ホーム > ガンバ大阪×ぴあ WEB連載『ガンぴあ SEASONⅣ』
丹羽大輝(にわ・だいき)●'86年、大阪府出身。ポジションDF/背番号5。ガンバ大阪堺Jrユース、ガンバ大阪ユースを経て、2004年にトップ昇格。その後、徳島(2007年)、大宮(2008年)、福岡(2008年8月~2011年)でのプレーを経験して、6シーズンぶりにガンバへの復帰を果たした。今季途中から出場機会を得ると、闘志あふれるプレー、コーチングで最終ラインからチームを鼓舞し続けている。
ガンバ大阪・オフィシャルサイト
http://www.gamba-osaka.net/
ガンバ大阪応援番組
『ガンバTV~青と黒~』
毎週月曜・深夜1:35~ MBSにて放送中
※放送時間は変更の場合あり
【ガンバ大阪 ホームゲーム】
Pコード592-080 発売中
『J1リーグ戦』
▼9月15日(土)19:00
〈vs アルビレックス新潟〉
▼9月29日(土)16:00
〈vs 鹿島アントラーズ〉
▼10月27日(土)14:00
〈vs サンフレッチェ広島〉
▼11月24日(土)14:30
〈vs FC東京〉 ※ホーム最終戦
BOX-S席-5000円 SS席-3500円
SM席(自由席)・大人-3000円
小・中学生-1500円/ほか
万博記念競技場
ガンバ大阪[TEL]06-6875-7744
チケット購入はコチラ
※チケットぴあの店頭および、サークルK・サンクス、セブン-イレブンでも購入できます。
『第92回 天皇杯全日本サッカー選手権大会
2回戦』
Pコード821-847 発売中
▼9月8日(土)13:00
〈vs 関西大〉
万博記念競技場
SS席-3500円 S席-2500円 SA席-2000円/ほか
ハローダイヤル[TEL]03-5777-8600
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※チケットぴあの店頭および、サークルK・サンクス、セブン-イレブンでも購入できます
【ガンバ大阪 アウェイゲーム】
『J1リーグ戦』
▼9月22日(土)16:00〈vs 浦和レッズ〉
埼玉スタジアム
▼10月6日(土)19:00〈vs ベガルタ仙台〉
ユアテックスタジアム仙台
▼10月20日(土)15:00〈vs 川崎フロンターレ〉
等々力陸上競技場
▼11月17日(土)17:00〈vs 清水エスパルス〉
アウトソーシングスタジアム日本平
▼12月1日(土)15:30〈vs ジュビロ磐田〉
ヤマハスタジアム ※リーグ最終戦
※チケットの発売情報についてはコチラでご確認ください。
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第19回(12月27日更新)はコチラ
番外編1(5月13日更新)はコチラ
番外編2(5月27日更新)はコチラ
8月を無敗で終え降格圏内を脱出したガンバですが、9月1日にアウェイで行われた鳥栖戦で敗北…。順位は15位のままながら、16位・新潟、17位・大宮との勝点差は0ポイントという厳しい状況にあります。しかし、9月8日(土)の天皇杯を挟んで行われる次節は新潟との直接対決とあって、突き放す絶好のチャンス!! 新潟戦で勝利を得るためにも、みなさんぜひスタジアムに足を運んで熱い声援を送ってください!!
さて、今回は丹羽選手の後編と、あの方からの動画メッセージをお届けします!
――丹羽選手がサッカーを始めたきっかけを教えて頂けますか?
「僕、兄が2人いるんで兄の影響っス」
――最初からサッカー1本?
「サッカーと小学校6年まで野球をやっていました。だから、野球もむちゃくちゃ好きなんですよ」
――そうなんですね! 両方をやっていて最終的にサッカーを選んだのは?
「中学校に上がると両立できないじゃないですか。それで野球もやりたかったんですけど、どっちか辞めないといけなかったので野球をやめてサッカー1本に。お母さんに『辞めさせてください、すみません』って泣きながら。それくらい野球も好きだったんですよ。でも、やっぱり野球よりサッカーの方が面白いなって思って自分で選びました」
――野球とサッカーの差はどこにあったんですか?
「サッカーってずっと動いているスポーツじゃないですか。それに対して野球は、打って、守って…ってリズムがゆっくりしているじゃないですか。自分としては、ずっと動いている方が面白いかなって(笑)。だから、そんな単純な理由です。小学校の頃ですから」
――なるほど。ちなみに、プロを目指そうって思ったのはいつくらいだったのでしょう?
「中学校の頃ですね。ガンバの堺ジュニアユースに入ったときからですね。やっぱり練習試合とかで万博に来たりしたら、横でトップの人が練習をしていたりするじゃないですか。そういうのを見てからですね」
――ジュニアユース時代といえば、練習場まで自転車で通っていたって聞いたんですけど…。
「はい。河内長野から堺まで通っていました」
――え!?
「1時間くらいですよ(笑)。そのとき、最初は親に送り迎えをしてもらっていたんですよ。で、僕、兄弟が4人いて、上のお兄ちゃんも野球とかをしていて。僕がサッカーを終わって帰るとけっこう遅くて、夜ごはんとかを作れなくなっていたので、けっこう大変やな~って思って。車だったら20分、30分くらいの距離だったので、チャリ(自転車)やったらいけるんちゃうかな?って試しに行ってみたら1時間くらいで行けたので、それからですね。鍛えがてらチャリで行くようになったのは。めちゃくちゃ遠い距離じゃなかったので(笑)」
――親孝行息子ですねぇ。そうやって通いながら、ユース、そして2004年にはトップへの昇格も果たしました。2007年から他クラブへ期限付き移籍をしていましたけど、移籍を経験して良かったことはありますか?
「プレーの面での成長は分からないですね。ただ、僕自身良かったと思うのは、色んなチームにいけて、色んな人に出会えたことですね。水戸泉関にも出会えましたし(笑)」
――そうきましたか(笑)。そこから6シーズンぶりに復帰した久しぶりのガンバはいかがでした?
「自分が居たときは一番若くて上の人しかいなかったので。でも、今は年齢的に中堅というか上の方なので、そこでやっぱり立ち位置じゃないですけど、そういうのがちょっと変わってきたなって。これまでは上の人についていくのに必死でしたけど、今はもうむしろ下がけっこういるんで、そういうのは変わりました」
――番号も『5』を背負っているというところで、思う部分もあるのでは?
「すごい番号ですよね。でも、歴代この番号をつけていたツネさん(宮本恒靖氏)、サトシさん(山口智選手/現・千葉)に連絡をしてちゃんと了承を得たので、大丈夫です(笑)。」
――その分、チームを引っ張るんだ!っていうような気持ちがより強くなったり…
「引っ張るというか、番号に恥じないようなプレーをしないといけないし、やっぱり…今まで凄い人がつけてきた番号なので。それに恥じないようなプレーをしようっていう気ではいます」
――なろほど。さて、今季はガンバにとっては試練のシーズンになっていると思うんですが。
「そうですね。まぁ、でもこれにも何か絶対に意味があると思うので。意味がないことはないですし、今の状況をしっかりと乗り越えられれば新たな未来が待っているというか。そういう風に自分も思っているので。試練というか、自分やチームが成長するために、こういう状況になっていると思うので。絶対に何か意味があるし、乗り越えればさらに強くなると思います」
――ここから巻き返すためには何が必要ですか?
「個人も大事ですけど、やっぱり、いかにチームが1つにまとまって戦えるか、じゃないですかね。今がまとまっていないっていうわけではないですけど、どこかしら違う方向を見ると、そこから水がもれていっちゃうと思うので。そこをしっかりみんなで漏れないように1つになることが大前提だと思っています」
――分かりました。それでは、今後に向けての意気込みも聴かせてください。
「ガンバっていうチームはこんな下にいるチームじゃないですし、絶対に上にいないといけないチームなので、い上がっていけるように、みんなで頑張っていきたいと思います」
――ちなみに、丹羽選手の試合での注目ポイントは?
「読みを生かしたプレーですかね。ボールを奪ったり、相手をはめ込んだり、相手をオフサイドにしたりとか。そういう相手との駆け引きとか、読みを生かしたプレーが得意なので、そういうところを見てもらえれば。ストライカーみたいにゴールで分かるとか、アシストで分かるとかじゃないんで、観ている人にとっては分かり辛いプレーだと思いますけど(笑)。なかなかマニアックなプレーだと思いますが、僕はそういうところを特徴としているんで、分かってもらえると嬉しいです」
――試合中はよく声を出して指示されているシーンも目立ちます。
「そうですね。周りを生かしたプレーも自分の特長だと思うんで。そういうところも観てもらえれば」
――『ガンぴあ』を見ている読者へのメッセージをお願いします。
「もし、まだ見られたことがない方がいれば、1回、万博に足を運んでもらって歓声とかスタジアムの雰囲気を味わってもらいたいですね。絶対に面白いと思うし、ハマると思うので1回スタジアムに来てください。で、来て楽しかったから、友達を1人連れてきてください。その友達も楽しかったら、また別の子を連れてきてもらえると、どんどん増えていくと思うので(笑)」
――それはいい考えですね! 楽しいことは、みんなで共有するとより楽しくなりますしね。では、最後に将来の夢を教えてください。
「サッカー以外だと、健康に…(笑)…家族みんなと幸せな老後を楽しめればいいかな(笑)。サッカーの部分では………」
――今後のプランでもいいですよ。
「今後のプランは…とくにないので、日々精進して頑張ります!」
親想いだったり、背番号5をつけるにあたりちゃんと連絡をするなど、律儀な一面を垣間見られた丹羽選手編はいかがでしたか?
次回もまた選手インタビューをお送りしますので、更新をお待ちください!(9月中旬更新予定)
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(取材・文 金子裕希)
(9月4日更新)