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「自分たちにとっても毎年、絶対に忘れられない日になってる」
運命の8/9(水)=『ハク。の日』に、キャリア初のフルアルバム
『僕らじゃなきゃダメになって』を発売+自主企画ライブを開催へ!
揺れ動くハク。が大胆進化を語るインタビュー&動画コメント

 今年3月に配信されたデジタルE.P.『僕ら』では、独自のワードセンス×デイドリーミングなポップサウンドで、大いなる進化の予兆を感じさせた平均年齢20歳のフォーピースバンド、ハク。が、同E.P.収録の4曲に新曲6曲を加えたキャリア初のフルアルバム『僕らじゃなきゃダメになって』を8月9日(水)、ついにリリースする。宇多田ヒカル、絢香、近年ではSUPER BEAVERなど数々のアーティストプロデュースや楽曲制作を手掛ける河野圭がE.P.に引き続き参加し、ハク。のネクストフェーズを大胆にアップデート。シーンにおいて一気に存在感を増すこと間違いなしの注目作に仕上がった。なお、リリース当日には『ハク。の日』恒例の自主企画イベントとして『ハク。 presents. “sansan”』を開催。ホームの大阪・心斎橋JANUSにて、先日『FUJI ROCK FESTIVAL’23』初出演を果たしたグソクムズとツーマンライブを行う。その後も『ハク。presents. “Walk Walk Run!”』と題し、9月1日(金)愛知・池下CLUB UPSET、5日(火)東京・Flowers Loftでもゲストを迎えたレコ発ライブを実施する。ソングライティングを担うあい(g&vo)が、揺れ動く思いを手探りで一つ一つ言葉にしたインタビュー。このアルバムには、苦悩も願いも希望も愛も、ハク。の全てが詰まっている――。



そうとはまだ言い切れないけど、あえて言い切って込める意志


――この春には専門学校を卒業し、完全にバンド中心の生活が始まって。何か心境の変化はありました?

「卒業したときは別に名残り惜しくもなかったけど、例えば、月曜日の2限にアンサンブルの授業があることで、メンバーみんなの気が引き締められていたような機会がなくなったのは感じます。普通に大学で勉強したり、もう就職してる友達は大変やろなと思うことも多いけど、その分、"自分は音楽をやらないと"と思うことも増えたし、"みんなと自分"を比較することは結構あったかもしれないですね」

――今回の初アルバム『僕らじゃなきゃダメになって』においても、他人とは違う人生を歩み始めた自覚みたいなものが感じられる節がありましたし、現在進行形な思いですね。

「あと、最近はカノ(b)が周りの人から吸収するものが増えて、それをメンバーに伝える言葉選びがうまくなってる。カノと私で話し合って一つの意見をなずな(g)とまゆ(ds)に伝えるとき、2人の中で曖昧だったイメージをもっと詰めるようになったというか。そういう意味でも、カノが私とは違う視点、広い視野で見てくれてるなと思います」

――カノちゃんは一番社交的というか、打ち上げの場でも常にぐるぐる動いて(笑)。

「すごいですよね?(笑) あんなふうに私は絶対にできないので」

――デジタルE.P.『僕ら』('23)について前回インタビューした時点でアルバムにはもう着手していて、"E.P.のタイトルもアルバムとのつながりを示すため"と言っていたぐらいで。そんな今作の核となったのはやはり、『僕らじゃなきゃだめになって』(M-10)ですよね?



「そうですね。今回はまず『僕らじゃなきゃだめになって』ありきで、その他にどんな曲を入れていこうかと作ったアルバムなので。最初にこの曲を書いたときは、メンバーの方をすごく見ていたと思うんですよ。けど、改めて作り上げていくにあたって、そこから今に至った視点で書けたので。だから当時ほどは思い詰めてない感じで(笑)、"未来はこうなったらいいな"という思いも乗せられたかなと」

――確かにこの曲を聴いたとき、"乗り越えた曲"だと思いました。前回のインタビューでも、先に生まれたこの曲に引っ張られて、タイアップのために新たに『ハルライト』(M-9)を書き下ろすのが大変だったと言っていたぐらい、バンドにとって大切な曲になったと。

「『僕らじゃなきゃだめになって』という、曖昧だけど大きな言葉がメンバーには刺さったのかな。そうとはまだ言い切れないけど、あえて言い切って込める意志というか。"これからも音楽をやっていきたい"という自分の気持ちもあったし、4人にとってハク。の存在が当たり前になってきて...でも、この言葉で(バンドが続くことは)決して当たり前じゃないことを伝えたかったのはありますね」

――今までに自分たちのこと、バンドのことを曲にしたことはなかった?

「みんなのことを曲にしたことはなかったかも。だからか、珍しくまゆが"いい曲! めっちゃ好きやわ"と言ってくれたり。ただ、(『僕ら』に引き続き)プロデューサーの河野圭さんが参加してくれたんですけど、今回は"みんなの想像力とか引き出しを増やそう"という作戦で、"これはなずなは弾かんやろ"みたいなフレーズを河野さんと一緒に考えたり、まゆのフィルの手癖とは違うようにしてみたりして。それもあって、最初にメンバーにデモを渡したときは"カッコいい!"って盛り上がってたけど、後々になって実際に弾けるかどうかをみんなが心配してましたね(笑)」

――河野さんも、"この曲でみんなが成長できる"と思ったから挑戦したのかも。今までの楽曲の中でも一番ポップでセンチメンタルな代表曲になったんじゃないですか? みんなの若かりし頃の映像を含んだMVもエモいし。

「うれしい。専門学校の新入生歓迎ライブに呼ばれてこの曲をやったときも反応が良くて、先生も"今までの曲と違うね"と言ってくれて...いい曲になったと思います。私は"サカナクションが好き!"と何回も言ってきましたけど(笑)、別に意識したわけじゃないのに、コーラスが入った途端にめっちゃ同じ匂いがするところ、2番の頭のバンドインで一拍休むところとか、みんなの演奏が一回大きい波になってからキュッと締まって、"これこれ!"みたいな感じで心地良く歌い始められるところもお気に入りかな」

――あと、前回の『僕ら』の制作時から歌詞の個性が爆発してましたけど、この曲のBメロの"僕は子供みたいに願ったよ たよ"というセルフリフレインのような一節も、日本語詞のセオリーみたいなものを恐れず言葉を置いていて、相変わらずアプローチが独特だなと。

「今、言われて確かにそうかもと思いました。ヤバい、その独特さに気付いてなかった(笑)。Spotifyの歌詞画面を想像したとき、私がよく聴くアーティストにそういう細かいところも"(   )"とかで書いてる人がいて。面白いなと思って、私も残してみました」

――サビのアウトロの"愛しい"の連呼も印象的です。

「"私ってネガティブなんだな"ってこの4年間の活動で気付いたんで(笑)、これは自分を守るために置いた"愛しい"ですね。今後、『僕らじゃなきゃだめになって』の詞の世界が崩れることがあるかもしれないけど、そういう出来事すら守ってあげたい。自分のやってきたことは無駄ではなくて、生きていく上で何かにはつながると思ってるから」


今はちょっとしんどいけど、考えて行動していかないと先はないぞと


――『ナイーブ女の子』(M-3)『直感way』(M-4)『無題』(M-7)『ハルライト』と、3月発表の『僕ら』の収録曲も今作には全て入っていますが、残りの新曲が短期間にも関わらずあらゆる面でアップデートされていて驚きました。

「それは本当に河野さんのおかげで。私が無意識にやっていることに気付いて教えてくれて、結果レパートリーが広がるというか。自分だけだとまだまだ知識不足だし、持っている機材も全然違うから。河野さんはやっぱりプロだし、ものすごくありがたかったですね」

――リファレンスを提示する精度次第で、制作のスピードが一気に速くなりますしね。

「そうなんですよ! 何となく"このスネアの音がいいな"とは分かるけど、それという音を一発で用意されると、やっぱりすごいなと思いますよね」

――アルバムの冒頭を飾る『回転してから考える』(M-1)から、ステレオパンと変拍子を多用したイントロがインパクト大です。これはエディット? 生演奏?

「実際に演奏しました。この曲をどの位置に置こうかめっちゃ悩んで...最終的に一番目立つ一曲目に(笑)」

――この時点で、1年前の初ミニアルバム『若者日記』('22)の持つ素朴さとは異なる、音楽的成長と新境地を感じます。サビの疾走感とのメリハリも面白いですね。歌詞は日常を感じさせる描写ですけど。

「"考えることに疲れたから"というのはホンマにその通りで(笑)」

――でも、基本的にこの曲に限らず、アルバム全編にわたってそうですよね? 考えることに疲れて、投げやりになって、サビがくる、みたいな感じのイメージ(笑)。

「アハハ!(笑) ヤバい! 見透かされてる(笑)。何かもう音楽に対してはずっとこの調子なんですよね。やめる/やめないとかじゃなくて、今はちょっとしんどいけど、考えて行動していかないと先はないぞと。歌詞を書くときとかライブ後、自分反省会をするときによくそう思います」



――ちなみに、サウンド的には今までの持ち味を発揮しつつ、フレージングや音使いが洗練されたドリーミーで浮遊感溢れる『自由のショート』(M-2)の"ショート"とは?

「この曲を書いたとき、自分の髪の毛が短かったから(笑)。これも本当に個人的なことで、満月の日に外を歩いてると、満月も動いて見えてビルに隠れたりするじゃないですか。それがすごく速く感じたから、"満月、走ってるなぁ"と思って。自分が歩くのが速いからですけど(笑)」

――電車の窓から流れるあの風景にも似た、とてもピュアな目線ですね。あと、歌詞に出てくるのが"女3人"というからには=ハク。ではないということ?

「これはスタッフさんと私とまゆ(笑)。3人で音楽の話をしていて、この会話がいつか自分にとって...」

――"あの頃はこんなことを語り合ってたよね..."って、今よりいい未来で振り返られたらと。リリースしたのはほんの数カ月前なのに『僕ら』には学生時代特有の青さがありましたけど、今作で描いている景色は、やっぱり少々大人ですよね。アルバム全体の音質もいいし、プロダクトとしてのクオリティも上がっています。

「作業中は河野さんと楽器のテックの方に、"これってどれくらいツマミを回したらいいんですか?"とかいちいち聞いてたんですけど(笑)、今回はレコーディングの段階から音が良くて。いろんなアーティストの曲を聴いて比べても、すごく深みを帯びたなと自分でも感じますね」

――『第六感』(M-5)はアコースティックテイストで、ウクレレやいろんな楽器の音が入っています。

「私はトライアングルを叩いてみたり、よりメンバー参加型で楽しんだレコーディングでした。これは、私より2歳下だけど学年は同期の友達が、今日で音楽をやめるというライブを大阪・LIVE SQUARE 2nd LINEでやったとき、例えば、AくんがBくんにアドバイスしても、私は別にそうは思わないとか、それぞれ感じ方も考え方も違うじゃないですか。そこで、"そういう意見もあるよね"と分かり合えるペアもいれば、自分の意見を貫き通したい人もいる。そういうことを外から見てる自分という視点こそが=第六感なのかなとか、いろいろ考えながらその日は始発で帰ったんです(笑)。自分の直感でいいのか、他人の考えの方がいいのか、そうやって悩んでるとき、唐突にカラスが飛んでいって...何か自由でいいなぁと思って。酔ってたからかもしれないですけど(笑)、みたいなことを曲にしました」

――『なつ』(M-6)はひときわロックな曲ですけど、これも今までになかった曲調で。ギター、ベース、ドラムと次々にメンバーの見せ場がある曲だし、スタジオライブのような音像も生々しいですね。

「最初はイントロもほぼなかったんですけど、やっぱりあった方がいいなと付け加えたものの歌のメロディとなかなか合わへんなと思って、急きょこのギターリフを考えて。あと、最初はボーカルもダイレクトだったんですけど、ミックスではリバーブがかかっていてカッコいいなと。エンジニアの方に"何でリバーブをかけたんですか?"と聞いてみたら、"オアシスを感じたから"って(笑)」

――なるほどね(笑)。そして、"過ぎていく日々のI模様"という表現もまた独特で。

「"愛"にしちゃったら恋愛だけに縛られちゃう可能性があるから、私の模様ということでローマ字の"I"にして(笑)」

――『君は日向』(M-8)はどうでしょう? これぞハク。なコード感と展開の一曲です。

「めちゃめちゃ頑張り屋の友達がまぶしく見えるときがあって、そのことを書いた曲ですね。でも、しっかり影もある人なんですよ。"もっとやらなあかん"とか"今から夜勤でもう無理や"みたいなことも言う、友達の歌です(笑)」


ネガティブな壁じゃなくて
"頑張るぞ"の壁が分厚いから気が引き締まりました(笑)


――キャリアにおいて重要な初のアルバムを作り終えたときは何か思いました?

「アルバムができて"うれしい!"じゃなくて、ここからまたアルバムを乗り越えて、ライブで表現するところに持っていかなきゃいけない。ネガティブな壁じゃなくて、"頑張るぞ"の壁が分厚いから気が引き締まりました(笑)」

――その最初の機会が『ハク。の日』=8月9日(水)大阪・心斎橋JANUSで行われる自主企画『ハク。 presents. "sansan"』で。これまたいいタイミングで、ゲストのグソクムズがフジロックに出ることも発表されました(笑)。

「"え、今年フジロック出るやん!"ってもうビックリで(笑)。グソクムズは元々Spotifyのプレイリストだったかな? シャッフル再生で流れてきたのを高校3年生ぐらいの頃によく聴いていて。私にとっては大きな存在なので、"いつか対バンしたいね枠"で(笑)候補として名前を出していたのが実現しました」

――実際に会うのはこの日が初めてですか?

「初めてです。知り合いのバンドマンから"ギターがエグい"と聞いてるんで、当日はめっちゃ見ようと思って(笑)」

――8月9日の自主企画も恒例化してきましたけど、ハク。にとっても毎年ターニングポイントになっているのでは?

「最初は好きなバンドを呼んで楽しむ日だったのが、前回ぐらいから"好きなバンドだけど勝つぞ!"という、自分たちにとっても毎年、絶対に忘れられない日になってるのは感じます。『ハク。の日』に向けて、スタジオでは特にカノが"集中の汗"をかいていて(笑)。汗が出なかったら"あかん、今集中してなかった"って言うぐらいの気持ちで準備してるので。グソクムズのパフォーマンスに引っ張られ過ぎず、自分たちの見せ方ができたらと思ってます!」

――アルバムのリリース自体もこの日なので、余計に気合いが入りますね。

「このアルバムができたことで、私の中にあったものが薄れてきて、自分の変化がやっぱり曲になってるなと気付いたし、自分の特徴とか感じ方を自分にも理解させるようなアルバムになったから、次に曲を作るときにも参考になりそう(笑)。これを聴いて一曲でも好きな曲があったら、歌詞を見て救われる人がいたら、めっちゃうれしいです」

――最後に、今年の後半はどう動いていきたいというビジョンはありますか?

「ライブをもっと楽しめるようになりたいです。反省点はみんなにあると思うけど、前向きに反省したいし、音楽が好きだからこそ、もっと前のめりに活動していけたらいいなと思ってます!」

Text by 奥"ボウイ"昌史




(2023年8月 1日更新)


Check

Movie

絶妙な間もお楽しみください(笑)
あい(g&vo)からの動画コメント!

Release

結成から4年、音楽的成長を刻んだ
初のフルアルバムが堂々完成へ!

 
Album
『僕らじゃなきゃダメになって』
8月9日(水)発売
3080円
SPACE SHOWER MUSIC
PECF-3280

<収録曲>
01. 回転してから考える
02. 自由のショート
03. ナイーブ女の子
04. 直感way
05. 第六感
06. なつ
07. 無題
08. 君は日向
09. ハルライト
10. 僕らじゃなきゃだめになって

Profile

ハク。…写真左より、カノ(b)、あい(g&vo)、まゆ(ds)、なずな(g)。'19年結成、大阪を中心に活動する平均年齢20歳のフォーピースバンド。交差する裏と表の感情の繊細な揺らめきを、透明感と芯を兼ね備え自由かつ意思の強さを秘めたあいの歌声と、UK/USのインディの影響を感じさせるポップなサウンドで表現。1stデジタルシングル『BLUE GIRL』('21)がWEB動画『#青春カムイ』の主題歌に起用され、関西の十代才能発掘プロジェクト『十代白書2021』ではグランプリを獲得し話題に。'22年1月には初のミニアルバム『若者日記』をリリースし、その後の初ワンマンライブは見事ソールドアウトを記録。 '23年はデジタルE.P.『僕ら』他の配信を経て、8月9日(水)に初のフルアルバム『僕らじゃなきゃダメになって』をリリースする。

ハク。 オフィシャルサイト
https://hakumaru.com/

Live

リリース日=毎年恒例『ハク。の日』
地元大阪でグソクムズとツーマン!

Pick Up!!

【大阪公演】

『ハク。 presents. “sansan”』
チケット発売中
▼8月9日(水)18:30
心斎橋JANUS
自由2500円
[ゲスト]グソクムズ
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※未就学児童の入場不可。

 
【愛知公演】
『ハク。presents. “Walk Walk Run!”
 -名古屋編-』
チケット発売中
▼9月1日(金)19:00
池下CLUB UPSET
全自由2500円
[ゲスト]mekakushe/KADOMACHI
CLUB UPSET■052(763)5439

【東京公演】
『ハク。presents. “Walk Walk Run!”
 -東京編-』
早割チケット発売中/一般発売未定
▼9月5日(火)19:00
Flowers Loft
早割チケット2500円
(※対バン解禁までの特別価格)
自由2900円
[ゲスト]未定
Flowers LOFT■03(6407)9520


Column1

「自分の体験したことが自分の言葉
 になってどんどん出てきてる」
ハク。覚醒中! 素朴で壮大な新作
『僕ら』が示す'23年の道しるべ
この一年の変化を映した
バンドの現在進行形を語る
あい(g&vo)×カノ(b)
インタビュー&動画コメント('23)

Column2

1stミニアルバム『若者日記』を
リリース! ネクストブレイクの
呼び声高い4ピースバンド、ハク。
あい(g&vo)インタビュー('22)

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「いや~このアルバムをもって、ハク。はいよいよ見逃せないバンドになるんじゃないでしょうか。特にリード曲『僕らじゃなきゃだめになって』は紛れもない名曲。イントロの時点で鳥肌。サビで無性に泣けてくるピュアネス。奇跡みたいな曲。こんな曲を書けるなら今後も期待しちゃうな~。しかも前回の取材からわずか5カ月。この短期間で何があったんだ!? 今作が出来上がった今、バンドはもちろん、ミュージシャンでありミュージックラバーであり続けるあいちゃんには、もっと弾き語りでもライブしてみてほしい。刺激がどんどん音楽になりそう。今年の8月9日(水)=『ハク。の日』から、きっとバンドの運命は変わる。今からでも全然遅くないので、ぜひこの4人にご注目をば!」