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4年の月日をかけ結成10周年のアニバーサリーイヤーにたどりついた
1000sayの輝ける現在地『BABYLON』!
MAN(vo&g&prog)とAPI(vo&b)が紆余曲折のバンド人生を語る
裏エピソード満載インタビュー&動画コメント (1/2)

 音楽を形=作品にするということ、ライブでそれを伝えること。物語が前進するための両輪は、時にそのバランスでバンドを悩ませ、時にその喜びで音楽家としての使命を起動させる。前作から4年という決して短くはない月日を経た2015年、1000say(ア・サウザンド・セイ)の2ndフルアルバム、『BABYLON』が遂にリリースされた。ヨーロッパ最大のカルチャーイベント『JAPAN EXPO』に4年連続出演を果たすなど、国内外を問わないライブデイズがとんでもない次元にまで引き上げたエレクトロでマッシブなビートがブレイクを繰り返すカタルシス、サイバーなシンセがアップリフトするファンタジックなサウンドスケープ、美しくもどこか儚いメロディライン…。結成10周年にしてそれらが黄金配合で結実した『BABYLON』を引っ提げツアー中の彼らは、いよいよそのファイナルにて、“10年に一度のワンマン”の面持ちで東京・代官山UNITに挑む。そこで、男女ツインボーカルとしてバンドの最前線に立つMAN(vo&g&prog)とAPI(vo&b)がこの紆余曲折の10年を振り返り、非凡な才能と可能性をこれでもかと知らしめた『BABYLON』に至るまでに出会った多くの想いを、ここだけのエピソード満載で語ったインタビューをお届け。「たくさんの人に多くの感動を贈るのは素晴らしいことだけど、たった1人の誰かの心をえぐるような曲を作ることも、僕は等価だと思ってる」(MAN)。大衆を促すポップセンスを持ちながら、時に不器用に、筋を通してきた信頼出来る音楽家たちのたどりついた1つの答えが、ここにある――。

 
 
自分たちが思ってる以上に
その一晩の記憶が誰かの背中を押してるんだなって気付けた
 
 
――1000sayに取材するのは4年ぶりになっちゃうわけです。4年も出さないから(笑)。
 
MAN(vo&g&prog)「そうですよね(笑)。あのときの記事、たまに読み返すんですよ。言ってることにすごく筋が通ってるなぁって、自分で思っちゃう(笑)。だから、考え方みたいなものは、多分変わってないと思いますね。ただ、4年ぶりにCDを出すことになっていろんなニュースサイトで取り上げてもらったときに、“1000say懐かしいな、まだやってたんだ”とかいう反応が多かったのが、個人的には結構ツボで(笑)」
 
API(vo&b)「CDショップでも“結構久しぶりですよね?”って(笑)」
 
MAN「でも、本当にこの4年間、自分たちは一切サボってなかったんで、やっぱりCDをリリースすることが1つの指標として見られてるんだなって。前回から4年かかってしまったのは、“音源を出すこと”と“ライブで表現していくこと”に対する価値観の変化があったんだと思うんですよね。それこそ、最初のミニアルバム3枚『STARGAZER ORCHESTRA』('08)『MICROWAVE HEARTBEAT』(‘09)『LIGHTNING AMPLIFIER』(‘09)は、立て続けに出したんでやっぱり…その頃の僕らは、“音源はすげぇいいけど、ライブはちょっと思ってたのと違うなぁ”とか言われることも多かったんですよね。いい音源を作れてる自信はあったけど、そう言われると何とも言えない気持ちというか」
 
API「ちょっとショックだったよね」
 
MAN「音源の評価が高いから“もうライブしなくていいんじゃない?”って言ってたこともあったぐらい、いろいろ悩んでた時期があったんですけど。一番大きかったのは1stアルバム『APOLLON』(‘11)を出したときに、ちょっと背伸びして渋谷のクアトロでワンマンを打って…結構ギリギリまで数字が見えなかったんですよ。でも当日、いざステージに立ってみたら、隅から隅まで人がいて…そのときに自分たちのスイッチも入って神懸かったライブが出来たというか、ヘンな話、自分たちも思ってもみなかった扉が開いた。“1000sayってこんなにもライブでお客さんと音楽を共有出来るバンドだったんだ”っていう発見が大きくて、この感覚をもっと更新していきたくなったんですよ。同時期に海外でライブする機会も増えた相乗効果もあったと思うんですけど、ライブで観せていくことのプライオリティがガンッ!っと上がったんですよね」
 
――今となってはライブは鉄板の1000sayも、その頃は。
 
MAN「結成当初からそういう意識のバンドもいると思うんですけど、うちのメンバーはみんな中学生のときに出会った運命の1枚があって、そこから音楽に入ってるから。家でヘッドフォンで聴いた“あの感動”を作りたいところからバンドが始まってるので、ライブを観て音楽をやろうと思ったタイプじゃないんですよね。でも、自分たちのライブを通してその素晴らしさを発見出来て、ライブも1つの作品だと思ったんですよ。自分たちの意識が変わったことによって、1本1本のライブに対する気持ちもすごく変わったし、それこそ海外に行ってアピールするときは本当に捨て身なんで、日本では絶対にそんなことやらなかっただろうっていう、オープンマインドなライブをやったり(笑)」
 
API「届ける人が目に見えるようになったからじゃない? やっぱり音楽だけ作ってるとさ、誰に向けて歌ってるのかが時々分からなくなるけど」
 
MAN「音楽を作るのって、とことん自分と向き合う作業なんです。だからある意味、いろんな声をシャットアウトして、それまで自分が積み重ねてきた経験とか聴いてきた音楽との会話の中で、作曲やレコーディングをする。でも、“1000sayを聴いたから、明日も頑張れます”とかいう反応をもらっていく中で、それをいざライブで表現するとき、音楽が向いている先は自分ではなくて、やっぱり目の前にいる人なんだって、すごく実感したんですよね。ライブって、言ってしまえば刹那的なものですよね。その一晩の記憶なわけですよ。でも、自分たちが思ってる以上に、その一晩の記憶が誰かの背中を押してるんだなって気付けたんですよ」
 
 
自分たちが動かないと結局は誰とやっても上手くいかない
 
 
――今まで話してくれたライブでの気付きは、もう完全に転機よね。
 
MAN「多分どこかで、何とか状況をひっくり返してやりたいとか、見返してやりたいとか、そういう感覚が強かった。けど、それがだんだんどうでもよくなったというか…それまでは、僕は付き合う人をすごく選ぶタイプだったんですよ。でも、そうやってオープンマインドで広がっていくと、自分が偉そうに人を選んでたのがバカらしいなって。思いもしなかった人と喋ったときの面白味とか感動が、すごく大きかったですね」
 
――バンドマンとしての転機というか、まず人としての価値観が変わったんやろうね。
 
API「そうですね。本当にそう思う」
 
MAN「あとは、僕らが初めて全国流通したタイミングって、SNSが広まり始めるぐらいの時期だったんですよ。だから、作品を出していい反応もいっぱいもらったけど、何か…全然関係ないディスり方をされたり(笑)」
 
API「ある程度近しい人が言ってるのかな?って想像しちゃうような内容だったり、ちょっと人間不信みたいな」
 
MAN「あと、僕らは最初、編成も含めて“ポストSUPERCAR”みたいなキャッチフレーズがついてたんですけど、SUPERCARの大ファンから抗議が来たり(笑)」
 
(一同爆笑)
 
――別に自ら名乗ったわけじゃなくて、宣伝サイドの思惑なのにね(笑)。
 
API「私たちも大ファンなんですけど! みたいな(笑)」
 
MAN「僕らは僕らでSUPERCARに対するリスペクトが深かったので、同じバンドが好きなのに何で敵対しないといけないんだ? みたいになっちゃったり」
 
――でも、頑張って作ったフルアルバムのツアーで、クアトロに集まってくれたフォロワーの顔を見て、音楽でつながれた。だからこそ、一気にライブの方にシフトして。
 
MAN「楽しかったんですよ、その血肉の通ったやりとりが出来るのが。自分たちはもう“お客さん”だと思ってないんですよ。“MANさーん!”って話しかけてきてくれた人に、“●●さーん!”って返したいんですよね。漠然とした何かではなくて、目の前にいる1人1人がやっぱり大事なんだってすごい実感出来たタイミングだったので」
 
――だから一気に、ライブがすごく重要なものになっていった。でもさ、やっぱりさじ加減ってあるやん?(笑) よくインタビューでも、“ツアー中に作った作品だから、その感覚が音に落とし込めた”みたいな話もあるし。音楽的に器用なのに、活動的に不器用っていう。
 
MAN「メンバー全員、基本的にオン/オフが出来ないタイプなんですよ。オンになったらオンになりっ放し(笑)。だから、本気のライブをしようと思ったら、レコーディングしてる場合じゃなくなっちゃう。でも、僕らも4年かかったけど、ライブで得たヴァイブスはめっちゃ落とし込めましたよ!(笑)」
 
API「3枚のミニアルバムを出して以降は自分たち単独で動かなきゃいけない場面も多かったのもあって、4年かけてその自立心を芽生えさせたというか、自分たちが動かないと結局は誰とやっても上手くいかないんだっていう気持ちを育てられた感じはしますね。『BABYLON』は、そういう気持ちが結構活かされてると思います」
 
 
単純に、付き合って10年の記念日に、何かしたいじゃないですか?(笑)
 
 
――これだけ期間が空いて、ようやくフルサイズのアルバムを作ろうとなれたのは?
 
MAN「元々はミニアルバムを出す予定だったんですよ。10周年だから作品出すということよりも前に、出せるストックもあったし、いいものになる確信もあったので」
 
API「’13年も’14年も出したかったよね(笑)」
 
――何で出さなかったの?
 
MAN「出す術がなかったのが正直な話で。じゃあメンバーの誰かが取締役になって自主レーベルを立ち上げるのかとか、いろいろ模索してたんですよ。でも、そういう形でやるのは多分無理だなと思ったんですよ」
 
――今はセルフマネージメントで、よくよく見たらベースが社長とかも多いよね。
 
MAN「ただね、そういう属性のメンバーが誰1人いなかったっていう(笑)。“やらなきゃいけないから”やるみたいな感じだったら、よくないなと思ったんですよね。言っちゃえば、僕でもよかったんですよ。でも僕、そういうことを全くやりたくなかったし(笑)」
 
――これはもう“バンドあるある”やけど、4人でパーティー組んでるけど、戦士・戦士・戦士・戦士のやつやな(笑)。
 
MAN「アハハハハ!(笑) リリースが1つの区切りになる感覚はもちろんあるんです。今作を作ってそう思ったし」
 
――だから待つわけよね、自分の中の衝動を。もうそろそろマジで出すべきだっていう心の声を…。
 
API「結構絞り出して(笑)。それはさっき言ったように、1つはやっぱり届ける先が出来たことじゃないかな」
 
MAN「僕らは応援してくれる人たちのことを“千言LOVERS”って呼んでるんですけど、LOVERS=恋人じゃないですか。単純に、付き合って10年の記念日に、何かしたいじゃないですか?(笑) 僕らが結成10周年って言ってしまった以上、それは応援してくれるみんなにとっても、特別なタイミングだと思ったんですよね。“結成10周年に1000sayが何かしてくれるんじゃないか!?”っていう期待値みたいなものを、ヒシヒシと感じたのはありますね」
 
――“10周年だから何かしよう”じゃなくて、“10周年だから何かしてくれるんじゃないか”を感じたわけですね。
 
MAN「それは大きいですね。だって、実際にフルアルバムを10月に出すのが決まったのが6月中旬で、8月の頭に完パケみたいな。実際は4年間の積み重ねの作業というよりも、6月中旬から8月のド頭の1ヵ月半(笑)。本当にやり切りました。それまでに書き溜めた楽曲はありましたけど、パッケージにすることに関しては一気にやったんですよね」
 
 
もう全部が“覚悟”だと思う
 
 
――結成10周年に関しては率直にどう?
 
MAN「よく続いたなぁって思いますね。いろいろあったなぁって」
 
API「MANくんは曲もいっぱい書いてるし、やっぱり熱量がすごいんですよ。それにみんながちゃんと同じ熱量で着いてこれなくなっちゃうと、バンドのバランスが崩れてきちゃったり。そういう局面は何回かありましたね」
 
――MANくんのパワーが下がることはないわけ?
 
MAN「僕ね、すごい過激なんですよ(笑)。推進力みたいなものは、確かにある方だと思います。でも、やっぱり“バンド”だから。その推進力で引き摺って行こうとは思わないんですよね。それで誰かが脱落しちゃうんだったら、もうバンドじゃなくなっちゃうから。自分がバンドを進めようとする推進力を、みんなに“これは楽しそうだな”って心から思ってもらいたいし、1人1人のらしさを発揮してもらいたい気持ちはあるので」
 
――なるほどね~。ただ、もっと具体的な危機が聞きたいね(笑)。
 
MAN「名前は出しませんけど、“もう辞めたい”って言われたことはあります(笑)」
 
(一同笑)
 
API「自分たちでムーブメントを起こそうという気持ちだけはあったんで、いろんなことをかなり波乱続きで進めてきてて、やっぱり物理的に精神的にちょっと辛くなっちゃったり」
 
MAN「バンド以外の生き方も当然ありますよ? でも、1つのことをとことん突き詰められなかったら、どの道に行っても変わんないじゃないかって思っちゃうんですよ。逆に言えば、ものすごくデイトレードの才能があって稼いでて、“もうバンドなんてやってられないです”って言うんだったら、“そっか!”って言えると思うんですよね(笑)」
 
API「アハハ!(笑) でも、確かに面倒見がすごくいいんですよ」
 
MAN「だから、“こいつ、バンド辞めてどうなっちゃうんだろう?”って思う以上は辞めさせられないですね」
 
――何か、ある1人のメンバーの顔しか思い浮かばないけど(笑)。
 
MAN&API「アハハハハ!(笑)」
 
――他に“あ、これはもうヤバいかもな”って思ったことはないん?
 
MAN「これは記事にし辛いですけど、“業界から消されるかも”っていう瞬間はありました(笑)」
 
(一同爆笑)
 
API「今だから言えるみたいな感じですよね、本当に(笑)」
 
――いろんな危機を乗り越えて(笑)、ライブを積み重ね、お客さんの顔を見て…単純に言うと、覚悟がしっかり出来たから、アルバムもようやく出たんだろうし。
 
MAN「本当にそう思いますね。もう全部が“覚悟”だと思う。人前で音を鳴らすことも覚悟だし、“これが僕たちの新しい作品です”と出すことも覚悟だし、全部が覚悟でしかない。僕、覚悟って本当に人生のテーマなんですよ。覚悟がないものは嘘っぱちだと思うので。あと、最近APIが“1000sayが売れるという未来はもう決まってて、今はその道のりのアップダウンを楽しんでる段階なんだ”ってよく言うんです。僕はその言葉を聞いたとき、そうなのかもなというか、そういう気持ちでバンドやるのは楽しいなって、ちょっと思ったんですよね」
 
 

 


(2015年11月13日更新)


Check

Movie Comment

どこかで見たことのあるこの風景(笑)
1000sayからの動画コメント!

Music Video

アルバムの世界観を投影したリード曲
『LET IT DIE... LET IT LIVE!』!

Release

その才能とポップセンスを知らしめる
4年ぶりとなる驚異の2ndアルバム!

Album
『BABYLON』
発売中 2500円
Rock Chipper Records
IKCQ-1009

<収録曲>
01. THE GATEWAY TO BABYLON
02. DET-ROCK
03. SPECTRUM
04. FIFI
05. BORDERLINE
06. タイムマシン
07. MICHELLE AGAINST THE MACHINE
08. LET IT DIE… LET IT LIVE!
09. V. I. P.
10. THE ODYSSEY OF NOAH
11. 流星DESTINY [STARLIGHT VERSION]
12. EXPOSITION (bonus track)

Profile

ア・サウザンド・セイ…写真左より、MAN(vo&g&prog)、API(vo&b)、NON(ds)、MICHELLE(syn)。大学在学中にMAN を中心に結成。幾度かのメンバーチェンジを経て、’05年に現編成に。男女ツインボーカル×エレクトロサウンドを基調としたバンドサウンドで、コンセプトである“次世代ファンタジー”を体現。’08年には1stミニアルバム『STARGAZER ORCHESTRA』を、’09年には2ndミニアルバム『MICROWAVE HEARTBEAT』、3rdミニアルバム『LIGHTNING AMPLIFIER』と立て続けにリリース。’11年には、1stフルアルバム『APOLLON』を発表。また、フランス・パリにて開催されるヨーロッパ最大のカルチャーイベント『JAPAN EXPO 2011』を皮切りに’14年まで4年連続出演し、その公式テーマソング『EXPOSITION』を手掛けるなど、フランスとの親交も深い。’12年1月にはデジタルシングル『流星DESTINY』を配信、3月には渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブも成功させ、9月には初のDVD『サイコの晩餐』をリリース。’13年のフリーダウンロードシングル『SPECTRUM』を経て、’15年10月7日には4年ぶりとなる2ndフルアルバム『BABYLON』をリリース。ツアーファイナルとなる12月5日(土)には、代官山UNITにてワンマンライブを開催する。

1000say オフィシャルサイト
http://1000say.main.jp/

Live

リリースツアーも残り僅か!
大阪公演が間もなく開催へ

 
『1000say 2nd full album
『BABYLON』 release tour
[~さぁ行きますよ!
 ザイオンさん、バビロンさん~]』

【大阪公演】
▼10月11日(日)『MINAMI WHEEL 2015』
【東京公演】
▼10月13日(火)下北沢 CLUB Que
【横浜公演】
▼10月16日(金)club Lizard YOKOHAMA
【東京公演】
▼10月24日(土)
『吉祥寺ミミノコロックフェス』
【仙台公演】
▼11月3日(火・祝)space Zero
【名古屋公演】
▼11月13日(金)ell.SIZE

 

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード277-243
▼11月15日(日)17:00
北堀江club vijon
オールスタンディング2500円
[共演]soratobiwo/Edge Dub Monkeyz(ex.Stereo Osaka)
[DJ]SHIGE(onion night!)
[FOOD]さすらい厨房 trattoria may
club vijon■06(6539)7411

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


【東京公演】
チケット発売中 Pコード271-792
▼12月5日(土)18:00
UNIT
スタンディング3000円
ネクストロード■03(5114)7444

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら


Column

Don't Think, Feel…!!
エレクトロでマッシブな
ポップソングの応酬
2年の沈黙を経て生まれた
1stアルバム『APOLLON』を語る
'11年の前回インタビュー

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「1000sayとの出会いは'09年。インタビューにも出てくるちょっと売れかけてた時代に(笑)、 イベントに出てもらったのがきっかけ。まぁ当時から音源がポップで、売れない理由がないくらい曲が良い。でも、思ったよりいろいろ苦労してて、思ったより熱くて、思った通り誠実な彼らは、本当にコツコツとキャリアを積んでいきます。毎年恒例のミナホ特集 “俺の推しメン”でも、“1000sayも付き合いはだいぶ長いですが、今が最強です。こんなにポップで、こんなにマッシヴなバンド…嫉妬するほどカッコいい。絶対知って欲しいです”とか、“音クールかつ夜走りで東京帰るのに打ち上げ最後まで出る人柄を兼ね備えた1000sayとかは、毎年のように推してるんで当然観てください”とか(笑)、散々言ってきました。それで遂にこの『BABYLON』ですよ。何でしょう、この高揚感と感動は。ようやく超絶ライブに音源が追い付きましたよ。僕にとって、早く会いたい=早く呑みたい=愛してる、と同じなんで(笑)、その全部を持ってるバンドに、そろそろ出会ってください。あかん、この文章書いてて大好きだと再確認してます俺(笑)。あと、MANくんは話し声もすごくいいので、 動画もぜひ見てください。朝5時の鳥貴族という散々な日常を(笑)。あと、APIちゃんはカワイイとカッコいいが共存する稀有なベーシストなんで、ぜひライブで射抜かれてください。この先の未来が必ずしも心躍るものではなくなってしまった時代に、彼らが見出した希望=『BABYLON』を道連れに」