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「音楽に向ける情熱において、僕が絶対に負けないのは当たり前」
音楽に捧げた人生を更新し続ける山中さわお(vo&g)が語る
復活『フリクリ』、狂乱のアメリカ、the pillowsの覚悟と幸福論
『REBROADCAST』インタビュー&動画コメント

 『新世紀エヴァンゲリオン』等を手掛けたガイナックス製作のアニメ『フリクリ』(‘00~’01)の挿入歌とテーマ曲の大半を担当したのをきっかけに、当時、海外進出を果たしたthe pillows。この秋に劇場公開された17年ぶりの続編『フリクリ オルタナ』『フリクリ プログレ』に伴う7年ぶりのアメリカツアー、同作の主題歌やセルフカバー曲を収録したサウンドトラック『FooL on CooL generation』のリリースと、’19年の結成30周年を前に精力的に活動を続けるthe pillowsから、今年もニューアルバム『REBROADCAST』が届いた。22枚目のオリジナルアルバムとなる今作には、キャリアを重ねた今だからこそ焦がれる“あの頃”と同時に、“再放送”のない一度きりの人生を歩む強烈な覚悟が刻まれている。5ヵ月に及ぶリリースツアーをついにスタートさせた、バンドのソングライターでありフロントマンの山中さわお(vo&g)が、「なりたい自分になってしまった」今の心境と、だからこそ生まれた新作についてはもちろん、ロックバンドの幸福論、社会への憂いと痛烈なメッセージ、そして、武骨なまでに音楽に人生を捧げた生き様を語るインタビュー。「そういうふうに活動してきたバンドだから、『フリクリ』みたいにラッキーな話も音楽の神様が与えてくれてるのかな」と笑った山中さわおの歌が、the pillowsの音楽が、響かないわけがない――。

 
 
 “ロックバンドの幸せ”の案配には、だいぶ前に気付いた
 
 
――前作『NOOK IN THE BRAIN』(’17)のインタビュー時から、『フリクリ』が久々に公開されることが見えていて、過去の曲を聴き直して当時のオルタナモードが復活したみたいな話もありましたけど、今作はどういう流れで?
 
「サウンド面においてはそのオルタナモードのままにっていう感じでしたけど、歌詞に関してはタイトル曲の『Rebroadcast』(M-1)=“再放送”ができたことにより、確信犯的に自分が気に入ってる過去のワードや手法をもう一度使ってみたり、そういうトリックを織り交ぜる“遊び”ができるなぁと気付いて、そっちに曲を寄せていったのはありましたね。僕は基本的にメロディを先に作ってそこに合う言葉をハメてくので、何か気に入った言葉がひと言ふた言乗ると、そこからストーリーが展開していく。キャリアが若い人よりは昔を懐かしむような感情も芽生えるものなので、書いていくうちに自然とそういう曲に育っていった感覚でしたね」
 
――“昔を懐かしむ”って、ポジティブなイメージだけではないですが、今作におけるそれはまた違いますよね?
 
「そうですね。僕の中ではネガティブとかポジティブではなくて、そういう感情が芽生えたことを隠す必要はないという考え方で。嘘で塗り固められたポジティブソングみたいなものを歌わなきゃいけない風潮はちょっとよく分からないし、もう50代のバンドが“あの頃は懐かしいね”と思うのって、すごく自然なことだと思うんですよね。若いときの僕がイキって“そうなっちゃったらおしまいだ”ってもし過去に言ってたとしてもね(笑)。ただ、僕が昔を懐かしむ発言を躊躇なくできるのは、それを落ちぶれたときに言ってるわけじゃないからだと思います。もちろん、自分たちでも“黄金期”と呼んでいる『Please Mr. Lostman』(‘97)『LITTLE BUSTERS』(‘98)『RUNNERS HIGH』(‘99)『HAPPY BIVOUAC』(‘99)とかあの辺りは、“the pillowsらしさ”を初めて見つけて、扉がどんどん開いていった感覚があるんです。でも正直、今の方が動員はあるんですよ」
 
――え! そうなんですね。
 
「結成15周年で出した最初のトリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』(‘04)に、Mr.ChildrenやBUMP OF CHICKEN、GLAYのJIROくんやELLEGARDENとか素晴らしい方々に参加していただいたときでさえ、キャパ1700とかのSHIBUYA-AX(‘14年に閉館)が当時やれる一番大きい会場だったんで。今はもう毎年(キャパ2700の)Zepp Tokyoでやってますからね。アメリカでも当時より今の方が状況がいいし、そんな中での『REBROADCAST』だっていうことは知っておいてもらいたいなって」
 
――それこそ今年は7年ぶりの海外ツアーもありましたけど、初回限定盤DVDに収録されている『LOSTMAN IN NEW YORK (MONO ME YOU SUN TOUR)』のダイジェストを観るだけでも、むちゃくちゃアガりましたよ。
 


「昔は2年に1回ぐらい行ってたんですけど、今回は7年空いたので、アメリカのファンの熱が溜まってたんでしょうね。ただ、僕らはこのツアーでアメリカは8度目だったんで、言い方が難しいけど、向こうで人気があることにちょっと慣れてきたところが(笑)。1回目は何にも知らないで行って、本当にビックリしたので! 当時は、先にアメリカツアーをやっていたnoodlesに連れて行ってもらったんですけど、チケットが売り切れてて、共演する現地のバンドが人気あるんだろうな~って思ってたら、実はthe pillowsファンだったという。そのときは本当に、“自分の人生にこういうことが起きるなんて”と思いましたよ。ただね、アメリカに関しては半分、宝くじが当たったみたいな感覚なので。宝くじが当たった喜びと、汗水たらして努力を積み重ねて得たものって違うじゃないですか。どこかでラッキーだなと思ってて、でも同時に、“いや、これはthe pillowsだからこそ成し遂げたんだ”とも思ってる感じですね」
 
――’12~’13年の活休休止時のドン底の気持ちから考えると、本当にここまで続けてよかったなと思いますね。
 
「ただ、そういうドン底のときに生まれた曲がすごくエネルギーを持っちゃったりもするので(笑)。あの頃に作った曲は今でも歌いたいものがいっぱいあって…面白いもんだなって。あと、昔の曲の中には若者の特権みたいな曲もいっぱいあるので、なりたい自分になってしまった僕は、当時のような曲をファンタジーでは書けますけど、ドキュメンタリーで書くのはもう無理なので。その時代ならではの、若者ならではの歌を、ふさわしいタイミングで残すことができたのは、自分たちの宝物ですね」
 
――“なりたい自分にはなれなかったけど”っていうのはインタビューでもよく話すことですけど、“なりたい自分になってしまった”っていうのはなかなかないなと思いました。
 
「みんなもっと高望みしてる感じなの?(笑) もちろん、若いときは一般的な大ヒット曲とか、スターになりたい憧れみたいなものもあったけど、意外と僕は冷静に自分のことを見られるタイプなので、好きな人間よりも嫌いな人間の方が多い僕のような人間には無理だなと(笑)。もうちょっと鈍感力がないとスターになったら心が壊れてしまうだろうなと思うので。あとね、僕は“言わなきゃいいのに”っていうことを言いたい人間なので(笑)。とにかく、やりたくないことは絶対にやらないし、やりたいことは絶対にやる。今はそういうシンプルな気持ちで、“ロックバンドの幸せ”の案配には、だいぶ前に気付いた感じですかね」
 
 
SNSに生活の比重をどっぷり置いてる人間と
そうではなかった昭和の僕らのような人間は、距離感がいろいろ違う
 
 
――『フリクリ』のサウンドトラック『FooL on CooL generation』では当時の曲の再録もしていますね。
 
「まず、『フリクリ』の続編は望んでできることではないし、なかなか新しい出会いが起きにくいキャリアに差し掛かってるバンドだと思うんで、そういうお話をいただけて僕らは幸せなバンドだなと。ただね、過去の曲に関してはほとんど録り直したいんですよ(笑)。それは当時の自分たちの未熟さもあって、頭で鳴ってる理想に技術的に近付けることができないけど、締切も予算もある中で、これも1つの正解だと思ってとりあえず前に進んでたので。なので、そういう曲は録り直してとても楽しかったです。逆に、当時なりに気に入ってる曲を録り直すのは難しかったですね。だから、単純に“今ライブでやるならこうだよね”っていうテンションで、それをそのまま録音しようと」
 


――サントラに収録されている『Spiky Seeds』と『Star overhead』の新曲2曲に関しては、今のthe pillowsも面白いということをアメリカのファンにも分かってもらいたい気持ちで作ったということですが、その波動は『REBROADCAST』にも跳ね返ってきました?
 
「きたと思います。僕は基本的に無作為にどんどん曲を書いてるので、自己分析をあんまりしないまま制作に取り掛かるんで、『フリクリ』のサウンドトラックや、『REBROADCAST』に入ってない曲もたくさん書いてるんです。リリースすると毎回こうやっていろんな方にインタビューされるので、聞かれたことに対して真剣に考えて答えてるうちに頭が整理されていくというか…“言われてみれば確かにそうだったな”って自己分析ができてくるんです。そう思うと、『フリクリ』のサウンドトラックに引っ張られて、黄金期のthe pillowsのサウンドが似合う曲を作っていったんだろうなと、作ってる最中ではなく、このプロモーション中に気付いた感じですね(笑)」
 
――そんな今作のリード曲の『ニンゲンドモ』(M-3)はトーキングブルースさながらまくし立てる曲ですけど、前作における『Hang a vulture!』(‘17)同様、これまでは避けてきたという社会への憂いとかモヤモヤみたいなものに対するメッセージを感じます。
 


「そうですね。『Hang a vulture!』は具体的にある政治家をちょっといじってやろうみたいなノリでしたけど、『ニンゲンドモ』は僕がこの目で目にしてきたこと、耳で聞いてきた“人間ウォッチング”のような感じで。この曲は本当に稀なんですけど歌詞から先に書いて、それとは別に考えたギターリフをどう乗せていくかというところで、こういうポエトリーリーディングみたいなスタイルになったという」
 
――なるほど、だからこういう構造だったんですね。
 
「僕の一番の憧れのスター、佐野元春さんもこういうスタイルが得意じゃないですか。長い間、憧れてきたけど、意外と真似してこなかったんだなと思いましたね。おそらくボブ・ディランを通ってる人もこういう感じのことをよくやるんですけど、僕は当時サイモン&ガーファンクル派だったんでね(笑)。ただ、みんながメッセージ性が強いと思ってるような曲でも、メロディとリズムの制約がある中でモノを伝えなきゃいけないので、実は音楽的に歌詞をシェイプしてフィットさせてきたんですけど、この曲は本当にストレートに、もうこれしかないという伝え方をすることが目的だったので、ちょっと珍しい曲になりましたね」
 
――今の時代の、“こんなにいろいろ息苦しかったっけ? 何でみんなギスギスしてるんだろう?”みたいなムードだったり…社会もいろいろ変わりつつありますよね。
 
「東京に関して言うと、僕の住んでる街なんかはめちゃくちゃ外国人が多くなったし、あとは僕の10代にはインターネットがなかったので、人とのコミュニケーションの種類がやっぱり変わってきたんだなと。SNSに生活の比重をどっぷり置いてる人間と、そうではなかった昭和の僕らのような人間は、距離感がいろいろ違うと思うんですよね。最近は、“悪気はないけどヘンな人”の存在を日々感じていて。僕らの世代は不良は不良、真面目は真面目ってもっとハッキリとセパレートされてたけど、今は全然アウトローじゃないのに、こんな些細なエチケットとかマナーを守らないんだとか…何か言いたくなる機会が多くなっちゃってると思いますね」
 
――懐かしむと言えども、こういうメッセージを聴くとまさに今の歌だなと思いますね。
 
 
自分の人生で一番大切なのは音楽だと分かってるので
 
 
――あと、『ぼくのともだち』(M-4)は親友の岩田晃次(HERMIT、ex. チューインガム・ウィークエンド)さんに捧げた曲だそうですね。
 
「中学校1年生で同じクラスになって、2人ともロックが大好きになって。一緒に組む架空のバンド名を考えたり、ギターを持って向かい合って、“じゃあ今度は俺がソロを弾くからバッキング弾いてよ”みたいな」
 
――まさに青春ですね。
 
「そうですね。東京に来る前、僕は札幌でコインロッカー・ベイビーズっていうバンドをやってて、あいつは元々ベーシストじゃなかったんだけど、“メンバーがいないからベースを弾いてくれ”って頼んで一緒にバンドもやってたんです。東京に来たら来たで、同じアパートに住んで…まぁずっと親友。ただ、いつも体調が悪いヤツで、音楽をあんまり発表しなくなってしまって。数ヵ月前も、“新曲とか作ってないの? またうちのDELICIOUS LABELから出すから作ってよ、俺が聴きたいから”って連絡したんですけど…。また昔みたいに彼の心の窓が開いて、外の世界に気持ちを向けてくれないかなぁと思って書いたんですよね」
 
――そう考えると、人生を重ねてきたからこそ思うことであり、書けた曲でもありますね。さわおさんの音楽に対する気持ちが途切れず、音楽を好きでい続けられるのは何なんでしょう?
 
「もちろん、ただ単に向いてるのが一番大きいとは思いますけど、さっきも言ったように意外と冷静に自分を見ていて、自分の人生で一番大切なのは音楽だと分かってるので、そういうふうに自分を追い込んでるんですよ。だから、結婚したり子供を作ったりもしないですし、いまだにパソコンも持ってないんですけど」
 
――たいていのミュージシャンはMacでデモを作ったりしてるのに。
 
「例えば、カフェなんかに入って飲み物が来るまで、僕以外のお客さんは100%スマホを見てるんです。僕は時間があったらとにかく音楽を聴くし、今はどこでもWi-Fiが飛んでますけど、10年前とかだとツアー中のホテルでネットがつながるかどうかをメンバーはすごい気にしたり。そんなに面白くて時間を潰せるものだったら、絶対に手に入れてはいけないと思ったんですよ。だから、僕はミニギターをホテルの部屋に持ち込んで、ツアー中も曲を書くようにしてるんです。誘惑に負けるタイプだと自分で分かってるからこそ、誘惑が生まれないようにしてるんです。だから、音楽に向ける情熱において、僕がそういうヤツらに絶対に負けないのは当たり前だと思います」
 
――自分の嗅覚がそこまで“自分は音楽なんだ!”って言ってるんですね。
 
「僕には僕なりの生き方があるし、みんなの思う一般的な幸せになる必要はないと思ってるので。まぁメンバーはソングライターじゃないんでいいんですけど、何か他人事のように、“山中は大変だな、あんな生き方して”っていう感じじゃないですかね?(笑) それも役割分担だから、別にいいんだけど」
 
――めっちゃストイックですね。
 
「そうじゃなきゃ、と思いますよ。そういうふうに活動してきたバンドだから、『フリクリ』みたいにラッキーな話も音楽の神様が与えてくれてるのかなって」
 
――the pillowsみたいな生き方って1つの理想形で、シーンに媚びずにいい曲を書いて、いいライブをして、海外でも活動できて、メシが食える。大きくなるために不本意な十字架を何本も背負って生きていくバンドもいますけど、the pillowsにはこういう骨格というか、覚悟がやっぱりあったんですね。
 
「だからもし、僕を羨ましがるミュージシャンがいたら、結婚して子供もいて僕の知らない幸せを味わってるんだから、“どっちもなんて欲張るのは無理だよ”と言いたいね(笑)。僕は一般的な幸せはもう捨ててるから、それをやってから言ってくれよっていう感じではありますね」
 
 
もちろん人生に再放送はないので
 
 
――今作の最後には『Before going to bed』(M-10)という英詞の曲が収録されていますが、自伝的な内容を日本語で歌うのが照れくさいのかと思ったら、サウンド的な理由も大きかったみたいですね。
 
「基本的には曲を作ったときに、これは英詞が似合う、こっちは日本語だなって感覚的に判断がつくので。今回のアルバムですごく気に入ってるのは、一番最後の曲は少年時代の僕、東京に来てthe pillowsを始めたばかりのまだうまくいってない僕らから、バンド人生としては幸せな今、いろいろと僕らに優しくしてくれた人たちへの感謝の気持ち…ファンタジーで“再放送”と歌ってはいるけども、もちろん人生に再放送はないので、“人生は一度きりなんだ”というドキュメンタリーで締め括れたのが、コンセプト的にはとても綺麗にできたなと思ってます」
 
――音もドキュメンタリーというか生々しくて、まるでスタジオライブのようですね。アウトロの感じとか、今そこでやってるような臨場感もすごいなと。
 
「昔のカセットテープのラジカセで録音して、リミットオーバーしたレッドゾーンのナチュラルコンプだとこういう世界観はあるけど、現在の録り方だと逆にすごく工夫しないとこうはならない。実はめちゃめちゃ工夫してこうなってるんです。アウトロは、デモレコーディングのときにフェードアウトのつもりで弾いてたのに、エンジニアと意思疎通がうまくいってなかったみたいで、そのままフェードアウトしない状態でその日の音源を渡されて。家で聴いてみたら、“このマヌケな終わり方、ちょっとカッコいいな”と思って(笑)。だから本番でも、フェードアウトっぽく弾くけどフェードアウトしないのをメンバーに伝えて、尺も決めずに誰か1人が演奏を止めたらそこから順々に止めていって、みたいな感じで録りましたね」
 
――そして、年をまたいだリリースツアーもいよいよ始まりましたね。
 
「『Spiky Seeds』と『Star overhead』はアメリカツアーでは毎回やってたんですけど日本ではほとんどやってないので、その新曲2曲と『REBROADCAST』を軸に回ろうかなという感じですね。あとはまぁ、メンバーはお酒の呑み過ぎに注意してくださいねっていうところです(笑)。ただ、僕も人間ドックに久々に行ったら、もういろんな臓器が山ほどアウトだったんですけど、肝臓の数値に関しては周りにクズ野郎が多過ぎて、僕なんかは全然ペーペーなんで(笑)。だから、また間違ったポジティブシンキングで、“きっと医者が言う平均値の設定が厳し過ぎるんだ、そんな完璧な大人はいないよ!”みたいな(笑)。まぁ現実逃避ですね。逃避しながら、頑張って回りますよ!(笑)」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2018年11月27日更新)


Check

Movie Comment

関西バンドマンのトークに感心(笑)
山中さわお(vo&g)からの動画コメント

Release

オルタナモードで最強を継続!
22枚目のオリジナルアルバム

Album
『REBROADCAST』
【初回限定盤DVD付】
発売中 3500円(税別)
DELICIOUS LABEL
QECD-90008(BUMP-078)
【通常盤】
発売中 3000円(税別)
QECD-10008(BUMP-079)

<収録曲>
01. Rebroadcast
02. Binary Star
03. ニンゲンドモ
04. ぼくのともだち
05. 箱庭のアクト
06. 眩しい闇のメロディー
07. Bye Bye Me
08. Starry fandango
09. BOON BOON ROCK
10. Before going to bed

<DVD収録内容>
・LOSTMAN IN NEW YORK
 [MONO ME YOU SUN TOUR]
・ニンゲンドモ [MUSIC VIDEO]

Profile

ピロウズ…写真左より、真鍋吉明(g)、山中さわお(vo&g)、佐藤シンイチロウ(ds)。’89年9月結成。’91年、シングル『雨にうたえば』でデビュー。’92年、初代メンバーである上田ケンジ(b)が脱退。’04年には結成15周年を記念し11組のアーティストの参加により実現したトリビュートアルバム『シンクロナイズド・ロッカーズ』を発表。’05年には海外での活動を本格的に始動させ、’09年の結成20周年記念日となる9月16日には、初の日本武道館ライブも大成功に収めた。’12年、『TRIAL TOUR』終了後、バンドのメンテナンス&リハビリのため活動休止。翌’13年8月の再始動後は勢力的な活動を展開し、’14年2月には結成25周年を記念したトリビュートアルバム『ROCK AND SYMPATHY』を発表、10月には2年9ヵ月ぶりとなるオリジナルアルバム『ムーンダスト』をリリース。以降もコンスタントにリリースとライブを重ね、’18年9月19日には22thアルバム『REBROADCAST』を発表。’19年9月には結成30周年迎える。

the pillows オフィシャルサイト
http://pillows.jp/

Live

ツアーに加え年末はレディクレも
2月以降の公演は12/16(日)発売!

 
『REBROADCAST TOUR』

【長野公演】
▼11月23日(金・祝)長野CLUB JUNK BOX
【東京公演】
▼11月25日(日)渋谷CLUB QUATTRO

【愛知公演】
Thank you, Sold Out!!
▼11月30日(金)名古屋クラブクアトロ

Pick Up!!

【大阪公演】

Thank you, Sold Out!!
▼12月2日(日)18:00
BIGCAT
オールスタンディング4320円
夢番地■06(6341)3525
※未就学児童は入場不可。

【茨城公演】
Thank you, Sold Out!!
▼12月8日(土)水戸ライトハウス
【群馬公演】
Thank you, Sold Out!!
▼12月23日(日)高崎 club FLEEZ
 

Pick Up!!

【大阪公演】

『FM802 ROCK FESTIVAL
 RADIO CRAZY』
▼12月28日(金)11:00
インテックス大阪
1dayチケット8800円
(オールスタンディング)
[出演]ASIAN KUNG-FU GENERATION/阿部真央/androp/ウルフルズ/THE ORAL CIGARETTES/KANA-BOON/キュウソネコカミ/CRAZY MAN CLUB BAND/GLIM SPANKY/go!go!vanillas/Saucy Dog/サンボマスター/SHE'S/スガシカオ/ストレイテナー/SUPER BEAVER/TOTALFAT/Nulbarich/never young beach/The Birthday/THE BACK HORN/パノラマパナマタウン/the pillows/BIGMAMA/フレデリック/Yogee New Waves/他
FM802 RADIO CRAZY公演事務局■06(7732)8787
※6歳未満は入場無料。出演アーティストは変更になる場合があります。その際の変更・キャンセルに伴う払戻しはできません。公演に関する詳細は、公式サイト(http://radiocrazy.fm/)にてご確認ください。

~11/28(水)23:59まで先行抽選受付中!
チケット情報はこちら


【東京公演】
Thank you, Sold Out!!
▼1月20日(日)マイナビBLITZ赤坂
【石川公演】
▼1月25日(金)金沢EIGHT HALL
【新潟公演】
▼1月27日(日NIIGATA LOTS
【静岡公演】
▼2月1日(金)Live House 浜松 窓枠
【岡山公演】
▼2月3日(日)YEBISU YA PRO
【徳島公演】
▼2月5日(火)club GRINDHOUSE
【愛媛公演】
▼2月7日(木)松山サロンキティ
【島根公演】
▼2月9日(土)松江canova
【広島公演】
▼2月11日(月・祝)広島クラブクアトロ
【鹿児島公演】
▼2月13日(水)鹿児島SRホール
【沖縄公演】
▼2月15日(金)桜坂セントラル
【福岡公演】
▼2月17日(日)DRUM LOGOS
【栃木公演】
▼2月22日(金)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
【宮城公演】
▼2月24日(日)仙台Rensa
【岩手公演】
▼2月26日(火)Club Change WAVE
【青森公演】
▼2月28日(木)Quarter
【北海道公演】
▼3月2日(土)CASINO DRIVE
▼3月3日(日)ペニーレーン24
【愛知公演】
▼3月8日(金)ダイアモンドホール

Pick Up!!

【大阪公演】

一般発売12月16日(日)
Pコード124-871
▼3月10日(日)18:00
なんばHatch
1Fスタンディング4320円
2F指定席4320円
夢番地■06(6341)3525
※未就学児童は入場不可。

チケット情報はこちら

 
【東京公演】
▼3月17日(日)Zepp Tokyo

Column1

人生に付きまとう憂鬱をぶっ飛ばせ
オルタナティヴな脳内革命が掴んだ
未来を山中さわおが語る
『NOOK IN THE BRAIN』
インタビュー('17)

Column2

「とにかくバンドが楽しい」
the pillowsの27年目の青春
5人のベーシストを招いた
『STROLL AND ROLL』を語る
'16年のインタビュー

Comment!!

ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ!

「“さわおさん、半端ないって!”ですよ、今回は本当に(笑)。マジ覚悟決まってた。腹の括り方が違う。音楽に本当に人生を捧げてる。だから生半可なバンドじゃ勝てないんだな。黄金期のオルタナ確変モード継続中の新作『REBROADCAST』の出来はもちろん、初回限定盤のDVDに収録されたアメリカツアーの、音楽がいろんなものを超えていく感動的な映像しかり、the pillowsは29年経った今でも僕らを奮い立たせ、理想のバンドであり続けます。今回も話が聞けてよかったな。これをまた僕が読んでくれる人と、出会ってきたアーティストに伝えていかないと。そんなことを改めて思わされたインタビューでした」