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「もうみんな同じ気持ちです。ちゃんと同じ方向を向いてる」
感動を求めて、表現者を目指して
Amelieの挑戦と変化を刻んだ『ノンフィクション』ツアー開幕!
mick(vo&g,p)インタビュー&動画コメント

 “2018年とても充実した年だった。レコーディング、リリース、鐘フェス、ツアー、ワンマン4本、フェス6回、テレビにラジオに沢山の貴重な経験。ライブは80本。みんなと、周りで支えてくれてる大切な人たちのおかげで今年も駆け抜けることができた。幸せ。来年は、飛躍します。これからもよろしくね!”。怒涛の’18年を締めくくったmick(vo&g,p)のそんなひと言を、有言実行せんとばかりに届いたAmelieの’19年の第一手。それが新曲3曲に昨年9月に行われた過去最大のLIQUIDROOMワンマンの映像7曲を加えた、フルボリュームでニューモードなシングル『ノンフィクション』だ。バンドの方向性からビジュアルワークまでを改めて膝を突き合わせディスカッションして臨んだ今作は、楽曲に残す余白や視座までを徹底的に突き詰めながら、“感動”という言い訳の効かないゴールを目指す、表現者としての飽くなき挑戦を始めた4人の現在がしっかりと刻まれている。“ノンフィクションな毎日を ドラマチックに駆け抜けるんだ”(『ノンフィクション』)。誰もが映画のような人生を歩むわけじゃない、リアルでしかない日々を、我々はどう生きていくのか――? ドラマは自分の中にある、そんなAmelieの’19年の決意表明を引っ提げ、地元埼玉での主催サーキット『鐘フェス 2019 ~君が為に越谷で鳴らす~』よりリリースツアーがついに開幕。初の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』への出演も決定し、いよいよAmelieの快進撃が始まる!

 
 
’19年はより“表現者”になりたい
 
 
――Amelieの活動のサイクルは、だいたい秋に活動の節目となる大きな挑戦があって。毎年リベンジみたいな意味合いもあったけど、今はもっと違うベクトルというか、どんどん解放されてる感じがしますね。
 
「去年LIQUIDROOMをやってみて、毎年“ソールドしなきゃ!”っていう頭になってたのが、どこか吹っ切れた感はあったかもしれないですね。その後のライブも楽しいし…’19年はより“表現者”になりたいなってぼんやり思いながら年末年始は過ごしてました。もっとライブでも自分の言葉で伝えていいんだと思ったし、本とか映画から吸収したものを短期間でうまくアウトプットできてる感覚もあって、音楽をすること自体が前より楽しいかも」
 
――表現者になりたいという欲求はどこから?
 
「元々、Amelieをやる前とかAmelieの初期はこういうキャラじゃなかったというか、“mickちゃんって元気な子なんだろうね”みたいな印象になるタイプじゃなかったんですよ。ただ自分の心の内を吐き出してるだけだったんですけど、その頃の方が意外と芸術家っぽかったかも? と思って。“そう言えば自分ってこうだったよな”っていうのを、『手と手』(M-1)を作ってるときにちょっと思い出したというか、思い出そうとしたのかな」
 
――今はマスコットキャラクター的な側面もちょっとあるもんね。
 
「そうそう。それはそれで面白いんですけど、“もっとあるでしょ!? mick”ってどこかで思ってたんですよ。分かりやすい曲、キャッチーでみんなが歌える曲ももちろん素晴らしいけど、『手と手』の歌詞が書けたことは、そういう“表現者”とか“芸術家”になりたいと改めて思ったきっかけになったかもしれない」
 
――’19年のAmelieというか、mickの軸となる曲。
 
「そうですね。自分でもマスコットキャラクターっぽく見られてるのは分かってたから、どこかでそういうキャラに合わせて曲を作ってたんですけど、それを1回やめて、“もうちょっと繊細なギターロックっぽい曲を作ってみよう”とか直人(g)さんと話して。『手と手』の歌詞も最初は全然違ってもうちょっと分かりやすかったんですけど、レコーディング前の打ち合わせのとき、エンジニアの兼重(哲哉)さんに“mickちゃん、もっとイケるでしょ!”って言われて(笑)。いろいろと言葉を結んでいって、最終的にこの形になった感じですね」
 
――あと、LIQUIDROOMで観た景色とか、感じたこともこの曲になってるのかなと。
 
「まさに。ワンマンとかツアーが終わった後って“燃え尽き症候群”じゃないけど、しばらく何も手が付けられないぐらい心が疲れちゃったりするんで。LIQUIDROOMが終わってライブが空いて、日々つまらなかったんですよね」
 
――“まんねりした日々の中 もう飽きたなとか呟いた”っていう冒頭は、燃え尽きてる感あるもんね(笑)。
 
「そうそう(笑)。でも、久しぶりに4人で音を出したときに“あ〜やっぱり楽しい!”ってなったし、今でもライブの物販にたまに立ったりしてるんですけど、そこでお客さんと“ウェ〜イ!ってハイタッチしたり(笑)、“ありがとうございます!”って手を取る瞬間だったり…自分が元気をもらえる活力って、やっぱりこれだわって思った」
 
――『手と手』というタイトルもまさに、そういうハイタッチとか、ありがとうの瞬間の握手でもあるし。あのとき観た景色とか、ファンとの距離感がギュッと凝縮されてる。
 
「本当はね、もっと分かりやすく“LIQUIDROOMの日のことを歌ってます!”みたいな曲が作れたら最高だとは思ってるんですけど、そういう曲は直人さんの方が得意そうだなと(笑)。『手と手』を作れたことで、まだまだ大丈夫だと思えたし、ソングライターとしての“のびしろ”というか、周りは“もっとイケるだろ!?”って散々言ってくるけど、“何をどうすればもっとよくなるんだ?”ってずっと思ってたのが分かった。この曲でひらめいた」
 
――それも、身の丈に合った挑戦だけを続けていたら、そこまで思えたかは分からない。ここまでの頑張りや苦しみも含めて、自分のポテンシャルを引きずり出してもらったのはあるかもしれない。
 
 
“変わるぞ”だし、“変えるぞ”だし、“変えなきゃ”
 
 
――今回の3曲に共通して言えることだけど、歌い方も変わってるよね?
 
「変えましたね。『ビューティフルライフ』(’18)のときはいろんな曲があったからそうなるのも当たり前で、“年齢も性別も幅広く”みたいな感じで歌ってたんですけど、今回は歌う上で自分の実年齢と女であるという点をブレさせなかったんですよ。ちゃんと等身大である中でどう歌うのかをイメージしましたね」
 
――’19年は今までとは違う年にする、変わるぞっていう気合いが、Amelieのチーム全体から伝わってくるね。
 
「そうなんです。“変わるぞ”だし、“変えるぞ”だし、“変えなきゃ”って思いながらやってたのもあって、久しぶりに髪をめっちゃ切ったり。こんなに短いのはいつぶりだろう? 4~5年くらい前かな? 気分もだいぶ違う!(笑) 元々はずっとボブとかショートの金髪とかだったんですよね」
 
――『ノンフィクション』(M-2)は直人さんの作詞作曲だけど、mickにそういう変化があって、ソングライターとしての直人さんはどう? 喪失感を歌いながら同時に爽やかさがある不思議な曲だなと思いましたけど。
 


「“直人さんはこういうタイプの曲持ってくるんだ、そうですよね”って納得したというか、この人も何かを変えようとしてるんだなって。別れという出来事があっても、“笑おう”とか“笑うよ”って言える直人さんに、“強いな、この人は”って改めて思いました。雑草みたい、何か。ぶん殴ってもぶん殴っても起き上がるところが(笑)」
 
――この曲には、“ノンフィクションな毎日を ドラマチックに駆け抜けるんだ”とあるけど、誰もが映画のような人生を歩むわけではないし、リアルでしかない日々を、どういうふうに捉えて生きるのかっていう。
 
「今までのAmelieもそういうことを歌ってきたとは思うんですけど、そのまとめと、これからのAmelieの核になるようなワードになったなって。最初は、“『ドラマチック』(’17)っていう曲を出したのに、『ノンフィクション』ってどうなんだ? 何かぐちゃぐちゃになるぞ”って思ったんですけど(笑)、なら結んじゃえっていうね」
 
――あと、mickがTwitterで、“今が楽しければそれが最高だから今が大事な人と、未来を見据えてるからこそ今が大事な人と。同じ言葉を使っていても、解釈の仕方は人それぞれ”ってつぶやいてて。『愛とか恋とか君との証』(M-3)を聴いてると、そういう今の捉え方についてもすごく考えるし、共通する想いを感じたな。直人さんの書いた曲だからこそフラットに歌えそうな気もするし。
 
「『ノンフィクション』なんかは特にそうでしたし。あの曲は実は、直人さんのお父さんが去年亡くなったときにできた曲なんです。本人的にはそういう歌に捉えてほしいんじゃなくて、別れというものに対して“それでも…”という曲になって、聴く人が自由に解釈してくれればいいって。でも、私はそのきっかけを知っちゃってるし、自分の中で違う何かに置き換えてこの曲をちゃんと伝えようとしてるんで、どこか冷静に歌えてるんですよね」
 
 
今年はね、“Amelieっぽい”を1回取っ払おうかなぁと思ってます
音楽をもっと楽しみたい
 
 
――そして、今作のDVDにはLIQUIDROOMのライブ映像が7曲入ってるけど、これは初回特典ではなく、ここまでが『ノンフィクション』のパッケージだと。YouTubeに上がってる映像も臨場感があるし、こりゃ思い出すだろうね。
 


「機材車でこの映像を観てたんですけど…自分のことなのに“頑張れ頑張れ!”って言いたくなる(笑)。“女ボーカルバンドだし、どうせ熱量を感じないライブをするんじゃないか?”とか思われてるんだろうなって日々感じてるけど、ちゃんとエモい部分も映像には入ってるんで。『朝は来る』の前にちょっとMCが入ってるんですけど…そこがヤバい! 観てて泣きそうになる(笑)」
 
――バンドとしても改めて結束が固まって、’19年も戦えるなというムードですね。
 
「もうみんな同じ気持ちです。ちゃんと同じ方向を向いてる。今回は事前に4人で曲の方向性やバンドの見せ方をしっかり話し合ってから、他のチームのみんなと話したんですよ。それがすごく活きてますね。去年は何かと手を付けちゃってとっ散らかってたところを(笑)、ギュッと帯を締め直すというか。今年はね、“Amelieっぽい”を1回取っ払おうかなぁと思ってます。“これをAmelieでやるの!?”みたいな今までにないグルーヴで、ちょっとブラックミュージックっぽい曲とかもやってみたいし、それこそ“何だこの歌詞?”って思わせる世界観の曲をもっと作ってみてもいいし。音楽をもっと楽しみたい’19年ではありますね。それは表現者とか芸術家になりたいとイコールかもしれない」
 
――リリースツアーの初日は、今年で2回目となるAmelie主催の『鐘フェス 2019 ~君が為に越谷で鳴らす~』で。自分たちの活動の中でも風物詩みたいになってくるし、本当に始めてよかったよね。
 
「間違いなく! 今までは、自分たち発信で“これをずっとやっていくんだ!”っていうものがなかったからそれができたことは大きいし、対バンとかで“こいつらカッコいいな!”って思ったら、どこかで“『鐘フェス』に出てくれるかな?”じゃないけど(笑)、1年かけてつながりを作っていかないといけないなっていう気持ちにもなるし。次に次につなげていけるスタンスを取れるようになってきたと思う。シーンみたいなものが作れたとはまだ思ってないけど、“Amelie界隈”ぐらいな感じは(笑)」
 
――このままじっくり育てていけば、『鐘フェス』の最終形態はさいたまスーパーアリーナかもしれないよ?(笑)
 
「デカッ!(笑) でもね、越谷の隣の駅に合唱コンクールとかピアノの発表会をやるような市民ホールみたいなところがあるので、いずれそういうところでもやりたいねって話は」
 
――『鐘フェス』を皮切りに、リリースツアーは6~7月まで続きます。最近のAmelieのライブに関してはどう?
 
「前はMCで思ってることを全部ベラベラ喋ってたんですけど(笑)、例えば30分とか限られた時間の中でも、ちゃんと“自分は今日こう思ってます”って伝えられるようになってきましたね。あと、『ノンフィクション』がセットリストに加わったことによって、昔は表現者とか芸術家になりたい=“人を感動させたい”っていう気持ちを抱えながら活動してたよなって思い出して。1本1本のライブを丁寧に、目の前にいる人のことを考え、思い合っていれば、ちゃんと感動に結び付けられると思うし、それを繰り返していけば、今年の飛躍につながるんじゃないかなって。人の心を動かすということを、1つ1つしっかり積み重ねていく1年にしたいです!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2019年5月24日更新)


Check

Movie

さながらAmelieショッピング!?
mick(vo&g,p)からの動画コメント!

Release

新曲3曲にライブDVDが7曲!
音と映像で贈る特盛シングルが発売中

Single
『ノンフィクション』
発売中 1500円(税別)
[NOiD]/murffin discs
NOID-0031

<収録曲>
01. 手と手
02. ノンフィクション
03. 愛とか恋とか君との証

<DVD収録内容>
・2018.09.22 @恵比寿LIQUID ROOM
01. ライアーゲームじゃ始まらない
02. 手紙
03. メグリメグル
04. 朝は来る
05. step!
06. STAND BY YOU
07. ヒーロー

Profile

アメリ…写真左から、アサケン(ds)、直人(g)、mick(vo&g,p)、あっきー(b)。天真爛漫な紅一点のmickを中心に’11年に埼玉県越谷市で結成。熱量溢れる圧倒的なライブパフォーマンスを武器に、年間平均100本のライブをこなすライブバンド。ポップな楽曲を中心に、踊れるリズムや攻撃的なギターリフ、そしてバラードまで自らの楽曲のジャンルを型にはまらない作品作りも魅力の1つ。’15年にSUPER BEAVER、sumikaらが所属するロックレーベル[NOiD]より、フリーデモシングル『手のなるほうへ、光のほうへ』を8000枚を配布。39本に及ぶ全国ツアーを実施し、初ワンマンでファイナルとなるSHELTERは、全国リリース前にも関わらずソールドアウトを記録。満を持して同年12月に1stフルアルバム『グッバイ & ハロー』を初の全国流通音源としてリリース。“タワレコメン”や“エイチオシ”といったCDバイヤーの推しアルバムにも決定し、新人ながら現在5000枚以上のセールスを記録。テレビ東京系『ゴッドタン』のエンディングテーマや、日本テレビ系音楽番組『バズリズム』のパワープレイも決まるなど、各媒体から好評価を受ける。43本に及ぶツアーでは『RUSH BALL☆R』などのイベントにも出演を果たし、新人ながらshibuya eggmanでのワンマンライブをソールドアウト。’16年8月には、地元である埼玉県越谷EASYGOINGSでのワンマンライブも即完売させる。同年9月に初のシングル『君が為に鐘は鳴る/さよならバイバイ』を破格の500円でリリース。タワーレコード限定ながらオリコンインディーズランキングで堂々の5位を記録した。TSUTAYA O-WESTでのワンマンライブも大成功させ、満を持してミニアルバム『ドラマチック』を’17年1月にリリース。ツアーファイナルは渋谷CLUB QUATTROでワンマンライブを実施し、600人近くを動員し大盛況に終える。『バズリズム』の“2017年バズるアーティスト”では8位に選ばれ、鹿児島KKB夏の高校野球イメージソングにも大抜擢。同年夏には『RUSH BALL 2017』『百万石音楽祭 2017』などの大型フェスにも出演。話題を欲しいままに同年11月に、フルシングルと銘打って『ステップ×ステップ』をリリース。2度目の渋谷 CLUB QUATTROワンマンへの挑戦や、MAN WITH A MISSIONの沖縄ツアーファイナルにゲスト出演するなど、各地で動員を増やしながら、‘18年5月に待望の2ndフルアルバム『ビューティフルライフ』をリリースし、初めての開催となる地元越谷でのサーキットイベント『鐘フェス』では500人を動員しソールドアウト。そして、自身最大規模となる恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブでは過去最高動員を記録。 年末には『MERRY ROCK PARADE 2018』『MUJIC JUNCTION 2018』と大型フェスにも出演。’19年に入り東名阪での自主企画2マンイベントを開催し、幕張メッセで開催された『ツタロック2019』へ出演。4月24日にシングル『ノンフィクション』をリリース。夏の大型フェスにも数本出演が確定しており、飛躍の1年がこのシングルからスタートする。

Amelie オフィシャルサイト
http://www.amelie-web.com/

Live

『鐘フェス』を皮切りにツアーが開幕
大阪はクワルーとのツーマン!

 
『Amelie「ノンフィクション」
 Release Tour 2019』

【埼玉公演】
『鐘フェス 2019
~君が為に越谷で鳴らす~』
Thank you, Sold Out!!
▼5月25日(土)
越谷 ABBEY ROAD/越谷EASYGOINGS
[出演]Amelie/アイワナビィ/ank/Hakubi/Halo at 四畳半/INKYMAP/NUBO/POT/Saucy/Slimcat/嘘とカメレオン/
山内彰馬/他

【広島公演】
▼6月7日(金)セカンド・クラッチ
[ゲスト]LONGMAN
【福岡公演】
▼6月9日(日)福岡Queblick
[ゲスト]眩暈SIREN
【香川公演】
▼6月14日(金)TOONICE
[ゲスト]POT

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード142-954
▼6月15日(土)18:00
Shangri-La
オールスタンディング3000円
[ゲスト]the quiet room
GREENS■06(6882)1224
※3歳以上は有料。未就学児童は保護者同伴に限り入場可。客席を含む会場内の映像、写真が公開される場合がありますので予めご了承の上、ご購入ください。

チケット情報はこちら

 
【宮城公演】
▼7月18日(木)LIVE HOUSE enn 3rd
[ゲスト]Czecho No Republic
【新潟公演】
▼7月20日(土)GOLDEN PIGS BLACK STAGE
[ゲスト]the peggies
【愛知公演】
▼7月27日(土)アポロベイス
[ゲスト]マカロニえんぴつ
【東京公演】
▼7月28日(日)shibuya eggman

Column1

「Amelieの音楽を、聴いてくれる
 人の人生に取り入れてほしい」
シーンも性別も越えてあなたに届け
『ビューティフルライフ』を語る

Column2

「奇跡の日って作ろうと思って
作れるもんじゃないじゃないですか
だから本当に全力でやるしかない」
『ステップ×ステップ』を語る

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ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「“紅一点ボーカルのロックバンド”ってある種の旨味が明確なだけに、刺さる人には刺さるけど、それだけで違うってことも起こり得る諸刃の剣。各地のイベントやフェスでステージに向けられたそんなまなざしに、何度も歯がゆい想いをしてきたこともあるだろうAmelie。少しずつステップアップを遂げながら、なかなかスムーズにもいかない膠着状態を脱すべく、バンドやメンバーのキャラクター、髪型、選曲など、4人で今一度Amelieを分析し、その傾向と対策から生まれたのが『ノンフィクション』であることは、インタビューからもひしひしと伝わってきます。でもね、こんなこと言っちゃうと何だけど、トントン拍子のバンドなんて、全然ドキドキしないもんです。いっぱいもがいて、その一瞬に目いっぱい喜んで、前進を続けるAmelieの’19年が終わる頃、全てが血となり肉となることを確信してます!」