河合カズキラングレー (スカマー)

関西スカムを牽引できない存在としてバンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス改､DJ河合カズキラングレー｡
http://centralscum.lostfrog.net/
2/2(月)､大阪難波ベアーズにてウルトラファッカーズライブ、元キャロライナーレインボーのRubber (()Cement from アメリカの前座でっす｡

▼『モンスターハンターフェスタ'15』
2/22(日)　中ふ頭･インテックス大阪　無料
うまい人のプレイが観たいので！ 個人的に2月はあまり遊び先が見つからず、家でゲームでもしてやろう、しまくってやろうという心意気です｡

▼『コスROM☆ミュージアム VOL.2』
2/22(日)　大国町･アルフィック大阪　2000円
コスROMの即売会というやつで､過激さはハンパないという話｡18禁ですから推して知るべし｡市販のものではなかなか得られない､なんか独特な表現様式がおもしろいです｡表に情報が出にくい世界ですし突撃し甲斐がありましょうぞ｡

合計　2000円

山口良太 (音楽と演劇の年賀状展)

大阪で毎年お正月に開催している「音楽と演劇の年賀状展」が終わってやれやれ､と思いきや､埼玉～名古屋へと巡回中です｡関東や東海にお越しの方はぜひ｡

▼伏兵コード vol.7「我が行路」
2/6(金)～9(月)　シアトリカル應典院　前売3000円
昨年観た稲田真理さん作･演出の劇団Patchの舞台がえらいよくて､その生々しい人間の息づかいを目撃しに行きたい｡そこでたしかに誰かが呼吸していることが実感できる舞台は安心する｡

▼夏のあくび その33～PLUTATA巨木巡りツアー2015 大阪～
2/13(金)　梅田ムジカジャポニカ　前売2300円＋1ドリンク代
名古屋のジプシー楽団Jaajaから生まれた新バンド､PLUTATA｡ドラムにハープも加えたフルバンド編成を観るのは初めてだし､ツアータイトルの巨木巡りって何のことなのかさっぱりわからないので確かめに行きたい｡梅田に巨木ってあったかしら｡

▼plannd sandscape(operation-15)
「破片のひとりごと 黒田武志 作品展」
2/18(水)～3/1(日)　福島LADS GALERY　無料
本棚の棚をオブジェにしたり､劇場まるごとを百年後の博物館に仕立て上げたり､小さいハコから大きいハコまでボックスアートにしてきた造形作家･黒田武志が「破片」をテーマに挑む｡いわば最小のボックスアート？

合計　5300円

近藤和見

VOGA脚本･演出･音楽･振付｡京都木屋町のBAR Lowo=Tar=Vogaオーナー｡風来坊でいたいと願う前厄の男です｡

▼朝日葉子編み物展
開催中～2/28(土)　京都かもがわカフェ　無料
手編み作家さんがコツコツ編んだ､手袋･帽子･レッグウォーマーの展示｡春はまだ遠く､ぬくもりを感じる展示を見たい｡

▼立春 舞踏ナイト～Butoh Night vol.3～
2/4(水)　UrBANGUILD　2200円
維新派の大先輩､天然肉体詩人藤條虫丸さんが出演するとの情報を得る｡ゆかねばならぬ､の衝動｡

▼映像芸術祭MOVING京都
2/6(金)～22(日)　京都芸術センター､他　500円(京都芸術センター展示プログラム)
近年VOGAの舞台は映像を多用している｡静止しがちな背景に動きが生まれるからだ｡気鋭の映像作家の作品を観て､学びたい｡

▼大大阪舞台博覧会
2/21(土)･22(日)　芸術創造館　通し券 2100円
手前味噌で申し訳ないが､出演するイベント｡ただしVOGAの他11団体あるのであえて書かせていただく｡未見の団体も多く､こういった機会は貴重と思う｡ちなみに22日(日)に出るので21日(土)を観にいく｡

合計　4800円

太田明日香 (編集者)

フリーランス編集者｡淡路島出身｡オオタ編集室､島の情報室｡来月で終わりです｡英語の特訓と称して毎晩海外ドラマを見ていたら､今更ながら『ツインピークス』と『シャーロック』にはまりました｡

▼shiroe Masataka KUROSE Exhibition
開催中～2/8(日)　millibar galley　無料
奈良在住のアーティスト黒瀬正剛さんの展示｡一色で描かれた墨絵を思わせるような絵画は､見ているといろんな想像が湧いてきます｡

▼節分だよ､空庭ビル開き
2/1(日)　谷町空庭　無料
屋上に庭があり､ビル内にはシェアオフィス｡入ってみたいけど､入れない｡そんな人にも大丈夫｡年に一度のビル開きが開催！谷町界隈の農や食の活動をしている人の拠点となっているということで､個人的には屋台に期待｡

▼ダンス甲東園2014
RejionalActivityProject
『Gava-2月の贈り物-』
2/14(土)　西宮市甲東ホール　一般前売2300円
4人のダンサーと公募で集まった15名の出演者によるダンスパフォーマンス｡振り付けはUMLAUTの高野裕子さん｡高野さんのダンスは見たことはないのですが､知り合いの福祉施設に高野さんがダンスを教えに行っていると聞いて見に行きたくなりました｡

合計　2300円

竹内厚 (編集者)

新しいウェブサイトを立ち上げました―！ インタビュー､映像､散歩､写真､スケッチ…とあれこれやっておりますので､何卒ご愛顧のほどよろしくお願いします｡「OURS.」です｡

▼映像芸術祭MOVING京都
2/6(金)～22(日)　京都芸術センター､他　500円(京都芸術センター展示プログラム)
9会場に約30組のアーティストが参加して行われる映像芸術祭｡毛原大樹展「信号の行方」と八木良太展「foundation and application」､浦崎力「みずのき動物園」など､メイン会場となる京都芸術センターでの展示をまずは楽しみたい｡もちろん､ライブや上映イベントもあり｡

▼黒沢美香＆神戸ダンサーズ ジャズズ ダンス
2/7(土)～9(月)　ArtTheater dB Kobe　前売3000円
強烈なチラシにギョッとなるけど､黒沢美香をはじめ､名だたるダンサーがずらり勢揃いで､やっぱりギョッとなる！ 実はこの週末､関西を離れていて行けないので､誰かの報告が聞きたいです｡

▼ちいきいとvol.12 120分世界一周の旅 篇
2/13(金)　KR&AC(神戸レガッタ＆アスレチッククラブ)　2000円(1ドリンク＆フード付)
うわさの写真持ち寄りトークバトル「ちいきいと」｡街の遊撃手､クセモノたちが繰り広げるネタ話は鉄板！ のはず｡DJとして森本アリ､定員「約」40人､外国人スポーツクラブでの開催､とすでに仕込みも十分だ｡

▼大阪相撲れきはく場所
2/18(水)～3/30(月)　大阪歴史博物館　600円
大阪歴博は､平成17年の特集展示「大阪相撲の歴史」開催をきっかけとして､相撲関係資料を収集しはじめたんだとか｡知らなかった！ 相撲好きとしてはもちろん駆けつけますが､今展のテーマ設定の渋さは相当なもの｡「地域開発と相撲」「社会福祉と相撲」「市場社会と相撲」だって！

合計　6100円

池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡やっとホームページに作品などを載せました｡
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼碓井斎子展『緋色の植物採集』
開催中～2/14(土)　studio J　無料
Jで継続的に展覧会をされている碓井ゆいさんのお母さんの個展｡碓井さんの展覧会には何度か伺いましたが､お母さんも制作をされているとは初耳です｡お知らせの作品写真の色合いが美しく､実際に見てみたくなりました｡今回は「植物」がテーマとのこと｡

▼プチ展示『日本のカメノコハムシほぼ全種展』
開催中～3/2(月)　伊丹市昆虫館　大人400円
UFOみたいなヘンテコ昆虫(←伊丹市昆虫館ホームページの紹介より)､カメノコハムシの標本展示｡カメノコハムシ？と思った人は､ぜひ画像検索を｡ネクイハムシの仲間､おもしろい形をしたハムシの紹介もあるそうです｡ハムシは文一総合出版から美しいハンドブックも出ています｡そちらも合わせてぜひ｡

▼『ホネ展』
2/6(金)～3/30(月)　ウサギノネドコ　無料
昨年美しいウニ展を開催していたウサギノネドコが今度はホネ展を！どんな展示をされるのか興味津々｡

▼『関西オープンデータEXPO'15
～International Open Data Day 2015 関西プレイベント～』
2/11(水･祝)　大阪イノベーションハブ　無料
お知らせ文では「関西のオープンデータ関連アクティビティが一挙集結！」とのこと｡最近よく耳にする「オープンデータ」､あまり活用法がピンと来ていないので､情報を仕入れに行きたい｡

▼『ガケ書房の石を欲しい人､全員集合！』
2/15(日)　ガケ書房　無料
ガケ書房が移転！ 石垣とガケ車と亀たちはどうなるんやー､と思っていたら､石垣はこの日に解体＆欲しい人にはくれるそうです｡こういうとこ､やっぱりガケ書房｡移転前最後の日､13日(金)にはフリーライブイベント「ByeByeガケ書房､Helloホホホ座」もあるそうです｡

合計　400円

若旦那家康 (舞台の隙間産業)

かのうとおっさん『うっかり婚活スターウォーズ』という公演に2/2(月)まで出ています｡そんな演劇なんでも屋｡2月の大きな仕事は大大阪舞台博覧会です｡12組の15分程度の作品が1本500円で観れます｡こんな気軽さが演劇には必要さ！詳しくはこちら｡

▼キラリふじみ･レパートリー『Mother-river Homing』
2/7(土)･8(日)　AI･HALL　前売2800円
青年団演出部にいる田上豊さんの再再演でなおかつ全国ツアー｡これは上手くて面白いからなせるわざなはず！ 未見だけど！ 熊本弁の芝居らしいです｡結構派手なアクションもあるようです｡こういうのはあんまり関西に来ないんだから､観ときましょうよ｡

▼劇団ズッキュン娘 『グッバイ､マザー』
2/20(金)～22(日)　STAGE＋PLUS　前売2300円
なんかやっぱり女の子だけが出演するとかさ､男はちょっと惹かれるわけです｡けど意外と女の子ばかりがお客さんだったりして居心地悪さも楽しめたりするんです｡しかも小さな劇場で､天王寺でも再開発されてないちょっとはずれの劇場で｡これは計算だとしたら攻めている！

▼Quiet.Quiet vol.2.2 『赤色エレジー』
2/25(水)～ 3/1(日)　KAIKA　前売2200円
作家と演出家を同じ人がやっていることが劇団では多いんです｡作家と演出家が別パターンもちょっとあります｡残りのパターンは過去の名作を今の感性の演出家が演出するパターン｡今回はそれ｡で､この演出家の辻崎氏は俳優としての姿もとても素敵です｡演出家の顔はまだ観たことがない｡ここで観ておこう｡

▼ピンク地底人『ピンク地底人土葬ツアー 第1話』
2/28(土)～3/1(日)　壱坪シアタースワン　前売1500円
ピンク地底人は一度､滅んでいます｡復活したんですね｡復活したのに土葬ツアーですか？ そして会場となる壱坪シアタースワンはこの公演を最後に閉館するようです｡復活した劇団の公演で滅ぶ劇場｡皮肉｡ピンク地底人を未見の人はまた見れてラッキー､すでに観てた人はどのような変化が起きたか見届けましょう｡ゲストは七井悠さん｡

合計　8800円

吉村祥(FOLK old book store店主)

北浜にある古本と新本､雑貨とご飯のお店の店主です｡FOLKにて2/8(日)に石川直樹さんのトークイベント､2/17(火)～3/1(日)江戸堀印刷所展示･販売です！詳しくはこちら｡

▼画賊の修学旅行展
2/7(土)～24(火)　マヤルカ古書店　無料
フライヤーに「京都超重要文化財的なものや旅先でうっかり買ってしまうみやげ物を作る人々…」とあり､謎で気になっています｡ゲストで書いてある小田島等さんが何をされるのかも気になります｡

▼夏のあくび その33～PLUTATA巨木巡りツアー2015 大阪～
2/13(金)　梅田ムジカジャポニカ　前売2300円＋1ドリンク代
Jaajaから名前を変えたPLUTATA(いい名前)に､森あかね､トミーブギーと國木まちこをを加えていつもとひと味違う夏のあくびになりそう｡

▼三田村管打団？旧グッゲンハイム邸 新春ワンマン
2/15(日)　旧グッゲンハイム邸　当日2500円
三田村管打団？をワンマンでは見たことがなくて､みっちりあの音楽の中に身を浸してみたい｡まだ寒いかもやけど旧グッゲンハイム邸の庭で聴けたら気持ち良さそう！

▼UFOGENJI展
2/18(水)～3/4(水)　アンポポ　1オーダー以上
フライヤーをいただいて､良い絵をかかれるなあと思いました｡懐かしいさもあり今っぽさもあり｡見に行きたいです｡

▼秋山慶太初個展 想像力の部屋
2/19(木)～3/9(月)　la galerie(in GLAN FABRIQUE)　入場無料
あけたらしろめという絵描きさんとの2人展で知った秋山慶太さん｡彼の頭の中の有機的な工業デザインは､未来のようで過去のようで異世界のようで身近なようで不思議な形です｡こういうのがいっぱい出てくる漫画を一度描いてほしいです｡

▼ケバブジョンソン ヘスペシャンカ
2/22(日)　HOPKEN　当日2300円(＋1ドリンク代)
HOPKENの杉本君におすすめしてもらってよく聴いてるケバブジョンソンとても良いです｡ヘスペシャンカとバンド2マンしびれそうです｡

▼森あかねインダハウス
2/28(土)　epok　当日2500円(＋1ドリンク代)
森あかねさんはけっこう何度かフォークで歌ってもらってるんですが､毎回本当に素晴らしくて進化していてすごいです｡ほぼ毎回泣かされてます｡素朴な歌詞にメロディーと声がほんまに良いです｡共演は神さま､CASIO☆トルコ温泉｡濃い夜になりそう｡

合計　9800円＋お買い物､お食事代

西尾孔志 (映画監督)

枚方市の樟葉生涯学習市民センターで『ソウルフラワートレイン』上映です｡2/21(土)15:30上映｡息の長い映画になって嬉しいです｡http://www.city.hirakata.osaka.jp/site/kuzuha/souru.html
そして竹内厚さん編集のサイト「OURS.」で動画コンテンツ「カリグラシTV」の何本かを監督しています｡

▼『さらば､愛の言葉よ』
上映中　シネ･リーブル梅田　水曜1100円＋3Dメガネ別途400円
今月はヨーロッパ映画とアメリカ映画の生き神様の新作がそれぞれ拝めるという映画ファンにとっては巡礼の月！(来月はロシア映画の神様！)その1｡ヨーロッパ映画の生き神様JLゴダールの新作はなんと3D！いや今更3D映画なんて珍しくないと思うかもしれないけど､ゴダールが3Dって事件ですよ！ 事件！ 何が事件て､予告観ても僕も分かんないんだけど､映画史が揺らぐほどの事件です！ まばたきせず観ます！

▼第18回カイエ･デュ･シネマ週間in関西
上映中～2/6(金)　シネ･ヌーヴォ　当日1300円
「カイエ･デュ･シネマ」とはフランスで大きな権威をもつトンがった映画批評誌｡僕も高校生の時､通ぶって読んでました｡今回は同誌の2014年トップテン第1位に選出された映画『プティ･キャンキャン』と､その監督ブリュノ･デュモンの特集｡ハリウッドとは一味違う､世界の映画の最先端を目撃してきます｡

▼追悼 高倉健さん･追悼 菅原文太さん
上映中～2/26(木)　新世界東映　2本立1300円
任侠ヤクザ映画の高倉健､実録ヤクザ映画の菅原文太｡それぞれの男気｡続けざまに亡くなった東映映画の2大スターの追悼上映が､昭和の匂い残る新世界の名画座で上映される｡美しい様式美の中で舞う健さんのストイックな肉体に酔い､欲望と暴力でスクリーンからはみ出してくる文太兄貴のギラギラした肉体に圧倒されたい｡

▼映像芸術祭MOVING京都
2/6(金)～22(日)　京都芸術センター､他　500円(京都芸術センター展示プログラム)
京都の9つの会場で新進のアーティスト約30組によって同時多発的に催されるエッジの効いた映像芸術の祭典｡青葉市子､SJQの米子匡司､村川拓也､あごうさとしなど多ジャンルのアーティストが映像とどう絡むのか｡参加アーティストの中に元教え子の坂西未郁の名を見つけ､ちょっぴり誇らしげなボク｡

▼木ノ下歌舞伎『黒塚』
2/11(水･祝)～15(日)　京都芸術センター　前売3000円 (Pコード:440-594)
京都の若き演劇ギャング､またはトリックスター､木ノ下裕一と杉原邦生による「木ノ下歌舞伎」は歌舞伎を現代の視点で切り込むプロジェクト｡木ノ下の深い歌舞伎愛と杉原のパンクでポップな演出がぶつかり合い､スパークする！

▼『二重生活』
2/14(土)～　シネ･リーブル梅田　水曜1100円
タブーを描き､中国で映画製作の禁止処分を受けながらも果敢に作品を発表してきたロウ･イエ監督｡ついに禁止令が解け､中国本土に戻って撮った最新作｡監督曰く「中国には二重生活をしている人が多くいる」そうで､興味津々｡

▼『やさしい男』
2/14(土)～　シネ･リーブル梅田　水曜1100円
前作『女っ気なし』で南フランスのダメダメ男を笑いと切なさで描いてヒットさせたギョーム･ブラック監督の最新作｡今回もダメダメ男かと思ったら､けっこうイケメンのそこそこ有名なインディーズ･ミュージシャンが主人公｡しかも中年男なら誰もが身につまされる､「大人になるってどういうこと問題」を繊細に描いた名作！必見｡

▼『アメリカン･スナイパー』
2/21(土)～　なんばパークスシネマ　レイト割1300円
今月はヨーロッパ映画とアメリカ映画の生き神様の新作がそれぞれ拝めるという映画ファンにとっては巡礼の月！その2｡アメリカ映画の生き神様イーストウッドの新作『アメリカン･スナイパー』は､ほんの数ヶ月前に公開された『ジャージー･ボーイズ』(傑作！)の甘い幸福感とはうって代わり､残酷でハードな戦場の現実を臨場感もって描いた作品らしいんだけど､予告だけで鳥肌立った｡座席に正座して観ます！

合計　11100円

保山ひャン (芸術家)

来るべき3/1(日)正午からのロフトプラスワンwestでの「10minutes SP」は､僕の誕生祝い(3月3日)のプレイベントとして､勝手に設定しています｡今月中にお金をためて､3/1(日)に遊びにきてください｡僕に渡しそびれたバレンタインチョコも喜んでいただきます｡

▼琳派400年記念 新鋭選抜展～琳派の伝統から､RIMPAの創造へ～
開催中～2/8(日)　京都文化博物館　一般500円
京都で生まれ､400年の歴史を持つ琳派の新鋭展｡現代の感性でとらえられている､ということなので､現代アート的な､あるいは､現代アート裸足の面白い展開が見れるんじゃないか､と期待充分｡リンパが滞るのは不健康なしるしなのである｡

▼40th ANNIVERSARYハローキティアート展
開催中～2/16(月)　阪急うめだギャラリー　一般800円
ハローキティの3代目デザイナー山口裕子を大々的にフィーチャーし､本展では「アリスへの憧れ」をテーマにした大型作品を公開｡2/11(水･祝)にはトークとサイン会もある｡僕のようなオールドファンは､70年代のキティに馴染みがあったりするのだが､今もキティが不動の人気を誇っているのは山口裕子のセンスが少女たちの琴線に触れ続けていた功績だろう｡本展はその秘密を明かすのにうってつけのイベントになるだろう｡

▼1950-70年代の阪神間スタイル
開催中～4/7(火)　神戸ファッション美術館　一般500円
田中千代､原田和枝､上田安子､石津謙介､コシノヒロコら､阪神間から時代を牽引したデザイナーたちの作品など､ファッションにおける阪神間の特性を紹介し､1950年代から70年代のライフスタイルをふりかえる展示｡戦前から阪神間は都会的､文化的な発展を遂げてきた､ということだが､それは「神戸」ではなく､あくまでも「阪神間」なのである｡その流れが今はどうなっているのか､きっとここにヒントがあるにちがいない｡同時開催の特集展示「衣服にできること」も注目｡

▼「森の伝説 第二楽章」
2/1(日)～20(金)　手塚治虫記念館　大人700円
手塚眞が､父親･手塚治虫の未完の作品「森の伝説 第二楽章」を制作した｡2014年には広島国際アニメーションフェスティバルで公開されたが､この2月に手塚治虫記念館で上映されることになった｡手塚治虫はもちろん大好きだが､手塚眞も大好きだ｡手塚眞の作品が常時上映されているような記念館があればいいのに､と思うほど｡もしも手塚治虫が生きていたら､息子の才能に嫉妬の炎を燃やしたにちがいない｡

▼日本伝統音楽研究センター 第40回公開講座「常磐津節の伝承と現在」
2/2(月)　京都芸術センター講堂　無料
午後1時からの座談会で、昭和4年の「都新聞」連載の「常磐津の座談会」から､演奏者の役割と現在､復曲と新作､時代と共に変わること､変わらないこと等について､伝承の秘訣について考察｡これらのテーマは､今でもアクチュアル｡座談会の後は常磐津節の演奏と解説もある｡

▼ワンコイン！オペラ人形浄瑠璃
2/6(金)　吹田文化会館メイシアター小ホール　500円
能勢人形浄瑠璃の「能勢三番叟」、オペラと浄瑠璃のコラボレーション「昔噺人買太郎兵衛」､人形の解説｡二百年の歴史を持つ能勢浄瑠璃(語りと三味線)に､人形と囃子を加えて平成の世に能勢人形浄瑠璃として誕生｡今回はさらにオペラも加える試みということで､芸能のもつ他ジャンルの巻き込みのパワーを感じさせる｡ワンコインってすごいな｡

▼倒錯×大島薫
2/6(金)～10(火)　アートスペース亜蛮人　無料
男の娘､大島薫をモチーフに､7人の表現者が作品を寄せた｡若林賢太郎､野口恭平､中野雨衣子､相馬ドリル､ならもとかず､綾女牡丹､蜜柑｡タイトルにストレートに「倒錯」と名づけるあたり､大胆不敵｡見に行く人の期待で高く上がったハードルを大島薫は軽やかに越えてみせるのか！

▼20+1Century Music
2/6(金)～22(日)　Cafe Montage　2000円
京都のカフェ･モンタージュでは現代の音楽のコンサートが特集されている｡6日ミャスコフスキー､8日西村朗､9日バルトーク､11日ラヴェル＋フォーレ､15日ケージ､18日藤倉大＋坂田直樹＋中村典子＋坂東祐大､20日プロコフィエフ､22日ブーレーズ｡全部見たい！こういう「～祭」とか「～フェスティバル」って､コンプリートしたくなる欲望にとらわれてしまう！

▼トークショー「映画を通じて語る､神戸の『今』」
2/7(土)　神戸文学館　200円
監督､脚本家の安田真奈さんを招いて､映画と神戸について聞く｡安田さんは「神戸在住」の脚本を担当されている｡お名前の全ての漢字がどこかシンメトリーな「安田真奈」さんは､全ての漢字が「あ段」で綴られてもいる｡「鏡の国のあリス」安田真奈さんが案内する神戸を満喫したい｡

▼パロマンポルノ･ポスター展 by Gaku Azuma　第二部
2/7(土)～15(日)　10w gallery　500円
ロマンポルノへのオマージュとして､贋映画のポスターを制作｡タイトルの面白さ､キャッチコピーの破天荒さ､写真の面白さ｡大人の悪ノリは尽きることを知らない｡その永遠に繰り返されるかとも思える無間地獄こそ､リビドーの天国なのかもしれない｡

▼「ツッコミ邦題」
2/8(日)　 弁天町ORC200生涯学習センター第2研修室　一般500円
日本笑い学会が大阪市内で毎月開催している「オープン講座」2月は洋楽ポピュラー音楽を題材に､上柴とおるが､数々のオモシロ邦題を紹介して､つっこんでいく｡これは面白い視点だ､と感心した｡上柴氏ならではの豊富な情報量からどんな珍ネタが出るのか､楽しみ｡

▼ゲーム音楽とシンセサイザー“2つのピコピコ”トークショー
2/8(日)　ロフトプラスワンwest　前売2000円＋飲食代
大須賀淳(スタジオねこやなぎ)､松前公高(BLIND SPOT)､Justin Pfeiffer(ゲームミュージックDJ＆記者)､KAZ a.k.a.HIGE(chiptune/ゲーム音楽 DJ)
ゲームミュージックとシンセサイザー､別々のようでいて､重なっているピコピコのトークショー｡親和性があるようで､意外と切り口が難しそうなテーマなので､どんな話が聞けるのか､まったく予断を許さない｡

▼次世代ワールドホビーフェア
2/8(日)　京セラドーム大阪　無料
漫画､アニメ､ゲームの祭典｡小学館のコロコロ､サンデーを中心に､最新のキッズホビーが大集合｡ドラえもん､名探偵コナン､ポケモン､でんぢゃらすじーさん､などの大人気コンテンツも健在なのだろうが､今回は妖怪ウォッチ関連のものが多数見られるんじゃないか､と期待満々｡おはスタのステージがないようで､ちょっと残念かな｡キッズはアイドルにそれほど興味を持っていないということなのか｡

▼釜ヶ崎オ！ペラ
2/22(日)　西成区民センター　無料
釜ヶ崎芸術大学の成果発表の1日｡タイムスケジュールには､朝の「おはよう！」から昼間の「おやつとお昼寝」､最後は「おつかれさま」とあって､面白そう｡詩の朗読や､ダンスや音楽､映像に加えて､おやつやお昼寝などがあるのを見ると､頭で感じるアート体験というより､腹､人体そのもので実感するアート体験になりそう｡

▼ティム･バートンの世界
2/27(金)～4/19(日)　グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルイベントラボ
前売1500円 (Pコード:989-067)
ティム･バートンの油絵､スケッチ､デッサン､未公開映像､オブジェなど約500点を日本初公開｡ティム･バートンの映画はどれも面白くて､「そういう世界」の入門編であり､到達点でもあるんじゃないか､と思う｡熱帯魚でいうグッピーみたいなものか｡違うか｡

合計　9700円＋飲食代

うにうにこ (会社員)

京都でオールのイベントに行っても､次の日寝たきりにならない強靭な肉体がほしい｡

▼ロンリーとKazutaka Nomura西日本ツアー京都編
2/15(日)　リンキィディンク京都四条烏丸　当日1500円
ロンリーとKazutaka Nomura(ex-PWRFL Power)のツアーは前日HOPKENでもあるんだけど､都合があわないのでこっちで｡京都にはodd eyesやmy exといった､いつもの散らかったメンツが出るのも楽しみ｡スタジオライブはライブハウスと違った熱さがあってとてもいい｡

▼チマストディスクpresents 巷のmyストーリー
2/19(木)　BEARS　前売り2000円
BEARSの黒瀬さんがやってるレーベル「チマストディスク」のイベント｡チマストディスクを通して､もっと大阪の面白いバンドに触れる機会が増えますよう◎

▼CARDインストアライブ
2/22(日)　FLAKE RECORDS　無料
2/4リリースの2ndアルバム「LUCKY ME」のレコ発は3月にあるんだけど､一足先にインストアライブで楽しみたい｡前作はアコースティックでも全然想像できるんだけど｡今作のアコースティックSETはあんまり想像つかない｡どんな感じになるのかな～！

▼goat ONE MAN LIVE
2/27(金)　CONPASS　前売り2000円
2ndアルバム発売を目前にしたgoatのワンマンライブ｡綿密に構築された楽曲なのに､腕組みしながら小難しく見るんじゃなくて､トランスっぽく踊りながら見れるところまで昇華されてるのに勢いを感じます｡演奏中にサックスのあっくんがクシャおじさんみたいになるところが良い｡

▼思い出野郎Aチーム レコ発 WEEKEND SOUL PICNIC
2/28(土)　BEARS　前売り2000円
めちゃ気になってた思い出野郎Aチームがベアーズに来る！7人組のファンクバンドだから､ベアーズのステージぎゅうぎゅうになっちゃうんじゃないかな…｡今月2度目のロンリーも嬉しい｡

▼和ンダフルモーメントvol.2
2/28(土)　Night Wax　前売り1500円
オールナイトでSUPER DUCKやSOCIAL PORKSが出るめちゃおもろそうなイベント｡Night Wax行ったことないんだけど､バー？なのかな｡家から近いのでオールナイトでも無問題｡

合計　9000円

ぴあ関西版WEB編集部

2/12(木)に『香川発未来人』、2/16(月)に『春ぴあ』、2/26(木)に『京都ぴあ』『さんぽ旅BEST』を発売予定です。よろしくお願いします！

▼ターニャの指人形と雑貨カナカナ展
開催中～2/17(火)　ダイヤメゾン小さなギャラリー　無料＋買い物代
ロシアの指人形作家ターニャさんの指人形をメインに､奈良の人気カフェ「カナカナ」の井岡美保さんがセレクトしたロシア雑貨の展示販売｡ボルシチやロシアンパンケーキなど限定メニューも登場するとのこと｡行きたい｡(A)

▼大阪ゆかりの雑貨＆BOOKフェア
開催中～2/18(水)　スタンダードブックストアあべの　無料＋買い物代
スタンダードブックストアあべの1周年企画として開催されている“大阪”をテーマに集めた雑貨や書籍の展示販売｡ただ販売しているだけでなく､アイテムの由来や制作工程を紹介しているとのことなので気になる｡(A)

▼暮らしのモノコト展
2/2(月)～15(日)　 京都精華大学 kara-Sショップ内　無料＋買い物代
手作り石鹸､珈琲豆､ドライフラワーのリース､ジャム､古道具､アクセサリーなど､食堂souffleがセレクトした暮らしに纏わるものの展示販売｡「港町ポリフォニー」などのイラストで知られるイワサトミキさんも参加されているようで､覗きに行きたいな｡(A)

▼台湾レコード鑑賞会･イン･オーサカ
2/7(土)　HOPKEN　前売2000円(＋1ドリンク代)
台湾音源ミックス「A Night In Taipei」クルー(岸野雄一､谷内栄樹､坂田律子)によるイベントが大阪初開催｡ゲストDJにはキングジョーと威力､移動喫茶キンメの台湾茶に､火花sparkの台湾雑貨､さらには岸野雄一製作の台湾夜市ゲーム･跳跳楽も登場｡(B)

▼韓国映画定期上映会『ハロー!?ゴースト』
2/7(土)　韓国文化院ヌリホール　無料
2012年に公開し､福岡アジア映画祭でグランプリ受賞､ハリウッドリメイクの話も出た話題作『ハロー!?ゴースト』の上映会｡チャ･テヒョンが､4人のゴーストにとり憑かれ､次々と憑依するゴーストのキャラクターを変幻自在に演じているらしい…｡行けたら行きたい､無料だし！ 韓国映画定期上映会の今後のラインナップも熱い！(A)

▼おしゃべりなお茶会
2/7(土)～3/1(日)　趣佳　無料＋買い物代
お茶会と言ってもホントのお茶会ではなく､お茶を楽しむためのうつわの展示販売｡近藤文さん､鈴木稔さん､岳中爽果さんという3名の陶芸家さんによる素敵なうつわが並ぶようです。趣佳の入っているメリヤス会館は､建物自体が素敵で階段とか窓とか廊下とかいろいろ見てまわりたくなります｡(A)

▼かえるさん(かえる目)／柴田聡子
2/11(水･祝)　HOPKEN　前売2000円(＋1ドリンク代)
かえるさんこと細馬宏通と､柴田聡子の2マン･ライブ｡過去にも共演している2人だけど､この日は交互に歌合戦を行うというスペシャル企画｡歌い続けて力尽きるまで､終わることのない死闘を見届けましょう｡(B)

▼龍之介ワンマンライブツアー「うたうみち」
2/14(土)　POTATO KID　前売3200円
シンガーソングライター龍之介さんのワンマンライブ｡ギター1本の弾き語りで､ロックとか､ブルースとか､フォークとか､歌心あるいい曲をたくさん聴かせてくれます｡オフィシャルサイトで視聴もできるので､ぜひ音源を聴いてみてください｡ちなみに龍之介さんが弾いているギターは､GIBSON B-25です｡あと､リニューアルされたポテキですが､ステージができていて､照明もPAもトイレも新調されておりました｡より聴きやすく､見やすくなってました！(I)

▼『SAVE THE CLUB NOON』上映会
2/15(日)　PORT　500円
先月、竹内さんが紹介した「OBJECTS～」の関連企画です。梅田の老舗クラブ「NOON」が､2012年に風営法違反として摘発された事をきっかけに発生したイベントのライブの様子や出演アーティストらへのインタビューを記録したドキュメンタリー映画『SAVE THE CLUB NOON』の上映会。好きな音楽を全身で浴びて､幸せそうな顔をみせる観客の姿が印象的な作品です｡宮本杜朗監督＆佐伯慎亮さんのトークもあるよう｡(A)

▼夕凪“夕凪20周年記念～21周年大感謝祭”
2/20(日)　梅田 クラブクアトロ
前売3000円 (Pコード:249-881)
僕の人生､何故か年上の女性と縁がない｡憧れます､年上の女性｡そんなカッコいい女性の1人であり音楽家､伊藤せい子さんがボーカルを務める“唄心ありきのジャムバンド”夕凪が､昨年の結成20周年を機に5年ぶりのアルバム『室内音楽3』をリリースしました｡今度の“夕凪20周年記念～21周年大感謝祭”では､同作にも参加したハンバートハンバートの佐藤良成(vl)､藤井寿光(ds)[ex-ANATAKIKOU]を加えた豪華編成の夕凪が観られます｡現在､メンバーは住む場所も大阪・東京とバラバラで､なかなか実現しないレアなバンドセット｡以前､せい子さんが営むお店ムジカジャポニカで呑んでいたとき､せい子さんがポロッと言ったひと言が今でも時々蘇るんです｡「この歳になって､また音楽楽しいねん｡おかしいでしょ」｡その無敵でおおらかな歌声を､ぜひライブで｡(OBOY)

▼neco眠る ワンマンライブ
2/27(金)　梅田AKASO　2500円 (Pコード:246-945)＋1ドリンク代
大阪が誇るライブがホントに楽しいバンド(盆踊り系とか言われてるらしいけど)neco眠るの､2ndアルバム『BOY』の発売を記念したツアーのファイナル公演｡がっつりワンマン！ アルバムのレコーディングで迎えたゲストミュージシャンが参加予定とのこと｡盛り上がること間違いなしだな～｡(A)

合計　13200円＋買い物代