西尾孔志 (映画監督)

黒沢清､アサイヤス､シャマランと､自分にとっての｢神｣たちが次々新作を公開するというスペシャル･マンス！ ぼくの映画『ソウルフラワートレイン』もまだまだ上映→10/11(日)＠堺市立ウェスティホール(Pコード:554-744)､18(日)＠香川レインボー映画祭､11/2(月)＠シネ･ヌーヴォ｢大阪〈生きた建築〉映画祭｣

▼『岸辺の旅』
10/1(木)～　テアトル梅田　水曜サービスデ―1100円
神(＝黒沢清監督)降臨｡ぼくは黒沢信者ですから､そりゃ予告編が一見｢感動作｣ぽくてもダマされません｡そんなわけがない！きっと『CURE』や『カリスマ』や『回路』や『アカルイミライ』の時のように､神の視点から救いのない世界を描き､最後には観たことのない地平へ連れて行ってくれることでしょう｡カンヌ受賞おめでとうございます！一生ついていきます！

▼『無頼漢 渇いた罪』
10/3(土)～　シネマート心斎橋　月曜メンズデイ1100円
イ･チャンドンやホ･ジノら韓国の有名監督たちの脚本を手がけていたオ･スンウクが監督したハードボイルドなメロドラマ｡予告を観て､あ､女優がいいな！と思ったらイ･チャンドン監督『シークレットサンシャイン』でカンヌ主演女優賞をとったチョン･ドヨンか！場末感と色気と生っぽい存在感を出しとるわ！この女優だけでこの映画は観て損なしやね｡

▼『ヴィジット』
10/23(金)～　TOHOシネマズ梅田　レイトショー1300円
復活待ってたよ！『サイン』や『ヴィレッジ』の｢アホなアイデアを本気でやりきってまう人｣＝シャマランが戻ってきてくれたんだね！最近は評判のよくない映画を撮って｢ヤツは終わった｣と囁かれても､やっぱ得意の｢確信犯的へんてこオカルト映画｣で戻ってきてくれましたか！いや､まだ観てないから案外ストレートなホラー映画かもしれないが､予告の最後に自ら出てきて｢あなたはすでにダマされてる｣と観客に向かって言うあたり､ノリノリなのは伝わってきた｡この人のノリノリは､｢またやっちゃいましたー｣ってことだからね｡

▼『アクトレス～女たちの舞台～』
10/24(土)～　シネマート心斎橋　水曜サービスデー1100円
フランス映画好きには特別な名前アサイヤス｡クールでシャープなんだけど､どこかパースの狂った映画を撮り続ける鬼才｡そのアサイヤスがジュリエット･ビノッシュという演技派の大女優を使って｢女優が老いをどう受け入れるか｣を正面から描く｡つまり映画ファン的に言えば､NYインディーズの父､ジョン･カサヴェテス監督の大傑作『オープニングナイト』へのオマージュじゃないのか！しかも対決する破天荒な若手女優役がクロエ･グレース･モレッツ！これはいい予感しかしない！

▼ANTIBODIES COLLECTIVE
10/24(土)･25(日)　元･立誠小学校全域　前売3000円
3.11の震災の翌日､ぼくは名村造船所跡地でBABY-Qの公演を観た｡それは偶然にも黒い津波に飲み込まれる女子高生など､鮮烈なイメージが連続するダンス作品で､今でも強く記憶に残っている｡だから､BABY-QからANTIBODIES COLLECTIVEと名前を変え､新たな可能性に挑むダンサー東野祥子さんの現在を観なければ！という強迫観念がぼくにはある｡

合計　7600円

河合カズキラングレー (スカマー)

関西スカムを牽引できない存在として､バンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス【改】､DJ河合カズキラングレー｡http://centralscum.lostfrog.net/
ライブ予定：10/2(金)ウルトラファッカーズ ＠ 南堀江SOCORE｢BOOP!｣

▼関西コミティア47
10/4(日)　天満橋OMMホール
『ティアズマガジンかんさい』購入費(600円)
創作漫画同人誌即売会｡即売会といえば皆さんご存知のコミケですが､こちらはオリジナルの創作専門｡コスプレもなし｡漫画が好きな人向けです｡比較的こじんまりとしたホールだけに熱量がすごくて楽しいです｡学生さんの漫研サークルや､独自に長編を描き続けている人､絵師な人などさまざま｡試し読みコーナーもしっかり用意されていたりします｡入場券カタログは当日入り口で購入できます｡

▼リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード
10/9(金)～　TOHOシネマズ 梅田　前売1000円
TRIGGERの劇場向け新作､というか吉成曜氏の監督作｡ガイナックス作品でなんだこの動きまくるシーンは！というのがこの方の担当パートだったりするので､そこについてはYouTubeのまとめ画像とか観てくださいませ｡あのシーンもこのシーンもこの方です｡劇場用大作ではなく55分の短編ですし､ストーリーうんぬんよりダイナミックなアニメーションに期待してみたいと思います｡

▼ベアーズ電子音楽祭
10/12(月･祝)　難波ベアーズ　前売2000円
昨今盛り上がる大阪の電子音楽シーン｡マニアックなお店ができたことと､スマホ向けのシンセサイザーアプリの充実､楽器メーカーがアナログ機材を新たに販売しはじめたなどの状況が組み合わさって敷居が低くなっていることが原因と思われます｡電子音楽ってなに？といえば､機械を使うけどダンスミュージックじゃないもの､程度の認識で良いと思います｡ひとりでもできる音楽活動ですので刺激を受けたらやってみるのも芸術の秋｡

合計　3600円

NICO GLASS(歌うエディター)

堀江のSHOP“Reinette”発､60年代フレーバー溢れるサウンドを奏でるユニットLILY GLASS GROUPのボーカル｡平日はエディター｡趣味は食べること｡

▼特別展｢韓日食博―わかちあい･おもてなしのかたち｣
開催中～11/10(火)　国立民族学博物館　830円
韓国の食文化を知る展示｡食道具の展示やキムチづくりの様子､食に関する日本と韓国の漫画を畳とオンドルで読み比べられるコーナーなど､日韓の食文化を比較しながら楽しめます｡展示を見てお腹が空いてきたら､地下のレストランで特別メニューをぜひ！

▼あべの王子みのり市
10/10(土)･11(日)　阿部王子神社　入場無料
阿部王子神社の秋祭り｡クラフト､フード､焼き菓子･パンなど､出展者のラインナップを見ているだけでワクワク｡個人的には､気になっていたお店､そばがき屋｢ぐーちょきぱー｣さんの出店が嬉しい！去年行けなかったので､万全の胃袋態勢で挑むつもり｡

▼インディアメーラー
10/10(土)～12(月･祝)　神戸メリケンパーク海側ステージ　入場無料
インドに行ったことのないくせにインド好き｡そんな私のためのようなイベント｡インドレストランのフードブースでカレーを食べて､インド雑貨をお買い物｡インド音楽に酔いしれながら､最後はボリウッドダンスで締め！インド旅行気分を存分に味わえます｡

▼GLAN FABRIQUE MARCHÈ うれしいものごと_vol.02
10/29(木)～11/3(火･祝)　GLAN FABRIQUE　入場無料
我が地元･茨木を代表するカフェ｢百花｣を併設するGLAN FABRIQUEで開催される秋のマルシェ｡アクセサリー､洋服､雑貨､植物､食器､食べものなどが出店｡期間中にはワークショップなどのイベントも｡秋の気配がぐっと深まる季節､みなさま茨木にいらっしゃいませー｡

▼DÍA DE LOS MUERTOS　メキシコのお盆｢死者の日｣を感じるマーケット
10/30(金)～11/1(土)　SAA　入場無料
日本でも定番になってきたハロウィーン｡この時期にぴったりなメキシコの伝統行事｢死者の日｣をテーマにしたイベント｡メキシコ雑貨やスイーツ･パン･クラフトビールの販売のほか､特殊メイクアップの体験も！陽気に死を祝うメキシコならではの文化を体感したいです｡

合計　830円

保山ひャン (芸術家)

9月は体調を崩して寝込んでしまって､ほとんどイベントに行けなかったのだが､無理してでもイベント会場に足を運んでみると､あ～ら不思議､疲れも痛みもふっとんでしまうのだ｡面白いものをインプットすると､病魔も退散するようだ｡と､いうわけで､10月は面白いイベント目白押し｡予算1万円程度､という制限でここには載せなかったけど､なんばBEARSのライブのラインナップにはめまいがするほど楽しいのが並んでいる｡また､シネ･ヌーヴォのインディアン･フィルム･フェスティバル･ジャパンとか､映画も豊作なのであった｡休んだり寝たりしている場合ではないのである｡　

▼二つの世界のはざまで
Ｓ･アン＝スキ『ディブック』とユダヤ文化ルネサンス
10/2(金)･3(土)　2日：大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ/3日：居留守文庫　0円
『ディブック』はユダヤの民間伝承ディブック(悪霊)伝説を下敷きにしたS･アン＝スキ作の悲劇｡このたび､新訳が刊行されたのを記念して､『ディブック』の朗読劇と､トーク､ユダヤ音楽の演奏会が開かれる｡映画にもオペラにもバレエにもなったこの『ディブック』をなんと無料で！無料大好き！

▼ニュイ･ブランシュKYOTO2015
パリ白夜祭への架け橋－現代アートと過ごす夜　
10/3(土)　京都市内各所　0円
今年のニュイ･ブランシュは､京都国際マンガミュージアム､アンスティチュ･フランセ関西､ヴィラ九条山､京都芸術センター､＠ＫＣＵＡ他､京都市内38箇所で同時開催される｡朝まで楽しみたい人には､メトロでアフターパーティもある(有料)｡何年か前のニュイ･ブランシュでは､ある会場で非常にカオスな事態になった､と噂で聞くにつけ､どの場所で何のイベントを楽しめば当たりなのか､探りながら､ハシゴできればしてみたい｡

▼セーラー服教典
10/6(火)～18(日)　ギャラリーパライソ　0円
セーラー服絶対主義の教典がここに展開｡イコンと絵解きの図像の数々で､自らすすんでオルグされよ！
近藤宗臣､津川まぁ子､milcho､魚子､浅草かむろ､神吉都望､TERA､寧楽､幽にろ､海月､照留セレン､戌ヰヒロシ､Jyari

▼蒼い人形展2015
10/9(金)～17(土)　京都ライト商會 三条店　0円
出品作家は､橘明､清水真理､maiko､月ノ雫工房､銀狐久､奥田拓郎､ホリイロハ､カタオカトモコ､えに子､ＫＡＮＡ､真元､橘蔵人､礼毅､まにゃ@｡｢青い目をしたお人形｣ではない｡｢蒼い人形｣である｡つまりは､人形を見るまなざしの主たる人間こそが｢蒼い眼｣を持っているから､人形が蒼く映ずるのだ｡そんな(どんな？)蒼い眼をした人々に贈る人形展｡楽しみ！

▼NON FICTION 2015
10/10(土)～12(月･祝)　南堀江･萬福寺　800円
Pulpの5周年を祝って､Pulpゆかりの作家たちが集結｡Pulpの裏のお寺で3日間限定の展覧会が開催される｡大井戸猩猩､Kousuke Shimizu､Simon Fowler､鈴木裕之､D.K.Z(HAMADARAKA × 河村康輔)､濱口健､長尾謙一郎､山谷佑介､YOSHIROTTEN｡お寺だけに､デラックスな､グサッ！うっ､く､苦しい！

▼タデウシュ･カントル生誕100周年記念事業
｢死の劇場—カントルへのオマージュ｣
10/10(土)～11/15(日)　京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA　0円
82年､90年に来日し､演劇界を中心に衝撃を与えたカントルの写真､ドローイングなどを集めた展覧会が開かれる｡会期中には､｢死の教室｣をはじめとした映像の上映や､関連作家の作品上映､パフォーマンス､さらにはシンポジウム､と盛り沢山のイベントが企画されている｡今月はカントル漬け間違いなし｡

▼美女音楽劇｢人魚姫｣
10/17(土)･18(日)　兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール　5000円
寺山修司作､宇野亞喜良美術で贈る｢人魚姫｣､今回演ずるのは､あのサリジュアの青野紗穂ちゃん､そして元宝塚の悠未ひろ｡音楽は黒色すみれ｡見に行くしか！

▼Fuer Immer 第8回
｢ポストパンク･ジェネレーションの現場：羽田明子さんを迎えて｣
10/18(日)　アオツキ書房 　1000円＋1ドリンク代
羽田明子さんの名前を知ったのは､僕がまだ学生の頃､｢Kennel｣というミニコミを作っている女子とつきあっていたときだ｡彼女の話で羽田さんの話題が出ることがあって､お会いしたことはないものの､どういう人なんだろう､とずっと考えていた｡21世紀になって､こうしてお会いできるとは､人間､長生きしてみるものである｡

▼国際シンポジウム『Echoes of Elvis — グローバル･アイコンの軌跡』
10/24(土)　アンスティチュ･フランセ関西稲畑ホール　0円
エルヴィス･プレスリー生誕80周年を記念し､日米の研究者とともに､20世紀最大の文化的アイコンともいわれる｢キング･オブ･ロックンロール｣の軌跡を､文化史･音楽史の観点からたどるシンポジウム､なのだそうだ｡最近､『魔術師ニコロ･マキャベリ』という小説を読んでいたら､魔女の記憶を移植された少女が､エルヴィスのレパートリーを全部言えるようになるくだりが出てきた｡エルヴィスは魔女にまで浸透しているのだ！

▼廻天百眼劇場本公演『屍のパレード』
10/24(土)･25(日)　インディペンデントシアター2nd　一般前売4200円
先日､月蝕歌劇団の神戸公演にも出ていた紅日毬子出演｡特別出演として､ストロベリーソングオーケストラの宮悪戦車も出ている｡オタクの街､日本橋が､暗黒に染まる！

合計　11000円＋1ドリンク代

池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡8･9月は高野山･金剛峰寺で開催中の『いのちの交響』展の助っ人に行ったりしてました｡12月に中津soma galleryで個展します｡http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼ペット展 生き物ではないペットの展覧会
開催中～10/4(日)　ハライソ2F　0円
生き物ではないけれど､なんとなく気になる､ついかまいたくなるペットの展覧会｡考えてみると､そういう愛しい存在､結構まわりにある(いる)ような気がします｡10/4(日)にはクロージング･イベントとして､会期中に育てたペットを楽しく食べる会も開催(要予約)｡

▼池水慶一｢今年の夏､私は象になった｡｣
開催中～10/8(木)　アートエリアB1　0円
｢プレイ｣などの活動と並行して､動物園の動物を見つめた作品を作ってきた池水慶一さんの展示｡サイトの紹介によると､初めて象の作品を制作したのは1969年､45年以上前だそうです｡私が生まれるより前から続く視線､見に行きたい｡

▼放送開始40年 10,000回記念｢徹子の部屋展｣
開催中～10/12(月･祝)　大阪高島屋 7階グランドホール　一般800円
放送開始から40年目を迎える｢徹子の部屋｣の歴史を振り返る展示｡延べ1万人を超えるゲストの名前を見るだけでもおもしろそう｡

▼花岡伸宏｢Statue of clothes]Statue of clothes｣
開催中～10/18(日)　MORI YU GALLERY KYOTO　0円
いつも何か気になる形を見せてくれる花岡くんの個展｡ 今回は木彫に衣類を絡めた立体作品をメインに構成予定とのこと｡10/3(土)は｢ニュイ･ブランシュ｣のプログラムのひとつとして､21:30までオープン｡

▼特別展｢須魔怪奇水族園 -古今東西！水辺の妖怪展｣
開催中～11/8(日)　神戸市立須磨海浜水族園　18歳以上1300円(水族園入園料)
水にまつわる怪異を､生きもの･標本･歴史資料･模型などの資料で紹介する特別展｡エイとか干物になってるだけやん(しかもめちゃおもろいんやけど)！というのはさておき､妖怪の時代の人との生きものとの関係･距離なども感じられそうで興味あり｡新グッズや食事メニューもあるとか｡夏が終わってもやってるのも嬉しい｡

▼とらやパリ35周年祭
10/1(木)～下旬　とらや　見学無料＋買い物代
1980年10月にパリに出店した｢とらや｣の35周年を記念し､10月1日より日本でも特別なお菓子を販売｡どれどれ…とサイトを覗いてみたら､どれもこれもかわいくておいしそう！ヨウカンアラカルトはすぐなくなるんちゃうかなあ｡

▼ニュイ･ブランシュKYOTO2015
パリ白夜祭への架け橋－現代アートと過ごす夜
10/3(土)　京都市内各所　0円
日仏の現代アートを楽しめる一夜｡展覧会を夜まわるって結構楽しいのでおすすめ｡この企画もいつ間にか今年で5年目｡なんとなく定着してきた気がします｡別に紹介した花岡くんの展覧会もプログラムのひとつ｡

▼平野の祇園さんの縁日
10/18(日)　祇園神社境内　0円
神戸･平野の｢祇園さん｣で開催される秋の縁日｡夏の縁日は神戸っこにはおなじみですが､秋は初めての開催｡コーヒー､カレー､ろうそくなどの出店に加え､ワークショップ､紙芝居､ライブペインティングなどなど盛りだくさん｡晴れて運営継続が決まった湊山温泉の割引券も配布とのこと｡

▼谷澤紗和子×藤野可織『無名』
10/23(金)～11/1(日)　KUNST ARZT　0円
美術家･谷澤紗和子さんキュレーション､谷澤さん×小説家･藤野可織さんのコラボレーション展｡谷澤さんの名の無い創作物をテーマに､藤野さんが短編を書かれるそうです｡どんな空間になるのか楽しみ｡

合計　2100円

ぎゃしゃ (チャラリーマン)

今年の冬の目標は｢ディナーショーデビュー｣と決めました｡

▼西宮酒ぐらルネサンスと食フェア
10/3(土)･4(日)　西宮神社＆各社酒蔵　0円＋飲食代
夏と冬のグレーゾーンのようにしか存在しなくなった秋にこそ､身軽な装備でうろちょろしながら飲み歩きたい｡無料バスで蔵めぐりをする時は､飲み過ぎないようにねー｡

▼まんパク2015 in万博 吉田類トークショー
10/10(土)　万博記念公園　400円(Pコード:989-709)
飲み歩き､と言えばの類さん登場｡トークショーを見て､心地良い時期の万博公園をドランクしつつ徘徊したい｡この時期の万博公園は､ほんま最高｡類さんついでのピクニックやるしか！

▼Kidsaredead 2015来日ツアー大阪公演
10/18(日)　ムジカジャポニカ　3000円
個人別の趣味嗜好を超えて｢うはー､ええ音楽ー｣と唸らされてしまう音楽には期待しか無い｡MIKAとかikkubaruとかがドツボな人は是非｡ゲストはLampとシンリズム｡

▼秋の巨大書道体験
10/24(土)　グランフロント大阪　1000円
デカい半紙に思い切り書き殴りたい｡ライク･ア･長渕剛マインドで｡

▼DAOKO インストアライブ
10/24(土)　タワーレコードNU茶屋町店　0円
本当に実在したんだ｡｡｡という驚きを感じつつも､スルッと音とことばの粒子に浸れるような時間になりそう｡ことばが浮ついていなくて､とんでもなく賢いんだろうなーという印象｡

▼MOOSIC LAB 2015
10/24(土)～　元町映画館　3000円(3プログラム券※想定)
すっかり定着した本イベントが､今年も元町映画館で｡今年の注目は､『101回目のベッド･イン』､『ねもしすたぁ』､『劇場版 どついたるねんライブ』の３本柱でしょう｡主演3組が持っている時代とのズレ感と､ズレているからこその現代性をスクリーンから浴びたい｡元町映画館さん､ことしも3プログラム券企画してください｡(切望)

▼『GONIN』(35mm上映)
10/31(土)　塚口サンサン劇場　1800円
GONIN続編を石井隆が撮ったというだけでも衝撃なのに､このタイミングでファースト『GONIN』を上映してくる塚口サンサンさんの心意気､最高｡公開当時は松竹･奥山体制がブイブイ言わせてたなー､RAMPOとかあったなー､とノスタルジーに浸りつつ､ヘビーな暴力描写を堪能したい｡本木×佐藤のイチャイチャをまたスクリーンで観られるなんて！！(すでに悶えております)

▼RED BULL FLUGTAG KOBE 2015.
10/31(土)　神戸港新港突堤　392円
｢なにコレ？鳥人間コンテストでしょ？｣ってみんな思うよね｡でも､ただ飛ぶだけじゃないみたい｡｢飛行距離･クリエイティビティ･ショーマンシップ｣という審査基準には､｢頭かしこい､足速い､よりもおもしろいヤツの方がモテる｣という事実に直面した小学生時代のような感激を覚えました｡推しチームは｢神輿SATISFUCTION｣と､文字面だけの印象で即決｡

合計　9592円

吉村祥(FOLK old book store店主)

北北浜にある古本と新本､雑貨とご飯のお店の店主です｡10/10(土)～12(月･祝)は太陽と星空のサーカス､10/17(土)･18(日)はあしやつくる場にそれぞれ出店いたします｡10/10(土)～12(月･祝)は東京早稲田のブックカフェCAT’S CRADLEさんで行われる本のイベントにも本を送っています｡参加している本屋ユニットkof book sellers unionによる｢約100人の架空映画祭｣を10/3(土)～10/31(土)まで京都､三宮､心斎橋の東急ハンズにて開催中です｡

▼｢アワーズカリグラシマガジンと50人のクリエイター｣展
開催中～10/14(水)　無印良品グランフロント大阪 Open MUJI　入場無料
UR都市機構のウェブマガジンOURS.に関わる50名のクリエイターの“なぜか捨てられないものの”展示が面白そうです｡自分も今度から団地住まいをするので､他の人の暮しぶりがとても気になります｡

▼谷口奈津子の植物惑星探検隊
10/1(木)～10/27(火)　オソブランコ　入場無料
な〜んかついつい目が行く不思議な魅力のある絵とお話を描く谷口奈津子さんの展示｡オソブランコさんの広い空間でどんな展開をするのか楽しみです｡10/1にはライブペインティング､10/27には似顔絵屋がありどちらも楽しそう｡

▼NON FICTION 2015
10/10(土)～10/12(月･祝)　南堀江･萬福寺　観覧料800円
南堀江のギャラリーPulpの5周年企画｡Pulpゆかりの一癖も二癖もある作家達がふすまに絵を描きお寺で展示をするという癖がすごい展示です｡好きにやることと､制約の中での活動を考え続けているPulpディレクションのこの展示は､若い子が観たら勇気づけられる展示になりそう｡

▼中村ゆうこと森あかねのおいしい絵のクッキー展
10/18(日)～10/26(月)　ピンポン食堂　1オーダー
好きなものを実直にまっすぐアイシングのクッキーにしてしまう素敵な才能の持ち主中村ゆうこさんが､これまた才能あふれる歌い手森あかねさんの絵をクッキーにしてそれを展示するそうで､甘い匂いが漂うかなりドリーミーな空間になりそうです｡10/18(日)のオープニングでは､子育て漫画｢きみといつまでも｣が先日発売され話題のあおむろひろゆきさんと森あかねさんによるユニット“ひそひそ”のライブもあり｡

合計　800円＋1オーダー代

ぴあ関西版WEB編集部

10/3(土)～9(金)京都シネマ､10/31(土)～11/3(火･祝)神戸アートビレッジセンターで《ぴあフィルムフェスティバル》､10/18(日)ロフトプラスワンウエストでMOOK本｢究極のカレー関西版｣トーキングライブ Vol.0『カレー店なんでも言いたい放談☆～CURRY食べられると思うなカレー～』を開催！ 9/30(水)｢関西 夜と光の絶景本｣を発売予定｡よろしくお願いします！

▼キングジョー個展｢ホテル エンドレスサマー｣
開催中～10/11(日)　トランスポップギャラリー　入場無料
こちらに映画レビューも書いてくださっている､キングジョーさんの個展｡手描きのレコードジャケットや原画の展示販売もあり｡文：松本亀吉さん､絵：キングジョーさんの記念ZINEも購入したい｡(A)

▼ほりだしものバザール
10/3(土)･4(日)　hitoto　入場無料+買い物代
hitotoのほりだしものバザールには前回も前々回も足を運んだ｡はっきり言って値段設定が安すぎるほりだしものが多々あり｡わたしがよく付けていてたまに褒められたりするピアスはここでほりだした100円のものです｡10/4(日)18:00～は福西悟一さんのフリーライブもあるようです｡(A)

▼NUIT CINEMA PARADISE
10/3(土)～12(月･祝)　ちせ　入場無料
布花作家のMAHOさんと刺繍作家のAYUMIさんによるものづくりユニットnuitによる､7作の映画にちなんだ普段使いのアクセサリーが並ぶとのこと｡見に行きたい｡(A)

▼約100人の架空映画祭
10/24(土)～31(土)　東急ハンズ心斎橋店　入場無料
9月にあべの(東急ハンズあべのキューズモール店)で開催していた架空の映画の架空のフライヤーの展示販売｡公募によって選ばれた様々な架空の映画のフライヤーは,素晴らしいデザインとアイデアの宝庫｡見るだけでも楽しいはず｡※10/3(土)～10(土)京都(東急ハンズ京都店)､10/14(水)～21日(水)神戸(東急ハンズ三宮店)もあり｡(A)

▼I Am Robot And Proud & Jimanica W Release Party in Osaka
10/26(月)　CONPASS　前売り3800円＋ドリンク代(Pコード:272-630)
I Am Robot And Proud ことカナダ在住の中国系カナダ人ショウハン･リームさんが生み出す､柔らかく温かみがあり丸みを感じるエレクトロサウンドが大好き｡“柔らかく温かみがあり丸みを感じる”って､レイハラカミの音楽を言葉で表現するときと同じだな…｡I Am Robot And Proud のことは以前から好きだけど､そういえば､最近聞き直したらレイハラカミを思い出して泣けてきたんでした｡ライブ絶対行こう(A)

▼没後20年 ルーシー･リー展-調和の器･永久の憧れ-
10/31(土)～12/24(木)　姫路市立美術館　前売り800円
20世紀イギリスを代表する陶芸家ルーシー･リーの作品展｡すっとしたフォルムと､ピンクやブルーなど鮮やかでかわいらしい色彩が魅力的｡器のほかにも､戦時中生活のために制作したというボタン(これもかわいい！)など約200点もの作品が見られるそう｡グッズにも期待！(Y)

合計　4600円