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ホーム > インタビュー&レポート > 「僕ららしいし僕らにしか歌えないんじゃないかな」 全ての出会いを運命に変えてきた4人が王道を引き受ける 最高純度のロックアルバムにして『アイラヴユー』という愛と音楽 SUPER BEAVER全員インタビュー


「僕ららしいし僕らにしか歌えないんじゃないかな」
全ての出会いを運命に変えてきた4人が王道を引き受ける
最高純度のロックアルバムにして『アイラヴユー』という愛と音楽
SUPER BEAVER全員インタビュー

 かつてメジャーにいた彼らが、キャリア初のフルアルバム『幸福軌道』('09)を出したころ、あのドン底だった当時からこんな未来が訪れるなど、誰が想像できたことだろう――? 昨年、10年ぶりのメジャー再契約を果たしたSUPER BEAVERが、通算7枚目にして約2年半ぶりとなるニューアルバム『アイラヴユー』をついにリリースした。『ハイライト/ひとりで生きていたならば』(’20)『突破口/自慢になりたい』(’20)に加え、’18年発表の『予感』と既発の3枚のシングルを惜しみなく収録した同作は、ブライトでエッジィなバンドサウンドと対峙する圧倒的な歌声とメッセージが心臓を貫く、バンドの黄金時代の幕開けを告げるかのような至高の1枚に仕上がっている。4人がここまで這い上がってきた足跡が、費やしてきた時間が、積み上げてきた経験が、見てきた景色が、出会ってきた多くの人たちが、その全てが結晶となって形を成したとき、そこにはただ『アイラヴユー』という愛と音楽があった。SUPER BEAVERがその覚悟と願いを語る全員インタビュー。『アイラヴユー』、これがSUPER BEAVERだ。届け!!

 
 
’20年はどうしても失いかけていたバンドマンとしての感覚を
本当に取り戻していってる気がします
 
 
――元来なら、“去年末には横浜アリーナで無観客生配信があって…”みたいな話をするのが常套句だけど、ビーバー(=SUPER BEAVER)は年始から動きまくりで、それがもう過去というのがすごいよね(笑)。まずは1月に行った『SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP〜ラクダの決着、豊洲3本勝負!〜』はどうでした?
 
渋谷(vo)「楽しかったですね。純粋にお客さんを入れてよかったなと思いますし、声を出せない状況であったり、マスクで顔が半分隠れちゃって表情が読めないのはありますけど、それでも自分たちがオンステージする先に誰かがいてくれるのは…もちろん配信もとは思うんですが、“これがやりたかったんだよな!”というのは確かにありました」
 
上杉(b)「どんどん作品を作ったりしてバンドが動いて、ちゃんとその状態を披露できてるというか…バンドとして今を歩いてるのを実感したし、’20年はどうしても失いかけていたバンドマンとしての感覚を、本当に取り戻していってる気がします。今回作ったアルバムだったりの熱量で、改めて“ドカーン!”とやっていけてるので、’21年にちょっと希望すら感じられるようになってますね」
 
藤原(ds)「来てくれた方はもちろん、配信で見てくれた方もいて…いろんな事情で来るのをやめた方もやっぱりいて払い戻しもしたんですけど、喜んでもらえてる声はちゃんと僕らに届いてるんで。それが一番やってよかったなと」
 
柳沢(g)「あとは、今回はライブのタイトルに…まぁビーバーはいつもそこにそんなにこだわってるわけではないんですけど(笑)、“ラクダの決着”というワードが入ってて。去年は立てた予定がことごとくついえていった中で、豊洲に3週連続で人を入れて生配信もしようと予定を立てて、いろんな状況を考えながらも全部やり切れたことには結構大きな意味を感じていて。さっきのリーダー(=上杉)の言葉じゃないですけど、すごく次につながるものになったんじゃないかな。もしかしたら1本目だけできて2~3本目はできないことだってあり得たんで、それをちゃんとやり切れたことはすごくうれしかったですし、これから“やっていくぞ!”という気持ちがさらに増したというか」
 
――緊急事態宣言も出てる中で、ビーバーが1本1本のライブを無事にやり切ることがみんなの希望にもなっただろうしね。アルバムに関しては、メジャー再契約時から視野に入れて動いてきたのかと思いきや、シングルを2枚出すまで、そこまでは考えてなかったのは意外だなと思ったんだけど。
 
渋谷「自分たちはリリースをした段階である程度の形は見えてるけど、受け取ってくださる方はそれをそしゃくして飲み込んで消化して自分のものにしなきゃいけないから、その時間を考えると、例えば1年という期間はあまり長くはないのかなと思っていて。愛されていい作品を作ってきたと思うから、この間に今までのアルバムもたくさん聴いてもらいたかったし、そういう時間にもなったと思ってます。結果、このタイミングでアルバムを出せて、みんなの“待っててくれた感”もすごく感じることができたんで」
 
――渋谷くんが一番ビーバーに対して客観的で厳しい目を持ってると感じるけど、その渋谷くんが今回のアルバムに関してはとても誇らしく、自信を持ってるのが珍しいというかうれしいことだなと思いましたけど。
 
渋谷「いやぁもう、初めてリスナーとして人に薦めたいアルバムになったと思ってます。やっぱり自分たちの作品って客観的に聴くことが難しいんですけど、今回は何の拍子か分からないんですが、自分がただのリスナーとしてこのアルバムを聴いてる時間がすごく長いことに気が付いて。例えば、移動するときに聴く音楽の中に普通に入ってるのは初めての経験で、何だかうれしくなりましたね」
 
――自分の作品は聴かないアーティストがほとんどだもんね。自分たちの手を離れて、ちゃんと音楽が独り歩きしてるからこそ、そうなったのかもしれない。
 
渋谷「手を離れて自分のところに戻ってきたというか、投げた側だし受け取った側でもある、不思議な感覚でした」
 
柳沢「シンプルに良いアルバムができたなと思いましたし、元々シングル曲が『予感 -Album mix-』(M-8)も入れて5曲あったんで、それはちゃんと全曲入れようという話にはなってたんですけど、残りはすごくナチュラルにどんどん曲がハマッていった感覚があって。その一方で、最後まで曲順に悩んだりもして、メンバー間ですごく会話した気がしますね。アレンジに限らず、それぞれの曲の関係性とか、良い時間のかけ方ができたアルバムだと思います。だからこそ、出来上がった後も1曲1曲の強さを自分たちも感じることができた1枚だなと思ってますね」
 
――ビーバーにとって、去年ほどライブがなかった1年はないから、本当に制作を優先してじっくりと取り組めたのは、今までで初めてかもしれないですね。
 
柳沢「こういう言い方をするとちょっと語弊があるかもしれないですけど、作り方とか会話も、今までで一番音楽的だった気がしますね(笑)。気持ち先行とかじゃなくて、ちゃんと音楽的なロジックが会話の中にあったと思います」
 
――俺も今作を聴いた第一印象が、今までで一番音楽的なアルバムだなと思いました。ビーバーに求めるところってやっぱりメッセージだと思うんだけど、その役割を去年出したシングルの4曲が担ってくれてるところもあるし、それによって他の曲でより自由に音楽的なトライができて、ビーバーが持ってる素養が浮き彫りになった感じが。
 
柳沢「それは本当にあると思います。シングルもあるし、’19年から作り続けてきた曲の中から選べたりもしたので、(短期間で)狙って、奇をてらってアプローチしなくてもいいし、無理やり作った感じが全然ないんですよね。今回の楽曲の幅が一番自然な気がしていて」
 
――アルバムを出さなきゃいけないからこういう曲も要るよね、じゃなくて、自然と生まれてきたもの。短期間だからこその爆発力とかミラクルもあるけど、人間、ゆとりがあるからこそできることってあるよね(笑)。
 
柳沢「そうですね(笑)。その中からちゃんと選んで試せたのもすごく大きい気がします」
 
上杉「すごく純度の高いアルバムができたと思います。スタジオにいる時間とかテイク数は今までとそんなに変わらないんですけど、“この曲はこうである、こうでありたい、こういうサウンドの雰囲気にする”とか、そこに至るまでにみんなで話して、設計図を共有して曲を詰めていく作業が今まで以上にストイックになった気がして。その会話に基づいて音色が決まったり、はたまたアレンジをこうしてみようとか、曲ごとの世界観がちょっとずつ変わって、結果、ポテンシャルを引き出せるところまで引き出せた。ヤナギ(=柳沢)がデモを持ってきてくれた段階で良いものを選んではいるんですけど、今回はみんなのそういう作業で化けまくったというか。それは時間があったからこそ手にした技術であったり知識であったり…しかも去年は、いろんなフラストレーションを抱えながら“良いものを作ってやる!”という気合いも入ってたし、ネクストレベルの音像を作れた気はしますね」
 
――会えなかったことが、リモートであったことが、それぞれに下準備の時間と知恵を与えて、良い方向に転がったパターンで。藤原くんはここ最近の配信とかライブを見ていても、ドラマーとしての華が出てきたというか、成長が目に見えて伝わってきますけど、どうですか?
 
藤原「マジっすか!? めっちゃうれしいです! 最初は単純に準備の時間があったことが良い風に転がったのかなと思ってたんですけど、去年はライブができない代わりに何をしようかとか、1年かけてビーバーの活動の仕方で意志を表明していったんです。こういうライブは配信で、生で、収録でとか…その全部の意思決定のためにたくさん話し合って。俺はこう思う、でも、ぶーやん(=渋谷)は全然逆のことを言ってたり、ヤナギがまた違う案を出してきたり、リーダーは賛成してたり…何でそう思うのか、何でそれは違うのか、一つ一つ話し合って、意志を改めて共有できた。だからこそ、アレンジの仕方とか曲の着地点もそうやって最初から話し合えて共有できたのかなって。今までは“こういうアレンジの方向性でいこう”ぐらいでレコーディングしてたんですけど、その先の“赤は赤でもどれぐらい赤いのか”とか、そういう細かいところまで詰められたし、そういう一つ一つの会話が、このアルバムがちゃんと良い音楽になってることにつながってるのかなと思いますね」
 
 
このアルバムはすごくライブ的だなと思う
一つずつのピースがMCを含めたライブのセットリストみたいになってる
 
 
――ビーバーのアルバムって、それこそ前作『歓声前夜』(’18)なんかも1曲目の『ふがいない夜こそ』の、“不甲斐ない夜こそ本当は出口だ”という最初のひと声からつかんでいく。一発目の一音から胸をこじ開けてメッセージをぶち込んでくる感覚があったけど、今回の『今夜だけ』(M-1)はスッと始まる日常というか、何でもない風景、誰もが感じて思い描くような心情から始まるのが意外で。ベタに言えば、『ハイライト』(M-2)から始まれば、“メジャー再契約一発目のアルバム、旗を挙げていきます!”となって分かりやすいけど、この何げない日常から始まるところに、聴いてる方にも“俺たちのアルバム”と感じさせるなと。
 
渋谷「この曲は一歩も前にも後ろにも進んでない。ずっと部屋の中にいる状況な気がしてるんですよ。今までのSUPER BEAVERのアルバムって、何となく“1日の始まりから終わりまで”という印象があったんですけど、今回は1日の始まりというよりも前夜から、みたいな印象です。前の日から今が始まって、だからこそ、今日をこんなふうに過ごしたいという設計図になれるんじゃないかと。おそらく、これを聴いてから他の曲を聴くと違う聴こえ方をするだろうし、より刺さる面積が増える気がしたんですよね。なので、これを1曲目にしようと思って」
 
――この曲の持つある意味の“弱さ”が安心させてくれるというか、俺たちに背中を見せてくれるSUPER BEAVER、なだけじゃなくて、こういう脆さとか、“俺たちと同じように悩むんだ”みたいな隙を見せてくれたからこそ、そういうヤツらが腹をくくって歌ってることが響く。2曲目以降の説得力につながってる感じは確かにしますね。
 
渋谷「やっぱり前向きな意見は前向きな意見ですごく素敵だし、力にもなると思うんですけど、ある一定のキャパシティを超えてくると、痛くて聴けなくなっちゃう瞬間があると思うんですよ。それは自分も音楽を聴いてて実感するところでもあるし。でも、『今夜だけ』から始まることによって、ゼロ地点より下から始められるというか。最大攻撃力を落としたわけではないんだけど、“こういう人間だよ”という遊びの部分、人間性みたいなところのおかげでしんどくなり過ぎない。自分たちみたいなバンドは特に、そういう聴かせ方をしなきゃなと思いましたね」
 
――この曲は、コロナ禍で柳沢くんが珍しく落ち込んだときに書いたと。柳沢くんでもそうなるもんなんだね。
 
柳沢「元来なる人間だと思うんですよ。ただ、個人的な思考の話で言うと、それを人になすりつけたくないから、自分で何とかしようと思い続けてきたタイプで。それを解決するための方法みたいなところで、そうありたいという願望の部分を、活動においても楽曲においても見せようとしてきた。それ自体はすごく俺たちらしいとは思ってるんですけど、なぜそう思うのかという根源の部分がこの曲ではものすごく抽出されてしまったというか(笑)。全ての楽曲の根っこにはそういうモヤモヤした気持ちがあるんですけど、それが久々に明るみに出ましたね。しかも、そういう気持ちになったからって俺が歌うわけでもなく、渋谷龍太が歌ってくれるわけで。久しぶりに鬱屈してる曲だと自分でも感じてたんで、そこは素直にどう思うかをメンバーに問いましたね。その上で、ぶーやんが今言ってくれたようなことまで言ってくれて…。だから、作ったときはまさか1曲目になるなんて思わなかったし、そもそも収録するかも定かではなかった曲なんですよ」
 
――そういう柳沢くんの気持ちを、渋谷くんが聴く側の痛みも弱さも理解した上で、ダウナーなだけじゃないさじ加減でどう歌えるか。その説得力と経験値が身に付いた今だからこそこうやって形に、1曲目にできたのかも。
 
渋谷「ヘンな話、これをライブの1曲目にやったら、MCは要らないなとも思いますしね。それぐらいこの曲には意味があると思ってて。一方的に曲をやるだけじゃ分からない部分が絶対にあると思ってるから、ちゃんと受け止めやすくするべくMCがあると俺は思ってて。その日の状況とかどんな人が来てるのかを見ながら喋って、それによって曲が活きたり、逆もしかりだと思うんですけど、“この曲が1曲目にあるならMC要らずじゃん!”とまでちょっと思った。まぁ今後も喋りますけどね!(笑) でも、そういう部分を見せてから表現するのとしないのとじゃやっぱり全然違うと思うから、このアルバムはすごくライブ的だなと思う。楽曲として全てが成り立ってるけど、一つずつのピースがMCを含めたライブのセットリストみたいになってるなと思うし」
 
――日本有数のMCのスペシャリストが言うなら間違いないね(笑)。
 
柳沢「アハハハハ!(笑)」
 
渋谷「そこ、太字(=見出し)でお願いします!(笑)」
 
――この楽曲しかり、全体を通してブライトな音像というか、エッジィなサウンドなのに歌が沈まないところも今作の特徴で、レコーディングスタジオをいろいろ変えてみたいなところも、すごく功を奏してるというか。
 
柳沢「まぁレコーディングスタジオの良し悪しは正直、俺たちが本当にどこまで分かってるのかは定かではないんですけど(笑)、無意識下の耳触りに影響してくるものだとしたら、そういうことも試させてもらえないかと相談して。実際、気分も変わりましたし、それによって発想も変わるかもしれない。そこも最終的には良い方に転がったなと」
 
 
SUPER BEAVERの中だけで成立するグルーヴで歌ってたら
SUPER BEAVERの中でビックリする歌は歌えないなと思った
 
 
――書き下ろしの新曲について触れていくと、『mob』(M-4)は冒頭のリフからつかんでいく、昨今のSNSに蔓延する風潮を描いたシニカルだけど明るいムードの曲で。
 
柳沢「ビーバーってワンリフでずっとループしていくような楽曲が基本的にないバンドなので、まずはそういった楽曲を作れないかなというのと、乗っける歌詞は少しシニカルな書き方をしたいなと。『真ん中のこと』('17)以降、意識的に積み重ねてきて、自然とその発想に行きついたところはあるんですよね」
 
上杉「『mob』みたいな曲をスッとできるようなバンドになったという印象がありますね。こういうリズムで隙間もあると、グルーヴがちゃんと作れないと曲がスカスカになってしまうし、歌詞も良い感じに毒っ気があったり、フックになるポイントがいっぱいある。今回はあらゆるところで結構攻めたサウンドを作ってますけど、“SUPER BEAVERがこういう曲をやってみました”じゃなくて、“これがSUPER BEAVERなんだ”というところにちゃんと落とし込めるかどうかが重要で。そうじゃなかったら結局、リリースしたとしてもライブで全然やらない曲になっちゃうし。『mob』ではそういうアプローチをみんなでできた気がしますね」
 
藤原「こういう曲ってドラムとボーカルがちゃんとしないとバレるので(笑)。うちのボーカルは、(ソロプロジェクトの澁谷)逆太郎をやってから、ドラムとの関係性をすごく意識していろいろと歌ってくれるようになったので、こっちはただスクエアにリズムを丁寧に守っていれば、ある程度の設計図を描いてくれるんですよ。今までだったら“イヤだなぁ〜大変だなぁ〜”と思いながらやってたかもしれないですけど(笑)、『mob』はやり甲斐を感じながら準備もすごくしたし、意識は全然違うかもしれないですね」
 
――渋谷くんは逆太郎をやってみて、後ノリで歌を乗せるのが苦手だと気付いたと。
 
渋谷「そうなんですよ。あと、打ち込みじゃないと出ないグルーヴで歌えるようになろうとか…SUPER BEAVERの中だけで成立するグルーヴで歌ってたら、SUPER BEAVERの中でビックリする歌は歌えないなと思ったんで。バンドマンだから歌えないのは言い訳にならないと思ってるから、しっかり歌える歌手でありながらバンドマンであるべく、いろんなことを考えていかなきゃ行き詰まる気もするので(笑)。意図的にそういう場を作るようにはしてます」
 
――あと、今作の中で俺が一番驚いたのは『パラドックス』(M-6)で。この曲が一番音楽的だと思ったし、ビーバーってこういうアプローチもできるんだなと思って。
 


柳沢「数年前からまいていったいろんな種の芽が出てきた気がしていて、歌を聴かせるのと同時に、サウンドとしてのカッコいいものを作りたいな、ライブでやりたいなという発想になりましたし、あとはライブハウスのみでは感じられなかった攻め方ができたというか。テンポも別にそこまで早くなくて、例えば、ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)、国立代々木競技場 第一体育館とかを経験させてもらって実際に見た景色とかそのサイズ、あとは音がこう響いてとか…そういうところもフィードバックできた気はしますね。ギターのバッキングっぽいけどコードリフとも言えるフレーズが“ガーン!”と鳴り響いて始まったらカッコいいなとか、そこからデッカいリズムストロークでいけたらなとか…この2年半のあらゆるライブでの経験値は、楽曲制作にすごく関わってきてるかなって」
 
――『パラドックス』とか『時代』(M-9)はデカいステージで鳴らすスタジアムロックなイメージが湧くもんね。『パラドックス』はカサビアンの『クラブ・フット』('04)的な雰囲気もしたし。この曲の“本当は知って欲しいのに 本当を言ってしまったら/本当になってしまうのが 怖かった”という歌詞は、柳沢くんの言いたかったところだと。
 
柳沢「この曲の持ってるスケールに対して歌う内容が近距離というか、その場で巻き起こってるかなり狭い範囲の気持ちで。こういう大きな楽曲に感情の細かい部分を乗せることができたのは初めてに近いんじゃないかと。そういう意味では、すごく濃い曲になったなって」
 
上杉「また次の武器を手にしたような曲だし、聴いててもそういう気持ちになりますよね」
 
藤原「さっき“スタジアムロック”と仰ってくださいましたけど、そういう音像感もすごく狙ったし、ビートは実はシンプルなんで。最初はシャッフルの曲を作ろうよと話したりもしてたんですけど、いろいろと工夫して、最終的には狙った感じにはなったと思います」
 
渋谷「僕はこの曲がとっても好きなんですけど、特に藤原さんがどっしりしてるので、遊べるスペースが広くなった感じ(笑)。ここ何年かでよそのバンドにボーカルとして呼んでいただく機会が増えたんですけど、スカパラの真ん中に入ったとき(=東京スカパラダイスオーケストラのデビュー30周年ライブやテレビ特番に出演)、“歌う楽しさだけ持っておいで”みたいな安心感に結構ビックリしたんですよね。その感覚をこの曲でも感じられたので」
 
――この曲なら『FUJI ROCK FESTIVAL』に出ても違和感がない。GREEN STAGEでこの曲をやってほしいわ(笑)。
 
渋谷「こういうテンポ感の曲ができるって、とってもうれしいことですよね。ドラムの手数も多くない(=隙間がある)んですけど、それって結構怖いことだなと思う部分もあるので。藤原さんがたくさん練習したところで成果が出ないと意味がないんですけど、それがちゃんと出てる人だから。バンド内にそういう人がいると練習意欲もめちゃくちゃ湧くし、フロントマンとして“マジで負けてらんねぇ!”ってなるんで(笑)」
 
藤原「さっきの隙間みたいな話も、今まではできなかったと思うんですよ。ちょっと自信がなかったり、4人だけでやってると“やっぱり何か叩かないと!”って思っちゃうんで。でも、その曲の強さだったり歌詞、歌の表現、バンドの状況、ステージの演出とかが今はついてきてるんで、これはもう自信を持ってシンプルにビートを叩くだけでカッコいいんだというところに、自分たちもやっと来れたのかなという感覚ですね」
 
 
“俺、お前のことが好きだよ”という気持ちを本当に届けたいというか
そういう気持ちこそが今、一番必要なんじゃないかなって
 
 
――そして、タイトル曲の『アイラヴユー』(M-7)は全ての肝になった曲だと思いますけど。
 


柳沢「この曲は’20年にできたので、いろんな気持ちがない交ぜになってるのは間違いなくて。2枚のシングルを出してきて今、改めて新曲を作るとしたら何が歌いたいだろうと考えたとき、単純に一番最初に出てきたのが『アイラヴユー』というワードだったんですよ。かつ、“アイラヴユーが歌いたい”という歌詞じゃないですか。“歌いたい”というワードを音楽家が使うと、当たり前ですけどそれは俺たち自身の物事を言ってることになる。だから、これまでは割と慎重に“歌”という言葉を扱ってきた感覚があって。でも今回は、“アイラヴユーが歌いたい”というフレーズ自体がすごく純度の高い気持ちだったから、これはもうこのまま曲にしようと。何だろうな…“俺、お前のことが好きだよ”という気持ちを本当に届けたいというか、そういう気持ちこそが今、一番必要なんじゃないかなって。難しいことはいいから、“また会いたいね”とか“早くメシ食いに行きたいね”とか、そういった会話をとにかく届けたかったし、その気持ちが『アイラヴユー』という楽曲を生み出したきっかけですね」
 
上杉「自分たちでしか歌えないぐらい分かりやすいしストレートで、だからこそ自分たちが掲げていく必要があるというか、今、このタイミングで『アイラヴユー』と掲げてバンドをやっていくことに何か意味すら感じてしまうような、すごく大きなパワーを感じましたね」
 
――『アイラヴユー』って、多分ここ10年間ぐらいなかったんじゃないかと思うぐらいのタイトルで、もはや行きわたり過ぎて誰もが手を付けなくなってしまっていたストロングな言葉に、今ここで手を出すという(笑)。でも、リーダーが言ってくれた通り、それを今、歌って様になるバンドが、ビーバーの他に誰がいるのかと思うし。
 
藤原「リーダーも今言ってたけど、僕ららしいし僕らにしか歌えないんじゃないかなというぐらいの曲で、アレンジするときも、自分たち一人一人の人間がより濃く出た方が奥まで刺さるというか、届くのかなと思って。『パラドックス』とか『mob』とはまた真逆で、手癖だったりバンドっぽいサウンドとかフレージングもあえて多めに入れて、“バンドっていいよな、面白いよな、楽しいな”みたいなことも一緒に伝わったらいいなと」
 
渋谷「手あかまみれだからこそ、ベタと言われてるからこそ手を出しにくくなってるのもよく分かるんですけど、“今だからこそチャンス! ド真ん中が空いてる!!”みたいなところに柳沢が投げ込んできた感じがして。もう一周以上回って専売特許みたいなところは少し感じてるので(笑)、他のバンドに歌われるより先に自分たちが先陣を切って、堂々と胸を張って『アイラヴユー』と歌えたのは、“おっしゃ! 最高じゃん!!”という感じはあります(笑)」
 
――そういう曲を歌える時期が来たというか、ビーバーがついに王道を引き受けるタイミングというか。あと、『アイラヴユー』って魔法の言葉だと思ってて、全方位で否定的に聞こえない珍しい言葉で。それこそ、“頑張って”とか “大丈夫”は、タイミングによってはムカついたり逆効果になるけど、『アイラヴユー』とか“好き”って、どんなときでもちゃんと自分の栄養になる、力を与えてもらえる言葉だなと、この曲を聴いたときに改めて思いました。
 
柳沢「いやもう本当にその通りです! そういうところから『アイラヴユー』と思い付いたと言うのもヘンですけど、もうずっとある言葉だから、“これだ〜!”という感じはしましたよね。あれも伝えたいしこれも言いたかった、いろんな気持ちを全部『アイラヴユー』の中に封じ込めることができた。いや~よかったですね、『アイラヴユー』という本当にすごい楽曲を作れて」
 
――あと、この曲の最初の2行、“今僕らに 必要なのは 想う気持ち 想像力/今あなたに 必要なのは 想われてる その実感”って、本当に今の時代に必要なものだなと思う。取材メモに“ホンマそれ!”って書いたもん(笑)。
 
柳沢「アハハ!(笑) 『アイラヴユー』というワードが出てくる最初の気持ちがその2行にあったし、その感覚があったからこそ曲になってるんで。だから、そこに“ホンマそれ!”って書いてもらえてすごくうれしいです(笑)」
 
――あと、『アイラヴユー』しかり、2年前にすでに録っていたプリプロ音源が良くて冒頭のアカペラパートで使ったという『時代』にも、“時代とはあなただ”という強烈なパンチラインがあります。
 
柳沢「“結局、『アイラヴユー』って言いたかったんです”と同じ根っこだと思うんですよ。ぶーやんの言う、あなたたちじゃなくて“あなた”にも通ずるし、一人一人がそれぞれの場所で生活していて、その一人一人が良くも悪くもまた別の一人一人に作用して…それが今、生きているこの日常生活なんだとしたら、やっぱり時代はその一人一人が作ってるんじゃない? ということが、生活の中に溶け込む歌になってほしかったというか。大それたことが言いたかったわけじゃなくて、夕方になって今日の献立を考えてるお母さんがふと聴くとか、“またバイトだよ!”とか言いながら頑張ってる若者が聴くとか…だけど、その先の未来に何かがあるかもしれないし、少しでもそう思えるような、一人一人にフォーカスが当たる歌になったらいいなというのが、2年前に『時代』を作った最初の気持ちだったので。それが時を超えて今作に入ったのも、一貫してこういうことを歌い続けていくバンドなのかなと思いましたし」
 
――『時代』というめちゃくちゃデカいことを歌ってるけど、それがあなたに向いてる。ミニマムとマキシマムをフラットに行き来する目線はビーバーらしいなと思うし、不器用だったビーバーが、いつの間にか不器用な人の背中を押して、エールを送る立場になったんだなぁ…って(笑)。
 
上杉「親心ですね(笑)」
 
柳沢「大阪の高架下(=福島2nd LINE)でクダを巻いてたのに、みたいなね(笑)」
 
――そういう人たちにもビーバーの音楽が力を与える時代になったんだなと思うからこそ、ビーバーに歌ってほしいことがいっぱいあるなと思う。そうしたら、世の中がちょっとは良くなるんじゃないかってね。
 
 
SUPER BEAVERの音楽が聴く人にとっての救いになってほしい
という気持ちが芽生えてしまった
 
 
――そもそも、ビーバーのアルバムのリリースが発表されたときにざわついたのは、『アイラヴユー』というタイトルと、『さよなら絶望』(M-11)というこれまたすごい曲名で(笑)。これは藤原くんが“アルバムにもう1曲ビーバーっぽい曲を入れたい”と提言して生まれた曲だと。個人的にはビーバーの代表曲であるだけでなく、’20年を代表する1曲だと思ってる名曲『ひとりで生きていたならば』(M-10)でアルバムは終わらず、この言い方が合ってるかどうかは分からないけど、最後に能天気というかアホっぽい曲が流れるという(笑)。
 
上杉「分かります分かります(笑)」
 
柳沢「でもね、実際そこをめっちゃ意識しました(笑)。シンプルにバンドがライブハウスで大きい音を鳴らす瞬間のあの“無敵感”というか…まぁ“無敵”という言葉がすでにアホっぽいんですけど(笑)、あの感じがどれだけ出せるか。“あぁ〜何か分かんないけどブッ飛ばせ!!”みたいな気持ちがすごくありながら作った楽曲でしたね」
 
――この曲では、何も解決してないけど聴いたら元気になる…言わば言霊というか。何でもかんでも根拠や理由を求められても、そこまで意味はなかったり感覚だったりもするわけで。ビーバーがそうやって歌い叫んでくれることが一つの救いになるというか、ちょっと気持ちが軽くなる感じもして。しかも1分56秒というパンクですよ(笑)。
 
柳沢「そうです!(笑) 案外、デモを作ってるときってこういう楽曲にやたらグッときたりするんですよね。ある意味ではロマンチックの極地というか、男の子っぽいというか(笑)。それが最後の最後で本当に“バコッ!”と出てきた感じがするんでよかったなと」
 
――突き刺さるようなメッセージがあっても、今回のアルバムはとても明るいというか、スコーンと抜けが良く聴けたのは新感覚でしたね。そして、ライブも6月までのスケジュールがZeppにホールにと大量に発表されてますけど、とりわけ、お世話になった東名阪のライブハウスを回る『SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP 〜ラクダの里帰り〜』はエモ過ぎます。
 
渋谷「“里帰り”とは言ってますけど、分かりやすくするためにそうしただけで、別にその里を離れたつもりもないし、そこから巣立った感覚すらないので、当たり前のことを普通にやりたいという気持ちがとっても強いです。それは今までの活動にもちゃんと現れてると思うから、LIVE SQUARE 2nd LINE、池下CLUB UPSET、渋谷CYCLONEは、普通に楽しくやります! ただ、おしなべて皆さんそうですけど、ライブハウスが大変な状況をずっと目の前で見てきたので、その当時にリアルタイムで動くよりも、ちょっとは恩返しできそうだなという考えも少しあります」
 
――いずれ今年の後半のスケジュールも発表されるでしょうが、ライブの打ち方一つでもビーバーがスタンスを見せて元気をくれる感じがしました。本当に有言実行なのは変わってないところで。良い’21年になりそうですね。
 
渋谷「ありがとうございます! そうなるといいな!」
 
上杉「そうなるべく予定は立ててますから! それをちゃんとやっていくことが大事なんで。やれたらいいですね」
 
柳沢「改めて本当に良いアルバムができたなと思いますし、『アイラヴユー』はSUPER BEAVERの音楽が聴く人にとっての救いになってほしいという気持ちが芽生えてしまった1枚なんですよね。もちろん、これからも共に歩んでいきたい、面白いことをしていきたい気持ちは変わらず持ちつつ、参ったな…っていうときに聴きたくなるようなバンドであれたらいいなと、改めて思い始めてますね。こういった作品を’21年の序盤でリリースできたので、ここから先も楽しいことをどんどん計画してやっていきたいし、ライブで会えたら、『アイラヴユー』という作品、想いみたいなものが、より多くの人に届いたらいいなと思ってます」
 
上杉「このアルバムを作ってやっぱりモチベーションが上がったし、やりがいとか生きがいを改めてバンドに感じられたんですよ。今の世の中的な逆境も踏まえて、こんな時期だからこそ、こうやってバンドをやって、歌を歌っていくことに燃え上がる感情がすごくあるんですよね。実際、『アイラヴユー』もそういう作品になってるので。この感覚を持ってライブをして届けていきたいし、さらに未来に突き進んでいきたくなりましたね」
 
藤原「“メジャー再契約第一弾のアルバムが最高なものじゃないのは絶対おかしいじゃん!”と自分に言い聞かせながら制作してたんで、それが本当に良いものになったと4人で思えてるのはすごくうれしいし、だからこそちゃんと聴いてほしいなと思うんで、こうやってインタビューをさせてもらったり、可能な限りいろんな方法で届けられるように、この1年は活動していきたいと思ってます!」
 
渋谷「奥さん(=筆者)が素晴らしいインタビューをしてくださったんで、盤について言うことはもう何にもないです。ぜひ聴いてくださいということ。これからの自分たちについては、すごく分かりやすい形で活動するバンドだと思うので、それを見ていただけたら俺たちが何がしたいかをすぐに分かっていただけると思います。お時間の許す限り、ぜひ我々の活動を見ていてください!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2021年2月 8日更新)


Check

Release

シングル曲も多数収録した最強盤!
メジャー再契約後初のアルバムが完成

Album
『アイラヴユー』
【初回生産限定盤A】
発売中 4500円
Sony Music Records
SRCL-11665~6

<収録曲>
01. 今夜だけ
02. ハイライト
03. 突破口
04. mob
05. 自慢になりたい
06. パラドックス
07. アイラヴユー
08. 予感 -Album mix-
09. 時代
10. ひとりで生きていたならば
11. さよなら絶望

<Blu-ray収録内容>
・2020年12月9日 無観客生配信LIVE映像
「SUPER BEAVER 15th Anniversary
 都会のラクダSP〜全席空席、生配信渾身〜
 @横浜アリーナ」
・『アイラヴユー』制作ドキュメント映像


【初回生産限定盤B】
発売中 4000円
Sony Music Records
SRCL-11667~8

<収録曲>
同上

<DVD収録内容>
※初回生産限定盤Aと共通


【通常盤】
発売中 3000円
Sony Music Records
SRCL-11669

<収録曲>
同上

Profile

スーパー・ビーバー…写真左より、上杉研太(b)、藤原“32才”広明(ds)、渋谷龍太(vo)、柳沢亮太(g)。’05年、高校の先輩・後輩である渋谷&上杉・柳沢に、柳沢の幼馴染みである藤原を加え東京にて結成。’09年、シングル『深呼吸』でメジャーデビュー。’11年には所属レーベル・事務所を離れ、’12年に自主レーベルのI×L×P×RECORDSを設立。’14年2月には、eggmanのロックレーベル[NOiD]よりフルアルバム『361°』を、9月にはシングル『らしさ/わたくしごと』をリリース。アニメ『ばらかもん』のオープニングテーマに『らしさ』が起用され、YouTubeの再生回数は1824万回を超える(‘21年2月現在)。’18年4月には初の日本武道館公演を開催、即日ソールドアウトし大成功を収める。6月にはフルアルバム『歓声前夜』を、11月にはカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『僕らは奇跡でできている』主題歌となったシングル『予感』をリリース。’20年1月には国立代々木競技場 第一体育館にて過去最大キャパのアリーナワンマンライブを開催、即日ソールドアウトさせる。4月1日をもって結成15周年を迎え、6月にはメジャー再契約後、初のシングル『ハイライト/ひとりで生きていたならば』を、10月には第2弾シングル『突破口/自慢になりたい』をリリース。そして、’21年2月3日には、メジャー再契約後、初のフルアルバム『アイラヴユー』をリリースした。

SUPER BEAVER オフィシャルサイト
http://super-beaver.com/

Live

Zeppにホールにライブハウス…
アルバムを引っ提げ全国へと出陣!

 
『SUPER BEAVER 『アイラヴユー』
 Release Tour 2021
〜愛とラクダ、15周年ふりかけ〜』

【東京公演】
▼2月3日(水)Zepp Tokyo

【愛知公演】
▼2月10日(水)・11日(木・祝)Zepp Nagoya

Pick Up!!

【大阪公演】

▼2月19日(金)18:30/20日(土)16:30
Zepp Osaka Bayside
指定席5800円
GREENS■06(6882)1224
※未就学児入場不可。

【福岡公演】
▼2月28日(日)・3月1日(月)Zepp Fukuoka
【北海道公演】
▼3月5日(金)・6日(土)Zepp Sapporo
【神奈川公演】
▼3月11日(木)KT Zepp Yokohama
【東京公演】
▼3月12日(金)Zepp Haneda(TOKYO)


『SUPER BEAVER 15th Anniversary
 都会のラクダSP 〜ラクダの里帰り〜』

Pick Up!!

【大阪公演】

▼3月26日(金)18:30
LIVE SQUARE 2nd LINE
全自由5000
GREENS■06(6882)1224
※未就学児入場不可。

【愛知公演】
▼3月27日(土)池下CLUB UPSET
【東京公演】
▼3月30日(火)渋谷CYCLONE


『SUPER BEAVER 都会のラクダSP 行脚
〜ラクダフロムライブハウス〜』

【千葉公演】
▼4月7日(水)千葉LOOK
【東京公演】
▼4月8日(木)shibuya eggman


『SUPER BEAVER 『アイラヴユー』
 Release Tour 2021
〜圧巻のラクダ、愛のマシンガン〜』

【東京公演】
▼4月28日(水)・29日(木・祝)TACHIKAWA STAGE GARDEN
【神奈川公演】
▼5月1日(土)神奈川県民ホール 大ホール
【岡山公演】
▼5月7日(金)岡山市民会館
【香川公演】
▼5月9日(日)レクザムホール 大ホール)
【長野公演】
▼5月15日(土)ホクト文化ホール 大ホール
【石川公演】
▼5月16日(日)北陸電力会館 本多の森ホール
【奈良公演】
▼6月3日(木)なら100年会館 大ホール
【京都公演】
▼6月4日(金)ロームシアター京都
メインホール
【宮城公演】
▼6月22日(火)仙台サンプラザホール
【東京公演】
▼6月24日(木)LINE CUBE SHIBUYA
 

Column1

「歌ってることに恥じない15年を
 4人で過ごしてこれたのかなと」
徹底的に今と向き合う執着と
出会ってきた全ての人との歓びを
感情を歌にするSUPER BEAVERの
イズムとリアルを刻んだ
『突破口/自慢になりたい』
全員インタビュー('20)

Column2

「悔しさだったり、哀しさだったり
 怒りみたいなものも全部捨てずに
 持ってきたからこそ
 今人一倍喜べてる気がする」
痛みもロマンも携えて
SUPER BEAVERがメジャー再契約
『ハイライト/ひとりで生きて
 いたならば』インタビュー('20)

Column3

「目指すべきところの入口に
 立った感がすごいありました」
ライブハウスから
お茶の間に届けこの『予感』!
『僕らは奇跡でできている』主題歌
から飛躍の2018年を語る('18)

Column4

「その瞬間瞬間、必死に、
がむしゃらにやってきた中で、
1つずつ現実に変えてきた」
たぐり寄せた運命の日本武道館、
これぞSUPER BEAVERの極みたる
『歓声前夜』を語る('18)

Column5

「自分が実感したことじゃないと
 何の説得力も持たないんですよ」
当たり前のことを肯定する今
SUPER BEAVERが鳴らすべき音楽
'17年を総括する『真ん中のこと』
インタビュー('17)

Column6

「大阪でファイナルをやってみたい
 なってずっと思ってた」
SUPER BEAVERが再び迎える
『美しい日』。『全部』を背負って
転がり続ける決意を語る!('17)

その他インタビューはコチラ!

『27』('16)
特設ページはコチラ!
ことば』『うるさい』『青い春』('16)
特設ページはコチラ!
『愛する』('15)
特設ページはコチラ!
『361°』('14)
特設ページはコチラ!
『世界が目を覚ますのなら』('13)
特設ページはコチラから!
『未来の始めかた』('12)
特設ページはコチラから!

 

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「今回のアルバムを聴いてると、本当にできるべくしてできた感じがします。ビーバーが実直にキャリアを積んできたからこそ、どんなバンドなのかを分かってもらうべくライブとリリースを積み重ねて、その理解者がいるからこそ、己を磨いてきたからこそ、端的な言葉で伝えられたり、そのひと言が何を意味するのかをみんなが想像できるというか。だからこそ『アイラヴユー』で全部伝わる。このアルバムには、過去、現在、未来、痛み、弱さ、愛、感謝、美学、意地、優しさ、迷い、衝動etc…もう全部ある。いつになく各所で見られるシンプルなリフレインには、これから出会う人たちも“歌える”という新たな可能性と挑戦があり、みんなの気持ちを代弁できるようになったからこそのストレートさだなとも思うし。あと、今回のインタビューでは既発のシングルに触れるのは避けましたが(※全作ガッツリインタビューしてるので上記コラムをチェック!)、『ハイライト』とか名曲『東京流星群』('13)とかもそうですけど、ビーバーはアッパーな曲で泣けるのがすごい。その理由として、渋谷くんの声が天性でシリアスだという発言を聞いて大いに納得。渋谷くんが歌ったら、SUPER BUTTER DOGの『FUNKYウーロン茶』(’00)でも泣けんじゃね? みたいな(笑)。そして、この春の個人的なヤマ場は、もう何年ぶりかの2nd LINEワンマン! ビーバーがよくライブしてた当時のインタビューを読み直したら、藤原くんが藤原"24才"広明時代でビビりました(笑)。ちなみに、夢を一つずつ現実に変えてきたSUPER BEAVERですが、2月3日というリリース日は絶妙で、あながち、なくはないんじゃないかと勝手な期待が…!(笑) もしそうなったらめちゃくちゃ痛快だなと思ってるところではあります。このインタビューが世に出るころには、その結果も早々に分かるはず。こりゃ楽しみだぜ~!」