若旦那家康(舞台の隙間産業)

2ヶ月ぶりです｡9月10月とほとんど関西にいなかったらなんの情報もない状態になっちゃった！

▼舞台｢死刑執行中脱獄進行中｣
12/22(火)･23(水･祝)　梅田芸術劇場 シアター･ドラマシティ
一般8800円(Pコード:446-327)
12月はもう忘年会だ､年越しだとお金もスケジュールもイベントに使いにくいかと思いますが､どこかに一点張りするならこの舞台｡『ジョジョの奇妙な冒険』は30～40代のサブカル男子のマスターピースですよね！ その荒木飛呂彦作品の舞台化ですよ！ 主演:森山未來ですよ！ 森山未來といえば『モテキ』といえばサブカル！(ああ､なんて単純でテキトーな言葉になったんだ､サブカル)もう､怖いもの半分､期待半分！ 森山未來好きの女子が観に来て､ジョジョ好きな女子が増えれば､ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ！と嬉しい｡

▼小松利昌ソロコントライブ 職人気質vol.4｢コマツマツリ2015｣
12/30(水)　コモンカフェ　前売2500円
小松利昌さんて言う小劇場の名優が関西から東京に行ってドラマ『トリック』や世にも奇妙な物語『スンドコベロンチョ』などにこそっとインパクトを残す名バイプレーヤーになりまして､明石家さんまさんの舞台とかにも出てて､俳優として行きていくってすごいなぁ｡え！？一人芝居で帰ってくるの？作･演出･出演･造形､すべてご本人が｡コントの面白さもともかく､小道具などの造形のおかしみも楽しんで！

▼dracom 祭典 ｢ソコナイ図｣
12/30(水)～1/3/(日)　アートスペース ジューソー/#13 (大阪市西成区山王1-5-31)
前売2000円
dracomの演出家である筒井さんはすごく真っ当な変人感で魅力的です｡年越しに公演｡｢年越しを独りで過ごしている女の物語｣寂しい年越しを予定されている方は観てみては｡たぶん僕は観なきゃ｡それにしても会場はどんなとこなんだろう｡西成だけど､名前に釣られて十三に行ってしまったら､本当に寂しい｡

合計　13300円

河合カズキラングレー(スカマー)

関西スカムを牽引できない存在として､バンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス【改】､DJ河合カズキラングレー｡ライブ予定:12/11(金)ウルトラファッカーズ＠心斎橋アシッド､12/12(土)アマリリス【改】@京都三条アバンギルド http://centralscum.lostfrog.net/

▼ガールズ&パンツァー 劇場版
公開中　梅田ブルク7ほか　一般1800円
TVアニメ｢ガールズ&パンツァー｣劇場版の新作｡当初の2014年公開予定からだいぶ待たされ､ついに公開｡特筆すべきはCG表現｡いままで見たことのない戦闘風景が､いままで見たことのない長尺で描かれております｡実に2時間の劇中で2回の戦闘のみ｡マッドマックスFRと比較するのはさすがにどうかと思いますが､アニメでアクションを追求したらこうなるという部分､戦車の動きのおもしろさを重視した演出､ピクサー系とは異なるCGと日本アニメの融合を果たしたという点では非常に先鋭的な作品といっても良いと思います｡

▼System7 X-Port Release Tour
12/5(土)　心斎橋CIRCUS　前売り3500円＋ドリンク代(Pコード:280-615)
System7といいますとスティーブ･ヒレッジのやってる打ち込みバンド｡昔のGONGでご存知の方も多いのでは｡エレキギターと打ち込みのコンビというのはあるようで無くてあるんですけど､さすがドサイケ出身のスーパーギタリストですのでなんだか珍しい音になってるのが特色で､踊ってるのかなんかよくわからない気持ちになります｡大会場になることが多いので､小箱で見る機会ははずせないと思います｡

▼The Wrestling Crime Master
12/11(金)　なんばベアーズ　前売2000円
本格的に活動を再開しているレスリングクライムマスター､大阪ハードコアシーンの中では90年代HCの面白さを代表する存在と思いますが､まだ見れていないのです｡90年代初頭HCの､メタルやヒップホップが完全に取り込まれていない独特の音楽性は今でも熱いだろうと思います｡出演は､DOUBLE BOGGYS､SCOTTISH FOLD､BOYS ORDER｡

▼Spectrum 15th Anniv.feat.REEKO
12/12(土)　心斎橋CIRCUS　チラシ持参1900円＋ドリンク代
テクノ専門イベントスペクトラム15周年､レーザー業者でもある主催チームのこだわりのレーザー演出､居心地の良いCircus､ということで楽しく夜を過ごせると思いますよ！

合計　9200円＋ドリンク代

保山ひャン (芸術家)

12月は13日に神戸のギャラリー4で何かします｡1月は11日にhopkenで何かします｡それぞれ､何をするかは､見に来てのお楽しみ｡プライベートでは､お正月に､住吉大社に行く予定が､間違えて住之江公園に行ってしまい､トイザらスで初詣をすませる､という長年続く恒例行事があります｡みなさまからのクリスマスプレゼントとお年玉を心待ちにしております｡

▼刊行記念トーク『すべては壊れる』
12/4(金)　神戸映画資料館　参加費1000円
美術評論家でもあった作家､ベルナール･ラマルシュ=ヴァデルの『すべては壊れる』刊行を記念したトークイベント｡トークは､訳者のひとりである鈴木創士氏と四方田犬彦氏で行われる｡ゴダールが引用したり､ブレッソンの映画に出演したベルナール･ラマルシュ=ヴァデル｡どんなトーク内容になるのか､期待大｡

▼カスタマイズドZBOコンサート
12/5(土)　ギャラリーノマル　0円
大阪･深江橋のギャラリーノマルでは､加須屋明子キュレーションによる今村源＋東影智裕の二人展｢共生 / 寄生 ー Forest｣が12月5日まで開催されている｡そのクロージングイベントとして､藤本由紀夫＋.es＋ZBOオーケストラのコンサートが行われる｡現代美術､即興音楽､音の鳴るアート作品の共鳴する場で音浴したい｡

▼過去の現在の未来　アーティスト，学芸員，研究者が考える現代美術の保存と修復
12/5(土)　国立国際美術館　0円
京都市立芸術大学芸術資源研究センターと国立国際美術館との共催によるシンポジウム｡石原友明｢ゾンビとフランケンシュタイン　保存と修復｣植松由佳｢国立国際美術館におけるタイム･ベースド･メディアの保存修復ケーススタディ　高谷史郎《optical flat / fiber optic type》｣金井直｢アルテ･ポーヴェラの古色(パティナ)と抗老化(アンチエイジング)｣マルティ･ルイツ｢バシェの音響彫刻の修復と保存　インタラクティヴな芸術作品の動態保存への挑戦｣と､聞き逃すわけにいかないラインナップが揃った｡

▼punktum in OSAKA 2
12/6(日)　FUKUGAN GALLERY　500円
大阪アメリカ村のフクガンギャラリーで､在ベルリンの日本人有志によるショートフィルム上映会｢プンクトゥム｣が開催される(｢プンクトゥム｣はロラン･バルトが写真論を語るときに用いた用語)｡5日は上映会と香山哲＆中山双葉トーク､おぐらこう(白い汽笛)ソロライブ ､中山双葉ソロライブで1000円｡6日は上映会と高野真トーク､中山双葉ライブ(ゆるゆると)で500円｡お好きな日程で､あるいは両日(僕はスケジュールの都合で6日の料金をあげています)｡上映会開演の午後6時までも入場無料でいろいろあるようだ｡

▼関西マンガ界の伝説　酒井七馬とその時代
12/12(土)　大阪府立中央図書館　0円
大阪府立中央図書館では､酒井七馬とその時代の漫画､紙芝居､雑誌などが現在展示されている｡その関連イベントとして､酒井七馬が描いた紙芝居｢鞍馬小天狗｣などの実演と､中野晴行氏の講演会｢レジェンド 酒井七馬と昭和の大阪まんが｣が開催される｡酒井七馬と言えば､手塚治虫との関連が有名だが､昭和の大阪まんがが大好きな人(僕)にとっては､手塚治虫並みに酒井七馬の全集でも出してくれないかと思っている大御所なのだ｡楽しみ！

▼音楽のインターセクション:映画､作曲､詩､批評をめぐって
｢檜垣智也 アクースマティック作品による個展 カウントダウン･トーク｣
12/12(土)　MEDIA SHOP　入場料1000円
2016年1月に京都芸術センターで開催される作曲家･檜垣智也氏のアクースマティック作品による個展のカウントダウンイベントの一環として､トークイベントが開催される｡ゲストは批評家の佐々木敦氏｡電子音楽についての興味深いトークが聞けるはず！

▼世界の終わった女子どもへ
12/20(日)　なんば紅鶴　1000円＋1ドリンク
アーティスト津川真里奈が､漫画作品を刊行するのにあわせて､レコ発ならぬ｢マン発｣イベントを開催する｡出演者は本人以外に､宮城ゆか､ももねさき､豊川座敷､服部真希､はやし､心霊ツアーズ､鼻フックメンバー､と､津川女史がセレクトした豪華なアーティストが並んだ｡イベントに行くと､もれなく漫画のお土産がついてくるという｡漫画を買えばイベントを見れる､という言い方をしても可｡

▼クリスマスをシュヴァンクマイエルで
12/25(金)　シネ･ヌーヴォ　1800円
シュヴァンクマイエルの作品｢棺の家｣｢家での静かな一週間｣｢ドン･ファン｣と､シュヴァンクマイエル夫人のエヴァさんが美術を担当した｢ある粉屋の話｣を上映｡トークは松嶋初音さんと眞部学さん｡クリスマスイブに巷で演じられる狂騒と裏腹に､クリスマス本番の25日はシュヴァンクマイエルで､と､あえて｢クリスマス｣と銘打つほどにはシュヴァンクマイエルとクリスマスの関連性がないところが､ツボ｡

▼鉄道芸術祭vol.5 ホンマタカシプロデュース｢もうひとつの電車 ～alternative train～｣クロージングイベント｢これからの､もうひとつの電車｣
12/26(土)　アートエリアb1　0円
5回目になる鉄道芸術祭､手をかえ品をかえ､いろんな視点から鉄道と芸術へのアプローチを試みている野心的なイベントで､そのクロージングも面白そうなメンツが集まった｡トークゲストに､編集者の西谷真理子と､哲学者の千葉雅也｡ショー出演者は､NAZE(アーティスト)､PUGMENT(ファッションブランド)､小山友也(アーティスト)､dot architects(建築ユニット)､三重野龍(グラフィックデザイナー)､contact Gonzo(アーティスト)｡終着駅で見えるのは果たしていかなる風景なのか｡

合計　5300円＋ドリンク代

ＵＥ神 (映画愛好家)

ロックバンドTheSWAGでギター投げて唄ったり､映画イベントV-ZONEで映画について騒いだり､雑誌やWEBで映画評を書いたりしています｡12/11(金)｢V-ZONE～廃盤､絶版ビデオ祭り～惑星大戦争忘年会!～｣@ロフトプラスワンWEST､12/14(月)に｢プロレスラー､マル秘映像ナイトvo.2～年忘れSP～｣@ロフトプラスワンWEST､12/29(火)｢CAUTION｣@NOON+CAFEにエレクトロバンド｢EERECTIONN｣で出演いたします｡今年もありがとうございました､来年もまだまだぶっ飛ばします!!!!!

▼タブー 世界食人物語 2015-16『グリーン･インフェルノ』公開記念ナイト
12/5(金)　京都みなみ会館　整理番号付前売り券2700円(Pコード:555-048)
twitterのトレンドワードにあがる等､WEB上でも注目度の高さが見えた"『食人族』ブルーレイ発売中止騒動”｡でもその後は､Blu-rayソフトもニューラインより無事発売され､『食人族』に対するイーライ･ロス監督の愛情がたっぷり詰まった､食人族モノの新作『グリーン･インフェルノ』も11/28(土)より全国で順次公開中｡その公開を記念した特集上映《タブー　世界食人物語　2015-16》が年末から新年にかけ京都みなみ会館と立誠シネマにて怒涛の連続開催！　京都みなみ会館では『グリーン･インフェルノ』の上映+高橋ヨシキ氏X中原昌也氏によるスペシャルトークショーと両氏のセレクトによる『デビルスピーク』と『溶解人間』の2作品がオールナイト上映されます｡悪趣味映画の2大巨頭ゲストによる､食人イベントの決定打になりそう！凄い楽しみです！

▼『スター･ウォ－ズ　フォースの覚醒』
12/18(金)～　109シネマズ大阪エキスポシティ　IMAX3D料金2800円
今年の〆はやはりコレでしょう!! 全世界待望の新作『スター･ウォ－ズ　フォースの覚醒』が12/18(金)6:30PMより全国一斉公開!! 特に製作者が意図した画面や音響が､日本でフルスペック上映されるのは『109シネマズ大阪エキスポシティ』の『IMAX次世代レーザー』シアターのみ! 全国からスター･ウォーズファンが殺到するであろう上映環境が､大阪の万博会場跡地にあることにワクワクがとまりません｡何回いくのか？来月はコレだけで､1万円なんかスグなくなりそうでヒヤヒヤです(笑)｡

▼タブー 世界食人物語 2015-16
『八仙飯店之人肉饅頭』『エボラシンドローム』
1/6(水)～11(水)　立誠シネマ　当日1200円×2
『タブー 世界食人物語 2015-16』､立誠シネマでは『グリーン･インフェルノ』が1/6(水)より公開されるのですが､同日より香港Ⅲ級片スーパークレイジーな2本『八仙飯店之人肉饅頭』と『エボラシンドローム』が日替わりで上映されます｡DVDソフトも発売されていた作品なのですが､生産終了で高額なプレミアがついている貴重な2作品､香港の鬼才ハーマン･ヤウと怪優アンソニー･ウォンの悪趣味なパワーに圧倒されること間違いなし!!

▼タブー 世界食人物語 2015-16『フリーキッチン』
1/16(金)～　立誠シネマ　当日1500円
『タブー 世界食人物語 2015-16』､立誠シネマでは1/16(金)より､和モノの人肉映画『フリーキッチン』が上映されます｡幼い頃より､母親に人肉を食べさせられ､人肉を食べるだけで､性別などが分るようになってしまった高校生ミツオの物語｡人気漫画家の福満しげゆき原作を中村研太郎監督が映像化｡ハンブルグ･ジャパン映画祭2014正式出品され､ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014オフシアター コンペティション部門グランプリノミネートされた本作､人肉映画ブームへの日本からの回答､気になります｡『タブー 世界食人物語 2015-16』､立誠シネマでは1/12(火)～15(金)元祖食人映画『食人族』の上映も決定!! お見逃し無く!!

合計　9400円

山口良太 (音楽と演劇の年賀状展)

音楽家や役者さんの年賀状を展示する｢音楽と演劇の年賀状展6｣まであと1ヶ月！大阪は2016/1/9(土)～24(日)＠本町HOPKENにて｡年賀状展×1万円の遊び方のトークイベントもやりまっせ｡遊びにおいでませー｡

▼冬のユーラシアバザール
12/3(木)～6(日)　谷町六丁目･日本ユーラシア協会大阪府連　無料
近所を歩いてたら雑居ビルに｢旧ソ連･東欧バザール｣という古めかしい看板が立ってて､なんじゃこりゃと入ったら､普通の会議室にロシア東欧の雑貨､缶詰､書籍､ワインが並び大興奮｡黒パンやグルジアワイン､旧ソ連時代のピンバッジや文房具を買い込むのが恒例になってしまった｡ロシア人の奥さまお手製のボルシチもいただけたりして(しかも安い)地元のおばちゃんのバザー的ノリがすばらしい｡雑貨好き女子も来ればいいのに！

▼劇団子供鉅人｢重力の光｣
12/3(木)～7(月)　近鉄アート館 　一般前売3800円(Pコード:447-460)
パワフルな猥雑さの中に見え隠れする叙情性､そこにいつもちょっとほろっときてしまうのが子供鉅人の好きなところ｡劇団10周年の新作3連チャンの最後を飾る大舞台はばかばかしさに笑いころげるか､タイトルのような｢光｣にほろっときてしまうのか？フタをあけてみないとわからないブラックボックスに飛び込んでみよう｡

▼鉄道芸術祭vol.5 ホンマタカシプロデュース
｢もうひとつの電車 ～alternative train～｣関連プログラム
電車公演｢走る､もうひとつの電車｣
12/12(土)　京阪電車貸切電車内　前売2500円
ホンマタカシによるカメラオブスキュラ､音楽家の蓮沼執太､オオルタイチらによるライブを京阪電車で､ってもうこれだけでおもしろそう｡パブリックな空間で､内と外が反転するような(カメラオブスキュラだもんね)体験ができそう｡

▼第一回 団地の市
12/12(土)　千里青山台団地 2-42号棟 集会所1階　無料
UR都市機構のウェブマガジン｢OURS.｣と北浜の古本屋｢FOLK｣の共同企画を団地で､ってどこかと思ったら僕の生まれ育った地元じゃないの｡僕は団地住まいじゃなかったけど､遊びに行く友達の家はたいてい団地だった｡いろんなひとの生活が効率よくキュッと詰まっているあの空間はちょっとワクワクした｡おいしそうなフードやコーヒー､本屋ブースまで､友達の家に遊びに行く感覚でワクワクするぞ｡

▼港町ポリフォニー2015 EXTRA
12/26(土)･27(日)　クラブ月世界　前売4000円(ドリンク代別途)
出演者も会場の雰囲気も最高という噂をほうぼうから聞くのに行ったことがない神戸の音楽フェス､港町ポリフォニーの番外編｡空気公団､蔡忠浩(bonobos)､ザ･なつやすみバンド､テニスコーツ､三田村管打団？､片想い､両想い管打団！(片想い＋三田村管打団？) ってもうこれだけで最高じゃない理由がないじゃない｡イワサトミキによるフライヤーのばかばかしさも年忘れのお祭りっぽくてエエですね｡

合計　10300円

ぎゃしゃ (チャラリーマン)

本年度もチャラさに磨きをかけた結果､｢チャフレ(チャラいフレンド)｣という新たな称号をいただきました｡ありがとうございます｡

▼SANABAGUN.｢メジャー｣ Release Party ｢渋谷ジョーク｣
12/11(金)　心斎橋CONPASS　前売り378円＋ドリンク代
｢あぁ､コイツらめっちゃモテるだろうな｣と圧倒される､ストリート×ジャズ×HIPHOPの8人組｡お酒飲んで､揺れて､｢布団！｣コール決める夜としたい｡こういう人たちに光が当たる一因に､EXILEの存在はデカいと思ってるんですよ｡

▼R藤本プレゼンツ｢たったひとりのDBナイトin西の都｣
12/25(金)　ロフトプラスワンウエスト　前売り2000円＋飲食代
東京開催だけで悔しい思いを毎回していたR藤本のドラゴンボールイベントがついに関西で｡それも､今までのベストセレクションな内容となれば､オラワクワクしてきたぞ､の百倍界王拳ですわ｡手作りのスカウターとか亀仙流胴着とかタオパイパイとか､色んなコスプレ戦士が現場にはいるだろうけど､最も多いのはフリーザさま(最終形態)だろうな｡

▼年末緊急演芸会　～デスパレードな芸人たち vol.2～
12/28(月)　天満天神繁盛亭　3000円(Pコード:597-700)
｢出演:笑福亭福笑 / テント / 笑福亭たま / ナオユキ / 桂ぽんぽ娘｣､事件しか起こらない面子じゃないですか｡落語や繁盛亭に行ったことが無いという人には､必ず､福笑･たま師弟をオススメしております｡まず変化球を楽しめたら､王道もきっと楽しめるはずだから｡

合計　5378円

池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡12/12(土)～24(木)まで中津soma galleryで個展します｡
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼第2回 関西蚤の市
12/5(土)･6(日)　阪神競馬場　競馬場入場料200円＋買い物代
アンティークや雑貨､古書､美味しいもの…なんだか素敵そうなお店がたくさんやってくる二日間｡去年はえらい人出だったとか｡会場(競馬場)も楽しそう｡

▼第4回須磨浦『早採りワカメ』株付け体験
12/6(日)　須磨浦漁友会事務所前岸壁　一口3500円
須磨の海で採れる絶品ワカメのオーナーに､一口3500円でなれるそうです(ロープ6mに約18株｡10～20キロ収穫予定)｡12月は株付け体験､2月には収穫＆その場でワカメしゃぶしゃぶ｡株付け当日は神戸産ちりめんじゃこ販売もあるそうです｡冬の海辺で楽しめるなんて幸せ｡

▼いきもにあ
12/12(土)･13(日)　京都市勧業館『みやこめっせ』地下1階／第1展示場　前売900円(両日)(Pコード:990-003)
いきものテーマの作品をつくるアーティスト､生物研究者など､あらゆる “いきもの” 好きが集まるイベント｡グッズや作品の展示･販売､研究の発表など､出展ブースは170｡クマムシやダニ､ハリガネムシ博士の講演もあり｡出展者紹介ページを見て予習をして行くのがおすすめ｡当日券は両日1000円､1日500円｡

合計　4600円

西尾孔志 (映画監督)

12/4､5に函館で新作映画『函館珈琲』のお披露目が終わるまで収監中｡12/6ルーク･ヴァイバート＠CIRCUS行きたかった…｡終わったら踊りに行くぞ！『重力の光』も始まる劇団子供鉅人を追ったショート･ドキュメンタリーが好評だったので2016年もいろんな人を撮りたい｡

▼エルンスト･ルビッチ レトロスペクティブ
上映中～12/25(金)　シネ･ヌーヴォ　一般1400円
同じ獲物を狙う泥棒同士なのに恋に落ちる男女(『極楽特急』)､死んで閻魔大王にプレイボーイ遍歴を語る初老の紳士(『天国は待ってくれる』)､セックスなしの約束で三人暮らしを始める芸術家の男女(『生活の設計』)｡10代の頃の僕は､落語の面白さがわかるようにルビッチの｢色っぽいギャグ｣や｢粋なセリフ｣で笑えるようになったら大人って気がしてた｡ひたすら幸福感に包まれて､笑って笑って師走を過ごしたい｡

▼『ベテラン』
12/12(土)～　シネマート心斎橋　月曜メンズデー1100円
韓国ドラマやニュースに最近よく出てくるのが｢財閥｣の問題｡犯罪すら揉み消してしまうほどの特権を持つ韓国社会のアンタッチャブル｡前作『ベルリン･ファイル』で北朝鮮側のスパイを主人公にアクション映画を描いてみせたリュ･スンワン監督の次のターゲットがこの｢財閥｣だ｡｢いい面構え(決してイケメンばかりではない)が揃ってる｣のと｢ここまで体張るかってくらいの肉弾アクション｣という今の韓国映画の武器を最大限に活かした骨太エンタメを堪能したい｡

▼白石晃士監督作品上映＆トークイベント！
12/23(水･祝)　なんば紅鶴　3000円(一部･二部通し)
あなたは『戦慄怪奇ファイル コワすぎ！』という､劇場版も作られた人気DVDシリーズをご存知だろうか？フェイクドキュメンタリー手法のホラー作品として平然とレンタル屋に並んでいるが､これは､｢地獄(あの世)｣で作られ､うっかりこっち(この世)でリリースされてしまった危険物なのだ！外国映画が日本でリリースされるのとはわけが違う！さらに白石作品はおのおの連動を始め、間違いなく『アベンジャーズ』や『アイアンマン』の｢マーベル・ユニバース｣を超える巨大な｢白石ユニバース｣として世界を飲み込もうとしている｡そしてダジャレみたいだが､その白石監督が味園ユニバースビルにやってくる…｡Xmasイブイブの夜､地獄の扉が開くぞ！

▼『アンジェリカの微笑み』
12/26(土)～　シネ･リーブル梅田　水曜サービスデー1100円
知らない人は｢106歳で永眠した世界の巨匠マノエル･ド･オリヴェイラ｣…とか書くと｢なんか重たい映画でしょ？｣｢社会の底辺とかの暗い映画でしょ？｣となるかも知れませんが…違いますっ！！！この人は老人になっても奇っ怪でエレガントな傑作(例えば…中世ヨーロッパを舞台に貴族に扮したアンドロイドが恋に絶望して火に飛び込むオペレッタ映画､とか！)を次々発表し続けて世界中の映画人に｢あぁ､やっぱ好きな映画ばっか撮ってぼっくり死ぬの最高！｣と再認識させた偉大なる巨匠です｡この映画も予告編だけで幸せな気持ちになります｡

▼オシリペンペンズ vs コスミックへそチャクラ
12/28(月)　なんばBEARS
観客が自分で値段を決めるのでとりあえず平均的なベアーズ料金の2500円とする
今年のライブハウス納めはベアーズで踊り狂いたい！しかもペンペンズと､元あふりらんぽのオニこと佐伯真有美が率いるコスミックへそチャクラの対バン！もう､ザ･大阪って感じ！暴れすぎてメガネ割らんとこ！！

合計　9100円

竹内厚 (編集者)

OURS.×FOLK old book storeの吉村さんによる企画で｢団地の市｣を開催12/12(土)＠千里青山台団地｡OURS.では西尾監督による子供鉅人､益山三兄弟の動画も公開中｡子供鉅人の本公演も行かなきゃ｡http://ours-magazine.jp/

▼高木智子･山下拓也展 他人のセンス
開催中～12/19(土)　アートコートギャラリー　無料
艷やかでドロリとした高木智子の絵画が好みです｡

▼散歩の条件
12/1(火)～6(日)　ギャラリーすずき　無料
32年間続いてきたギャラリーから閉廊のお知らせが届いた｡最後の展覧会は､井上明彦､今村源､日下部一司､三嶽伊紗の4人展｡

▼ART BRUT ? NOT ART BRUT ?
12/2(水)～13(日)　iTohen　無料
NPO法人スウィングによる｢オレたちひょうげん族｣が､拡散拡大し続けるアール･ブリュットに対してモノ申す!?　展示に加えてトークセッションも楽しみ｡

▼竹村延和『Einheit』
12/5(土)～1/10(日)　HOTEL ANTEROOM KYOTO GALLERY9.5　無料
京都とドイツを行き来している音楽家､竹村延和の個展｡｢絵画､音､映像､イラストなどのフラグメントをひとつの空間に統合させる｣試みとのこと｡

▼ULTRA AWARD 2015　ポスト･インターネット･アート
12/10(木)～20(日)　京都造形芸術大学 Galerie Aube　無料
キュレーターに長谷川祐子を迎えてのコンペティション｡ど直球ともいえるテーマに14組の作家が挑む｡

▼三角みづ紀と流動書簡　封をあける､風をやぶる､そらんじる
12/16(水)～27(日)　iTohen　無料
｢あらゆる表現を｢現代詩｣として発信し続けている｣詩人､三角みづ紀と7人の作家による展覧会｡7作家もsakana､ミロコマチコ､塩川いづみ…らゴーカな顔ぶれ｡

▼本の空間 ざわめきの旅
12/18(金)～1/23(土)　京都精華大学ギャラリーフロール　無料
インディペンデントキュレーターにして京都精華大学教員の吉岡恵美子による企画｡建築家の藤本壮介が監修するライブラリー＆リーディングスペース｡そして､大学の人脈をフル活用したゲストによる選書｡だらだらと本を読みに行きたい｡

合計　0円

ぴあ関西版WEB編集部

安田謙一著｢神戸､書いてどうなるのか｣刊行記念ツアーを12/17(木)＠神戸･旧グッゲンハイム邸､12/23(水･祝)＠京都･誠光社､12/26(土)＠大阪･FOLK old book storeにて開催｡12/18(金)～20(日)にHEP HALLで｢ぴあ30周年記念イベント｣を開催｡12/10(水)｢阪神名酒場｣､12/18(金)｢ぴあ伏見宇治食本｣を発売予定｡よろしくお願いします！

▼NEW KYOTO PHOTOGRAPH EXHIBITION
開催中～12/7(月)　Chika No Akichi　入場無料
イラストレーター､DJ､翻訳家､ライターそしてショップオーナーと多岐にわたり大活躍の多屋澄礼さんによる京都ガイド本｢New Kyoto｣の延長線上にあるような写真展｡モデルとして登場しているHomecomingsの畳野さんがほんとにキュート！グッズの販売もあるようだし､これは行かねば！(A)

▼れもんらいふ展 TOKYO FRIENDS
開催中～12/20(日)　イーマ1Fイベントスペース　観覧無料
アートディレクター千原徹也が､デザインや仕事を｢人との繋がり｣を通して紐解く個展｡イラストレーターのエドツワキやグルビの伊藤弘､写真家のレスリー･キーなど豪華なゲストが来るイベントもあり｡LIMの出張ネイルサロンや12/20(日)にある坂本美雨ちゃんのライブにも行きたいな｡(A)

▼三条富小路書店6
12/1(火)～13(日)　ギャラリーh2O　入場無料＋買い物代
2週間限定で､ギャラリーが書店へと変貌を遂げる恒例のブックイベント｡京都を中心に､全国から集まった個人制作のアートブックやzine､リトルプレスが大集合｡てづくり感と､｢自分の好きなことだけ載せてる｣感がたまらん本はどれを買うか決めるだけでも超時間がかかります｡タダユキヒロさんのzineが楽しみ｡ちなみに彼､12/6(日)に似顔絵屋やるそーで｡SNSのアイコン用に欲しい｡(M)

▼北欧から届いたファンタジー
切り絵作家アグネータ･フロックの世界展
12/3(木)～27(日)　美術館｢えき｣KYOTO
前売一般600円(Pコード:767-095)
スウェーデンの切り絵作家アグネータ･フロックの展覧会｡12/3(木)と5(土)の11時～／15時～アグネータ･フロックさん自身が会場内を移動しながらマイクを使って解説するらしい｡それ聞きたいなぁ｡(A)

▼第2回 関西蚤の市
12/5(土)･6(日)　阪神競馬場　競馬場入場料200円＋買い物代
今回もニシワキタダシさんのイラストがかわいい｡古道具やアンティーク雑貨､古書､食器､美味しいものなどなど､個性的なお店が集うマーケットイベントです｡クリスマス間近ということもあって､クリスマス仕様の商品を並べるところも多いとのこと｡遠くてなかなか行けないお店にはこの機会に行きたい！(Y)

▼田口史人『レコードと暮らし』(夏葉社)発刊記念レコード寄席！
12/7(月)　奈良THROAT RECORDS　料金1000円＋ドリンク代
田口史人さんによるレコード寄席がLOSTAGE･五味岳久さんの｢スロートレコード｣で行われます｡レコードに記録された様々な音を聴かせてもらえるようです｡(I)

▼鉄道芸術祭vol.5 ホンマタカシプロデュース
｢もうひとつの電車 ～alternative train～｣関連プログラム
電車公演｢走る､もうひとつの電車｣
12/12(土)　京阪電車貸切電車内　前売2500円
『鉄道芸術祭』名物の貸切電車イベント｡中之島発→出町柳行きの貸切列車は､写真家･ホンマタカシによるカメラオブスキュラ車両､音楽家･蓮沼執太のライブパフォーマンス車両､ファッションブランド｢PUGMENT｣によるオリジナルショー車両を､自由に行き来する“電車公演”｡個人的な注目は関西での公演がかーなーりー希少な蓮沼執太のパフォーマンス｡オオルタイチ､米子匡司を含めた3人で…どんな音が出てくるのか､期待しかないです｡マジで｡当日3000円150名(要事前申込･先着順)｡(M)

▼淀川テクニック ワークショップ｢ゴミも光る！2｣
12/12(土)　de sign de > 　参加無料(要予約)
現代アート作家｢淀川テクニック｣による､身の回りにあるゴミを使って丸いランプシェードを制作するワークショップ｡淀テクと言えば！な巨大魚オブジェ｢メンチヌ｣も展示されるようです｡(A)

▼ハービスクリスマスコンサート
12/20(日)･23(水･祝)　ハービスPLAZA 　観覧無料
12/20(日)は奇妙礼太郎､12/23(水)は土岐麻子の観覧無料コンサート｡とくに土岐さん大好きなので行きたいなと思っています｡19日にもゴスペルのライブがあるようです｡(A)

▼紅組司会尼神インター！白組司会武将様！総合司会浅越ゴエ！で
お送りするRGのあるある紅白歌合戦！～審査員は林､水田､奥田､津田～
12/31(木)　オリックス劇場 　S席3000円(Pコード:448-108)
レイザーラモンRGが｢あるあるネタ｣を歌い続ける人気ライブの特別版｡｢紅白｣という事もあり､RGさんが女性歌手の歌､男性歌手の歌を全部お一人で､120分間熱唱するそうです(汗)！あと､個人的には武将様(ミサイルマンの岩部さん)にダイアンの津田さん､和牛の川西さんが､RGさんの｢あるある｣にどう絡んで来るのか注目しています｡(E)

合計　7300円