ホーム > ガンバ大阪×ぴあ WEB連載『ガンぴあ SEASONⅥ』

リーグ再開後の巻き返しへ
前半戦の戦いを振り返る

ガンぴあⅣ

ガンバ大阪

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ガンバ大阪・オフィシャルサイト
http://www.gamba-osaka.net/

試合スケジュール

【ガンバ大阪 ホームゲーム】

『JIリーグ戦』
Pコード592-080

発売中 
▼7月19日(土)19:00〈vs ヴァンフォーレ甲府〉
▼7月23日(水)19:00〈vs 清水エスパルス〉

7月5日(土)一般発売
▼8月2日(土)18:00〈vs 横浜F・マリノス〉
▼8月16日(土)18:00〈vs 名古屋グランパス〉
▼8月30日(土)18:00〈vs アルビレックス新潟〉

万博記念競技場

 

『第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会』
発売中 Pコード826-684
▼7月12日(土)16:00
〈vs 大阪府代表×石川県代表の勝者〉
万博記念競技場

 

【ガンバ大阪 アウェイゲーム】

『J1リーグ戦』
▼7月27日(日)19:00〈vs ヴィッセル神戸〉
ノエビアスタジアム神戸
▼8月9日(土)19:00〈vs 大宮アルディージャ〉NACK5スタジアム大宮
▼8月23日(土)18:30〈vs ヴァンフォーレ甲府〉山梨中銀スタジアム


『ガンぴあ』一覧

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 みなさんご無沙汰しておりました。遅くなりましたが、今シーズンもよろしくお願い致します。

 さて、ワールドカップ ブラジル大会開催のため、現在中断期間に入っているJ1リーグ戦。
この間に、J2から1年でのJ1復帰を成し遂げ、2年ぶりにJ1の舞台に戻ってきたガンバ大阪のここまでの戦いについて長谷川監督のコメントを織り交ぜながら振り返ってみたいと思います。

 

 長谷川監督が指揮をとって2年目となる今シーズンは、GK東口順昭選手をはじめ、DF米倉恒貴選手、ブラジルからFWリンス選手、DFエブソン選手が加入。ユースからはFW小川直毅選手、DF内田裕斗選手に加え、3月末には2種登録だったMF井出口陽介選手が宇佐美選手以来となる飛び級でトップ昇格を果たしました。

 このように新戦力が加わったガンバですが、開幕直前にエース・宇佐美選手が負傷離脱。攻撃陣の組み合わせの再考を余儀なくされたこともあり、J1リーグ戦はJ2降格圏内の16位で中断期間を迎えることに。これについて長谷川監督は、「厳しい前半戦だったと思います。本当に点が取れなかったなという感じでした。本来なら(宇佐美選手が)いないのを感じさせないくらいにやりたかったのですが…」。その中でガンバの持ち味である攻撃力を復活させるべく、本来はボランチが定位置の遠藤選手をFW、サイド、中盤など様々なポジションで起用するなど試行錯誤。「点が取れないから守るとなるとガンバではなくなってしまう。よりバランスを崩して、リスクを負って点を取りにいこうとして崩れたのがアントラーズ(第6節・鹿島)の試合だったと思います。それまでは失点も少なく、得点も少なくでバランスよくやっているといえばやっていたのですが、それではやっぱりガンバらしさがない。少しずつ攻撃にシフトしていき、いきすぎてバランスが崩れたのが鹿島で、転機になったのはセレッソ(第7節・C大阪)とのダービーですかね。試合途中でヤット(遠藤保仁選手)がボランチに下がってから、非常にガンバらしいサッカーがやれたというのが1つの転機になったんじゃないかなと思います」(長谷川監督)。

 その転機となったセレッソ大阪との大阪ダービーは先制を許すも、阿部選手の2ゴールで一時は逆転に成功。FWフォルラン選手に直接FKを決められ2-2で勝点1を分け合う結果になりましたが、復調のきっかけをつかみ、その後のナビスコカップ 予選・鳥栖戦、J1リーグ第8節・大宮戦と連勝しました。しかし、「フロンターレ戦(川崎)は今ちゃん(今野泰幸)を入れて最後の最後まではプランどおりに進んでいて、レイソル戦(柏)も悪くなかったけど自滅で途中から良くなかった。その辺はまだポジションを戻して固めていく時期だったので波はあるんだろうなという風に思っていました」と振り返ったように第9節・川崎戦から第11節・横浜FM戦と3連敗。第12節・徳島、第13節・名古屋に勝利するも、中断前最後のリーグ戦となったFC東京戦ではミスから開始3分で2失点し、0-3で敗戦。順位を16位に落とすことになりましたが、遠藤選手、今野選手を日本代表で欠いて臨んだナビスコカップで鹿島、FC東京に勝利。「鹿島戦は本当に難しいゲームでしたけど、出場停止やコンディション不良の選手がいる中で出た選手が最後まで戦ってくれたなと思っています。選手は本当によくやってくれているので、あとはこっちの責任だと思います。中断前最後の(リーグ戦)F東戦は3分で2失点してしまったのでゲームは壊れてしまいましたけど、ナビスコでは代表でいない2人(遠藤選手、今野選手)以外は(リーグ戦と)メンバーが一緒というところでどこまでやれるかと思って。意地でもそのメンバーでやってやろうと思ったんですけど、きちっとリベンジしてくれました」。最後は他力になりましたが、リーグ戦で敗れた鹿島、FC東京へのリベンジ成功もあり、ナビスコカップはグループA首位で決勝トーナメント進出を決めています。

 

 7月12日(土)に行われる天皇杯2回戦から再び始まる戦いに向け、トレーニングを積んでいるガンバ。「失点を減らして、得点を増やさないと。攻守においてクオリティをあげていかないといけない。順位は連勝すればガラっと変わるところで推移しているので、いま本当に頑張り時だと思いますし、サポーターの皆さんの期待に応えられるようにしていきたい」と日々の練習に取り組んでいます。中断明けからの巻き返しに期待しましょう!

 

【今季新加入選手

東口順昭
GK/背番号1
米倉恒貴
DF/背番号14
リンス
FW/背番号9
エブソン
DF/背番号2

小川直毅
FW/背番号24
内田裕斗
DF/背番号23
井出口陽介
MF/背番号26

 

(取材・文 金子裕希)


 

(6月25日更新)