ホーム > 1万円の遊び方
「そんなイベントやってたの知らんかったわ、暇にしてたのに」。もうそんな言い草、聞きたくない!
日夜、街で行われている映画、ライブ、舞台、展覧会、トークショーやワークショップなどなどの中から関西きっての街あそび者たちが、ほんとに行きたいイベントをリストアップ。「せめて月に1万円くらいは地元のイベントに使いましょうよっ」てことで、予算は1万円に設定しています。さ~て、今月はどこで遊びましょうか。
※名前をクリックすると各推薦人にリンクします。
フルタニタカハル(digmeoutART&DINERマスター)
アメリカ村digmeoutART&DINERのマスターです。アート、音楽、カルチャー全般、食などなど、なんでも来いの食いしん坊。 毎週金曜日梅田エストワンMOJA in the houseにて仲間達とDJしていますその名も「Mo'JAZZ FRIDAY」。新年一発目1/6(金)のMo'JAZZ FRIDAYはDJ KAWASAKIがゲストです。お時間あえば是非。digmeoutART&DINERはお昼のサラダビュッフェが人気です! 日々はこちらで→ https://twitter.com/furutank
▼映画「変態だ」
上映中 なんばパークスシネマほか 一般1800円
みうらじゅん原作、安斎肇監督ってなんてサブカル充な映画なんだろうと舞台挨拶の回を観に行ったんですけどもう一度みたいです。18禁ですが、上映時間70分強でさらっと観れます。まさかの落ちに.....流石っす。
▼onokoro
1/8(日) Mrs.triangle 参加費2200円(材料費込)
あふりらんぽのPIKAが新しく立ち上げたイベントの第一回目があるそうです。ワークショップなどあるので面白そうだなーと。対象年齢6歳からということで娘と参加はできないので今回はいけないかもだけど。場所も面白そう。定員12名とのこと。
▼おでんと“THE YAKETY YAKS” vol.4
1/15(日) graf studio 1F 予約2500円(1ドリンク&1おでん付)
冬におでんとお酒そしてTHE YAKETY YAKS(ザ・ヤキティーヤックス)のスカって最高じゃないですか? 寒い夜も楽しい夜になりそうな、そんなイベントだと思います。一緒に熱燗でも呑みたいっすね。定員90名とのことなので予約しておこう。
▼DARREN EMERSON
1/27(金) CIRCUS 前売2800円+ドリンク代(Pコード:782-472)
Underworld のダレン・エマーソンがCIRCUS OSAKAでDJですって。絶対いっぱいになりますやんこれ。行きたいですね。
合計 9300円+ドリンク代
あけましておめでとうございます。おそらく「音楽と演劇の年賀状展」に年賀状を出していると思います。レコメンダーの山口良太さんの近況に詳しくは書いてあるんじゃないでしょうか。今年は主に演劇でより地域を越えた横のつながりを強固にして行きたいと抱負を述べておきます。
▼ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」
開催中~1/29(日) グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
一般1600円
かなり昔にルーブル美術館は実際に行ったことあるんですけど、当時はこんなのなかったかな。確かにアートっぽい漫画が並んでいる。日本にいて逆輸入評価でも悔しいような、ありがたいような。
▼to R mansion 「The wonderful Parade」
1/7(土)・8(日) 神戸アートビレッジセンター 前売3500円
光と闇で幻想的な舞台をつくるフィリップジャンティカンパニー(fromフランス)の照明デザイナーが日本のカンパニーと初めてのコラボ。子供向けにもなるのにバーレスクダンサーがいたり、チラシもミニシアターの映画チラシみたいだったり、ごちゃ混ぜで楽しいことが伝わってくる。このために新開地まで行ってもたぶん、損はない。
▼点の階 「・・・」
1/12(木)~15(日) 京都芸術センター 講堂 当日券・当日予約:3200円
囲碁をモチーフにした演劇らしい。囲碁はルールもわかってないけど、ゲーム性があるっていうことは楽しいのではないだろうか。けど、難解かもしれない、けどちょっと難しい方が楽しいと思う。
▼ダサい曲をかけるパーティー 『DASAI vol.4』
1/13(金) 京都METRO 2000円+ドリンク代
ダサいの価値基準はわからないけど(ゲスト出演のHALFBYは僕からしたらダサくない)なんでも一週まわると楽しくなりそうですね。それぞれの曲に対してのお客さんの顔色とかを観てみたい。
▼しりあがり寿の現代美術 回・転・展
1/14(土)~3/5(日) 伊丹市立美術館 一般800円
去年、静岡で観ました。いや、もう、なんかわからないけどテンション上がりました。まわるって言うのは血がたぎりますね。たぶんその静岡よりも作品内容も増えているのではないかな。ゆるゆるとぐらぐら。今月はフランスとアートと回る(円)と漫画となんか連想ゲームみたいになった。
合計 11100円
関西スカムを牽引できない存在として、バンド・DJ・コスプレなどで広く活動中。最下層音楽がキーワード。ウルトラファッカーズ、アメリカンバッドボーイ、アマリリス【改】、DJ河合カズキラングレー。 http://centralscum.lostfrog.net/ ◆1月のライブ予定 1/9
▼ハードコアマラソン2017
1/15(日) 十三ファンダンゴ 前売2000円
22年ぶりのイベントになるらしく、22年前に出ていた人も出るし、22年前には生まれていない人も出ているかもしれないし、まず22年という年月の重みを噛みしめてみることにします。ウッドストックからニルヴァーナがだいたい22年だそうです。ボアダムスのソウルディスチャージ99からAKBのフライングゲットがだいたい22年だそうです。ブラックサバスからThe ORBがだいたい22年だそうです。…結論としては22年は特に気にしなくてもいいですね。楽しみましょう。
▼こみっく★トレジャー29
1/15(日) インテックス大阪 カタログ購入制
叶姉妹が参加するとか聞いた冬コミ、なんだよ楽しそう。しかし今年は僕は参加しないのです。とりあえずこみトレを楽しみにしておこうと思います。
合計 2000円
今年こそは!今年こそは!今年こそは!今月こそは!今月こそは!今月こそは!今日こそは!今日こそは!今日こそは!欲望のおもむくままに最大幸福を求めていきたい。2017年も皆様にとって、そして特に僕自身にとって、良い1年であることを祈念します!
▼初春文楽公演
1/3(火)~26(木) 国立文楽劇場 2等席2400円
新年は古典芸能ではじめたい。第一部は正月公演おなじみのおめでたい「寿式三番叟」、袖萩祭文が泣かせる「奥州安達原」、八重垣姫に狐の通力が宿る「本朝廿四孝」もう、家族の関係とかいろいろ考えさせられる話が並ぶ。第二部は「染模様妹背門松」で、お染久松の話。今月は小松和彦氏による奥州安達原の「一ツ家」をテーマにした講演もあり(別項)、なぜか2017年は奥州安達原でスタートする模様だ。
▼スーパープレミアム肉フェス~NEW YEAR ニクトーバーフェス~
1/5(木)~9(月・祝) 京セラドーム大阪 入場券500円+飲食代
ステーキ、ハンバーグ、カツレツなどの肉料理の祭典。新年はモリモリ食べて厳冬にそなえよう!今回はドイツビールの「オクトーバーフェスト」と、「アイスクリーム万博」がコラボしている。肉そっちのけでアイスとビール三昧というマニアックな楽しみ方も出来る。かぶっている猫を放り捨てて食欲魔人たる本性をあらわすときがやってきた。あと、きっとステージイベントなどもあるはずなので、それも楽しみ。
▼ご当地鍋フェスティバル
1/6(金)~9(月・祝) 万博記念公園 入場無料+飲食代
1月は冬眠のためのカロリーを蓄えておくために、大食漢になってしかるべき時期。 普段は鍋料理を一度に複数食べることなど、鍋という特性上、難しいのだが、ここでは一度にいろんな鍋料理が味わえる、というのだ。どれだけ贅沢でわがままなイベントなのか。お殿様になった気分で「余は満腹じゃ」とのたまってみたい。 ステージイベントもあるようで、実はこれが本当の目的とも言えるのだが、あわせて楽しみたい。
▼新年おめきゅるりんライブ
1/7(土) アクトアモーレ高槻 観覧無料
高槻出身のシンガーソング人形作家のいうちりな(りなんなん)が、故郷に錦を飾る凱旋フリーライブを行う。出演者も豪華。「おめでとう」を「おめきゅるりん」と言うのはりなんなん語であるが、最近の若人がツイッターなどで新年や誕生日を祝う「おめでとう」を何と略しているかを見るにつけ、ヒヤヒヤしてる。
▼第37回〔特別編〕ARCセミナー「国芳『安達原一ツ家之図』を読み解く」
1/13(金) 立命館大学アート・リサーチセンター2F多目的ルーム 参加無料
立命館大学衣笠キャンパスのアート・リサーチセンターでは、昨年末から、「日本の伝説 異界展~人から鬼へ 鬼から人へ~」と題して、異界や境界に生まれた日本の伝説をとりあげた絵画作品の展示を行っている。そこでは源頼光の酒呑童子討伐、土蜘蛛退治や、頼光四天王のひとり渡辺綱の鬼退治の絵、はたまた天狗などがとりあげられている。その関連イベントとして、小松和彦氏による講演が行われる。とりあげられる「安達原一ツ家之図」は黒塚伝説の鬼婆の話で、楽しみ。
▼鈴木創士「新春トークショー」
1/14(土) SUNABA ギャラリー 入場料500円
EP-4の哲学担当キーボーディストにして、仏文学者の鈴木創士氏のトーク。鈴木氏はジュネ、アルトー、バタイユ、ジャベス、ランボー、ドゥルーズなどを翻訳されているほか、僕的には奇跡の翻訳事件とも呼べるラマルシュ=バデルを翻訳されている。また、昨年上梓された『分身入門』でも鈴木創士節を存分に発揮されていた。音楽、文学、哲学、美術の敷居を乗り越えたトークが期待できる!
▼しりあがり寿の現代美術 回・転・展
1/14(土)~3/5(日) 伊丹市立美術館 一般800円
いろんなものが、とにかく回る回る。現代美術は液晶絵画や映像、はたまた藤原正和の「むし」みたいに動きを見せることで美学を駆動させるひとつの大きな流れを形成してる。横尾忠則が絶賛したダリの「素早く動いている静物」もそのひとつだろう。この展覧会では、回転に照準をあわせた展示がされている。これはすごいことなのだ。たとえば、「石膏展」とか「平面絵画展」みたいなもので、回転自体が芸術のジャンルとしてテーマたりうると宣言したようなものなのだ。本展では、マンガの原画なども展示されるようで、そちらも楽しみ。なんでもない物が回転するだけで充分に美術になりうる驚きと歓びを味わいたい。
▼戸川純35周年記念LIVE「わたしが鳴こうホトトギス」
1/20(金) 梅田クラブクアトロ 前売4000円+ドリンク代(Pコード:315-368)
以前、ラジオの「ヤングタウン」鶴光と角さんがパーソナリティーの番組内で、「鳴かぬなら わたしが鳴きます ホーホケキョ」と角さんが言って、鶴光は「なさけない!」とツッコンでいた。戸川純のこのライブタイトルは、それとは随分と印象が違う。鳴かない周囲の状況にカツを入れる刺激的なライブになることは間違いない。
▼第一回文学フリマ京都
1/22(日) 京都市勧業館みやこめっせ地下第一展示場 入場無料
文学フリマ今年の最初は京都で。300を越える出店リストをながめていると、僕が原稿を寄せている「実験アキレス」の配布もあるらしい。アマチュアの同人というと、プロの後追いのイメージがあるのだが、こと文学に関して言えば、かつての新本格ミステリの隆盛が大学のミステリ研究会の延長だったように、同人誌にこそ次代の動向はあらわれているのである。今の動向を見るためには、一般書店の平積み新刊よりも、文学フリマに答はある。
▼「華厳の世界―『華厳経』と南方マンダラ―」
1/22(日) 龍谷大学響都ホール校友会館 入場無料(要予約)
中沢新一が華厳経と南方熊楠について80分の講演をする。これは見逃せない! あと、南方熊楠についてのイントロダクションや、鼎談も予定されている。中沢新一というと、最近では「100分で名著」でレヴィ・ストロースについての語りなどを聞くと、いい意味でゆるくやわらかい語り口で、あれ? 中沢新一ってこんなだったっけ、と思ったが、かなり前に見た金子國義との対談でもこんなだったことを思い出した。テーマは難しそうだが、わかりやすく語ってくれることは保証つきなのだ。(定員に達していてキャンセル待ちらしいが、キャンセルを待ってでも行く価値あり)
▼神戸大学・国際文化学研究科の研究プロジェクト「映画/ファッション/食」
1/28(土)・29(日) 神戸映画資料館 参加費無料
神戸大学・国際文化学研究科による2日連続の公開研究会。1日目は「映画とファッション」と題し、日本映画の上映を参照しつつ、ファッションの観点から映画の魅力を探る。2日目は「映画と食」と題し、ホラー映画における人肉食、屠畜、イタリア映画における食などをテーマに研究発表とディスカッションが行われる。衣食住のうちの衣と食をとりあげてくれたのだから、次には「住」のテーマで映画の研究を待ちたいところ。いろいろ出来そう!
合計 8200円+飲食代
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願い致します。1991年生まれ。雑誌の編集をしたり、ライターとしてあちこち走り回ったりしているカルチャー見習いボーヤの大西健斗です。フライヤーやフリーペーパーを制作する「papua(パプア)」という秘密結社の代表として、こっそり活動していたりもします。今月は、“僕ならお年玉を握りしめてどこに行くだろう?”と考えた時に、まっさきに映画館が思い浮かんだので、原点回帰で映画を中心にフィーチャーしています。日々の活動報告などは、こちらをのぞいてみてください。 https://twitter.com/tonke316
▼映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
公開中 TOHOシネマズ梅田ほか 一般1800円
もう観ましたか?僕はもう一度観に行きたくてウズウズしています。SWシリーズの作品を、リアルタイムで毎年観られる時代であることを切に嬉しく思います。好きな俳優陣がキャスティングされるのも、リアルタイムならではのドキドキ醍醐味だなと思う。予告編だけで言えば、今作は宇宙最強ドニー・イェンの棒術、狂気じみたクズを演じさせたら天下一品のベン・メンデルソーン、なんとなく鶴瓶師匠×北野武御大なビッグマンのフォレスト・ウィテカー、煤っぽかったり濡れちゃうと色気が増すマッツ・ミケルセン…、僕の中での名作請負人ばかりで、そりゃもう鼻血もんだ。なにより映画ファンに限らず、「ローグ・ワン」はシリーズの根源に迫った作品なので、今作をきっかけとして新たにシリーズを追いかけるも良しだと思います。ということで、シリーズ未見の恋人や友人を連れていくと吉です。
▼MOOSIC LAB 2016
1/7(土)~13(金) 第七藝術劇場、元町映画館、立誠シネマ 一般1500円
新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画が制作・ラインナップされる音楽×映画プロジェクト。僕はこの映画祭で、小松菜奈×菅田将暉の映画「溺れるナイフ」の監督で知られる山戸結希監督を知りました。今をときめくアンファンテリブルな女性監督ですが、注目されるきっかけは同企画で上映された監督作「おとぎ話みたい」と言っても過言ではないはず。他にも大森靖子さんの鬼気迫る魅力を知れたし、テレビでダウンタウンに頭をはたかられるまで上り詰めた旬の女優・吉岡里帆さんも、早い段階に同企画に出演・女優賞を獲得してたり。主宰・直井卓俊氏の先見の明が凄まじくバチバチと音を立てているので、毎回、シーンに風穴を開ける新時代の才能ばかりで、ここから世にはばたくクリエイターやアーティストも多いわけです。今年は、松本花奈×the peggies、山田佳奈×yonige、スズキケンタ×ラブリーサマーちゃんの作品あたりを僕は真っ先に観たい。 ※元町映画館のみ12日(木)までなので注意。
▼マメイケダ個展「ザジーヘアーでの展覧会」
1/10(火)~29(日) ZAZIE hair 無料
92年生まれのイラストレーター・マメイケダが、ギャラリーもある中崎町のヘアサロンで展覧会を開催。マメちゃんは日頃、食べ物の絵をノートに描きためていて、イラスト集を出したり雑誌や文庫本で表紙を手掛けたりしている気鋭の絵描き。焦げたパンの香ばしい匂いや、テリテリしたソースのコク、つやのある白米にスパイシーなカレーなど、クレパスでぐりぐり描いた味わい深い食べ物の絵だったり、何気ない田舎や身近な街に流れる時間ごと切り取った素朴な線の風景画がなんとも魅力的なんです。なにより添えられた言葉が、まっすぐなのにクセがある。タイトル通り、ヘアサロンで展覧会をするということらしいですが、全貌やいかに?なんにせよ、ふくよかな気持ちの新年早々にはピッタリな展覧会になるはず。
▼元旦(ダンカン)明けましておコマネチナイト
1/14(土) 京都みなみ会館 一般2600円
“待ってました!”と歓喜したくなる絶妙な組み合わせだったり、とにかくクセの強いオールナイト上映が人気のみなみ会館がまたやってくれましたよ。90年代の北野武作品「その男、凶暴につき」、「3-4X10月」、「ソナチネ」を一挙に上映するという一筋縄ではいかない狂気のオールナイト。タイトルから嬉しくなる“バカヤロー!”な企画で、“モノマネ割”まで設けられていたり、クオリティが低いと差額をとられたりとか、こりずにユニークです。なにより、こんなこと考えている劇場の館長が、若くて綺麗な女性だというからもう訳がわからん。
▼映画「エルストリー 1976 新たなる希望が生まれた街」
1/14(土)~ 神戸アートビレッジセンター 一般1700円
「ローグ・ワン」と合わせて観たい本作。「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」で登場するキャラクター達の"中の人"に迫るドキュメントです。全ての始まりはここに…、フォースと共にあったわけだ!きっとそうだ。
▼映画「太陽の下で -真実の北朝鮮-」
1/14(土)~ シネマート心斎橋ほか 一般1800円
北朝鮮市民の日常を記録したドキュメンタリー、とみせかけて当局の管理下で演出されたフェイクだった!というヤバい感じ。それを暴くために隠し撮り…少女が流した涙とは…チラシビジュアルだけで観に行きたくなる、ジャケ&GOな作品。
合計 9400円
あけましておめでとうございます。しばらく書けていなかった間は、釜山に3回行ったり、済州島に行ったり、新潟に行ったり、岡山に行ったり、南陀楼綾繁さんに悩みに答えてもらったりしていました。今月は青森に行ってきます。http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/
▼【大阪府八尾市発】セスナ機で見る大阪の巨大古墳体験ツアー!
1/21(土) 大阪府八尾市発 17000円
セスナで上空から前方後円墳見学+古墳懐石弁当+古墳&石室見学、さらにフライトの待ち時間には、格納庫などバックヤード見学ができるツアー。・・・熱すぎじゃないですか?大幅1万円超えですが、今月はとにかくこれがおすすめ。ハニワこうていにも会えるかも?
合計 17000円
元・ラジオスタッフ、現・新人OL。音楽、お笑い、お芝居。生の舞台に生かされている。その何物にも代えがたい魅力をお伝えしたいとおこがましくも勝手にライブレポート中(最近書けていない)→http://repoblog.exblog.jp/ 色んな媒体で書きたい!2017年もどうぞよろしくお願いいたします。
▼ONIGAWARA1stワンマンツアー2017~新春ONI詣~
1/14(土) 梅田Zeela 前売り3200円+ドリンク代
ジワジワと昨年ライブハウスに新たな風を吹かせた、元竹内電気の竹内サティフォ&斎藤伸也によるスーパーJポップユニットONIGAWARA。アイドルにもバンドマンにも負けないと、30を超えてお揃いの制服風の衣装を纏った、ギターボーカル担当とダンスボーカル担当の2人が創り出すステージは、嘘みたいなときめきが溢れるキラキラ空間。ハロプロヲタな斉藤さんと、布袋モデルのギターをかき鳴らすサティフォさん、だからこその一度聴けばもう2番から歌えるキャッチーなメロディと、ライブハウス映えするダンサブルなサウンド。ホントあの、おっさん2人を前にペンライト持って煽りたくなるライブ、まだの人は体感してみてほしい。前売りは完売してるけど、HPに当日券(3700円)の記載があるので出るんだと思う。
▼Helsinki Lambda Club「ME to ME」Release Tour
"From ME to YOU"
1/22(日) LIVE HOUSE Pangea 前売り3000円(Pコード:311-566)
ダサくて情けなくて、熱い日差しなんて超苦手そう、けどそれがいい。コッソリ悶々とした想いを消化しているような、ほかの現役若手バンドとは少し変わった魅力を持つヘルシンキが面白い対バンライブをやる。大阪の対バン相手は彼らの憧れの先輩おとぎ話と、大注目の不思議なレトロガールバンドCHAIという本当にいい意味で気持ち悪いバンドばかり!みんな妖怪感ある(褒めてる)。それぞれ年齢やファン層も違うしバンドごとの個性のぶつかり合いながら、非常にクセになる魅力たっぷりのこの組み合わせは必見。面白そうやわぁ。
合計 6200円+ドリンク代
群馬県の単身赴任から帰ってきた、このコーナーの発起人。監督した映画『函館珈琲』の上映は、関西では残すところ京都みなみ会館と神戸元町映画館となります。
▼黒木和雄映画祭
1/2(月)~20(金) シネ・ヌーヴォ 一般1400円
『竜馬暗殺』『祭りの準備』など原田芳雄の代表作となるエネルギッシュな人間活劇に「めちゃくちゃパンクやん!」てなってた十代だったのに、『スリ』以降、何故か変に斜に構えて観ていなかった。十代の時にハマったものを二十代で一回否定したりする、そんなくだらない理由だろう。今こそ『スリ』以降の、特に幽霊譚『父と暮らせば』の不思議な設定と宮沢りえへの演出を堪能したい。
▼VOGA 『Social talk』
1/13(金)~16(月) 京都府立文化芸術会館 前売4500円
京都で最も美しい舞台を観せてくれる劇団ではないだろうか。アナログな身体と機械仕掛けの舞台装置の融合が生み出すマンダラ。自分が生きている地点から前後一千年くらいの歴史を眺めているような、あの世を幻視しているような、瞬間に凝縮された「美」を発見するような、そんな驚きと静けさ。
▼『ネオン・デーモン』
1/13(金)~ 大阪ステーションシティシネマほか 一般1800円
『ドライヴ』の時から絶賛というよりも「なんやこいつ、胡散臭いヤツが出てきよったなぁ~」とニヤニヤして目が離せないN.W.レフン監督の新作。ファッションモデルが成り上がる「大映ドラマ(て若い子知らんか)」みたいな内容に、テクノと派手派手ビジュアルでゴリゴリの力技感。キてる。
▼『皆さま、ごきげんよう』
1/14(土)~ テアトル梅田 会員1000円(火・金)
今月一の観たいヤツ。イオセリアーニ監督、こういう悪いジジイになりたい。画面の隅々まで繊細な「遊び」があって、登場人物はのんびり酒か珈琲を飲んでて、あんまり働かないし、不良ジジイが不良のままで居て良い世界がそこにある。なんて世界は豊かなんだろう!イオセリアーニが西成あたりで酒ばっかり飲んでる映画を撮らないかなぁ!ジャック・タチとか好きなら是非。
▼『沈黙』
1/21(土)~ 梅田ブルク7ほか レイト1300円
「ええ映画やろなぁ」くらいの予想を遥かに超えて傑作の予感。スコセッシの念願の企画っていうのが予告編の画の隅々からぶ厚く伝わってくる。窪塚洋介も塚本晋也の演技もぶ厚い。そのぶ厚さに、圧倒されに行きたい。
▼『スノーデン』
1/27(土)~ TOHOシネマズなんばほか レイト1300円
世紀の大事件をオリバー・ストーンが監督する。もうそれだけで一つの映画のジャンルのような気さえする安定感。ジョセフ・ゴードン=レヴィットの持つ、半端な頭の良さで切り抜けようとして失敗しそうな感じが、ハラハラ楽しませてくれそう。
▼束芋『網の外』
1/28(土)・29(日) 京都文化博物館 入場料500円
束芋さんの作品の、皮膚をずっとぽりぽり掻いてるような感覚がほんまにたまらんです。セックスともなんか違う、湿度と悦楽を持った暗い欲望。「Kyoto Art for Tomorrow」という新鋭アーティストの選抜展に、ゲストとして『網の中 inner net』を出品。オープニングではダンスを伴うパフォーマンス『網の外』を披露。束芋さんが描く「網(ネット)」。楽しみ。
合計 11800円
キャラクター作家。最近は主に仮面や仮装でキャラを作ります。最近、謎解きイベント企画制作のクロネコキューブに転職しました。おすすめ公演→「ZANGYO」
▼「教えて!違和感センセイ」
1/25(水) コワーキングスペース往来 1回1000円
顕在家(けんざいか)はるさんのワークショップだよ。はるさんのワークショップはおもしろいよ!新しい発見があるよ。私は前に参加していろいろ収穫あったもの!会場はこじんまりしててアットホームだよ。
▼BUZZBRITISH.TV
1/28(土) HUB"京阪京橋店 入場無料
関西最大級のブリティッシュ・パブ"HUB"京阪京橋店にて、毎月第4土曜日に開催中のDJイベント。私が一目置いてる映画好きのDJのトモダチに教えてもらったよ。
合計 1000円
12/31(土)「春夏秋冬ぴあ関西版」、1/5(木)「ぴあ宝塚川西池田食本」発売。よろしくお願いします!
▼LOVE♥りぼん♥FUROKU 250万乙女集合!りぼんのふろく展
開催中~2/5(日) 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3
ミュージアム入館料大人800円
りぼんのふろく展!これは熱い!と思って早速行ってきました。HPを見ると"1990年代のふろくを主軸に”とあるけど、わたしが読んでた80年代のものも並んでいました。初期の「ときめきトゥナイト」(池野恋)とか「銀曜日のおとぎばなし」(萩岩睦美)とか「星の瞳のシルエット」(柊あおい)など、自分が持っていたものを久々に見て大興奮。でも意外と知らない世代のふろくも楽しめて、もう1回見に行きたいと思ってる。(A)
▼ようこそ!横尾温泉郷
開催中~3/26(日) 横尾忠則現代美術館 一般700円
横尾忠則が発表した「銭湯シリーズ」と「温泉シリーズ」を軸に、旅や観光にまつわる作品が、温泉施設に見立てた美術館で見られる、という何やら楽しげな展示。横尾温泉卓球大会なんてのも催される。年末年始(12/31(土)~1/13(金)は休館なので注意。
▼Kanae Entani 個展 「静かなるフルーツ」
1/6(金)~15(日) NEW PURE + 観覧無料
刺繍作家Kanae Entaniによる刺繍作品の展示。展示関連イベントも楽しそうで、6日(金)は「フルーツ居酒屋」、7日(土)は「刺繍ワークショップ」、8日(日)は「ちせのドリンク屋さん」が予定されている。楽しそう~!(A)
▼「ロゴゴ展」
1/10(火)~23(月) 恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール 観覧無料
天久聖一とよシまるシンが作った楽しく笑えるロゴが見られる展示とのこと。天久さんは知ってるけど、よシまるシンさんって何の人?と思ったら、映画『バクマン。』のエンドロールコミックデザインを手がけた方とな! 映画『バクマン。』を観た人なら分かると思うけど、あのラストに出てくるコミックデザインがとくに最高!なんですよね。この「ロゴゴ展」も面白そう。覗きに行きたい。(A)
▼しりあがり寿の現代美術 回・転・展
1/14(土)~3/5(日) 伊丹市立美術館 一般800円
「回るやかん」など、謎の「回転作品」なるものをメインに、マンガの原画なども展示される、しりあがりさんの作品展。個人的にものすごく気になるのが、しりあがりさん本人や女優の緒川たまき、映画『淵に立つ』の深田晃司監督らが出演する20分の短編映画『回転道場』。観たい。観たすぎる。(A)
合計 2300円
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上映中 映画「変態だ」
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1/14(土)~『皆さま、ごきげんよう』
1/14(土)~3/5(日) しりあがり寿の…
1/14(土)~3/5(日) しりあがり寿の…
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1/15(日) おでんと“THE YAKETY …
1/15(日) ハードコアマラソン2017
1/15(日) こみっく★トレジャー29
1/20(金) 戸川純35周年記念LIVE…
1/21(土) セスナ機で見る大阪の巨大古…
1/21(土)~『沈黙』
1/22(日) 第一回文学フリマ京都
1/22(日) 「華厳の世界―『華厳経』…
1/22(日) Helsinki Lambda Club…
1/25(水) コワーキングスペース往来
1/27(金) DARREN EMERSON
1/27(土)~『スノーデン』
1/28(土) BUZZBRITISH.TV
1/28(土)・29(日) 神戸大学・国際文…
1/28(土)・29(日) 束芋『網の外』
作:和田淳
※画面をクリックすると漫画が大きくなります。
「バクのばくー」作者
和田淳●1980年兵庫県生。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめ、「間」と「気持ちいい動き」を大きなテーマに制作を続けている。『わからないブタ』(10)がファントーシュ国際アニメーション映画祭でBest film、文化庁メディア芸術祭で優秀賞等国内外の映画祭で受賞。『グレートラビット』(12)がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞する。
http://kankaku.jp/
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