ホーム > 怒髪天 増子直純のナニワ珍遊道
どはつてん
’84年に札幌で結成。増子直純(vo/通称兄ィ)を中心に上原子友康(g/通称 王子)、清水泰次(b/通称シミさん)、坂詰克彦(ds/通称坂さん)の4人組で活動中。オトコくさくも人情味溢れる独特の音世界に支えられた圧巻のライブアクトで人気急上昇中のロックバンド。
オフィシャルサイト http://dohatsuten.jp/
シングル
『どっかんマーチ』
発売中
¥1,000- (税込)/TECI-315
<収録曲>
01. どっかんマーチ
02. どっかんマーチ(エコースティックver)
03. ニッポン・ワッショイ(Takkyu Ishino Remix)/ 石野卓球 appears by the courtesy of Ki/oon Music Inc.
¥1,000 (税込)/ TECI-314
<収録曲>
01. 団地でDAN!RAN! / 怒髪天feat.キヨサク(MONGOL800)
02. 流れる雲のように(studio live)/
<ボーナストラック>
団地でDAN!RAN!(増子直純フル歌唱ver)
団地でDAN!RAN!(カラオケ)
※NHK総合 アニメ『団地ともお』オープニングテーマ。
*初回限定盤(CD+DVD):¥3500(税込)/ TECI-1360
*通常盤(CD):¥2800(税込)/ TECI-1361
<収録曲>
01. 威風怒道~愛と栄光のテーマ~
02. 独立!俺キングダム
03. 神様は小学生
04. ドリーム・バイキング・ロック
05. 濁声交響曲
06. あたし、SUPERツラい…
07. 砂上の楼閣 part.2
08. WAZAN
09. ロックバンド・ア・ゴーゴー
10. 男、走る!
11. 愛の出番だ!
★初回限定盤特典DVD
2014年1月12日(日・祝日前夜)日本武道館公演まで続く<DOHATSUTEN三十路(ミソジ)まえ>ツアーのひとつ、2013年1月14日(月・祝日)、大雪の中、SHIBUYA-AXにて行われた初日のライブ全曲(約100分)を収録!
<収録曲>
男、走る! / ホトトギス / 愛の嵐 / 宿六小唄 /
ロクでナシ / 生きててイイですか? /
オレとオマエ / ナンバーワン・カレー /
なんかイイな / 愚堕落 / むしけらブンブン /
俺ころし / 蒼き旅烏 / 旅路 / 歩きつづけるかぎり
/
雪割り桜 / オトナノススメ / 押忍讃歌 /
酒燃料爆進曲 / サムライブルー /
ニッポン・ワッショイ
*初回限定盤(CD+DVD):¥1800(税込)/ TECI-299
*通常盤(CDのみ):¥1000(税込)/ TECI-300
<収録曲>
男、走る!
ニッポン・ワッショイ
MUSIC VIDEO
『ニッポン・ワッショイ』
DVD
『Tabbey Road the film -夢追道中紀』
発売中
DVD2枚組:¥5,500- (税込) /
TEBI-55235~6
テイチクエンタテインメント/インペリアルレコード
¥2,800(税込)/ TECI-1326
【長野】
Pコード:213-719(12/13(金)まで販売)
▼12月14日(土) 18:00
長野CLUB JUNK BOX
スタンディング-3800円
(整理番号付・別途ドリンク代必要。)
[問]長野CLUB JUNK BOX
[TEL]026-267-9120
★来る初!日本武道館公演!!
『怒髪天結成30周年記念日本武道館公演
“ほんと、どうもね。”』
発売中
Pコード:190-395
▼2014年1月12日(日)18:00
日本武道館
指定席-5000円
着席指定席-5000円(立見不可)
指定席 A席-3500円
[問]ホットスタッフ・プロモーション
[TEL]03-5720-9999
<イベント>
『Act Against AIDS 2013
「アニソン AAA Vol.2」in Zepp Tokyo』
Pコード:215-500(11/26(火)まで販売)
▼11月29日(金) 18:30
Zepp Tokyo
全席指定-5250円(ドリンク代別途必要)
[出演]JAM Project/遠藤正明/奥井雅美/
影山ヒロノブ/きただにひろし/橋本みゆき/
bamboo/福山芳樹/増子直純+上原子友康/他
※3歳以上はチケット必要。
[問]キョードー横浜
[TEL]045-671-9911
『bloodthirsty butchers写真集『青春』
発売記念
~写真家・菊地茂夫×ダイノジ 大谷ノブ彦×
上原子友康×中込智子~
" 俺達のbloodthirsty butchers "』
▼12月1日(日)20:00
UPLINK FACTORY
1000円(ドリンク別)
[出演]大谷ノブ彦(ダイノジ)/
上原子友康(怒髪天)/菊地茂夫(著者/写真家)
/中込智子(音楽ライター)/他
※開演時間、変更になる場合がございます
料金 ¥1,000(ドリンク別)
[問]UPLINK [TEL]03-6825-5503
[MAIL]factory@uplink.co.jp
URASUJI.
Pコード:216-874(12/19(木)まで販売)
▼12月22日(日) 19:00
新宿LOFT
オールスタンディング-4500円
(ドリンク代別途必要)
[DJ]SATO/HINO/HASE/ZONO/ナツコ/
まちゃまちゃ/イマイアキノブ/牧野雅己/
CHECK/他
[出演]THE STREET BEATS/
妖怪と石鹸の暴動-SPECIAL-/Who the Bitch
/MOTO-PSYCHO R&R SERVICE/
イマイアキノブ&佐々木亮介&サトウミノル/
9nIne/The sham/他
[オープニングアクト]The COMMONS
※18歳未満は入場不可。要顔写真付身分証明書。先着50名様、プレゼント有り。
[問]新宿LOFT
[TEL]03-5272-0382
※THe COMMONSの助っ人ベーシストとしてシミさんが出演します。
「大パルコ人2 バカロックオペラバカ
『高校中パニック!小激突!!』」
東京、仙台、大阪、愛知で上演
※友康さんが劇中曲の楽曲提供!
公演の詳細は公式サイトまで!
『怒髪天が語った1082+10の真実
怒髪級!!』
1714円+税 ぴあ株式会社 |
怒髪天のことが何でもわかる必読書!
怒髪天に1082の質問を投げかけた怒髪天初の単行本『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』。バンドの歴史かこれからのこと、音楽観に人生観、はたまた個人的な趣味嗜好まで何でも聞いた1082問! 写真はオール撮り下ろし、ロードムービー風の大阪ロケからかっこよさ炸裂のスタジオ撮影、そして“オッサンのグラビア”と見どころ満載! さらには各方面で大好評、ドラムス坂詰克彦氏の常軌を逸脱した驚きエピソードを全10話収録!
『怒髪天が語った1082+10の真実 怒髪級!!』はぴあBOOKSHOP、セブンネット、Amazon、楽天BOOKS、または、全国の書店で絶賛発売中!
女性自身WEB連載 増子直純の「男子たるもの」
http://blog.jisin.jp/dht/
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季節はすっかり2つ過ぎ、本格的な冬を迎えんとする今、あの夏の盛りをもう一度!ということでお届けします、恒例の沖縄トークライブレポート『オキナニワ珍遊道』。今年も桜坂セントラルにて行われました『怒髪天 DOHATSUTEN 三十路まえ 夢街道四人五脚 特別公演 ~いろいろあるけど、なんとかなんくるナイト~』の模様をお伝えします!
沖縄といえばこの曲、怒髪天『ぐすよめんそーれ』に乗ってまずは坂さんが登場!
坂詰「おばんです! 本日はようこそいらっしゃいました。皆さん、ドリンクの方は? まず一発、乾杯ということで。エブリバディ、乾杯!! というわけでございまして、ちょっと皆様のお耳を汚させていただきたいと思います。皆様、大丈夫でしょうか? えー、沖縄ということでそんなに関連性のない曲を2曲ばかり!
(坂さん、ギター弾き語りで1曲)
坂詰「というわけで!『シークレットオブラブ 愛の秘密』。絶賛受付中! というわけでもう1曲! 次の曲はもっと短い! …7.5センチくらい」
(坂さん、再び、ギター弾き語り)
坂詰「ありがとうございます!」
MC「本日司会を務めさせていただきますハザマです。今年は坂さんとふたりで司会をします! 皆さん、ドリンクはお持ちでしょうか。坂さん、沖縄でのtelezumeはどんな感じですか?」
坂詰「非常に皆さんの熱い視線に焦げそうでした!」
MC「今日は私とふたりでの司会は不安なんですが、さっそく3人をお迎えしたいと思います!」
(と、ここで大歓声の中、メンバー全員登場)
MC「まずは一言ずつ、お願します」
増子「はい! えー、ツアーも最終日となりまして、みんな怪我や病気もなく、よかったねということで、お疲れさまでした。今日も楽しみましょう! 乾杯!! ……これね、あの、ビールとチキンはなんと、モンパチからの差し入れ。めっちゃうまいよ! (食べたいな~の声に)いいだろ! じゃ、進めて!」
MC「それでは早速ですが、トークをしたいと思います」
増子「しねぇよ!(笑)」
MC「今日は何の日かというと…」
増子「知らねぇよ!」
MC「『怒髪天三十路まえ 夢街道 “四人五脚”』のツアーファイナルでございます!」
増子「そりゃそうだろ!」
MC「なので、まずはツアーを振り返るということで」
増子「いや!」
MC「今回、『ドリーム・バイキングス』というアルバムを4月に発表しまして、引っさげてツアーをやってきたのですけども、セットリストをそこに置いてます」
増子「はい。坂さん、ちゃんとやらないとダメだ。このふたりに仕切ってもらわないと」
MC「ばっちり仕切りますので!」
増子「まず『威風怒道~愛と栄光のテーマ~』。これをかけて登場してからの、フラッグを背中にかけてもらって出て、それをやった。マントショー的なものをやって」
シミ「あれで飛べばよかったのにね」
増子「無理だな。あの曲、いい曲だね」
友康「ライブのオープニングにいいなぁってことで」
増子「あの曲はアレの曲だもんね。元々何だっけ?」
友康「ラー油 (永谷園『辛そうで辛くない少し辛いラー油』) のCM用に作ったんだけども」
増子「あ!? あのラー油のね! なんつって!」
友康「ラー油の一番新しいバージョンで。小さくて聴こえないんだけど、ギターだけ重ねて作ったんだけど、まあ、いいので、キーボードの奥野くんに…」
増子「顔長いな」
友康「うん」
増子「あいつは顔長い」
友康「で、次に使えるんじゃないかと思って入れました」
増子「そっからの、まだアレだからね、入場曲しか言ってないからね」
友康「SE」
増子「まだSE。なんだ、『独立!俺キングダム』のことか? これ、いい曲だ。あの、俺もこれ、アレなんだなと思ってさ」
シミ「何言ってんの!?」
増子「ライブの時、マントをぱっと投げてさ、これに入るべ。シミがテレレレテレレレってやってよ。この曲な、アルバムでもこの順番で入ってるべ。でもな、この曲な、一番つらいのよ。大変なの。歌うのこれ。大変な曲なの」
シミ「何で何で?」
増子「速いの。速いのよ。速いのと、一番、横隔膜というか、腹筋使うのよ。一番これ、腹筋使うの。最初、大変だったのよ。“のよ”ってね」
シミ「大変だったの?」
増子「大変だったのよ。大変だったの」
シミ「はい、次に行きましょう」
MC「『団地でDAN!RAN!』は前回の…」
増子「『ホトトギス』の話はしないの!? まだ話したいことがあるんだぞ」
MC「ちょっと日が暮れる…」
増子「最初は『ホトトギス』やって、『男、走る!』やってよ。ここもな、言われてた。MCは短めにって。勢いをつけていきましょうねってことで、MCは短めにっていう話だったのね。で、『神様は小学生』に入って。これ、楽しい曲だよね? ね? 坂さん、ね? なんでぼや~っとしてんの!?」
坂詰「しんみり聞かせていただいております」
増子「いや、聞かせていただいておりますじゃなくて、坂さん的にはどうなの?」
坂詰「いやもう、わたくしとしてはベストセレクション!」
増子「いや、そういう話じゃなくて。『神様は小学生』をやってからの『社会人ファイター』とかな。この曲はもう…」
シミ「めんどくさい!」
増子「めんどくさい!」
坂詰「それは私も同感です」
増子「な! これはもう、友康が“えー!!”って言うけど、めんどくさいんだよな! 何がめんどくさいか忘れちゃったんだけど、イメージ的にめんどくさい。今はもっとめんどくさい曲がいっぱいあるからな。当時はほんと、めんどくさかったからな! からの、『あたし、SUPERツラい…』があったりしてな。『あたし、SUPERツラい…』まではいい感じだったのよ。1回、切ってたの。それが『 押忍讃歌』『労働 CALLING』となって、その次が『オトナノススメ』となって、せっかく勢いがあるものを切るのもアレだなってなって、ドンドンドンってやることになって、結局6曲続けて歌うコーナーになったんだよね! いや、マジで。これ、大変だったんだぞ!」
坂詰「やはり横隔膜が…」
増子「横隔膜よ。『横隔膜節』よ。マジ大変なのよ。でも俺、学んだこともあったんだよ。悪いのは全部、坂さんじゃないってことがわかった。それで、『団地でDAN!RAN!』。『団地でDAN!RAN!』はいい曲。昨日アレだったんだよ、アニメになったんだよ、俺ら。(モンゴル800の)キヨサクも出たんだよ」
MC「NHK総合のアニメ『団地ともお』のオープニングテーマが『団地でDAN!RAN!』なんですけども、昨日アニメでキヨサクさんと怒髪天が出演したという」
増子「そう。すごいサブリミナル的な。ちょろっと。あの、そういうものだから。これ、でも、よかったな。坂さん、ね!」
坂詰「アニメの話ですけど、私、ちょうど放送をホテルの朝食を食べながら観てたんです」
増子「まさにバイキングだね」
坂詰「で、後でヤスからメールが来て、見てたの?って」
増子「でもまあ、これやって。『団地でDAN!RAN!』は楽しいね」
MC「ではちょっと飛ばして行きたい…。次のブロックを。『WAZAN』、これは坂さん的には?」
増子「坂さん、(最初のドラムソロが)一番うまくいったところどこ?」
坂詰「自分的には全部うまくいってる」
増子「嘘でしょ。坂さんは自分に甘い。坂さん、どこの会場がうまくいった? これね、なかなか難しいよね。『WAZAN』はさ、ドラムも難しいけど、ベースもな?」
シミ「あの曲では黒人が後ろで弾いてる」
増子「これでもよ、ほんと難しいんだよ。これに合わせてマラカス振ってみちゃったけど、あれは難しいね。速いかな、遅いかなってシミとか坂さんを見ながらやってたんだよ。分かってる? 坂さん」
坂詰「そういうクールな目が必要だと思います」
増子「クールっつうか、演奏合わせなきゃなっていうのが俺にとっては真剣なんだから。坂さんがここで急に速くなったり遅くなったりするという事例もあるじゃない?」
坂詰「無きにしも非ずです!」
増子「無きにしも非ずでしょ? それを見て、俺も振ってるんだよ。『WAZAN』はでもね、いい曲だね」
シミ「カッコいい系の」
増子「これが終わって『82.2』入ってな。これが一番大変だった。これはもう、何回やってもなかなか歌詞が覚えられなかった。韻踏んで作ってんだよね」
MC「なるほどですね~!」
増子「何がなるほどだよ」
シミ「早く進めたいんだよ」
増子「何がなるほどですねだよ。これはね、なかなかね。これ、友康のすごいのが、ギターを弾きながら歌うっつうのが、あれは大変な芸当だね」
友康「最初、できなくて。レコーディングの時は別にライブのことは考えてないから。練習しました。今回のツアーでやっとできたかなって。当時できなかったから、この曲」
増子「ああ、そう?」
友康「…なんかごまかしてた」
増子「いや、アレなんだよ、びっくりしたのは、すげーなと思ったのは、手と歌がバラバラになるじゃない?」
シミ「無意識でやるみたいな」
友康「そうだね、あんまり意識すると」
増子「意識を切り離してみたいな。坂さんも意識を切り離すのはよくある」
坂詰「ちょっと切り離れ過ぎです」
増子「で、『砂上の楼閣 part.2』ね」
坂詰「パート2!」
増子「パート2! これね、最高。この曲はいい。これね、歌うの毎回、楽しみ。カラオケ気分。もう毎回、カラオケ気分(笑)。もうすごく楽しい、この曲は。やっててね。楽しい! これはもう、カラオケ。いいカラオケだな~。カラオケじゃないけどね。で、『ド真ん中節』行ってからの『ドリーム・バイキング・ロック』。ね、これいいね」
MC「もう坂さんが飽きてます」
増子「坂さんさ、これ、どうなの?」
坂詰(癖の強い発音で)「あ~、その~」
増子「面白くないから。ちょっと教えて。坂さんはどれが一番大変だった?」
坂詰「いやっ! ……僕ぅ…」
増子「47で僕ぅって」
坂詰「『濁声交響曲』ですね」
増子「大変だった?」
坂詰「この、はげしい…」
増子「今、何て言った?」
坂詰「はげしい…」
シミ「はげしい!」
坂詰「えっとね、『ド真ん中節』でしょ。そっからこの、これこそ、すごい気合の入る『ドリーム・バイキング・ロック』が来まして、その後、速い、テンポ的にすごく速い『濁声行進曲』」
増子「交響曲だよ! ふざけんなよ!」
シミ「いつも言ってるから。坂さん今まで行進曲だと思ってたんだよ」
増子「それが普通になってるでしょ」
坂詰「テンポ的に、酸素吸入的に大変なんですよね」
増子「坂さん、酸素吸わなくていいところで吸ってるからね」
坂詰「そうそう、吸える時に吸っとこうと思って」
増子「山か! それでもさ、『濁声交響曲』はいい曲なんだよね。ぐっとくるよね」
坂詰「素晴らしいです」
増子「これで、『ロックバンド・ア・ゴーゴー』。『ロックバンド・ア・ゴーゴー』よ、これな! これがよ、最高。これもう、この曲は泣ける! 泣ける! ね! 練習終えたら、ミーティングしよっつってな。西荻の庄やだったんだけど、西荻の庄や、なくなってたんだよな~。リハ終わったらさ、西荻の庄やでさ……聞いてんの!? 西荻の庄やでさ、リハが終わったらミーティングしてたの! それがなくなっちゃったの! まだボトル入ってたんだけど、あれ、どうしちゃったんだろ」
シミ「俺が飲んだと思います」
増子「いや、空けたヤツが入れるっていうルールで、空けたヤツが入れてたんだけど…」
MC「今回、『ロックバンド・ア・ゴーゴー』は、30年バンドをやってきて…」
増子「29年だろ!」
MC「はい(笑)。29年やってきて、メンバー的に一番ぐっと来たところなんじゃないかなと思うんですが」
増子「これはだから、西荻の庄やだよ」
シミ「例えば友康さん、これを歌うのはどうかな?」
友康「『ロックバンド』? いい、いい」
増子「これはいいよね。あそこのさ、わらじコロッケ。でかいの。すっごいでかいコロッケがあったんだよな」
友康「居酒屋さんって普通は元気のいい若い子がいて、“いらっしゃいませー!!!”って感じなんだけど、あそこはすごいおじさんたちがいて」
増子「店員、最高だった。俺らよりちょっと上のね。おっさんばっかり働いてる。バンドやってそうなんだよね、あのおっさんたち。すっごいでっかいコロッケ、何回も食った」
MC「あの~……本編の最後は『愛の出番だ!』。アルバムの最後に収録されている曲なんですが、新機軸の曲…」
増子「これはだから、いい曲なの! これはね、こういうの…」
MC「すごい新しい展開」
増子「これは言ったら新たな『ド真ん中節』なんだから。いや、ほんとよ? だけどあんまり発狂して歌うとレコーディングの時、差し支えるから、一応ちゃんとして歌おうかって歌ったんだけど、これは『ド真ん中節』なんだよ」
シミ「これは友康さん的にはどういう感じ?」
増子「これは友康的には『ド真ん中節』で……(坂さんを見て)寝ちゃったよ!」
坂詰「まあ、その~!」
増子「面白くない。友康はどうだった?」
友康「これは作ってるときに、何だろうな、大人っぽいっつったらアレだけど、あんまりこれまでうちらがやってなかったタイプの曲で…」
増子「でかい!」
友康「そうよね、あの、なんつうか、曲のテンポ感がでかいっつうか」
シミ「グルーヴのアレだよね」
増子「そう! でかい!」
友康「そういう曲もやってないし、いいんじゃないかと思って」
シミ「難しいんだよね」
友康「音は、リハスタでこういう感じで遊んでたりしたんで、そういう曲を作ろうって」
増子「そうだよね。これはアレなんだよ、歌う時もさ、あんまりソウルフルにならないように、それっぽく歌わないように、俺が歌っている意味があるようにということをしたんだよな」
シミ「ソウルの人が歌うようには…」
増子「そう、ソウルの人が歌うようには歌わないようにしたんだよ。そういうこと、そういうこと、そういうことなの!」
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