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「いつもとは一味違うライブを見せられたらと思ってます」
話題のヤングスキニーが2nd EP『不器用な私だから』を経て
ついに初の東阪野外ワンマン『ヤンスキ春の野音祭り』に挑む!
かやゆー(vo&g)インタビュー&動画コメント

 昨年2月にメジャーデビュー以来、途切れぬリリースとライブで怒濤の日々を駆け抜けた平均年齢22歳、東京発のフォーピースギターロックバンド、ヤングスキニー。3月13日発売のメジャー2nd EP『不器用な私だから』には、匂いという記憶の装置に着目したバラード『雪月花』、ヒップホップ×フィーチャリングで魅せた新境地『ベランダ feat. 戦慄かなの』、TBSドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』のオープニングテーマ『恋は盲目』、バンドのマニフェストとも言えるアンセム『精神ロック』、インディーズ時代の再録『別れ話 (2024 ver.)』と、この一年で培われた演奏力、アレンジ力を駆使したさまざまな挑戦が刻まれている。4月19日には早くも新曲『プレイボーイシンドローム』を緊急配信、5月6日(月・祝)東京・日比谷野外大音楽堂、25日(土)大阪・大阪城音楽堂では『ヤンスキ春の野音祭り』と題し、初の東阪野外ワンマンライブをいよいよ開催する。ここだけの裏話満載で送るヤングスキニー、インタビュー。目まぐるしく移り変わる景色の中で、かやゆー(vo&g)は何を見る――?



音楽が好きなんで毎日楽しいです


――昨年、EP『どんなことにでも幸せを感じることができたなら』('23)についてインタビューしたのがつい最近に感じるぐらい、リリースもライブもかなりのハイペースで。

「最近は日々、本当にいろんなことがいっぱい詰まってますね。ツアーをやりながら編曲して、終わってすぐレコーディングとかいう感じで。でも、音楽が好きなんで毎日楽しいです」

――昨秋~冬に行われた対バンツアーも、ゲストが盟友ぞろいだったんでさぞ盛り上がったでしょうね。

「どこも思い出はありますけど、それこそ大阪・BIGCATはお客さんの層がいつもとちょっと違って激しめな感じで、対バンのペルシカリアが盛り上げてくれたライブを僕らがさらに盛り上げる、みたいな感じになったし、KALMAはレーベルの先輩でもあるので思い入れのあるMCができ、bokula.はふじいしゅんすけ(ds)さんが『精神ロック』(M-4)の歌詞に出てくる"あの先輩"というのもあって、ライブでそういう話もして。あと、クジラ夜の街は持ち時間が40分なのに60分やって、対バンの2日目も同じぐらいやったんで、さすがに3日目に"持ち時間、何分か分かってる?"って聞いたら、"え、60分じゃないの?"って(笑)」

――そもそも勘違いしてたんだ(笑)。

「だから、"あいつらは音楽も時間軸もファンタジーなんだな"っていじりもして(笑)。とは言え、ツアーの後半はメンバーがライブの流れをつかんでマンネリ化してきちゃったから、"前半4~5曲は常に立ち位置より前に出て弾かなきゃいけない"、みたいな縛りを作ってみたりもして、毎回、違う刺激をもらえたので面白かったですね。ただ、(TBSドラマストリーム『瓜を破る~一線を越えた、その先には』の)タイアップが付いていた『恋は盲目』(M-3)が、ファイナルの沖縄の次の日が締め切りだったのに当日まで書けてなくて、せっかくの沖縄なのに楽しめなかった...メンバーは何も考えずにバーベキューをしてましたけど、僕は肉の味が全然しなかったです(笑)」



――タイアップに関しては以前、機会があればまたチャレンジしたいと言ってましたが、コンスタントに話があるのはうれしい状況ですね。今回は何かオーダーはありました?

「最初から振り切っている女性を描いていたところを、"もう少し弱さも出してほしい"と言われて、ちょっと未練はあるけど、そこから前を向いていくようにシフトチェンジしました」

――"あいつ"だった歌詞を"あの人"にしたり、"思いはしなかった"→"思えはしなかった"など、ちょっと言葉を変えるだけでも、感情のニュアンスは変わる。結果、自分の詞のテクニックも上がるし、相乗効果でしたね。

「僕の家にはテレビがないからNetflixでドラマを見たんですけど、今はそういう人も結構いると思うんで。いろんな人がこのタイアップをきっかけにバンドのことを知ってくれたのかなと思うと、うれしかったですね」


そりゃこんな作り方してたらいつも覚えないよなと思いました(笑)


――『雪月花』(M-1)は匂いがキーワードとなる一曲で、五感という記憶の装置が過去とリンクする興味深いテーマです。これは弾き語りのインスタライブ時にサビが生まれたと。



「その瞬間をたまたまディレクターさんが画録してくれていて、後から第三者的に見たんですけど、そりゃこんな作り方してたらいつも覚えないよなと思いました(笑)」

――出た! ヤングスキニーの取材時に突出してよく聞く言葉、"覚えてない"(笑)。そうか、あまりにも感覚的に作っているからそうなるのか。

「そうは言っても、結構好きなワードが歌詞にはなったし、その一節の『不器用な私だから』を今回のEPのタイトルにしたぐらいですから、お気に入りの曲ですね。ただ、いつもはスッと浮かぶのに今回はさすがにそろそろ決めないとヤバいと急かされ、一時的に『タイトル未定』で情報解禁したぐらいギリギリで(笑)。僕らは長いタイトルが多過ぎるから次は短いやつがいいなと思って、好きな歌詞から取りました」

――今作の歌詞には"不器用な私"がたくさんいるなと思ったし、このEPに限らず、ある意味、ヤングスキニーの世界観の軸足となる人物像なのかなと。『雪月花』はフィクション=妄想で書いたというのも珍しいですね。

「何でフィクションにしたのかはよく覚えてないんですけど(笑)」

――もう、かやゆーさんの家に24時間、定点カメラを置かなきゃダメだ(笑)。

「本当に(笑)。急に曲が浮かんできて一節を歌って録音しても、完成したら全部消しちゃうんですよ。そうすると、どういう風にどこのフレーズから作っていったのか思い出せなくなるから、最近はデモのデモみたいな感じでも残すようにしてるんですけど。だから『雪月花』も、さかのぼればサビがちょっと違う弾き語りの画録が出てくる気が。前のサビは何か気持ち悪くて形にならなかったので、ようやくでしたね」

――バラードが一曲目なのも驚きました。ヤングスキニーの代名詞と言えるアッパーなサウンドから入らず、次こそ来るかと思ったら、今度は今までとは全く違うアプローチの『ベランダ feat. 戦慄かなの』(M-2)で。この頭の2曲で完全につかまれましたね。


何よりヤングスキニーと戦慄かなのという並びがすごくいいなって


――『ベランダ feat. 戦慄かなの』は本当に新境地ですよね。どういった着想からこの曲調になっていたんですか?



「『コインランドリー』('22)を出したとき、"もうちょっとこういう風にしたいな"と思ってはいたけど、技術的にも知識的にもうまくできなくて...。そういうのもあったから、どう編曲しようか一年ぐらいずっと悩んでましたけど、時間が経って成長して、まだまだアバウトだけど自分で理解して伝えられるようになったんで、最終的にはすごくいい形になりました。イメージとしては、くるりの『琥珀色の街、上海蟹の朝』('16)とか、ジェニーハイの『華奢なリップ feat.ちゃんみな』('21)とか...」

――なるほどね、バンドによるラップのスタイルというか。

「あとは、『星野源のオールナイトニッポン』でオードリーの若林(正恭)さんがラップした曲(=『Pop Virus feat. MC.waka』('21)『Orange (feat. MC. waka)』('23))とか、シンプルに好きだった曲の中から参考になりそうな曲を聴くようになって、その影響で"もっとこういうことにも挑戦してみよう"と、いろいろ試行錯誤してましたね。僕たちはパソコン上でデータを共有して楽曲制作をするタイプじゃないから、リハで合わせてみないと分からないし、かと言って、いくらスタジオで合わせても、ドラムが生音じゃなかったり、バンド以外の音が鳴る部分は想像がつかない。本当にレコーディング当日までどうなるのかなと不安だったけど、音が出来上がっていく中で"こういう感じか"と分かってきて...レコーディングしながら完成に近づけていくような作り方でしたね」

――フィーチャリングへの興味+女性ボーカルと一緒に歌ってみたい願望=この曲ですが、戦慄かなのさんは本当にベストマッチで。きっかけはYouTubeで見ていい声だなと思ったという。

「なかなかいい人が見つからなくて、ちょっとヒップホップ寄りの曲だから、ラッパーでも面白いのかなと思ったりもして。結果、戦慄かなのさんはバンドマンじゃないしジャンルは違うけど、何よりヤングスキニーと戦慄かなのという並びがすごくいいなって。女性パートのキーはかなり高いんですけど、戦慄さんが頑張って出してくれて。違う人に"ちょっと声が出ないからキーを下げたい"とか言われてたらと考えると、本当にいい人を選んだなと思います」

――女性ボーカルとの掛け合いをやってみて気付いたことはあります?

「僕が"こういう感じで..."って試しに歌ってもそれが思うように伝わらなくて、僕ってやっぱり癖のある歌い方だったんだなと思いました(笑)。でもそれによって、戦慄さんの好きなように歌ってもらわないと来てもらった意味がないと気付いて、実際、"こういう歌い方もあるんだ"と思ったし、よりフィーチャリングの意味が出ましたね」

――戦慄さんとじかに会ったのは初めてですか?

「去年の夏に豊洲PITでのイベントライブ『TOKYO BUZZ MUSIC FESTIVAL』で一緒になってあいさつしたんですけど、そこで仲良くなったとかではなくて。ただ、レコーディング当日、予定を30分ぐらい過ぎても来なくて、その何日か前にインスタライブで"もうやめたい"ってめっちゃ泣きながら言ってたから、"え、これってもしかしてドタキャン!?"と思ったら、ちゃんと来てくれました(笑)。何だかんだMVも一緒に出てくれたし、僕はコミュ障だから初めてだと人見知りしちゃいますけど、戦慄さんはコミュ力が高くていい人で」

――戦慄さんは現在は無期限活動休止中ですけど、ヤングスキニーから歌い手として声が掛かったことをすごく喜んでましたし、MVも多くの人に見てもらえて良かったですよね。今って音楽偏差値が高いバンドが結構いて、そういう人たちは売れてるJ-POPのコード進行とかも戦略的に研究してる一方で、ヤングスキニーは感覚的にポップミュージックが作れるのが面白いですね。

「僕は逆にそういう人たちがうらやましいし、絶対に勝てないなとつくづく感じるけど、例えば再生数のランキングとかで、そういう人たちがいる中でヤングスキニーも入ってたりするとうれしいなと思います。King Gnuとか聴いてると、どうすればこんな曲ができるんだと思いますけど。僕なんかオープンコードでしか曲を作れないし、ギターのハイフレットを使ったこともない(笑)。本当に感覚でやっていて。ゴン(ザレス)ちゃん(g)が唯一音楽理論を学んでるんで、『ベランダ feat. 戦慄かなの』のイントロのフレーズとかも、ゴンちゃんが打ち込んで作って」

――この曲は事後にベランダでタバコを吸ってるときに思いついたということですけど(笑)、前回のインタビューでも、ふいに曲ができそうになったらどうするのか聞いたら、"この前も名古屋で散歩していたら急にメロディと歌詞が浮かんできて。周りに人がいたので、道の端に座って小声でスマホに録音して完成させて。それが終わってからホテルに戻ってギターを付ける"とか言ってましたもんね。

「実はそれが『精神ロック』なんです。歩いてるときに、"あの先輩が言っていた/「お前のロックは何なのか/激しいだけがロックじゃない」ってこと"というフレーズが浮かんで、そこから作り進めていきました」

――あのときの曲が『精神ロック』だったのか!


お客さんが何かを感じてくれてるのが伝わってきて、涙が出そうになりました


――『精神ロック』は、ここ2年間ぐらいのかやゆーさんの、"ロックとは?"みたいなモヤモヤを形にできた一曲で。"馬鹿には届かねえ歌を"というラインがとてもいいなと思いました。やっぱりどうやったって全員に理解なんかされないじゃないですか。それをこうやって言い切っちゃうのは痛快だなと。



「ストレス発散じゃないですけど、"ウゼえな"という衝動でこの曲を書いたところはあるので、その辺の気持ちは歌詞に出てるのかなと思いますね」

――ロック、パンク、ヒップホップとかもしかり、ある種の村があって。形も決まりもない音楽なのに、"ロックとはこういうものだ"とかいうそれぞれの正義が出てくる。この曲はそういうロック観へのヤングスキニーの回答という感じですね。このタイトルも、先輩バンドの自主企画をもじった言葉なんですよね?

「ジュウの髙浪凌(vo&g)さんが呼んでくれた弾き語りイベントが『精神パンクの会』という名前で、その日、髙浪さんもbokula.のふじいしゅんすけさんと通じることを言ってたのを聞いて、曲を作り始めて...。僕たちはロックバンドだから『精神ロック』というタイトルにして、デモと一緒に"その言葉を借りたいです"と伝えて」

――そこでちゃんとおうかがいを立てるのは偉いね。だからかわいがられるんだろうなと思った(笑)。尊敬する先輩たちの言葉を背負った、思い入れのある曲ができましたね。

「髙浪さんがライブの後に、"ヤングスキニーのお客さんはみんな温かいね。お客さん一人一人が、ちゃんと聴いてくれてるように見えたよ"と言ってくれて。僕は人の目を見るのが得意じゃないし、ライブだと逆光であんまり見えなかったりもするんですけど、そこを意識してちゃんと見てみたら、『憂鬱とバイト』('21)とかを歌ったとき、お客さんの目が本当にキラキラしていて...。僕が中学生の頃、初めて行ったライブで、ゆっくり見たいのに隣の人が拳を上げてて、気を使って俺も上げなきゃと思った過去があったんですけど、そういう中でも、ちゃんと僕らの音楽を聴いてくれてる人がいるんだと気付いて」

――その意識はフロントマンとしての大きな一歩かもしれないですね。

「僕は音楽で誰かを救いたいとは思ってないから、そういうことをライブハウスで言いたくはないですけど、お客さんが何かを感じてくれてるのが伝わってきて、涙が出そうになりましたね」


もっともっとライブ映えするバンドになりたい


――最後の一曲は、定番となっているインディーズ時代の再録で、『別れ話 (2024 ver.)』(M-5)です。単純にバンド自体の演奏がうまくなりましたよね。

「そうなんです。曲はカッコいいけど、演奏が一番ひどかったと思ってるのが(苦笑)『別れ話』('21)で...。演奏がうまいバンドは、グルーヴ感を出すためにあえてクリックを聞かずにレコーディングすることがありますけど、この頃の僕たちはクリックに合わせて演奏できなくて、だんだんズレていっちゃうからクリックを聞かなかった(笑)。やっとちゃんとしたバンドとしてリリースできたなと思います」

――自分たちでも感じるでしょうけど、どんどん成長していくのが分かりますね。演奏力、アレンジ力etc...すごいスピードでバンドが良くなってる。そして、4月19日には早くも新曲『プレイボーイシンドローム』が緊急配信され、5月6日(月・祝)東京・日比谷野外大音楽堂、25日(土)大阪・大阪城音楽堂では、『ヤンスキ春の野音祭り』と題して初の東阪野外ワンマンライブが開催されます。

「野外なんで天気にも左右されるし、ワンマンで時間も長いから日の落ちていく感じとかも味わえる。ライブハウスでは経験できない、いつもとは一味違うライブを見せられたらと思ってます。『精神ロック』もできたし、今、作ってる新曲とかもそうですけど、もっともっとライブ映えするバンドになりたいし、初めて見てくれる人にはヤングスキニーがどういうバンドなのか、『ヤンスキ春の野音祭り』でより知ってもらえたらうれしいなと思います!」

Text by 奥"ボウイ"昌史




(2024年5月 2日更新)


Check

Movie

新譜に野音にとある企み!?
かやゆー(vo&g)からの動画コメント!

Release

戦慄かなのとのフィーチャリング曲に
ドラマ『瓜を破る』OP曲ほか充実のEP

 
EP
『不器用な私だから』
【初回限定盤DVD付】発売中 3850円
SPEEDSTAR RECORDS VIZL-2291
【通常盤】発売中 2200円
SPEEDSTAR RECORDS VICL-65930

VICTOR ONLINE STORE限定
オリジナルグッズセット
【初回限定盤】発売中 5500円
SPEEDSTAR RECORDS VOSF-12628
【通常盤】発売中 3850円
SPEEDSTAR RECORDS VOSF-12629

※初回製造分封入特典
トレーディングメンバーカード4種ランダム

<収録曲> 
01. 雪月花
02. ベランダ feat. 戦慄かなの
03. 恋は盲目
04. 精神ロック
05. 別れ話 (2024 ver.)

<DVD収録内容>
・『老いてもヤングスキニーツアー vol.2
 “vol.2あったんだ編”』
  Live at Zepp Shinjuku(TOKYO)
01. 愛の乾燥機
02. ヒモと愛
03. ゴミ人間、俺
04. 本当はね、
05. らしく
06. 精神ロック
07. バンドマンの元彼氏
08. ごめんね、歌にして
09. 東京
10. 8月の夜
11. 憂鬱とバイト
ENCORE
12. ロードスタームービー

・Documentary of
『老いてもヤングスキニーツアー vol.2
“vol.2あったんだ編”』

テレ朝『あざとくて何が悪いの?』
あざと連ドラ主題歌を緊急配信!

 
Digital Single
『プレイボーイシンドローム』
発売中
SPEEDSTAR RECORDS

<収録曲>
01. プレイボーイシンドローム

『ヤンスキ春の野音祭り』のみで販売
野音単独公演会場限定CD!

 
Limited Single
『大人の都合マジうぜえ』 New!
5月6日(月・祝)、25日(土)発売
1000円
※1人2枚まで購入可

<収録曲>
01. 不純愛ラブストーリー
02. 禁断症状

Profile

ヤングスキニー…写真左より、ゴンザレス(g)、かやゆー(vo&g)、りょうと(b)、しおん(ds)。シンガーソングライターとして活動していたかやゆーを中心に、SNSでメンバーを募集し、’20年8月15日に結成。’21年2月に公開された『世界が僕を嫌いになっても』のMVがSNSを中心に反響を呼び、TikTokで楽曲を使用した動画が急増、一躍名を広める。5月には1stミニアルバム『嘘だらけの日常の中で』をリリース、7月にメンバーチェンジを経て現体制に。12月には初の全国流通となる2ndミニアルバム『演じるくらいなら、ありのままでいいけどね』をリリースし、’23年2月には『らしく』を配信し、メジャーデビューを果たす。3月に1stフルアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』をリリース、同日に東京・代々木公園 野外ステージで開催されたフリーライブは、総動員1万人以上という快挙を達成。9月には、メジャー1st EP『どんなことにでも幸せを感じることができたなら』、’24年3月13日には、2nd EP『不器用な私だから』をリリースした。若者のリアルな思いを描く等身大の歌詞で10代から支持を受ける、“嘘だらけで矛盾だらけの日常を歌う”平均年齢22歳、東京発のフォーピースギターロックバンド。

ヤングスキニー オフィシャルサイト
https://www.yangskinny.com/

Live

会場限定CDの販売も急きょ決定!
初の東阪野音ワンマンが間もなく開催

 
『ヤンスキ春の野音祭り』

【東京公演】
チケット発売中
※チケットは、インターネットにて販売。
 店頭での受付はなし。
▼5月6日(月・祝)18:00
日比谷野外大音楽堂
全席指定5500円
サンライズプロモーション東京■0570(00)3337
※未就学児童入場不可。

チケット情報はこちら

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中
※販売期間中は、
 インターネットのみで販売。
▼5月25日(土)17:30
大阪城音楽堂
全席指定5500円
後方フリーエリア5500円
GREENS■06(6882)1224
(https://www.greens-corp.co.jp/)
※未就学児童は入場不可。雨天決行・荒天中止となります。公演途中での中止の場合、払戻しはいたしませんのでご了承ください。
<後方フリーエリア>
※16:30以降に整理番号の順にご入場いただきます。当日係員がご案内いたします後方芝生エリア内でのご観覧となります。

チケット情報はこちら

 
 
『老いてもヤングスキニーツアー vol.4
“いったことないとこあったんだ編”』

【山口公演】
▼7月23日(火)周南RISING HALL
【徳島公演】
▼7月25日(木)club GRINDHOUSE

Pick Up!!

【和歌山公演】

一般発売日未定
▼7月28日(日)18:00
和歌山 GATE
オールスタンディング4000円
[ゲスト]※後日発表
GREENS■06(6882)1224
(https://www.greens-corp.co.jp/)
※未就学児童は入場不可。

【富山公演】
▼8月8日(木)Soul Power
【秋田公演】
▼8月10日(土)Club SWINDLE
【青森公演】
▼8月12日(月・祝)Quarter
【宮崎公演】
▼8月28日(水)FLOOR
【大分公演】
▼8月29日(木)DRUM Be-0
【北海道公演】
▼9月5日(木)club COCOA
▼9月8日(日)帯広MEGA STONE
【沖縄公演】
▼10月5日(土)ミュージックタウン音市場
 

Column1

デビューイヤーを突き進む話題沸騰
ヤングスキニーが渦中の心境と新作
『どんなことにでも幸せを
 感じることができたなら』を語る
かやゆー(vo&g)×ゴンザレス(g)
インタビュー&動画コメント('23)

Column2

等身大で赤裸々な1stフルアルバム
『歌にしてしまえば、どんなこと
 でも許されると思っていた』
が描くストーリー。ヤングスキニー
かやゆー(vo&g)×しおん(ds)
インタビュー&動画コメント('23)

Recommend!!

ライター奥"ボウイ"昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「最近、ドラマを見ていてヤングスキニーの曲が流れてきても、“あっ”と驚かなくなりました。デビュー1年でその状況にしたのは単純にすごいなと思います。ヤンスキの言動や音楽からのぞく素直さが僕は好きなんですが、その素直さ故に、自分の書いた曲をあんまり好きじゃないと言ってみたり、覚えてない(思い出せ!)と言ってみたり(笑)。その他もろもろで今回も載せられない話がそれなりにあったよ(笑)。歌詞のちょっとしたディティールに、細かなアレンジやエフェクトに、何かと意味を見出そうとしがちな我々を翻弄する意図のなさ=感覚的な作業を今作では結構いろいろやっていて、絶妙な隠し味にもなってます。そんな意欲作『不器用な私だから』を経て、いよいよ開催が迫ってきた『ヤンスキ春の野音祭り』。時間帯とともに変わっていく空の色が、どんなドラマを演出するのか? お客さんの顔が良く見える野音で、かやゆーさんは何を感じるのか? ぜひ目撃を」