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“何度だって立ち上がる この旅は終わることはない”
鶴が結成15周年を祝う大感謝祭
『好きなバンドが出来ました』大阪編を前に大いに語る!
『僕ナリ』インタビュー&動画コメント

 昨年は全楽曲から選曲×全会場違うセットリストで臨んだ濃厚なツアー『ALL TIME CLASSIC〜振り返れば曲がいる〜』を敢行、自らの歩みを振り返ったからこそ見えた今の音を、プロデューサーに磯貝サイモンを迎え形にしたアルバム『僕ナリ』をリリース。そして、満を持して結成15周年&デビュー10周年というダブルアニバーサリーな’18年に突入した3ピースロックバンド、鶴。“追いかけてたはずの 夢にいつの間にか/追われるような夜も いくつも越えてきたよな”(『beautiful days』)、“何度だって立ち上がる この旅は終わることはない”(『北極星』)、“いつまでもバカな夢を見ようぜ 呆れられるくらいに”(『バカな夢を見ようぜ』)etc…。最新作『僕ナリ』に刻まれた感情の数々に、このバンドの終わらない夢と情熱を見た。4月7日(土)大阪BIGCAT、『鶴 15th Anniversary「好きなバンドが出来ました」〜東西大感謝祭〜』というかけがえのない一夜を控える3人に、15周年に至る想いを聞いた。

 
 
20代前半で書いた曲を歌っても
“俺、何とか変わらずやってるな”っていう気持ちになれる
 
 
――まずは、去年1年を振り返ってみてどうでした?
 
秋野(vo&g)「毎年のように目まぐるしいんですけど、去年は『ALL TIME CLASSIC~振り返れば曲がいる~』という、全キャリアの曲の中から何をやるか分からない結構特殊なワンマンを10本やったんで、前半はそれでいっぱいいっぱいだった(笑)。そこから1年が始まってそれを越えられたんで、以降は何でもOKになりました(笑)」
 
――ちなみに鶴が世に発表した曲は全部で何曲あるんですか?
 
秋野「当時の段階で確か126曲ぐらい?」
 
神田(b)「で、さらに『僕ナリ』で11曲足されたんで」
 
――そんなに覚えてるんかな?
 
神田「もう全然覚えてない(笑)。リハに入ったとき、“これは相当やってないよね? ヤバいよね?”とかいう曲をやってみるんですけど、笑っちゃうくらい崩壊してるんですよ(笑)」
 
(一同爆笑)
 
秋野「もう1曲通して演奏できないくらい(笑)」
 
神田「“もうダメダメ、中止”ってそこで1回全員で聴いて、各々コピーし直して(笑)。でも、それによって短期間で曲を思い出して弾けるようになる瞬発力が鍛えられた感じ」
 
秋野「そこから始まった1年だったので、その後はライブのセットリストの組み方がもっと自由になったり、曲作りも楽というか…発想が広がったかなっていうのはありましたね」
 
――自分たちの過去の曲にヒントをもらうという。
 
笠井(ds)「逆に“何故このフレーズをここに?”みたいな曲もいっぱいあって(笑)。“今の俺たちならこうやるよね、こうやったらもっとニュアンスが出るよね”、みたいなことに気付けたところもあるし、それこそガムシャラにやってただけのカッコよさを再確認するパターンもあって。どっちの意味でも刺激的でしたね。俺らはリリースツアーはよくやってますけど、前の曲ってどんどんやらなくなっちゃうじゃないですか? その残念さもあったし、久しぶりに聴けるよさも出したいなと思って」
 
――鶴は割と多作だから、今回は取材しなくてもまたすぐ出すからいっか!と思うこと、正直あるもんね(笑)。
 
秋野「全国にそういう人がいるでしょうね(笑)」
 
笠井「“今回は買わなくてもいいか”って(笑)」
 
――でも、それだけコンスタントに曲が書けるのもすごいし、逆にセールスもある程度ないと出せないから。
 
秋野「ある意味、出してやっとトントンぐらいじゃないかな?って思うんですよね、鶴の活動としては」
 
――自転車操業やないか!(笑)
 
秋野「いや、それは収支だけじゃなくてバンドのテンションとして、出してこそ鶴らしいかな?っていう(笑)」
 
――創作意欲が絶えないのはいいですね。キャリアを重ねて曲が書けなくなる人も全然いますから。
 
秋野「実際、僕もいくらでも曲が書けるタイプではないんですよ。だから、できた曲を片っ端からって言ったらアレですけど、いつか書けなくなるかなぁ~」
 
笠井「大丈夫だよ。昔っからずっとそう言ってるし(笑)」
 
神田「“本当にもう曲がない”って言いながら、またアルバムを作る(笑)」
 
――鶴ってアルバムごとに劇的に音楽性が変わるようなバンドじゃないから、刺激は昔よりは減るだろうし、毎回どういうテンションで作るのかなと思ったりも。
 
秋野「昔からありのままを書くことが多いんで、スタンスはそんなに変わらず…。あとはまぁ“人生ソング”というか、“自分がこうあったら素敵だよね”みたいな理想を書き続けてるので。歳を取ることで心や視野が広くなって、その歳その歳で感じたことを書いてるだけなので、“今の鶴はこうじゃなきゃ”とか縛られてはないんですよ」
 
――“ありのままの自分じゃダメなんだ、もっと新しい風を取り入れないと”みたいにはならない?
 
秋野「それは昔の方があったかなと。アフロの時代は自分の本心と周りからの期待のギャップで考えることはありましけど。最近は、感じたことを思ったままに料理すりゃいいじゃん、それが上手くいくかいかないかは結果論だし、素で感じられる自分でいることが大事かなって思うので。でも、人生のテーマっぽい曲を歌うと、逆に当時より響いたりするんですよね。“長く歌える歌があるっていいな”って自分で思ったりもします。20代前半で書いた曲を歌っても、“俺、何とか変わらずやってるな”っていう気持ちになれるので」
 
 
15周年に向けてさらに多くの人に聴いてもらうために
 
 
――最新アルバムの『僕ナリ』には、プロデューサーとして磯貝サイモンが参加しています。
 
秋野「出会ったきっかけは橋口(靖正)くんのトリビュートのイベントで。自主レーベルを始めてセルフプロデュースでやってきて、前作の『ニューカマー』(’16)で3人で作るカッコよさはある程度できたかなっていう感覚があったんですよ。ただ、このままバンドの手癖で進んじゃうのも…ずっとその調子でやってると閉塞感も出てくるんで。昔は第三者が入ると、あんまり強く言えない自分の性格もあって個性が曲げられちゃうんじゃないかとか思ってたんですけど、今回は鶴だけでここまでやってきたからこそ、15周年に向けてさらに多くの人に聴いてもらうために、サイモンくんがすごくいい仕事をしてくれました」
 
神田「俺がちょうどトリビュートライブでベースも弾いてたんで、最初にサイモンくんとコンタクトを取って。もちろん鶴の存在は知ってくれててメンバーと歳も近いし、“俺らとやったら面白そうじゃない?”って言ったら、“タイミングが合ったらやろうよ!”みたいな」
 
――普通は“タイミングが合ったらやろうよ!”だったらいつまでもやらないもんですけど、よく実現しましたね。
 
神田「最近は、“社交辞令はしたくない”っていうスタンスでいるので、言ったからにはせめてワンコンタクトを取って、話が進まなかったらしょうがないっていう。そこは自主でやってるからこそ大事にしなきゃって」
 
――ただ、サイモンくんも売れっ子だから相当忙しいもんね。
 
神田「そこがネックでしたからね。サイモンくんが地方から帰ってきて、すぐにまた出て行くまでの家にいる何時間かでやってもらったり。本当に全部隙間を見付けて」
 
秋野「俺らは俺らで飛び回ってたので、お互いが都内にいるタイミングに合わせて。1回でも歯車が狂ったら発売に間に合ってないんじゃないかみたいな(笑)。時間はギリギリでしたけど、逆に集中力が生まれたのはあります」
 
――収録曲は、ここ最近書いた曲がほとんど?
 
秋野「ほぼほぼ最近で、『あしたのおてんき』(M-6)はまだアフロの時代に書いた曲ですね。会場限定のシングルのカップリングで出してたんですけど、それこそさっき言ったように、昔の曲を今歌っても自分の真ん中に来るような感覚があったので、ライブでたまにやってみたり、ソロツアーのときに弾き語ってみたり。思った以上に反応があったので、これはもう1回録り直そうと」
 
――あと、本当にジャストなアレンジ、ジャストなフレーズが入ってる感じがします。鶴って演奏力の高い3ピースバンドだとは思うんですけど、前作よりプレーヤー志向が減って、よりバンドっぽくなってる気がしますね。
 
秋野「すごい! そこがまさにサイモンくんに突かれたところなんで。“鶴は演奏は上手いけど、完璧な音で完璧な演奏をするよりも、バンド感とか人間が見えた方がいいと思う”っていう話をしてくれて…。レコーディング中に視野が狭くなりがちなところを、“ラフになれ”っていう指示ですよね。例えば、くるくる回る椅子の上でギターを弾くことによって、“ちゃんと弾く”ということからまず解放されるとか(笑)。間違わないようにというよりは、その曲を全員でちゃんと理解して鳴らせるかと、かなり言われた感覚があります。素晴らしいアレンジもいっぱいしてもらったんですけど、一番大きいのはそこかなって」
 
笠井「あと、隙間を作るのがずっと怖かったんですよ。なかなか音を間引けないでいたところに、サイモンくんの風が…“潔さ”じゃないですけど、メリハリが付けられてると思うんですよね」
 
神田「だから、“そこはもう何もしなくていいよ、そんな細かいフレーズはいらないよ”みたいに、止められたこともいっぱいありました(笑)。最初は“入れた方がカッコいいのにな”と思ってても、いざ出来上がると“なるほどね”みたいな。特にリズム隊は自分の音とかプレイに向かいがちなので…そこがかなり“この曲にとっては”っていう発想になりました。自分の中で考え方が変わったんですよね。発見が多かったレコーディングでしたね」
 
 
ちゃんとこっちの気持ちを汲んで
それを鶴で表現するための最大限のアイデアをくれた
 
 
――冒頭の『低気圧ボーイ』(M-1)から、サイモンくんが関わって変わったと感じた曲だと。
 


秋野「そうですね。『低気圧ボーイ』『アメニモマケズ』(M-2)『真夜中のベイベー』(M-8)『北極星』(M-10)『バカな夢を見ようぜ』(M-11)の5曲をサイモンくんにやってもらったんですけど、鶴だけならこういうリズム感にはならないなって…かと言ってそんなにイジられた曲もないんですよ。ちゃんとこっちの気持ちを汲んで、それを鶴で表現するための最大限のアイデアをくれたという。他の曲も聴かせたときに、“この曲は鶴でやっても大丈夫だよ”とか、逆に“これは俺がやったら面白いことができるかも”とか、ちゃんと判断してくれたんで」
 
――『Keep On Music』(M-4)はエレキの弾き語り×人力のリズムみたいな感じで。
 
秋野「ギターと歌だけでデモを持って行ったんですけど、やっていくうちに“これ、このままでよくない?”みたいになって。サイモンくんは絡んではないんですけど、この曲の裏でいろんなノイズが鳴ってるのは…」
 
――あのカサカサ鳴ってるの何?(笑)
 
秋野「人がうごめいているのを表してるっていう。ヒントになったのが、サイモンくんが他の曲の作業をやってるときに、“この曲にシャッって音を入れたいんだよね。何かいい音ないかな?”って、いきなりゴミ箱から袋とかを出して、“ガサガサ…違うな”とかやってるのを見て(笑)。『Keep On Music』でも思い立ってスイッチをカチカチやったり、ブラインドをガシャーってやったりしてみたら、すごい曲の奥行きが出たんですよ」
 
――この曲はピュアに音楽について歌ってますけど、いい音楽を聴いたりすると今でも一瞬でテンションが上がる、音楽の効用みたいなものを感じました。
 
神田「みんなからも評判いいんですよね。バンドでガンガンやってる曲もいっぱいあるのに、『Keep On Music』の人気がやたらすごくて(笑)」
 
――『僕なりの愛を』(M-7)とピアノ弾き語りの『真夜中のベイベー』は、作曲者が違うのに流れで聴くと続きの物語にも感じて面白いですね。
 
笠井「実は、『真夜中のベイベー』はサイモンくんが関わったのに全く変わらなかった作品なんですよ(笑)。デモの段階では、“こういう感じをバンドでやりたいんだ”って伝えるために自分でピアノを弾いて持って行ったんですけど、本番はサイモンくんがピアノを弾いてくれるんだろうなと思ってたら、“これはこれで完成してるから、どん(=笠井)くんが弾いた方がいいよ。つたなさが逆にいい”って。マイクも1本しか立てないで、ホントにデモのまんまのフレーズで自分でコピーして、必死で弾いたテイクなんですよ」
 
――サイモンくん、自分の作品だと逆にそんなことできなさそう(笑)。
 
神田「人のだから楽しんだんじゃないですか?(笑)」
 
秋野「サイモンがソロの曲をやると無制限なので、何でもできちゃうじゃないですか? 3ピースが新鮮だったのか、3人しかいないという制約を楽しんだのかなって」
 
――逆に『バカな夢を見ようぜ』は、サイモンくんが関わることでかなり変わった曲だと。
 


秋野「この曲が鶴と磯貝サイモンのハイブリットかなと思います。歌始まりにしたり、歌詞も1番を書き換えたりとかいろいろあるんですけど、デモのときはタイトルも違って。“サビの頭の『バカな夢を見ようぜ』がストレートで鶴っぽいじゃん”って言ってくれて、それによって歌詞もどんどんまっすぐになっていって。サビのギターのメロディラインも任せたのでそれがハイブリット感にもつながって。最後にサイモンくんに鍵盤も弾いてもらってね。『グッドデイ バットデイ どんとこい』(M-9)では僕がオルガンの打ち込みをして、『真夜中のベイベー』ではどんが弾いて、最後の曲でようやくサイモンくん登場(笑)。そういう面白さもあって、好きな曲ですね」
 
 
このまま自然体で、人間味が外から見えるようなバンドになっていけたら
 
 
――そして、『鶴 15th Anniversary「好きなバンドが出来ました」〜東西大感謝祭〜』が、大阪は4月7日(土) BIGCATで開催されます。いつもはツアースケジュールがズラーっと並んでるのに、珍しく東阪2本のみで。
 
秋野「まぁ…会場大きいので(笑)。1回全国から集めてみよう、全国から来てほしいなって」
 
――今までは二度の全県ツアーしかり、各地に鶴が会いに行ってきましたもんね。
 
秋野「だから、その逆を見せてくれっていう(笑)。俺たちに力を貸してくれ!(笑) これを成功させて、俺たちまた行くからさって」
 
――3周目行っちゃう?
 
神田「うーん(笑)」
 
秋野「行くんだろうなぁ」
 
神田「ありそうな雰囲気(笑)」
 
――今年行くのかなぁ?(笑)
 
全員「今年行くのかなぁ?(笑)」
 
――(笑)。改めて『好きなバンドが出来ました~東西大感謝祭~』に向けて、どんな想いか話してもらいたいなと。
 
秋野「純粋にまず僕らの気持ち…“好きな音楽、バンドがお陰様でここまでできました”っていうのと、逆の鶴を好きな人の気持ちに立ったときに、“鶴という好きなバンドができたでしょ!”っていう。鶴は参加型のバンドだし、鶴のライブを観てもらうのもそうですけど、生活の中で鶴のことを考えるだけでも参加なので。そういう気持ちが相まって、『好きなバンドが出来ました』ってあなたの気持ちを勝手に代弁させてもらいましたけど、“そういうの嫌いじゃないよね?”っていう(笑)。タイトルを思い付いたときに、我ながらすごくいいじゃないって思いましたね」
 
――最後にそれぞれライブに向けて、15周年に向けて、締めの言葉をもらえれば!
 
秋野「最近は、何も考えずに“ありのままがいいじゃん!”じゃなくて、素で真摯に向き合うことを大事にしてて、ちょっとずつそれがうまくいってる感覚があるので。今年もそれがよくなっていって、強い人になれたらなと。そうなったら鶴の魅力も増えるかなって。ご期待ください!」
 
神田「バンドとしてもそうですけど、自分自身としても…どんどんワガママになっていこうかなって」
 
秋野「もう俺の次へ行ってるわ(笑)。ネクストレベルだ(笑)」
 
神田「やりたことはやりたい、言いたいことは言いたい、お願いしたいことはお願いする。気を使うとか相手のことを考えるのは大事ですけど、自分の思ってることを言わないと何も動かないと思うので。その分、人のワガママもバンバン聞いていこうっていう」
 
笠井「15周年を前に逆に肩の力が抜けたなと感じつつ、ここにきてバンドもそうだし、何てことのない言葉とかシンプルなフレーズが、思った以上に説得力を持つようになってきた。このまま自然体で、人間味が外から見えるようなバンドになっていけたらいいですよね。肩ひじ張って“こう見られたいんです”じゃなくて、メンバーそれぞれがどこを向いていても、鶴っていう大きい塊がドンと見えている。そんなバンドになれたらいいなと思ってます」
 
 
Text by 奥“低気圧ボウイ”昌史



(2018年4月 5日更新)


Check

Movie Comment

初大阪の思い出から現状報告まで
鶴からの動画コメント!

Release

磯貝サイモンをプロデュースに迎えた
鶴の旨味が冴え渡る充実の最新作!

Album
『僕ナリ』
発売中 2700円
Soul Mate Record
POCS-1654

<収録曲>
01. 低気圧ボーイ
02. アメニモマケズ
03. ソウル最前線
04. Keep On Music
05. beautiful days
06. あしたのおてんき
07. 僕なりの愛を
08. 真夜中のベイベー
09. グッドデイ バッドデイ どんとこい
10. 北極星
11. バカな夢を見ようぜ

Profile

つる…写真左より、笠井“どん”快樹(ds=テンパリドラム)、秋野温(vo&g=うたギター)、神田雄一朗(b=ウキウキベース)。埼玉県鶴ヶ島市の中学校の同級生3人組で、’03年に結成。バンド名の由来は鶴ヶ島の頭文字から。’08年にシングル『恋のゴング』でメジャーデビュー。その後、シングル8枚、アルバム2枚をリリース。’11年には菊地英昭(THE YELLOW MONKEY/brainchild’s)をゲストに迎えたミニアルバム『秘密』をリリース。’12年に映画『アフロ田中』主題歌『夜を越えて』をリリースし、この作品を最後に8年間トレードマークだったアフロヘアーを卒業。’13年には結成10周年を迎え、自主レーベルSoul Mate Recordを立ち上げる。‘15年には、結果47都道府県を2周することとなった『47改め、94都道府県TOUR「Love&Soul」』を開催。精力的なライブ活動を行うなか、’17年10月25日には、磯貝サイモンをプロデューサーに迎えた最新アルバム『僕ナリ』をリリース。’18年の結成15周年、デビュー10周年に向けてソウル全開で全力疾走中!

鶴 オフィシャルサイト
http://afrock.jp/

Live

全国のソウルメイトよ集結せよ!
15周年の大感謝祭大阪ファイナル

 
『鶴 15th Anniversary
「好きなバンドが出来ました」
~東西大感謝祭~』

【東京公演】
チケット発売中 Pコード346-273
▼3月31日(土)17:00
マイナビBLITZ赤坂
1F立見3900円 2F指定4200円
[ゲスト]菊地英昭(THE YELLOW MONKEY/brainchild's)
ホットスタッフ・プロモーション■03(5720)9999

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード345-726
▼4月7日(土)17:00
BIGCAT
オールスタンディング3900円
[ゲスト]ホッピー神山
清水音泉■06(6357)3666
※小学生以上は有料。未就学児童は大人1名につき1名まで無料。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


Column1

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「いや~いいバンドだなぁと、改めて『僕ナリ』を聴いて思いました。鶴のすごいところは、どのタイミングで彼らの音楽に出会っても、再会しても、ちゃんと惚れ直す要素を持ってる。だから結成15周年だろうが、デビュー10周年だろうが、昔からのファンだろうが、最近知った人だろうが、少し離れていた人だろうが、名前だけは聞いたことがある人だろうが、誰もが今の鶴を観ればきっと好きになる。このインタビューを読んでしまった人は、大感謝祭のBIGCATに行ってみてください。きっと行ってよかった!と思うはず。そんなことを無責任に言えるぐらい、鶴のライブはホントいいんですよね。大感謝祭とは言ってもワンマンなんで、歴代の名曲もた~っぷり聴けますよ。翌日には福島のHOOK UP RECORDSにてチケットの半券持参で参加可能な『鶴一日待ちぼうけサイン会 大阪』もありますが、対応時間が10:00〜20:00というのに彼らの本気=感謝を感じますね(笑)。最後に個人的に嬉しかったことを1つ。インタビュー中に神田(b)氏に “そこをズバッと見抜かれたのは今回のキャンペーンで初ですね”と言ってもらえたこと。ライター冥利に尽きる瞬間でした」