みたいな映画撮りたい｡

▼｢恐怖分子｣
4/25(土)～　第七藝術劇場　月曜男性1100円
世界だけでなく日本でも30～50代までの映画人に､エドワード･ヤンとホウ･シャオシェンが与えた影響は底知れない｡1990年代前後､世界の映画の最先端は台湾にあった｡優れた映画がいつまでも観るものに霊感(インスピレーション)を与え続けるように､今もこの｢都市と静かな狂気の映画｣から得るものは大きいはずだ｡自分の映画の撮影イン前に観たい｡

合計　4300円

若旦那家康 (舞台の隙間産業)

ずーとバタバタしてたので､今年は海外旅行に少しでいいから行きたい｡贅沢言いません､小豆島でもいいです｡この原稿を書いているタイミングでは発表されてませんが､公開される時には｢春のどんかぶり演劇祭｣というのをやります｡7作品観たらハンカチもらえます｡誰が参加するのか？ここに詳細が載ります→http://www.dfgosaka.com/

▼突劇金魚 ｢ゆうれいを踏んだ｣
4/16(木)～21日(火)　アトリエS-pace　前売3000円
物語ってリアルとかファンタジーとかいろいろありますが､突劇金魚の作家･サリngROCKの作品の魅力はちょっと誇張したリアルに近い生活から気づいたらファンタジーな世界へシームレスに移行するところにあると思いました｡いきなり幽霊って言っているんだからそりゃもうファンタジーぽいんだけどね｡たぶん大阪のどっかの商店街で普通に生きている人が幽霊というファンタジーを通して世の中のことを色々思わされるんだろうな｡テーマは美醜の価値観だとか｡覆されるか？自分の価値観が観終った後変わるか楽しみ｡俳優もみんな面白いのでそれも楽しみ｡

▼The ROB CARLTON｢ELDER STATESMAN'S GARDEN｣
4/17(金)～19(日)　HEP HALL　前売3000円(Pコード:442-432)
京都で話題のコメディ劇団の初大阪公演ですって｡15分の作品を観ましたが､とにもかくにも芸達者で面白い｡劇団としては若手だけど､結構いい年なようだ｡社会人を経験してから演劇を始めたとか｡とりあえず何も考えずとも笑えると思います｡紳士淑女のデートとかにいいかもしれないと思っている｡(知らないけど､すごい下ネタとかだったらごめんなさい)

▼ICHIGEKIYA MASHUP PROJECT VOL.1 ｢GOLD BANGBANG!!｣
4/17(金)～20(月)　インディペンデントシアター2nd　前売3300円
僕がいつもお勧めする壱劇屋ですが､いつも台本を書いていた大熊隆太郎さんは台本を書くことを放棄したようです｡自分が今まで影響を受けた作品をやるシリーズを立ち上げた第1弾｡音楽で言うとカバーやコピーでなくマッシュアップ｡過去の名作と現在最高の勢いのある劇団の交わりはどうなる｡そして次のおススメもチェック｡

▼パイロット版シアターシリーズ ｢gate#13《April》｣
4/18(土)･19(日)　KAIKA　前売1700円
上記の3000円オーバーの公演に比べたら行きやすいよね｡しかもこれからの若手3組+ゲストを観ることができて1700円｡一組はジャグリングチームで､ゲストは京都俳優ラップの会｡この京都俳優ラップの会に上記の壱劇屋の大熊隆太郎さんは参加しているんですが､まったく真裏の京都でどうやってラップをするのか｡電話か？Skypeか？録音なんてないよね｡

合計　11000円

竹内厚 (編集者)

3月は岐阜と福井に行きました｡イベントにはあまり行けませんでした｡編集しているウェブマガジン｢OURS.｣はますます快調ーよろしくお願いします｡

▼伊藤隆介個展 All Things Considered
開催中～4/25(土)　児玉画廊　0円
札幌宮の森美術館での個展の評判が聞こえてきていた､伊藤隆介が京都にて｡まだ見ぬ作品なのでリリースをベースに書くと､日用品で特撮の撮影セットばりに構築した模型を使って､落下する原爆や崩壊した原子炉の様子を見せるという映像インスタレーション｡伊藤さんは漫画批評から美術評まで幅広く活動されていて､その一部はブログでも読めます｡

▼現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
開催中～5/31(日)　京都国立近代美術館　前売1000円(Pコード:766-500)
他人のコレクションを見ることは､時にとても楽しい｡のぞき見趣味というのか､その人の趣味が浮き彫りだから｡今展は､台湾の富豪が収集した､世界屈指の美術コレクションを見られるだけでなく､東京近美の気鋭の学芸員によるキュレーションがほどこされた｡美的価値だけでなく､経済価値にも踏みこんだ企画だとか｡

▼ゑでぃまあこん 佐伯真有美 LIVE
4/11(土)　門前おかげ楼　1500円
昨秋の｢はならぁと｣で最もインパクトある会場となっていた旧たき万旅館｡生駒宝山寺参道という､霊気ただよう立地も相まって､なかなかに…怖い！ 門前おかげ楼と名前を改めての再出発で､いくつかのライブが決定｡これを機に生駒ってときどきは行きたい｡

▼金子山ワイワイワールド！ in京都 ホホホ座でスススライドやるんだな｡
4/18(土)　ホホホ座　前売1000円
ものすごく気になってた写真家の金子山が､こちらもこれからの展開が気になるホホホ座に登場｡金子山は写真ブログもサイコーです｡

▼庭には３羽ニワトリさんいる
4/19(日)　遊･空間uの庭　前売1800円
京都･西陣の町中にこつ然と現れる洋館と広大な庭｡｢遊･空間u｣を訪ねると､時空のゆがみに入り込んだような､不思議な気持ちになる｡そんな場所に現れる3羽のニワトリ!? マヘル･シャラル･ハシュ･バズ､トンチトリオ､nan!ka?が出演｡

合計　5300円

うにうにこ (会社員)

花粉のせいで突発性の変な蕁麻疹になって1週間苦しみました｡はやくお外に出たいよう(花粉は秋まで)｡

▼｢FOOTBALL, ETC. JAPAN TOUR 2015｣
4/3(金)　HOKAGE　前売り2500円
テキサスのエモ･インディーロックバンドFOOTBALL, ETC.の来日ツアー｡すごくシンプルなサウンドなので､bedとCARDという対バンがすごく合う◎

▼｢nmnhn_sp vol.3｣
4/3(金)　Compufunk　当日2000円
1月に伊勢の2NICHYOUME PARADAISEでヤバ過ぎるイベントがあったみたいで(行った友達みんな｢1月にして今年のベスト｣と言ってた)､その衝撃を共有したいとnaminohana recordsが開催するイベント｡LIVEやDJも楽しみだし､この前までmomuragで展示やってたYAMAT君の作品がまた見れるのも嬉しい｡

▼｢Nicholas Krgovich / Deradoorian Japan Tour 2015｣
4/4(土)　HOPKEN　前売り3500円
Dirty Projectorsの元メンバーAngel Deradoorianの来日公演｡一緒にツアーを回るNicholas Krgovichとお互いのステージをサポートするような内容だそうで､至高…｡Deradoorianのエクスペリメンタル･ポップに酔いしれたい～ので､ここはHOPKENでじっくりと堪能(他アクト無し)｡

▼｢Sad Horse Japan Tour 2015｣
4/10(金)　CONPASS　前売り2000円
Sad Horseの2回目の来日｡前回も見に行ったけど､狂っててすごく良かった｡大阪公演はjugz､ほりゆうじ...､CASIOトルコ温泉､odd eyesといった､これまた苦笑いしてしまいそうなほどアクの強いメンツ｡ちなみに東京の最終公演､2012年の来日の時と全く同じメンツでやるみたいでほんと最高だな～！

▼｢春のZINE祭り｣
4/12(日)　Prinzガーデンスペース　入場無料
ZINEは文章やイラスト､装丁も含めて､すごく作り手を近くに感じるから好き｡こういうイベントだったら顔を見て買えるっていうのも良いな～｡1FのギャラリーでやってるBuffalomckeeの展示も見よう｡

▼LARGE400/HARD CORE DUDE/でぶコーネリアス/VOGOS
4/17(金)　BEARS　前売り1500円
LARGE400の久しぶりのライブ！関西だったら去年の7月以来かな〜すごく嬉しい！HCDでワイワイするのも楽しみだし､わたしにとってのすごくBEARSらしい日！

▼｢line in da utopia -BIRTHDAY BASH:TONEDEAF/
she luv it split 7inch“pre”release 2man show:｣
4/23(木) 　BEARS　当日1000円
TONEDEAFとshe luv itのスプリットプレレコ発｡sliのしょうへいさんの誕生日らしいので､Wでおめでたい！

合計　12500円

保山ひャン (芸術家)

4月は､14日(火)～22日(水)まで､神戸のギャラリー４に作品を出します｡26日(日)には大阪日本橋のカフェ一番星に映像作品を出します｡芸術家っぽいでしょ｡この原稿書いてるのは､3月なんですが､この記事が出る頃､今年の花粉症は､すごく楽どころか､むしろ､快楽と安らぎを与えてくれているな～､と､思っているはず､と予想します｡

▼第29回日本医学会総会2015関西｢医学史展｣
開催中～4/12(日)　京都大学総合博物館　400円
江戸時代以降､明治､近代､最先端の医学をたどる展示がされている｡ふだんの僕は､医者嫌いで､医者にかかって治癒するくらいなら病気が悪化したほうがマシだ､とまで思っている｡健康を目的に何かするなんて､最も後回しにしたい事柄なのだ｡でも､そんな僕でも医学には興味があるのだ｡こんなところに､ポロッと本音が出る｡

▼｢phono/graph-音･文字･グラフィック-｣
開催中～4/12(日)　神戸アートビレッジセンター　300円
藤本由紀夫､鈴木大義､八木良太､城一裕､intext､Nicole Schmid､softpad｡視覚､聴覚､触覚による､音とアートの展覧会｡その感覚の列挙にあぶれた味覚と嗅覚が暴走して､｢sound,letters,graphics｣の英語が｢スンドゥブ､レタス､グラノーラ｣と読めたあなたは空腹魔人｡

▼｢東學 ＋ 月夜乃散歩 少女の化石｣
4/4(土)～15(水)　ＳＵＮＡＢＡギャラリー　0円
大阪日本橋､ＳＵＮＡＢＡギャラリーの杮落とし｡杮(こけら)を柿(かき)と読んだあなたは空腹魔人｡初日にはトークショーも開かれる｡あなたは少女の化石を発掘して収蔵できるか｡

▼｢東西対抗！廃墟､工場､珍スポット 春の三大祭り！｣
4/6(月)　ロフトプラスワンウエスト　前売2000円＋飲食代
村田らむ､吉村智樹､小林哲朗｡廃墟にゴミ屋敷に工場に珍スポット｡そうしたパラダイスを楽しむ風潮は非常に健全で､どれだけ助けられたかわからない､と､ふと感じた｡

▼｢誕生50周年記念 ぐりとぐら展｣
4/11(土)～5/31(日)　伊丹市立美術館･伊丹市立工芸センター　一般900円
野ねずみのぐりとぐらも50歳｡3月に開催されたマニ･ノイマイヤーのグルグル祭りに行けなかったので､せめて､この｢ぐりとぐら｣は楽しみたい｡グルグル､ぐりとぐら｡らりるれろをコンプリートするには､｢グレイ｣と｢グロ｣が必要である｡

▼｢林美登利 人形展｣
4/17(金)～5/2(土)　乙画廊　500円
作者の名前の｢林美登利｣の字面のイメージ喚起力ったらない｡そして､その人形の表情やたたずまいは､どうにも放っておけない魅力がある｡放っておけない､と思わせるのは､それら人形が､どこか放逐された存在であるような運命や物語を感じさせるからなのだ｡

▼プランテーション音楽塾タイ音楽特別企画
｢第三回モーラム編その２～名曲を聞き進めてみよう
(モーラム今昔流行り廃り)｣
4/18(土)　FUTURO　2000円＋1ドリンク代
タイ東北部の音楽｢モーラム｣の変遷を追いながら､名曲を聞きまくるイベント｡映像も豊富｡アジアの音楽はまだまだ未開で白地図を手にした状態だと思わせる奥深さがある｡わけいってもわけいってもアジア音楽｡

▼笠井叡 新作｢今晩は荒れ模様｣
4/25(土)　京都芸術劇場春秋座　3500円
天使館の笠井叡の新作｡オイリュトミー､モダンダンス､クラシックバレエ､大野一雄､土方巽｡およそ身体を動かすことに興味ある人にとっては見逃せない公演だろう｡作品のタイトルは白石かずこの詩集からとっている｡

▼ダンス･パフォーマンス｢蘇る白鳥｣
4/28(火)･29(水･祝)　兵庫県立芸術センター　0円
2階の展示室ポッケで開催中の薄井憲二バレエ･コレクション2015企画展～｢瀕死の白鳥｣舞踊譜をめぐって～の関連企画｡｢瀕死の白鳥｣のバレエ版､コンテンポラリーダンス版､Ｈ･アール･カオス版がなんと無料で見れる｡最も瀕死なのはどの白鳥なのか､そして､蘇るのはどの白鳥なのか｡

合計　9600円＋飲食代

ぴあ関西版WEB編集部

4/9(木)｢関西カフェの本｣､4/10(金)「さだまさしファンあるある」､4/25(土)｢押井守ぴあ｣を発売予定｡4/24(金)にはなんばグランド花月で､ケンドーコバヤシ／博多華丸・大吉 華丸／レイザーラモンRG／笑い飯／清水けんじ／ガリガリガリクソン／和牛や有名カレー店主たちも参戦する『劇場版ケンドーコバヤシのたまらない店2 ～関西印度化計画～』を開催します。よろしくお願いします！

▼YMO楽器展
開催中～4/12(日)　梅田ロフト5F ロフトフォーラム　500円(小学生以下無料)
昨年11月に東京で行われた「楽器フェア」の特別企画だった展示がついに大阪に！ YMOがライブ等で使用したビンテージ楽器の同型品や当時のグッズなんかが見れるようです。しかもYMOとゆかりのある方々によるトーク&ライブ(http://ymo-synth.com/talklive/)もいっぱい開催される。高野寛さんと松武秀樹さんのトークがある日に行ければいいなぁと思ってます。(A)

▼御開帳秘仏「本尊薬師瑠璃光如来」特別公開
「金銅釈迦誕生仏」「銅造阿弥陀如来(善光寺仏)」
4/1(水)～6/30(火)　岩根山 国宝 善水寺　大人500円
滋賀県湖南市にあるお寺､善水寺で秘仏御開帳｡仏像について詳しくもないし､仏像めぐりなどもしないのですが､パンフレットに載っている善水寺の仏像の写真を見て惹かれました｡国宝の本堂には金剛力士像があるそうで､筋肉隆々の金剛力士像を間近で見られるのも魅力的だなと思います｡なお､「本尊薬師瑠璃光如来」は4/19(日)から御開帳です(4/19(日)～6/14(日)は大人700円)｡(I)

▼花開くコリア･アニメーション2015
4/3(金)～10(金)　PLANET+1　一般1回券1000円
韓国映画も面白いけど韓国のアニメーションも面白い！ この映画祭で数年前に上映していた作品｢豚の王｣を先月観て衝撃を受けたので､今後は毎年チェックしといた方がいいなと思ってます。4/4(土)には別会場で無料上映もあるのでこの日が狙い目だけどわたしはこの日行けない…。4/5(日)に弁士と音楽をその場で付けて戦前の日本のアニメを上映する特別企画(←これは1500円)もあってこっちも気になる。(A)

▼ヤン富田 パフォーミング･アーツ in 京都
4/12(金)　京都芸術センター　前売各回3500円
ヤン富田のパフォーマンスが京都にて｡しかもプログラム別の2回公演でたっぷり堪能しましょう｡(E)

▼作家･多和田葉子の朗読＆トーク『言葉の灯り』
4/13(月)　恵文社一乗寺店コテージ　1500円(＋1ドリンク代)
海外では作家本人による朗読会はポピュラーですが､日本ではあまり少ないです｡今回なんと多和田葉子さんが新刊『献灯使』およびドイツ語の詩の朗読を行います｡(C)

▼ふいご／トンチトリオ／モダンDJ特選集
4/17(金)　アオツキ書房　予約2000円(＋1ドリンク代)
ふいごが関西で観られるのはかなりレアです｡共演陣も超強力な魅惑のメンツ｡当日は2300円(＋1ドリンク代)｡(D)

▼布博
4/18(土)･19(日)　元･立誠小学校　400円(小学生以下無料)
可愛い柄の布ってどうして見てるだけでウキウキするのだろう。布博とは、その名の通り、様々な布とそれらを使用した小物などが展示販売される催し。毎年激コミで、(見た目はほっこり系女子たちの)戦場と化すらしく何時くらいに行くのがベストなのかが悩みどころ。(A)

▼KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭 2015
4/18(土)～5/10(日)　京都各所　前売一般パスポート2000円
マルク･リブー､フランシス･ウルフ､ロジャー･バレンらの作品はもちろん､沖野修也×菊地成孔ディナーショーほか関連イベントも多数｡(F)

▼セレブリティ･ミレニアム入港
4/29(水)　神戸ポートターミナル　無料
とにかくでかいものを見るのが好きなので､でかい船がやってくるとワクワクします｡セレブレティ･ミレニアムは90,963トンで､でっかい団地みたいです｡8時入港で18時出港です｡(I)

合計　11400円