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「大阪でファイナルをやってみたいなってずっと思ってた」
SUPER BEAVERが再び迎える、『美しい日』――
『全部』を背負って転がり続ける決意を
運命のツアーファイナル城野音前に語るインタビュー&動画コメント

 インタビュー中に「“挫折貯金”はもう使い切ったんですよね(笑)」と笑った柳沢(g)の言葉が端的に表わしているように、状況的にも、表現的にも、“次のステージに向かいなさい”とまるで音楽の神様が示しているかのように、昨年は様々な絶景が4人の目の前に広がった。アルバムは初のTOP10チャート入り(ライブDVDは1位!)、ツアーは全公演ソールドアウト…。メジャーを離脱後、ドン底を見てきたバンドが一歩一歩這い上がってきた先にこんな未来がくるとは、いったい誰が予想できただろう!? だが、しかし。音楽家として磨きがかかっていく充実期であるが故に、未体験ゾーンの大舞台で思い知らされる自らの臨界点。そんな変化の季節の中で生まれた次の一手であるシングル『美しい日/全部』を手に、昨年、想像以上のチケットの売れ行きからキャパの大きいライブハウスに会場変更するか否かをSNSでファンに問い、「結局、元の場所でやることになったときも、“じゃあ次を楽しみにしてます!”っていう声をたくさん聞けたから、これはどこかでカッコよく筋を通してぇなと思った」(vo・渋谷)と語った岡山CRAZYMAMA KINGDOM、「もう、聖地ですね。僕の好きなヒーローがたくさんあのステージを踏んできた」(渋谷)という東京・日比谷野外大音楽堂を経て、SUPER BEAVERがいよいよツアーファイナルとなる大阪城音楽堂のステージに立つ。これは奇跡か? いや、そんなもんじゃない。音楽を、自分を諦めなかった男たちが出会ってきた多くの顔が連れてきた、もう1つの“美しい日”を前に、4人が語る。

 
 
今までのSUPER BEAVERのままだと壁にぶち当たったんで
 
 
――昨年はまぁバンド人生において一番忙しかっただろうし、一番充実もしていた1年だったんじゃないかと。
 
渋谷(vo)「なかなか激動でした。濃かった。本当に“初めて”が多くて、ツアーが各地でソールドアウトしたのも初めてだったし、アルバム『27』(‘16)に至ってはオリコンチャートのTOP10に入って、DVD『未来の続けかた』(‘16)はまさかの1位を獲ったり…本当に今までになかったことだけど、他のバンドだったら3年掛からずにやってしまう人たちもいるかもしれない。けど、それをここまで12年掛けてやってきたことで、やっぱり多くの人の顔が浮かんだ分、喜びもひとしおだった。あとは、12年経っても新鮮な感じでメンバー4人で喜べてることが、何よりもバンドとして健全な状態にいるのかなって」
 
上杉(b)「僕は“実になった”っていう感覚がすごいあって、あとは欲が出た1年だったなって。自分たちが発信できる機会が増えていくのであれば、“勝負を掛けたい”というか。もっといろんなパフォーマンス=魅せ方をしていけるんじゃないかっていうワクワク感もどんどん生まれたし、いろんな人に“忙しかったんじゃないの? ハードだったんじゃないの?”って言われても、それが全部楽しみにつながってたから、あんまりそういう実感がなくて。“過ぎ去ってしまった”みたいな感じでしたね。“もっともっと”と思ってたんで、それぐらいがちょうどよかったんだと思います」
 
柳沢(g)「リーダー(=上杉)の言う通り、いい意味での欲が増えたというか、今までは“種をまいて水をやっても、なかなか芽が出てこねぇな”みたいな感じだったのが、ようやくいろんなところで“きっかけ”みたいなものが、少しずつ、少しずつ、出てきた。作品とかライブもそうですけど、今まで以上に遠くに、かつ深く届いてるな、浸透してるなって、いろんな瞬間に実感できた1年だったのかなって」
 
藤原(ds)「ヤナギ(=柳沢)が今“種を蒔いた”話をしてたけど、曲を作るとか、アレンジを考えるとかそういうことが、やっとある程度思い通りにできるようになってきた気がする。ライブも曲も、思ってる方向にちゃんと進められるようになったのかなぁっていうのはありますね、うん」
 
――でも、ビーバーってスーパーサイヤ人みたいに、傷を負うことで力に変えちゃうみたいな(笑)、困難をモノにしちゃうタフさがあって、今はある意味、無敵状態な感じすらしちゃうけど。
 
渋谷「いや~それなりに傷付きますし、それなりにガッカリもしますよ(笑)。“地に足を着けないと”って思う出来事が、瞬間瞬間があるから、油断できない状況は絶対に続いてると思う。でも、それは僕らにとってすごくプラスになってるし、その油断できない状況をポジティブに捉えることも、今の僕らならできると思ってるから」
 
上杉「ある種、不安を感じることが大事なんじゃないかと思ってますね。それこそ二度目のZepp DiverCity(TOKYO)(※‘16年11月5日の『27』リリースツアーファイナル)で個人的に感じたのが、大きい会場と小さい会場の見せ方を、自分の中で少し分けて考えてしまっていたというか。リズム隊だからしっかりグルーヴを出すのはもちろん間違いじゃないですけど、ちゃんと攻めながらそれを出す。要は一番難しいことに常にトライしていかないと、結局ちょっと引いたままでライブが終わってしまうんで。あえてZepp以上のキャパではツアーを切らないバンドだっている中で、じゃあ俺らはどういうバンドになりたいのか? いや、SUPER BEAVERはいずれホールでもやりたい。でも、今までのSUPER BEAVERのままだと壁にぶち当たったんで。結論から言うと、いい意味で今の自分の限界をちょっと感じた。もうちょっと進化していかないと、これ以上大きい会場で魅せることはできないなって。全てを解放して、ちゃんと実力を手に入れた上でホールに行かないと、自分は納得がいかないんだなっていうところに行き着いた気はします。それは単純に練習量かもしれないし、精神性かもしれないし」
 
――なるほどね、じゃあよくなってきた現状に喜んでばかりもいられないというか。
 
柳沢「今の話で思い出したんですけど、やっぱり今までのビーバーにはドラマがあったじゃないですか? すげぇ分かりやすく言うと、“挫折貯金”はもう使い切ったんですよね(笑)。そこに対するメイクドラマはやれるだけやり切ったから。ここから先はある種フラットに、もう1~2ステップ上がらないとっていうところに来てる気はしますよね」
 
――個人的に思ったのは、やっぱり『27』よりそれ以前の『愛する』(‘15)が、『361°』(‘14)が、どう考えたってエモい。『27』以降は、ある種ちょっと幸せな状態というか、逆境をエネルギーに変えてきたバンドが、それがなくなってきたときにどうやって前進するんだ?っていう。
 
柳沢「うんうん。いや、ホントそうっすね」
 
渋谷「ある種、今は満足に音楽をさせてもらえてる状況に自分たちが身を置けているが故に、音楽に携わる時間をたくさん与えてもらってるからこそ、見えてきたことがあると思っていて。己を高めなきゃいけないし、それをバンドに還元できなきゃ意味がないし、それによってバンドが1~2ステップ上がらなきゃいけない状況に終わりはまだ全然見えてないから。やらなきゃいけないことが自分の中でも結構多い状況に今は直面してるから、それを“試す”というか、実践する場所も欲しいし、どこでどういう反応が返ってくるのか、いろんなことを見てみたい欲がすごくある」
 
――そうか。今はバンドを前進させるエネルギーを周りに求めるよりも、上昇させるそれを自分に求めるタームに入ったというか。
 
渋谷「課題として感じるのは、今までは精神論でどうにかなってきたところがあったけど、もう1つ上に行くには、それだけじゃ通じなくなってきたのかなって。具体的にそれが何なのかと言われたらまだちょっとピンときてないんですけど、それは多分技術だろうし、人間の深さだろうしっていうようなところは、すごくありますよね」
 
――何かしら変革しなければならないのを、それぞれが肌で感じさせられてる時期やね。
 
渋谷「自分たちの器を、バンドとしての包容力を、どんどん上げていかないといけない。それには、やる気! 根性! 何クソ! だけじゃなくて、もっと寛容になる部分とか、ある種の余裕みたいなものを自信に基づいた上で作っていかないと、このままじゃちょっとおかしなことになるなと思ってるから。それをどんどん広げていくことが、結果ライブハウスとかそういうもののキャパシティにつながってくるのかなと思ってるんですよね」
 
 
マイナスから何かを生む発想じゃなくて
ポジティブをちゃんとポジティブで表現する
 
 
――振り返れば、今も続いているそういう想いの中でリリースされたのが、『美しい日/全部』だったと。
 
柳沢「今みんなが話してたことが結果としてかなり通じてくるんですけど、個人的にも結構悩んだというか、 “SUPER BEAVERの次って何なんだろう?”っていう。これまでは何かネガティブなことが起きてたのがやっぱり曲作りの上では大きくて(笑)。でも、心のどこかでマイナスからしか物語を作れないのは面白くないとも思ってたから。その段階で『全部』(M-2)はあったんですけど、この曲ってすごく“裸”というか、SUPER BEAVERの強みだとは思うんですけど、一歩先に行きたい気持ちがあったが故に、もうワンパンチ欲しいとずーっと思ってて。その中で『美しい日』(M-1)ができて、自分の中ではスコーン!と抜けたというか。この先どうなるかは分からないけど(笑)」
 


――この『美しい日』は、昨年春の初のZeppワンマンが終わったときに、渋谷くんがポロッと言った言葉からインスパイアされたと。そもそも当時、何で渋谷くんはそう言ったの
 
渋谷「えーっと、正直に言えば、“追い詰められて”(笑)。ラジオの生放送に電話出演したんですけど、“ライブはどうでしたか?”って聞かれて、本当にいろんなことが頭を駆け巡ったとき、まずパッ!と出てきたのがやっぱり人の顔だったから。それは全国各地にいるスタッフさんの顔だったり、力を貸してくれる人の顔だったり、ライブを観に来てくださってる方々の顔だったり、バンドマン、友達、家族…そういう人が一堂に会した景色を観たときに、一番ふさわしい言葉は“美しい”以外の何物でもないだろうと。俺たちがやってきたことの1つの形が、この場所に集約されている現状が、あまりにも素敵だったなと思って。本気でそう思ったから、そこでズルズルッと出てきた(笑)」
 
――そう考えたら全部がつながってるね。終演直後にラジオ出演がなかったら、もうちょっと自分の中で気持ちが整理できちゃってたかもしれないし。
 
渋谷「そうですね。あの土壇場じゃなければ多分、いろんなことを消化して、もっと綺麗な形で言ったと思う。やっぱりとっさに本心を引っ張り出された感じが…“俺、何言ってんだろう?”って一瞬思ったけど(笑)、それがまさになのかなって。それをヤナギがずっと覚えてたっていう」
 
――“美しい”っていう形容詞は全てを凌駕するものがあるよね。美しいということで全てが報われる感じがする。何か不思議な言葉だよね。
 
渋谷「ダメだった頃のこともすっごく思い出したから。それを経て、いろんなふうに研磨されて、ようやくここまで来れたのがすごくよかったなって。何だかピカピカしてる感じはありましたよね」
 
柳沢「そういうところに今一度フォーカスを当てることができた“気付き”は、さっき言ったようにマイナスから何かを生む発想じゃなくて、ポジティブをちゃんとポジティブで表現する入口になった曲なんじゃないかなって」
 
――ただ、毎度のことだけど、例えば『全部』を捧げられる人は本当に幸せやなと思うと同時に、これを書いちゃうとビーバーはホンマに悪いことできへんなって思うね(笑)。
 
(一同笑)
 
渋谷「それはホント、めっちゃ思う(笑)。ある種、毎度自分たちの逃げ場なくしていく(笑)。こういうことを言っちゃったからには、こういう生き方をしなきゃいけないっていうのはずっと根本にあるから、そこはブレてないと思う。そういうことをさらに深く考えるようになったね」
 
藤原「そういう意味ではあれだよね? やっぱり懐の」
 
渋谷「だね。器のデカさ、懐の深さっていうのは」
 
――これで、“音楽と人間性は別なんで!”って振るまえちゃえば、楽な人生だけど(笑)。
 
上杉「そういう人もいますけどね!(笑)」
 
柳沢「そういうバンドじゃなかったもんなぁ〜俺たち(笑)」
 
渋谷「ね(笑)」
 
――イコールです、生き様出ちゃってますってなるとね。まだ20代後半なのに、どんどん背負っていくね。
 
渋谷「でも、メジャーにいた頃にそういうことを全く考えてなかった時期があるから、その反動というか(笑)。深く沈んだ分の跳躍をしなきゃいけないっていうのはすごく」
 
柳沢「人が先か、曲か先かっていう話じゃないけど、ほっといてもバンドが勝手に進むもんじゃないって、もう圧倒的に思ってるから。ちょっといい感じになっても、そのまま惰性で走り切れるとも思ってないし、どうにかまたスピード上げないとまた落ちるぞ、みたいな。そういうものが結構グルグルしてるような気はします(笑)」
 
――3曲目には二度目のZeppワンマンで演奏された『27(LIVE ver.)』(M-3)が入ってるけど、『27』は映画『君と100回目の恋』の挿入歌にもなってね。
 
渋谷「もしも映画で気になってくれた方がいるのであれば、もちろん(アルバムの)『27』を手に取るきっかけにもなると思うし、あとは、ライブに来たことがない人に、どういうバンドなのかが分かるようなやり方ができたと思うから。そういう意味でも、やっぱりライブで直接顔を合わせたいなと思う部分はあって。あの日来てくれた人も嬉しいなと思ってくれると思うし、あの日行けなかった人にも喜んでもらえるかもしれない。あの日をパッケージすることが、何かすごく大きな意味があったような気がしたから。もちろん映画というものにもカッコつけるというか(笑)、すごくいい位置付けにこの曲がくるんじゃないかなって」
 
――これがまた、ライブの1曲目だったのもすげぇいいなと。
 
柳沢「あぁ~そうかもしれないですね」
 
上杉「いい意味で、緊張感がすごいありますよね」
 
渋谷「高揚感みたいなものと、あとは、おあずけを食らった感もあるから」
 
――収録曲的には最後の曲なんだけど、ここから始まる感じが。ライブの光景がすごくイメージできるから。
 
 
結局、努力が楽しい方向へと向かうための一番の秘訣
 
 
――そして、去年はリリースツアーであれだけ全国を廻ったにも関わらず、今回のレコ発はツンデレの岡山、東京、大阪の3本と(笑)。そのファイナルを、ついに大阪の野音でやってくれるということで。
 
渋谷「ようやく。東京のバンドであるにも関わらず、関西に来る回数とライブの方が多分多いっていう(笑)。仲間もすごく多いし、大阪でファイナルをやってみたいなってずっと思ってたから。ただ、まさか大阪城音楽堂でとは思ってもなかったですけど。前回のワンマンのキャパから考えても3倍くらいあるし、しかもそれをファイナルでって、結構ヒリヒリするなと思いながらも、成功すれば俺らにとってもすごく糧になるだろうし、関西の方々にいい景色が観せられるんじゃないかなっていうのは思ってたんで」
 
上杉「もう野外ってだけでドラマがありますよね」
 
――時に、どしゃ降りの野音、とかね(笑)。
 
柳沢上杉「イヤ〜!」
 
渋谷「雨の野音は野音で俺は好きだから、どっちに転ぼうがいい(笑)」
 
――アハハ!(笑) 何かお祭りな感じがするし、嬉しいね。楽しみ。
 
渋谷「大阪でできるっていうのは嬉しいです、僕らも」
 
――今年は今後も各地で大舞台が続くけど、最後に’17年のビーバーの展望をそれぞれに聞いて締めたいなと!
 
上杉「『美しい日/全部』はミュージシャンとして生きる自分の今の最前線というか、去年『27』を出してから、自分がこういう気持ちでバンドと対峙してるっていうところがすごく詰まってて。今後に関しては、それをいかに具体的に、もっと明確に、いろんな人に問い掛けるにはどうしたらいいのかっていうさっきの話になるんですけど。やっぱり個人的な技術、バンドとしての総力を上げていきたい。それは夢を追い掛けるとか曖昧な話じゃなくて、具体的なやり方を見付けて単純明快に挑んでいきたいなと。そうじゃないともう、自分が押し潰されちゃうぐらいの、そういうマインドで今は必死に戦ってるので」
 
柳沢「去年はいろんなところでライブがソールドアウトして、ある意味、掲げた目標が少しずつ少しずつ現実になってる。そうなると不思議なもので、“だったらもっとイケるんじゃねぇか?”ってすごくポジティブに、ようやく堂々と自分たちに期待できるようになってきたんじゃないかなぁって。自分たち自身に、“もっといい曲書けるだろ! もっといいライブできるだろ!”って求める努力が、結局、楽しい方向へと向かうための一番の秘訣じゃねぇかって感じたので。より求めて、期待しながら、そのためにできることを今まで以上に突き詰めていきたいなと思ってます」
 
渋谷「これからの展望に関しては、単純に楽しい年にしたいっていうのが一番で。友達をもっと増やしたいし、今までの友達とはもっと深く付き合いたい。あとは、フェスとかにも出られるようになってきて、これも一種のムーブメントに近いのかもしれないけど、同時にそのループから逸脱した存在でもいたいというか。音楽が素敵だという点で結びつけるような関係性を、もっといろんな人とどんどん増やしていくという意味では、自分たちの器を広げる作業を怠らないような1年にしたいと思ってます」
 
――じゃあラスト、藤原くんシメをお願いします!
 
上杉「また漢字1文字のやつでいく?(笑)」
 
――え? そういうの得意なの?
 
藤原「いやいやいや! そんなの言ったことないよ~!(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
藤原「去年は初めて行くライブハウスとかもあったし、本当に昔から知ってた先輩とかヤバいライブをするバンドと、初めて一緒にライブをやれて。やっぱりすごいなって思うこともあったし、どうしたらこの人たちみたいになれるかな? 勝てるかな? みたいなこともたくさんあったんですけど、ここまでいろいろと積み重ねてきたことが、やっと4人でちゃんとできるようになってきたと思ってるんで。だから今年は1組1組、倒していきたいっすね(笑)。いつでも、いいライブを、ちゃんとやりたいなと思ってます!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



ABCラジオ『下埜正太のショータイムレディオ』プロデューサー
井上隆平さんからのオススメ!
 
「当時、初Zeppワンマン直後にライブの余韻をぶち壊すような勢いで電話をかけて、“ライブはどうでしたか?”と生放送に引っ張り出した敏腕スタッフです(笑)。次は野音かぁ~楽しみだわ、ホントに。君らから影響を受けたことと言えば…くたくたのマーチンと細すぎるスキニーぐらいか…あ、もちろん外見だけでなく、SUPER BEAVERの歌と戦う姿勢に何度も背中を押してもらってます。さて。バンドマンとしてこれから先、しんどいこともたくさんあるでしょう。でも、ファンはもちろん、全国のラジオマンが君らのそばに、長く永く味方として付いているので心配なく。また一緒に番組やろうな!(藤原、覚悟しとけよ!)」

(2017年5月11日更新)


Check

Movie Comment

謎のテンションで野音に向け語る(笑)
SUPER BEAVERからの動画コメント

Release

ネクストフェーズに向かう第一歩
胸を熱くさせる両A面シングル!

Single
『美しい日/全部』
発売中 1000円(税別)
[NOiD]/murffin discs
NOID-0018

<収録曲>
01. 美しい日
02. 全部
03. 27(LIVE ver.)

Profile

スーパー・ビーバー…写真左より、上杉研太(b)、藤原“28才”広明(ds)、渋谷龍太(vo)、柳沢亮太(g)。’05年、高校の先輩・後輩である渋谷&上杉・柳沢に、柳沢の幼馴染みである藤原を加え東京にて結成。学生時代には某社主催のコンテストにて全国大会グランプリを受賞。’07年には初の全国流通作品となる1stミニアルバム『日常』、’08年には2ndミニアルバム『心景』を発表。’09年、シングル『深呼吸』でメジャーデビュー。以降もシングル『二つの旅路』『シアワセ』、1stフルアルバム『幸福軌道』と立て続けにリリース。’10年、3rdミニアルバム『SUPER BEAVER』をリリース。映画『ソラニン』に提供した収録曲『ささやかな』話題に。’11年、所属レーベル・事務所を離れ、年間100本を越えるライブを展開。’12年に自主レーベルのI×L×P×RECORDSを立ち上げ、4月にライブ会場限定シングル『歓びの明日に』、7月にフルアルバム『未来の始めかた』、翌’13年4月には『世界が目を覚ますのなら』をリリース。’14年2月、eggmanのロックレーベル[NOiD]よりフルアルバム『361°』を発表。9月にシングル『らしさ / わたくしごと』をリリースするものの、柳沢が緊急入院。サポートギタリストを迎え決定していたライブを全てこなし活動を持続させ、11月には柳沢が復帰。’15年4月1日をもって結成10周年を迎え、同日にフルアルバム『愛する』をリリース。リリースツアーに夏フェス、対バンツアーと精力的にライブ活動を行い、’16年1~3月には、3ヵ月連続でワンコインシングル『ことば』『うるさい』『青い春』をリリース。4月10日にはアニバーサリーイヤーを締め括る初のZepp DiverCity(TOKYO)公演を開催、見事にソールドアウトさせた。6月1日にフルアルバム『27』をリリース。現在の展開中の『SUPER BEAVER『27』Release Tour 2016~27こぶ、ラクダ~』は全公演完売に。10月12日には、4月のZepp公演のライブDVDと渋谷書き下ろしの小説が同梱された『SUPER BEAVER 10th Anniversary Special Set「未来の続けかた」』を発表。'17年1月25日にはシングル『美しい日/全部』をリリース。

SUPER BEAVER オフィシャルサイト
http://super-beaver.com/

Live

遂にツアーファイナルで大阪野音へ!
以降も関西の大型イベントに続々出演

 
『『美しい日/全部』発売記念
  “岡東阪”ラクダSP』

【岡山公演】
『都会のラクダSP~ラクダキングダム~』
Thank you, Sold Out!!
▼4月8日(土)CRAZYMAMA KINGDOM
【東京公演】
『都会のラクダSP~ラクダビルディング~』
Thank you, Sold Out!!
▼4月20日(日)日比谷野外大音楽堂

Pick Up!!

【大阪公演】

『都会のラクダSP
~ラクダキャッスル~』
Thank you, Sold Out!!
▼5月13日(土)17:00
大阪城音楽堂
前方自由席3800円
後方フリーエリア3800円
GREENS■06(6882)1224
※雨天決行、荒天中止。小学生以上は有料。

 
【京都公演】
『今年は何かとはっちゃけたい!
~2017全国ツアー~【前半戦】』
Thank you, Sold Out!!
▼6月1日(木)19:00
KYOTO MUSE
オールスタンディング3996円
[共演]サンボマスター
清水音泉■06(6357)3666
※小学生以上は有料、未就学児童は入場不可。

【京都公演】
『京都大作戦2017
~心の10電!10執念!
 10横無尽にはしゃぎな祭!~』
一般発売5月27日(土)
▼7月9日(日)11:00
山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
1日券(7/9入場券)6696円
[出演]氣志團/SUPER BEAVER/dustbox/10-FEET/マキシマム ザ ホルモン/ROTTENGRAFFTY/ENTH/OVER ARM THROW/ガガガSP/SIX LOUNGE/SHANK/G-FREAK FACTORY/Dizzy Sunfist/他
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※雨天決行・荒天中止。小学生以上は有料、未就学児童は保護者同伴の場合に限り無料。出演者変更に伴う払戻し不可。

【大阪公演】
『ROCK KIDS 802
-OCHIKEN Goes ON!!-SPECIAL LIVE
「HIGH! HIGH! HIGH!」』
一般発売6月24日(土)
Pコード332-276
▼8月1日(火)昼12:00
大阪城ホール
アリーナスタンディング4860円
(ブロック指定)
スタンド指定席5292円
[出演]THE ORAL CIGARETTES/KANA-BOON/9mm Parabellum Bullet/sumika/SUPER BEAVER/東京スカパラダイスオーケストラ/フレデリック/BLUE ENCOUNT/ROCK KIDS 802 with T☆SPECIAL ACT[TOTALFAT/金井政人、東出真緒(BIGMAMA)/GEN(04 Limited Sazabys)/TAKUMA(10-FEET)/YAMATO、HIROKI、RYO(ORANGE RANGE)/LiSA]
[司会]落合健太郎(FM802)
GREENS■06(6882)1224
※未就学児童は入場不可。小学生以上は有料。出演者の変更・キャンセルに伴う払戻しは不可。客席を含む会場内の映像、写真が公開される場合がありますので予めご了承の上、ご購入ください。【FM802番組ホームページ】http://funky802.com/i/PN1121/81440


【大阪公演】
『RUSH BALL 2017』
一般発売7月2日(日)昼12:00
Pコード331-700(1DAY)/782-635(2DAYS)
▼8月26日(土)10:30/27日(日)11:00
泉大津フェニックス
《1DAY》大人-6500円 小学生-3500円
《2DAYS》大人-12500円 小学生-6500円
[出演]go!go!vanillas/MONOEYES/
MY FIRST STORY/SUPER BEAVER/
WANIMA/サカナクション/他
GREENS■06(6882)1224
※雨天決行・荒天中止。未就学児童は保護者同伴に限り無料。小学生はチケット購入の上、保護者同伴に限り入場可。出演者の変更・キャンセルに伴う払戻しは行いません。詳細は公式サイト(http://www.rushball.com/)まで。


Column1

「出会った人たちと永く、深く、
 より大きな歓びを一緒に共有する
 それを歌にするのが
 SUPER BEAVERなんだなって」
変化する今を肯定するきっかけを
続いていく未来のための生き方を
『27』インタビュー&動画コメント

Column2

「戦うタイミングが遂に来た」
SUPER BEAVERの10年を
懸けた挑戦。3ヵ月連続シングル
『ことば』『うるさい』『青い春』
初のZeppワンマン前夜に贈る
全員インタビュー!

Column3

SUPER BEAVER is not DEAD!
過去も10年も超え徹底的に
“あなたという1人”を連れて行く
決意表明たる『愛する』ツアー
クライマックスにバンドの今を語る

Column4

今しか歌えないし、今だから歌える
歌がある。SUPER BEAVERの
“譲れないもの”とは――?
『361°』インタビュー

Column5

“NO SUPER BEAVER, NO LIFE”
人生を懸けたミュージック・ライフ
は何処へ向かうのか――?
問答無用の歌力が覚醒した
傑作『世界が目を覚ますのなら』
全てを語ったインタビュー

Column6

もう一度音楽を取り戻せ!
メジャー離脱、自主レーベル設立
起死回生の新作『未来の始めかた』
SUPER BEAVERがバンドの崩壊
とその復活劇を語る!
大反響を呼んだ初登場インタビュー