竹内厚 (編集者)

ウェブマガジン｢OURS.｣で作家の藤野可織さんと街を歩いたりしてます｡

▼PARASOPHIA 京都国際現代芸術祭2015
3/7(土)～5/10(日)
京都市美術館､京都文化博物館別館､京都芸術センター､堀川団地､他
一般1800円(入場無料の会場もあり) Pコード:766-551
どんなトーン､調子の展示になるのか､いまだに掴みきれていないけど､とにかく､本気で大規模な現代アート祭が関西圏で開催されるのは大歓迎｡京都市美術館での展示は､かつてないような大胆な展示室の使われかたになる模様｡ほかにも､鴨川デルタでの展示など､知らないアーティストの作品でも楽しめそう｡

▼魔女の秘密展
3/7(土)～5/10(日)　大阪文化館･天保山　一般1500円 Pコード:766-442
一方､大阪ではまったく同じ会期で､魔女展が開催｡そんなに魔女ブームが来てたとは知らなかったけど､公式サイトを見ていると､西洋史と美術どっぷりな出品作の数々に思わずうなる｡これはこれで､本気で大規模な魔女祭りだ｡

▼still moving
3/7(土)～5/10(日)　元･崇仁小学校とその周辺地域､京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
無料
京都駅そばのディープゾーン､崇仁地域への移転が決定している京都市立芸術大学｡その第一歩として､大学に縁のあるアーティストたちが崇仁のまちへと入っていく｡はたして何が起こるのか｡

合計　3300円

うにうにこ (会社員)

カセットテープも入る複合型のプレーヤーを買ったので､これで最近増えてるカセットテープリリースの作品も気兼ねなく買える｡やったー！

▼｢inbreed｣
3/1(日)　ROCKETS　前売り1500円
ちょっと前に岡山のロンリーというバンドのメンバーに｢面白いバンドいますか～？｣って聞いて教えてくれたのが､同じく岡山のバンドTHE NOUP｡ちょっとジャーマンロックっぽい感じもあるらしくて興味津々！自分が好きなバンドの人が好きなバンドはわたしも好きなことが多い｡

▼｢Lower JAPAN TOUR｣
3/2(月)　BEARS　前売2000円
Lowerやコンプリも楽しみなんだけど､一番楽しみなのが最近ハマってる神戸のバンドDouglas！ギターが特徴的なニューウェイブバンドなんだけど､稲川淳二の怪談グランプリで優勝した経歴があるっていう､もう何がなんだかよくわからないよ…｡Douglasは1番目らしいので､この日は絶対定時で帰ろ～！

▼｢MOBSPROOF VOL.10 今度はイベントだ!｣
3/14(土)　Loft PlusOne West　前売り1500円
パンクマガジン｢MOBSPROOF｣のイベント｡わたしパンクに明るくないのでそんなによく知らないんだけど､｢アメ村レコードショップ･パワープッシュバトル｣でPUNK AND DESTROYのサザナミ君がレコメンするのが面白そうなのと､ナカノ君の写真展があるのと､昼からのイベントというところに惹かれてフラッと行ってきまーす｡

▼CARD presents｢PICK ME UP 3｣
3/14(土)　Pangea　前売り2000円 Pコード:258-204
CARDの2ndアルバム｢LUCKY ME｣のレコ発｡アルバムほんとにほんとに良くて､ちゃんと聴き込んでからレコ発を祝えるこの幸せ…｡あと共演のyepという愛知のバンド､エモいバンドなんだけどどこか狂ってて､それを｢僕たちは普通ですよ～｣って感じでしれっと演奏してる佇まいがすごく良くてオススメです｡

合計　7000円

若旦那家康 (舞台の隙間産業)

年度末ですね｡年度初めに出来なかったいろいろゆっくりやるという目標を達成したい｡

▼ピンク地底人 ピンク地底人の土葬ツアー 第1話
｢ピンク地底人､現る！！～2号の涙がキラリ～｣
3/1(日)　壱坪シアタースワン　前売1500円
バンドの再結成は基本ワクワクする｡けど結構がっかりもする｡これは難しいファン心理｡好きだったんだけど､劣化していたり､金の匂いがしたり｡ピンク地底人は一度解散したような劇団ですが､けっこうプリミティブな状態で再結成したようだ｡たぶんがっかりしない｡まだまだ劣化する前にこれからのタイミングでつぶれたから｡復活したってことは｢何かつくりたい｣って業が沸いているからだろう｡祝福したい｡だからがっかりさせないであろうことを確認しに行きたい｡

▼ピンク地底人 ピンク地底人の土葬ツアー 第2話
｢恋人は地底人～5号の憂鬱～｣
3/7(土)･8(日)　つくるビル 104号室A　リピーター割引1000円(前売1500円)
上記のおススメの理由に付け足すと､毎週新作をやるという｡1本見て半券を取っておくと500円引き｡タイトルは色々な楽曲のモジリか｡

▼ピンク地底人 ピンク地底人の土葬ツアー 第3話
｢ピンク地底人のタイムマシン｣
3/14(土)･15(日)　ライト商會　リピーター割引1000円(前売1500円)
上記のおススメ2つを参照｡付け足すなら本当にピンク地底人は期待されていた｡それを取り返せるか｡本公演は関西でおこなわれるのか｡ここで観とかないといけないのではないか｡

▼ピンク地底人 ピンク地底人の土葬ツアー 最終話
「ピンク地底人の母､帰る！！」
3/21(土)･22(日)　秘密基地Chika　リピーター割引1000円(前売1500円)
上記のおススメ3つを参照にしておきながら､これは最終話は本当にお客さんはいるんじゃないか｡予約は早めに｡

▼futurismo #1 ｢珈琲が冷めるまでの戦争｣
3/26(木)～31(火)　common cafe　前売2000円
関西の注目作品に出まくっていた女優､松永渚の企画公演｡20代で注目されまくっている俳優陣｡こんなさわやかで青春を感じさせそうな､けど汗臭くはなさそうな雰囲気に30代半ばを過ぎた演劇おじさんはひくひくしてまう｡

合計　8000円

ばくー (わくわく愛好家)

あたたかくなってきたので、公園でのんびりお花が咲くのをながめたいな。
https://www.facebook.com/bakubakubakubakubaku

▼｢さらば、愛の言葉よ｣＜2D＞
上映中　シネ･リーブル神戸　当日1800円
＜3D＞も面白いしわかるけど､もう字幕がせまってきてこわいし､めがねも痛いから､こういう破綻した＜3D＞はそれはそれで楽しんで､＜2D＞もチェックしようかな｡

▼｢横尾忠則 大涅槃展｣
開催中～3/29(日)　横尾忠則現代美術館　一般700円
横尾忠則さんの作品はもちろん､氏のねはんコレクションがこれでもかと寝ているよ｡寝て絵をみれるスペースもあって極楽♪ピカピカの電飾のついた絵とか､たこの絵もあるよ｡

▼大阪アジアン映画祭｢単身男女2｣
3/11(水)･3/15(日)　ABCホール　前売1300円 Pコード:553-960
いっつも大阪アジアンとか、大阪ヨーロッパはゲストが来るから要チェック。今年の注目は開催前夜に行われる映画スターの船乗り込みリバーカーペット！ 道頓堀へGOやね！ でもジョニー･トーもはずせないの。

▼｢ナイト ミュージアム／エジプト王の秘密｣＜IMAX＞
3/20(金)～　109シネマズ箕面　当日2000円
夜だから動いてるのばれちゃってるナイト ミュージアムシリーズの最終章｡アナ雪続編も気になるけど､エジプト王の秘密も超気になる｡何が！動き出すの(怖)！やっぱりあれ？忘れられない夜になりそう｡

▼｢アーモンドフェスティバル｣
3/21(土)･3/22(日)　東洋ナッツ本社工場　入場無料(＋飲食代)
あげたてアーモンド､アーモンドおにぎり(塩こぶ)やアーモンドオーレをおつまみに､桜に似たアーモンドの花のお花見ができるよ～。おすすめはコロッケ！

合計　5800円(＋飲食代)

池内美絵 (美術家)

ヤスデと暮らしています｡玉ねぎの水栽培もはじめました｡
http://www014.upp.so-net.ne.jp/ike/

▼企画展｢昆虫食～とる･つくる･たべる～｣
開催中～4/6(月)　伊丹市昆虫館　大人400円
待ってました｢昆虫食｣展！日本や海外での昆虫食､採り方や味わい方､新たなタンパク源としての昆虫食の紹介などの展示を中心に､講演会や試食会など充実の内容です｡がっつり知りたい人にはもちろん､虫食べるとかありえへん人にも､ちょっと食べてみたい人にもおすすめ｡ミュージアムショップで昆虫食(イナゴ､蚕のさなぎ､蜂の子)も販売中｡

▼｢ガケ書房の遺品展｣
3/2(月)～14(土)　prinz 1Fカフェギャラリー　0円
先月移転＆｢ホホホ座｣としてリニューアルオープンする､ガケ書房のあれやこれやを一挙公開｡きっと雑多で楽しいと思います｡ちなみに先月のガケ崩し､私はプレ崩しのかけらを拾いました｡

▼｢CAFE＆SHOP y3 さよなら展｣
3/4(水)～29(日)　CAFE＆SHOP y3　0円
3月で閉店するC.A.P.1Fのカフェ､CAFE＆SHOP y3の思い出を振り返る写真展｡トークや展示など､イベントを多数開催していた場所らしい企画です｡懐かしい写真が見られそう｡

▼｢ブルーインパルス祝賀飛行｣
3/26(木)　姫路城　0円
長らく布に覆われていた､姫路城大天守閣の保存修理工事が終わるそうです｡記念式典ではブルーインパルスの祝賀(アクロバット)飛行が見れるとか｡イメージ写真はなんだか微笑ましいですが､演目は､サンライズ(ワイドローパス)､デルタ360°ターン､スワンローパス､サクラ､ビッグハートと好よさそう｡前日にテスト飛行もあるそうです｡

▼｢ばら積運搬船進水式｣
3/27(金)　川崎重工業(株)神戸工場　0円
｢ばら積運搬船｣の進水式見学会｡おっきな船がするすると海に滑り出して行く様子はワクワクしますし､それを見に来る人がたくさんいるというのも楽しい気分に｡川崎重工を通るのも面白いです｡夏の進水式は待ち時間が暑くてバテかけたので､いい季節のこの機会がおすすめ｡

合計　400円

河合カズキラングレー (スカマー)

関西スカムを牽引できない存在としてバンド･DJ･コスプレなどで広く活動中｡最下層音楽がキーワード｡ウルトラファッカーズ､アメリカンバッドボーイ､アマリリス改､DJ河合カズキラングレー｡3/8(日)アニつるにてアニソンDJ｡80～90年代ロボ系原曲です｡あいかわらず80年代アニソンで大きなお友達の魂を揺さぶるイベントです｡踊るっつーより歌ってる人がほとんど｡岩ちゃんの生トーク､なんでも描いてくれるアニメーター吉田さんというプロのワザも堪能できます｡
http://centralscum.lostfrog.net/

▼｢305の日｣
3/5(木)　BEARS　前売1500円
奇人No.305にちなんで毎年3月5日に開催されるパーティ｡なんというか､パーティというものの本質とか定義をもう一度煮詰めたくなる気分になる客入りと極北すぎる演目の数々｡哲学的にキメるならこのイベント､春だし｡

▼｢加藤鷹の性春何でも相談室｣
3/17(火)　Loft PlusOne West　前売2000円
僕ではありませんが､知人が行ったAVショップのイベントではとてもトークがおもしろかったそうです｡確かに漫画ゴラクのコラムはおもしろかった｡しかし問題なのは､僕はこの方の出ているAVを観たことがありません｡もしかしてAVもおもしろいのでは？

▼｢第11回日本橋ストリートフェスタ2015｣
3/21(土)　でんでんタウン　コスプレ参加証1500円
関西地方最大のコスプレ祭り｡でんでんタウンの一部分がおそろしい人数で埋め尽くされます｡主催側の催しモノも用意されていますが､なんしか参加者の力で支えられてる感があるお祭りです｡通常のイベントと比べると制約が少ない自由なコスプレを大量に堪能できるのが特徴｡およそ3時間と非常に短いので注意です｡

▼｢The Sickness Unto Death #2｣
3/21(土)　CONPASS　前売2000円
グラインドコアの濃ゆいところ！

▼｢おばけナイター 大阪大会｣
3/21(土)　BEARS　前売2000円
おばけナイターっつーからには鬼太郎とか妖怪の話だろうと思うが､まったく関係ない催しかもしれません｡トークなのか演奏なのか､遊びに行くのにそんなことは知る必要もない｡元あふりらんぽと元BiSの方々です｡

合計　11000円

西尾孔志 (映画監督)

3/26(木)に､去年撮った新作短編と｢ソウルフラワートレイン｣が《MOVIE LOVERS》＠十三シアターセブンにて上映されます｡それとスローライフな動画｢カリグラシTV｣を連載中｡

▼《ぶんぱく青春映画祭》ヨリ道ノススメ4
3/1(日)～31(火)　京都文化博物館　一般500円×3日
好評企画も4回目｡4日(水)の大島渚2本立､17日(火)のトンデモ宇宙2本立(岡本太郎ファン必見)､24日(火)の森田芳光と大島弓子のときめき2本立あたりはスクリーンで堪能したい｡

▼《第10回大阪アジアン映画祭》
3/6(金)～15(日)　ABCホールなど　前売1300円×2本
先日来阪した､香港で映像ディレクターをやってる友人とその仲間たちに聞いた､彼らの最近おすすめ香港映画がデレク･クォク監督の｢打擂台｣｡知らないなぁと調べたら｢燃えよ！じじぃドラゴン｣という聞いただけでスルーしそうな邦題で公開されていた(笑)さらにクォク監督､｢西遊記｣でチャウ･シンチーとの共同監督を降板している｡しかし今回､最新作｢全力スマッシュ｣がアジアン映画祭で観ることができる！！他にトホホと洗練が同居するジョニー･トー監督のラブコメ映画が大好きなので｢単身男女2｣も楽しみ｡

▼《未体験ゾーンの映画たち 2015》
3/7(土)～　シネ･リーブル梅田　一般1300円
劇場未公開映画をまとめて49本一挙上映！｢J･ウォーターズが絶賛｣｢ロビン･ウィリアムズ最後の主演作｣｢カンヌ映画祭国際批評家連盟賞｣｢｢ドライブ｣監督の幻の傑作｣｢ハーレイ･ジョエル･オスメント復活作｣｢ジョン･カサヴェテス監督の娘ザン初監督のエロティックホラー｣｢ウィンターボトム最新作｣｢Rコーマン製作総指揮｣と紹介文だけで興味津々！とりあえず｢アベル･フェラーラがセックス･スキャンダル事件を映画化｣は観ておきます｡

▼SYSTEM 7 JAPAN TOUR 2015
3/13(金)　CIRCUS　当日3000円(＋1ドリンク代)
ずっと生で踊りたいのにSYSTEM7未経験の僕は､今度こそ初体験と絶頂を同時に味わいたいと思います｡赤犬じゃない英語表記の方のTAKAAKI ITOHさんのゴリゴリバッキンバッキンの音も久々に聴きたい！

▼｢ミンヨン 倍音の法則｣
3/28(土)～　第七藝術劇場　前売1500円 Pコード:465-930
岩井俊二､河瀬直美､是枝裕和ら世界的な映画監督が｢影響を受けた｣とリスペクトする国際的TVドラマ監督･佐々木昭一郎(｢夢の島少女｣､｢四季･ユートピアノ｣)｡透明でむせかえるような少女性､ドキュメンタリー手法によるドラマ､音楽的感性による編集など､そのルーツに佐々木昭一郎はいる｡そんな巨匠が初めて手がけた映画が今作｡

合計　9900円

太田明日香 (編集者)

フリーランス編集者｡淡路島出身｡オオタ編集室､島の情報室｡

▼キクスル ネット･ワーク･ショップ
3/1(日)･14(土)　大阪府立江之子島文化芸術創造センター　無料
カラフルでスケールの大きい作品が魅力的なアーティスト中島崇と一緒に巨大インスタレーションをつくるワークショップ｡できあがった作品は3/26(木)～29(日)までグランフロントで開催されるナレッジキャピタルフェスティバルで公開予定｡

▼｢はじめての福島学｣刊行記念 開沼博トークショー
3/6(金)　スタンダードブックストア心斎橋　1500円
3月11日を前に読んでおきたい一冊｡｢フクシマ論｣でデビューした新進気鋭の社会学者の話が直接聞ける｡後半には｢核と日本人｣を上梓したばかりの若手社会学者山本昭宏さんも登壇｡日本の未来を考えるトークショー｡

▼｢URBAN PERMACULTURE GUIDE 都会からはじまる新しい生き方の
デザイン｣刊行記念ソーヤー海トークショー
3/7(土)　スタンダードブックストア心斎橋　1500円
2日連続でスタンダードブックストアのイベントを紹介してしまった｡こちらは､田舎暮らしや地方移住はハードルが高い･･･でも､都会で農業とか憧れるという人に｡都会で農的生活を実践するための初めてのガイドブックを書いたソーヤ海さんのトークショー｡関西にはなかなか来ない方なので､ぜひ｡

▼スマイルリボンフェスタvol.2
3/7(土)･8(日)　まちのカフェvivo　無料
谷町4丁目にある障がい者福祉雑貨も扱うお店aboveさん主催のおまつり｡ワークショップに雑貨販売と楽しいイベント満載です｡個人的には奈良県障害者芸術祭に出店していた中村あいさんの切り絵に注目しています｡

▼五斗長ウォーキングミュージアム｜Gossa walking museum
H26年度作品お披露目会
3/8(日)　五斗長垣内遺跡拠点施設　無料
森の中で現代アートを楽しめるウォーキングミュージアム｡年に数回展示やワークショップを開催｡今年は笹島裕樹さんの｢風の集合｣という作品とイラストレーターのfuuyanmによる「もりのめがね」という作品を､縄文時代の鉄器製造地跡で展示｡古代の空気まで味わえそうな､新鮮なアート体験ができるかも｡

▼もうひとつの見方―奈良の障害のある人の表現展―
3/20(金)～22(日)　東大寺総合文化センター　無料
これらの絵を見ていると､何かに熱中するということを思い出させてくれ､とても元気になります｡20年近くかけて奈良の様々な福祉施設で製作されてきた絵画が一同に会する初めての機会です｡

▼お米バッグ展
3/21(土)～29(日)　ボンジュール現代文明
無料(会期中のイベントは実費)
イベントやサイトのディレクションがいつもしゃれていて注目しています｡今回は京都舞鶴からやってきた､農家の松岡さんの冬の手仕事｢お米バッグ｣の新作展覧会｡会期中には野草茶カフェや西日本の山村の常備食販売､｢農学部芸術学科､の小さな授業｣と題した林業や農業に関する講演会も｡自然とともに暮らしてみたい､そんな人におすすめです｡

合計　3000円

保山ひャン (芸術家)

3月は､1日(日)に｢10minutes SP｣＠ Loft PlusOne Westで正午からイベントします｡9日(月)には｢メッケルさん｣＠ なんば紅鶴で日本文学にとり憑いた｢あるの中のある｣の秘密を暴きます｡また､一方､3月と言えば､｢大阪アジアン映画祭｣｢パラソフィア｣｢日本橋ストリートフェスタ｣｢魔女の秘密展｣｢大相撲三月場所｣など､興味深いイベントが目白押し！ 身体がいくつあっても足りない､といいますが､5つくらいあれば足りるはず！ 5体分身くらいなら､出来るかな！

▼牧田紗季個展｢耳鳴りの間｣
3/6(金)～10(水)　アートスペース亜蛮人　0円
亜蛮人での年末展や｢幻想浪漫展 春宵ファンタスマゴリア｣でひときわ異彩を放った牧田紗季のこれがなんと初個展｡おもに岩絵の具や水干絵の具で描かれる。

▼創生劇場｢Ophelia Glass 暗黒ハムレット｣
3/7(土)　先斗町歌舞練場　一般前売2500円 Pコード:441-563
日本舞踊､能､狂言､浪曲､華道､MuDA､そして暗黒舞踊の異種混成チームが演じるのは､｢ハムレット｣！ 金沢舞踏館主宰の山本萌の演出でシェイクスピアはどう変貌すんのかい､せんのかい｡

▼映画｢月光ラプソディ｣上映会
3/7(土)　神戸文学館　0円
Playingなだ まち遊び演劇アートプロジェクト｢稲垣足穂レトロスペクティブ｣と題するイベントが神戸で開催される｡朗読とピアノセッション｢星とチョコレット｣があったり､水道筋商店街でスタンプラリーがあったり｡神戸文学館では､タルホの｢一千一秒物語｣からインスパイアされた映画｢月光ラプソディ｣が上映される｡ここにきて､神戸は突然のタルホ熱にうかされているようだ｡

▼｢伝統文化体験フェスティバル｣
3/7(土)･8(日)　兵庫県公館　0円
民謡､邦楽､能､狂言､日本舞踊､日本画､書道､短歌､俳句､川柳､いけばな､茶道､水墨画､などなど､日本の伝統文化が一堂に会しての体験フェスティバル｡両日ともステージ発表もあり､民俗芸能や和太鼓などが楽しめる｡これ､去年も見に行って大満足した催しなので今年も楽しみ｡

▼｢アルタード･ステイツ2days｣
3/14(土)15(日)　MOERADO　前売予約3000円
内橋和久､ナスノミツル､芳垣安洋の3人からなるアルタード･ステイツなんと2days！14日はワンマン｡15日はセッション･デーでオープニングがgoat､ゲストに渕上純子､山本精一を擁しての布陣｡できれば､連日見に行きたいが､せめて1日なりとも｡

▼ピーター･ホルワード講演会｢ジル･ドゥルーズと政治｣
3/19(木)　立命館大学衣笠キャンパス 創思館401･402　0円
政治哲学､フランス現代思想を専門とするキングストン大学のピーター･ホルワード教授の講演｡コメントは千葉雅也(立命館大学)山森裕毅(大阪大学)｡英語での講演になるけど､翻訳資料が配布されるそうなので､ひと安心｡

▼｢根本敬トークライブ～ディープ映像ナイト～｣
3/23(月)　Loft PlusOne West　前売1500円(＋飲食代)
やみつきになる映像＆トークの宴が再来｡やばいけど面白い！ 今回､根本さんが何を持ってくるのか､ひやひやしながら､全力で待機！

▼｢クレヴァニ､愛のトンネル｣
3/28(土)～　シネ･ヌーヴォ　1700円
今関あきよし監督の新作！ 予告編見ただけで､今関ワールドが満開｡リピーターに絶対なってしまう！ 初日には監督と主演女優さんの挨拶もある｡満席必至｡まだ見ていないのに､既に感動している｡

合計　8700円(＋飲食代)

ぴあ関西版WEB編集部

3/4(水)｢セレッソ大阪オフィシャルイヤーブック2015｣､3/5(木)｢ぴあ東灘食本｣､3/19(木)｢ぴあ守口門真食本｣､3/19(木)｢日帰りドライブぴあ関西版｣､3/23(月)｢We Love Carp 2015｣､3/24(火)｢パ･リーグぴあ｣､3/26(木)｢ケンドーコバヤシのたまらない店｣､3/28(土)｢ぴあ天神博多食本｣を発売予定です｡よろしくお願いします！

▼｢世界のブックデザイン2013-14｣
3/3(火)～4/29(水)　奈良県立図書情報館　入場無料
ドイツで毎年行われる､一般客からも注目される書籍の見本市ライプチヒ･ブックフェア｡そこで｢世界で最も美しい本コンクール｣に入選(日本の本も入選している！)した各国の書籍をはじめ､優れたデザインの書籍が､合計210点展示されるとのこと｡この展示は､関西では奈良のみらしい｡暖かくなったら行こうかな｡(A)

▼ひとマルシェ
3/7(土)･8(日)　神戸アートビレッジセンター　入場無料(＋買い物代)
KAVC(神戸アートビレッジセンター)にゆかりのある作家たちの作品販売や､雑貨店､カフェなどが出店する良さげなマルシェイベント｡様々なワークショップやカニコーセン､グラタンカーニバル､杉瀬陽子などのライブもあり｡このページでもおなじみ｢ばくー｣の布小物も買えるようです！(A)

▼九龍ジョー｢メモリースティック｣刊行記念トークイベント
3/8(日)　FOLK old bookstore　500円
九龍ジョーさんによる､ジャンルを横断するポップ･カルチャーのドキュメント｢メモリースティック｣(DU BOOKS)の刊行記念トーク｡当日の昼はスタンダードブックストア心斎橋で坂口恭平さんとのダブル刊行記念トーク(http://www.standardbookstore.com/archives/66171232.html)も｡(B)

▼コトコトこけし博2015～ニッポンのめでたいもの市～
3/14(土)･15(日)　マヤルカ古書店／遊・空間U
各日300円(＋買い物代)
｢こけしって暗いイメージでなんか怖い…｣なんて昔の話｡青森の津軽こけし館から可愛いこけしが集まる当イベント｡一見同じように見えるこけしちゃんの中からお気に入りのひとりを見つけるのがなんとも楽しい！ ほかにも､様々な作家さんたちのこけしグッズが出品されたり､ワークショップやライブ､フード＆ドリンクの出店もあって1日中楽しめます｡14日は津軽こけし工人さんの､滅多に聞けないトークショーも！ 東北弁に癒されますよ～｡(Y)

▼輪島裕介｢踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽｣刊行記念トークショー
3/15(日)　スタンダードブックストア心斎橋　1000円(1ドリンク付)
前著｢創られた｢日本の心｣神話｢演歌｣をめぐる戦後大衆音楽史｣(光文社)も非常に面白かった輪島裕介さんの新刊｢踊る昭和歌謡｣(NHK出版)のトークイベント｡実演もある模様です｡(B)

▼小杉ライブ ～毎月､大丸心斎橋でやってます｡～
3/20(金)　大丸心斎橋劇場　全席指定-2500円
2007年にスタートしたブラックマヨネーズ･小杉による月イチソロライブ｡毎回シークレットゲストを迎え､TVでは話せないトークやゲーム企画など内容盛り沢山でお届け｡ゲストの出演交渉には小杉自身が携わっており､東京からビッグネームがやって来る事も｡小杉主演による毎回撮り下ろしのオープニングVTRも必見！CGを駆使する事もありますが(笑)、あの“わがままボディ”でキレッキレのダンスを披露したりしています!!(E)

▼コリア･アニメーション｢豚の王｣特別上映会
3/21(土)　韓国文化院ヌリホール　入場無料(先着順受付中)
個人的に世界一好きな俳優兼監督のヤン･イクチュンらが声優で参加しているヨン･サンホ監督のアニメーション｢豚の王｣の上映｡ヤン･イクチュン×ヨン･サンホのタッグは｢サイビ｣という映画もあり､それが素晴らしかったのでコレも期待大｡先着順受付なので急いで申し込んだ｡｢はちみつ色のユン｣という作品の上映もあり｡(A)

▼｢Nordic Guide -deign travel-｣
3/22(日)　THE(COMMON)PLACE　2000円(1ドリンク代込)
好きなミュージシャンが多いってだけの理由でアイスランドに行ったことがある｡そのとき､デンマークとスウェーデンにも少し寄ったけど､様々な北欧デザインに本当にうっとりした｡このイベントは､北欧への仮想旅行を計画し､現地で出会えるデザインの数々､現地の人しか知らないおすすめスポットなどを紹介､雑誌などでは伝わらない北欧の“リアル”に触れることができる…とのこと｡面白そうじゃないですか！(A)

▼｢blow up,laugh out～大原裕の音で笑え｣
3/28(土)　hopken　500円
ドローイング展示を含む植野隆司さん(テニスコーツ)9デイズなど盛りだくさんの3月のhopkenですが…これはっ! SIGHTSやLIVE! LAUGH! 等で活躍したトロンボーン奏者､故･大原裕さんの音源を関係者の証言とともに聞く宴｡(B)

合計　6800円(＋買い物代)