ホーム > 怒髪天 増子直純のナニワ珍遊道
どはつてん
’84年に札幌で結成。増子直純(vo/通称兄ィ)を中心に上原子友康(g/通称 王子)、清水泰而(b/通称シミさん)、坂詰克彦(ds/通称坂さん)の4人組で活動中。オトコくさくも人情味溢れる独特の音世界に支えられた圧巻のライブアクトで人気急上昇中のロックバンド。
オフィシャルサイト http://dohatsuten.jp/
ニューシングルリリース決定!
1月22日(土)のZepp Tokyo公演より『44“R&E”MAGNUM tour』の各ライブ会場にて発売されます!
<収録曲>
1.『そのともしびをてがかりに』
2.『男達のメロディー』
1000円
Northern Blossom Records
BNBR-012
『Merry X'mas Mr. Lonelyman』
3000円
インペリアルレコード
TECI-225
※完全生産限定盤。
DVD
『リズム&ダンディー
“Dメン2010 日比谷より愛をこめて”』
発売中
4800円
インペリアルレコード
TEBI-48146~7
『RADIO CRAZY』
発売中
▼12月29日(水)・30日(木) 12:00
インテックス大阪
1DAY TICKET 7800円(Pコード114-120)
2DAYS TICKET 14500円(Pコード782-714)
FM802リスナーセンター■06(6354)8020
RADIO CRAZY公演事務局■06(7732)8787
※オールスタンディング。
チケットの詳細はコチラ
『44 "R&E" MAGNUM tour
~なにわベイブルース~』
発売中 Pコード117-905
▼2月12日(土) 18:00
なんばHatch
1Fスタンディング3500円 2F指定席3500円
夢番地■06(6341)3525
チケットの詳細はコチラ
増子兄ィが出演した、ゲーム『DEAD RISING 2』のCMが公開中!
※視聴はコチラ
--ではお次です。これはとても有名な『リ●ローおじさん』のチーズケーキです。焼きたてです!
グル詰「は~るばる来たぜ焼~きたて~!」
(一同しーん)
--はい、では進めましょう。切り分けますね。ケーキ入刀!
友康「すごい、いいにおいですね。すごいフワフワ」
--600円ですよ、1ホール。
グル詰「そうなんですか!? 1300円ぐらいかと思いました」
--ではグル詰師匠、実食をお願いします!
グル詰「はい! いただきます! これは……食べ物ですか!? うわ~~~~。僕にはねぇ、触ったり揉んだりするものに見えちゃうんですよねぇ。すみません…」
シミ「減点。どうぞ続きを言ってください」
グル詰「チーズケーキです!」
シミ「お、ゆっくり食べて、プルプル感を出してる!」
友康「こんなに柔らかいんだぞっていう演出ですね」
グル詰「フワフワ! チーズケーキっていうよりホットケーキって感じがしますね。めっちゃうまいです!」
シミ「何がどう違うか、ほかのチーズケーキとの違いを」
グル詰「よくねっちゃりしてるじゃないですか、チーズケーキって。そのねっちゃり感がないですね」
友康「その代わり何感が?」
グル詰「その代わり、ふわっとした…」
シミ「不安感が?」
グル詰「いや。……天使の羽でふわっとしてるのかな?」
友康「柔らかそうだね。いい感じだね」
シミ「グル詰さん、いい感じになってきたね」
グル詰「その、お尻のふわっとした天使をどう捉えるかは、あなた次第です!」
--ど、どういうことですか!?
グル詰「いや、でもほんとにおいしい! 今まで食べた中でもかなりランクが上ですね」
友康「いただきまーす。わ、フワフワ。豆腐みたい」
グル詰「そうそう、豆腐みたいですよね。こういう玉子焼きもあるじゃないですか」
友康「おいしい、おいしい、これ!」
--では、『大阪生まれのフリフリ●っくちゅじゅーちゅ』も一緒に召し上がってください。
(コップに注がれるミックスジュースを見て)
グル詰「うわ、またまたこれは…」
--では、お飲みください。
グル詰「じゃあ、いただきます。まず香りから……。あれ! 昔懐かしい香りがしますね」
シミ「秘儀は出ないんですか? お! なんと! そこにきた!」
(写真撮影中に秘儀が出ました)
--グル詰師匠には、このジュースの中で使われている果物を当てていただきたいと思います。このジュースの中には5種類の果物が使われています。何が入っているでしょうか。
グル詰「オレンジ」
--正解です!
シミ「しかもちゃんと原材料名のトップに書かれてるよね!」
グル詰「……バナナ、入ってますよね!?」
友康「おお」
グルメ「オレンジ、バナナ、アップル!」
--おお! 正解です。
シミ「そこら辺はミックスジュースだったら大体、入ってます」
友康「ここからですね」
グル詰「これね、メロン入ってますね!」
--違います。
シミ「それは入らんだろ~。もう1個、代表的な」
友康「この味の感じといえば、っていうものが入ってるよね」
シミ「これはちょっと難しいかもしれない」
友康「うん、1つはね」
グル詰「うーん。これね……、マンゴーですね!」
--違います。
シミ「そこまで高いものは入らんと思うんだ」
友康「 (一口飲んでみて)ざらざらしたものが入ってるよ。坂さんが何か(口から)出したの?」
グル詰「まさか!!」
--これ以上、言うのは止めてください!!
シミ「これ、昔の丸いアイス…ゴムに入ってる。あれっぽい味がするよ」
友康「あ、するよ、これ。坂さんがまだ言ってない果物の味」
グル詰「……パイナップル!」
(一同)おお~!
--正解です!
シミ「もう1個がなかなか出ないかも。でもなんか、このトロッとした感じ」
友康「ほら、有名なジュースあるじゃない」
グル詰「もも!」
シミ「正解!」
--どうですか、審査員のおふたり。今の感じは。
友康「なかなかよかったね。さすが、舌が肥えてらっしゃいますね」
シミ「最近、野菜と果物中心の生活にしているだけあるかなっていうね」
グル詰「最近、舌が研ぎ澄まされちゃって大変なんですよ。何を食べても、何を舐めても…」
シミ「今、下品な方に行きそうになったよね。それはダメだよ。今日、何回も、何回も言ってるよね!」
グル詰「舐めるっていうのは塩とか砂糖ですよ! いやでも、これは、全部美味しかったです」
友康「これ、ジュースおいしいね~! 果肉がたっぷり入ってる感じだね。これ……ライブ直後に飲んだらめちゃくちゃうまいんだろうな~」
シミ「ライブ後は、甘いものがおいしいんだよね」
--では、最後の味を。老舗ですね、北極の●イスキャンディーです。昭和の初期から売っているアイスです。
友康「パッケージのデザインは昔っぽくないですね」
--お味はロングセラーの3つ、パインとあずきとミルクを持ってきました。
シミ「グル詰さん、一気に3つ、どうですか?」
グル詰「いや……一番ベーシックなものを」
--ベーシックなのはミルクですかね。
グル詰「じゃあ、ミルクを。……北極…なんば戎橋筋…」
友康「北極っていうお店なんだ」
(グル詰師匠、ペンギンのポーズで写真撮影をする)
シミ「俺、今、食人族を思い出したわ。上、向いてみて、上! 怖いわ~!!」
友康「オッホッホっつったよ、今」
シミ「鳴き声はかわいくない! じゃあ、見た感じから、どうですか?」
グル詰「見た感じはワイルド。パートのおばちゃんがアイスに割り箸をパパパパパ~っと挿していくんでしょうね。これはリサイクルですかね? どうなんでしょう。じゃ、いただきます!」
シミ「今、秘儀が出るんじゃない!? いいよ~! これは…非常にキビシー食い! もうちょっと表情豊かに…。おっとこれは、パンク食いだね!」
グル詰「これ…もう!」
友康「懐かしい、ベーシックな、昭和な味ですね」
グル詰「めっちゃおいしいですよ」
--さっぱりミルクですか?
グル詰「そうですね」
--パインはどうですか?
シミ「パインは結構、味が濃いと思うよ」
友康「あ~、いいな~、これ。懐かしい」
グル詰「懐かしい。……子どものころに戻るなぁ…。あの頃は…」
--コメントがほとんどないですね。
グル詰「この冷たさがまたソフトなんですね。ギンギンな冷たさじゃなくて、体に優しい」
シミ「ギンギンな冷たさってなんだ!?」
グル詰「柔らかいんですかね、冷たさが。その、物に波動があるんですよ」
--ああ、サイキッカー・グル詰先生ならではのコメントですね。
シミ「先生は超能力者でもあるからね」
グル詰「そうスね」
--波動のあたりをちょっとお伺いしたいです。
シミ「どう違うの?」
グル詰「例えばこのパインは……(一口食べて、消え入るような声で)これうまい……」
友康「うまいよね。ミルクもおいしいな」
グル詰「パインは、すっきり!」
シミ「コメントをお願いします」
友康「ミルクもおいしいよね。見た目薄味っぽく見えるんだけど、濃いよね」
グル詰「添加物を使ってないみたいな感じがいいですよね。パインは果肉も入ってるんですかね?」
シミ「食感として感じる?」
グル詰「うん。繊維を感じます!」
友康「甘党の北極か……」
グル詰「この牛乳も、北極の牛の牛乳ですかね」
シミ「北極に牛乳いるのかな~」
友康「大阪で3店舗あるのか…」
グル詰「味が濃いっていうより、何なのかな、濃厚なんですよね。ただ濃いんじゃなくて、深いんですよね。あ、これは味が深いっスよ。マリアナ海溝ぐらいですね」
--かなり深い。
シミ「パインは?」
グル詰「パインはまたすっきりしていて、甘いんですけど、甘さにしつこさがなくて、さらっと。何本でも食べられるような。頭にツンと来る痛みがないんですよね」
友康「ないよね」
グル詰「体に優しい。波動があるんですよね、体に優しい。このね、まあ、作ってる人の感情がいいんだと思う」
シミ「あ、人がわかっちゃう?」
グル詰「これをね、味付け、攪拌したのは、ええっとね……。堺にお住まいの……」
シミ「お住まいの!?」
友康「知り合いなの?」
シミ「今、透視中だから!!」
グル詰「えっとね…堺にお住まいのイマムラヨシエさん、68歳!」
シミ「おっと、結構年配の方ですね!」
友康「結構長い間、ここにお勤めしていらっしゃる?」
グル詰「この会社にパートで入って35年が経ってますね。その確かな腕が認められて、今はパートの頂点に立ち、若い世代を指導している。はい」
シミ「はいって、交信中? 何かと会話していますね。ヨシエさんは若い頃、きれいだったんですかね?」
グル詰「ヨシエさんは今でもきれいです。孫がふたり。ひとりは名古屋の方に、ひとりは北海道のほうに!!」
シミ「お孫さん? 娘さん?」
グル詰「娘、息子、一人ずつね」
友康「アイスとは違うお仕事についてるの?」
グル詰「公務員です! 旦那さんは」
友康「……旦那さん!?」
グル詰「ヨシエさんの娘さんの、旦那さん」
友康「何がどうなのか、自分でもわかんなくなってるんじゃない?」
シミ「名古屋と北海道、どっち?」
グル詰「北海道です」
シミ「北海道のどこ?」
グル詰「北海道の空知にいますね」
友康「今、ヨシエさんは?」
グル詰「ヨシエさんは堺に…。ヨシエさーん!!」
シミ「『エイドリアーン!」みたいになってたよ、今」
友康「『ロッキー』っぽいね!」
グル詰「本当に、ヨシエさんの心意気を感じました!」
シミ「本当にいたらビックリだね」
友康「(笑)怖い!!」
グル詰「(突然、合掌して)……ヨシエさん、安らかにお眠りください」
シミ「お亡くなりになってるんですか!?」
グル詰「そうなんス」
--では、星はいくつでしょう!?
グル詰「星みっつ!!」★★★
--決め台詞みたいなものはないですか? 彦麻呂さんの「宝石箱や~」みたいな。
友康「そういうのはほしいですね」
シミ「グルメとサイキックが混ざってるものだから、これは完全にサイキックグルメですね」
グル詰「マリックさんの「来てます」とかけまして『グルマス!グルマス!』」
友康「(ポーズを見て)いそう! そういう人いそう!」
シミ「グルマス!!(笑)」
--ではその、「グルマス」については、動画でご確認していただきましょう!
--まだまだ続きますよ。さて、初のグルメレポートをされまして、「グルマス」という名台詞も生まれまして、これからサイキック・グルメとしてのご活躍も期待されますが…。
グル詰「これを機会に仕事が舞い込んでくれば、どこへでも飛んでいきます!」
--大阪うどんツアーがありますね。
グル詰「そうスね、まずそこから!」
--やっぱりそこでも「グルマス、グルマス」でしょうか。
グル詰「お店でも言っちゃっていいんですかね!? (とても小さい声で…)グルマス、グルマス」
--レポーターの自信のほどは?
グル詰「もう100%ですよ! 動画が掲載されて1週間、2週間後には(グルメレポートの)お話が来るんじゃないかと。そんな感じがします! ……グルマス、グルマス」
--では、審査員のおふたりに、今日の一連の出来事を見てのご感想をお願いします。
友康「今日でいろいろ、グル詰さんが確立したアクションとかあったので、これがね、もっと浸透していけばいいんじゃないかなと思います。今日は試行錯誤的な。まあ、キャラクターづくりからですね」
シミ「衣装とかもどんどん考えて。テーマソングとかも作って」
友康「そうだね」
--では、友康さんにテーマソングを作っていただいて、シミさんに衣装とかのコーディネートをしてもらって、キャラ作りもしてもらって。
友康「あのMr.マリックさんのテーマソングにちなんだ感じでね」
シミ「最終的には空を飛びながら食べるとか」
友康「最初にやってた食べる前に腕をあげるようなアクションとか、マストな感じで」
シミ「今回は冷たいものだったけど、後々は熱いものを食べるときの、アチチチチ!っていう感じとかね」
--完全にリアクション芸の域ですね。
シミ「まあ、そういうたけし軍団的な要素も取り入れつつ」
友康「食べ方もいろいろ、これからバリエーションを増やしていってね」
シミ「煙突に登りながら食べるとかね、いろんなことにチャレンジして。屋上から生卵落として食べられるか!?みたいな感じとかね」
--ちょっとサイキックから遠のいてきましたね。
シミ「体を張ってる感じで」
--先ほど動画を確認をしている最中に、奇しくもラジオから増子さんのお声が流れてきまして…。増子さんがご覧になったらどう思われるでしょう…。
シミ「怒るだろ(笑)」
--動画をアップしても大丈夫ですかね?
グル詰「その辺はプロフェッショナルな編集にお任せします」
--おっと、こちらの責任が大きいですね。
シミ「まあ、そういうグルメの仕事をする前に、(通風が)再発するんじゃないかという懸念も」
グル詰「それが怖い! 思い出しちゃった!」
友康「体調不良のため、企画中止になる可能性もありますね」
シミ「そうなると、食いながら飛ぶじゃなくて、ただ飛ぶだけとかね。熱いお湯かぶったりとか。食べられない」
--では、最後に、増子さんにグルメレポーターとしてのグル詰さんを審査員という立場から押していただけますか?
友康「押すか…。まあ、アレですけどね」
シミ「『グルマス』なんていう新しい言葉も発明して。彼はもう、一本立ちできるんじゃないかなと思うわけです。我々怒髪天のことは、ひとつのステップとしてしか思ってないところもありますから」
友康「坂さんはもともと、そういうところあるから」
シミ「テレヅメからグルヅメへ。レポーターとして一本立ちして日本各地を爆笑の渦に巻き込んでもらえれば。『グルヅメが行く』って感じで」
友康「動きはね、さすがにいいものを持ってらっしゃるので。スパっとこう、瞬時に出てくるようになればいいな」
シミ「さすがはグル詰さんだと思われるような感じになれば」
--今回はおふたりのサポートがありましたが。
シミ「今はまだ雛鳥の状態」
友康「いろんなものを吸収している時期なので。リアクションとか、バリエーションがほしいですね」
シミ「そうなったらもう、俺たちの心配することもなくなるかな」
友康「まあ、安心して送り出すことができる思うんですよね」
シミ「巣立ちだよ、巣立ち」
友康「かわいい子に旅をさせる的な」
シミ「今の彼からはドラムなんて感じられないよね、微塵もね。もう、手だって、スティックを持つ手じゃないよね。食べ物を持つ手だよ」
友康「ドラムだって、坂さんいつ辞めたっていいんだもん、ねぇ?(笑)。もう辞めてるよね、グルマス、グルマス言って」
--それは一大事ではないでしょうか。これをきっかけに四半世紀続いた怒髪天の歴史が…! 今回はお疲れさまでした!
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