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「やっぱりライブが一番楽しいし、バンドで生きてるのを感じる」
これぞSHE’Sのモットーたる『Now & Then』引っ提げ
いよいよ過去最大のリリースツアーワンマンシリーズに突入!
井上竜馬(vo&key)、広瀬臣吾(b)インタビュー&動画コメント

 昨年リリースされた3rdシングル『歓びの陽』は、全国ラジオ29局のパワープレイに選ばれ、彼らの地元大阪のFM802でも晴れてヘビーローテーションを獲得。大胆にエレクトロサウンドを導入した挑戦的な1曲で素晴らしい新境地を見せたかと思えば、続く4thシングル『The Everglow』ではこれぞSHE’Sな世界観をアップデートさせた壮大なピアノロックを聴かせるなど、ここにきてバンドの変化と核の両軸をフル稼働させた4人が、’19年に満を持して届けた3rdアルバムは、その名も『Now & Then』。“今とあのとき”というタイトルさながら、ソングライティングを担う井上竜馬(vo&key)の永遠の源泉である過去と、変わりゆく今を切り取った意欲作は、バンドの根源的な魅力と海外のシーンのトレンドを嗅ぎ取りながらそれに振り回されない絶妙なサウンドメイクを成立させている。リリースに際したライナーノーツでも、「常に変化を求めて⾳楽を作り続けている今のSHE'S と、昔から変わらないSHE'S の⼆⾯性をたっぷり味わえる楽曲達が揃った」(井上)と自負する彼らは、Saucy Dog、SIX LOUNGE、ストレイテナー、フレンズという世代を超えた4組との刺激的なリリースツアー対バン編を終え、いよいよ3⽉15⽇(⾦)北海道・ペニーレーン24より待望のワンマンシリーズをスタートさせる。SHE’Sの1つの様式美でありモットーとも言える『Now & Then』と過去最大のツアーについて、ワンマンシリーズを目前に控えた井上と広瀬(b)が語ってくれた。

 
 
そもそもSHE'Sを始めたのは、歌うことよりピアノを演奏することより
とにかく曲を作ることが好きだったから
 
 
――リリースタイミングのLINE LIVEも観ましたけど、5000人以上の人が観てくれる中で1曲も歌わず(笑)。
 
井上(vo&key)「ホンマですよ!(笑) あんなアホなことをするために、カメラとか技術さんが頑張ってくれて」
 
――そういうバンドの空気のよさもちゃんと音源にも表れていて、去年出した2枚のシングル『歓びの陽』(M-5)、『The Everglow』(M-1)もそうですけど、この1年はバンドの意識改革がすごくあったような感じがしますけど。
 
井上「去年はめちゃくちゃライブが多くて、多分SHE'S史上最多やったんですけど、作品においてはより縛りがなくなっていった1年で。それはやっぱり『歓びの陽』ができて、その後に『The Everglow』ができたからこそだと思うし、そこから“じゃあ3枚目のアルバムはどうしよう?”ってなったとき、“この2曲を収録するなら、後はもう何をしてもOKやん!”って思っちゃって(笑)。それまでは、“これはSHE'Sじゃないな”みたいに、自分の中のイメージ+お客さんの声をある程度意識ながら精査してたんですけど、そういうのを完全になしにして、とにかく自分が好きで表現したい曲を作っていこうと決めて、アルバムに向かっていた時期でしたね」
 
――大きなきっかけになったのが、やっぱりその2枚のシングルだったと?
 


井上「特に『The Everglow』で歌ってる内容が大きいのかなって。SHE'Sを続けていく上で、それこそさっき言ったようなイメージってすごい大事やと思うし、他の売れてるバンドを聴いてても、“すごい振り幅やな”って思うバンドってあんまりいない。だからこそ、それが必要な要素でもあるのかなってちょっと思ってたんです。“SHE’Sのこういうところが好き”って思う人がずっと好きでいられる状況というか。でも、そもそもSHE'Sを始めたのは、歌うことよりピアノを演奏することより、とにかく曲を作ることが好きだったからやし、その気持ちはやっぱり捻じ曲げたらあかんなって、『The Everglow』を書いて思えたんですよね。自分の中で答え合わせをしたような感覚でした」
 
――ただ、(広瀬)臣吾(b)くんなんかは、『歓びの陽』のタイミングでは、ちょっと異を唱えてよね?
 


広瀬「前作の『Wandering』('17)が特にバンド色の強いアルバムだった分、次のシングルでいきなりエレクトロなサウンドは、ちょっとやり過ぎかなと思ったりしたんですけど、プロデューサーも入っていいバランスで整えてくれたんで、納得のできる作品になりました。その流れで、今回のアルバムで『Clock』(M-4)みたいに結構大掛かりなサウンドもできたんで、結果的にはよかったなと」
 
――竜馬くんの変化によって曲も変わっていく様を端から見てどうでした?
 
広瀬「『歓びの陽』で竜馬と言うより全員のそういうタガが外れた感じはあって。+ライブも多かったから、楽屋とかでよく“こういう曲にしようと思ってる”みたいな会話もしてたんで、いいムードで制作できたのかなって」
 
――ライブが多くて制作スケジュールが取れない、じゃなくて、密にコミュニケーションが取れることがプラスに作用したと。以前から、“自分は好きだけどSHE'Sでやるべきか”みたいなことは散々言ってたから、リミットがなくなったのは大きな出来事ですよね。
 
井上「もう楽しくてしょうがなかったですね。今年はその気持ちがより強くなってるんで、維持したいですね、この感覚は。それまでは、“1つのバンドでやれる幅の限度ってどこまでなんやろう?”っていうのが常にあったんで。作っていくと主観でしか見られへんから分からなくもなってくるし。でも、そもそも音楽ってそうじゃないよな、曲を作るのが好きで、音楽=音を楽しむで、こんなに悩んでるのはちょっとアホらしいなと思ったのもあったし。結果、これで正解やったんちゃうかなと思いますね」
 
 
単純にいい音楽を作りたい気持ちでやっていくだけ
 
 
――あとは、『Stand By Me』(M-11)も今作において非常に大きな要素だったと。
 
井上「『Stand By Me』はアルバムを作るときに一番最初に書いた曲で、この曲で締めようというのはありました。何ならシングルにしたいって言ってたぐらいだったんですけど」
 
――この曲の端々には過去の作品タイトルが散りばめられていますが、アルバムの最後にこういう曲で感謝を述べたくなるのも、いろんな人と出会ってきたからこそで。
 
井上「これは『歓びの陽』を出してから書いた曲やし、そういう変化にもSHE'Sらしさを見出して、好きな人はちゃんと好きでいてくれるんやって…それってめちゃくちゃありがたいことで、そういうときの気持ちが如実にこの曲には出てるというか。『歓びの陽』は、賛否両論も覚悟の上で出したところもあったんですけど、SHE'Sを応援してくれてる人からの否定的な意見は思ったよりなかったし、実際ライブでやってみたら、自ずとバンド感が出ることに気付けたのも大きな収穫でしたね。それは外タレのライブを観に行っても思うことがあって、“音源はエレクトロでも、ライブだとめちゃバンドサウンドやん!”みたいな。そこに気付けたからこそ、『Clock』みたいな曲も書けたし」
 
――『Clock』のサウンドはそれこそ『歓びの陽』の進化版じゃないけど、より攻めていて。この曲はディレクターの推薦でYaffleさんがプロデュースしてくれて。
 
井上「プロデュースというよりは結構リミックスに近くて、自分たちで演奏して録った音を元に味付けしてもらった感じで、向こうに投げて返ってきたのがもう今の『Clock』に近い状態で」
 
広瀬「面白かったです。だって普通にコードも変えてきましたからね。ここまでのものになるとは思ってなかったから、期待をいい感じに裏切ってくれたなって」
 
井上「『Clock』は初めからこの完成形の音のイメージはあったんですけど、エレクトロな曲を作った経験がないから全然できなくて。電子ドラムのパターンとか効果音、あとはピアノとかその辺を使ってそれっぽくするだけで、完成形まで持っていくのは無理やなと思ったから頼んだし、ちょっとした音の配置とかもすごいなと思いましたね」
 
――あと、例えば、『Used To Be』(M-3)のパワーポップなこの音に、“河川敷で響く少年野球団の声”とかいう歌詞が乗ってくる。このサウンドにこの歌詞という、SHE'Sの1つの様式美が今作ではできた気がします。
 
井上「英語と日本語のバランスってホンマに難しいなと思うし、そこもやっぱり自己中めでいいよなと思ったのが今作で。内容は日本語の方が伝わるなと思うし、メロディとのハマりの気持ちよさでは英語で歌いたいなとも思う。『Set a Fire』(M-6)のサビとかは、試しに日本語でやってみたら“ダサっ!”てなったんで絶対に英語やなとか(笑)。別に、“日本人だから”って民族として音楽をやってるわけじゃないし、ただ音楽が好きで、こういう音楽をやりたくて作ってる。そういうどこまでもピュアな気持ちの方が届くと思うんですよね。世界中にいろんな音楽の在り方が、シーンがあって、その中で“日本人はどんな音楽を発信するのか?”って…“いやいや、別にそんな音楽ばっかりじゃなくてええやん!”みたいな(笑)。単純にいい音楽を作りたい気持ちでやっていくだけで。だからこそ、バンタン(=防弾少年団)とかはアジアからあれだけ世界に届いてるし」
 
――SHE'Sも台湾にライブをしに行ったり、肌で感じるものもあっただろうし。
 
井上「ありますね。僕らが洋楽を初めて好きになったときも、言葉の意味は分からないけどメロディが気持ちいいとか、そういうところやったから。その気持ちを忘れたらあかんなっていうのは改めて思いましたね。あと、今ならスカとかラテン、サーフな感じも全然できると思うし、SHE'Sを始めたときのあの暗い雰囲気から、ホンマにジワジワここまで広がってきた感覚なんですよね。『閃光ライオット2012』のタイミングで日本語の曲を書き始めて、そこから内省的な、自分のことばっかりの曲から、どんどん外向きになっていったのがメジャーデビューまでのミニアルバム3作で。例えば、1stシングル『Morning Glow』('16)のカップリングとかは、最初は作りたかったからとりあえず作って、“いつか使える日があったら入れよう”ぐらいの気持ちやったけど、“いや、今のSHE’Sならいけるな”と思って踏み出して入れたので。その幅が単純にどんどん広がっていってるんですよね」
 


――『Dance With Me』(M-2)なんかは顕著で、ここまでポップに突き抜けるところまで来た。この曲ではSMAPを意識した、みたいなことも言ってましたけど(笑)。
 
井上「最初にだいぶ明るめのトラックを作ったんですけど、ただハッピーな曲にはしたくないのがあったし、ちゃんと言いたいこともあったから、歌詞は風刺も含めて結構強めに書いてたんですよ。そこでディレクターに、“言いたいことは分かるけど、SMAPぐらい肩の力を抜いた感じで書けない?”って言われて、確かにその方が伝わっていいかもなって。あと、この曲にはバイオリンとかトランペットとか上モノがいっぱいいて、それぞれがメロディを弾いちゃうのはどうなんだろうと思ってたんですけど、アレンジではそれを1回置いといて何を一番聴かせたいかを考えて、“じゃあ今回はブラスを主役にしよう”みたいな感じで作っていけたのは楽しかったですね」
 
――洋楽のリズムとJ-POPのメロディのおいしいところがいい感じに成り立ってる、すごくいいバランスの曲ですよね。『月は美しく(Album ver.)』(M-9)は、『The Everglow』のカップリングから尺や構成、歌詞から歌い方まで変えてるとのことで、アルバムバージョンと言ってもだいたいミックスが変わるぐらいのことが多い中、ここまでしっかり差があるなら、逆にシングルを買う理由にもなるなと(笑)。
 
井上「そうですね(笑)。あんまり変わってなかったら、“曲が足りなくて入れたのかな?”みたいに思われそうでイヤなのもあったんですよ。あと、“この曲大好きです!”っていう声も多かった曲なんで、せっかく入れるならガッツリ変えたいなと。元々シングルに入れるタイミングでも、どっちのバージョンにするか悩んだぐらいだったんで」
 
 
観たことのないSHE'Sが観られるようにしたい
 
 
――1stアルバムの『プルーストと花束』で過去と向き合い、2ndの『Wandering』では放浪する=いろんな音楽に挑戦して。今回の『Now & Then』では、過去と決別したけど、あの頃と変わらない気持ちもあるという、まさに『The Everglow』に込められた想いから派生したテーマで。それがやっぱりSHE'Sの基本精神というか。
 
井上「そうなんですよ、結局」
 
広瀬「確かに『Now & Then』の“今とあのとき”は、時間だけじゃなくて“マインド”やな」
 
井上「マインドやから抜け出せへんのやなと思う。『プルーストと花束』で向き合って、さよならしようと思ったのに、結局そういうことなんやと思って、『The Everglow』ができたし(笑)。でも、その向き合い方という面でしっかり形は変えようと。あの頃は、あのアルバムは過去しか見てないけど、今回は違うから。『Wandering』はその分、今にフォーカスしてたし、3枚目の『Now & Then』はその両方を取ったアルバムになったのかなって」
 
――さっきも言いましたけど、SHE’Sの1つの様式美、フォーマットができたような気がします。『Now & Then』は、SHE'Sのモットーでありマニフェスト。
 
広瀬「どんどん使えるワードが出てくる(笑)。その発想、もっと早くもらいたかったなぁ(笑)」
 
井上「『Now & Then』やし『Light & Shadow』やし『Move & Stop』やし…これぐらいかな?(笑) “対比”というのをSHE’Sはすごく大事にしてるんやと思います」
 
――生きていけばどんどん過去が増えていく=あの頃が増えていく=書けることも増えていくだろうし、それが大事な思い出ならなおさらで。今作が出来上がったときは今までのアルバムとは違う感覚はありました?
 
井上「アルバムの曲順を決めて、頭から最後まで聴いたとき、何だか恥ずかしくなりました(笑)。やっぱりすごいパーソナルなことも歌ってるし、ジャケットも自分やし、手書きで文字も書いてるし、すごく井上竜馬な作品ができてしまった。それだけ自分が主導権を握って作ったアルバムやから、必然的にそうなるのは当たり前なのかなとも思えたし。その分、やっぱり濃度の濃い、面白いアルバムになったなと思いました」
 
広瀬「僕は最新作がやっぱり一番いい音で録れてるなと感じてて。メジャーデビューしてからレコーディングしてもらってる方は変わってなかったりするんで、これだけ音がよくなってきてるのは、全員が成長できてて、楽器を鳴らすことに対しても大人になれてきてるのかなぁって。だから、僕たちのことをずっと知ってくれてる人も、“名前は聞いたことあるよ”とか、“この曲だけは知ってる”みたいな人も、ストリーミングであれ何であれ、このアルバムを1回聴いてみてほしいなと。そうじゃないと始まらないですから!」
 
井上「『Dance With Me』のMVが先に走ってた分、“はい、ポップな曲来た!”って思うのが普通やし、“SHE’Sは今こういうモードなんや”ってふわっと予想して、“この感じはちょっと違うかな”とか思う人もいるかもしれないですけど、アルバムにはホンマにいろんな魅力が詰まってるし、1曲だけじゃ絶対に判断できないぐらい濃いんで、全曲聴いてみてほしいですね。もう全曲1サビまででもいい、1サビまで聴いて好きにならなかったら謝る!(笑)」
 
――アハハ!(笑) ツアーも過去最大規模ということで、去年あれだけライブをやってきて、感覚も変化しました?
 
井上「絶対に変化してると思います。より目の前の人たちを意識するようになってきてるし、どれだけクオリティを高く、所作だったりも含めて伝わるものを観せられるのか。やっぱりライブって“聴きに来てる”というよりも“観に来てる”って言うぐらい視覚も問われることやから。会場が大きくなればなるほど、自分たちがどれだけ会場の奥まで意識できるかは、お客さんの楽しさにも関わってくると思うので、距離を感じさせないライブをしたいなと思います」
 
――ツアーのセミファイナルは地元大阪公演、なんばHatchです。

広瀬「去年ツアーを何本かやって、やっぱりライブが一番楽しいし、バンドで生きてるのを感じるんで。自信のあるアルバムができたけど、まだ別にここで止まるわけではないので、常に期待しておいてほしいですね」
 
井上「なんばHatchでのワンマンは2回目で、リベンジです。売り切りたいですね。どんどん自由度は高くなってると思うし、観たことのないSHE'Sが観られるようにしたいなと思います!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史
 




(2019年3月14日更新)


Check

Movie

東京に染まっちまったのか!?(笑)
SHE'Sからの動画コメント!

Release

より自由に、大胆に音楽を楽しむ
これぞSHE'Sの新たな基準点!

Album
『Now & Then』
【初回限定盤DVD付】
発売中 3500円(税別)
ユニバーサル
TYCT-69138

<収録曲>
01. The Everglow
02. Dance With Me
03. Used To Be
04. Clock
05. 歓びの陽
06. Set a Fire
07. ミッドナイトワゴン
08. Upside Down
09. 月は美しく(Album ver.)
10. Sweet Sweet Magic
11. Stand By Me

<DVD収録内容>
01. 『SHE’S Autumn Tour 2018 “The One”』Tour Documentary
Live at Shibuya Club Quattro 2018.11.29
歓びの陽/Monologue/月は美しく/The Everglow/C.K.C.S./Over You/遠くまで/Curtain Call
02. “The One” Tour Documentary with Extra Shots

【通常盤】
発売中 2800円(税別)
ユニバーサル
TYCT-60134

<収録曲>
同上

Profile

シーズ…写真左より、木村雅人(ds)、広瀬臣吾(b)、井上竜馬(vo&key)、服部栞汰(g)。全作品のソングライティングを担う井上が奏でるピアノをセンターに据え、エモーショナルなロックサウンドから心をわし掴みする珠玉のバラードまで、壮大かつ圧倒的な存在感を放つ、メンバー全員大阪出身、’92年生まれの次世代ピアノロックバンド。『閃光ライオット2012』のファイナリストを契機にその高い音楽性が一気に注目を集め、以降3年間でミニアルバム3作品をリリースし、'16年6月にシングル『Morning Glow』でメジャーデビュー。最新作は、’19年2月6日リリースの3rdアルバム『Now & Then』。現在は、バンド史上最⼤キャパのZepp Tokyoを含む全国14ヵ所を巡るリリースツアー『SHE'S Tour 2019 “Now & Then”』を開催中。

SHE'S オフィシャルサイト
http://she-s.info/

Live

リリースツアー対バン編を経て
いよいよワンマンシリーズがスタート

 
『SHE'S Tour 2019 “Now & Then”』

【福島公演】
▼2⽉16⽇(⼟)Hip Shot Japan
[ゲスト]フレンズ
【京都公演】
Thank you, Sold Out!!
▼2月23日(土)KYOTO MUSE
[ゲスト]SIX LOUNGE
【香川公演】
Thank you, Sold Out!!
▼2⽉24⽇(⽇)DIME
[ゲスト]Saucy Dog
【静岡公演】
Thank you, Sold Out!!
▼3⽉1⽇(⾦)浜松 Live House 窓枠
[ゲスト]ストレイテナー


【北海道公演】
▼3⽉15⽇(⾦)ペニーレーン24
【宮城公演】
▼3⽉17⽇(⽇)仙台Rensa
【岡山公演】
▼3⽉20⽇(⽔)YEBISU YA PRO
【福岡公演】
▼3⽉21⽇(木・祝)DRUM LOGOS
【広島公演】
▼3⽉23⽇(⼟)広島クラブクアトロ
【愛知公演】
▼3⽉24⽇(⽇)ダイアモンドホール
【長野公演】
Thank you, Sold Out!!
▼4月6⽇(⼟)松本ALECX
【石川公演】
▼4⽉7⽇(⽇)⾦沢EIGHT HALL
 

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード131-958
▼4月13日(土)18:00
なんばHatch
1Fスタンディング3500円
2F指定席4000円
サウンドクリエーター■06(6357)4400
※未就学児童は入場不可。小学生以上は有料。客席を含む会場の映像・写真が公開されることがあります。予めご了承ください。

チケット情報はこちら


【東京公演】
▼4⽉20⽇(⼟)Zepp Tokyo


Column1

「もう全員の人生を勝手に
 背負ってやろうと思いました」
意地も覚悟も1つずつ音楽に変えて
ストリングスを従え初ホールツアー
真っ只中のSHE'Sが語る
『Awakening』インタビュー

Column2

「今は想い1つで変わっていける
 ような気がしてる」
フラッシュバックするあの頃が作る
今の自分と音楽という道しるべ
『プルーストと花束』インタビュー

Column3

『大阪の北側から。』しか
歌えない想いがある――
ラックライフを筆頭に、大阪は北摂
を代表するアーティストが集結!
前代未聞のオムニバスCDについて
若き8組が溢れる想いを
ぶっちゃける合同インタビュー!!

Recommend!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「ミニアルバム『Awakening』('17)以来と、ちょっとご無沙汰だったSHE’Sの取材。その間にも着実に勢力を拡大し続けていた彼らですが、今作に収録されている『歓びの陽』はやはりハイライトだったなと。超イケてます。この曲は英詞で始まるのでより外タレっぽいけど、サビのメロディで日本人っぽさが出たり、全体的に本当にいいブレンド感で、アルバム3枚を費やしてSHE’Sの核たる“焙煎”がいよいよ定まってきた気がします。最近では、実際に海外に打って出るバンドも増え、サブスクだのSNSだの価値観は入り乱れ、アーティストの発言も何かと求められ、時に炎上する世の中。でも、インタビュー中に竜馬くんが放った、“単純にいい音楽を作りたい気持ちでやっていくだけ”っていう言葉にハッとしたというか。音楽を聴くには、表現するにはいろんな手段があるけど、そもそも音楽ってもっと単純に胸躍ったりワクワクしなかったっけ? そんなことを今回のインタビューと『Now & Then』にふと思い出させてもらった気がします。もっと音楽って普通に楽しいよな。より自由に音楽を奏でる4人に、これから始まるワンマンシリーズでぜひ出会ってください!」