ホーム > 1万円の遊び方
作:水口グッチ |
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開催中 『…スズキコージの絵本原始力展』
上映中 『春を背負って』
7/1(火) 『京都芸大芸術資源研究センター…』
7/1(火)~13(日) 尾柳佳枝 個展
7/2(水)~8(火) 『Wonderland…』
7/2(水)~11(金) 《フランス映画祭2014》
7/2(水)~20(日) 辺口芳典展『写真』
7/3(木) 『昭和後期の“現代音楽”発掘』
7/3(木)~7(月) KUNIO 11『ハムレット』
7/4(金) 『FLY sow seedsオプニングパーティ』
7/4(金)まで 『捨てがたき人々』
7/5(土) サガ・クリエイターズクラブ『ことばと美術』
7/5(土) 『盗品/商品/複製としての…』
7/5(土) 『フルートとハープの武満の海へ』
7/5(土) 『水着下ネタ大喜利』
7/5(土) 映像発信てれれ上映&連続トーク企画
7/5(土)・6(日) 『貼り切ってまいりま…』
7/5(土)・6(日) 『日本仏教のゆくえ…』
7/5(土)より 『バルテュス展』
7/5(土)より 『具体、海を渡る。展』
7/5(土)より 『ガールズ&パンツァー これが…』
7/6(日)まで 鍵豪『A Distance』
7/6(日) 『門前ナムナムサミット』
7/6(日) MANTICORE『オールスター大感謝祭』
7/6(日) 『ワンワンワンまつり』
7/6(日) 『…たましいの残酷さと優しさ』
7/6(日)より 『日本の将棋と文化展』
7/8(火) 『昭和前期の政治と宗教』
7/9(水) 『No.305三十路バースデイ』
7/10(木)・11(金) 《爆音映画祭in京都》
7/11(金)~14(月) sunday『友達』
7/12(土) RUBYSTAR『王舟“Wang”』
7/12(土) 『電子音楽なう! vol.3』
7/12(土) 少年ナイフ『712DAY PARTY…』
7/13(日) 『…たましいの創造性』
7/13(日) 『カレー大サーカス5』
7/13(日) 大井浩明『時を得たメシアン』
7/13(日) 『CLUB KO-HEY-HEY!!!』
7/15(火)~22(火) フェルナンド・カブサッキ
7/15(火)より ミロコマチコ原画展
7/15(火)より 『…ワールド・オブ・ハリー・ポッター』
7/16(水) 『ロフト合コン』
7/18(金)より 『ウニ展』
7/18(金)~25(金) 《GEORAMA2014》
7/19(土) オオルタイチ
7/19(土) 『10minutes夏休みSP』
7/19(土)より 『ネコと見つける都市の…』
7/19(土)・20(日) MuDA『SPIRAL』
7/19(土)~21(月・祝) 《シネマストリートフェス2014》
7/19(土)~21(月・祝) 『テレキャノ2013』トーク
7/19(土)~25(金) 《爆音映画祭in神戸》
7/20(日) 『口癖はカレー』
7/20(日) 『3/3 Sanbun No San』
7/20(日) 『…たましいの多層性』
7/21(月・祝) yojikとwanda+…
7/21(月・祝)まで 『間をつむぐ』牛尾範子展
7/26(土) 『中島らも追悼LIVE』
7/26(土)より 『ダバング 大胆不敵』
7/26(土)・27(日) 劇想からまわりえっちゃん
7/26(土)・27(日) 『DESIGNEAST 05 ……』
7/26(土)・27(日) 二人企画『冬の旅』
7/30(水)より 隕石少年トースター『君が生ま…』
作:和田淳
「バクのばくー」作者
和田淳●1980年兵庫県生。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
http://kankaku.jp/
メインビジュアル作者
水口グッチ(切り絵イラスト/漫画/赤犬/みにまむす/ミクロムス)●
工作や音楽をやってます。イラスト等のご依頼承ります。
<出演情報>
7/5(土)・6(日)
@神戸ハウジング・デザイン・センター/7FHDCギャラリー
工作ワークショップ『貼り切ってまいりまSHOW~モビールde七夕飾りの巻~』
両日とも①11時②13時③15時の三回やります。講師:グッチセンセイ 入場無料
7/6(日)@味園ユニバース
味園バー・マンティコア7周年企画『オールスター感謝祭』
出演:赤犬/オシリペンペンズ/DODDODO/宇多丸(RHYMESTER)/テクマ!/佐伯真由美(aka.オニ/ex.あふりらんぽ)/POWEREMPIRE DAUGHTER
7/13(日)@梅田NOON+cafe
『CLUB KO-HEY-HEY!!!』
出演:TRYTONES/マネースパイダー/クスミヒデオ(赤犬)/オカノアキラ/とりどり/pug2…andmore
7/20(日)@味園ユニバース『口癖はカレー』
出演:赤犬/JABBERLOOP/ARGYLE /溺れたエビの検死報告書 /vongsign/OBUTSUDAN-SUMINO/タメリ倶楽部
※詳しくはhttp://www.minimamus.comまで。
「そんなイベントやってたの知らんかったわ、暇にしてたのに」。もうそんな言い草、聞きたくない!
日夜、街で行われている映画、ライブ、舞台、展覧会、トークショーやワークショップなどなどの中から関西きっての街あそび者たちが、ほんとに行きたいイベントをリストアップ。「せめて月に1万円くらいは地元のイベントに使いましょうよっ」てことで、予算は1万円に設定しています。さ~て、今月はどこで遊びましょうか。
※名前をクリックすると各推薦人にリンクします。
sunday play日本の名作#2『友達』http://sunday-go.jp/tomodachi/index.htmlの制作でフル回転。日本の文学性×生演奏×ダンス=??? 絶対観て損はしない。ぜひ観に来て下さい!
▼サーチプロジェクトvol.3アパートメント・
ワンワンワン~中之島1丁目1-1で繰り広げる111日~ワンワンワンまつり
7/6(日) アートエリアB1 入場無料
もう6月末に最終展示見ましたけどやっぱり面白いですね。このカオスっぷりが大阪らしくて。ワークショップとかパフォーマンスとかありますけど、オークションが楽しみです。僕は奥原さんの作品が欲しい。写真のブックレットは奥原さんのです。これは買いました。だから次はオークション。。。
▼『カレー大サーカス5』
7/13(日) 中津ムーランキッチン 2000円(1ドリンク&カレーとフード振る舞い付き)
カレー食べながらライブ。いいじゃないの。聴覚と、視覚と、味覚、しいては嗅覚を刺激するイベントなんでしょ。予約なしの当日券のみで200名。あっという間じゃない?
▼《中島らもメモリアルWEEK 2014》
『中島らも追悼LIVE~Knockin' On Heavens Door~』
7/26(土) なんばHatch 前売5000円 Pコード:227-685
僕は結構ギリギリ中島らもをテレビや舞台で観ていた世代。やっぱり存在がでかいというよりもまだおりそうな実在感が半端ないなぁ。で、ライブに集まる出演者がミュージシャンばかりじゃないとこがやっぱり文化のカオスでいいなぁ。この1万円だってカオスじゃない。ジャンルなんてないない。
▼劇想からまわりえっちゃん 第さんじゅうごからまわり『忘れらんねえよ』
7/26(土)・27(日) 近鉄アート館 前売3000円
35回公演でアート館っていうと「ベテラン劇団か?」と思うでしょうけど、いえいえまだまだこの間大阪芸大を卒業したばかりですね。演劇のタイプとしては体を駆使したエンターテインメントだと思うのだけど、それにしてもすごい博打公演だと思います。公演自体がエンタメだ。ただやはりここで砕け散ったら劇団なんてそこまでだし。若いこの勢いはやはり見届けないと。そんでタイトルは僕がここで5月に書いた「忘れらんねぇよ」ってバンド(「童貞」キャラで売っていたが「童貞じゃないです」という謝罪会見ライブとか、もう虚飾過ぎ)からとっているんだろうけどたぶん思い入れはないだろう。(WEBがFC2をまだ使っているのが若い)。
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合計 10000円
フリーランス編集者。淡路島出身。8月に淡路島で「OKABARADIO(http://okabar.exblog.jp/i8/)」主催者の岡聡一さんとインターネットラジオのワークショップを開催予定。
オオタ編集室http://otaskotask.tumblr.com/島の情報室http://shimamedia-awaji.tumblr.com
▼映像発信てれれによる上映&連続トーク企画3
「よし!てれれを再開しよう」~人と場をひらく映像表現~
7/5(土) HAPS 500円
10年にわたる「てれれ」の活動を振り返る上映会&トークセッション。カフェで市民がつくった映像作品を上映するユニークな市民メディア活動の全貌がわかる貴重な機会。
▼『門前ナムナムサミット』
7/6(日) 宝塚清荒神参道沿い 無料
かまどの神様・清荒神の参道沿いで一日だけのマーケット。昼間はエスニック雑貨やオーガニックランチが楽しめる「異国の香りの青空市」、夜はシタールやジェンベWSにライブ。ハッピー&ヘルシーな一日を。
▼鍵豪『A Distance』
7/6(日)まで Gallery OUT of PLACE 無料
奈良のアーティスト・鍵豪(かぎたけし)による新作写真展。何の変哲もない雑木林を写したようでいて、いつまでも眺めていたくなる写真たち。
▼『間をつむぐ』牛尾範子展
7/21(月・祝)まで 233
無料(7/21(月・祝)のどいちなつさんのランチは有料)
陶芸家牛尾範子さん&料理家どいちなつさん、淡路島出身のお二人によるコラボ展。土の素朴さを感じられる牛尾範子さんの器に、元気が出るどいさんのお料理はよく似合う。小旅行気分でおこしあれ。
▼『DESIGNEAST 05 CAMP in Kyoto - MOVING DAY - 』
7/26(土)・27(日) 大見新村 2日間10000円(オプションあり)
プログラムに変更があり、2日間とも大見新村での開催&料金変更になりました。今年で5回目となるDESIGNEASTの京都編。建築集団RADによる、廃村再生を目指す大見新村でのフィールドワークやキャンプファイヤ、トークセッションなどの2日間。村がどんなふうになるのか興味しんしん。
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合計 10500円
立ち食いうどん屋の看板に「け つ ね う ど ん」と、どーんと書いてあったので「けつねうどんください」と言ったら「きつねうどんでよろしいですか?」と言われました。きつねうどんをけつねうどんと呼ぶ大阪人に会ったことがありません。
▼sunday『友達』
7/11(金)~14(月) AI・HALL
“友達”割引1500円 Pコード:436-481
sundayが冨士山アネットの長谷川寧を主演に安部公房、しかも音楽はヨース毛(ザッハトルテ)+にしもとひろこ(たゆたう)って、おもしろくならないわけがないでしょう。9人以上で予約したらひとり1500円で見られる“友達”割引なんて粋なチケットも。
▼RUBYSTAR presents『王舟“Wang” release party』
7/12(土) 神戸旧グッゲンハイム邸 前売3000円
大傑作のCD-Rを2枚出したきり、とんとごぶさただった王舟がついに1stアルバムを出す! やわらかい歌声とグッドメロディ。旧グッゲンハイム邸で、対バンが曽我部恵一やあだち麗三郎って、こりゃ気持ちよくないわけがない。
▼『カレー大サーカス5』
7/13(日) 中津ムーランキッチン 2000円(1ドリンク&カレーとフード振る舞い付き)
回を重ねるごとにカレーを求める行列が伸び続けるカレーイベント。カレーだけでなくライブや出店も楽しめてこの価格設定、いつものことながらどうかしてる。あ、カレーの口になってきた。
▼隕石少年トースター『君が生まれた狂気の村』
7/30(水)より 十三・Cafe Slow Osaka 前売3000円
奇抜な設定や実験的な演出があるわけじゃなく、丁寧に編み込まれた会話と物語を、素直な笑いで包み込むコメディ劇団。そんな彼らの活動休止前最後の公演…のはずなんだけど。物々しいタイトルや、「結婚式で新郎が象に踏まれる村」という設定とか、無難に有終の美を飾る気がなさそうな…どうなるの?
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合計 9500円
立暑くなってきて、アイスもなかに夢中!でもオレオのおなかが白いクリームなんには共感中
https://www.facebook.com/bakubakubakubakubaku
▼『聖コージの誘惑 スズキコージの絵本原始力展』
開催中 姫路市立美術館 一般900円
絵の具の魔術師・コージの展覧会! 色とりどりの愉快な魔物や獣たちがキャンバス狭しとあばれまわるよ。聖コージはヘルツォークなどの映画のチラシでもおなじみ。ポップでハッピーでビザールな摩訶不思議パーティへGO!
▼『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』
7/15(火)より ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 一般6980円(1DAYパス)
実際のところ、夏休みでしょー。いろいろオプションパスもあって、6980円で足りるかって話ですが、魔法学校入学するよね。したいよね。最新技術4K映像って!おいしそう~~、蛙チョコ、おいしそう~~?
▼《GEORAMA2014》
ウィンザー・マッケイ特集&『恐竜ガーティ』再現上映
7/19(土) 神戸アートビレッジセンター 一般1500円
ガーティちゃんって知ってる? 首長竜でとってもかわゆい。絵本みたいな絵を描くウインザー・マッケイによって100年前に作られたアニメーション。アニメーションは見たことあっても、それがリアルな“調教師”とのかけあいなんて知らなかった! 今回は当時の再現ってことで、調教師の人も来るよ!
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合計 9380円
1987年石川県小松市生まれ。コーポ北加賀屋在住。大学卒業後、2010年からIN/SECTSに所属。大阪・兵庫・京都を中心に、どうにかこうにか編集・執筆を手掛ける。さて、中之島で111日間ぶっ続けで開催している「アパートメント・ワンワンワン」。7/6(日)はその総集編となる「ワンワンワンまつり」で盛大に幕を閉じます。Ne-net 高島一精さんとgraf服部滋樹さんの対談あり、劇団子供鉅人の公演あり、と16団体以上が参加。もちろんフットサルトーナメントもあるよ。君もはだしでストライカー! http://www.insec2.com/
▼『春を背負って』
上映中 TOHOシネマズ梅田ほか レイトショー1300円
標高3000m級の立山連峰を舞台に、山小屋につどう人々の再生を描く。「一歩一歩、自分で歩いたぶんだけ宝物になる」。それは人の一生と同じ。僕もそう思います。また、なにより山の景色がすばらしい。普通は空撮になりがちな山岳映画ですが、機材を背負い吹雪の中を登って撮影しています(公式HPからメイキングが観られる)。どんな映像になっているのか楽しみ。
▼尾柳佳枝 個展『うみべの平屋』
7/1(火)~13(日) space eauuu 無料
作家在廊中は持って行ったものに絵を描いてもらえるそう。てきとうなバー「泡バー」、「モビール屋台」というのも好奇心をくすぐられてしまう。しかもギャラリー内に平屋が建つとか。なにそれ!
▼MANTICORE PRESENTS『オールスター大感謝祭』
7/6(日) 味園ユニバース スタンディング3500円 Pコード:232-685
はっきり言って「ワンワンワンまつり」とかぶっているんですが、こっちも気になる。人づてに名前は聞くけど、おっかなくて行ったことはない夜の社交場「マンティコア」。ママ・リシュウさんとチーママ・モタコさんが日頃の感謝をこめてカオティックな企画を展開します。ユニバースのゴージャスな内装に、めくるめくスターたち。ただじゃ終わらない予感がビシビシ。
▼オオルタイチ
『FLOWER OF LIFE TOUR 大阪』
7/19(土) Shangri-La 前売2500円
Pコード:234-741
紀元前の祭の音楽を聴いているような、でもどこか滑稽さもあるオオルタイチ先生の音楽。今回は6/6にアナログ12インチとしてリリースした「FLOWER OF LIFE EP」の自主企画ツアーを開催。ゲストには関西の注目ビートメイカー「Seiho」と、現生人類あいどる団「ひめむすひ」を迎え、ってどんなステージになるのか謎すぎる…。
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合計 7300円
関西スカムを牽引できない存在としてバンド・DJ・コスプレなどで広く活動中。最下層音楽がキーワード。ウルトラファッカーズ、ハードコアデュード、アメリカンバッドボーイ、DJ KKL。http://centralscum.lostfrog.net/
7/5(土)河合カズキラングレー@なんば紅鶴、7/9(水)アメリカンバッドボーイ@日本橋BarGuild
▼SOC4thRound 『水着下ネタ大喜利』
7/5(土) なんば紅鶴 前売1000円
ロフトプラスワンの大阪上陸により風雲急を告げる大阪のサブカルシーン。そんな中で1年かけて大喜利チャンピオンシップを開催しているのが紅鶴です。優勝賞金は1万円、それは高いか安いのか。タイトル通り水着の人が下ネタを駆使して面白さを……というより閉鎖空間で観る水着は格別のものがございましょう! ガン見しても良いのよ! 出演:大島薫、荻野アサミ、Myu☆、永久保存、らみ、ちやじ、Bugって花井、河合カズキラングレー、もすみそ(ともみん&のりえもん)、番茶が飲みたい、テイッシュラッシュまこと、花鳥風月緒形、しゃべくり姉さん、Rice、あきたけ、笛ガム、Fuji、他
▼『ガールズ&パンツァー
これが本当のアンツィオ戦です!』
7/5(土)より 梅田ブルク7ほか 前売1500円
「戦車道」という部活動を通して女生徒たちが成長する話なわけですが、注目すべきはCGでの戦車表現です。作品冒頭が戦車戦から始まり、頭文字Dのドリフトの如き違和感と斬新さを持ったCG表現に驚いたのがそもそもの始まり。その後戦車道大会に突入し、部活ものの醍醐味である駆け引きや戦術を観るに、これは良い作品であると確信を得たわけです。映画化にあたり新たにCGモデリングに予算がかけられたそうで、きっと見応えのある試合となっていることでありましょう。
▼『No.305三十路バースデイ記念企画』
7/9(水) 日本橋BarGUILD 前売1500円
無駄にカオスを体現するNo.305が自身の誕生日を自身で企画したというパーティ。オタク的なものをベースにしつつ、膨大なパトス(情熱)を発散してくるライブ。カオスを楽しむ夏の平日、のんびりいかがでしょうか。酒は進むと思います 出演:KAZ a.k.a.HIGE 、邪王院弘、水野智広、四宮立、アメリカンバッドボーイ、 No.305
▼『電子音楽なう! vol.3』
7/12(土) 神戸CAP CLUB Q2 前売2000円
これだけ世の中の電子化が進むと電子音楽とはなにかわからなくなる。電子機器を活かした音楽なのだろうというざっくりした認識においても、そんな音楽はスーパーのBGMからビッグスクーターがズンズン鳴らしている曲まで当てはまる。では? 出演:石上和也、泉川獅道、大谷安宏、門脇治、中川善裕、林恭平、平山晴花、RAKASU PROJECT
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合計 6000円
1975年彦根市生まれ。VOGA、演出・脚本・音楽。京都木屋町にてBAR『Lowo=Tar=Voga』経営。10/17(金)~20(月)京都石清水八幡宮にてVOGA新作公演[Vector]決定!
▼『捨てがたき人々』
7/4(金)まで 京都シネマ 一般1800円
ジョージ秋山といういわゆる鬼才の原作を映画化する。それはずいぶん骨の折れることだ。その骨の折り方を観に行こうと思う。かつ、よい作品に触れ、グッと背骨がシャンと伸びればなおよし。
▼松嵜佑一と藤田かもめの二人企画『冬の旅』
7/26(土)・27(日) Cafe Slow Osaka 前売/当日共2300円
役者、松嵜佑一が好きだ。まず表現したいものが明確である。だから観客として受け取ったものを整理しやすい。舞台に堂々と立つ。だから、君を観に来たんだ、という気にさせる。藤田かもめさんは初見。
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合計 4100円
大阪北浜にあるレストランと合体した古本屋の店主。30歳になりました。7/15(火)からミロコマチコさんの『きみの町で 原画展』スタートします。
http://www.folkbookstore.com
▼yojikとwanda+みたらし団子ズ(服部将典、吉田悠樹 from NRQ)
7/21(月・祝) HOP KEN 2000円
たまたまツイッターで見かけたyojikとwandaのPVがとてもよかったので。ライブ見てみたい! NRQも好きなのでみたらし団子ズ気になります。お昼間のライブ気持ち良さそうです。
▼『カレー大サーカス5』
7/13(日) 中津ムーランキッチン
2000円(1ドリンク&カレーとフード振る舞い付き)
カレーが大好きな人も、そこまで興味なかった人もみんな巻き込んで楽しくやっちゃうイベント。今度でもう5回目! みんなが中津の高架下の少し薄暗いところでカレーを求めて並ぶさまが変で楽しいです。ショップの出店やライブももりもり。飲み過ぎましょう。
▼『FLY sow seedsオープニングパーティ』
7/4(金) FLY sow seeds 入場無料 food and drinkキャッシュオン
カレー屋「GANESH N」と、美容室「あたまとかおFLY」が北浜に移転オープンされます。オープニングパーティのライブや食事はもちろん、15(火)までの展示『ぼくらは水で生きている』参加作家“SIGN DAKUF・川瀬知代・David Duval-Smith(生意気)・丸キタ修司”も良さそうです。今後どんどん展示やワークショップをされていくそうで楽しみ。
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合計 4000円+ビール代で1万円いきそう
ヤスデと暮らしています。秋に3人展に参加することにしたので、秋気分になってきました。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/
▼サガ・クリエイターズクラブ 第2回ワークショップ『ことばと美術』
7/5(土) 京都嵯峨芸術大学 第6演習室 無料
サガビ、今はサガゲイ? の卒業生支援や交流などを目的とした「サガ・クリエイターズクラブ」というのが出来たそうです。その第2回目のワークショップは、美術家・岡本光博さんの講演。付属博物館では「漫画家 上村一夫の世界」、付属ギャラリーでは「芸術の力─篠原猛史展」も開催中。「嵯峨芸術センター」というのも出来たらしく、変化を感じるサガビを覗いてみたいところ。
▼『ウニ展』
7/18(金)より ウサギノネドコ 無料
世界中のウニの標本展示、ウニにまつわる作品やウニ学者が撮りためた写真集の販売…3Dプリントで作られたオリジナル商品「UNINOCO」もめっちゃ気になる。7/21(月・祝)のウニの日(海の日…ウミの日…ウニの日)には、ウニモチーフの和菓子、お抹茶、ウニ小話を愉しむお茶会『五角形の小宇宙』も開催。お知らせの写真を眺めるだけでうっとり。
▼《シネマストリートフェス2014》
7/19(土)~21(月・祝) パルシネマしんこうえん、神戸アートビレッジセンター、CinemaKOBEほか 6枚つづり共通チケット 前売3300円(てぬぐいorエコバック付き)
6枚つづりの共通チケットで、映画、ライブ、トーク、食事などなど盛りだくさんに楽しめる、神戸・新開地の3日間。オールナイト前夜祭(7/18(金))、アニメーションフェスティバルや爆音映画祭、都築響一トークショーなど、イベントのラインナップも強力やけど、行ってみたいと思ってた、喫茶エデンやユメノマドが会場に入っているのも嬉しい。Salon I'ma、初めて知ったけど面白そう。
▼特別展『ネコと見つける都市の自然─家の中から公園さんぽ』
7/19(土)より 大阪市立自然史博物館 大人500円
都市に暮らすさまざまな生きものの暮らしと変遷を、ネコを案内役として紹介する特別展。身近(かつ、地味)な生きもの好きとしては興味津々。チラシとポスターにコウガイビルがどーんといるだけでツボです。
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合計 3800円
あまり書く時間がとれず、展覧会、舞台、映画それぞれ1本ずつしか挙げられず。青幻舎から『盆おどる本 盆踊りをはじめよう!』出ます。
▼辺口芳典展『写真 Photography』
7/2(水)~20(日) ブルームギャラリー 無料
大阪・此花在住の詩人であり写真家、辺口芳典。言葉も写真も同じだけの強度で、迷いなくバチーン!!と提示されるので、展示がパフォーマンスとしても成立している。圧倒される。日曜日ごとにトークなどのイベントもあるそう。
▼MuDA×Humanelectro『SPIRAL』
7/19(土)・20(日) 山本能楽堂 前売2500円
驚異的不可思議なるダンサーQUICKのみならず、異能な人らが寄り集まって、なにがなにやら説明しづらくなっているパフォーマンス集団、MuDA。そのMuDAが、ベルリン在住のビートボクサーHumanelectroと、能楽堂で! ほとんど何の説明にもなってないが、その3つの掛け合わせがすでにイイ塩梅。
▼『ダバング 大胆不敵』
7/26(土)より シネマート心斎橋 月曜メンズデイ1100円
インド映画は見る人、見ない人がはっきりしてきたので、ここで書いても…と思ってたけど、『ダバング 大胆不敵』は52歳の会社員が脱サラして、個人で買い付けたとか。ちなみに、インドで大ヒットしたサルマン・カーン主演作ながら、インド国外でのヒット実績はほとんどないそう。漢だ。買い付けた方のブログ「ボリウッド映画を買ってみました」http://obanaza.cocolog-nifty.com/も楽しい。
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合計 3600円
子供鉅人と撮りました映画『キッチンドライブ』がMOOSIC LAB2014(7/5~)にて東京を皮切りに全国公開ツアー開始(関西も!)。『ソウルフラワートレイン』もまだまだ各地で上映中。7/21(月・祝)『劇場版 テレクラキャノンボール2013』花房観音さんとトーク@京都みなみ会館、7/30(水)子供鉅人の益山君と真面目にトーク@芸術創造館
▼杉原邦生 KUNIO 11『ハムレット』
7/3(木)~7(月) 京都芸術センター 前売3500円
演劇がまだどこか苦手だとかダサイとか思ってる人は、クニオを見て欲しい。名作戯曲をクールなアートワークと人を喰ったような閃きの演出で自分流の舞台にするクニオ君のライフワーク的な企画「KUNIO」の第11弾。ついにシェークスピアですか?! 杉原邦生は「ままごと」柴幸男が作・演出する劇団うりんこ『妥協点P』@アトリエ劇研でも舞台美術を手がけていて、今月そっちも観たい!
▼MANTICORE PRESENTS『オールスター大感謝祭』
7/6(日) 味園ユニバース スタンディング3500円 Pコード:232-685
関ジャニ∞の渋谷すばると二階堂ふみ出演で山下敦弘監督の映画のタイトルにもなる『味園ユニバース』。来年公開されたらジャニーズファンの聖地と化すかも知れないその前に、大阪独自のカルチャーの巣窟においでませ! 赤犬のリシュウさんの店「マンティコア」が7周年記念にフェスを開催。赤犬、オシリペンペンズ、DODDODOとお店ゆかりの出演者多数。オープンでウエルカムでアットホームな親戚の家みたいなフェスになりそう! 味園ビルに来たこと無い人でもこの機会に是非!
▼《爆音映画祭in関西》
7/10(木)・11(金) 同志社大学寒梅館
7/19(土)~25(金) 神戸アートビレッジセンター 当日1500円
爆音で音を浴びる爆音映画祭。大友監督の『AKIRA』はもちろんど真ん中世代だけど、『ファイト・クラブ』『ファントム・オブ・パラダイス』『ブルーベルベット』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』『ホーリー・モーターズ』『シャウト』…。フィンチャーにデ・パルマにリンチにジャームッシュにカラックスにスコリモフスキーってミニシアター世代のど真ん中突き過ぎー! 爆音で昇天させて下さい。
▼フェルナンド・カブサッキ『日本ツアー2014』
7/15(火) 神戸旧グッゲンハイム邸、7/16(水) 難波ベアーズ、
7/17(木) 京都アバンギルド、7/18(金) 京都cafe ZANPANO、
7/20(日) 滋賀サケデリックスペース酒游舘、7/21(月) ニューオーサカホテル心斎橋、
7/22(火) 神戸旧グッゲンハイム邸
前売2500円ほか
夏の暑さを忘れる涼しげな音。アルゼンチン音響派のカブサッキ、今年も来日。関西の様々なミュージシャンとのセッションに、お酒と一緒に浸りたい。てか、関西好きやなー!
▼『ロフト合コン ドレスコード有り!!』
7/16(水) ロフトプラスワンWEST 料金未定
なにこれ! しかも、司会に「田辺ユウキ(Mr.ロフトプラスワンウエスト)」と書かれてあるけど、そんな肩書きになったんや、田辺さん(笑)。ライターで評論家、映画祭からライブハウスや大喜利まで、かゆいとこまで手が届く八面六臂の大活躍の田辺ユウキさん司会なら、合コンとか苦手でもおもろいことになりそうやね。
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合計 11000円
7/19(土)になんばBEARSでライブイベント「10minutes夏休みSP」します。Open11:30 / Start 12:00、前売り予約¥1500 / 当日¥2000(ドリンク代なし、飲食物持込可、再入場可)、出演は須磨日和、山川美優、荒金理香、仲村コニー、れなち、てへぺろ☆、AWABIES、他。来て卓袱台。
▼『京都市立芸術大学芸術資源研究センター開設記念事業』
7/1(火) 京都市立芸術大学講堂 0円
京都市立芸術大学に今年度から開設された芸術資源研究センターの記念事業。第1部は、記念式典として、井上安寿子氏による祝舞上方唄「柱立」がある。第2部はシンポジウムとして、金剛龍謹氏と能楽部によるワークショップ「舞と謡の過去・現在・未来?記譜法と身体伝承?」があり、藤田隆則教授の解説がつく。その後のパネルディスカッションでは、パネラーに金剛龍謹氏、石原友明教授、柿沼敏江教授、藤田隆則教授、コーディネーターに加治屋健司准教授を配して開催される。第3部は「「アートと社会」という,大事だけれどもヘンな問題」と題する鷲田清一教授の講演。平日の午後1時半から4時半までの催しなので、見に行ける人は限定されるだろうが、こういうときこそ、自由な身のフットワークのみせどころでもあろう。
▼『Wonderland Wonderland -フシギナオチャカイ-』
7/2(水)~8(火) 阪急百貨店梅田本店10階SOUQ中央街区 0円
7/2(水)~8(火) 阪急百貨店梅田本店10階SOUQ中央街区 0円
不思議の国のアリスに関する期間限定ショップ。期間中には、うさぎ先生の「変身」や、中野夕衣さん「不思議の国からの招待状」、Etoile Scarlettさん「お茶会コットンパールアクセサリー」、とうもりゆみさん 「時計うさぎの似顔絵屋さん」など体験型イベントもある。アメリカ村にAlice on wednesdayが出来たり、アリスは人気だ。これは、きっと街中に監視カメラが設置され、一般人がスマートホンで何でも撮影してインターネットにUPする現状を嫌っての傾向なのだろう。うさぎの穴を探している人が大勢いるのだ。カチカチ山でライバルのタヌキの穴なら、「狸穴」が地図にも載ってるんだけど。
▼《フランス映画祭2014 in関西》
7/2(水)~11(金) シネ・リーブル梅田、同志社大学寒梅館ハーディーホール、京都シネマ
一般1300円
【フランス映画祭、関西では、大阪と京都で10本のフランス映画が上映される。東京で開催された本数と遜色ないもので、これは満足。あとは、何本見れるか、ということ。時間はあるけど、お金がない! これが一番つらい。そして、そういう気分にはフランス映画がまた、しっくりくる。
▼伝音セミナー『昭和後期の“現代音楽”発掘その2』
7/3(木) 京都市立芸術大学内新研究棟7階(合同研究室1) 0円
冨樫康氏旧蔵のLPから、邦楽器作品を中心に、現在ではあまり再演されない作品をとりあげる。講師は田鍬智志准教授。今回が「その2」と、いうことは「その1」があったということだが、うかつにも行きそびれていた。何が聞けたのか、気になるところだが、この2回目は聞き逃せない。一応、堅いタイトルがついているけど、一種のDJかな、と思いつつ参加してみる。
▼日本アメリカ文学会関西支部7月例会シンポジウム
『恐怖の君臨――盗品/商品/複製としてのエドガー・アラン・ポー』
7/5(土) 近畿大学東大阪キャンパス文芸学部A館301教室 0円
講師は西山智則(埼玉学園大学)、池末陽子(近畿大学)、千代田夏夫(鹿児島大学)、宮澤直美(京都産業大学)、後藤篤(大阪大学) 盗品(フランス)、商品(ドイツ)、複製(アメリカ)というテーマでどう論旨を展開するのか、興味津々。単語のあとの国名は、僕が勝手な印象でつけてみました。それぞれ、ラカン、マルクス、ウォーホルと言う感じで。商品をアメリカにして、複製をドイツ(ベンヤミン) にもできるので、まさに適当の極み!
▼『フルートとハープの武満の海へ』
7/5(土) ザ・フェニックスホール 前売2500円
出演は、荒木まどか(ハープ)、増本竜士(フルート)。武満徹の作品と、武満に影響を与えた作曲家の作品などが演奏される。演奏曲目は、以下のとおり。ジャン・ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を(シャンソン) 武満徹:海へⅢ アルトフルートとハープのための、ヴォイス【声】 独奏フルート奏者のための、エア フルートのための、スタンザⅡ~ハープとテープのための~ ドビュッシー:美しき夕暮れ、鐘 黛敏郎:ROKUDAN サティ/武満徹:星たちの息子~第一幕への前奏曲〈天職〉 フルートとハープのための~ 「チューボーですよ」にならって、「タケ、3つです!」と評価を叫びたい。
▼『国際シンポジウム「日本仏教のゆくえ―その可能性」』
7/5(土)・6(日) 龍谷大学大宮学舎清和館3Fホール 0円
僕は無宗教なのだが、宗教の対峙している問題は重要だと思っている。7/5(土)は、「インドからみた日本仏教」「社会が必要とする宗教」「日本仏教の特異性」「生命から環境へのスピリチュアルな発 達―四無量心に基づいた日本仏教のはかり知れない可能性」の発表と、パネル・ディスカッション「日本仏教はいかにあるべきか」が開かれる。7/6(日)は、「日本仏教を思想として再構築する」「頑張れ仏教から現場仏教へ」「現代社会における仏教の存在価値」「仏教―宗派を超え,視野を広げる」の発表と、パネル・ディスカッション「日本仏教への提言を目指して」がある。一日目はいろいろ重なっているので、二日目だけ行くかも。こういうのに参加するのは、「真面目か!」とツッコミいれたくなるけど、仏教には無知で、無責任な僕みたいなのが聞きに行くと、ふだん聞けないいろんなことを知って、目からウロコが落ちることが多々ある。それは快感でもあるのだ。
▼『バルテュス展』
7/5(土)より 京都市美術館 一般1500円 Pコード:766-154
1984年に展覧会があったときは、「バルチュス展」だった。どっちの表記が一般的なのかは知らないけど、澁澤龍彦は「バルテュス」と表記していたかな。バルテュス論や伝記的記述は特に意識してあたってみたことはないけれど、僕なりのバルテュスのイメージは、「運動神経の鈍さ」につきる。そこに魅力も親近感も愛らしさも不気味さも全部詰まっている気がする。バルテュス自身は、どうだったんだろう。この展覧会見に行って、ちょっと検証してみよう。
▼『具体、海を渡る。展』
7/5(土)より 芦屋市立美術博物館 一般500円
具体美術協会の国際性をテーマにした展覧会。会期中に、いくつもイベントがあるので、それも楽しみ。「海を渡る」というタイトルは、ついつい「座頭市海を渡る」や「水戸黄門海を渡る」を連想してしまうので、娯楽の王道、時代劇を見に行くようなつもりで、「具体劇」を見に行こう。←うまいこと言ったつもりで、言えてない。
▼京都文教大学臨床心理学部臨床心理学科主催2014年度連続シンポジウム
『心理臨床と地球の未来 31世紀のこころを占う こころと創造性 たましいのえがきかた』
7/6(日)・13(日)・20(日) キャンパスプラザ京都 0円
鏡リュウジ、濱野清志のコーディネートで、7月の日曜日、3回のシンポジウムが開かれる。ゲストとして、6日は西加奈子(小説家)「たましいの残酷さと優しさ」、13日は萩尾望都(漫画家)「たましいの創造性」、20日は角田光代(小説家)「たましいの多層性」が予定されている。シンポジウムの長文のタイトルに、言いたいことを出来るだけ詰め込もうとしているので、説明は不要だろうが、千年後の地球の未来をみすえた諸問題について語られる、と、いうことのようだ。これを逆に、千年前に、現代のことをどれだけ想像しえたかを考えてみると、あまりの変化に予測は到底無理、という気がするが、今「地球の未来」を考えるのは、未来の問題ではなく、現在の問題であることは間違いない。来るべき世界のヴィジョンを探ってみたい。
▼『日本の将棋と文化展』
7/6(日)より 大阪商業大学アミューズメント産業研究所学術センターU-BOX3階会場 0円
平安時代の興福寺駒から、現代のコンピュータソフトまで、将棋の千年の歴史を綴る。会期中、谷川浩司九段や浦野真彦八段による講演などもある。実際に行ってみればわかるのだが、将棋のイベントというのは、隠れカルトイベントで、出演者もお客さんも、天才と変人が集合している、ものすごい場なのである。論理とオカルトとサイケデリックを感じる場でもある。トリップするために、のぞきに行こう。
▼第280回日文研フォーラム『昭和前期の政治と宗教』
7/8(火) ハートピア京都3階大会議室 0円
国際日本文化研究センターが開催している、来日中の外国人研究者による日本研究の成果を紹介するフォーラム、今回は2つの発表が予定されている。ジェームス・マーク・シールズ(バックネル大学准教授)による「仏教社会主義について?妹尾義郎と新興仏教青年同盟」と、ブライアン・アンドレー・ヴィクトリア(オックスフォード大学付属仏教研究所研究員)による「ナチスと日本宗教」国家主義台頭のなかで創立された新興仏教青年同盟の研究と、ナチスが日本宗教に抱いた関心の正体を 考えることは、今の日本を考える上でも有効な視点が得られるのだと思う。ま、僕は日本の現状を憂う、みたいなのは苦手なので、面白そうだから聞きにいくというスタンスなんですが。
▼少年ナイフ『712 DAY PARTY Tour 2014~15th Anniversary Special~』
7/12(土) Shangri-La 前売3000円+ドリンク代500円
少年ナイフのOverdriveリリース Japan Tour - OSAKAは、712のナイフの日に開催! 先日ラジオNMB48に出演して、木下百花を狂喜乱舞させた少年ナイフの真骨頂が梅田で爆発。ロックファンだけでなく、アイドルオタクの皆さんにとっても、必見のライブになると思われる。これは、必見。そして、必見。大事なことなので、3回繰り返しました。
▼大井浩明リサイタル・シリーズ第2回『時を得たメシアン』
7/13(日) 芦屋山村サロン 前売2500円
「時を得たメシアン」。漢字を読み飛ばすと、「ヲタ・メシアン」でおなじみの大井浩明のメシアンシリーズ、今回は、メシアンに作曲を学んだT.ミュライユの全ピアノ作品と、坂本美蘭の委嘱新作初演がある。第1回のアンコールには、宮尾幹成《メシアン頌》のような珍曲が飛び出したから、今回も油断ならない。
▼《GEORAMA2014》
7/18(金)~25(金) 神戸アートビレッジセンター、Cinema KOBE 当日1500円
CALFの新しい国際アニメーションフェスティバル。18日はCinema KOBEでオールナイト、その後は神戸アートビレッジセンターで上映。フィル・ムロイ、クリス・サリバン、ウィンザー・マッケイ、ミシェル・ゴンドリー、トマシュ・ルナクなどなど、みどころは満載。「アニメーション」と言うだけで、脊髄反射で「行きたい」と思ってしまう、まるで「学生さんホイホイ」のようなイベントだが、絶対に面白いに決まっているんだから、喜んでホイホイ行ってやろうじゃないか。学生じゃないけど。
▼『3/3 Sanbun No San』
7/20(日) nu things 2000円
Miki Yui(アンソニー・ムーアに学び、ロルフ・ユリウスとのコラボ、クラウス・ディンガーとパートナーとして関わる)Rie Nakajima(音を使ったインスタレーション。ヨーロッパや中国などで展覧会、作品発表。デヴィッド・カニンガム、スティーヴ・ベレスフォード、フィル・ニブロックらとの交流も)Kouhei Matsunaga(電子音楽。大阪とベルリンを拠点に活動。コンラッド・シュニッツラー、メルツバウらとの共演、共作も)と、いうわけで、錚々たるアーチスト3人と、お客さんのあなたをあわせて、四天王。「今日も世界を守護しよう!」←四天王のキャッチフレーズ!
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合計 15300円