ホーム > 怒髪天 増子直純のナニワ珍遊道

怒髪天が初めて南の海を越えたあの日のことを振り返って……
沖縄の夜がさらに熱くなった怒涛のトークライブ、レポートです!

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Profile

怒髪天

どはつてん
’84年に札幌で結成。増子直純(vo/通称兄ィ)を中心に上原子友康(g/通称 王子)、清水泰而(b/通称シミさん)、坂詰克彦(ds/通称坂さん)の4人組で活動中。オトコくさくも人情味溢れる独特の音世界に支えられた圧巻のライブアクトで人気急上昇中のロックバンド。

オフィシャルサイト http://dohatsuten.jp/

Release

真夏のキリギリス

Single
『真夏のキリギリス』
発売中
1200円
インペリアルレコード
TECI-221

リズム&ダンディー “Dメン2010 日比谷より愛をこめて”

DVD
『リズム&ダンディー
“Dメン2010 日比谷より愛をこめて”』
発売中
4800円
インペリアルレコード
TEBI-48146~7

Live

8月29日(日)一般発売
▼10月1日(金) 18:30/2日(土) 18:00/
3日(日) 17:30
磔磔
1日券4000円(Pコード109-489)
3日通し券10000円(Pコード782-677)
夢番地■06(6341)3525
※未就学児童は入場不可。3日通し券は特製グッズ付。

1日券の詳細はコチラ
3日通し券の詳細はコチラ

Link

読者の皆様! お待たせてして非常に申し訳ございません!! 怒髪天が初めて南の海を渡った日、7月11日のバンド史上初!沖縄ワンマンライブに合わせて、翌日の7月12日に行われたトークライブの模様をレポートいたします! あの日から1ヶ月以上が過ぎ、まもなく8月も終わろうとしていますが…怒髪の夏はまだまだ終わらない!!ということで、あの日吹いた沖縄の風をどうぞここから感じ取ってください! 
※順を追うごとに発言における表記で平仮名が多くなりますが、状況を想像しつつお楽しみ頂けますと幸いです。

 

坂詰「ついにこの日が来ました! ここ、桜坂セントラルでワンマンライブができまして、非常に感謝しております。さて、私一人じゃもたないので、メンバーを呼び込みたいと思います!」

ということで、大歓声の中、友康さん、シミさん、増子兄ィが登場!

坂詰「今日は私もお酒を解禁します! ここで乾杯したいと思います!」

と言ってから待つこと数分。一人一人にお酒が行きわたらず…。

増子「坂さん、自己紹介15分間って言ってたじゃん」

坂詰「それは間違った。って誰も聞いてない!」

増子「坂さん昨日、2年半ぶりに(お酒を)解禁したから」

坂詰「マジですか!?」

増子「マジですかって自分のことじゃん! がんがん酒飲んでね。昨日の打ち上げのビデオを見せてあげたい。映っちゃいけないものが映っちゃったもんね!」

坂詰「2年半ぶりに開脚!!」

増子「でもほんと、うれしかったよ。ほんっと久々に坂さんが酔っぱらって」

友康「うれしくてしょうがなかったよね!」

増子「それで坂さんのパンツをビリビリに破いたから!」 

と、話すこと数分。それでもまだ回りきらないのでとりあえず、ここでトークライブ、スタートです!!

坂詰「やってきました沖縄~!ありがとうございます! 今日、トークライブよろしくお願いします! かんぱーい!!」

増子「俺は昨日、本当にうれしかったよ…。で、俺ら今朝、早く起きて、いろいろやってきて、大分飲んでるし、眠いから…」

坂詰「その前はサッカー見てましたからね」

増子「坂さんが飲んでるっていいね。やっぱりいいね~(しみじみ)。だって坂さんさ、昔な、仲間と花見やったときね、全裸になっちゃって警官7人来たからね(笑)」

坂詰「そして今日、沖縄初上陸的な感じで。昨日はライブをやらせてもらって、今日はトークライブ」

増子「しかも坂さんが司会で」

坂詰「困ってます。私にこの大役が務まるんでしょうか!」

増子「出る前にメガネかけて出ていいかどうか聞いてきたけど、はっきり言ってどうでもいい!」

坂詰「どうでもいい!? なんと! 今回はツアーで怒涛の20ヵ所を回ってきたわけですけども……」

増子「いや~、でも、今日の朝行ってきた島、よかったね~!」

坂詰「しま……、島ね~!」

増子「今日、離島行ってきたんだよね。バナナボート乗ってみたり。あと、空飛んでみたり…、あれ、パ…パラシュート…? スカイ…? スカイハイ! エアドゥ!(注:パラセーリングのことです)」

友康「ナガンヌ島ね」

増子「よかったな~。ちょ~早起きだったけどね! よかったね~。バーべキューして。ヤドカリがいたりさ。あとナマコ! うんこみたいだったよね! 坂さんの頭の上に置いて。内臓みたいなのがベローンって出てきて、面白かったね! ナマコ捕まえたら水みたいなの出すんだよね。いや、おもしろかったね。ビールいっぱい飲んでね!」

坂詰「……。では、そろそろ…。今回、5月から回ってきまして…」

増子「いや、でも坂さん、あそこよかったね! 昼寝したもんね、俺らね! シミとか友康が空を飛んでるときに、俺と坂さんはオリオンビール飲んでね。ちょ~ぬるかったよね。めちゃぬるいの飲んでて。坂さん、か~って寝てて」

と、坂さん、司会進行上においていろいろ妨害を受けまして…。適当にあしらえずそのまま流されて数分が過ぎまして…。

坂詰「というわけでございまして! 何と! 2ヶ月にわたるツアーに出まして…」

増子「オフマイクでしゃべってるよ、坂さん。何やってるの?」

坂詰「ちょっと急ぎ目で…」

増子「急がなくていいよ!」

坂詰「いやいやいや。というわけで、5月、千葉LOOK!」

増子「今日はこれ、衣装がおそろいなんだよね」

坂詰「そうなんですよ、今日は衣装、おそろいなんですよ!」

シミ「よそ見しない!!」

坂詰「もこみち!!」

シミ「しっかりしなよ!」

増子「坂さん、アレだよね…!」

シミ「ちょっとオヤッサンにしゃべらせようか…」

坂詰「ということで、5月3日、千葉LOOK! どうでしたか?」

シミ「友康さんに言ってもらおう!」

友康「ツアーはいつも千葉からで。今回も。ツアー初日ということで、いつもドキドキワクワクな感じで。いつも初めての発表の場として入るので、初日っていうのは緊張するんですよね。それで千葉LOOKの絶妙な雰囲気をお借りして、そこでやって全国に飛び出していくっていう感じでやらせてもらってます」

増子「LOOK。シャ~ニオ~ン!じゃないからね! 坂さん、千葉LOOKでやると、アレ作ってもらうんだよね!」

一同 ???

増子「……ほれ、でっかいポスターよ。その千葉LOOKで作ってもらったポスターを全国へ持って行くんだよね」

坂詰「それがなければ始まらないみたいな感じなんじゃないですかね!」

増子「始まらないこともないんだけど、まあ、そういうことですね」

シミ「司会者殺しだね!」

増子「坂さん、千葉LOOKで何あった?」

坂詰「千葉LOOK…」

友康「『俺ときどき…』を初めてやった」

増子「あ、そうだ!」

友康「ピュンピュンって音が入るんだけど、ちょっとまだ完成系じゃなくて、まったく違う音でやって」

増子「そうだよ。安物買いの銭失いだったんだよ! 坂さんにピュンピュンって音が出るヤツ買えって言ってさ。買いましたなんつってて。その前に、レコーディングの時は、友康のキーボードに入っている音を入れてたの。で、坂さんが買ってきて。あれ、何種類ぐらい入ってるの? 音」

坂詰「一応ね、192種類くらい入ってますね」

増子「坂さん、友康のキーボードと同じメーカーで買ったんだけど、192種類入ってるのに、レコーディングで入れた音だけ入ってなかった! 普通、楽器ってさ、弾いたりしてさ、実物触ってから買うじゃない。通販で買ったんだよ!」

坂詰「楽天です!」

シミ「何も確認しない」

坂詰「弁当箱のフタたいな音がするシンバルの音とか入ってた!」

坂詰「ということで次に行きまして、何と! 5月5日、宇都宮HEAVEN'S ROCK!」

増子「ここ、何か覚えてる? 坂さん」

シミ「友康さんがね、いつも手帳に書いてるんだよ。それ持ってきてくれるはずだったんだけど…」

友康「今日、持ってこようと思って忘れちゃった(笑)。宇都宮はね、結構何回もやったんだけど、ワンマンは初めてで。今回は初めてワンマンやるっていう会場、多かったですよね。宇都宮もそのひとつで」

増子「あれ、アレだっけ? なんだっけ? 泊まったんだっけ? 帰ったんだっけ?」

友康「宇都宮は…」

増子「餃子! 『イキイキ・ギョーザ』! あれ最高! しかも、俺らが食ってる時、しばらくしたら高校生ぐらいの女の子が来てね。AKBみたいな。ひょろっとした子でAKBにいそうな子が一人で来てさ。でっかい皿のをひとりで全部食ってったよね! 宇都宮すげ~なと思ったね!」

坂詰「さすが餃子シティ!」

一同 シーン

シミ「寒くなったら言ってくださいね~」

増子「あと何だっけ。幕があったんだよね。あれ、使いたかったんだよね…」

一同 シーン

増子「次、言ってください!(笑)」

坂詰「ハイ! 5月6日、3ヵ所目。水戸LIGHT HOUSE! ここは?」

友康「ここも宇都宮と一緒で、ワンマンは初めてで。何回か出たことはあったけど」

増子「弁当ね!」

シミ「あ~あった!!」

増子「前の日にさ、坂さんがね、楽屋の弁当に唐揚げが入ってないっつってちょっとぶ~たれてたの。唐揚げない~って。そしたらイベンターが気ぃ効かせてね、1個だけ買ってきたの。唐揚げ弁当。それを“坂詰さん専用”ってシール貼ってて。置いてたんだけど、それがなぜかなくなったの! あれ何で?」

坂詰「いや、まったくわからないです」

増子「いまだにわからない」

シミ「いまだにわからないね」

坂詰「食べた後のケースもないし」

増子「ケースて」

坂詰「箱」

シミ「でも俺はね、坂さん、自分で食べて忘れたんじゃないかって仮説を立ててるんだけど」

増子「それ以外、考えられないよ!」

坂詰「それだったら自分でも怖いよ」

増子「俺が見たときはまだあったよ。あれ、びっくりしたな」

坂詰「まったくホントにわからない」

増子「最悪なことに、みんなのカバン調べたもん。坂さんの弁当入ってないかっつって」

友康「坂さん、俺のカバンをずっと見てたよ(笑)」

シミ「もしかしてって…!?」

増子「最低だね、人間として」

坂詰「ということで!」

シミ「弁当の話しかしてないよ!」

坂詰「次、5月9日、KYOTO MUSE。ここでね、今回、私の初めての歌謡ショーが。それを含めてお願いします」

シミ「何を歌ったんですか?」

坂詰「小林旭さんの『昔の名前で出ています』」

増子「京都~にいるときは~♪」

坂詰「はい!」

増子「あれね、坂さん、歌は無茶ぶりだからね、毎回ね」

シミ「当日決めるからね」

増子「当日決める。“あれやって”って。だから坂さん、本番前までYouTube見たりして、大変なんだよ」

シミ「歌詞書き写したりしてね」

坂詰「本番の、自分の曲のウォーミングアップができなくて大変なんですよ」

増子「YouTube見てる時、俺、何回も話しかけたりしてね(笑)」

坂詰「ということでございまして! その次、何と5月11日火曜日、神戸STARCLUB!」

増子「これは暑かったな。楽屋の方が広いんじゃないかっていうハコだよね。あれは暑かったわ。神戸STARCLUB、覚えてないの?」

坂詰「思い出しました!」

増子「あそこはギターが必ず、ノイズが入るんだよね」

友康「ノイズが結構入るんですけど、ハコとしては僕、すごく好きで。この時、コザック前田が遊びに来てくれて。1曲最後に追加でやって」

増子「あれすごかったね」

友康「坂さんもダイブしてフロアの後ろの方まで行ったんだよね」

増子「坂さん、ヌルヌルしてたよね。あれ、何でかって言うと、シーブリーズの贋物塗ってるからだよ」

坂詰「どうしてですかね? シーブリーズはさらっとしてるんですけど」

増子「贋物はヌルヌルしてるんだよ。あれ、何ていう名前なの?」

坂詰「あれ…何でしょうね?」

一同 シーン

坂詰「ということで、次! 5月12日、岡山PEPPERLAND!」

友康「ここはすごく狭い会場なんですよね。完全にもう、ギッチギチに入ってるけども、あのときはソールドアウトじゃなかった」

増子「そう。その会場のイベンターがどんな状態でもなかなかソールドアウト出さない人なんだよね。どんなにお客さんが入っても。まだ入るっつって。しかもね、その担当の人が沖縄が好きで、岡山の打ち上げは必ず、沖縄料理なんだよね。…今回、やっと本場に来れた!」

坂詰「本物に出会えました!!」

増子「この時のライブ、どうだった?」

坂詰「この時は最高でした」

増子「この時歌った?」

坂詰「歌ってないですね」

増子「歌ってない!? あの時坂さん、最高だったよ」

坂詰「最高ですね」

増子「常に最高?」

坂詰「最高です……最高ですかーーーー!!!!」

一同 シーン

シミ「え~、寒くなった人は言ってくださいね~」

増子「じゃ、次」

坂詰「そして1日置きまして、5月14日、大分T.O.P.Sに」

増子「いやあれね、うれしかったよ。何年か前に対バンした地元の子がチケット買って見に来てくれたの。俺ら、ずっと長いことやってたけど、お客さんが対バンの子たちと、その彼女くらいしかお客さんがいないんだよ。だから、その彼女がCD買ってくれたらその土地に勝ったってことで、それを目指してがんばってやってて。CD買ってくれる度にがんばろうってな…」

シミ「そうだね…。友康さん、どうでしたか?」

友康「暑かったね」

増子「暑かったね~。ハコの大きさの割に照明が多いよね」

友康「多いですね。暑いところなんですよ」

増子「今回、うちのね、PAと照明のスタッフも連れて行ったんだけど、照明がジャックっていうんだけど、俺は“天日干し職人”って呼んでんだけど、すごい、殺人光線を出すからね!」

坂詰「サディストジャック~!!!」

増子「ジャックが恐ろしいのは、坂さんがつまらないことを言ったら全部(照明を)落とすから」

坂詰「ツボを心得てらっしゃる! 今日は大丈夫ですかね?」

増子「今日は大丈夫ですかねって言われてもね」

坂詰「はい! ということで16日には福岡で『F-X』もあったんですけど…」

増子「あの時ね、まさかビークルがあんなことになるとはね。後から考えたらそうだったかなって思うこともあったんだけど。友康はね、ちょっと敏感に察した部分があったみたいだけど、俺ら何にも(笑)。一緒にラジオ体操してた!」 

シミ「いや、俺は…」

増子「何だよ、俺だけ鈍いみたいじゃん。ねぇ、坂さん!」

坂詰「僕はわかってましたよ!」

友康「いや、あれはビックリしたよね!」

増子「ビックリした! 何にもピンとこなかったもんね。じゃあ、次!」

坂詰「続いては、5月20日、長野CLUB JUNK BOX!」

増子「長ジャンは毎年行ってるけど、スタッフ込みで行ったのは初めてだったね。あそこは蕎麦がうまかったね~。あれ、うまい蕎麦だったね。いっつも行く駅前のところが休みだったんだよね。俺、休みだったらすごい腹立つんだよね。バカじゃないのこのヤロウ!!ってひとしきり悪態ついてからのそこだったからね。正解! うまかったな~」

友康「長野はサンボマスターとのイベントだったんですよね」

増子「あ! そうだった!」

坂詰「そうでした!」

シミ「司会者!」

坂詰「すみません…恐縮です」

増子「サンボマスターもいいね。『ソラニン』。俺ね、漫画読んだけど、読んでてイライラしてきちゃって。俺だったらナイ! 俺だったら最初から言う!」

坂さんがなぜか急にソワソワし始めて…。

増子「聞けや!? 話!! 俺だったら1巻で終わるって言う話。もういいよ!」

坂詰「『ソラニン』は各自それぞれ、チェックしてください」

増子「『ソラニン』知ってんの?」

坂詰「『ソニン』は名前を…」

増子「『ソニン』て!」

坂詰「そして! 5月22日、石川・金沢vanvan V4!」

増子「これよかったね~。このときはね、俺、思い出あるよ。停電」

友康「停電ね」

坂詰「停電しましたかね?」

増子「覚えてないの?」

坂詰「でも結構、僕たちも若いんですけど、若いなりに疲れが…」

増子「え? 何の話?」

坂詰「停電によって救われた部分があって」

増子「ないよ」

シミ「何が救われたの?」

坂詰「ちょっと疲れが回復できました」

増子「ないね! 停電時間、結構長かったよね!」 

坂詰「夜の学校でね、みんなで学祭の用意なんかしちゃって、20時ごろまで食い込んで、そして電力使いすぎたのか停電になったみたいな状況でしたね。ワクワクします~!」

増子「それはわかる! 学祭のときに学校に残るのはわかる! それはね、何かある感があるよね!」

坂詰「あるでしょ! あるでしょ!」

増子「俺なんか学校に全然、行ってなかったけど、学祭のときだけ行ってたもん」

坂詰「ずいぶんと期待していらっしゃいますね!」

増子「坂さん、こないだ『真夏のキリギリス』のPV観たけど、中学生ぐらいのときモテたって言ってたでしょ?」

シミ「あれ、学校の先生がいたって思ったんだけど」

増子「フォークダンスの写真、タダゴトじゃないよね。大学生がいたもんね! 色黒の大学生がフォークダンス踊ってる写真があったもんね。坂さん、中学校のときモテたの?」

坂詰「いや~。私、今までモテたことないですから!」

シミ「この会話、同窓会じゃないんだから」

坂詰「次は何と、久しぶりの浜松MESCALIN DRIVE4ですね」

増子「これね、前回行ったとき、MESCALIN DRIVEの楽屋のビール、かっぱらった奴いるからね(笑)。アンコールかかってるときに、いきなり楽屋走っていって。何だろうって思ったらビールをがっぽり持ってて、それどうしたの?って聞いたら、いや、冷蔵庫にあったからって。それ、店の奴だよ!って」

坂詰「いや、あれね、楽屋が雀荘みたいになってるから…」

友康「今回のツアー、結構天気に恵まれてる方で。でも、MESCALIN DRIVEのときだけ暴風雨で」

増子「それ、いつだっけ?」

友康「5月23日」

増子「これね、今回のツアーで決めてたの。雨が降ったら『五月の雨』やるぞって。だから、雨が降らないとどうしてもできなかったの。だから、雨が降ってよかったねって話だね」

友康「やりたいんだけどね」

増子「やりたいんだけど、5月に雨が降ったときにやろうぜって決めたから」

坂詰「すばらしい。この日に雨が降ってよかった!」

増子「うん。さっき言ったよ。坂さん、あれ、浜松…」

坂詰「はい! ちょっとお時間なんで!」

増子「え?」

シミ「何でも“お”をつければいいと思ってるだろ!」

坂詰「というわけで、次は5月29日、郡山CLUB#9で!」

増子「これはね、箭内さんとね。箭内さん、沖縄にも来るって言ってたけど、さすがに忙しくて来れなかったみたいだね」

友康「このとき出張先からかけつけてくれたんですよね。すごいうれしかった」

増子「そう。すごいうれしかったね。箭内さんが来ないとできないからね、ポテトサーカスは」

坂詰「できない!」

増子「できない? 坂さん!」

坂詰「いえ…」

増子「このときは何歌ったんだっけ?」

友康「このときはアンコールで箭内さんがギター弾いて、坂さんが…」

増子「サイッテ~だったんだよね!」

友康「アンコール2回目で『もしもピアノが弾けたなら』をやったんだよね」

増子「サイテーだったなぁ、あれ。何であんなにキーが高くなっちゃったの?」

シミ「かわいそうになっちゃってお客さんの方が歌っちゃったりして」

増子「あれね、俺、感動したよ。お客さんが助けてくれてるって思って。何やってたの? リハでちゃんとやってたじゃない。何であんなことになったの?」

坂詰「しかもね、友康ちんがすばらしいギターを弾いてくれてるのに、そのギターに応えられない自分が悔しい!」

増子「箭内さんが弾いてくれてたんだよ! 友康じゃないよ!!」

坂詰「……気持ちは同じです!」

増子「坂さん、人間としてはクソだね」

坂詰「クソーーー!! ということで、続きまして、なんと5月30日は仙台。ちょっと巻き気味で。仙台ワンマン。ワンランク一歩、踏み出してみようってことで、CLUB JUNK BOXでワンマン!」

友康「これはね、ソールドアウトになってすごいうれしくて。このときもアンコールで坂詰歌謡ショー第3弾を。このときは僕がギターを弾いて、仙台なんで『青葉城恋歌』を歌って。これは結構うまくできたんですよ」

増子「何でできたの?」

坂詰「そうですね、『もしもピアノが弾けたなら』と比べると…」

友康「できてたの」

坂詰「それはもう、上原子さんのおかげです! ということで!」

増子「今、何の話、してんの?」 

坂詰「仙台です!」

増子「仙台でいっつも行く牛タンの店がうまいんだよね。俺ね、よく味噌漬け食べて。青唐辛子がうまいんだよね。あれ、超うまいんだよね!」

坂詰「そして! 6月4日、 滋賀U★STONE!」

増子「これね、今までの中で抜群に暑かった! ビックリした。異常じゃね? あれ!」

友康「とにかく暑い思い出しかない(笑)」

坂詰「去り際に、あれ? 床暖房ついてる!!ってなりましたね」

一同 シーン

 

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