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「今でも必死なんですよね。音楽をやることも、生きることも。
 だからこそ、この曲が作れたんだと思う」
人生最高のドキュメンタリー『家族写真』を手にいざツアーへ!
吉田山田インタビュー&動画コメント

 昨年10月にデビュー15周年を迎えた、吉田山田の最新作となるデジタルEP『家族写真』。幕開けのタイトル曲から、今作が得も言われぬ音楽の力をまとっていることが、その優しき歌声で、丁寧に選ばれた言葉で、しかと伝わってくる。先行配信された切なきポップス『線香花火』、中島みゆきの『ファイト!』(’83)が昭和の時代に必要だったように、何十年もの時を超えて今、世に出た吉田山田版『ファイト!』と言える『午前0時』etc…本当に心が動いたか? そこにうそはないか? 純度に執着したソングライターとしての妥協なき信念と、はぐらかさず人生と表現に向き合い、それが形となった6曲の奇跡は、彼らの新たな旅立ちを告げている。2月1日(土)より弾き語りツアー『吉田山田Tour2025 -THE BEST-』がいよいよスタート。そして、3月31日(月)をもってデビュー以前から長らく所属した事務所から独立する2人。吉田山田だから書ける楽曲を、吉田山田にしか歌えない音楽を――。吉田結威(g&vo)と山田義孝(vo)が、ツアーを前にその心中を語る。



今作はこれまでとは明らかに違う
今までで一番好きで自信が持てる作品が作れた


――(ひとしきりYouTubeチャンネル『吉田山田のパッとでなふたり』の話で盛り上がり)あんな面白い遊び場があるなら、告知的には他にもう何も必要ないんじゃない?(笑)



山田「いやいや、こうやって真面目な話をする取材とは違って、『パッとで』では限られた時間の中で話すべきじゃない話ばかりしているから(笑)。ただただ吐き出したい場所があるという」

吉田「しかも、最初から最後まで見ている視聴者維持率も出るんですけど、めちゃくちゃ優秀らしいんですよ」

山田「毎回1時間20分ぐらいしゃべっているのに(笑)」

――2人で回せるから司会もいらないし、コーナーもあって中途半端な番組になってない。冒頭で面白くないのが分かってすぐ離脱するチャンネルもあるけど、『パッとで』は何なら頭が、タイトルコールまでが一番面白い。

山田「まさかのリスナーがここにいた(笑)」

――いいコンビだなとも思うし、最新作の『家族写真』も自己ベストだという自負はあると思うけど、活動に脂が乗っているのは2人も感じていますよね?

山田「毎回、自己ベストを更新しているとは思いつつ、『家族写真』が完成したときは正直、"今後これを超えられるかな...この作品が届かなかったら、めちゃくちゃ自信がなくなるかも"と思ったぐらいで。昔にも一回、『吉田山田』('14)というアルバムでその感覚がありましたけど、現状では出し尽くしたんじゃないかと思える出来ですね」

吉田「山田は"これが評価されなかったら自信がなくなる"と言ったけど、僕が今回大事にしていたのは、自分たちが素敵だなと思うもの、歌うべきだと思うことを、うそ偽りなくどれだけ精度が高く作れるかで。そこに関して吉田山田は、もう間違いなく右肩上がりなんです。昔は"努力ができた/できなかった"、"才能がある/ない"とかで悩んだこともあったけど、自分たちがいいと思う音楽が売れるかどうかは運の要素が大きくて、そういう不確定なものに自分の心を預けるのは危ういし、違うなと今は思っていて。それが世に届けられるべきタイミングならちゃんと届くはずだし、売れなかったら意味がないわけじゃなくて、そこには有意義なものが絶対にある。今作はこれまでとは明らかに違う。今までで一番好きで自信が持てる作品が作れた実感がありますね」

――そう確信させた要因は何かあるのかな?

吉田「それはやっぱりコロナ禍の影響が大きいかな。自分たちの存在意義を考えさせられたし、この先どれぐらいの熱量で音楽をやっていくかを考えなきゃいけない年齢でもあったので。人間としてもミュージシャンとしても、いつ最後の日が来るか分からない。だから、ウケを狙って作った作品がもし最後になってしまったら、きっと後悔する。それが売れようが売れまいが、自分たちが残したい音楽を作りたい気持ちは、昔より強くあります」


消化し切れない気持ちが全ての創作意欲の根本にある


――今作が今までとは違うと思えた、きっかけになる曲はありました?

吉田「『家族写真』(M-1)のデモを山田から聴かせてもらったとき、これは今後の自分たちにとって大事な作品になると思いました。『銀河ラジオ』(M-2)や『線香花火』」(M-5)もコロナ禍に山田が作ってきてくれた曲だよね?」



山田「そうだね。どれも作家的な脳で作ったというよりも、自分の人生の中で大事なことをやっと形にできた曲ばかりだったから、今作は自己ベストという思いが強いのかもしれない。特に『家族写真』は父親との思い出の曲なんですけど、父親は僕が9歳の頃に亡くなってしまったので、もう話せないし、消化できない気持ちがやっぱりあって。でも、心のどこかでずっとモヤモヤしているからこそ、作品に残すことで少しそれが晴れたりもする。自分もそれなりにいろんな経験をして、"あのとき父親はどう思っていたんだろう? きっとこういう気持ちだったよね、だからこんな写真を撮ったんだよね"って、今になってようやく分かったから、この曲が書けたと思うんですよね」

――歌詞にもあるけど、写真に写らないことで感じる存在感、写っていることで感じる喪失感の描写が秀逸で、山ちゃんのアーティストとして磨かれた手腕も手伝って...こうやって作品にできたのは、表現力が感情に追いついたとも言える。家族という普遍的なテーマを真正面から歌って、きっちり感動させてきたことに頼もしさも感じました。

山田「照れくささや恥ずかしさから目を背けたら作れなかったと思うから、ある種むき出しでストレートな曲だけど、はぐらかさないという意味では、ちゃんと作れたかな。『日々』('13)もそうですけど、"そんなの綺麗事だよ"と思う人もいていいと思う。この曲がいつか心に引っかかるときが来てくれたら」

――山ちゃんがこんな曲を書いてきたら、よっちゃんもこれは大事に届けなきゃと思うよね。

吉田「ただ、家族の歌に"作為"とか"うそ"が入ると...スパイスとして乗せる楽しいうそならまだしも、こういう曲に少しでも脚色が入ると拒絶反応が起きるんです。そこにはもう異常なぐらい僕も山田も潔癖になっていて。だからこそ、この20数年一緒にいる山田のお母さんとお父さんがどういう人で、どういう人生を歩んで今の山田があるのかを知っている僕が、この曲にはうそがないと思えたのが大事で。それがいびつだったとしても、本当にピュアな気持ちがこの曲では表現されているから、僕は胸を打たれた。山田が作ったデモをドライブしながらシャッフルして聴いても、いつも耳に引っかかる曲だったので」

――今作は山ちゃんの作曲が多いからこそ、よっちゃんはその純度をいかに保つか、みたいなプロデューサーとしても機能していますね。それにしても山ちゃんはすれないね。

吉田「山田の消化し切れない気持ちが全ての創作意欲の根本にあるのは真実で、本人は苦しいだろうけれど、言葉にするには勇気がいるし労力もかかる中、それを頑張ってやっているところはずっと変わってない。そうやって生まれた表現に誰かが癒やされたりすることで、山田の気持ちもちょっと浄化されているのかなって、今話しながら思いました。ただ、"笑って泣ける純粋系デュオ"という触れ込みでデビューしたけど、側(がわ)はもういいおじさんなので、いい感じにすれてきていると思います(笑)」


みんなに人生、"頑張らなくていいよ"って優しく言ってあげたいけど
やっぱり頑張らなきゃいけないときは確実にある


――『午前0時』(M-6)も大事な一曲で、『家族写真』とこの曲を世に出したいというのが今作の軸だったと。



山田「デモって1番だけ作って寝かせておくことがほとんどなんですけど、『午前0時』と『家族写真』は珍しく最後までつるっと出来上がって。僕は元々、自分が生まれ育った新宿という街が好きじゃなくて、登校するときはそこらじゅうに酔っ払いが寝っ転がっていたり、ゲロ掃除をしていたり、カラスが集まっていたり...臭いし汚いし地獄絵図だなと子どもながらに思っていたんです(笑)。ただ、コロナ禍が明けたからかもしれないけど、最近は酔っ払いが楽しそうにしている姿も、"こういう形で発散しているけど普段は大変なんだろうな"とか、いろんな情景から"みんな日々戦っているんだな"と思えて...ぽろっと口に出た"頑張れ"という言葉が、気付いたら曲になっていました」

――"頑張れ"って、ポップスにおいて"安易に言いたくない/言われたくない"という、ある種の物議を醸し出すワードですけど、キャリアや年齢を重ねると、意固地なこだわりを超えて、この言葉を素直に使いたくなると聞きます。

山田「デビュー前の自分だったら、15年も音楽を続けられたら"すごいじゃん、よくやった。もう将来安泰だね!"って言うと思うけど、全然余裕なんかないし、今でも必死なんですよね。音楽をやることも、生きることも。だからこそ出てきた"頑張れ"だと思うし、この曲が作れたんだと思う。みんなに人生、"頑張らなくていいよ"って優しく言ってあげたいけど、やっぱり頑張らなきゃいけないときは確実にあるので。以前、バスケットボールの試合の始球式の仕事をいただいたとき、小さい子どもが僕に"頑張れ!"って叫んだんですけど、ここまで来たらボールが入るか入らないかはもう運でしかない(笑)。でも、それが何だかうれしくて..."頑張れ"ってエールとしてやっぱりいい言葉だなと思った。だから、それを誰が言うか、どの立場で言うかが大事だなって。この曲では自分自身にも"頑張れ"と言ってむちを打っているし、これを言っても言われても響く人でありたいなと思いますね」

――ちなみにその始球式ってゴールに入ったの?

山田「今までに3回やらせてもらったんですけど、そのときは外したと思います(笑)。でも、うれしかったのが、"悔しがっている山ちゃんを見て、子どもが勇気をもらいました...!"っていうのを、ラジオのお便りで後から知って。だから、"成功する/しない"だけじゃなくて、頑張っている姿も大事だなって」

――そこをキャッチしてくれたんだね。例えば、中島みゆきの『ファイト!』が昭和の時代に必要だったように、何十年もの時を超えて今、必要になって世に出た吉田山田版の『ファイト!』が『午前0時』なのかなと。

吉田「そんな畏れ多い...でもうれしいですね」

――この曲のMVも、多くの人の協力があって実現したというのもいい話だよね。

山田「今回は『線香花火』や『午前0時』のアートワークや映像をヨナモユという僕たちの所属する映像制作チームの4人で作ったり、ファンのみんな、スタッフのみんな、いろんな人の手も借りつつ、やりたいことが映像でも絵でも目でも耳でも感じられるようになった満足度は結構ありますね」

――終わり際の雨も想定外だったみたいだけど、あれが良くて。

吉田「しかも一度濡れたらやり直せないし、すれ違う人があまりに山田を見てしまっても使えなかっただろうし。あんなことをテストもなく、本当に奇跡みたいな...」

山田「あの日はそもそも、"ちょっと撮影場所を見に行こう"という下見の日だったんです。移動しながら歩くスピードを計算して...途中ですっごい雨が降ってきたから、"今日は中止にしよう"って。でも、何十分か後に"やっぱり今日撮っちゃおう!"って話になって。普通ならそんな急な連携は無理だし、少ない人数だからすぐに動けて、いい絵が撮れる気がしたからGOした。お金をかけたからって絶対に撮れるわけじゃないし、予算とか時間も関係なく、このチームだから撮れたんだと思う。だから、発表する一つ一つの作品への思い入れがどんどん深くなっています」


一人残らず後ろの人までが
音楽で抱きしめられたなと感じてもらえる時間になればいいな


――残りの新曲に関してはどうですか? 『午前0時』に加え、『銀河ラジオ』『恋』(M-4)『線香花火』と、4曲にアレンジャーとして参加した宮田'レフティ'リョウさんとは、意外にも初顔合わせなんだよね?

吉田「その時々で曲を選んで世に出していっているので、本当にたまたまで申し訳ないんですけど、実はレフティさんと一緒にやり始めたのはもう2~3年前で。なかなかリリースされないので、レフティさんも"これって趣味でレコーディングしているの?"って疑うぐらい(笑)、長い間しまっておいた曲も多くて。レフティさんは音楽的才能に溢れているけど、ちゃんとこちらの意図をくむ力もあって、紹介してくれたチーフマネージャーの"ナイスガイだよ!"という言葉がピッタリの方です(笑)」

――『銀河ラジオ』の浮遊感はあるけどボトムのない極端なアレンジは興味深いですね。

山田「よっちゃんの影響で深夜ラジオを聞くようになったんですけど、誰かが部屋で一人ラジオを聞きながら送ったお便りが電波を通して全国に届いている...いや、電波は宇宙にも届くというから、宇宙で何者かもそれをキャッチして、くだらない下ネタで爆笑している可能性もあるなと(笑)。そんなことを考えながら、何かすごく感動したんですよね。そこから、狭い部屋から膨らんでいくミスマッチなパレード感が欲しいなと思って、レフティさんにお願いしたらこういうアレンジになりました。あと、レフティさんとの出会いから、『恋』や『線香花火』とか、恋愛の曲を久しぶりに作ってみたいなと思えたんです。デモを作っているとたまに恋愛の曲のかけらが出てくるんですけど、くさくなるのは嫌だしどうしようかなというとき、レフティさんだったらそれもうまく消化してくれそうだなと」



――ただ、恋の曲って年を取るにつれてどんどん書きにくくなっていかない?

山田「『線香花火』もそうですけど、どこかキュンとするような、センチメンタルな曲ならまだ作れるんですよ。でも、『恋』みたいに全肯定で"恋してるわー!"という曲はなかなか作れなくなってくる。ただ、恋の先に愛がある、愛の方が素晴らしいという感覚もある一方で、恋って愛をはるかに超えるものすごいエネルギーを出す瞬間があるじゃないですか。それをいつか曲にしたいと思っていたときにレフティさんと出会って」

吉田「恋愛の曲が書きづらくなるのは="恋愛から距離ができていくから"だと思うけど、距離があるから見えてくることがあって、僕は逆にどんどん照れがなくなって書きやすくなってきた気がする。この間、TVドラマ『ビーチボーイズ』('97)の再放送をやっていて、数年前なら、旧車に乗ったまま海に落ちちゃうとか..."そんなわけねぇだろ!"と思って見てられなかったけど、今はもう全てが"めっちゃいい!"と思うんですよ(笑)。過去に恋愛をしたことがあれば、"今思えば、あれは好きだったんだな。でも言わなかったな"みたいに、そのときの気持ちをふと思い出すこともあるし。それこそ『線香花火』はそういう曲なので」

――そして、『こと葉』(M-3)は、RKK熊本放送の情報番組『夕方Live ゲツキン!』(月〜金曜18:15〜18:55)のテーマソングということでしたよね。

吉田「夕方の帯の情報番組のテーマソングって大役というか、どういう曲がふさわしいんだろうなと考えて」

山田「その時間帯を想像して、ふわっと抜けていくものではダメだなと思ったとき、小さい頃に自分の親や学校の先生に言われたことを思い出して。"ありがとう"とか"ごめんね"って、年を重ねて大人になっても、どんな人生の成功者でも、変わらず大事なことだよなって」

吉田「アナウンサーさんは正しい言葉遣いで、伝わりやすい言葉を研究して、それを週に5日間届けている。自分の発言が意図せずとも広がるという意味では僕らも同じような立場だし、どういう言葉を選んで話すのかはもうずっと反省を繰り返して今日に至るので、僕がこのお話をいただいて意識していたのは、スタッフさんも含めた情報番組を届ける方々へのリスペクトでしたね」

――『こと葉』の"言"という字をひらがなにしたのは?

吉田「最初は子どもたちにも分かるように平仮名だったんですけど、言葉の"葉"はなぜ葉という字なんだろうと考えて。僕の中のイマジネーションで、"ありがとう"とか"この前は助かったよ"とか、誰かが言った何気ない一言を何気なく聞いていても、葉っぱのようにその人の中にちょっとずつたまっていって、それが栄養になって、またその人から素敵な言葉が出て、誰かに伝わっていくのかなと思ったんです。正しい由来は分からないけど、それってすごく素敵だなと思ったから、その意味をエッセンスとして入れておくのもいいんじゃないかなと思って提案しました」

――ここまで話を聞いてくると、普通のことをちゃんと歌うだけで十分感動すると思うね。

山田「『変身』('17)『欲望』('18)『証命』('19)のアルバム3部作を作っていた頃は"この命を形に残したい、どう表現していこうか"という必死さだったけど、今作は"必死に生きている中で生まれた表現"というのがしっくりきます」

――2月から弾き語りツアー『吉田山田Tour2025 -THE BEST-』がついに始まります。『家族写真』の曲たちを表現する、今の2人を見せる手段としてベストなのが弾き語りで、同時にベストと冠を掲げることで、それを目指すと。

山田「昔は"ライブ=心に爪痕を残すもの"と考えていたんです。でも、みんなに支えられて15年やってきた中で、本当なら一人一人抱きしめて"ありがとう"と言いたいけど、それを全員には物理的にできないから、一人残らず後ろの人までが音楽で抱きしめられたなと感じてもらえる時間になればいいなって、徐々に意識が変わっていきました」

吉田「弾き語りって吉田山田のドキュメンタリーだと思っていて。そこが自分たちの強みだと思えるようになったし、うまく弾けたとか歌えたじゃなくて、自分の人生や人間性がちゃんと出ていたか、ちょっとダサいところも含めて飾らずに表現できたかが、2人の一番大事な価値観になってきている。17カ所、どの公演を切り取ってもベストだと言えるライブになると思います!」

Text by 奥"ボウイ"昌史




(2025年1月30日更新)


Check

Movie

『パッとで』並みにおもろいなぁ(笑)
吉田山田からの動画コメント!

Release

ソングライティング極まる
珠玉の6曲で構成されたデジタルEP

 
Digital EP
『家族写真』
発売中 1500円
NICHION,INC.

<収録曲>
01. 家族写真
02. 銀河ラジオ
03. こと葉
04. 恋
05. 線香花火
06. 午前0時

Profile

よしだやまだ…写真左より、吉田結威(g&vo)、山田義孝(vo)。’09年10月にシングル『ガムシャランナー』でメジャーデビュー。’13年12月発売の9thシングル『日々』が、『NHK みんなのうた』で同月より放送が開始されるや“泣ける歌”と話題になり、5度の再放送を経てロングセールスを記録。YouTubeの再生回数は現在2000万回を突破している。精力的にライブも行っており、’16年、’19年には47都道府県ツアーを敢行。’22年にはTikTokで『もやし』(’18)が注目され、’23年5月には自主レーベルより9thアルバム『備忘録音』を発表し、旧友と共に映像制作チーム“ヨナモユ”を設立。’24年8月より『線香花火』『午前0時』を2カ月連続配信。10月21日にデビュー15 周年を迎え、同30日にはデジタルEP『家族写真』をリリース。

吉田山田 オフィシャルサイト
https://yoshidayamada.com/

Live

充実の『家族写真』を引っ提げた
弾き語りツアーが間もなく開催!

 
『吉田山田Tour2025 -THE BEST-』

【石川公演】
▼2月1日(土)金沢AZ
【新潟公演】
▼2月2日(日)Gioia Mia
【熊本公演】
▼2月8日(土)熊本B.9 V1
【福岡公演】
▼2月9日(日)DRUM Be-1
【愛媛公演】
▼2月13日(木)松山キティホール
【岡山公演】
▼2月15日(土)CRAZYMAMA KINGDOM
【広島公演】
▼2月16日(日)広島Live space Reed
【宮城公演】
▼2月21日(金)仙台 darwin
【北海道公演】
▼2月24日(月・祝)ペニーレーン24

【千葉公演】
Thank you, Sold Out!!
▼3月1日(土)柏PALOOZA
【神奈川公演】
▼3月2日(日)新横浜NEW SIDE BEACH!!

Pick Up!!

【兵庫公演】

チケット発売中
※販売期間中はインターネット販売のみ。チケットの発券は2月28日(金)10:00以降となります。
▼3月7日(金)19:00
チキンジョージ
全席指定7000円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※小学生以上は有料、未就学児童は無料。但し、座席が必要な場合はチケットが必要。

チケット情報はこちら

Pick Up!!

【大阪公演】

Thank you, Sold Out!!
▼3月8日(土)17:00
梅田BananaHall
全席指定7000円
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※小学生以上は有料、未就学児童は無料。但し、座席が必要な場合はチケットが必要。

【東京公演】
▼3月12日(水)Spotify O-EAST
【岐阜公演】
▼3月15日(土)EVENT HALL club-G
【静岡公演】
▼3月16日(日)Live House 浜松 窓枠
【愛知公演】
▼3月21日(金)ダイアモンドホール

 

Column1

「14年もやってきて、いまだに
 こんな気持ちになれるんだって」
吉田山田の物語に挟まれた
『備忘録音』という新たな栞
転機の充実作を語り尽くす('23)

Column2

「自分を愛してくれて自分も愛せる
ところが居場所になる」
吉田山田である意味と
吉田山田だからこそできること
wacci、チャラン・ポ・ランタン
→Pia-no-jaC←らとたどり着いた
形のない宝物『愛された記憶』
インタビュー('22)

Column3

「“2人なら大丈夫”って
 乗り越えてきたからこそ思える」
吉田山田が揺れて、もがいて、
たどり着いた確かな今。10周年を
締めくくる覚悟と決意の初ベスト
『吉田山田大百科』を語る!('20)

Column4

2人の生き様が歌になって届く
『欲望』インタビュー!('18)

Column5

「次の日に死んでも後悔しない
 ライブをしようと思ってる」
大いなる予感とまばゆき未完成の
人生を刻んだ『変身』携え激動の
1年を締めくくるインタビュー('17)

Column6

「吉田山田が生まれ変わる…その
変化の象徴じゃないかな『街』は」
10周年に向け時計の針が動き出した
新たなる決意と覚悟の出発点
『街』インタビュー('17)

その他インタビューはコチラ!

『47【ヨンナナ】』('16)
特設ページはコチラ!
『キミに会いたいな』('15)
特設ページはコチラ!
『吉田山田』('14)
特設ページはコチラ!
『ごめん、やっぱ好きなんだ。』('13)
特設ページはコチラから!
『ココロノート』('12)
特設ページはコチラから!

 

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんからの
オススメコメントはコチラ!

「事務所からの独立の話を聞いたとき、『パッとで』の存続をまず確認したぐらいのリスナーでもある僕ですが(笑)、吉田山田の未来への危惧はありません。それは『家族写真』で確実にランクアップしたソングライティング力と、彼らが醸し出す何ともポジティブな空気感。今作が作れた2人だからこそ自ずと迎えたタイミングなのか、やっぱり作品がいいとこっちの書く原稿も気合入ったわ~。2ndアルバム『ココロノート』(’12)で初取材してから13年。次回作も、この先も、またこうやって吉田山田と話せる日を楽しみに、まずは弾き語りツアーに向かおうと思います!」