若旦那家康 (舞台の隙間産業)

ぼちぼち落ち着いて色々考えて行こうと思います｡安定させようというよりもやりたいことをちゃんとしよう｡秋に向けて！(秋は多摩にいたり､仙台･新潟･名古屋ツアー公演に行ったり)

▼日本総合悲劇協会 vol.5
｢不倫探偵～最期の過ち～｣
7/1(水)～5(日)　サンケイホールブリーゼ
S席6900円(Pコード:442-427､445-689)
こんな金額を払って演劇を観る。VIP感を味わいましょう。大人計画プレゼンツって考えると高過ぎない気もする。作・演出に天久聖一の名前があるしだいぶ頭おかしそう。二階堂ふみを生で観れるし、どどんとS席で。東京公演の噂を聞くとだいぶ面白いらしいです。

▼ハイバイ｢ヒッキー･カンクーン･トルネード｣
7/19(日)～20(月･祝)　伊丹市立演劇ホール AI･HALL　一般前売3000円
不幸を笑えるように書く天才劇作家の岩井秀人が引きこもりだった経験から作られた作品の再再演です。天才なんでしょうけど、引きこもりによって書かれた作品が何度も上演されて、全国ツアーして、本人は俳優として『ゴッドタン the Movie』に出演できたりするんだから、世の中何があるかわからないとか淡い夢を描いちゃう。とにかく笑いに行こう。

合計　9900円

うにうにこ(会社員)

音楽とお酒が好きな会社員です。はやくビアガーデンに行きたいし、なんならビアガーデンでライブとか見たいし、むしろビアガーデンに住みたい。。

▼｢Wild Marmalade Japan Tour 2015-FLUX-｣
7/8(水)　Shangri-La　前売4000円
オーガニック･ダンス･ミュージックの代表格Wild Marmaladeのジャパンツアー｡オープニングアクトのgoatとの音楽的相性はバッチリだろうなぁ～！大阪でのgoatのライブは最近金曜が多かったんだけど､わたし金曜はなかなかライブに行けないので､､久しぶりに見れるgoatがとても楽しみ◎

▼｢FAREAST DEATH CULT｣
7/18(土)～20(月･祝)　SOCORE FACTORY　2DAYS通し券 4500円
日本全国から、デス／ブラック／ドゥームメタル、ハードコアなど、アンダーグラウンドで鳴り響く究極の轟音が集結する地獄のイベント！その数なんと3日間で35バンド…ってアツ過ぎて倒れる人出るんじゃないかな…。わたしは18日は用事があるので19日と､先日PALLBEARERの来日公演の時に見たNEPENTHESが出る20日に遊びに行く予定｡ちなみに3DAYS通し券は6000円と､地獄に耐えるほどお安くなるシステムだそう(笑)｡

▼CH CARGO presents｢CHANGE CHARGE vol.33｣
7/25(土)　Helluva Lounge　前売2000円
大阪のハードコアパンクバンドDIRTYISGODのレコ発ライブ｡5月にCH CARGOからリリースされたアルバムすごく良かったのに､レコ発京都も大阪も行けなかった…ので神戸へゴー｡ヘラバの店長木村さんのバンドaprès-guerre na･potoもまだ見たことなかったのですごく楽しみ！ATAMEや宮武BONESで活動する原口くんのDJにもさりげにアガってます…！

合計　10500円

NICO GLASS(歌うエディター)

堀江のSHOP”Reinette"発、60年代フレーバー溢れるサウンドを奏でるユニットLILY GLASS GROUPのボーカル。平日はエディター。趣味は食べること。7/4(土)に｢PALO ALTO PARTY｣に出演します。

▼岩に刻まれた古代美術 アムール河の少数民族の聖地シカチ･アリャン
開催中～7/21(火)　国立民俗学博物館　420円
ロシア連邦ハバロフスク地方に暮らす先住民族ナナイの村落･シカチ･アリャン村に現存する岩面画を紹介する企画展｡どんな所なのかまったく想像がつかない地名に心が躍ります｡

▼ハナキン 噺カフェ金曜落語会
7/3･10･17･24･31(毎金)　噺カフェ　1500円
恥ずかしながら落語ビギナー｡カフェで観る落語なら､私のようなビギナーでも気負いなく入っていけそう｡カフェ名物の鹿肉カレーを食べながら､落語で大笑い｡なんてステキな花金ナイトの過ごし方！

▼宇宙スパイス スパイスで集うアジアな世界
7/12(日)　ピアノバー[十三's]トミーズ　5000円(食事付)
三度の飯ならカレーがいい｡ってほどのカレー好き｡ずっと行きたいと思っていた関西のカレー人気店がコラボしたプレートが食べられるほか､南インド料理クッキングクラス､シタールライブも｡カレーの世界にどっぷり浸かる1日になりそう！

▼乾物COOKING じゃこ・煮干しの回
7/26(日)　Social Kitchen 1Fキッチン　参加費3800円(レシピ､お夕飯､お飲み物付)
日本人には身近な食材なのに意外と知らない乾物の使い方｡栄養満点＆おいしい乾物レシピを学べるワークショップで作り方をマスターすれば､嫁入りも近くなる気が…｡

合計　 10720円

竹内厚(編集者)

いまさらながらマツコデラックスの存在に気づきました｡いつまでも見てられます｡夜中の東京をうろうろしてる番組とかイイね｡ウェブマガジン｢OURS.｣では､盆栽の話をまもなく公開｡

▼本への偏愛　Partiality for Books
開催中～7/8(水)　ギャラリー島田　無料
『海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録』刊行にあわせての展覧会｡数々の作家による本への思いを形にした作品が集まる｡

▼原広司：WALLPAPERS
開催中～7/26(日)　梅田スカイビルタワーイースト5F特設会場　700円
千葉の市原湖畔美術館からの巡回展がスカイビルへ｡メイン展示は｢2500年間の空間的思考をたどる写経｣｡わけがわからないけどとにかくすごい｡

▼10周年もギンギラ銀にシャリげなく
7/10(金)　なんばグランド花月　前売2300円
10周年のNGKにしてはほどよい料金設定｡銀シャリはいつもほどよさが光ってる｡まさに｢ギンギラ銀にシャリげなく｣｡ゲストはナイツ(マセキ芸能社)｡

▼わたしのマーガレット展
7/15(水)～27(月)　阪急うめだ本店9F 阪急うめだギャラリー　800円
『マーガレット』愛読者ではないけど､どんな構成で展覧会を組み立てているのか気になるところ｡創刊からの50年を10章に分けて章立て｡1作家で1章を担当するのは紡木たくと池田理代子のみ｡

合計　3800円

山口良太(音楽と演劇の年賀状展)

あの地区はいつで､あの地区はいつで…と､近所の盆踊りの話題がちらほら聞こえてきた夏の始まり｡今年は何ヶ所まわれるかな｡いつもぶっつけ本番ヨタヨタなので､今年こそは盆練a.k.a.盆踊りの練習に行きたい｡

▼寺岡圭介 個展
｢ぼくたちは とまっていても うごいている｣
開催中～7/5(日)　苦楽園･galerie 6C　無料
広島･福山在住の作家､寺岡さんの描く絵やオブジェは､ぱっと見かわいらしいけども､油断してると謎めいた物語にぐるぐると引き込まれるような作品が多い｡ひねくれた個展のタイトルにひっかかったあなたもすでに､ぐるぐるに足をつっこんでいる｡

▼劇団競泳水着 大阪部 vol.1｢惑ひ｣
7/10(金)～13(月)　恵美須町･in→dependent theatre 1st　一般前売･予約3000円
東京を拠点に活動しつつ､大阪での公演をコンスタントに重ねる上野さんが大阪の俳優を集めて､自身の劇団の大阪部を旗揚げ｡洗練された会話と巧妙な構成が持ち味の脚本は､いわゆるコテコテな大阪イメージからは遠いけど大阪のファンは多い｡大阪だからとか､東京だからみたいな枠組みは関係なく､いいものはどんな場所でも作れる､という証明になりそうなところにも期待大です｡

▼ArCairo (いいむろなおき×長谷川寧)
｢Phantom Form, Invisible Move｣
7/25(土)･26(日)　新開地･神戸アートビレッジセンター　一般前売3000円
｢誰も見た事の無いマイム｣は存在するのか？というキャッチコピーにひるんでしまうけど､試演会を観た人の噂によると､長谷川寧のお題や無茶ぶりにいいむろなおきが身体で応える､尖った表現と笑いが絶妙なあんばいの実験作品だったとか｡マイムとダンスと演劇の領域を自在に行き来する二人の実験の行く末を見たい｡

▼トロピカルビルパラダイス2015
7/31(金)　味園ユニバース　？
今年も盆踊りの季節がやってきた！その幕開けは､毎年恒例のこのイベントで｡原稿執筆時(6月末)には､河内家菊水丸､三田村管打団？が出演とだけしか告知されていないけど､ユニバースのネオンやレーザーバリバリのサイバー菊水丸を囲んでの盆踊りは楽しくないわけがない｡大阪を誇る名店の夜店も楽しみ｡続報を待つ！

合計　 6000円＋？

駒鳥 文庫(駒鳥文庫店主)

大阪天満宮参道の映画関連専門古書店主です｡ただいまジャパンツアー中です｡http://komadori-books.jp

▼ふしぎワクワク虫を食べる植物展
7/4(土)～9/23(水･祝)　咲くやこの花館　500円
夏休みなんてもっての外､お盆休みすらないシガナイ古書店主の､せめてもの夏休み小学生気分特集その1｡やっぱ食虫植物は厨二心にグリグリくるし､しゃーない｡

▼特別展｢たまごとたね　―いのちのはじまりと不思議―｣
7/18(土)～10/18(日)　大阪市立自然史博物館　大人500円
その2｡生命発生装置をモバイル感覚で持ち運びできるという驚異のメカニズム｡その名もたまごとたね！これで自由研究も捗る！

▼天神祭
7/24(金)宵宮･25(土)本宮　大阪天満宮　無料
その3｡花火もいいけど陸渡御･船渡御もね！やっぱり夏休みの思い出に祭りは外せない｡まずい焼きそばがうまいのだ！

▼出現！ 妖怪ウォッチランド ～不思議な冒険に出かけよう！～
7/22(水)～8/3(月)　大丸ミュージアム〈梅田〉　一般800円
ラスト｡やっぱり某コミック雑誌の手に平で踊らされてこその小学生！駒鳥だけにコマさんが非常に気になるのです｡もんげー｡

合計　 1800円

ぎゃしゃ(チャラリーマン)

最近いただいたお褒め言葉は｢その飲み会幹事力､プライスレス｣です｡

▼～エロティックカリキュラムvol.4～ 人妻ニャンコ ×｢H｣＝I LOVE YOU
7/3(金)　なんば紅鶴　前売1500円＋1ドリンク代
露骨だけど客観性もあって､なにより可愛い｡そんな立ち居地の存在は､お笑い界には人妻ニャンコ､音楽界にはベッド･インしかいない｡

▼七夕特別投影 七夕星物語 with 生演奏 うみねこ楽団
7/4(土)　伊丹市立こども文化科学館 プラネタリウム室　400円(入館料)
7月は､七夕を口実にプラネタリウムデートを提案する季節｡アコーディオンとコントラバスに誘われて､ついつい眠り込んでしまいそうなデート相手の横顔を見れたら､とか今から妄想が膨らむ｡

▼プロジェクトミーティング
｢世界は不思議に満ちている～別府『混浴温泉世界』から｣
7/9(木)　アートエリアB1(京阪電車 なにわ橋駅)　0円(50名程度 当日先着順)
別府のアートツーリズム｢混浴温泉世界｣で特に気になるのが､｢秘密のナイトダンスツアー｣｡街と人が一緒につくって共有する秘密の時間｡秘密､って響きが魅惑的｡｢アートツーリズム｣という言葉はどのように各地方に根付いているのか､の途中観測機会として｡

▼岡村靖幸ナイトvol.4～びしょ濡れでいいじゃNIGHT～
7/10(金)　京都 VOX Hall　前売1000円＋2ドリンク代(1000円)
福岡の異常天才･ボギーさんの岡村ちゃんへの高まる愛と尊敬を昇華させたパフォーマンス｢奥村靖幸｣がついに関西で実現！ボギーさん､8月には西宮(あるちゅう)､京都(ミシマ社)でのライブもあり｡ http://bogggey.blog.jp/archives/2015-06-02.html

▼デジタル×ファッション　二進法からアンリアレイジ､ソマルタまで
7/11(土)～　神戸ファッション美術館　500円
SOMARTA(ソマルタ)の特集でもお腹いっぱいになりそうだけど､同時展示の｢スキヤキlovesシリーズ展示コーナー｣がお目当て｡フェリシモの｢スキヤキloves｣は､ニーズうんぬんよりも企画者の好みが前面に見える点が､職権乱用の正しいあり方で素敵だと思っています｡

▼特別展 いたこんニコニコパラダイス
7/16(木)～8/31(月)　伊丹昆虫館　大人400円
夏休みとバッチリ合わせて開催されるお祭り企画に期待｡クールなゴキブリポストカードなどグッズ企画に力を入れてきた施設だけに､25周年用にはまた変なものが出てくるのでは､と期待している｡
25周年公式Twitterアカウント

▼たそがれコンサート 2015
7/3(金)～8/28(金)の毎金　大阪城音楽堂　0円
7～8月の毎週金曜夜は大阪城音楽堂で芝生に寝転びながら吹奏楽やオーケストラを｡期待は､7/24(金)の航空自衛隊航空中央音楽隊ワンマンショー｡

合計　3800円

保山ひャン (芸術家)

夏だ！夏休みだ！遊びほうけて破産だ！ディオゲネスのように､酒の甕に暮らすとするか！　この7月の目玉は､天神祭とマグリット展とトーベ･ヤンソン展とART OSAKAに違いない｡屋外での楽しいイベントも多数あるけど､日焼けは避けたい！太陽にUVスプレーを噴射しにいく勇者はいないのか｡

▼フランス映画祭2015関西
開催中～7/10(金)　シネ･ヌーヴォ､京都シネマ　一般1300円
7/3(金)までは大阪のシネ･ヌーヴォ､4(土)～10(金)は京都シネマで1日1本ずつ毎晩上映されるフランス映画祭｡EUシネマウィークとあわせて､ヨーロッパ映画三昧の日々が送れるはず｡

▼EUフィルムデーズ 2015 −映画で旅するヨーロッパ
7/1(水)～12(日)　京都文化博物館　一般500円
ポーランド､オーストリア､ラトビア､ハンガリー､フランス､イタリア､ドイツ､オランダ､ルクセンブルク､スペイン､ギリシア､リトアニア､ベルギー､スウェーデン､エストニア､チェコ､スロバキア､スロヴェニア各国の映画が､上映！料金も安いし､涼みに行くのもあり｡

▼repetition
7/3(金)･5(日)･6(月)　environment 0g zero-gauge　2000円
2010年代前半のベスト100､という展覧会が､ここ0gでは7日から開かれるが､その前哨戦として､というか､こっちが本命とも言えるイベントが開催される｡3(金)はPost industrial､5(日)はConcrete Drone､6(月)はContemporary Modern musicをテーマに､阿木譲氏によるブリコラージュが聞ける｡料金はドリンクとCD-R付の値段だが､3日通しだと4500円で､3ドリンク､3-CDR付になる｡漫然とネット､ライブ､FM､CDショップめぐりしている日常ではなかなか出会えない音楽が､ベスト100として提示される驚愕を味わいたい｡

▼SUNABAトークショー
7/4(土)～15(水)　SUNABAギャラリー　1500円など
日本橋のSUNABAギャラリーで､連続トークショーが開催される｡ゲストは､中ハシ克シゲ､宮本佳明､服部正､島田誠､岡田旭､高原英理､千野帽子､鈴木創士､加須屋明子､飴屋法水｡贅沢なラインナップ｡料金は1500円の日が多いが､2300円の日もあれば､300円の日もある！さながら､アートの夏期講習のおもむきがある｡勉強の講習は願い下げだけど､これは楽しそう！

▼大阪ミナミ400年祭本祭りにぎわいスクエア
7/11(土)･12(日)　とんぼりリバーウォーク　0円
観光客が大勢押し寄せる大阪ミナミだが､意外なことに､川ぞいのとんぼりリバーウォークは､水の音を聞きながらゆっくりと坐って読書するのにぴったりの場所になっている｡ときおり､にぎやかなお祭りでリバーウォークが活気付くのも楽しく､この｢にぎわいスクエア｣はそのひとつ｡OSAKA BBWAVEのライブもあるらしいので､楽しみ｡

▼京都大学－稲盛財団合同京都賞シンポジウム
7/12(日)　京都大学百周年時計台記念館　0円
京都賞のシンポジウム､今年は､11(土)､12(日)にわたってエレクトロニクス分野､生物科学分野､音楽分野の3つで行われる｡僕が注目しているのは､12(日)の｢音楽分野｣｡岡田暁生教授司会のもと､｢音楽の20世紀､そして21世紀｣と題するシンポジウムが開かれる｡｢現代音楽における自律的芸術作品の解体､又は､音楽言語の外在化｣(近藤譲)､｢新しい宗教音楽　－電気文明における芸術の可能性－｣(三輪眞弘)｢ピアノで駆け抜ける二十世紀音楽の森(京都賞受賞作曲家を含む)｣(中川俊郎)､コメンテーターはヘルマン･ゴチェフスキ教授｡みるからに難しそうな内容のような気もするが､いざ､その場におれば､充分に満足して楽しめることは確実｡

▼しもむらちべそ個展｢ちべその森｣
7/12(日)～18(土)　ami-kanoko　0円～1300円
｢ゆかいなぬいぐるみ､イラストの展示販売｣｡無邪気で可愛いちべそワールドが展開される｡期間もちょうど夏休み前の一番ワクワクするときなので､夏の思い出として､まず､ちべその森に遊びに行くっていうのも手だろう｡昨年の個展のときは､この無邪気なやつらが､メラメラと怨念を放射していたりしたが､それでも可愛い不思議さ｡

▼百鬼夜行展
7/15(水)～8/31(月)　高台寺､圓徳院　共通割引拝観料900円
京都東山の高台寺､圓徳院で､百鬼夜行絵巻や幽霊図の展示がある｡通常の拝観料で観覧できる｡8月には3Dプロジェクションマッピングもある｡有料で講談会もあるようなので､夏の京都を存分に楽しみたい｡

▼トーク｢シュレーター映画と西洋芸術･思想｣
7/18(土)　神戸映画資料館　600円
7/17(金)～20(月)にかけて､1969年～1981年のヴェルナー･シュレーターの映画が7本特集上映される｡若き日の実験映画から､一貫して見られるオペラの要素が特徴的なシュレーターをまとめて見る､めったにない機会｡18(土)に開催される鈴木創士氏と渋谷哲也氏のトークも楽しみ｡

▼みんぱく映画会｢インド映画特集｣
7/20(月･祝)ほか　国立民族学博物館 講堂　一般展示観覧券420円
みんぱくの南アジア展示のリニューアルを記念して､インド映画上映が決定！20(月･祝)は｢ファンドリー｣､25(土)は｢カーンチワラム サリーを織る人｣､8/2(日)｢Mr.&Mrs.アイヤル｣､8(土)｢DDLJ勇者は花嫁を奪う｣(シャー･ルク･カーン主演)が上映される｡ひとくちにインド映画､といっても､各作品でヒンディー語やタミル語､マラーティー語､ベンガル語､と使用されている言語は多様だ｡この7月に上映される2本は日本初公開で､見逃し厳禁｡インド映画は長尺だと思いがちだけど､3時間以上ある｢DDLJ｣だけが､長い｡

▼大井浩明･連続リサイタルシリーズ《All'Italiana 2015》【 第2回 】
7/24(金)　芦屋山村サロン　前売2500円
大井浩明氏の連続リサイタル2回目は､ジャチント･シェルシ ピアノ傑作撰(生誕110周年)｡川崎弘二氏の｢ピアノ独奏のための《木賊》｣も演奏される｡｢木賊｣と言っても､トクサノカンダカラ(十種神宝)は｢トクサ｣違い｡年寄りが舞い狂う能楽の｢木賊｣のほうかも｡聞く前から荒ぶってる印象｡いずれにしても､大井氏のリサイタルは､体力を温存しておいてのぞみたい｡

▼OSAKA PHOTO WEEKS
7/24(金)～　FUKUGAN GALLERY､SAI GALLERYなど　0円
国立国際美術館で7/25(土)から開催されるヴォルフガング･ティルマンス展(要入場料)を含む12の会場での｢写真｣をテーマにした現代美術ギャラリーウィーク｡TEZUKAYAMA GALLERYの山下耕平､須賀悠介展は6/30からはじまっているし､橘画廊の勝又公仁彦展は7/28から開催､と開催期間に要注意｡トークなどのイベント(有料のところもあり)もあるので､こまめにチェック！

合計　9720円

西尾孔志 (映画監督)

来月映画のクランクインなのに､今月は専門学校の夏合宿｡ひぃ～｡気が付いたら2時間くらい脳トレやってて､逆に脳が疲れたわ！ 最近､ここで日記書いてます｡

▼｢ピクニック デジタルリマスター版｣
7/4(土)～　第七藝術劇場　1000円(均一料金)
僕にとってルノワールの映画は、温泉に行ったり、美女とお酒呑んだりするより、心の疲れを癒してくれるんですわ。もうキラッキラで、ちょっぴりユルくて、すべてが生命力にあふれてまんねん。『フレンチカンカン』と2本立てにして観れれば、あて、幸せになりまんねん。

▼《ジョアン･ペドロ･ロドリゲス　レトロスペクティブ2015》
7/9(木)　同志社大学寒梅館ハーディーホール　一般1500円
実は前回の《ジョアン･ペドロ･ロドリゲス レトロスペクティブ》のクラウドファンドに出資したのに､実現して上映となるも､自分が忙しくてほとんど観れなかった悔しさ！今度こそ､念願の『オデット』観るもんね！！世界の映画祭の最先端に触れるもんね！

▼《爆音映画祭2015》
7/18(土)～23(木) 　神戸アートビレッジセンター　当日1500円
映画館に音楽ライブ用の音響セットを持ち込むんやから､そらミニシアターさん､大変でっせ｡聞くところによると､赤字覚悟の太っ腹企画らしいでっせ｡こりゃミニシアター応援団としては行かん理由あらしまへん｡ゴダールにジャック･タチの玄人好みの傑作から､話題の『THE COCKPIT』まで！ KAVCによく出没するマスコット「ばくー」はオスに見えて美人の女性だという噂も聞くから会いに行こう！　※火曜は休館｡

▼｢THE COCKPIT｣
7/18(土)～ 　シネ・ヌーヴォX　水曜1100円
ひと足先に東京で観てきたけど､もうスクリーン観ながら体が揺れて揺れて！ヒップホップを知らなくても､サンプリングで音楽が作られていく様子や､ラップの歌詞(リリックという)を書くのに遊びを発明するところなど､自由な空気とユーモアが心地いいから楽しめるはず！初期の北野武映画とかが好きな人もニヤニヤする感じ｡大プッシュ！

合計　5100円

ぴあ関西版WEB編集部

7/2(木)｢究極のカレー2015 関西版｣､7/9(木)｢大阪 立ち飲みごはん｣､7/16(木)｢究極の食べ放題 ホテルブッフェ＆スイーツバイキング関西版｣を発売予定｡よろしくお願いします！

▼間近で見られる迫力の文楽人形　文楽の世界展
7/1(水)～13(月)　阪急うめだギャラリー(9階)　入場無料
人形浄瑠璃“文楽”の歴史を学びながら､実際に使用されている小道具から舞台裏まで覗くことが出来る展示会｡初心者でも楽しめそうなので､｢文楽デビュー｣を果たせぬ日々を送っている私も気軽に足を運べそう｡そして､この展覧会の開催に伴って､阪急うめだ本店1階のコンコースウインドーで､人気演目の世界が再現されるとのコト｡これは会社の行き帰りに毎日寄ること決定！(E)

▼ふしぎワクワク虫を食べる植物展
7/4(土)～9/23(水･祝)　咲くやこの花館　500円
小学生のとき､虫を食べる植物を育てていましたが､ついぞ食べる瞬間を見ることなく枯らしてしまいました｡この展示では､日本はもとより世界の食虫植物が生きたままで展示とあり､興味津々です｡私が枯らしたあの植物にも会えるかもしれない…！名前は忘れた｡(I)

▼サラウンドサーキット
7/5(日)　FLOAT　入場料2000円
10:00～22:30､まる1日の間にいろんなアーティストによるライブやSweet Dreams Pressの福田教雄さんをゲスト相談員(？)に､｢30歳からのインディペンデント音楽道｣と題したトークイベント､そのほかにも展示やフードの販売など､なんだか盛りだくさんなイベント｡面白そうだなぁ｡(A)

▼TALK&BEATS　tofubeats×藤井隆
7/8(水)　Loft PlusOne West　前売2500円(Pコード:629-670)
その名のとおり､tofubeatsと藤井隆のトークイベント｡藤井隆の音楽愛はまぎれもなく本物だし､トーフくんもおしゃべり上手だし､このトークイベントは面白くなるに違いないと思います｡喋るだけじゃなく歌ったり踊ったりもするんじゃないのかなぁと期待｡(A)

▼WORLD BREADS SHOP-世界のパンセレクション-
7/17(金)･18(土)　SAA　入場無料＋買い物代
パン事情に詳しいライターのいなだみほさんセレクトによる世界のパンを2日間で700個販売するらしいです｡1年限定で大阪･肥後橋にオープンするイベントスペース｢SAA｣自体にも興味津々｡(A)

▼音楽で旅する世界(vol.0)イントロダクション
7/18(土)　SAA　無料
昨年『アフロ･ポップ･ディスク･ガイド』を監修した音楽ライターの吉本秀純さんが世界の音楽に関するレクチャーを8月からSAAで開始するらしいです｡7月はそのお試しのようなものでしょうか｡面白そう｡(A)

▼原神 玲 初期映像作品 上映展
7/21(火)～26(日)　Lumen gallery　1000円
2011年に急逝したミュージシャン､レイハラカミが遺した映像作品が上映されるだとっ！！　彼が昔､映像作品を作っていたことはファンの間では知られていたけど､もう観られる機会はないだろうと勝手に思っていたよ｡絶対に行かなくては｡(A)

▼シンリズム1st TOUR｢NEW RHYTHM｣
7/31(金)　梅田クラブクアトロ　無料+1ドリンク代
神戸の高校生ミュージシャン､シンリズムくんのワンマンライブ｡事前に1st ALBUM｢NEW RHYTHM｣を購入し応募受付は必要でしたが､クアトロでのライブが無料ってのはなかなかの太っ腹！　フリッパーズやキリンジが好きな方は必聴とよく言われてます｡まぁそう表現するとテイストが分かりやすいか｡でも､彼が成長していくにつれ音楽表現やテイストが変わっていく面もあるだろうし､それが楽しみだったりもする｡計り知れない才能の始まりを多くの人に目撃してほしいなぁ｡(A)

合計　6000円+買い物代など