池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡12月の中津soma galleryでの個展に向けて､制作に励み中｡
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼苔･こけ･コケ展2015
11/21(土)～23(月･祝)　京都府立植物園
一般200円(植物園入園料)
今年もあります！苔を満喫できるイベント｡コケの展示はもちろん､講演会､ワークショップ､野点､コケ関連本､コケグッズの販売など､盛りだくさんすぎ｡コケ愛にあふれたコケグッズも必見｡23日は秋の無料開園日で入園料無料です｡

▼第5回 come come*はにコット
11/22(日)　いましろ 大王の杜 高槻今城塚古墳および今城塚古代歴史館内　入場無料
アートと古代の異色複合イベントin高槻！古墳や古代をテーマにしたグッズや飲食店が多数オープン｡古墳クッション(前方後円墳好きにはたまらない！)､土偶･古墳･土器･はにわモチーフのクッキー型､山芋の古墳型焼きや古墳パン…古代米入りうどんも気になる｡古墳にコーフン協会を率いる古墳シンガー､まりこふんのライブも｡限定ノベルティにも期待！

合計　200円

NICO GLASS(歌うエディター)

60年代フレーバー溢れるサウンドを奏でるユニットLILY GLASS GROUPのボーカル｡平日はエディター｡趣味は食べること｡ヨガインストラクターとしてもボチボチ活動中｡12/13(日)にアロマ＋ヨガのワークショップイベントを行う予定です｡

▼[世界を変えた書物]展
11/6(金)～11/23(月･祝)　ナレッジキャピタル イベントラボ　無料
金沢工業大学の｢工学の曙文庫｣が所有する稀覯書(※稀に出あう極めて貴重な本の意味)の中から､コペルニクス､ニュートン､アインシュタインなど､偉大な人物たちの発見を世界に広く伝えた書物の初版本を紹介｡一般の人にもわかりやすい空間デザインで構成されているそうなので､女性にもおすすめ｡理系＆文系の彼･彼女と行く秋の知的デートスポットとして､激押しさせていただきます！

▼株式会社人間 設立5周年記念企画 16年目で間違いに気づいた展
11/13(金)～15(日)　SLC OSAKA　－5円(5円もらえます)
｢面白くて変なことを考えている｣をテーマに様々なモノや企画を作ってきた株式会社人間｡名前のインパクトでサイトを開けてしまったが最後､こんなステキでくだらないことをやっている人たちが大阪にいるなんて！と興奮｡この展示では16年間の作品をまとめて公開し､来場者に今までやってきたことが｢間違っている｣のか｢間違っていない｣のかを答えてもらうそう｡ちなみに行くと5円もらえるらしい｡ヤッタネ！

▼FARM to TABLE - 食と暮らしの収穫祭／AUTUMN HARVEST -
11/15(日)　KYOCA 3階 hacoba　入場無料
京都にある食とデザインの拠点｢KYOCA｣で開催される､食と暮らしの収穫祭｡京都･滋賀･奈良･大阪･兵庫からやってきた､農園の新鮮な野菜､その場で味わえるこだわりのデリやスイーツ､アクセサリーや衣服などのプロダクトの販売のほか､アロマやネイルのワークショップも｡秋の紅葉散策とセットで楽しみたいです｡

▼『バック･トゥ･ザ･フューチャー』in コンサート2015
11/26(木)　オリックス劇場　S席9800円(Pコード:276-972)
ここ日本でも大いに盛り上がったバック･トゥ･ザ･フューチャーの未来の日(10月21日)｡この映画の根強い人気を改めて感じた日でした｡その余韻をもっと味わいたい！という人にぴったりなのが､｢バック･トゥ･ザ･フューチャー｣をオーケストラの生演奏とともに楽しめるというこのイベント｡映画の舞台となった1980年代もしくは50年代のファッションというドレスコードもあるので､ここは思い切って全身でBTTF愛を表現しちゃいましょう！

合計　9795円

山口良太 (音楽と演劇の年賀状展)

もういくつ寝るとお正月､ということで2016年もやります､音楽家や役者さんの年賀状を展示する｢音楽と演劇の年賀状展6｣｡大阪は2016/1/9(土)～24(日)＠本町HOPKENにて｡年賀状展×1万円の遊び方のコラボもあるかも､よ！

▼PAPER MOVEMENT 紙が動く､心が動く展 大阪編
開催中～11/8(日)　graf　入場無料
平面ではなく､立体物としての｢紙の動き｣に着目した展覧会｡建築､プロダクト､グラフィック､どの領域にも関わる｢紙｣のあたらしい表情が見れそうな予感｡

▼iaku｢walk in closet｣
11/13(金)～16(月)　伊丹AI･HALL　一般前売3300円
もうやめてー！と思わず心の中でつぶやきたくなるほど､誰もが見ないふりをしている傷口をゴシゴシするような生々しい会話劇が持ち味の脚本家･横山拓也の待望の新作舞台､待ってました｡｢クローゼット｣とはカミングアウトの対義語で､自身のセクシャリティーを公表しない状態のことをいう､とのこと｡こりゃまた目を覆いながらも指のスキマから結末を見届けたくなる物語になりそう｡

▼ヨーワンとトーマスとダーヤマ
11/14(土)　HOPKEN　前売2000円
曲の構造も歌詞もアレンジもストレンジすぎてよくわかんないのに､一度聴いたら息継ぎせずに歌いたくなる強靭なポップソングを歌う2人組､yojikとwandaの｢フィロカリア｣がすばらしいアルバムだったので､このライブは見たい｡映像と音を駆使した伊勢のマッドネスパフォーマー､トーマスもやってくる｡

▼空堀ワークショップフェス
11/27(金)～29(日)　空堀界隈(谷町6丁目～松屋町) 　500円～
地元･空堀エリアでは春と秋の恒例行事となったワークショップの祭典も5回目｡ワークショップブーム？とは言えど､半径500mぐらいの範囲の街をまるごと使って､いろんなお店をハシゴできるワークショップイベントはなかなかないのでは｡｢大工の棟梁と作る猫のハンモック教室｣｢茶缶作りとほうじ茶体験｣｢プランツハンガー作り｣が気になる｡

合計　5800円

ぎゃしゃ (チャラリーマン)

｢忘年会は11月から｣とフライング気味に今年の自分を清算して､12月はボーナストラック扱いとして無茶すりゃいいじゃん､という姿勢です｡

▼ヨッピー凱旋講演会＠関西学院大学
11/1(日)　関西学院大学 上ヶ原キャンパス　0円
みんな大好き､変態ライター･ヨッピーさんが母校の学園祭で凱旋公演｡どれだけ無茶してくれるんだろう｡とりあえず､白ブリーフで登壇してくれたら､それだけでおひねり飛び交うこと間違いなし｡

▼Awesome city club ～ Awesome Talks -One Man Show-
11/13(金)　梅田シャングリラ　前売3240円
cero以降､で括られるネオなシティのポップ的なサムシングが巷に溢れまくりですが､決定打は彼らでしょう｡ボーダーシャツ着ていけば正解ですか？

▼『恋人たち』
11/14(土)～　テアトル梅田ほか　一般1800円
7年ぶり！ 相変わらず寡作の人ですが､全国の公開館が軒並み上映日を揃えておられて､期待値の高さも変わらず｡ささやかだけど､さざ波が内臓をワシ掴みしてくるような感覚をまた感じに行きたい｡

▼『バック･トゥ･ザ･フューチャー』in コンサート2015
11/26(木)　オリックス劇場　A席7800円(Pコード:276-972)
僕たちは未来を越えた､ということを実感した公開30周年｡恒久性の価値を映画で感じて､瞬間性の価値を生演奏のオケ音で同時に感じられるシネコン(シネマコンサート)は､これからどんどん洗練されるエンタメだと期待して､時空を越えてパラドックスを感じられるBTTFで体感しておきたい｡

合計　12840円

竹内厚 (編集者)

神戸･新長田のダンスボックスが発行しているフリーペーパー『長田ルンバ』最新号ができました｡特集は｢漁師とダンサー｣って､夢の船上合コン企画をなつかしの紅鯨団風に実現｡あと､京都ロームシアターの『ハイライト』とか､京都精華大学の『木野通信』も配布されてます｡

▼グループ展｢WHO｣
開催中～11/15(日)　トランスポップギャラリー　無料
JUN OSONと岡村優太ら若きイラストレーターたちによる企画展｡これは間違いなくいい顔ぶれ｡

▼鴨居玲展 踊り候え
開催中～12/23(水･祝)　伊丹市立美術館　800円
没後30年を迎える画家､鴨居玲の回顧展｡とにかくゾワゾワくる絵で好き｡

▼現場のたてる音／パレ･ド･キョート
11/7(土)～23(月･祝)　ARTZONE　展示500円＋イベント3500円(1drink込)
いま最も楽しみなキュレーター､長谷川新による企画展｡そして､展覧会終了後の0時から17時までは､高木薫(DJもしもし)オーガナイズによるイベントが｡こちらも内橋和久､L?K?O､core of bells､YPY､危口統之､工藤冬里らが登場で､1日限定フェス状態｡

▼濱口竜介の軌跡 東京=東北=神戸
11/14(土)～　神戸映画資料図書館　一般1300円
主演の4人が最優秀主演女優賞を受賞した『ハッピーアワー』の公開も控える濱口監督｡その過去作が一挙上映｡この機会に｡

▼終戦後復活落語70年記念･落語会
11/21(土)～24(水)　天満天神繁昌亭　前売3000円
あ゛～落語が見たい｡そう思ったときにいつも頼りになるのが､やまだりよこさんによるメルマガ｢楽maga｣｡11月の数ある落語会から､気になったのがこちら｡繁昌亭で今年から始まる記念の会だそうで､連日､上方落語のオールスターが揃っているけど､すでに完売の日も出ているよう｡

合計　9100円

ＵＥ神 (映画愛好家)

ロックバンドTheSWAGでギター投げて唄ったり､映画イベントV-ZONEで映画について騒いだり､雑誌やWEBで映画評を書いたりしています。発売中の「映画秘宝12月号」に徹底密着！カナザワ映画祭2015 電撃レポート！『田舎ホラー大全科！』と『孤高の遠吠え クロスレビュー！』を書いております｡11/7(土)ファッションショー『Yohji Yamamoto Archives Fashion Show producedbyLaGRANDELUE(Masayuki Mizogami) 』@Rooftop Bar OO ”faces”､11/20(金)映画『グリーン･インフェルノ』公開記念「V ZONE～廃盤､絶版ビデオ祭り～MOND INFERNO～」@ロフトプラスワンWEST､11/28(土)THE SWAG LIVE@神戸108に出演致します｡

▼神戸イルミナージュ
開催中～1/31(日)　神戸フルーツ･フラワーパーク　レギュラーチケット大人1000円
寒くなってきて､イルミネーションのシーズン到来です！ルミナリエ等､街のキラキライルミネーションもいいですが､三田プレミアムアウトレットから､車で10分の神戸フルーツ･フラワーパーク､三田の自然に囲まれた謎の巨大ヨーロッパ庭園で行われるイルミネーションも､お買い物ついでにいかがでしょうか？併設されたホテルで天然温泉も楽しめます｡

▼『ドラゴン総攻撃』 ～ブルース･リーとカンフー映画のヒーローたち～
11/2(月)　Loft PlusOne West　当日2000円＋1オーダー(500円)
永遠の中学生､魂のアイドル｢ブルース･リー｣をはじめ､ジミーウォング･ジャッキーチェン等､アナタにカンフーポーズをとらせ､ヌンチャクを振らせる､あの作品群を永久の中学生たちが徹底討論！果たして何が飛び出すのか？のお宝映像の数々も楽しみです！

▼メナヘム･ゴーラン映画祭
11/14(土)～27(金)　シネ･ヌーヴォ　当日1100円均一
80年代､シルヴェスター･スタローン､チャック･ノリス､ジャン･クロード･バンタム等のB級アクション映画やニンジャ･B級ホラー等の作品で､全世界の中学生のハートをわし掴みにした､映画会社｢キャノン･フィルムズ｣｡パワフルな作品に負けずの人間力で､ハリウッドをひっかきまわした､イスラエル出身のプロデューサー｢メナヘム･ゴーラン｣｡彼の神話的な人生のドキュメンタリー作品『キャノンフィルムズ爆走風雲録』を中心にした映画祭が開催され､『ニンジャ』『スペースバンパイヤ』等の代表作や､イスラエル時代のレアな作品が一挙上映されます｡謎のパワー貰いにいきましょう！

▼ダリオ･アルジェントナイト
11/28(土)　京都みなみ会館　当日一般2500円　
マスターズ･オブ･ホラーの巨匠､ダリオ･アルジェント｡80年代の監督作＆関連作が､新たにリマスターされた高画質Verでオールナイト特集上映されます｡監督作『フェノミナ』『シャドウ』の鮮血の美学がPOPにはじける映像美も見物ですが､フランスのエレクトログループ｢JUSTICE｣が､DJ MIXで必ず使用していた事でも知られるサウンドトラックも､劇場で体感してみて下さい｡個人的には『デモンズ95』が楽しみです｡

合計　7100円

有佐和也(雑誌IN/SECTS編集部)

石川県小松市生まれ､北加賀屋在住｡大阪･谷町六丁目発のローカルカルチャーマガジン｢IN/SECTS｣編集部員｡紙媒体を中心にお仕事お待ちしております｡

▼もうひとつの電車 ～alternative train～
開催中～12/26(土)　アートエリアB1　無料
昨年のノイズ･トレインでも注目された鉄道芸術祭｡ことしは写真家･ホンマタカシによるプロデュース｡もちろん京阪電車貸切イベントもあります｡蓮沼執太､黒田益朗､NAZE､PUGMENT などが参加｡

▼秋のフェスタ2015
11/3(火･祝)～8(日)　星ヶ丘洋裁学校　入場無料＋飲食代など
ギャラリーやコーヒーショップも素敵な星ヶ丘洋裁学校の学園祭｡11/3(火･祝)～8(日)まで毎日､ワークショップやイベントがあります｡11/8(日)はキッズファッションショーや屋台､音楽ライブなど｡緑豊かな裏庭で開催｡

▼壽･文化祭
11/7(土)　壽会館ビル界隈　入場無料＋飲食代など
生活道具のhitofushi､テキスタイルのnani IRO､活版印刷の河童堂などが入居する壽会館ビルがお祭りモード｡マルシェ､布市､ワークショップ多数｡

▼SPICE!
11/8(日)　味園ユニバース
前売3300円＋ドリンク代(Pコード:277-047)
FM802DJ土井コマキさんが実行委員を務める､あつくてゆるくてグッドバイブレーションなイベント｡シャムキャッツ筆頭に､いま､注目の若手アーティストが集結｡高校生以下は無料！気鋭のイラストレーター陣が待ち構える似顔絵コーナーもあるよ｡

▼特急ラピート｢スター･ウォーズ/フォースの覚醒｣号運行
11/21(土)～5/8(日)　難波～関西空港間　運賃1430円
12月18日の公開を前に過去シリーズの鑑賞とスター･ウォーズ ビックリマンチョコでテンションをキープ中｡かっこいい車両を期待しています｡

合計　4730円

フルタニタカハル
(digmeoutART&DINERマスター )　

アメリカ村digmeoutART&DIENRのマスターです｡アート､音楽､カルチャー全般､食などなど､なんでも来いの食いしん坊｡9月1日でdigmeoutART&DINERは9周年！！皆様のおかげです！！　11/8(日)に味園ユニバースにてイベント｢SPICE!｣､12/4(金)心斎橋sunhallにて｢FREEDOM JAZZ 2015｣を開催！　日々はこちらで→ https://twitter.com/furutank

▼もうひとつの電車 ～alternative train～
開催中～12/26(土)　アートエリアB1　無料
写真家ホンマタカシさんプロデュースの展覧会｡NAZEくんや蓮沼執太さんなどいろんな人が参加しているようなので楽しみです｡会期も長いのでいろいろ変わっていくんじゃないかなーと｡

▼Mika Nitta Exhibition 譜[つづく]
11/4(水)～15(日)　itohen　入場無料
新田さんの描く女性がとても魅力的で数年前のアートストリームで一目見て気になりました｡今年大阪で2度目の個展｡墨やペンを使い描く繊細で妖艶で儚げな世界感がぐっときます｡いま見ておくべき作家だと思います｡

▼PLAY アトリエe.f.t展覧会
11/12(木)～24(火)　LOOP A　入場無料
アトリエe.f.tは美術系大学進学の受験対策をするいわゆる画塾とは一味違うアートスクールです｡某バンドのフロントマンが先生です｡今回ほぼアメリカ村にあるLOOP Aでの開催なので見に行きたいです｡個性豊かな作品を楽しみにしております｡

▼ART stream 2015
11/13(金)～15(日)　大丸心斎橋店北館14階　入場無料
毎年この時期に開催するアートストリーム｡新田美佳さんもここで会いました｡大阪のアートの登竜門になる位置付けだと勝手に解釈しています｡こんな作家がまだ関西にいたのかー！と毎年関心させられます｡幅広く見れるので絶対行くべきアートイベント｡

▼DaM-FunK
11/19(木)　ビルボードライブ大阪　カジュアルエリア6900円
新作引っさげてのDaM-FunKバンドセットみたいですねー｡

合計　6900円

西尾孔志 (映画監督)

ウェブマガジン｢OURS｣で劇団子供鉅人の益山3兄弟のカリグラシを撮りました｡3話連載｡ご覧ください｡｢カリグラシTV｣

▼『全力スマッシュ』
上映中　シネマート心斎橋　水曜サービスデー1100円
香港に不良で映画好きな素敵な親友がいて､去年彼が仲間と大阪にやって来た時､｢最近の香港で面白い映画は？｣と聞いて全員一致の答えが『打擂台』｡日本では『燃えよ！じじぃドラゴン』というタイトルで公開されていたらしく､全くノーマークだった｡この友人のチョイスは信用できる(好きなジョニー･トー作品は『スリ』！)ので､早速その監督デレク･クォックの新作『全力スマッシュ』をチェック！『少林サッカー』のチャウ･シンチーに認められた香港新世代によるスポ根バカ映画｡

▼大阪〈生きた建築〉映画祭
上映中～11/6(金)　シネ･ヌーヴォ　一般1400円
建築や都市に視点を置いて映画を考察する映画企画｡基本的に自分の告知や内輪のイベントはリストに入れないルールになっているのだが､自作『ソウルフラワートレイン』以外にもすごく良いラインナップの映画祭なので紹介したい｡もうほんと『㊙︎色情めす市場』や『浪華悲歌』という映画史に残る傑作映画と同じラインナップに自分の作品を並べてもらってる感慨深さよ！11月2日の無料トークイベントで上映される『オープンスペースを求めて』という万博建築期の大阪の記録映像も､意味不明なほどのアーティスティックでサイケデリック(クライアントの大林組に突き返されたらしい)なので必見！

▼京都ヒストリカ国際映画祭 ヒストリカ･フォーカス
開催中～11/8(日)　京都文化博物館　600円(Pコード:554-824)
10代の終わり､僕は大学も受けずに京都の撮影所で時代劇のスタッフとして働いていた｡その時撮影していたのが渡辺謙さん主演の『御家人斬九郎』｡これが本当に面白くて､監督も巨匠が並び､キャストも芸達者やくせ者が揃えられ､｢TV時代劇でもかっこいいアクションは撮れるし､時代劇の新しい魅力は打ち出せる！｣という撮影所の人たちの気概がビッシリ詰まっていた｡そんな『御家人斬九郎』の､主演の謙さんが自ら監督した思い入れたっぷりの最終回をスクリーンで堪能することができる｡｢時代もの｣のくくりで古今東西の映画を上映するヒストリカ映画祭の､TV時代劇の傑作を集めた｢ヒストリカ･フォーカス｣部門にて｡その他も深作監督のTV時代劇『阿部一族』や､『赤影』『座頭市』『影の軍団』など､むしろTVよりもスクリーンサイズな名作ばかり！

▼建築と映画の狭間 -2
11/5(木)･6(金)　同志社大学寒梅館･MEDIA SHOP　6(金)1000円
建築や都市に視点を置いて映画を考察する映画企画の京都編｡今回は若き異才･三宅唱監督を招いて『Playback』などを上映｡6日はMEDIA SHOPギャラリーにて三宅監督の実験的日記映画『無言日記』の上映と､｢建築映画｣を定義した建築家･鈴木了二氏を迎えての対談がある｡まさに知の喜び｡

▼京都ヒストリカ国際映画祭ヒストリカ･ワールド4作品 オールナイト上映
11/7(土)　京都みなみ会館　前売3000円(Pコード:554-824)
｢時代もの｣のくくりで古今東西の映画を上映するヒストリカ映画祭｡ここは運営サイドに渋い映画好きがいるので､実は世界中の映画祭から良質な作品を選んできている｡しかし京都まで何日も足を運ぶのはちょっと､と思っていたらみなみ会館で観たかった4作品がオールナイト上映(笑)！おし！京都で過ごした20代を思い出し､久々にみなみでオールすっか！

▼濱口竜介の軌跡　東京=東北=神戸
11/14(土)～　神戸映画資料図書館　一般1300円
ロカルノ国際映画祭で女優賞を獲得した『ハッピーアワー』の濱口竜介監督の神戸凱旋企画｡今後｢ハマグチ｣の映画を観てる人と観てない人で､映画を取り巻く状況への認識は変わっていくだろう｡4時間の大傑作『親密さ』はもちろん､東北3部作､そして誰もがその登場に驚いた『PASSION』｡その才能に嫉妬しつつ､映画的快楽に浸りたいがためにまた観に行く｡

▼『若き詩人』
11/28(土)～　シネ･ヌーヴォ　水曜サービスデー1100円
ダミアン･マニヴェル監督の短編『犬を連れた女』を観た｡何も起こらないようでいて､画面に｢笑い｣がすごい表面張力で潜んでいて､ふいに変なんところで爆笑してしまう｡そこに映画の歴史への敬意も込められており､才能のかたまりみたいな名編だった｡そのダミアンさんの初長編にして､あちこちの国際映画祭で絶賛されている新作がこれ｡評論家の大寺眞輔さんが｢なんでこれが日本では上映されないの？！｣という映画を自ら配給する組織として作った｢IndieTokyo｣の第2弾作品｡この組織にも要注目！

合計　9500円

保山ひャン (芸術家)

11月は8日(日)に､ロフトプラスワンウエストで午後1時から､｢クラスメイトは同級生SP お動画会｣を開催します｡女子たちと一緒に､自分で撮った動画を見たり､おすすめの動画を紹介してもらったりする､ほんわかしたイベントで､少女たちの歌のコーナーもある､という僕にとっては夢の花園のような催しです｡ご一緒に楽しみませんか？また､11月と言えば､アリスをモチーフにしたブライス発売が最大のトピックでしょう｡ネオブライスの｢ダークラビットホール｣と､ミディブライスの｢メアリーアン｣ですが､あいにくと､1万円では足が出てしまうのが残念｡

▼第7回京都ヒストリカ国際映画祭
開催中～11/8(日)　京都文化博物館･京都みなみ会館
ヒストリカワールド前売1100円(Pコード:554-824)
｢歴史｣をテーマにした映画祭､数えて7回目｡オープニングはツイ･ハークの｢タイガー･マウンテン～雪原の死闘～｣､クロージングは紀里谷和明監督が忠臣蔵を題材に描いた｢ラスト･ナイツ｣｡世界の新作歴史映画を特集した｢ヒストリカ･ワールド｣では､11世紀ペルシアの物語から､武侠､忍者､アマゾン先住民､フロイト､1950年代エストニアまで､興味津々のラインナップ｡さらに､｢ヒストリカ･フォーカス｣ではテレビ時代劇を特集､｢素浪人月影兵庫｣や｢仮面の忍者赤影｣｢必殺仕掛人｣などなど､懐かしいプログラムが､トークゲストつきで楽しめる｡京都みなみ会館では｢ヒストリカ･ワールド｣の4本をオールナイト上映してくれるので､これも楽しみ｡料金は時代劇は600円､新作は1100円､オープニング､クロージングは1500円､オールナイトは前売3000円､といろいろで､うまく組み合わせて見てみたい｡これは京都のもうひとつの｢時代祭｣なのである｡

▼神戸ドキュメンタリー映画祭
開催中～11/10(火)　神戸映画資料館　一般1200円
今回の神戸ドキュメンタリー映画祭は､｢映像の発見＝松本俊夫の時代｣五部作を中心にした｢松本俊夫特集｣と､山形国際ドキュメンタリー映画祭セレクションを二本柱にしている｡うわ､全部見たい！　それ以外にも､実は僕が一番期待している､パトリック･キーラーのロビンソン三部作が上映される｡これは現代の都市と田舎の風景から政治的問題､産業問題､経済問題を考察する作品らしく､ほとんど予備知識ない今､これはシチュアシオニスト的なものなのではないか､と妄想している｡違ったなら違ったで､味わって楽しんでやる｡

▼Open Storage 2015
開催中～11/23(月･祝)　MASK　0円
宇治野宗輝､金氏徹平､久保田弘成､名和晃平､やなぎみわ､ヤノベケンジによる大型美術作品の収蔵品を一般公開｡ただの展示だけでなく､会期中の1ヶ月で宇治野宗輝が滞在制作､クロージングでは野宮真貴＆BIBAのスペシャルライブ(有料)も行われる｡巨大だ！崇高だ！サブライムだ！ひれ伏すのみ！

▼ATARAXIA｢楽園から覚醒の国へ｣中村趫写真展
11/3(火)～15(日)　art space green & garden　0円
寺嶋真里監督の映画｢アリスが落ちた穴の中｣公開より6年､写真家中村趫によるスチール写真が展示される｡また､当作品を含む寺嶋真里監督の映像作品の上映会､主演のRose de Reficul et Guiggles(ロウズ･ド･レフィクァル･エ･ギグルス)のダークメルヒェンショウと､まさしく｢アリスが落ちた穴の中｣祭りがひらかれる｡(上映会とダーク･メルヒェンショウは有料)｡淑女雑貨トゥココットの出店もある｡このイベントの会場自体がアリスの落ちた穴の中みたいなものだと思えるが､会場アクセスみたら､クリーニング屋やパチンコ屋の角を曲がる､という表記があって､ああ､こういうきわめてロマンと縁遠い日常の風景から角を曲がると､アリスの穴がぽっかりと口をあけているんだな､と予感させた｡

▼光画社produce｢深淵図録～10 Artists featuring 豹凛～｣
11/6(金)～15(日)　PONTO15　ドリンク代500円
写真家の高田一樹､Jyari Bose､高田智夏､Artistの東學､三村康仁､今大路智枝子､柿原千春､寄田茜､じゅんぺー､Luna､そして､身体表現の豹凛｡展覧会だけでなく､会期中､以上の面々が交代でバーカウンターに入り､ドリンクを提供､また､ライブパフォーマンスも予定されている｡情報をこまめにチェックして､楽しい夕べを過ごしたい｡

▼マンタム展｢normal lamp～平衡である為の夜(蒸気の夢)～｣
11/6(金)～21(土)　乙画廊　0円
スチームパンクの立体でおなじみのマンタム氏の個展｡すべての作品にただならぬ来歴があり､その熱量たるや､冬の乙画廊を灼熱の坩堝と化すがごときであろう｡蒸気だ｡蒸気の力だ｡蒸気の夢だ｡蒸気のみる夢は､平衡なのか､はたまた暴走なのか｡

▼｢宇宙を戴く｣｡バリ舞踊｢ジャウク｣の冠……
11/7(土)　神戸芸術工科大学クリエイティブセンター2F　0円
ニョマン･スダルサナによる呪術的なバリ舞踊｢ジャウク｣の 実演と､その｢頭上に戴く宇宙模型｣を思わせる冠のデザインの不思議についてシンポジウムが開かれる｡神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所といえば､所長は杉浦康平なのである｡さすがのプログラム！

▼高橋真琴個展｢妖精たちの夢の国｣
11/10(火)～22(日)　ギャラリー小さい芽　0円
毎年11月は､夙川の小さい芽での高橋真琴展が恒例の行事｡もはや歳時記｡今年は高橋真琴展が全国で開催された｡タイトルを見るだけで､真琴ワールドのキラキラした目が頭に浮かんでくる｡｢夢見る少女たち｣(島根県､福島県､兵庫県)､｢花の中の乙女たち｣(新宿)､｢ロマンティック･シアター～名作のヒロインたち｣(銀座)､｢カワイイ乙女アート｣(愛知県)､｢佐倉で描かれた少女たち｣(千葉県)｡おん年81歳､精力的な活動というほかない｡今年も元気な高橋真琴先生に会えるのが今から楽しみ｡

▼猟奇歌～夢野久作へのオマージュ展
11/11(水)～22(日)　ニアリーイコールギャラリー　0円
近藤宗臣主催によるグループ展､今回は｢杉山三代研究会｣の協力で夢野久作関連資料(複製)なども展示される｡これは貴重！　招待作家は､東學､根橋洋一､岸田尚､宮島亜紀､奥田鉄｡参加作家は､白翠皇夜､夜乃雛月､みそら､Roco Asada､ササベ翔太､犬田いぬら､榎本由美､三紙シン､小林義和､辛島ずい､田野敦司､遠藤圭 ､星レン､神吉都望､美麗花､名前､晴風野田､猫色電動物､怪奇乙女､テラチクミコ､翠子､Ogi､椿蒼音､戌ヰヒロシ､坂木照太郎｡どの作家が､夢野久作のどの作品をとりあげるのかが楽しみ｡

▼世界平和アピール七人委員会2015年講演会
｢新しい戦前を作らないために－戦後70年の世界と日本－｣
11/12(木)　立命館大学衣笠キャンパス以学館　0円
立命館大学では､｢秋季特別展　戦後を語る70のカタチ｣が開催されている｡12日には関連イベントとして､平和アピール七人委員会による講演会がひらかれる｡委員会の七人は､武者小路公秀(国際政治学者)､土山秀夫(長崎大学名誉教授)､大石芳野(写真家)､小沼通二(慶應義塾大学名誉教授)､池内了(名古屋大学名誉教授)､池辺晋一郎(作曲家)､髙村薫(作家)で､モンテ･カセム(立命館大学国際平和ミュージアム館長)も含めた8人の講演と､質疑応答が予定されている｡当委員会の見解としては､現在の日本政治は日本国憲法と国会と国民を軽視しており､国連憲章､日本国憲法の基本理念を大切にすべきだという立場をとっている｡この講演会は､｢これまでの歴史を振り返り､日本と世界の現状を分析し､これから歩むべき道を見定めることを目指して｣いる｡いろんな考え方や立場もあろうが､ここは虚心坦懐に話を聞いて考えてみたいものだ｡

▼Trans_...越えていくもの　京都⇆フランス現代音楽往来
11/13(金)　京都芸術センター2F講堂　前売2500円
フランス／京都に何らかの形で創作拠点を持つ作曲家達の､それぞれに個性的で多様性に満ちた作品の演奏会｡アンサンブル九条山の前回のコンサートが非常に面白かったので､今回も期待｡現代音楽って面白いんだ､と誰にでもおすすめできるコンサートになるかと思われる｡演奏される曲の作曲家は､ヴァレリオ･サニカンドロ､網守将平､酒井健治､若林千春､フィリップ･マヌリ､イブ･ショリス､ジョルジュ･アペルギス｡｢現代の音楽｣などラジオでも聞いたことのある名前で､僕みたいな初心者でもとっつきやすくて面白そう｡

▼人形シンポシオンMIDOW展2015
11/15(日)～17(火)　御堂筋ホール心斎橋　500円
創作人形コンクールに全国から出品された約300点が展示される｡15日には公開審査が行われ､16日には造形作家の山本じんと言語芸術の未生響の対談｢作品はどこから来るのか－創作の衝動と源泉､その不思議｣が行われ､同じ16日にアール･リベ人形学院主宰の三上りあんによるワークショップもある｡また､招待作家18名の作品展示販売もある｡これはLuftアラビクのキュレーションによるもので､出品作家ラインナップは井桁裕子(陶･桐塑の立体) 石田百合(圧縮フェルト･金属の立体) 大山冨美子(球体関節人形) 佳嶋(絵画) 鴨頭みどり(陶人形) くるはらきみ(人形) 河野滋子(オブジェ) 佐藤美穂(球体関節人形) 高橋野枝(人形･動物) 大竹茂夫(絵画) てらおなみ(球体関節人形) 藤本晶子(球体関節人形) 山本じん(木彫･人形･絵画)山吉由利子(球体関節人形) 吉村眸(立体造形) 三上りあん(ポーズ人形･レリーフ)となっている｡数多くの人形を見ることが出来るだけでなく､その審査､つまり､人形の魅力の優劣を聞くことが出来るめったにない機会で､見逃し厳禁｡

▼CRAYON POP 2ndシングル発売記念イベント
11/22(日)　あべのキューズモール3Fスカイコート　0円
CRAYON POPの日本2ndシングル｢Dancing All Night｣(カップリングは｢Uh-ee｣の日本語バージョン！)の発売記念イベントが､あべのキューズモールで開催される｡前回､西宮で見たときは後姿しか見れなかったので､今回大期待｡K-POPや韓流は下火になったと風の噂で聞いたりするけど､それが本当ならどれだけ楽だろうか､と思う｡いつも大勢のファンが集まって､なかなか間近に見れないのである｡

▼パレ･ド･キョート
11/23(月･祝)　京都三条VOXビル　3500円
7日から22日まで開催される展覧会｢現実のたてる音｣はビル全体を使った､音の展覧会で､参加作家は荒木悠､大城真､大和田俊､小西紀行､田中功起､多和圭三､風能奈々､百瀬文｡そして､展覧会最終日の夜0時からはじまり､えんえん夕方5時まで行われるイベントがパレ･ド･キョートで､同時多発的に複数の出来事が発生する｡こちらのイベントの出演者は､網守将平､Iku Sakan､内橋和久､L?K?O､大城真､大和田俊､危口統之(悪魔のしるし)､工藤冬里(maher shalal hash baz)､core of bells､Jon yon sunとジョン(犬)､関口大和(YAMAT)､中山晃子､hyslom､百頭たけし､水内義人､森岡友樹､yugue､YPY(日野浩志郎)､他､となっており､これはかつて開催されていたフェスティバル･ビヨンド･イノセンス的な熱狂を期待するなと言うほうが無理だろう｡時代は､今､熱くなってきているのだ｡展覧会のみなら500円､イベントのみなら3500円､イベント＋展覧会なら3500円｡

▼四学科松太個展｢アダムの小指｣
11/28(土)～12/2(水)　SUNABAギャラリー　0円
展覧会ステートメントには､｢消失する事の恐怖､永遠に対する憧憬､性への不快感｡この次元にいる限り､私は『私』として認識され生き辛く人との距離が難しい｡そういったものを『小指の無い少年』に託し､『祈りにも似たお伽噺』として少年達の戯れを描きます｣とある｡アダムの肋骨から生まれたイヴがそれら全ての元凶だとすれば､四学科松太は肋骨の末裔など相手にせず､失われた小指の眷属をこそ片割れとして夢想しているかのようである｡リルケは指先に刺さった薔薇のトゲがもとで命を落としたが､小指の無い少年はあらかじめ死因を消滅させた存在として､単性の永遠者の資格を得るはずなのだ｡この展覧会は､アダムの小指から生まれた第三の人類に呼びかける､たずねびとの場となるにちがいない｡

合計　9300円

うにうにこ(会社員)

音楽とお酒が好きな会社員です｡プロフィール写真はハロウィンで一反木綿になったわたし｡

▼類まれBEAT 2
11/14(土)　難波ベアーズ　前売2000円
IdolPunch､LARGE400､SK8NIKSで活動するUSGKZさんの個人企画第2回目！良い感じに尖ったバンドばかりが5バンドと､前回(去年)よりも更にパワーアップしてて楽しみ！福岡の伝説的バンド｢人間｣のメンバーと､PANIC SMILEの吉田さんからなる○菌(marukin)は大阪初ライブだそうなので､これは何としてでも見なければ…！ホワイトロシアンの振る舞い酒もあるそうです～｡

▼DOOMED IN BLACK
11/22(日)　難波ベアーズ　1500円
世間では｢良い夫婦の日｣ですが､ベアーズは暗っっっ黒！！！ドゥーム／ストーナーバンド不幸と､ブラックメタルバンドCataplexyのツーマンライブ！不幸の重低音を全身で感じて､Cataplexyの悲壮感漂うメロディーに泣いたら､きっと夫婦の絆も深まる…と思う…｡

▼EGYPT NIGHTMARE
-Killerpass”まわりたくなんかない”レコ発大阪編-
11/23(月･祝)　難波ベアーズ　前売2000円
名古屋のパンクバンドkillerpassのレコ発大阪編はエジプトレコーズ企画！メンツ的にももうお祭りということで◎　個人的に名古屋のバンドはすごく大好きで､土地柄なのかみんなどこかおかしい｡killerpassも等身大のパンクサウンドでありながら､どこか変なポップさがあってすごくいい！

▼SHELLAC/MONO JAPAN TOUR 2015
11/26(木)　梅田Shangri-La　オールスタンディング5000円(Pコード:273-844)
オルタナ好きなら誰もが知ってる(であろう)レコーディングエンジニアのスティーヴ･アルビニ率いるSHELLACが22年ぶりに来日！アルビニ先生にはほんといつもたくさんお世話になってます～！関西では翌日に京都METROでもあるけど､お姿もちゃんと拝みたいのでこっちで◎

合計　10500円

ぴあ関西版WEB編集部

11/3(火･祝)まで､神戸アートビレッジセンターにて《ぴあフィルムフェスティバル》開催中！ ｢冬ぴあ 関西版｣発売中！ 11/6(金)｢東大阪八尾食本｣､11/19(木)｢ガンプラぴあ｣､11/26(木)｢神戸､書いてどうなるのか｣(著者:安田謙一)､｢大阪名酒場PB版｣を発売予定｡よろしくお願いします！

▼つまるもの市
開催中～11/8(日)　ブリーゼブリーゼ 1F メディアコート
入場無料＋買い物代
日本独自の贈り物文化をテーマに､作家さんのギフトにまつわる作品やプロダクトなどが並ぶギフト市イベント｡11/1までと11/2～8で参加作家やショップが変わるようです｡尾柳佳枝さん､HELLOAYACHANさんなど好きな作家も参加しているので覗きに行くつもり｡(A)

▼PAPER MOVEMENT 紙が動く､心が動く展 大阪編
開催中～11/8(日)　graf　入場無料
多くのデザイナーと”紙を立体化する”可能性を追求し続けている｢かみの工作所｣｡空気や湿度によって微妙な動きを見せる紙の特性に注目した新製品展示会｡建築､プロダクト､グラフィックなどジャンルの異なるデザイナーが手がけた作品が並ぶ｡紙のカルチャーは､死なない｡(M)

▼没後20年 ルーシー･リー展-調和の器･永久の憧れ-
開催中～12/24(木)　姫路市立美術館　一般1000円
20世紀イギリスを代表する陶芸家ルーシー･リーの作品展｡すっとしたフォルムと､ピンクやブルーなど鮮やかでかわいらしい色彩が魅力的｡器のほかにも､戦時中生活のために制作したというボタン(これもかわいい！)など約200点もの作品が見られるそう｡グッズにも期待！(Y)

▼Modern Kyoto Ceramic 2015 + RIMPA：｢京･焼･今･展 2015｣
11/1(日)～3(火･祝)　両足院(建仁寺山内)　600円
”いま”を追求することで時代を代表するやきものをうみだしてきた京焼｡その実験的な場として作家がいまを切り取った作品を発表してきた展覧会が､3年目に選んだテーマが｢琳派｣｡脈々と受け継がれる琳派の系譜を､2015年にやきもので表現する現代のやきもの作家たちに大注目｡多聞会やアーティストトーク､和ろうそくの点灯､お茶席(こちらは有料)など､その他のイベントも楽しみなところ｡(M)

▼灯しびとの集い-手しごとを堺の街から-
11/14(土)･15日(日)　大仙公園催し広場　入場無料＋買い物、飲食代
陶磁､ガラス､木工､金属､染織などさまざまなジャンルのクラフト作家が全国から一堂に会し､作品を展示販売するイベント｡HPの出展ラインナップを見てみたが､行ったら散財してしまいそう…｡飲食店の出店やフリーライブもあり｡(Y)

▼アラビックフェスタ関西ミニスーク1
11/22(日)　千林くらしエール館　3000円(夜の部)＋買い物、飲食代
11時から16時までの昼の部はフリーマーケットやミニイベント､17時30分から20時の夜の部はアラブ料理試食会＆交流会＆民族舞踊ショーとのこと｡前売り券は3000円､公式サイトの｢夜の部｣からお申し込みを(｢Evening｣をクリックすると違うページに行くのでご注意を)｡いろんなお料理を楽しめそうですよ｡食と音楽と舞踊で､アラビア圏文化を知るいい機会だと思います｡当日はアラビア書道のワークショップもあります(事前予約優先､参加費1000円)｡お出かけの際は､公式サイトで最新情報をご確認ください｡(I)

▼婚活映画祭《映画･出逢い！》
11/23(月･祝)　神戸ファッションマート 9F KFMホール“イオ”
女性2000円(ドリンク､軽食付)
映画好きな未婚の男女集まれ！ ですか…｡い､行ってみますか…｡自分も含めて､婚活で悩んでいる人が周りには多数いる｡でも､紹介サイトみたいなのに登録するとか婚活パーティみたいなものに行く勇気はない｡まぁこのイベントも婚活パーティーと言えばそうなんだろうけど､映画が好きな未婚の男女が集まるのだったら普通に楽しそうだな､とも思う｡男性は3000円(ドリンク､軽食付)｡※友人と一緒に参加で1000円OFFとあるので一緒に行きたい友人を探してみます｡(A)

合計　6600円