「椿屋四重奏でやろうとして出来なかったことが、ようやく出来ました」 孤高のソングライティングでAOR/歌謡曲をアップデートする 中田裕二の輝ける第二幕『BACK TO MELLOW』! 撮り下ろしロングインタビュー&動画コメント
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3rdアルバム『アンビヴァレンスの功罪』(‘13)の
インタビュー 冒頭で、“道なき道の先にある中田裕二の音楽の理想郷が、いよいよその輪郭を現してきた――”と記したこの言葉。日本の歌謡史と人々の記憶に爪痕を残した偉大なる楽曲群と対峙したカバーアルバム『SONG COMPOSITE』を経て、中田裕二からシーンに提示された最新にして異端の4thアルバム『BACK TO MELLOW』では、あの頃蜃気楼のように見えたその街が、確かな陰影をもって遂に我々の前にその姿を現した! 映像を浮かび上がらせるAORの音の情報量、時代が失いつつある“粋”という嗜みを潤沢に含んだ歌謡曲の物語性、揺れ動く2010年代を生きるシンガーソングライターのロマンとメッセージを、作家的な手腕とよりパーソナルな心情と共に丹念に編み込んだ、作詞家・中田裕二、作曲家・中田裕二、歌手・中田裕二による独壇場『BACK TO MELLOW』。ジャパニーズAOR/歌謡曲をトレースするのではなく、アップデートし継承する中田裕二の第二幕が今、切って落とされた――!
ずっと“歌謡曲が作りたい”と言い続けてきて
いざ実際に本当の歌謡曲に触れたとき
今まで自分がやってきたことを初めて俯瞰で見られた
――カバーアルバム『SONG COMPOSITE』、オリジナルの4thアルバム『BACK TO MELLOW』のアルバム2枚をリリースと、去年は動きましたね。
「今までの3年間とは明らかに違う1年だったなぁと思いますね。作曲とか曲への向き合い方が明らかに変わってきているというか、ちゃんと迷わずやれている感じはしましたね」
――それは『SONG COMPOSITE』を作ったからなのか、それ以前からそういうモードだったのか。
「『SONG COMPOSITE』はデカかったかなぁ。ちゃんと1回“歌手”活動をしたっていう(笑)。いつもとは違うスイッチを入れたんで、新鮮だったんですよね、いろんなことが。ずっと“歌謡曲を作りたい”と言い続けて、いざ実際に本当の歌謡曲に触れたとき、今まで自分がやってきたことを初めて俯瞰で見られたというか。同時に、ちょっといろんな決めごとを自分の中に設けちゃってたのかなぁと思う節もあって。そういう諸々が見えたんで、逆にスッキリした気持ちで『BACK TO MELLOW』の制作に向き合えたんですよね」
――歌謡曲に踏み込んで初めて分かること、中田裕二を解体して分かったことがあるんやね。
「歌謡曲は基本的に作家が曲を作って、アレンジャーもいて、歌い手は歌だけを歌う、みたいに役割がハッキリしてるんですよね。その分担する理由がちゃんとあって、この組み合わせでこういう曲が出来たんだなっていうメカニズムが、曲にどういう効果をもたらしているのか…俺も『SONG COMPOSITE』では歌しか歌わなかったんで、“なるほどな、こういう風にマジックが起こるんだ”って分かったし、自分で詞曲を書くときもアレンジをするときも、それぞれの役割をちゃんと考えながらやるようになりましたね」
――作詞家・中田裕二、作曲家・中田裕二、歌手・中田裕二みたいな。
「そうそう。引くときは引かなきゃとか、そういうものがちょっと分かってきたという」
――『SONG COMPOSITE』で歌い手に徹したことで、ボーカリストとしての意識は変わった?
「3枚目の『アンビヴァレンスの功罪』と比べると、のびのびと歌ってると思います。1曲1曲、登場人物とか主役がいるんで、そういう人たちになり切ってね。やっぱり昔の歌い手さんって、その歌を表現する役者なんですよね。だから、歌の中では何やかんやしっかり演じたいなぁって。その辺は迷いなく徹することが出来たと思います」
“あ、俺はコレだな”って思った
――ただ、『SONG COMPOSITE』のリリース当初は、Twitterとかでも“カバーもいいけどやっぱりオリジナルが聴きたい!”みたいな声もあって(笑)。
「アハハ!(笑) でもそれは、カバーを聴いたから余計にオリジナルを求めてくれたのかもしれないし。シンガーソングライターとしてやっていく上では、絶対に通ってよかったなと」
――そして、通ったからこそ、より問われる。“あなた好きなことやりましたよね? 次はどんな世界を見せてくれるんですか?”って。あれだけの偉大な楽曲たちと対峙して、今度はそれを受けて自分のオリジナル作品を作るわけで。
「そうなんですよ。まずは自分の好きなというか、理想とする形って何なんだろう?って考えて。カバーのアレンジを発注するとき、結構“AORっぽくしてください”みたいに伝えたんですよ。そのアレンジ上で歌ったとき、“あ、俺はコレだな”って思った。言っちゃえば、安全地帯とかも基本的にアレンジがAORなんですよ(笑)。ああいう世界観が作りたいんだなって、自分の中で合点がいきましたね。これは多分、椿屋四重奏のときからずーっと同じで。だから、次の作品はハッキリとそういうビジョンが見えた上でやれるなっていう感触は、その時点で既にありましたね」
――なるほどね。3rdアルバム『アンビヴァレンスの功罪』(‘13)のインタビュー の冒頭で、“道なき道の先にある中田裕二の音楽の理想郷が、いよいよその輪郭を現してきた――”と書きましたが…。
「はい! 素晴らしい(照笑)」
――ホントにこのときは輪郭だったものが、『BACK TO MELLOW』ではもう一歩踏み込んだ形になったよね。
「なったと思います。そう言い切れるものが、今回は作れたかなと」
攻めましたね、今回は
――ただ、『SONG COMPOSITE』においてはアレンジも人に委ね、歌い手に徹し、その良さも理解したものの、いざ『BACK TO MELLOW』のクレジットを見てみたら、オリジナルアルバムではやっぱり…てめぇが結構弾いてるなっていう状態ですけど(笑)。
「アハハハハ!(笑) そうなんですよね、結局」
――“今度はプロデューサーやアレンジャーを立ててもいいかも?”とか言ってたのに。
「ほぼ立ててない(笑)。まぁでもね、『薄紅』(M-9)なんかは完全に奥野(真哉 from ソウル・フラワー・ユニオン)さんにお願いしましたけど」
――でも、『SONG COMPOSITE』を経た上で、敢えて自分でやる選択肢を選んだなら、同じように作詞・作曲・編曲/中田裕二であったとしても。
「自分を振り切ったアレンジが出来たので、印象は違うんじゃないかと。曲によっては初めての手法だったり…攻めましたね、今回は。今まではちょっと手を出してこなかったところにも手を出したかな」
――具体的に言うと、どういったところにチャレンジした?
「いろいろと研究して行く中で、AOR感を出すのはコード感だけじゃないなって。やっぱり楽器の存在がすごくデカくて、シンセとかの使い方が肝なんだって。だからグッとギターを引っ込めてずーっとカッティングしかしなかったり、今まではギターをメロディ楽器として扱ってきたけど、今回は完全にリズム楽器みたいな使い方にしたり。とは言え今までは、制作途中でやっぱり自分の得意な感じになってたりもしたんですけど、そこも敢えて抑えて。奥野さんにも結構アイデアを出してもらったし、その辺でちょっと色鮮やかな感じはあるんじゃないかな」
――今作は、より作家的なアルバムになったなと。と同時に、思ったよりこれは長期計画なんだなぁとも思った。俺は今作でもっと大胆に変わると思ってたんですよ。でも、11曲のバランスを見たときに、今までの3作の変化の過程と同じようなスピード感を感じて。それは=AORや歌謡曲が模倣ではなく自分のものになってきたからこそ、そう思ったのかもしれないし。
「うんうん。多分、自分なりのAORの解釈っていうものは、ここからだと思うんですよね。ストーリーに紆余曲折があったり、ちょっと深い内容であったり、アダルトでシンプル過ぎないのと、あとは都会感。今は誰もやっていないから自分がやりたいのもありますけど、とりあえず今回は意思表示というところで、すぐにリリースしたかったんですよね。今はこういうモードになってますよって」
今のロックバンドの感じにちょっと食傷気味なんですよね
自分的にも、リスナーの1人としても
――そもそも何故AORなんでしょう。何で惹かれるんでしょう。
「言っちゃえば、今のロックバンドの感じにちょっと食傷気味なんですよ、自分的にも、リスナーの1人としても。海外のバンドも“アナログ回帰”みたいな次のフェーズにもう向かってるし、ザ・ブラック・キーズとかがすごく好きなんですけど、ちゃんと過去のルーツロックへのリスペクト、質感を大切に活動しているのを見ると羨ましくて。考え方は自分も一緒だとは思うんですよ。そういうルーツをリスペクトしながら、縦のラインで受け継いでいく。あとはやっぱり、“30代ならでは”の感じですね。大人がやる意味を持って、世代感を出しつつ表現する音楽が、日本にはやっぱり少ない。世界的にはAORって流行ってるんですよ。ダーティ・ループスとかも完全にそんな感じがするし。ホントは日本人ってAORが好きだと思うんですけどね。だって、ボビー・コールドウェルを観に行ったときも、4日間ほとんど売り切れてるでしょ? 潜在的にあのロマンティックで大人っぽい感じが好きなんじゃないかなって」
――今は時代がどんどん殺伐としてきて、ヘンな話、何かを忘れたかったり、ひととき解放されたいのにリアルな現状を音楽でも突き付けられると、ちょっとしんどくなるというか。20代なら“俺の気持ちを代弁してくれている”ってロックミュージックに背中を押されることもあるけど、年齢を重ねて聴くものも食うものも変わってくる中で。
「そうそう! 代謝も悪くなるしね(笑)。よりナチュラルなものを身体に入れたくなる。身体にいいものをね。化学調味料で味付けされたものばっかりじゃ、どうしてもこの感情は処理出来なくなってきてる。そういう世代が求めているものというか…ホントに良質なものが欲しいという想いはあると思う。あとは今って、よりあからさま=リアルな表現をすればするほど、不思議なもので逆にフィクションに見えてくるというか、あんまり生々しく聴こえなかったりするんですよね。何で歌謡曲に迫りくる感じがあるのかと言うと、オブラートに包んでるんだけど、少ない言葉数で核心を捉えて、1つ1つの言葉に映像が刻まれているから。だから俺は、歌謡曲を聴いた方がリアルに聴こえてきちゃうし、たまに恐ろしくなるぐらいなんですよね」
サックスソロは基本欠かせない。やっぱりギターじゃ出せないエロさがある
――今作の内容的に、冒頭の『愛の摂理』(M-1)『誘惑』(M-2)とかは、決意表明としては分かりやすい曲よね。
「そうですね。『愛の摂理』はもろスティング調(笑)」
――このガットギターの使い方よと(笑)。『誘惑』はカッティングと煌びやかなピアノに加え、『SONG COMPOSITE』で出会った本間将人(sax)さんにホーンアレンジもしてもらい。
「やっぱりサックスソロは基本欠かせないじゃないですか、あの時代感を出すには」
――“サックスソロは基本欠かせない”って、今どきのアーティストと話していてもまず出てこないセリフ(笑)。
「アハハハハ!(笑) やっぱり一番エロいですよね。ギターじゃ出せないエロさがある。歌声に近いというか。本間さんはホントに素晴らしいプレイヤーなんで今回も速攻声をかけて、3回ぐらい吹いてもうOKみたいな感じで、アドリブなのにメロディがちゃんと出来てるし。“あぁ~こうなるんだなぁ~これが欲しかったんですよ~!”って感じ」
――そう考えたら、培ってきた関係がちゃんとオリジナルにも活きていると。 『未成熟』(M-5)『髪を指で巻く女』(M-6)のどギツいグルーヴもイイね。
「『未成熟』はロリコンの歌ですけどね(笑)」
――ただ、中田裕二×年下の女性っていうのが、もう全然イメージが湧かない。
「そーなんだ! やっぱり年上のお姉さん?」
――絶対。年上のお姉さんがかわいがるっていう図(笑)。世間的な見え方もそうちゃう? 同世代でもなく、とにかく年上のお姉さんにかわいがられるイメージ。
「まぁね、かわいがられます(笑)」
(一同爆笑)
――そういう意味では、年下のイメージがないから『未成熟』の歌詞は新鮮です(笑)。
「結構アイドルも好きだし、グラビアも好きだし(笑)。今はもう大豊作ですよ。かわいい娘が多過ぎです」
――こっちはAORと歌謡曲を1人で背負って行かなきゃいけないのに、アイドルは大豊作(笑)。
「でも何かね、い過ぎてもダメですね。男が努力をしなくなる。かわいい娘はもうちょっと身を潜めて欲しいです。ありがたみを失ってますよ。今日もタクシーに乗りながら常にウォッチングしてたんですけど。“どうやったら出会えるのかなぁ?”みたいに(笑)。きっと彼女たちには恋人とかもいるわけですよ。何で俺がそこにいないんだ? ねぇ~ホンットに羨ましい。って何のインタビューか分からん!(笑)」
(一同爆笑)
――『未成熟』の話ね(笑)。
「これは谷崎潤一郎の『痴人の愛』に結構インスパイアされたというか、若いときに女中みたいな人を雇って自分好みに育てていくんだけど、結局は女に捨てられるという。これは深いなぁと思って」
――今作をより作家的だと思ったのは、そういう物語を描く陰影がかなり確立されてきたなと思ったのよね。あとは、“追う気もなかった”のフレーズの歌いっぷりには安全地帯を感じました(笑)。
「アハハハハ!(笑) “諦め感”ですかね? 大人になっていくといろいろと諦めなきゃいけないことがあるじゃないですか。でも、それは決してネガティブなだけじゃないんですよね。自分の中で決着を付けていかなきゃいけない。そこがすごく人間臭いなぁって。昔の曲とかは、そういうどうしようもない感じが多いんですよね。何ともなぁ…って結末が結構複雑だったり。でも、それがよかった。その辺は受け継ぎたいなぁって」
基本やりたいことは変わってない
――そして、『髪を指で巻く女』っていうタイトルは何なの?っていう話です(笑)。ある意味、現代における孤高のソングライティングですけど(笑)。
「アハハハハ!(笑) それ嬉しいです」
――この曲は遊んでるよね。どファンクな感じというか、サビでマラカスを振る姿が目に浮かぶこのグルーヴ(笑)。
「これは書きながらも楽しかったですよ。ドラムをちょっと打ち込んだりもしたんですけど、レニクラ(=レニー・クラヴィッツ)的な手法でLOWとHIGHを切ったりして、古い質感にして」
――このベースも全部自分で弾いてるんやもんね。
「そう! ベース好きだからねぇ。ホントにベース好きだから。2回言った(笑)」
――自分で弾くとRECも早い?
「ベースはめっちゃ早いですね。1曲2時間ぐらいのペースであっという間に終わっちゃう。こういうフレーズは流石に弾けないっす、みたいな曲は振っていこうと思ってるんですけど、まだちょっと弾きたい欲が…でも、ギターはもうそろそろいいかな。面倒くさいなぁこの楽器、って思いながら弾いてました(笑)」
――『PURPLE』(M-7)はもう黙ってても出てくるパターンの曲ね。
「そうそう! これはリフが先に出来ちゃってたから。この手の曲は目をつむってても出来ます」
――取材メモにもこの曲は“サービス椿屋曲”って書いてる(笑)。椿屋四重奏から地続きの中田裕二のロック感というか。こういう曲もちゃんと入ってるのがおもしろいなって。言ってしまえば、敢えて入れないことも出来るし。
「何か気に入ってて。すごく(レッド・)ツェッペリンっぽいというか、基本やりたいことは変わってないですから」
――自分の表現形態はバンドだったりソロだったりと移りゆくけど、芯の部分は。
(2015年2月17日更新)
Check
Movie Comment
アルバム、DVD、ライブを語り倒して 4分越えの(笑)動画コメント!
VIDEO
Release
新たな野望と確かな手応えを礎に AOR/歌謡曲が乱舞する4thアルバム
Album 『BACK TO MELLOW』 発売中 2800円(税別) Imperial Records TECI-1428 <収録曲> 01. 愛の摂理 02. 誘惑 -album mix- 03. 世界は手のうちに 04. そのぬくもりの中で 05. 未成熟 06. 髪を指で巻く女 07. PURPLE 08. ドア 09. 薄紅 -album mix- 10. サブウェイを乗り継いで 11. LOVERS SECRET
反響を呼んだカバーアルバムの世界を 相思相愛の会場で再現した魅惑のDVD
DVD 『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』 発売中 4000円(税別) Imperial Records TEBI-43315 <収録曲> 01. シクラメンのかほり 02. シングル・アゲイン 03. スローモーション 04. 誘惑 05. Missing 06. シンシア 07. シルエット・ロマンス 08. LOST GENERATION SOUL SINGER 09. あの日にかえりたい 10. いっそ セレナーデ 11. UNDO 12. 愛し君へ 13. ロマン 14. 薄紅 15. 彼女のレインブーツ 16. 情熱 17. MIDNIGHT FLYER 18. 紫陽花 19. 恋わずらい
Tour Book
『TOUR'15 BITTER SWEET』にて 販売中! これを読めば全てが分かる!?
Book 『居酒屋裕二』 発売中 2000円 A5サイズ全64P <掲載内容> ・巻頭グラビア『俺の店』 ・中田裕二 仁義なき百問百答 ・『BACK TO MELLOW』全曲解説 ・バンドメンバーが語る中田裕二論 ・中田裕二解体新書 其の一 ・YUJI NAKADA'S BITTER SWEET THINGS etc...詳細はコチラから!
Profile
なかだ・ゆうじ…’81年生まれ、熊本県出身。’00年、仙台にて椿屋四重奏を結成。’07年のメジャーデビューを経て、歌謡曲をベースにした斬新なロックサウンドで多くの音楽ファンを獲得。’11年1月の突然の解散発表は大きな反響を呼んだ。3.11東日本大震災の被災地/被災者に向けて作られた『ひかりのまち』を震災直後に配信(収益は全て義援金として寄付)。同年11月、ソロ初アルバム『école de romantisme』を発表。12月から翌年3月に初の全国ツアー『tour de romantisme』を開催(全26公演)。’12年9月、2ndアルバム『MY LITTLE IMPERIAL』を発表。10~12月には、2度目の全国ツアー『IMPERIAL SUITE』を開催(全22公演)。’13年5月に初の映像作品『SERENADE OF “IMPERIAL SUITE”』、9月に3rdアルバム『アンビヴァレンスの功罪』を発表、9~12月に全国ツアー『INTO THE GALAXY』(全25公演)を開催。’14年6月には、カバー曲をレパートリーの中心に歌に特化したアコースティック・ライブプロジェクト『SONG COMPOSITE』(‘09、’11、’13年にツアー開催)を音源化したカバーアルバム『SONG COMPOSITE』、2作目の映像作品『TOUR 13 INTO THE GALAXY とある銀河の旅路にて』を同時発売。6~7月に全国ツアー『SONG COMPOSITE SPECIAL』(全10公演)を開催。さらに、弾き語りライブシリーズ『中田裕二の謡うロマン街道』もスタート。配信限定EP『薄紅』を経て、同年11月19日に4thアルバム『BACK TO MELLOW』、3作目の映像作品『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』を同時リリース。現在は全国ツアー『TOUR’15 BITTER SWEET』を展開中(全16公演)。幼少時に強く影響を受けた70~80年代の歌謡曲/ニューミュージックのメロディセンスを核に、あらゆるジャンルを貪欲に吸収した一筋縄ではいかないサウンドメイクと、様々な情景描写や人生の機微をテーマとした詞作によるソングライティングは中毒性が高く、熱心な信奉者が多数。中田裕二 オフィシャルサイト http://yujinakada.com/
Live
ツアーもいよいよ後半戦で関西圏に! 4月には東阪ビルボードライブ公演も
Pick Up!!
【京都/大阪公演】
チケット発売中 Pコード246-450 ▼2月20日(金)19:00 KYOTO MUSE ▼2月21日(土)18:00 梅田クラブクアトロ オールスタンディング4620円 夢番地■06(6341)3525 ※3歳未満は入場不可。3歳以上は有料。
チケットの購入はコチラ!
【熊本公演】 チケット発売中 Pコード246-881
▼2月23日(月)19:00
熊本B.9 V1
オールスタンディング4620円
BEA■092(712)4221
※3歳未満入場不可。
3歳以上チケット必要。
【愛知公演】 チケット発売中 Pコード247-202
▼2月28日(土)18:00
エレクトリック・レディ・ランド
オールスタンディング4620円
サンデーフォークプロモーション■052(320)9100
※3歳以上有料。3歳未満は入場不可。
【神奈川公演】 チケット発売中 Pコード247-018
▼3月1日(日)17:00
横浜ベイホール
オールスタンディング4620円
KMミュージック■045(201)9999
※3歳未満は入場不可。
3歳以上はチケット必要。
【宮城公演】 チケット発売中 Pコード247-157
▼3月5日(木)19:00
仙台Rensa
オールスタンディング4620円
G・I・P■022(222)9999
※3歳未満は入場不可。
3歳以上はチケット必要。
【北海道公演】 Thank you, Sold Out!! ▼3月7日(土)18:00
cube garden
1Fスタンディング4620円
マウントアライブ■011(211)5600
※3歳未満は入場不可。
3歳以上はチケット必要。
【東京追加公演】 チケット発売中 Pコード250-978
▼3月28日(土)18:00
赤坂BLITZ
1Fスタンディング4620円
2F指定5140円
ソーゴー東京■03(3405)9999
※3歳未満は入場不可。
3歳以上はチケット必要。
Pick Up!!
【大阪公演】
一般発売2月24日(火) ※発売初日はチケットぴあ店頭での直接販売および通常電話■0570(02)9999にて予約受付。11:00以降に空席がある場合は、コンビニエンスストアでの直接販売あり。 Pコード257-024 ▼4月16日(木)18:30/21:30 ビルボードライブ大阪 自由席6900円 ビルボードライブ大阪■06(6342)7722 ※未就学児童及び高校生同士の入場不可。18歳未満は成人の同伴が必要。
チケットの購入はコチラ!
【東京公演】 一般発売2月24日(火)
Pコード256-605
▼4月17日(金)19:00/21:30
ビルボードライブ東京
自由席6900円
ビルボードライブ東京■03(3405)1133
※未就学児童入店不可。18歳未満・高校生は成人の同伴にて入店可。
Column1
歌手・中田裕二から、素晴らしき 名曲たちに愛と敬意を込めて 時代を彩る歌謡曲からルーツに憧れ 椿屋四重奏まで。解放と挑戦の絶品 カバー盤『SONG COMPOSITE』 前回の撮り下ろしインタビュー
Column2
YesもNoも、時代も歌謡も ロックもロマンも背負い込んで 中田裕二の会心の3rdアルバム 『アンビヴァレンスの功罪』 撮り下ろしインタビュー
Column3
まだまだあります! 歴代の撮り下ろしインタビュー
中田裕二がシーンに築いた絶対領土 『MY LITTLE IMPERIAL』! やりたい放題の2ndアルバムを 異端児にして偉才が語る 撮り下ろしインタビュー 特設ページはコチラ! 椿屋四重奏解散、3.11、 そして初のソロアルバム 『école de romantisme』を語る 撮り下ろしインタビュー! 特設ページはコチラ!