ホーム > ガンバ大阪×ぴあ WEB連載『ガンぴあ SEASONⅣ』
川西翔太(かわにし・しょうた)●’88年奈良県出身。背番号18/ポジションFW。大阪体育大学を経て、’11年にガンバ大阪の一員になると、4月24日の対サンフレッチェ広島戦でリーグ戦デビュー&公式戦初ゴールを記録した。11月26日のベガルタ仙台戦で初のスタメン出場を果たすが、同月末の練習中に負った右けい腓骨々患部骨折のため長期離脱。長いリハビリ生活を経て、今年11月7日の柏レイソル戦に途中出場し、約1年ぶりに公式戦復帰を果たした。前半戦の功労者・佐藤選手が負傷離脱した今、ガンバを救うストライカーとしての活躍が求められている。
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ガンバ大阪応援番組
『ガンバTV~青と黒~』
毎週月曜・深夜1:35~ MBSにて放送中
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【ガンバ大阪 ホームゲーム】
Pコード592-080 発売中
『J1リーグ戦』
▼11月24日(土)14:30
〈vs FC東京〉 ※ホーム最終戦
チケット完売
万博記念競技場
ガンバ大阪[TEL]06-6875-7744
【ガンバ大阪 アウェイゲーム】
『J1リーグ戦』
▼12月1日(土)15:30
〈vs ジュビロ磐田〉※Jリーグ最終戦
ヤマハスタジアム
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『第92回 天皇杯全日本サッカー選手権大会
4回戦』
11月24日(土)一般発売 Pコード821-871
▼12月15日(土)13:00
〈ガンバ大阪vs FC町田ゼルビア〉
万博記念競技場
SS席-4500円 S席-3500円 SA席-2500円/ほか
ハローダイヤル[TEL]03-5777-8600
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11月17日にアウェイで行われた清水エスパルス戦では、「次の試合(清水戦)で(ゴールを)獲ったらポンポンといけると思うので、次で獲りたいと思う」と語ってくれていた倉田選手が宣言どおりに先制ゴール! 後半すぐにPKで1点を返されてしまいますが、レアンドロ選手の得点に、さらに、倉田選手がこの試合2ゴール目を決めて1-3と突き放して勝点3を積み上げました。
ただ、残留を争う15位・神戸、14位・大宮も勝ったため、順位は変わらず…。厳しい状況には変わりありませんが、「良い雰囲気で練習を出来ていると思うし、自分たちのサッカーが出来れば勝てると思う」と今野選手。
ラスト2節。FC東京戦、ジュビロ磐田戦に勝っての残留を信じましょう!!
今回も前回に引き続き、川西選手のインタビュー・サッカー編をお届けします。
――ケガから復帰して、サッカーが出来ている今の率直な気持ちを教えてください。
「めっちゃ楽しいです。ただ、メンバーに入る前までは楽しくて、“サッカーができる!”って感じだったんですけど、1回メンバーに入ると色んな葛藤っていうかそういうのが出てきて。だから、今の心境としてはすごい難しいです。“サッカーがやりたい!”ってガムシャラに練習をいっぱいしていたけど、今はコンディションとか、ケガのケアとかで忙しいので…」
――リハビリ期間中のことを考えるとある意味、嬉しい悩みじゃない?
「そうですね。試合にはもうちょっと出たいですけどね」
――復帰戦となった柏戦が第1歩っていうことで、ここからだと思いますよ?
「柏戦…マジで柏戦はヤバいっす」
――ヤバいっていうのは?
「あの試合、自分では全然納得がいかなくて。それで岩下くんに、『良いプレーが全然できんかった…』って言ったら、ホテルについてから岩下くんが『反省会するぞ!』って言って2人で反省会をして…」
――2人で反省会!?
「はい(笑)。でも、その時はサッカーの話っていうよりは、『お前もっとやれや!』ってゲキをとばされて。自分でも分かっているんですけどね…。ガムシャラにやらなあかんとか。(試合途中から)フレッシュに入った選手がもっと走って…とか。分かってはいるんですけど、出来んかったっていうのがすごい悔しくて。だから、それを言われるのは当たり前やと思うから受け止めて。それで別の日に、『柏戦は全然アカンかったけど、正直ああいう負けている状況で出て点を獲ることしか考えてなかったけど、実際はどうしたら良かったんですかね?』って岩下くんに聞いたら、『流れが五分やったし、けっこう守備の時間が多かった中で、流れを変えることができる選手はそうそうおらんし、オレがあの時間から入ったとしても多分、同じだった』っていってくれて」
――うん、うん。
「あとは、岩下くんの経験談とか聞いていて。岩下くんも1、2年目とか、守備で入って失点したとか、緊張してテンパってPKを与えたとかもあった、っていうことを話してくれて。その上で、それをプラスにせなアカンって。『次、メンバーに入るため、試合に出て点を獲るために、どんどん調子を上げていかなアカンと思う』…とか言ってくれて。熱い話をしたらホンマに良いことを言ってくれます」
――岩下選手、優しいなぁ。柏戦で思うようにプレーが出来なかったっていうのは、ブランクがあったから?
「ブランクとかはないです。そんなのは言い訳です。自分でいけるって言っているし、監督にも万全って言っているから…パフォーマンスの低さは自分のせいです。そういう時もあるとは思うんですけど……次……次っすよね?」
――そうそう! 岩下選手が言うように、失敗をプラスに変えていこう! 大きなケガを乗り越えたんだから。
「そうっすね。そう考えたら、今の悩みの苦しさは全然マシっすね」
――そうだよ! …チーム状況は依然として苦しいけど(苦笑)。
「でも、これで残留できたら大きいですよね。いい経験になると思うし」
――本当にこれを乗り越えたら、チームとしてはもちろん、選手個人にとってもプラスになると思いますよ。ちなみに、今シーズンのガンバをどういう風に見ていました?
「自分だったらどうするやろ?とか、ポゼッション率は高いのになんで勝てんのやろ?って思いながら見ていたら、もう残り試合が少なくなっていて……(苦笑)」
――ただ、ここまで来たら『やるしかない!』って感じになれているんじゃない?
「そうですね。残りの対戦チームは強いですけど、もう相手は関係ないです。勝つしかないです」
――そのためにも、川西くんの力も必要になってくると思います。レアンドロ選手に対するマークが厳しくなったりして、孤立している場面が目立つから。彼を生かしつつ、川西くんも活躍するっていうのが見たいな、と。
「そうできるように……頑張りたいと思います」
――では、残り試合を勝つためには何が必要になってくると思いますか?
「今シーズンはゲーム途中から入った選手が機能している感じがしなくて……。途中から入る選手の機能性をもっとあげていきたいというか、自分がそういう立場だからかもしれないですけど、流れを変えられる選手にならなアカンと思う。だから、柏戦とかでも……結果、追いつけたのは良かったんですけど、勝ち越し点とかを自分がとれたらベストだったのになって。流れを変えられて相手にとって怖い選手になっていきたいと思うし、残り試合を勝つためにはそういう選手が必要だと思う。ゲームを決められる選手が正直、今はレアンドロくらいしかいないじゃないですか。そこにゲームを決められる選手がもう1人、2人増えたら楽になると思うので、勝負強い選手になって、松波さんを楽にさせたいです」
――分かりました。それでは残り試合への意気込みを聞かせてください。
「意気込みは、残留だけです。個人は二の次…っていうのはちょっと違うんですけど、やっぱりチームの結果が一番で、その勝利の中に自分の得点があったらいいなぁって思います」
――期待していますよ~! 点を獲ってゴールパフォーマンスを…って、何かやっていたっけ?
「やってないです。昨シーズンは負けている試合でのゴールが多くて、それどころじゃないっていう…。勝っていた山形戦の時は、ゴールを決めてパフォーマンスをする前にみんなに捕まりました(苦笑)」
――じゃあ、次は出来るように(笑)。では、最後にサポーターの方へのメッセージも頂けますか?
「勝つしかない状況の中で苦しい戦いが続くと思うんですけど、みなさんの応援がけっこうあと押しにもなって心強いので、もっと応援してください。残留に向かって、サポーターも1つになって一緒に戦ってもらえればと思います!」
岩下選手との2人反省会などをやっていたという、川西選手編はいかがだったでしょうか??
余談ですが、前編で話に出ていたAKB一押しメンバーについて、二川選手の一押しは「マイナーだけど、仲川遥香(現・JKT48)」。その理由は、「ふんわりとした感じが好き」とのことでした!
来月は総集編をお届けしたいと思います。
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(取材・文 金子裕希)
(11月22日更新)