ホーム > インタビュー&レポート > 「俺の使命は、ちゃんと人の心に有効に作用する音楽を作ること」 縁に生かされ、使命感に動かされ、時代から目をそらさずに歌い継ぐ 激動の’20年の果てにたどり着いた中田裕二の現在進行形 『PORTAS』撮り下ろしインタビュー&動画コメント
(2020年12月25日更新)
Album
『PORTAS』
発売中 3500円(税別)
Imperial Records
TECI-1712
<DISC1収録曲>
01. プネウマ
02. BACK TO MYSELF
03. ゼロ
04. おさな心
05. あげくの果て
06. 夢の街
07. Predawn
08. DAY BY DAY
09. ふさわしい言葉
10. 君が為に (album version)
<DISC2収録曲>
『“中田裕二の謡うロマン街道”
at 高崎 少林山達磨寺大講堂
2018年9月15日』
01. ロータス
02. 夏の終りのハーモニー
03. はじまりはいつも雨
04. 薄紅
05. 正体
06. ウナ・セラ・ディ東京
07. 結詞
08. おてもやん
09. シルエット・ロマンス
10. ただひとつの太陽
11. Deeper
12. 虹の階段
13. 白日
なかだ・ゆうじ…’81年生まれ、熊本県出身。’00年、仙台にて椿屋四重奏を結成。’07年にメジャーデビュー。『紫陽花』(’05)『恋わずらい』(’07)『いばらのみち』(’10)など、ロックバンドの枠にとらわれないスケール感と個性溢れる楽曲で人気を集めるも、’11年1月に解散。3.11東日本大震災の被災地/被災者に向け『ひかりのまち』を配信したのを機にソロとして活動を開始。同年11月に1stアルバム『école de romantisme』をリリース以降、『MY LITTLE IMPERIAL』(’12)『アンビヴァレンスの功罪』(’13)『BACK TO MELLOW』(’14)『LIBERTY』(’15)『thickness』(’17)『NOBODY KNOWS』(’18)『Sanctuary』(’19)とコンスタントにアルバムのリリース&全国ツアーを行い、オリジナル/カバー不問のレパートリーからその場でセットリストを決めていく弾き語りツアー『中田裕二の謡うロマン街道』の開催、カバーアルバム『SONG COMPOSITE』(’14)の発表、さらにはアーティストへの楽曲提供やサウンドプロデュースなど、精力的な活動を展開。確かな歌唱力に裏打ちされた艶のある歌声、幼少時に強く影響を受けた70~90年代の歌謡曲/ニューミュージックのメロディセンスを核に、あらゆるジャンルを貪欲に吸収したバラエティに富んだサウンドメイクと、さまざまな情景描写や人生の機微をテーマとした詞作によるソングライティングが幅広い層に支持されている。’20年4月に9thアルバム『DOUBLE STANDARD』を、11月18日に10thアルバム『PORTAS』をリリースした。
中田裕二 オフィシャルサイト
http://yujinakada.com/
【東京公演】
『中田裕二 年忘れ公演 2020』
Thank you, Sold Out!!
DAY-1 “バシの大奏事”
▼12月26日(土)17:00
[メンバー]平泉光司(g)/隅倉弘至(b)/
張替智広(ds)/sugarbeans(key)
DAY-2 “謡うロマン街道 ひとり忘年会”
▼12月27日(日)16:00
日本橋三井ホール
全席指定7500円(おみやげ付)
ソーゴー東京■03(3405)9999
※未就学児童は入場不可。小学生以上はチケット必要。客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。
▼2月13日(土)17:00
磔磔
全席自由5500円
夢番地■06(6341)3525
※2020年5/30(土)京都公演の振替公演。未就学児童は入場不可。小学生以上は有料。公演当日、中学生は学生証を、小学生は年齢が確認できる身分証を提示(コピー不可)で2000円返金。
【神奈川公演】
一般発売12月26日(土)
Pコード191-755
※インターネットのみでの販売。
▼2月27日(土)17:00
梅田BananaHall
全席自由5500円
夢番地■06(6341)3525
※2020年6/27(土)大阪公演の振替公演。未就学児童は入場不可。小学生以上は有料。公演当日、中学生は学生証提を、小学生は年齢が確認できる身分証を提示(コピー不可)で2000円返金。
『STONEFLOWER』('16年)
特設ページはコチラ!
ビルボードライブ大阪レポート('15年)
特設ページはコチラから!
『BACK TO MELLOW』('15年)
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『SONG COMPOSITE』('14年)
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『アンビヴァレンスの功罪』('13年)
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『MY LITTLE IMPERIAL』('12年)
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『école de romantisme』('12年)
特設ページはコチラから!
「彼とも長い付き合いになってきましたが、今年は本人も自覚しているように、周りから見ても“変わった”と思います。SNSしかり、友達付き合いしかり、変わらないのはその音楽とスタンスだけ。でも、もしかしたらそれが彼に足りなかったことなのかもしれない。時流に流されない音楽を作ってるからこそ、それを生み出す本人は柔軟であれというか。『PORTAS』は歌詞から“解脱ワード”が散見されますが(笑)、その揺るがない音楽がより今に響きます。シーンが中田裕二に追い付いたのではなく、地球全体の問題が中田裕二に追い風を吹かせたようで複雑な心境はありつつも、10周年を前にいつになくいい兆候を感じます。なぜか『徹子の部屋』に出てる中田裕二が目に浮かんだわ(笑)。インタビュー中に中田くんが“追求の果てにしか結果はない”と言ったとき、同じ気持ちである自分自身も勇気づけられたし、だからこそ出会って、今でもこうやって膝を突き合わせ話をしてるんだろうなと思いました。ちなみに今回は所用で東京にいた際に取材したんですが、歴代のリリースインタビューとしては初の東京取材。その後、彼のアテンドで街を徘徊できたのも、とってもいい思い出になりました。来年の10周年も引き続き、中田裕二を全力サポートします!」