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「花を咲かせるために転がってる時間が長い方が人生楽しくない?」
前代未聞の日本2周、47改め94都道府県ツアーも
いよいよファイナルを迎える鶴が旅の思い出を大いに語る!
『ソウルのゆくえ』インタビュー&動画コメント

 47都道府県ツアーは、バンドマンの1つの夢である。ツアーTシャツの背中にズラリと並んだスケジュールは、ミュージシャンの1つの憧れである。が、しかし。それを経験した者はこうも言う。“もう当分はやりたくない”と(笑)。それだけハードなロングジャーニーの2周目という前代未聞のツアー中の鶴から(笑)、ニューアルバム『ソウルのゆくえ』が届いた。ツアーで得た経験と景色が生んだ最新作は、現場を踏んできたバンドの足腰も、キャリア13年目にして今さら遊んじゃう躍動も、やっぱりもがく葛藤も(笑)、シンプル&ソリッドなサウンドと鉄板のグルーヴで見事にコーティング! ここにきてバンドの何度目かの成長期を感じさせる充実作となっている。そこで、日本を2周する『47改め94都道府県TOUR』もいよいよ大阪にて100公演目のツアーファイナルを迎える3人に、この長い旅路の喜怒哀楽とバンドの現在を語ってもらった。

 
 
全箇所で次のライブを告知したらおもしろいだろうっていう
ホントに悪ノリから始まった
 
 
――全県ツアーだけでもハードなのに、すぐさま2周目に入るバンドなんて聞いたことないです(笑)。
 
神田(b)「逆にちょっと空けたらやる気が落ちちゃったかもしれない。連チャンだからむしろよかったのかも(笑)」
 
秋野(vo&g)「1周目の47都道府県ツアーを発表したときから、2周目に行くつもりだったんで」
 
――マジで!?
 
笠井(ds)「だから1本目のファイナルは、もうファイナルの気持ちじゃなかったです(笑)」
 
――内心は2周行くつもりやったんか…え? 何で?
 
(一同笑)
 
秋野「いやぁ~1回だけじゃ寂しいじゃないですか!(笑) 初めて行く場所もやっぱりあったし、“何年後かは分からないけどまた来るよ”っていうことをいっぱい経験してきたんで、それをちょっとやめてみようかと。全箇所で次のライブを告知したらおもしろいだろうっていう、ホントに悪ノリから始まったんですけど。’15年の年明けには、まず47都道府県を2周するのと(笑)、間にCDも作るって全部決めちゃって」
 
――じゃあ、去年はとんでもない年が始まるぞって感じでしたね。だって全県ツアーも初ですよね?
 
神田「そうですそうです。“すごい大変なことをやろうとしてるんだなぁ~”っていう感じ」
 
――他人事(笑)。例えば20本ぐらいやって、“ヤバいなこれ。1周でもキツいわ”っていうこともあり得るわけで。
 
神田「そうですね。初日の東京からいきなり声が出なくなってましたから(笑)」
 
(一同笑)
 
神田「いきなり不安なスタート(笑)。多分、ツアー中に体調的なちっちゃい波は全員にあったと思うんですよ。俺が胃腸炎か何かになって、1週間ぐらいずっと下から出るみたいなヤバいときもあったし(笑)。そういうときに限ってワンマンもあって、前後に何故かDJも入れてたり(笑)。そこが体力的にはキツかったかもしれないですね」
 
笠井「ツアーを止めたいと思うことはなかったですけど、しんどい時期はありましたね。自分のプレイ的なところで壁にぶつかることもいっぱいあったし」
 
――次の現場がすぐにでもあるから修正出来るとも言えるし、じっくり腰を据えて直す時間がないとも言える。
 
笠井「そうなんです。だから同じハードルに引っ掛かって抜け出せない、みたいなことも」
 
秋野「みんな自分と向き合うというか、いつもより濃密にバンドにも向き合わなきゃいけないので、そういう意味では、個人個人でしんどい/しんどくないはあるにしろ、バンドは強くなるけど消耗もするなぁとは思いましたね」
 
――単純にケンカとかはするんですか?
 
神田「何だゴルァ~!みたいなのはないですけど(笑)、意見がぶつかることはたまにありますよね。ライブが立て込んできてるシーズンとか、それこそ30~40本やったぐらいとか、2周目の最初の方とか。気持ち的にも良くも悪くも結構敏感というか研ぎ澄まされてる時期なので、言い方を失敗して言い過ぎたり、逆に言われ過ぎたり。何とも言えないシーズンは確かにあった感じはしますね」
 
――あと、まあまあ家にいないですよね?
 
神田「最長1ヵ月家に帰らないのが2回ぐらいあったのかな? 3週間が2回、2週間が3回ぐらいとか」
 
全員「まあまあいないですね(笑)」
 
 
各地とのつながりが、すごく太くなった感じがします
 
 
――今までしんどかったことを中心に聞きましたけど、もちろんやってよかったと思うこともいっぱいあったわけですよね。思い出深い箇所とか、エピソードはあります?
 
笠井「ライブハウスだけじゃなくて、各地のCD屋さんに行って担当の人と直接話して、ちょっとポップ書かせてもらったりして。1周目はこの店にいた人が2周目は違う店に転勤になってて、“あれ? あそこの何々さんですよね?”みたいなことが起きたり(笑)。各地とのつながりが、すごく太くなった感じがしますね」
 
――そう考えたら、自動的に全県マメに廻れますもんね。
 
神田「メジャー時代はメーカーの方と一緒にCD屋さん行って、挨拶してみたいな。本当に“挨拶”。今は割と図々しい感じで、CD屋さんと友達になる感じでいいんじゃね?みたいな。挨拶というよりは本当に遊びに行く感じ(笑)」
 
秋野「何の用事もないのにとりあえず行くもんね」
 
――別に何か出すわけじゃないけど行く(笑)。
 
神田「で、“今日の夜、呑みに行くんで行きません?”みたいな(笑)」
 
秋野「あと、自分は…“あ、俺ちょっとギター上手くなったかも”って(笑)。それまでは、自分の好みとか、出したい音がよく分からないとか、あっちに行ったりこっちに行ったりしてたんですよ。でも、人の意見も聞きつつ根を詰めてやってきて、ようやく自分の音が固まってきましたね。この音が今の俺にとってはカッコいいし、人がカッコいいと思ってくれるんだなって。ライブでも、自分の音作りが上手くいけば単純に反応がいいし、上手くいかなければ反応がそんなにないこともある。もちろんライブ自体の良し悪しもあるんですけど、音だけでもそういうことが起こせるのを目の当たりにしてきてるので、今は全員がサウンドを突き詰めつつなんですけど」
 
――前回の取材は全県ツアー前だったと思うんですけど、そのときより話していてどっしりしてる感じがしますね。しっかり現状に、自分に目が向いている感じというか。
 
秋野「ツアーの疲れが溜まっててとかじゃなくて?(笑)」
 
(一同笑)
 
――そうか。それかもな(笑)。
 
笠井「あるな(笑)」
 
神田「2周の間に歳も取ったし(笑)」
 
――そもそも何で始めたんでしたっけ?(笑) この全県ツアーって。
 
神田「最初は全国で行ったことがない場所が7~8ヵ所ぐらいあって、そこを廻ろうみたいな話だったんですけど、せっかくだったら全県やろう、みたいな(笑)。やっぱりライブバンドだったら、全県ツアーを1回ぐらいはやらないと」
 
秋野「自主レーベルを始めてずっとライブに重きを置いてきたので、1周目はもう今のご時世珍しくないよねっていうのもありましたし、“次から次へと決めて行ったら、結果2周でした! ちゃんちゃん♪”っていう茶番やりたくね?っていうのもあったんで(笑)」
 
――そう考えたら濃密な1年でしたね(笑)。
 
笠井「進行形なんですけどね(笑)」
 
 
これしか出来ないから、じゃあこれの最高にカッコいい形って何だろう?
 
 
――そして、そのツアー中にニューアルバム『ソウルのゆくえ』が出たということは=その間に作ってるわけで。今作が『SOULMATE』('13)『Love&Soul』('14)と続いたソウル三部作の集大成とのことで。
 
秋野「ライブでそれぞれが音を突き詰めていって、“今はすごくいい音が鳴ってるはずだ!”と思えるところまで来れたので、それを詰め込みたいのがまず最初にありましたね。もう本当にギター1本でいいじゃんぐらい、ライブに近いもの。3人が塊になっていれば、作品として成り立つんだ、みたいなところですね。毎年のようにどんどんシンプルさが増してきてるのはありますし、いい意味での諦めっていうんですかね。これしか出来ないから、じゃあこれの最高にカッコいい形って何だろう?って。口では言ってたけどまだまだ理解し切れてなかった部分が、これだけライブやってきて、だんだん分かるようになってきたというか、追い付いてきたというか」
 
――鶴は今年で結成13年とかですけど、ここにきてグッと成長してきてるのはおもしろいですね。全県ツアーだって、これが25歳とかなら単純にワクワクするかもしれないけど。
 
秋野「もうね、ツアーというものにときめかない状態で始めてますからね、ある意味(笑)」
 
(一同笑)
 
秋野「ツアーが大変だって分かった上で、悪ノリに対してきっちり身体を張る必要がある(笑)。自分らで始めたからには、自分らでケツを拭かなきゃって分かってきたんですよね」
 
――単純に各会場にお客さんはいるんですか?
 
秋野「いるんですよね~」
 
神田「ただ、もちろん厳しい場所もありますけど、でも、“あ、いるんだ!”っていう(笑)。本当に初めて行く県とかでも、やっぱりいるんですよね」
 
秋野「地元の人は必ずどこかしらにいて、“待ってました!”と言ってくれる人がいる。2周すると、1周目の対バンでたまたま観た人が来てくれたり、ある意味正しい形というか」
 
――そこに“いるんだ”を分からせてくれるお客さんの顔は嬉しいですね。
 
笠井「そうそう。だからこそ、2周は正解だったなって思ってますもんね」
 
――今や、どの県に行っても訪ねていく場所があるわけですもんね。
 
神田「訪ねる場所が多くて、結構忙しいんで(笑)」
 
(一同笑)
 
 
やることはシンプルに、だけどハッキリしたもの
 
 
――ちゃんとこの忙しいツアーの中でも、『ソウルのゆくえ』に入るべく曲も生まれてきてたわけですね。全県ツアーで得た効用を感じることはありました?
 
秋野「自分たちの正解にたどり着くのが早かったというか、今まではあーでもないこーでもないっていろんな案があって、全部試すけど全部ダメ、みたいな時間があったんですけど、今回は最初からパズルをハメたら“これでOK!”みたいな最短距離で、録りも早かったですね」
 
笠井「ライブに頭が寄ってたのでやることはシンプルに、だけどハッキリしたものにはなってるかなぁと思いますね。ライブ用にまたアレンジを考えるんじゃなくて、そのままドン!とライブでやれる形にはなってると思うんで」
 
神田「1周目のツアーが終わった直後にレコーディングしてるんで、スタジオでチマチマやるよりは、何か勢いがあっていいんですよね」
 
――ちゃんと経験を重ねてきたバンドの足腰と、今さら遊んじゃう感じと、やっぱりもがく感じも含めて全部入ってて、“らしい”アルバムになりましたよね。それこそ『Funky Magic』(M-3)のハードロック加減とか(笑)。『忘れること』(M-9)は、冒頭の慣らし運転的なやりとりまで入れちゃう感じも含め、一発録りと即分かる生々しさで。
 
秋野「1つの部屋にアンプも全部も入れてね。最初はマイクも各種立ててやったんですけど、思った以上にキレイに録れちゃって。でも、この曲ではその部屋の鳴りが欲しかったので、最終的に使ったのは本当に遠くに立ってるマイク、みたいな(笑)」
 
神田「“マイク乗り”みたいなこともずっと考えてライブをやってきてるんで、そのマイクに一番乗っかる音を全員が出しちゃうっていう」
 
――ライナーノーツには、『ローリングストーン』(M-12)は最初からあったのに、最後まで完成しなかったと。
 



秋野「『ローリングストーン』は“鶴の核になる曲だからアルバムに入れよう”って事前に言ってたぐらいの曲で、1周目の後半ではライブでもやってたんで、一番最初に録ったんです。2周目に入ってからもどんどんライブでやってたらどんどんよくなっちゃって(笑)、最後の最後で“歌い直していいですか?”って。そしたら最初に録った歌より全然いいテイクが録れたんですけど、歌がよくなっちゃったから今度はギターも気になるようになっちゃって(笑)」
 
(一同笑)
 
――短期間の間に曲が育っていくのをまざまざと感じさせられたわけですね。
 
秋野「だから、今もツアーでアルバムの曲はやってますけど、ファイナルには絶対違うもんになってる(笑)。やっぱりライブで何回もやってると、予想と全然違うところでお客さんの反応があったり、曲の盛り上がるポイントが実は違うところにあった、みたいなことに後々気付くというか。こうやって曲が育ってくるのかって。まぁでも、録る前にポイントは押さえておきたいよねって、今話してて思ったけど(笑)」
 
 
もう歌詞の通りなんですよね、考えてることが(笑)
 
 
――『旅人』(M-6)のライナーノーツにある、“音楽をあなたに届けながら生きてきたと思っていたのが、音楽とあなたに生かされてるような感覚になってきた”というくだりは、まさにこのツアーの賜物ですよね。
 
秋野「本当もう“お陰様で”という感じで。“自分たちの音楽がこうあれたらいいな”っていう答えみたいな歌ですね」
 
――『Home』(M-8)のコーラスの掛け合いもおもしろいですね。
 
神田「せっかくこんなにシンプルなアルバム作ったんだし、3人でやってる感を出していこうって。これをライブでやったとき、それこそさっきの“そこで!?”っていうのがありました。めちゃくちゃお客さんも歌うよね(笑)。あれにはビックリしましたね」
 
――何気ないフレーズですけど、“100回聴いても飽きない 大好きなレコード回すよ”というラインは、何か改めて、やっぱり音楽が好きなんだなって思える一節でしたね。
 
神田「…俺もそこに結構グッときた(笑)。その雰囲気とか歌詞の内容が、すごく少年っぽい印象を受けるんですよね。ワクワク感というか。初めて聴いたときにそう思いました」
 
秋野「泣けてくる!(照笑)」
 
(一同笑)
 
――それこそ『ローリングストーン』も、『泣くなまだ』(M-11)もそうですけど、“まだやるぞ”という決意表明みたいなものも今作には感じます。
 
秋野「歌詞って口をついて出た言葉から広がることが多くて、それが結果自分の思ってたことなんだなって気付く。もう歌詞の通りなんですよね、考えてることが(笑)。『ローリングストーン』は“花を咲かすのも大事だけど、やっぱり続けていかないことには花は咲かねぇぞ”っていう気持ちで書いた曲だったんですけど、それをライブでやってたら、だんだん花を咲かせるために転がってる時間が長い方が、人生楽しくない?って思うようになってきて。そういう気持ちの変化もすでに感じてますね。『泣くなまだ』は、書いたときに“ちょっと若いかな?”って思ったんですけど、意外と反応がよくてですね…ってことはこれでいいんだよね?(笑)」
 
(一同笑)
 
――『泣くなまだ』っていい言葉ですね。
 
神田「ライブでもやってるんですけど、何かいいですね。愛に溢れますね(笑)」
 
――本当にバンドが若返っていってる感じがする。
 
神田「永遠の成長期です(笑)」
 
 
ソウルミュージック=ジャンルじゃなくて
自分たちから沸き出るもの=ソウルミュージック
 
 
――恒例のカバーは“若かりし鶴に衝撃と感動を与えてくれた”というブリキンホテルの『蜃気楼』(M-7)ですが。
 
秋野「当時、僕らが結成して間もなかった頃は、下北沢っぽいギターロックが流行ってたんですよ。その中においてブリキンホテルは、ボーカルがシャウト混じりで、メンバー全員が熱量のある演奏をしてて、当時は“エモい”なんて言葉すらなかったけど、本当に衝撃を受けて。彼らはミニアルバム1枚しか残してないんですけど、解散ライブで最後にやった曲が確か『蜃気楼』だったかな。その曲を聴いて、ガッツポーズしながら涙が溢れるみたいな感覚を味わった、すごい好きな曲の1つだったんで。この間、そのギターの人から“CD聴いたよー! 男前なアレンジだね!”ってメールが返ってきたよね?(笑) 学生時代なんかは特に、ギターが上手いヤツほど音楽の道に進まないで違うことやっちゃうみたいな感じがあったな~。微妙にヘタクソな人たちだけが今でも一生懸命続けてるイメージがある。ただ、上手くいかなくても踏ん切りの付かない魔力があるんですよね、音楽には(笑)。怖いなぁ~音楽(笑)」
 
――タイトルはなぜ『ソウルのゆくえ』に?
 
秋野「ライブって自分たちだけでも届かない、お客さんだけでも届かない、お互いがいるからおもしろいところに行けるわけじゃないですか。俺たちだったらその先を感じることが出来るんじゃないかっていう気持ちから出た言葉ではあります。ソウルミュージック=ジャンルじゃなくて、自分たちから沸き出るもの=ソウルミュージックというか、ソウルという言葉に対しては、最近はそっちの意識が強いですね」
 
――そして、この長い旅のファイナルが大阪ということで。
 
秋野「終わったら終わったで、ここまで積んできたものがなくなっちゃいそうなのが怖いんですよ。逆に終わってしまうのが不安になってきました…3周目行かなくて大丈夫かな?(笑)」
 
(一同笑)
 
秋野「今は、来てくれた人に“鶴はやっぱり間違いねぇな”って思ってもらうのが全てなんで。ちゃんと最後まで駆け抜けたいなと思います」
 
笠井「振り返ってみれば着々と積み上がってるものがあって、このまま右肩上がりで出せたら最高なんだけど、ライブだから不確定な要素がいっぱいあるじゃないですか(笑)。そこに怯えつつも…良いことも悪いこともすげぇあったんで、最後はしっかり観せられたらいいですね」
 
――この夜の達成感の後には、また何かしら感じるでしょうしね。俺もAKASOで見届けられるように。本日はありがとうございました!
 
全員「ありがとうございました~!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2016年2月26日更新)


Check

Movie Comment

新譜とツアーファイナルとテキーラの
怖さを語る(笑)鶴からの動画コメント

Release

シンプル&ソリッドに研ぎ澄まされた
ソウル三部作の集大成!

Album
『ソウルのゆくえ』
発売中 2315円(税別)
Soul Mate Record
POCS-1400

<収録曲>
01. Intro ~DJソウルのゆくえ~
02. 愛の旅路
03. Funky Magic
04. 羽根
05. 乾杯
06. 旅人
07. 蜃気楼
08. Home
09. 忘れること
10. ソウルのゆくえ
11. 泣くなまだ
12. ローリングストーン

Profile

つる…写真左より、神田雄一朗(b=ウキウキベース)、秋野温(vo&g=うたギター)、笠井快樹(ds=テンパリドラム)。埼玉県鶴ヶ島市の中学校の同級生3人組で、’03年に結成。バンド名の由来は、鶴ヶ島の頭文字から。アフロヘアーと70sファッションが話題となり、インディーズにて3枚のアルバムをリリースした後、’08年にシングル『恋のゴング』でメジャーデビュー。’12年に映画『アフロ田中』主題歌『夜を越えて』をリリースし、この作品を最後に8年間トレードマークだったアフロヘアーを卒業。’13年には、結成10周年記念ベストアルバム『グレイテスト鶴です~ベストじゃん!!~』をリリース。自主レーベルSoul Mate Recordを立ち上げ、アルバム『SOULMATE』(‘13)『Love&Soul』(‘14)をリリース。‘15年、バンド史上初となる47都道府県ツアーを決行し、公演ごとに次のライブを決めて行った結果、7月20日のHEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3にて47都道府県ではなく2周の94都道府県ツアーになってしまったことが発覚。謝罪しツアータイトルを47改め94都道府県TOURとして継続することを発表。同年8月にはミニアルバム『Live&Soul』を、今年1月6日にはアルバム『ソウルのゆくえ』をリリースし、日本2周するという前例のない前代未聞のツアー中。

鶴 オフィシャルサイト
http://afrock.jp/

Live

長かったツアーも遂にファイナル!
100公演目の大阪公演が間もなく

 
『鶴47改め94都道府県TOUR「Live&Soul」
~もう、寂しい想いはさせた­くない~』

【1周目】
▼3月14日(土)東京・渋谷CLUB QUATTRO
▼3月17日(火)鹿児島・SR HALL
▼3月18日(水)宮崎・SR BOX
▼3月20日(金)山口・rise SHUNAN
▼3月27日(金)山形・米沢LIVE ARB
▼4月4日(土)静岡・浜松窓枠
▼4月5日(日)岐阜・CLUB ROOTS
▼4月7日(火)三重・四日市Club Chaos
▼4月9日(木)滋賀・U-STONE
▼4月11日(土)大阪・心斎橋JANUS
▼4月12日(日)奈良・NEVER LAND
▼4月15日(水)徳島・club GRINDHOUSE
▼4月16日(木)高知・X-pt.
▼4月18日(土)愛媛・松山double-u studio
▼4月19日(日)岡山・
CRAZYMAMA 2nd ROOM
▼4月21日(火)島根・松江AZTiC canova
▼4月25日(土)山梨・甲府KAZOO HALL
▼4月26日(日)神奈川・
YOKOHAMA B.B.street
▼5月2日(土)愛知・池下UPSET
▼5月5日(火・祝)長野・松本ALECX
▼5月9日(土)宮城・仙台enn 2nd
▼5月10日(日)岩手・the five morioka
▼5月12日(火)秋田・LIVE SPOT 2000
▼5月14日(木)青森・SUNSHINE
▼5月16日(土)北海道・帯広 Rest
▼5月17日(日)北海道・札幌COLONY
▼5月23日(土)福島・OutLine
▼5月24日(日)新潟・CLUB RIVERST
▼5月28日(木)香川・高松DIME
▼5月31日(日)鳥取・米子 AZTiC laughs
▼6月3日(水)長崎・DRUM Be-7
▼6月4日(木)福岡・DRUM Be-1
▼6月6日(土)熊本・B9.V3
▼6月7日(日)大分・DRUM Be-0
▼6月9日(火)佐賀・GEILS
▼6月11日(木)広島・CAVE BE
▼6月13日(土)京都府・磔磔
▼6月14日(日)兵庫・太陽と虎
▼6月16日(火)和歌山・GATE
▼6月18日(木)石川・金沢AZ
▼6月20日(土)富山・SoulPower
▼6月21日(日)福井・CHOP
▼6月26日(金)栃木・HEAVEN'S ROCK宇都宮
▼7月4日(土)沖縄・Output
▼7月5日(日)沖縄・TOP NOTE
▼7月11日(土)群馬・前橋DYVER
▼7月12日(日)茨城・水戸LIGHT HOUSE
▼7月18日(土)千葉・LOOK
▼7月20日(月・祝)埼玉・
HEAVEN'S ROCKさいたま新都心

【2周目】
▼9月20日(日)兵庫・神戸VARIT
▼9月22日(火・祝)徳島・
club GRINDHOUSE
▼9月23日(水・祝)高知・X-pt.
▼9月26日(土)山口・rise SHUNAN
▼9月27日(日)鳥取・米子 AZTiC laughs
▼10月3日(土)山梨・甲府KAZOO HALL
▼10月4日(日)神奈川・
Club Lizard Yokohama
▼10月10日(土)山形・
MUSIC SHOWA SESSION
▼10月11日(日)秋田・LIVE SPOT 2000
▼10月12日(月・祝)青森・弘前Mag-Net
▼10月14日(水)北海道・帯広REST
▼10月16日(金)北海道・旭川CASINO DRIVE
▼10月17日(土)北海道・函館COCOA
▼10月18日(日)北海道・苫小牧ELL CUBE
▼10月24日(土)群馬・前橋DYVER
▼10月25日(日)埼玉・西川口Hearts
▼10月31日(土)長野・松本ALECX
▼11月1日(日)富山・SoulPower
▼11月3日(火・祝)福井・CHOP
▼11月5日(木)岐阜・柳ケ瀬ants
▼11月7日(土)三重・松阪MAX'A
▼11月8日(日)静岡・Sunash
▼11月14日(土)滋賀・B-FLAT
▼11月15日(日)和歌山・GATE
▼11月17日(火)奈良・NEVER LAND
▼11月21日(土)大分・DRUM Be-0
▼11月22日(日)宮崎・SR BOX
▼11月23日(月・祝)鹿児島・SR HALL
▼11月26日(木)長崎・DRUM Be-7
▼11月28日(土)佐賀・GEILS
▼11月29日(日)島根・松江AZTiC canova
▼12月1日(火)京都府・MUSE
▼12月5日(土)沖縄・Output
▼12月12日(土)栃木・
HEAVEN'S ROCK宇都宮
▼12月13日(日)千葉・LOOK
▼12月20日(日)水戸LIGHT HOUSE
2016年
▼1月9日(土)宮城・仙台enn 2nd
▼1月11日(月・祝)北海道・札幌COLONY
▼1月16日(土)広島・CAVE BE
▼1月17日(日)香川・高松MONSTER
▼1月23日(土)石川・金沢VanVanV4
▼1月24日(日)新潟・GOLDEN PIGS BLACK
▼1月31日(日)東京都・渋谷CLUB QUATTRO
▼2月6日(土)福島・OutLine
▼2月7日(日)岩手・the five morioka
▼2月11日(木・祝)愛媛・
松山double-u studio
▼2月13日(土)福岡・DRUM SON
▼2月14日(日)熊本・B.9 V2
▼2月20日(土)岡山・
CRAZYMAMA 2nd ROOM
▼2月21日(日)愛知・名古屋ELL

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード272-503
▼2月28日(日)17:30
umeda AKASO
オールスタンディング3500円
清水音泉■06(6357)3666
※小学生以上は有料、
未就学児童は入場不可。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


Column1

「俺らは粘るよ」
ルーツと経験と3ピースの真髄を
詰め込んだ自主レーベル第2弾
アルバム『Love&Soul』
鶴がバンドの第2章と消えない
情熱を語る前回インタビュー

Column2

脱アフロからの決意表明
棘のライブバンド道を走り始めた
鶴が梅田クラブクアトロ2DAYSを
前に語る'12年のインタビュー

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「インタビューの冒頭に書いたように、全県ツアーって1つの夢だと思うんですよね。音楽を持って旅をする。ロマンですよね。でもそれって、そこに来てくれる人がいないと成立しない。誰しもがやりたくてやれるわけではないんです。そう考えると、鶴には全国に待ってくれている人がいる。全国どこにでも行っている。事実、僕も去年なぜか富山で鶴と会いました(笑)。そんなことが起きてくる。自主レーベルを立ち上げてからの彼らは、元々持っていた音楽的旨味と人間味が改めて伝わって、どんどん波及していってます。アフロ時代の過去の彼らを知る人も、そもそも知らなかったあなたも、ぜひ現在の鶴に接触してみてください。全国に彼らを待っている人がいる理由が、きっと分かるはず!?」