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「本当に聴いてほしいですね、今の自分たちを」
更新し続けるナッシングスの壮絶なる12年の旅の足跡
初のセルフカバーベスト『Futures』を村松拓(vo&g)が語る!
Nothing’s Carved In Stoneインタビュー&動画コメント

 Nothing's Carved In Stoneのキャリア初のセルフカバーベストアルバム『Futures』に収められた圧巻の2枚組全20曲を聴いていると、徹底的に緻密で圧倒的な高揚感をもたらす恐るべきアンセムに心地よくぶちのめされ、いつだって秘めたる想いを燃焼し心をフックアップしてきた言葉の数々に奮い立たされ、白昼夢がごときメロウでアーバンなサウンドスケープにとことんトリップさせられてきた、12年の歳月の凄みと輝きを思い知る。コロナ禍の現状と心情、100曲以上のアーカイヴより厳選された『Futures』を構成する秘密、とりわけ思い入れの強い楽曲とそのエピソード、そして、バンドの未来――。ナッシングスの最新にして最強の現在進行形を、村松拓(vo&g)が語る!

 
 
ナッシングスは現状維持がしたいバンドではない
 
 
――自粛期間の日々はどう過ごしてましたか?
 
「否が応にも自分の生活に目が向く時期だったので、今までストップしてた趣味を再開したりして、それが結構新鮮でしたね。釣りとかは1人でもできるし距離を取れるんで。でも、楽器を触る機会はむしろ増えましたよ。家にいる間は料理をするか、酒を呑むか、ギターを触るか、みたいな感じで。要は隔離されてたから、行動が自発的にやろうとすること=好きなことだけになっていくから、これはこれで危険だなと思ったけど(笑)」
 
――バンドがいつも通り動いてたら、制作があって、こういう取材があって、ツアーがあって…考える間もなくやることがありますもんね。本当にミュージシャン全員が一斉に1回止まって考えさせられる時間という。
 
「あとはやっぱり…俺たちはその間も今回のセルフカバーアルバム『Futures』についてだったり、次に何をしようかと常に考えられてたから。それはブレずにここまで続けてきたからこそだろうなと思ったし、そういう自分たち自身に感謝してもいいなと、ちょっと思えました。もちろん、自分たちの周りの関係にも感謝したし」
 
――だてに10年以上やってねぇぞっていうね。
 
「そうそう、だてに100曲以上作ってねぇぞっていう。同時に、いろんなことを確認した時期ではあったから…ナッシングスは現状維持がしたいバンドではないし、周りが止まってるから止まるわけでもない。コロナでライブはできないけど、じゃあ俺たちに何ができるの? 配信でライブするの? じゃあどんな形でやるの? って…今だけの場つなぎじゃなくて、先々につながることをしなきゃいけないなと思ったんですよ。だから、ライブ配信のプラットフォーム自体を自分たちで作ることまで一時は考えたりもしたんですけど、そういうことじゃないよなと思って(笑)」
 
――ナッシングスがそれを運営して、どこのサーバーが安定してるのかを探したりする側じゃねぇだろと(笑)。みんなが同じ状況になったからこそ、どう動くのか/動かないのかが問われる。それで言えば、6月に初の有料生配信ライブ『Studio Live “Navigator”』をやってみてどうでした?
 
「音にこだわりたかったのがまずあって、あとはただの配信ライブじゃなくて映像作品として見られるものにしたかったので、音響スタッフにも撮影クルーにも負担をかけたと思うし、もちろんソーシャル・ディスタンス的なこともあるので、打ち合わせにもリハにもたくさん時間が取れるわけでもない。結構ぶっつけ本番なところもあったから、そこはちょっとバタバタしたかな。でも、それがいい経験になったし、これをコロナだからやったことにはしたくなくて、この先もっといい形で配信ライブをやることも視野に入れられたので。みんなキツい状況でいろいろあると思う中で見てくれて、そういう人たちを楽しませられたならよかったなって」
 
――ちなみに、ライブの音のクオリティで言えば、ナッシングスはZeppの2階席でもShazam(=音楽認識アプリ)が反応するぐらい正確無比ですからね(笑)。
 
「アハハ!(笑) マジっすか!? それは初めて聞きましたよ(笑)。ヤバいっすね」
 
――まさにナッシングスだからこそ、そして、ならではの配信ライブという。
 
 
“これが俺じゃん!”って改めて感じたんですよ
 
 
――『Futures』に先駆けて発表された収録曲『NEW HORIZON』(DISC1:M-1)『Dream in the Dark』(DISC2:M-1)に関しては、フィジカルではなく配信シングルを先行リリースするという今のご時世に、ナッシングスとしても1回その流れをくんでみようということで。
 


「ってところですね。まぁ最初はその音源を持ってツアーにっていう思惑もあったんですけど、例えばこういう配信を今後モノとして残していく場合、うちらの作品性を考えたらCDなのか、アナログみたいにアート性の高いものを出していくのかとか、そういうことを考えるきっかけにもなったので」
 
――面白いもので、別にコロナを想定して書いた曲じゃないのに、今の時代に響く内容にもなって。ナッシングスって後から曲の内容が時世と合致したり意味が通ることがあって、ブレないメッセージであればいつの時代でも刺さるんだなって、今回のセルフカバーアルバムでも如実に証明された気がします。歌ってることが一貫してる。
 
「確かに、同じことばっかり歌ってきたなとは思った(笑)。あと、やっぱり男っぽいなって」
 
――目に見えるほどの女々しさとかはないですもんね。ちゃんと胸に秘めるというか。
 
「そうそう。そういうことが分かるのも、続けてきてよかったなと思えるところですよね」
 
――振り返ると、この時期は何か大変そうだったな~とか、そこを乗り切ってイケイケだなとか(笑)。
 
「アハハ!(笑) そもそも今でもライブでやってる『Isolation』(DISC1:M-2)とかは、もう11年前の曲じゃないですか。シングル『Beginning』('19)から録る環境がだいぶ変わったんですけど、その音像が今の自分たちの演奏にも合うし理想にも近かったので、この状況で改めて録ったらいいものができるんじゃないかと思って」
 


――期せずしてすごくいいタイミングで、セルフカバーに挑めた気がしますね。
 
「やっぱり…曲を作ってレコーディングして、人前に立つのが日常だったじゃないですか。インタビューでこうやって自分の考えを伝えたりするのも、ちょっと特殊な人生というか(笑)。でも、コロナがあって、そういう日々から感じてたものに全然近付けないから、ちょっと心に穴が空いたような状態になってて。そんな中での今回のレコーディングとか、この間の配信ライブもそうだったんですけど、“これが俺じゃん!”って改めて感じたんですよ。こんなにいい曲を作ってきたし、こんなにいい歌詞だったんだなとか…本当にいろんなことを再確認できましたね」
 
――そう考えたら、結成10周年のときも振り返ったでしょうけど、またちょっと違いますね。
 
「あと、今回はとにかく音がいいので。イケイケの曲とかも、いわゆる普通の処理だとボリュームをガッツリ上げてドカーンみたいな音にするんですけど、それをあえてしなかったりして、奥行きがすごく見えるから。できれば、ちょっとよさげなヘッドフォンとか、お気に入りの音が聴ける環境でぜひ聴いてほしいなっていう願望はありますね」
 


――取材にあたって過去の音源と1曲ずつ聴き比べて感じたのは、今までの録音が刺殺、今回は撲殺、みたいな(笑)。今回の方がゴツくてシンプルというか。ナッシングスの曲にボコボコにされる結末は一緒なんだけど(笑)。
 
「アハハハハ!(笑) 人聞きが悪いですね!(笑)」
 
(一同笑)
 
――あと、今回の方がライブっぽいとも言える。単純に音もフレーズも整理されてますしね。
 
「確かに。それによってより繊細になってる部分もあるし、伝わりやすくなってるかもしれないですね」
 
 
今はメンバーも“待てる”というか、円熟してきたグルーヴを収められた
 
 
――今回の選曲に関してはどうやって決めたんですか?
 
「みんなでギリギリになるまで考えたけど、“何でこの100何曲から18曲選ばなきゃいけないの? 選べるわけないじゃん!”と思って(笑)。やっぱりライブでやってる曲はちょっとアレンジが変わってきてるのでまずはそれを録り直したいのがあって、一生懸命話してこれに落ち着いた感じですね」
 
――録り終わって2枚に分けるときに、ある種の色付けができるわけですけど。
 
「もちろんバランスも意識したけど、1枚のアルバムとしてのストーリーというか…」
 
――普段のアルバムの曲順を決めるように選んだってことか。個人的には、DISC1がゴリゴリ盤でDISC2がオシャレ盤っていうイメージ(笑)。ナッシングスの強さと奥行き。DISC1は“これぞナッシングス”という感じですけど、どっちかって言うと個人的にはDISC2の方が好きだなぁ…このアーバンでアダルトな雰囲気も含めて。
 
「奥さん(=筆者)、DISC2好きそうですね。やっぱり人柄で好みが分かれると思うんですよ、俺もDISC2側の人間なんで(笑)。あと、配信シングルをそれぞれ1曲目にしたらいいんじゃないかという話になって、振り分けにはその影響もあったかなと。曲自体は同時期に作ったんですけど、ちょっと対になってるんですよね。『NEW HORIZON』がラウドな曲で、『Dream in the Dark』はギターエモの要素が強かったんで、並びはそのイメージに近くなってるかもしれないです。DISC1は勢いがすごいんですけど、DISC2は叙情的な感じもありますし」
 
――確かに、1曲目の配信シングルが方向性の舵を取ってる感じはなきにしもあらず。それこそ、『Isolation』なんかはもう何回ライブでやってきたんだっていう鉄板のアンセムですけど、あのイントロが鳴ると“キター!”ってブチ上がる感覚は、一生変わらないかも(笑)。
 
「アレンジを大きく変えなかったのはそこで、メンバーがみんな音楽ファンじゃないですか。やっぱりね、セルフカバーでガラッと変えてきたとき、“あの感じが好きだったのに!”みたいなことは自分のリスナーとしての経験でもあったし(笑)、最初にリリースした時点でアレンジに関してはかなり練ってるから、自信があるのも大きかったですね。ただ、昔は若かったのもあるし、相当イケイケだったから(笑)、グルーヴは本当に変わったと思う。今はメンバーも“待てる”というか、円熟してきたグルーヴを収められたのもよかったなと思いますね」
 
 
何が好きとか、何がやりたいとか、結局そういうことで生きていくと思うし
そこって変わらないと思うんですよ
 
 
――ちなみに、DISC1とDISC2でそれぞれ思い入れが強い曲はあります?
 
「難しいな…歌目線でいいですか? 絶対に超えられないだろうなと思ってた歌がいくつかあって、その1つが『Red Light』(DISC1:M-5)ですね。若いし、技術じゃないんですけど、確実に何かを持ってる。これはもう一生に一度しか歌えないテイクだと思ってたんで、録り直すのは相当なプレッシャーでした。だからこそ、当時と同じ歌い方をしたらダメだと思って、そこは結構考えたというか、気合いが必要でしたね」
 
――自分でも明確に覚えてるベストテイクだったら、ハードルは高いですね。
 
「だから、今回の『Red Light』に関しては、自分で聴き直しても正解かどうかは分からないけど、“今の自分”であることは間違いないですね。DISC2だと『Around the Clock』(DISC2:M-6)で、これはナッシングスの2年目に録った曲なんですけど、当時は歌い切れなかったと思ってて。“本当にこれでいいのか俺?”ってちょっと悩んだぐらい何回も歌い直した曲だったんで、それを更新できたのはよかったですね。今回の20曲の中で一番好きかも」
 
――本当に『Red Light』と真逆ですね。今回は周りも自分も納得させられる歌を歌えたと。あと、『BLUE SHADOW』(DISC2:M-10)だけはどのオリジナルアルバムにも収録されてなかった曲で。
 
「これはシングル『Spirit Inspiration』('12)のカップリングで、メンバーみんなが好きな曲なんですよね。そもそもカップリングもアルバムの曲と同じクオリティで作ってるし、例えば、(日比谷)野音のライブとかでも“あの曲やろうよ”ってみんなが言い出したりする曲だったんで、入れてみてもいいんじゃないかなって。今回の作業で、いい曲がいっぱい眠ってることにも改めて気付けましたね」
 
――ただ、『Mirror Ocean』('18)と『By Your Side』('19)は近年のアルバムだから、グルーヴも今と近いでしょうしあえて外すのも分かりますけど、『echo』('11)からは1曲も入ってないんだなと。
 
「あぁ~そこ突っ込まれるよねぇ〜(笑)」
 
(一同笑)
 
――しかも割といい時期のアルバムって言ったらアレですけど(笑)。
 
「そうなんですよ! だからめっちゃ悩んだんですけど…まぁ次の機会で!(笑)」
 
――20曲という制約の中で流れを考えたとき、ハマらないこともありますもんね。とは言え、楽曲の持つエナジー、情報量、センス…もう全てがすげぇバンドだなって改めて思わされましたよ。
 
「だから、セルフカバーと言えど本当に聴いてほしいですね、今の自分たちを」
 
――そして、過去の曲が入ってるのにアルバムタイトルが『Futures』というのが、素晴らしいなと。
 
「このタイトルはめっちゃ悩んで、20案ぐらい考えてメンバーに投げても1つもいいと言われなくて(笑)、また考えて考えてひねり出したタイトルなんで、かなり気に入ってますね。常に曲を作ってきたし、立ち止まらずにここまでやってきたので、セルフカバーだからと言って焼き直しみたいなことはしたくなくて。あくまでこの曲たちの新しい未来であって、これを出した先を見据えてることを伝えたかったので」
 
――そういう意味でも、これ以上ないタイトルですね。さらに今作は台湾と韓国でもリリースされると。
 
「また海外でライブができるようになったら行きたいし、その布石にもいいかなって。コロナで当たり前が当たり前じゃなくなって、人生が変わってしまった人もたくさんいると思うんですけど、自分の根本的な考え方というか、何が好きとか、何がやりたいとか、結局そういうことで生きていくと思うし、そこって変わらないと思うんですよ。状況に流されるのではなく、自分の中にあるものにちゃんと目を向けたいですね。そこにしか答えはないと思うから」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




ライター奥“ボウイ”昌史さんからのオススメ!

「何でなん? 何年も前から何回も聴いてる曲なのに鳥肌が止まらない。ナッシングスの代表曲を網羅するって…そんな危険なブツ作ったらあかんやろ(笑)。コロナ禍でやられっぱなしの音楽界ですが、『Futures』を聴いてると確信します。音楽は不要不急のものじゃない。人生に絶対に必要な道しるべであり、ドン底から引っ張り上げてくれる命綱であり、未来を照らす光であるってことを。そして、ずっとナッシングスにインタビューしてきたので、収録曲を眺めているといろんなことを思い出します。俺はやっぱり『Strangers In Heaven』('14)~『MAZE』('15)辺りが好きだな~DISC2派の人間なんで(笑)。村松氏、『REVOLT』('13)の頃はキツそうだったな~(笑)。でも、そういう困難を1つ1つ乗り越えてきたからこそ、今こうやって足跡=『Futures』になってる。ホントすげーアルバムです。大好きな人はこんなご馳走、言わずとも聴くでしょう。フェスで見たことがあるぐらいの人、聴いてとっととハマッてください(笑)。まだ見たことも聴いたこともない人、世の中にはこんなエゲつないバンドがいるんです。ここまで手っ取り早くナッシングスの真髄を味わえる盤はないので、地球在住の人全員にオススメします。こんなん聴いたら絶対ライブ見たい~!!」

(2020年8月31日更新)


Check

Movie

バンドを代表して語ります
村松拓(vo&g)からの動画コメント!

Release

エグ過ぎる…圧巻にして最強の2枚組
初のセルフカバーベストアルバム!

Self Cover Best Album
『Futures』
【初回限定盤2CD+DVD】
発売中 4500円(税別)
Silver Sun Records
DDCZ-9063(SSRA-0004)

<DISC1収録曲>
01. NEW HORIZON
02. Isolation
03. Spirit Inspiration
04. November 15th
05. Red Light
06. Rendaman
07. 白昼
08. Out of Control
09. Like a Shooting Star
10. きらめきの花

<DISC2収録曲>
01. Dream in the Dark
02. YOUTH City
03. In Future
04. Brotherhood
05. Midnight Train
06. Around the Clock
07. Milestone
08. Pride
09. ツバメクリムゾン
10. BLUE SHADOW

<DVD収録内容>
【ライブ映像】
・What's My Satisfaction
・Perfect Sound
(from “Live on November 15th 2018”)
・Bog('19 ver.)
・Cold Reason
(from SPECIAL ONE-MAN LIVE “BEGINNING”)
・Crystal Beat
(from “Live on November 15th 2019”)
【メンバーインタビュー】
・アルバムについてのソロ&全員インタビュー

【通常盤2CD】
発売中 3500円(税別)
Silver Sun Records
DDCZ-9065(SSRA-0003)

<収録曲>
同上

Profile

ナッシングス・カーブド・イン・ストーン…写真左より、日向秀和(b)、生形真一(g)、村松拓(vo&g)、大喜多崇規(ds)。ELLEGARDENの生形が当時バンドが活動休止したことをきっかけにストレイテナーの日向に声をかけ、日向の紹介でFULLARMORの大喜多が合流。生形がMySpaceで見付けたABSTRACT MASHの村松のライブに大喜多と共に足を運び、そのパフォーマンスに惚れ込み’08年に始動。’09年に1stアルバム『PARALLEL LIVES』をリリース以降、毎年コンスタントにフルアルバムを発表。6thアルバム『Strangers In Heaven』(’14)は、オリコン・アルバムウィークリーチャート10位を記録。’16年に楽曲『November 15th』にちなみ11月15日に『Live on November 15th』を初開催、以降毎年開催される恒例のライブイベントとなる。’17年には初の海外公演となる台湾・上海でのワンマン公演を敢行。’18年には結成10周年を迎え、10月7日に初の日本武道館公演『10th Anniversary Live at BUDOKAN』を開催、ソールドアウトに。’19年には自身のレーべルSilver Sun Recordsを設立し、武道館公演の模様を収録したDVD&Blu-ray『Nothing's Carved In Stone Live at BUDOKAN』をリリース。また、10年前にファーストライブを行った同日に豊洲PITでワンマンライブ『BEGINNING』を開催、ソールドアウトに。5月にはシングル『Beginning』をリリースし、2年ぶり3度目の日比谷野外大音楽堂公演を含む『Tour Beginning』を開催。9月には10thアルバム『By Your Side』をリリースし、対バン、ワンマンを含めた『By Your Side Tour 2019-20』を開催。’20年3月には『NEW HORIZON』、6 月には『Dream in the Dark』とデジタルシングルをリリースし、有料生配信ライブ『Studio Live "Navigator"』を実施。8月26日にはセルフカバーベストアルバム『Futures』をリリースした。バンド名はモーゼの『十戒』に出てくる十の規律が刻まれた石に、何も書かれていない=規律、タブーがないという逆説的な意味。

Nothing's Carved In Stone
オフィシャルサイト

https://www.ncis.jp/

Live

リリースを記念した配信ライブが決定
神セトリ必至の貴重な機会に!

Pick Up!!

【オンライン公演】

『Studio Live “Futures”』
チケット発売中
▼9月19日(土)20:00
PIA LIVE STREAM
視聴チケット2500円
※チケットは、インターネットでのみ販売。店頭、電話での受付はなし。1IDで1回のみ購入可。1人1枚まで。分配不可。

チケット情報はこちら


『Hand In Hand Tour 2020』

【愛知振替公演】
▼2021年2月9日(火)名古屋クラブクアトロ
[ゲスト]the telephones

Pick Up!!

【大阪振替公演】

▼2021年2月10日(水)19:00
梅田クラブクアトロ
スタンディング4600円
[ゲスト]GLIM SPANKY
キョードーインフォメーション■0570(200)888
※3歳以上は有料。※学割あり。公演当日、大学生以下の方は学生証(小学生以下は身分証)提示で1000円キャッシュバック。

【広島振替公演】
▼2021年2月12日(金)広島クラブクアトロ
[ゲスト]KEYTALK


『SPECIAL ONE-MAN LIVE
 “BEGINNING 2020”』

【東京振替公演】
▼2021年2月27日(土)STUDIO COAST


『Hand In Hand Tour 2020』

【東京振替公演】
▼2021年3月23日(火)渋谷CLUB QUATTRO
[ゲスト]調整中
▼2021年3月24日(水)渋谷CLUB QUATTRO
[ゲスト]The Birthday
 

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