ホーム > 怒髪天 増子直純のナニワ珍遊道
どはつてん
’84年に札幌で結成。増子直純(vo/通称兄ィ)を中心に上原子友康(g/通称 王子)、清水泰而(b/通称シミさん)、坂詰克彦(ds/通称坂さん)の4人組で活動中。オトコくさくも人情味溢れる独特の音世界に支えられた圧巻のライブアクトで人気急上昇中のロックバンド。
オフィシャルサイト http://dohatsuten.jp/
待ちに待った1年ぶりの大作到来!
Album『オトナマイト・ダンディー』
発売中
インペリアルレコード
2800円
TECI-1277
ニューシングル発売決定!
『真夏のキリギリス』
7月14日(水)発売
1200円
インペリアルレコード
TECI-221
さらに!! DVDも同時発売!
『リズム&ダンディー "Dメン2010 日比谷より愛をこめて"』
7月14日(水)発売
4080円
インペリアルレコード
TEBI-48146
『オトナマイト・ダンディー・ツアー 2010
"NEO ダンディズム"』
Pコード:346-196
▼5月11日(火) 19:00 STARCLUB
▼6月4日(金) 19:00 U★STONE
▼6月5日(土) 19:00 BIGCAT
オールスタンディング3500円
※6歳以上は有料。
夢番地■06(6341)3525
チケットの詳細はコチラ
女性自身WEB連載 増子直純の「男子たるもの」
http://blog.jisin.jp/dht/
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第41回 |
Twitter、U-STREAMで全世界に配信された、大阪だけのスペシャルイベント『DOHATSUTEN'S IS THIS IT?』。ご招待イベントだっただけに、落選されて涙を飲んだ方もいらっしゃたかと思います。そこで、今回の『増子直純のナニワ珍遊道』は完全レポをお届け! もちろん恒例(?)のライブ写真一挙大放出50枚もあり! WEB版『DOHATSUTEN'S IS THIS IT?』、開幕です!
開演前。舞台は既にセッティング済み。場内にはBGMが流れています。メンバーはどんなふうに登場するのかと思っていたら、“天の声”が。どうやら、イベントの趣旨説明のようですネ。ライブ現場の一日を、サウンドチェックから順を追って見せていただけるようですが、よりわかりやすく見せるためコントスタイルで臨まれるとのこと。場内はこの説明で大爆笑、一気に温まってまいりました!
まずはサウンドチェックから。
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開演前から実況されていたTwitterで、実は影で怒髪天を牛耳っていたことが判明した坂さんが登場。坂さん、そんな態度など微塵も見せず、かなり低姿勢でスタッフの方とサウンドチェックをされています。もう“舞台の人”なんですね。おサスガです! 続いて、シミさん、友康さんが登場し、最後は増子兄ィ。チェック中、さりげなく「ポゥ!」。マイケルモード、入ってますね! そうしてメンバー全員のチェック終了。どのようにシーン転換をするのかと思いきや、音声フェードアウトで舞台暗転。その上、暗転中には動きをぴたりを止めていた皆さん。いい仕事、してますね~。
続いてはモニターチェック1です。
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ここでは実際に音を出してのチェックとなります。定番中の定番『酒燃料爆進曲』でモニターチェック! 会場からは拍手と歓喜の声が上がりました。また、坂さんが何か発言するたびにどっと沸く場内。もうその一挙手一投足で笑いを呼んでいます。さすがはロック界のおすべり神!
そしてモニターチェック2です。
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「今日、何人入ってるの?」と動員数も確認する増子兄ィ。人の入り具合によっても音が変わってきそうですね。最高の環境を作り出すための確認に余念がありません。楽曲は『NO MUSIC, NO LIFE』でチェックします。ギターソロの間など、モニターの上に上がっても大丈夫かどうかも確認する増子兄ィ。「せっかくだから、全員乗った方がいいんじゃない?」との提案でシミさん、友康さんもモニターの上に。坂さんは一人、ドラムの周りでウロウロ。そうこうしているうちに暗転。
今度は立ち位置チェックです。
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おやおや、坂さんもドラムセットから離れてステージ前方へやってきましたよ。皆さん、楽器を手にしていませんね。そうこうしているうちに『ドンマイビート』が流れてきましたよ! なななんと、4人一列になってのダンシングタイム突入。メンバー全員のドンマイダンスを見られるとは、これはかなり貴重です。ウェーブやEXILE名物人間光背(勝手に命名。説明しよう、光背-コウハイ-とは、仏像、仏画やキリスト教の聖人などの体から発せられる後光をあらわしたもののことである)など、かなり特訓されたに違いない息ぴったりのダンスに場内から大歓声が沸き起こりました。
そして最後に最終チェックを。
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『酒燃料爆進曲』『NO MUSIC, NO LIFE』、そして『ドンマイビート』とやってきましたが、メンバーが真っ先に最終確認をしたのが『ドンマイビート』のダンス。史上初の踊る!大怒髪天です。それはもう立ち位置にきっかけ、タイミングと、ああでもない、こうでもないと厳しいダメだしが。その後、最後にもう1曲、『労働CALLING』をほぼフルコーラスで。そして……。
増子「坂さん、鼻、真っ赤だよ?」
坂詰「いや~、蚊に刺されちゃって!」
全員「……本番、ヨロシク~!!」
と、坂さんが蚊に刺されたというオチで世紀の大茶番が終了したのでした。
さてここで、場内の照明が明るくなり、BGMが流れてきました。ライブ直前の熱気に徐々に包まれていきます。そして出囃子『祭り奏でる』が流れてメンバー登場、衣装もライブ仕様にチェンジです!
「久しぶり~!大阪~~!!! なんかデジャブみたいだネ」と増子兄ィ。なんだか、私たちも、つい先ほどまで怒髪天を見ていたような気がします。そして、「今日はリハなしで臨むよ!!」と『オトナノススメ』『ヤケっぱち数え歌』を。続くMCでは「俺たちのリハーサルの感じをかなりリアルに見てもらった! ま、リハーサルがどんなにうまくいっても、本番であれ?ってときもあるからね。まあ、リハだけ見せてもアレなんで今日は何曲か…我々の練習もかねて新しい曲を!」と『オレとオマエ』『アフター5ジャングル』を。そして最後に、“渾身”という言葉を凌駕した、すべての力を絞り出した入魂の『ド真ん中節』を披露。“発売記念イベント”とは思えない、圧倒的なステージで締めくくったのでした。
これでイベントは終わりかと思いきや、「公開記者会見」のコーナーに突入。ステージ上にて客席から選ばれた10組20名の記者さんたちによる質疑応答の時間が始まりました。しかも、いろいろと規制の厳しいこのご時世に関わらず、記者さんのみならずお客さん全員、なんと写真撮影OK! 動画もOK! フラッシュもバシバシたいちゃってください!という大盤振る舞い。さすが、“オトナの道楽”は違います。「目線、こっちくださーい!」など、なんちゃって記者会見は進みます。以下、質疑応答を。
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ここで残念ながらタイムアウトに。最後は全員で、映画のプレミアム上映会的に、客席も映りこむようにして記念撮影をしてイベントはついに終了~。コントにライブにトークと、ロックバンドの範疇を超えた、そして怒髪天のふり幅の広さと底知れぬ可能性を感じた一夜でした!
最後に、『ぴあ関西版』でもイベントご招待をさせていただきまして、多数のご応募をいただきました。ありがとうございました!
(取材・文 岩本和子/撮影 田浦薫(TAULab.))
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