「ルーツ受け継ぎつつ、自分なりの答えを出していく」
中田裕二の逆襲たる最新作『LIBERTY』解剖計画【後編】
時代を超えて生まれる歌、世代を超えて生きる歌――
初ホールツアー開幕に捧ぐ撮り下ろしインタビュー&動画コメント
理想を追い求めるのは、この世を生きる上で綺麗事なのか? 自分を信じ続けるのは、叶うことのない絵空事なのか? そして人はいつか、ゆるやかな時の流れを理由に、その確かな想いからそっと目を逸らす――。だが、この男はどうだろう? 最新アルバム『LIBERTY』を再生するや飛び込んでくる、ロック、ニューウェイブ、ヴィンテージ・ソウル、ファンク、レゲエ、ラテン、ボサノヴァ…海外の機運を敏感に嗅ぎ取りながら、80sオマージュ溢れる自らのルーツとキャリアとのジャストな関係を築き上げた、徹底的にハイブリッドでハイクオリティな楽曲群は、前作『BACK TO MELLOW』(‘14)がもたらした予感を礎に、歌手・中田裕二の消えない情熱と妥協なき理想郷を描いている。そこで、今作のリリースに伴い前後編フルボリュームで贈るスペシャルな撮り下ろしインタビュー
【前編】は、先行配信されたEP『STONEFLOWER』を軸に、中田裕二のシーンとの独自の距離感とスタンスを語ってもらった一方、思い信じ続ける、まるで音楽少年のようなきらめきに思わず笑みがこぼれるインタビューとなったが、今回の【後編】では、彼が『LIBERTY』に込めた意思と意図、椿屋四重奏~ソロの15年を経たからこその決意と、初のホールツアーについて語ってもらった。リリースツアー開幕を前に、中田裕二の現在地を紐解くインタビュー。
自分のモード的にも
“80年代後半~90年代頭ぐらいのエレピの音色が作り出す景色”
みたいなイメージが、結構ハッキリと見えてた
――前作『BACK TO MELLOW』(‘14)は、AORのロマンティックな部分を際立せた試みだったけど、それを踏まえての『LIBERTY』では、どういう方向に振っていこうと?
「『BACK TO MELLOW』はいい意味でバランスが取れてるんですけど、同時に表現し切れなかった部分も結構あったんで、『LIBERTY』はもうちょっと曲ごとに振り切ったアレンジとか、本当に好きなサウンドに仕上げたりとか、ちょっと遠慮なく、躊躇なくやってみようかなって。これは『BACK TO MELLOW』を作ったときから思ってましたね。もちろん延長線上にあるアルバムなんですけど、もうちょっと突き詰められるところもあった気がしてたんで」
――逆に『BACK TO MELLOW』のリアクションで、ギアを踏んでいいんだなとハンコをもらったとも言える。
「そうですね。あのアルバムの評判はすごくよかったから、やっぱり自信も付いたんで。『LIBERTY』の制作に入れたのは昨夏のツアーが終わってからなんですけど、1ヵ月半ぐらいはそれに集中する時間ももらえたので、ギュウギュウで作りましたよ(笑)。でも、作る上でのモヤモヤはなかったですね。自分のモード的にも、“80年代後半~90年代頭ぐらいのエレピ(=エレクトリックピアノ)の音色が作り出す景色”みたいなイメージが、結構ハッキリと見えてたんで。そこに、ちょっとチャラい感じの“いい男・いい女”風な歌詞というか、やっぱりあの時代のサウンドはそういう男女を想定してアレンジもしてるから、合うんですよね。説得力が出る。だから、逆に自分もそこを表現するためには、そのサウンド感は絶対に必要かなって。結構好きな質感だったりもするし」
――あの時代は音色的にも独特の特徴があるし、やっぱりいい時代だったもんね。実験的でもあり、でもちゃんとポップで。おもしろい音楽がいっぱいあった。
「そうなんですよ。しかもチャラい風だけど歌の内容が実は深かったり、大衆性もしっかりあるし。多分80年代にポップスもロックも1回完成しちゃったから、90年代のグランジ以降でまた崩していくみたいな流れになったと思うんですよね。今って80年代っぽい音作りをしてる子たちも多いけど、いい男・いい女は出てこないから(笑)。でも、あの歌詞にあのDX7(=YAMAHAのシンセサイザーの名機)の音だったから合うようなところもあるから、ただサウンドの流行だけ取り入れてもね。俺が伝えたいのはその精神性なんで。俺はそれを1stから始めてるし、『LIBERTY』が後ノリみたいに言われるかもしれないと思うと、もうホントにイヤ!(笑) まぁ聴いたら歌がクドイから、そんな風には感じないと思いますけどね(笑)」
――ちなみに、今回のタイトルの『LIBERTY』はどこから?
「アルバムの曲を並べたときに、すごく“自由”を手に入れた感じがあって。でも、それは=手放しのフリーダムじゃなくて、いろいろ紆余曲折があって、いろいろ経験して、積み重ねてやっと勝ち取れた自由で。『LIBERTY』=“制約の中から勝ち取る自由”みたいな意味があるんで、これかなと」
――なるほど。俺はかつて一世を風靡したソニーのコンポの名前からかと(笑)。
スタッフ「中田くんがまだ小っちゃい頃、レベッカが“てっぺんリバティ”っていうソニーのシステムコンポのCMに出ててね。世代的には『LIBERTY』って聞くとそれしか思い浮かばないぐらい(笑)」
――結構あの頃のソニーのCMでかかってる曲が洋邦問わずよくて、あのフレーバーに対するオマージュなのかと思ったりもしたんやけど…違うと(笑)。
「アハハハハ!(笑) 本当にパッとイメージで付けましたね。今回は分かりやすいタイトルがいいなと思って」
前作以上に明確に音像が頭の中にあったんですごく楽しかったし
だからこそ音決めに結構時間を費やしましたね
――今作は1曲目の『WOMAN』からね、もう明らさまにそれな感じがすごいよね(笑)。
「アハハハハ!(笑) 俺はピーター・ガブリエルみたいなイメージで作ったんですけど、奥野(真哉)さんはそこにプリンスを感じたらしくて、ちょっとエフェクティブなシンセをいっぱい重ねて。それが合体したみたいな曲ですね」
――すごくオリエンタルでアーバンな曲で、ちゃんと中田くんの節回しみたいなものもある。それこそコンポのCMに使えるわ(笑)。今作では奥野さんが割とガッツリな体制と思っていいのかな?
「一応、共同プロデューサーの位置にはいますから。いろいろ相談しながらやりましたし」
――今の感じだとそうでもなさそうやね(笑)。
「アハハハハ!(笑) 曲によってガッツリやってもらったものと、プレイヤーに徹してもらったものと。あの人はホント忙しいから! 結局、時間がなくなっちゃって、こっちが先に進めちゃったパターンも結構多い(笑)」
――『KILL YOUR SMILE』(M-2)はシンセベース?
「そう! これは奥野さんに“絶対にシンベを弾いてください”って頼んで、俺がドラムとか基本のシンセのパターンを打ち込んで。今回のレコーディングは前作以上に明確に音像が頭の中にあったんですごく楽しかったし、だからこそ音決めには結構時間を費やしましたね。当時の音を聴いて研究して、“なるほど、ポコポコって音が入ってるな”とか(笑)。あと、今回は音質もめちゃいいんですよね。そこにはかなりこだわったんで」
――確かに聴いててすごくクリアな感じがした。そこも含めて、あの時代のね。
「うん。あの“ピカッ! パキッ!”っとした感じを出したかったんですよね」
――中田くんはスピリットを受け継ぐ人だけど、今作はそういう制作上の音楽的な楽しみも多い感じがしますね。あと、『リボルバー』(M-5)はそれこそライブでもやってたけど、強烈グルーヴィーで。
「これはもう、演奏が上手くないと絶対に再現出来ない(笑)」
――じゃあこのベースは誰が弾いてるのかな?って思ったら。
「俺(笑)」
――結局お前かよ!シリーズ再び(笑)。
そっかぁ~それは問題ですね(笑)
――あとは常々言ってるけど、ストリングスがもう完全に曲のスパイスとか彩りではないレベルで。
「そうですね。本当に主役っぽい感じで弦を使ったり、弦を入れる前提でアレンジもしたんで。『とまどい』(M-6)とかも、弦のある/なしじゃだいぶ変わる。何となくスケールを壮大にするための添え物のストリングスも多いじゃないですか? じゃなくて、その曲の一部としてしっかりとストリングスが組み込まれてる状態は、前にも増してひどくなりました(笑)。『STONEFLOWER』(M-11)とかも、やっぱり弦にすごくインパクトあるから」
――参加メンバーのギタリスト、田中“TAK”拓也さんは何つながりで?
「TAKさんは『SONG COMPOSITE』(‘14)で結構弾いてくれてたんですけど、すごく気さくな方で話も合うから、今回もまたお願いしてみようかなぁと。『LIBERTY』は自分で弾いてない曲も結構あって。ベースも4曲ぐらいはお任せして弾いてもらってるし、その辺の躊躇もなくなってきてますね」
――今作は、資料にも“よりポップに響かせることに注力した”と書いてたけど、その意識はあった?
「うん。自分的にはすごくポップ(笑)」
――でも、世間が求めるポップはヘンな話、もっともっともっと、分かりやすいというか。個人的には『BACK TO MELLOW』よりマニアックで、クオリティは上がったけど大衆性という意味では後退したのかなと思ったけどね。
「えぇ~! ホント!?(笑) そっかぁ~それは問題ですね(笑)」
(一同爆笑)
「俺、全然『LIBERTY』の方がポップだと思ってた。歌メロとかも、結構ストレートに作ったつもりだったんですけどね。マジかぁ~(笑)」
――『BACK TO MELLOW』とは歌謡とAORの配分が逆転したというか、このアルバムはむしろ音楽好きに評価されるアルバムな気がしました。それはそれで全然悪いことじゃないんだけどね~(笑)。とは言え、リード曲の『朝焼けの彼方に』(M-9)とかは、自分の武器としっかり向き合って作られてる感じがしましたよ。
「うんうん。ありがとうございます。この曲はもう、全然“てらい”がないもんね。一応、俺も1回アレンジしてみたんだけど、結局、スタジオでみんなでセッションする形で作ったんで。バラードのアレンジがやっぱり一番難しいですよね。凝り過ぎちゃうと伝わらなくなっちゃう。だから、この曲では余計なことをしたくなかったというか、弦とかも要らないかなって。歌だけでもう“鳴ってる”から」
――こういう曲こそ、中田裕二のいいところが、いい配分で出てる。『とまどい』とか『朝焼けの彼方に』は、『BACK TO MELLOW』の匂いを継承しつつ、歌謡感の方が強く出た曲よね。
「もう思いっ切りそうですね。『とまどい』とかも完全に、“ボッサ歌謡”(笑)」
――『とまどい』っていう“いかにも”なタイトルも含めてね(笑)。
10年20年経ったときに、“別に時代は関係なかったんだな。
今聴いてもやっぱりいい曲だ”って言われたい
――今作で音楽的な欲求は結構満たされたんじゃない?
「いや、完成度は高いとは思うんですけど、まだまだ全然やりたいことが。もう次も作ってるもん(笑)」
――マジで!?(笑) 早いなぁ。
「フフフフ(笑)。頭で鳴ってる音をちゃんと形にできる環境はありがたいですけどね」
――でも、中田くんの場合は、ソロとは言えど結局のところの着地点は、1人でDTM(=デスクトップ・ミュージック)で完遂、じゃないもんね。
「うん。そもそも『LIBERTY』も、聴いてていろんな人間が見えるアルバムにしたかったんですよね。パッと聴いたときに“これはもう人間の匂いが全然しねぇな”っていう曲が今は多いから。俺も最初の方は結構自分で弾いちゃってたけど(笑)、もう何か飽きちゃって。自分の範疇で終わっちゃうのはやっぱりおもしろくないんですよね。プレイにはその人その人の人生観とか、曲に対して持ってるイメージが出るんで、1曲の中にそういういろんな人生が加えられていく=曲自体がすごく濃くなる。昔の曲って、やっぱりそのよさもあるじゃないですか」
――そして、それが世に出たら、そこに新しく聴く人の人生も加わってくる。
「うんうん。あとは、80年代の頃の使われてたリズムマシーンって独特のズレがあるみたいで、今みたいに精密じゃないからちょっとした電圧とかでも変わったり、何かヨレるんですって。だから、あの時代の打ち込みの音ってちょっと人間臭いんですよね。そういう実験的なところと、人間臭い部分が調和してる」
――インタビュー前編でも、他人がすでにやってるか否かに対する執着について散々話したけど(笑)、でもそれって音楽に関わらず、中田くんの“生き方”そのものな感じもするね。
「そうですね。何かね、時代とか流行に流されちゃうのが多分怖いんです。ずーっと移り変わっていくから、定点みたいなものが打てないままに進んでいくんで…やっぱり自分の旗を立てたいって、思ってるのかもしれない。だから、時代とか流行には敢えてハメないようにしてる気はします。10年20年経ったときに、“別に時代は関係なかったんだな。今聴いてもやっぱりいい曲だ”って言われたいし、実際そういう曲が好きなんですよね」
15年音楽をやってこなかったら、やっぱり出てこないですよ
――今回のアルバム作り終えて、自分の思うところはありましたか?
「何回聴いても疲れない、クオリティの高いアルバムが作れた手応えは、これが初めてと思うぐらい、出来た後にはすごくありましたね。今までと比べても…まぁ俺、過去に出した作品全部に基本的には納得がいってないんで(笑)」
――もはやそれは“ミュージシャンあるある”(笑)。作り手の性やね。
「そうそう。納得したらそこで終わっちゃうと思うんですよ。今回も別にそれがないわけではないんだけど、結構スッキリした感じがあるんですよ。今までは全部自分で完結しようとしてたところがあったが故に、やっぱりね、いろいろ悔いが残るというか。人に任せることが躊躇なく出来るようになってきたのは、結構大きいかな。だからこそ生まれる音もあるんで。頼れるプレイヤーとたくさん出会えたし、自分の伝えたイメージをしっかり受け止めて、ちゃんとプレイに活かしてくれる人がいるからこそ作れるのもあるんですよ。“この人に頼むの不安だな…”っていう感じだったら、やっぱり自分でいっぱい弾いちゃうと思うし(笑)」
――逆に“この人に頼んだ方が”って。
「そうそう。ソウルとファンクに関して造詣が深いなと思うような人には、ニュアンスだけ伝えて任せた方がその感じが出るし。そういう上手い方々の上に自分の音を重ねるとき、そこで明らかにレベルの差があったらガタガタになっちゃうんで俺も練習しますけどね、ベースにしろギターにしろ」
――歌い手としての自分はどう?
「よりソウルフルに、エモーショナルに、バラードも今までのアルバムで“ちょっと泣きが足りないなぁ”と思ったところは結構意識したし。今は海外でもソウルフルに歌う方が主流ですからね。向こうはルーツミュージックにちゃんとリスペクトがあるし、それが故の80年代回帰だったり、ちゃんとね、脈々とつながってるんですよ。それはミュージシャンとして羨ましいなと思うし、自分もそうでありたい。今はさかのぼらないからね、ミュージシャンも、リスナーも。あと、例えばこのアルバムもそうだし、『朝焼けの彼方に』みたいなバラードもそうだけど、15年音楽をやってこなかったら、やっぱり出てこないですよ。だから時間を掛けることの大切さもあると思うんですよね。今はすぐに結果出そうとし過ぎるから…まぁ俺もバンドをやってたときはあっという間に売れちゃうと思ってたけど(笑)。だから準備をね、しっかりと。もうアリとキリギリスのアリみたいな感じですよ(笑)」
――どの曲をどのタイミングで取り上げられても、恥ずかしくないものにしておかないと。
「そして、それには多分、まんま歌謡曲をやってるだけではダメだと思ってて。やっぱり進化はさせたいし、自分の世代ならではの視点で書かなきゃいけない。ただの古臭い歌みたいにならないようにね。非現実的な歌詞ばっかり書いてるように見えて(笑)、結構今のことを歌ってたりするんでね。やっぱり受け継ぐだけじゃなくて、自分なりにアップデートさせていかなきゃいけないなって。『LIBERTY』ではそれが出来たかなって思ってるんですけどね」
――あとは、世間との着地点にどこで巡り会うのか(笑)。その幸福なタイミングのためにも、しっかりいい音楽を。
「作り続けると」
――ただ売れるんじゃなくて自分のやり方で売れないと、結局、音楽人生の寿命は短くなっちゃうし、楽しい人生にはならないというか。自分がこうと思うものを提示して、それが人を喜ばせるものであった方がやっぱりね、絶対に幸せだから。追求したいですよね、その理想を。
「うんうん。したいですね」
去年はいい変化がたくさん生まれた年だったんで
それを今年はしっかり花咲かせていきたい
――そして! 遂に今回のリリースツアーはホールツアーとなりましたが。
「はい! 初の、ですね。バンド時代にもなかったから、新たなチャレンジです」
――もう2時間3時間のスタンディングライブは。
「卒業したいですね。っていうかお客さんもつらいだろうしね。俺ももう観に行けないですからね、スタンディングのライブって。曲のスケール感もホール向けに作っちゃってるから、絶対に合うと思うんだよな~(笑)。大阪でホールでワンマンやるのも初めてですから! 念願の、ですよ」
――ツアーに向けては何かある? 今のモードにおいてのライブについて。
「すごくライブ映えするアルバムだから理想的な形でやれると思うし、ずーっとホールを廻りたかったんで、俺自身のテンションも結構高いんじゃないかな(笑)。すっごく楽しんでやりたいと思ってるんで、間違いなくいいツアーになると思ってるんです。新曲もバンバン書いてるし、次に次に進もうとする感じも出せると思います」
――あと、ツアーファイナルの東京・中野サンプラザは。
「椿屋の最後のツアーでやって以来ですよね」
――そういう意味では、戻ってこれたというか、改めて挑戦出来るようになったというか。
「まぁ、因縁のね(笑)。ただ、あのとき果たして椿屋がホールに見合った演奏が出来ていたかと言うと、ロックバンドとしての勢いに乗っかった感じもあると思うんですよね。俺があの時点でホール仕様になってたかと言うとそうではなくて、“ホールでやらせてもらいました”みたいな(笑)」
――バンドのストーリーとして、そこに立たせてもらったと。
「うんうん。だけど今回はもう、ちゃんとそこにふさわしい形になって、その上で立てると思ってるんで。そこが感覚的な違いというか」
――それでは最後に、今年の展望を語ってください。
「去年はテレビに出させてもらったり、いい変化がたくさん生まれた年だったんで、それを今年はしっかり花咲かせていきたいですね。ソロ5周年というのもあるんで、リリースもあんまり空けずに、全力疾走したい。今ようやく流れが出来つつあるから、それを止めないようにしっかり進みたいと思ってます!」
――その旅のお供になる、いいパンフも出来ましたからね(笑)。それじゃツアーで!
「ありがとうございました~!」
Text by 奥“ボウイ”昌史
Photo by 渡邉一生(SLOT PHOTOGRAPHIC)
撮影協力:Shangri-La
(2016年2月24日更新)
Check