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「美味さ」と「魂」を兼ね備えた飲食店を紹介し続けている本企画が
雑誌「ぴあ関西版」でスタートしてから早や18年半。
お馴染みの人気芸人たちと共に、関西のたまらん店を月イチでお届けします。
今回はまぜそばが美味しい、大阪のラーメン店をご紹介します！

取材・文：鈴木“GORI”秀明、李宗和
撮影：李宗和、村瀬高司
協力：吉本興業

※新型コロナウイルスの影響により、お店によっては営業時間など掲載内容が変更になる可能性があります。
お店に行かれる前に事前に電話、もしくはSNSなどで最新の情報をご確認下さい。

第98回　まぜそばが旨いラーメン店

たまラン古参メンバーのダイアンが
久々に二人揃っての登場！

津田「この連載めっちゃ久しぶりですよ」
コバ「過去に呼んだことあったっけ？」
津田「何回かありますって!」
コバ「まあ、今日は西澤（ユースケ）が結婚したからって、マネージャーが気を利かせてブッキングしてくれたみたいやけどな」
ユースケ「ありがとうございます」
コバ「オレと津田は祝う気なんてサラサラないけど」
津田「（爆笑）ちゃんと祝ってますって！」
コバ「さすがに、津田みたいに金と乳で嫁を選んだりしてないよな」
津田「何てこと言うんですか！してませんから。ちゃんと性格で選びましたから」
コバ「西澤に聞いたで」
ユースケ「オレですか（笑）」
津田「みんな、陰でボロカス言うな」
コバ「今日もラジオで岩部（ミサイルマン）が西澤のこと色々話していたぞ」
ユースケ「本当ですか？」
コバ「実はデビュー当時から芸名にしたかったって、後付けの嘘ついてますわって言ってたから」
ダイアン「（大爆笑）」
ユースケ「芸名にしたかったとかじゃなく、今思えば芸名にしておけば良かったという意味ですよ」
コバ「実際、誰もユースケって呼んでないやろが」
ユースケ「呼んでますって。コバさんも呼んでくれてますやん」
コバ「呼んだことないぞ。まあ、本人いないところで話題に出す時に仕方なく呼ぶぐらいやから。そもそもなんで改名したんやったけ？」
ユースケ「占い師に女性スキャンダルに気をつけろと言われて」
コバ「オマエに起こるか！」
ダイアン「（大爆笑）」
津田「コバヤシさん、ずっと説を唱えてましたよね。改名してから色んなことが起こっているって」
コバ「そうや。西澤が改名した翌週から会社（吉本興業）がガタガタなるし、コロナ禍にもなるし、どないしてくれるねん！」
ユースケ「絶対に関係ありませんから」
コバ「オマエが改名するまでは『黙食』なんて言葉無かったんやから。今日食べに行っても、会話は控えんとアカンな」
津田「コバヤシさん、今日は何を食べに行くんですか？」
コバ「今日は汁なし麺のまぜそばを食べに行くから」
津田「まぜそば、1回ぐらいしか食べたことないですわ」
コバ「まあ、津田は祖先が泥棒の顔だから仕方ないな」
津田「まぜそば食べたことないだけで、祖先が泥棒ってどういうことですか！」
コバ「祖先が泥棒の人は、あまりまぜぞば食べてないから」
津田「どんな理論なんですか！！」

らーめん香澄阿波座本店
●大阪・阿波座

煮干しの魅力がバランス良く詰まった一杯

麺FACTORY JAWS 2nd
●大阪・玉造

手揉み麺の旨さ光る甘辛ジャンクまぜそば

麺や清流

●大阪・長瀬

清湯の名店によるホルモンまぜそば

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PROFILE

すでに18年も『魂のランキングルメ～たまラン～』の評議委員長を務める、よしもと屈指の美食家。今企画をまとめた本『ケンドーコバヤシのたまらない店』シリーズが現在好評発売中。『にけつッ!!』(読売テレビ）などTV、ラジオなどレギュラー出演番組多数あり。

ボケ担当のユースケ(左)とツッコミ担当の津田(右)による滋賀県出身の同級生コンビ。漫才に定評があり、芸人仲間からもその実力は高く評価されているほど。共に食べることが好きでグルメポテンシャルもかなり高いが、ケンコバ委員長からは２人揃って「食欲を失くさせる顔」のレッテルを貼られている。2018年からは東京に活動拠点を移し、テレビや舞台を中心に幅広く活躍中。