ホーム > 1万円の遊び方
「そんなイベントやってたの知らんかったわ、暇にしてたのに」。もうそんな言い草、聞きたくない!
日夜、街で行われている映画、ライブ、舞台、展覧会、トークショーやワークショップなどなどの中から関西きっての街あそび者たちが、ほんとに行きたいイベントをリストアップ。「せめて月に1万円くらいは地元のイベントに使いましょうよっ」てことで、予算は1万円に設定しています。さ~て、今月はどこで遊びましょうか。
※名前をクリックすると各推薦人にリンクします。
神戸在住の会社員です。
▼Lighter but Heavier 重くもあり軽くもある
開催中~1/28(日) KOBE STUDIO Y3 無料
リトグラフ=なんだか手間がかかる印刷方法だけど、そのぶん多色で細かな線や滑らかな線も刷ることができる(らしい)という程度の知識しかありません。展示作家の方々も誰一人として存じ上げておりません(すみません!)。何に魅かれたのかというと、展示作品の多種多様ぶりです。単純に色が綺麗な作品、力強い線の作品、写真を使用しているような作品、コラージュのような作品。その一つ一つの作品を間近でちゃんと見たいと思いました。きっと、それら全ての作品の印刷が滑らかで美しいものなのではないでしょうか。
▼ミシシッピ『パーちゃんのパーカ』原画+描き下ろし作品展
開催中~1/29(月) のわき nowaki 無料
昨年、素敵な絵本に出会いました。不思議なパーカを持ったパーちゃんの冒険劇。その原画と新たに描いた絵が鑑賞できる展示がnowakiで開催されます。作家であり画家のミシシッピさんは、あの伝説の本屋であるガケ書房オープン初日に来店し、店主の山下さんに営業ノウハウを伝授したというエピソードでもちらっと「ガケ書房の頃」(現ホホホ座店主 山下賢二さん著作本)に登場される方です。パーちゃんが一夜の冒険を終えて街に戻ってくる、その夜明けの街(京都の街?)の絵がとっても素敵な「パーちゃんのパーカ」。あのシーンの原画が見れたらいいなと思います。
▼マック・デマルコ
1/23(火) 梅田クラブクアトロ 前売り5500円(Pコード:342-948)+ドリンク代
カナダのローファイミュージシャン、マック・デマルコの来日!!蜃気楼のようにゆらゆらと漂う音の浮遊感の心地良さと、それはそれは素敵な歌たち。楽しみすぎる!!
合計 5500円+ドリンク代
関西スカムを牽引できない存在として、バンド・DJ・コスプレなどで広く活動中。最下層音楽がキーワード。ウルトラファッカーズ、アメリカンバッドボーイ、アマリリス【改】、DJ河合カズキラングレー。 http://centralscum.lostfrog.net/ ■ライブオファーお待ちしておりマス
▼想い出波止場
1/25(木) 大阪なんばベアーズ 当日3000円
90年前後にリリースされた想い出波止場のアルケミーレコード3枚は非常に良く聴いたものでしたがメジャーリリース後はよく知りません。コアメンバー2名以外は不定形でスタジオボイス紙面で見かける印象。しかし今回はライブハウスでのライブ、さらにメンバー編成は非公開ときていますので私が良く聴いた頃が帰ってくるのかどうか個人的な期待が高まるところです。
合計 3000円
うっかり年末年始の進行がわからず、1月前半をおすすめし損なってました。 僕は1/25(木)~28(日)に神戸アートビレッジセンターで匣の階『パノラマビールの夜』(Pコード:481-805)という演劇作品についております!
▼近畿大学舞台芸術専攻 1.2.3年生合同舞踊公演「ああ思い、こう動く。」
1/18(木)~20(土) 近畿大学D館3階ホール 無料
近畿大学舞台芸術専攻ができて大阪から排出されるダンスはレベルが上がっていると思います。1年生から3年生まで一気に見れるならなんてお得なことか!きらりと光るダンサーを見つけに行こう!
▼青年団 第76回公演「さよならだけが人生か」
1/26(金)~29(月) AI・HALL 伊丹市立演劇ホール 一般:3,000円
誰がどう言おうと日本の演劇の歴史に残るであろう青年団。観てない人はまず一回は観ないといけない気がする。兵庫県豊岡に拠点を移すということも昨年ニュースになりましたが、それでも観れないことがあるだろうから、観れる時に観ておかないと、演劇はそういうもの。
合計 3000円
今月中に長編映画のシナリオ1本仕上げないといけません…
▼大林宣彦映画祭
1/20(土)~ シネ・ヌーヴォ 一般1400円
初期のアヴァンギャルドな自主映画から、黄金期のアイドル映画やTV作品、そして再びシュールで大胆な表現をもって反戦などの強いテーマを描く円熟期と、大林監督のフィルモグラフィーを網羅する凄い企画。個人的には邦画ファンタジーの十指に入る『異人たちとの夏』の、あの懐かしい家族を映画館で観たい。
▼未体験ゾーンの映画たち2018
1/20(土)~ シネ・リーブル梅田 一般1300円
ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田の東西2館と配信のみで行われる映画祭。今年は何観に行こうかなってくらいでまだ何も決めてないが、ミニシアターが自ら発信する映画祭なんて、応援するに決まっている。
▼『私が殺したリー・モーガン』
1/27(土)~ 第七藝術劇場 一般1800円
《通》ぶって語れないが好きなジャズの曲って誰しも1,2曲はあると思う。僕はアート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズの『チュニジアの夜』が好き。各プレイヤーがまるで競い合う様にスピーディーにプレイするのがスリリングで、トランペットを吹いてるのが20代前半のリー・モーガン。彼は大ヒット曲『サイドワインダー』を発表するが、妻によって射殺される。その時代の空気も感じたいので、このドキュメンタリーはチェック。
▼『ジュピターズ・ムーン』
1/27(土)~ シネマート心斎橋 一般1800円
人が空を飛ぶ映画が好きだ。しかも悪を倒すとかではなく、飛べる理由が自分で分かってない方が良い。昔だと沖縄映画『ウンタマギルー』なんかの浮遊感はたまらない。『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』のムンドルッツォ監督なら、そこに深い人間ドラマを盛り込みつつ、飛ぶことの不思議を大胆に描いてくれそうだ。
▼『ライオンは今夜死ぬ』
1/27(土)~ テアトル梅田 一般1800円
諏訪敦彦監督がヌーヴェルヴァーグの伝説の俳優ジャン・ピエール・レオーを迎え、映画を撮る子供たちを描くだなんて、素敵すぎる!出演の子供たちは、諏訪監督が南仏で行った映画制作ワークショップの参加者たちで、予告編を観るだけでもその瑞々しさで幸せな気分に浸れる。
▼『南瓜とマヨネーズ』
1/27(土)~ シアターセブン 一般1500円
《見逃した時のシアターセブン頼み》もすっかり定着。すみません、大好きな冨永監督の新作を見逃しました。しかも大好きな魚喃キリコの映画化だなんて、見逃してすみません!!十三セブンへ観に行きます。
合計 9600円
フリーで映画のいろいろをやっていましたが、2月より某映画配給会社に就職します。
▼安藤智「DOG DOG DOG DOG」
開催中~1/27(土) hitoto 観覧無料
最高に活かした音楽イベント「全感覚祭」でもドローイングで参加されていた安藤智さんの個展。戌年ですもんね。安藤さんの犬の絵めちゃくちゃ可愛いよぉ。観に行きたい。
▼年末年始展示イベント「いぬ」
開催中~1/30(火) 国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば) 一般420円
みんぱくの干支展示もモチロン犬!
▼干支展「ネコ?ニャンでやねん」
開催中~5/31(木) 神戸市立王子動物園 動物科学資料館 特別展示室
観覧無料(入園料大人600円必要)
イヌ科の動物を飼育していない王子動物園ではネコの展示とな!王子動物園は小さいときから通っていた思い出深い場所だしマヌルネコがいるので大人になってからもちょくちょく行ってる大好きな場所。これは行かねば~!
合計 1020円
1/30(火)「こどもとおでかけ」を発売予定。よろしくお願いします!
▼マメイケダ 個展 ザジヘアーでの展覧会vo,2「山」
開催中~1/21(日) ザジヘアー 観覧無料
匂いたつような食べ物の絵の印象が強いマメイケダさんの展覧会。今回は「山」の絵みたいですね。見たい!見たい!同時期にiTohenであるグループ展“描く 作る 働く 依存する”にも参加されているようです。合わせて見たい!(A)
▼音楽と演劇の年賀状展8
開催中~1/21(日) HOPKEN 観覧無料
毎年恒例のミュージシャンや演劇界隈の方々の年賀状が見れる展覧会。今年も巨大コタツでくつろいで黒豆食べて年賀状見ないと(毎年行ってる)!王舟とGofishのライブが行われるクロージングイベントは予約3000円+ドリンク代必要。(A)
合計 0円
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開催中~1/21(日) マメイケダ個展 ザジ…
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1/18(木)~20(土) 近畿大学舞台芸…
1/20(土)~ 大林宣彦映画祭
1/20(土)~ 未体験ゾーンの映画たち…
1/23(火) マック・デマルコ
1/25(木) 想い出波止場
1/25(木)~28(日) 匣の階『パノラマビ…
1/26(金)~29(月) 青年団 第76回公…
1/27(土)~ 『私が殺したリー・モーガン』
1/27(土)~ 『ジュピターズ・ムーン』
1/27(土)~ 『ライオンは今夜死ぬ』
1/27(土)~ 『南瓜とマヨネーズ』
1/30(火) 「こどもとおでかけ」発売
作:和田淳
※画面をクリックすると漫画が大きくなります。
「バクのばくー」作者
和田淳●1980年兵庫県生。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
http://kankaku.jp/
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