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「Amelieの音楽を、聴いてくれる人の人生に取り入れてほしい」
シーンも性別も越えてあなたに届け『ビューティフルライフ』!
運命と挑戦のリリースツアーがいよいよ開幕
mick(vo&g&p)インタビュー&動画コメント

 全ての人が、全てのバンドマンが、絵に描いたようなサクセスストーリーをおくれるわけじゃない。Amelieが昨年リリースした全曲推しの“フルシングル”『ステップ×ステップ』を引っ提げたツアーファイナルでは、かつて埋めることができなかった渋谷CLUB QUATTROワンマンに二度目の挑戦。前回を上回る多くのオーディエンスが集った最高の一夜でさえ、ソールドアウトには至らなかった。そんな数えきれない挫折と経験、そして得も言われぬ幸福を味わったツアーの真っ只中に制作されたのが、2年半ぶり2枚目のフルアルバムとなる『ビューティフルライフ』だ。今作はお茶の間照準の瑞々しいポップソングから、原点回帰のソリッドなロックチューンまで、Amelieのこれまでのバンドマンライフと可能性が結実したような、紛れもない代表作となっている。そして、地元埼玉での初の主催サーキット『Amelie 鐘フェス 2018〜君が為に越谷で鳴らす〜』から幕を開けるリリースツアーは、初の名阪ワンマンと全国のライブハウスでの新たな出会いと再会を経て、自身最大キャパとなる東京LIQUIDROOMへと到達する。人生は厳しく、儚く、そして美しい。Amelieが今作に至るまでのビューティフルライフな日々を、mick(vo&g&p)が語る。

 
 
フロアとの距離が改めてまた縮まったな、絆が生まれてきたんだなって感じて
何かみんなを“友達みたい”って思いました
 
 
――まずは、昨年11月にシングル『ステップ×ステップ』('17)をリリースして、今年の3月まで続いたツアーを振り返ってどうでした?
 
「『ステップ×ステップ』のツアーから、Amelieのライブがちょっと変わってきたところがあって。ツアーの結構前半の方だったんですけど、すごい覚えてるライブがあって。高松だったかな? リリースツアーだから『ステップ×ステップ』の曲で本編を終わろうって決めて、『サイクル』をライブの最後にやってたんです。その曲に入る前にお立ち台の上に上がって、そのときに思ってることを決めごとなしで喋ってアカペラで歌い始めたら、“どこまでも どこまでも…♪”ってフロアから歌ってくれて…。嬉しいアクシデントじゃないけど、そういうことは初めてだったんで、フロアとの距離が改めてまた縮まったな、絆が生まれてきたんだなって感じて」
 
――そして、ツアーファイナルで“リベンジ”と公言して挑んだ二度目の渋谷クアトロワンマンも、ソールドはしなかったにせよ本当にたくさんのお客さんが来てくれて。1回目とは何か感覚が違った?
 
「全然違った! 絆が深まったステバイツアーを経たクアトロだったから、何かみんなを“友達みたい”って思いました。シンガロングの声とかも前回よりデカいし、熱が込もってる感じがすごい伝わってきた。楽しかったし、胸が熱かったです、ライブが終わったときは」
 
――前回のクアトロから1年で積み重ねてきたものが形になって見えた日というか。そういう身になるツアーの真っ最中に、今作の制作をしてたということよね?
 
「そうなんですよね。例えば、私ははっきり覚えてないんですけど、さっき言った『サイクル』のMCで、“あんたたちがいないとうちらは生きていけないからさぁ!”みたいなことを言ってたらしくて。その言葉を聞いた直人(g)さんが『STAND BY YOU』(M-11)で、“あなたがいないと生きていけない”っていう歌詞にしたりして」
 
――ライブのMCが歌詞になるって、同じレーベル/マネジメントの[NOiD]のSUPER BEAVERしかり、お家芸みたいになってるね(笑)。アルバムの内容的にも、ツアーの最中に作ったことにちゃんと意味があって。
 
「制作とか曲を作るのは、割と追い込まれてても楽しいんですよね。他のメンバーはどうか分からないけど(笑)。“くそ〜! もっといい曲ができると思うのに!”みたいな気持ちになることはあるけど、作り始めちゃえば楽しいし、できたら嬉しいから、それでOK(笑)」
 
 
『愛と呼ぶ』は大事な節目まで取っておきたかったから今まで入れなかった
 
 
――『Discommunication』(M-8)は自主制作盤『メグリメグル』(‘14)からの再録ですけど、このタイミングで入れようと思ったのは?
 
「『ステップ×ステップ』の購入特典のライブCDに入れてたんですけど、割と反応がよかったから“再録やっちゃう?”って、レコーディングスタジオに着いてから決まりました。ライブ感を出したいからクリックなしで録って」
 
――それ以外はここ1年ぐらいに書いた曲?
 
「だいたいそうなんですけど、『愛と呼ぶ』(M-6)だけ10年前ぐらいに…」
 
――これがTwitterで“18歳の時に作った曲、弾き語りでずっとやってた曲、久々に引っ張り出してみんなでやった”って書いてた曲か。あの曲、結局アルバムに入ったのかなぁと思ってたら。
 
「入りました! でも、だいぶアレンジが変わって、最初はオアシスの『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』('95)みたいな、いかにもロックバラードな感じだったんですよ。元のアレンジの感じで入れられないなら…って最初は思ったりもしたけど、結果的にはよかったですね」
 
――今回のアルバムはお茶の間に訴えかける曲も多いなと思ったけど、これはそのうちの1曲だなぁと。ウェディングのCMとかに使えそう。
 
「Amelieの結成当時はライブでもやってた曲で、“CDに入れてほしい”みたいことも言われてたんですけど、大事な節目まで取っておきたかったから今まで入れなかったという」
 
――ということは、『ビューティフルライフ』がそれだけの作品になる確信があったと。10年近く前に書いた曲が今の曲と共存できるっていうのは。
 
「何か本当に“よく作ったな自分”っていう感じですね。歌詞とメロディは一切変えなかったし、自分の中でのAメロとサビの方程式みたいなものが、ちゃんとこのときからできてたんだなって」
 
――そう考えたら、自分の曲にハンコをもらうというか、真っ当にやってきたことを曲に教えられる感じもするね。
 
 
『ライアーゲームじゃ始まらない』はメンバー的には原点回帰だと思ってて
 
 
――かと思えば一転、『ライアーゲームじゃ始まらない』(M-3)はロックシーンに切り込んでいける、Amelieのもう1つの側面のキラーチューンだなと。今作にはお茶の間とロックシーンに向けての両方の武器がある気がします。
 


「まさに! 今の4人になり立てぐらいのときって、『ライアーゲームじゃ始まらない』みたいな曲ばっかりやってたんですよ。だから、メンバー的には原点回帰だと思ってて。ポップス、王道、お茶の間みたいなところを目指して『愛と呼ぶ』とかもやる中で、昔の自分たちのテイストを入れていけるようになったのが面白いなって」
 
――18の頃の曲も、バンドの初期の曲も、ここ最近作った曲も、ちゃんとAmelieのレンジとして1枚の作品に入れられる。ただ、『ライアーゲームじゃ始まらない』も感情が動いてないと絶対書けないよな~っていう曲で。絶対にフィクションじゃねーじゃんこの曲、みたいな(笑)
 
「フフッ(笑)。絶対に奥さん(=筆者)は突っ込んでくると思った(笑)」
 
――想像ではやっぱりこの言葉は出てこないよね?(笑) これは『朝は来る』(M-5)とは違う人?
 
「あ、同じ人です(笑)」
 
(一同爆笑)
 
――そうだよね~(笑)。やっぱり感情が動くと曲になるし、そういう曲がAmelieの武器で、一番刺さる。ちなみに、歌詞にある“1行半の選択”って?
 
「うわぁ〜!ってLINEでケンカになって、面倒臭くなったんですよ。じゃあいい、もう終わりにしようみたいになって、音信不通になって…いろいろ大変でした(笑)」
 
――ちゃんと関係を築いてきたはずなのに、終わるときはたった1行半の言葉かよと。やっぱり曲を書かせてくれてるなぁ…すでに思い当たる曲が3~4曲はある。そういう意味ではありがたいな、印税ちょっと分けてあげな(笑)。
 
「アハハハハ!(笑) MVも撮ったんですけど、本人はどう思うんだろう?」
 
――そして、今後“これって俺のことかな?”っていう人が増えていったら、mickは魔性の女だね(笑)。
 
(一同爆笑)
 
――『キセキ』(M-2)は“私が心身共にボロボロだった時があって、でもなぜか泣けなくて余計辛くて。そんな時に直人さんからこの曲のデモが送られてきてやっとえんえん泣いた、という個人的エピソード付の大切な曲です。”ってTwitterでもつぶやいてたけど。
 
「あ、まさにこのときです、はい(笑)。それを経て『ビューティフルライフ』(M-4)ができたという」
 
――なるほどね。『ビューティフルライフ』は先のクアトロワンマンのアンコールでも披露されていて、今回のタイトル曲でもありますけど。
 


「これは『ライアーゲームじゃ始まらない』みたいな出来事もそうだし、バンドと家の行き来でなかなか友達とも会えないし、引きこもりじゃないけどちょっとふさぎ込みがちになって、負のループにハマっちゃった時期があって。そこで、地元の友達が“大丈夫? 呑みに行こう!”って誘ってくれて…。友達と会って喋るのって当たり前っぽいけど、改めて“うわ、何て素敵なことなんだ”って思ったら、『ビューティフルライフ』ができました。“ビューティフルライフ〜♪”っていうサビの頭のフレーズがメロディと同時に出てきたパターンだったんですけど、“これ、きたんじゃね!?”と思ってスタジオに持って行って。“もうちょっとお茶の間に進出してからの方がウケるんじゃないか?”みたいな意見もあったんですけど、“いや、やりたい! これでしょ!”って」
 
 
もうね、シーンを自分たちで作ればいいんです。追いかけてもしょうがない
 
 
――今作のお茶の間感で言うと、『クルテク』(M-10)もそうで。『クルテク』って聞いたことがないなと思ったら、チェコの国民的キャラクターのモグラなんやね。
 
「昔、子供向けの雑貨屋みたいなところで働いてたんですけど、そこに絵本とかぬいぐるみがあって、潜在的にインプットされてたやつですね。曲ができていく中で、“『モグラ』っていうタイトルもイヤだし(笑)、何かいいのないかな?”と思ってたら、“あいつだ! クルテクだ!”って思い出して」
 
――感情が動いたときにmickはいい曲を書くという方程式で言うと、これはまた違うチャレンジだもんね。
 
「そう! 感情が動いたときじゃないと曲が作れてなかったから、この曲の比喩表現みたいなものは初挑戦です」
 
――この曲のまっすぐな想いは、自分のことだったら逆に書けないかもね。これだけ“会いたいだけ”って繰り返すって…Amelie流西野カナ・アプローチ(笑)。『フェイク』(M-9)はバンドを続けていくうえで、何度もぶち当たるモヤモヤというか。信念を持って音楽を続けていても、仕事をしていても、キャッチーな存在に一瞬で持っていかれることはいくらでもあって。やっぱりこういうことは思うんやね、“何であいつらが売れてんねん”みたいな(笑)。
 
「うん、めっちゃある(笑)」
 
――アハハハ!(笑) ただ、イントロでは何を言ってるかよく分かりませんが(笑)。
 
「あれは4人の声が混ざってるんですけど、本音を聴こえないように入れてて。逆再生したら何を言ってるか分かります(笑)。もうね、シーンを自分たちで作ればいいんです。追いかけてもしょうがないというか。この曲はアルバムのスパイスになってますよね」
 
 
“そばにいて”じゃなくて“そばにいさせて”っていうのがいいなって
 
 
――あと、“ircleが呼んでくれたイベント「大乱闘編」10バンドいる中トリ前に抜擢されていた昨日、唯一の女ボーカルAmelieでした。男社会なので、女が歌ってるという理由だけで見向きされなくて悔しいことがいっぱいです。気持ちはわかります。だけど、性別越えて愛されるバンドになりたいです!”っていうTwitterも印象的で。
 
「もちろん、“女ボーカルは聴かなかったけどmickちゃんは好き。Amelieは聴ける”みたいに言ってくれる人もいるんですけど、ライブハウスシーンは男の世界だっていう頭になっちゃってる人も多いから、ステージに立ってるのが女だと、“あ、女か。じゃあいいや”みたいな空気が…」
 
――俺たちよりもステージから実際にお客さんの顔を観るmickが如実に感じるもんね。その理屈抜きの空気を。
 
「女の子でも好きでいてくれるファンが増えてきたから、昔よりは全然やりやすいですけどね。それでも…」
 
――やっぱり感じるんや、その不穏な波動みたいなものを(笑)。
 
「うん(笑)。けど、逆に今日は他の超かわいい子を観に来てるなっていう日もあって、そういうときはそういうときで“この野郎〜っ!!”ってなりますけど(笑)」
 
――多分、フロアにいる人もあからさまにテンションを変えないようにしてくれてるとは思うけど、結構顔に(笑)。
 
「出てる(笑)。それに負けちゃった。別にステージに立って歌ってるときに女を売りにしてるわけじゃないし、私のキャラクター的にも女の子だって構えなくてもいいのになって思うんですよ。中性的なこの声だからこそ、性別の壁みたいなものを越えられるんじゃないかって」
 
――今は紅一点ボーカルのロックバンドが少ないからこそ、苦労も多いかもしれないけどその席が空いてるわけだから、やり甲斐はあるよね。ただ、Amelieがぼやぼやしてる間に、スッと出てきたヤツにそのイスに座られたら…。
 
「ヤバいヤバいヤバいヤバい! うわぁ〜!」
 
――そして最後は、『STAND BY YOU』で締めくくると。“ME”ではなく“YOU”っていうのがいいよね。
 
「そこがAmelieっぽいというか、“そばにいて”じゃなくて“そばにいさせて”っていうのがいいなって」
 
――それこそ、お客さんとの友達関係みたいな絆があるからこそ“YOU”の説得力もあって。頭から最後まで充実した楽曲群で、自分たち的にも出来上がったときに最高傑作の手応えがあった?
 
「作りながら、“これはもしかしたらイケるんじゃね!?”と思いつつ、プリプロの段階では歌詞ができてない曲もあってどうなるんだろうって。レコーディングで化けた曲が結構多かったから、(エンジニアの)兼重(哲哉)さんありがとうございますだし、本当によかったですねぇ」
 
 
ついにこのときが来たか…っていう感じ
 
 
――ツアーは地元埼玉で初の主催サーキット『Amelie 鐘フェス 2018〜君が為に越谷で鳴らす〜』からスタートで。
 
「“地元で、うちら主催でやれるようになりたいね”っていうのは、何となく昔から話してたんです。企画ライブとかはやってたけど、大々的なベントはやってなかったし、レーベルに入ってからは自分たちから何かしようみたいな感覚がちょっと弱まってきたかもしれなかったんで、ここは自分たちで地元でちゃんとやろうって」
 
――そして、関西はツアーの頭にアメリカ村 BEYONDで大阪初ワンマン、神戸、京都を経由して、ファイナルシリーズで再び大阪に戻ってくると。
 
「はい! 初ワンマンです、大阪。やっとです! 『VIVA LA ROCK 2018』で『ライアーゲームじゃ始まらない』を初めてやったんですけど、新曲の割に反応がよかったから、新旧織り交ぜセットでやるのが楽しみだなぁ~」
 
――ツアーファイナルの東京 LIQUIDROOMはね、クアトロ以上のキャパで、これもまた大きな挑戦ですよね。
 
「ヤバいっすねぇ…。確かうちらが[NOiD]に入ったぐらいのとき、SUPER BEAVERがLIQUIDROOMでワンマンだったんですよ。その背中を見て、“マジで売れてるじゃんあの人たち”って思ってた場所でやるから(笑)、ビビッてます。ついにこのときが来たか…っていう感じ。しかもそれ以降、LIQUIDROOMでライブを観てないんですよね。やったこともないし…どうなっちゃうんだろう」
 
――ちゃんとその大きいステージに見合うAmelieになってるかが、このツアーでは問われる。そういう意味では、また感情が動きまくりそう。いっぱい曲ができそうやん(笑)。
 
「ね(笑)。何かいろいろ言われるし、いろんな見方をされるけど、AmelieはAmelieだし、今こういうバンドが少ないからこそ発掘してほしいし、性別どうこうじゃなくて、Amelieの音楽を、作品を、聴いてくれる人の人生に取り入れてほしい。ライブも楽しいから、アルバムを聴いて来てほしいですね、いろんな人に」
 
――ちゃんとLIQUIDROOMを成功させて、今はマネージャーに禁止されてるラーメンが食べられたらいいね(笑)。
 
(一同笑)
 
「普段、結構ラーメン食べてます?」
 
――食べてるね。ラーメンとカレーを交互に食べてる(笑)。
 
「アハハ!(笑) うちもラーメンとカレーがホントは好きなのに!」
 
――長いツアーを経て、LIQUIDROOMでみんながいい景色を観られますように。そして、打ち上げのシメでmickがおいしいラーメンを食べられますように(笑)。
 
「ホントに!(笑) 頑張ります!!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2018年6月15日更新)


Check

Movie Comment

ザ・バンドマンで食いしん坊!?(笑)
mick(vo&g&p)からの動画コメント!

Release

お茶の間とロックシーンの両方を
射程距離に入れた才能発揮の2nd!

Album
『ビューティフルライフ』
発売中 2500円(税別)
[NOiD] / murffin discs
NOID-0025

<収録曲>
01. Entrance
02. キセキ
03. ライアーゲームじゃ始まらない
04. ビューティフルライフ
05. 朝は来る
06. 愛と呼ぶ
07. step!
08. Discommunication
09. フェイク
10. クルテク
11. STAND BY YOU

Profile

アメリ…写真左から、アサケン(ds)、直人(g)、mick(vo&g&p)、あっきー(b)。天真爛漫な紅一点のmickを中心に’11 年に埼玉県越谷市で結成。熱量溢れる圧倒的なライブパフォーマンスを武器に、年間平均100本のライブをこなすライブバンド。ポップな楽曲を中心に、踊れるリズムや攻撃的なギターリフ、そしてバラードまで自らの楽曲のジャンルを型にはまらない作品作りも魅力の1つ。’15年にSUPER BEAVER、sumikaらが所属するロックレーベル[NOiD]より、フリーデモシングル『手のなるほうへ、光のほうへ』を8000枚を配布。39本に及ぶ全国ツアーを実施し、初ワンマンでファイナルとなるSHELTERは、全国リリース前にも関わらずソールドアウトを記録。満を持して同年12月に1stフルアルバム『グッバイ & ハロー』を初の全国流通音源としてリリース。“タワレコメン”や“エイチオシ”といったCDバイヤーの推しアルバムにも決定し、新人ながら現在5000枚以上のセールスを記録。テレビ東京系『ゴッドタン』のエンディングテーマや、日本テレビ系音楽番組『バズリズム』のパワープレイも決まるなど、各媒体から好評価を受ける。43本に及ぶツアーでは『RUSH BALL☆R』などのイベントにも出演を果たし、新人ながらshibuya eggmanでのワンマンライブをソールドアウト。’16年8月には、地元である埼玉県越谷EASYGOINGSでのワンマンライブも即完売させる。同年9月に初のシングル『君が為に鐘は鳴る/さよならバイバイ』を破格の500円でリリース。タワーレコード限定ながらオリコンインディーズランキングで堂々の5位を記録した。TSUTAYA O-WESTでのワンマンライブも大成功させ、満を持してミニアルバム『ドラマチック』を’17年1月にリリース。ツアーファイナルは渋谷CLUB QUATTROでワンマンライブを実施し、600人近くを動員し大盛況に終える。『バズリズム』の“2017年バズるアーティスト”では8位に選ばれ、鹿児島KKB夏の高校野球イメージソングにも大抜擢。同年夏には『RUSH BALL 2017』『百万石音楽祭 2017』などの大型フェスにも出演。話題を欲しいままに同年11月1日に、フルシングルと銘打って『ステップ×ステップ』をリリース。2度目の渋谷 CLUB QUATTROワンマンへの挑戦や、MAN WITH A MISSION の沖縄ツアーファイナルにゲスト出演するなど、各地で動員を増やしながら、‘18年5月30日に待望の2ndフルアルバム『ビューティフルライフ』をリリース。初開催となる地元越谷でのサーキットイベント主催や、大阪・名古屋では初となるワンマンライブ、そして自身最大規模となる東京LIQUIDROOM でのワンマンライブ開催が決まり、’18 年もさらに大注目を浴びるロックバンドである。

Amelie オフィシャルサイト
http://www.amelie-web.com/

Live

リリースツアーがいよいよ開幕!
関西では初の大阪ワンマンも開催へ

 
『Amelie「ビューティフルライフ」
 Release Tour 2018』


-START SERIES-

【埼玉公演】
『Amelie 鐘フェス 2018
〜君が為に越谷で鳴らす〜』
Thank you, Sold Out!!
▼6月16日(土)越谷EASYGOINGS/
越谷ABBEY ROAD
[出演]Amelie/あいくれ/ank/KAKASHI/Cloque./the quiet room/KOTORI/Shout it Out/titilulu/Hump Back/ポタリ/POT/マカロニえんぴつ/MOSHIMO/リアクション ザ ブッタ/mick(弾き語り)

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード111-383
▼6月22日(金)19:00
アメリカ村 BEYOND
オールスタンディング3000円
GREENS■06(6882)1224

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【愛知公演】
▼6月24日(日)ell.SIZE


【神奈川公演】
▼7月10日(火)F.A.D YOKOHAMA
[共演]あいくれ/Slimcat/Bentham
【茨城公演】
▼7月14日(土)水戸ライトハウス
[共演]魔法少女になり隊/
リアクション ザ ブッタ/KAKASHI
【愛知公演】
▼7月26日(木)club KNOT
[共演]MAYSON's PARTY/九十九/
Kids Return/LASTGASP

Pick Up!!

【神戸公演】

チケット発売中 Pコード111-475
▼7月27日(金)18:30
神戸 太陽と虎
オールスタンディング2500円
[共演]Saucy Dog/他
神戸 太陽と虎■078(231)5540

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【京都公演】
▼7月28日(土)京都MOJO
[共演]WOMCADOLE/ippuku/他
【岡山公演】
▼7月29日(日)CRAZYMAMA 2nd room
[共演]alcott/Slimcat/他
【長野公演】
▼8月3日(金)長野ライブハウスJ
[共演]the quiet room/Clock End/他
【石川公演】
▼8月4日(土)金沢vanvanV4
[共演]the quiet room/他
【新潟公演】
▼8月5日(日)GOLDEN PIGS BLACK STAGE
[共演]the quiet room/KOTORI/
NORTHTED WORKS/他
【広島公演】
▼8月11日(土)広島Cave-Be
[共演]マカロニえんぴつ/
ドラマチックアラスカ/LOCAL CONNECT
【福岡公演】
▼8月12日(日)福岡Queblick
[共演]マカロニえんぴつ/他
【山口公演】
▼8月14日(火)周南LIVE rise
[共演]マカロニえんぴつ/Slimcat/他
【高知公演】
▼8月16日(木)高知X-Pt.
[共演]Slimcat/他
【香川公演】
▼8月17日(金)DIME
[共演]Slimcat/他
【宮城公演】
▼9月7日(金)仙台MACANA
[共演]有


-FINAL SERIES-

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード111-384
▼9月14日(金)19:00
OSAKA MUSE
オールスタンディング2800円
[ゲスト]有
GREENS■06(6882)1224

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チケット情報はこちら


【愛知公演】
▼9月16日(日)アポロベイス
[ゲスト]有

【東京公演】
チケット発売中 Pコード111-557
▼9月22日(土)18:00
LIQUIDROOM
スタンディング3000円
ディスクガレージ■050(5533)0888
※3歳以上はチケット必要。

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チケット情報はこちら

 

Column

「奇跡の日って作ろうと思って
作れるもんじゃないじゃないですか
だから本当に全力でやるしかない」
前作『ステップ×ステップ』を語る

Comment!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「どんな紆余曲折とか悲喜こもごもがあっても、“ビューティフルライフ”って自分の人生に言えちゃえば、結果的にはOKで。そんな開き直りとも言えるタフさと溢れるポップセンスを感じさせてくれたAmelieの最新作は、売れそうと思う曲が結構多かったな~。インタビュ―でも書いてますが、『愛と呼ぶ』はウェディング、『クルテク』は清涼飲料水のCMがすっげー目に浮かびます(笑)。面白かったのが、感情が動かされてmickの書いた曲が案外お茶の間対応で、作家的な素養がある直人(g)さんが書いた曲がAmelieのロックバンド感を担ってる。イメージと役割が案外違うそんなところにも、このバンドの懐の深さとポテンシャルを感じます。あと、『step!』(M-7)の冒頭にシングルに収録時にはなかったエンジン音を入れてたり、遊び心もふんだんに。それにしても、mickの願掛けにも似たラーメンの断ち発言をTwitterで見て即ラーメンが食べたくなった僕なんで(笑)、mickのつらさを切々と感じます…。初の大阪ワンマンはもちろん、LIQUIDROOMで4人にいい景色を見せてやってください! その価値はあると自信を持ってオススメしますよ」