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「孤独だからこそ、みんなとつながることが出来るのかも」
永遠という名の瞬間の連鎖を刻んだ
妄想ポップな初のラブソング集『秘密公園』ツアー開幕に捧ぐ
吉澤嘉代子インタビュー&動画コメント

 サウンドのみならず世界観すら緩急自在のポップソングで(笑)、リスナーを心地よく翻弄してきた吉澤嘉代子が、並々ならぬ想いで執着してきた“少女時代”というテーマを描き切った1stアルバム『箒星図鑑』(‘15)を経て、次に取り組んだお題目は、何と“ラブソング”。拍子抜けするぐらい王道のポップスの舞台を選んだゴーイングマイウェイな才媛は、大人への階段を上ると同時に、シンガーソングライターとしてのキャリアを否が応にも積んでいく…揺れ動く想いと背負う期待の大きさとの狭間で奮闘する、引っ込み思案で真摯な音楽家・吉澤嘉代子が、その新たなる挑戦『秘密公園』でまた、見事な6つの景色を見せてくれている。そこで、その最新作を手に、11月27日(金)大阪・BIGCATより過去最大のツアー『吉澤嘉代子 秘密ツアー~8都市をめぐる秘密公演~』をいよいよスタートさせる彼女に、『秘密公園』が生まれるまでの七転八倒の日々を問うたインタビューをお届け。彼女がセルフライナーノーツに記した、“恋に落ちる瞬間、秘密は⽣まれるのかもしれません”、それもまた真実。だが人は一方で、“秘密を共有した瞬間、恋に落ちる”のかもしれない。メジャーシーンで戦う彼女がその才能と覚悟を必死に磨き上げたこの6曲の秘密を、共有して欲しい。きっとあなたも、恋に落ちるはず――。

 
 
青春でしたね、まさに。一生忘れないツアー
 
 
――1stアルバム『箒星図鑑』(‘15)から7ヵ月と短いスパンで今回の3rdミニアルバム『秘密公園』が出ましたけど、『箒星図鑑』のリリースに伴う『吉澤嘉代子 箒星ツアー’15』は、“ギリギリまでああだこうだ言い張って、悲惨な気持ちで最後の東京を迎えた”って他のインタビューでも見たんですけど(笑)。
 
「アハハ!(笑) もうすごいドタバタで、1週間に6日ライブがあるぐらいのスケジュールだったんで、私の気持ちも結構キテたのもあると思うんですけど、スタッフのみんなもツアーをいいものにしようと思ってるからこそ、いろいろな提案もあって。ただ、“少女時代”というずっと描きたかったテーマでアルバムを作って、ツアーも本当にそれを凝縮した内容にしたので私自身のこだわりもすごく強くて、そこで衝突があったりなかったり…フフフ(笑)。だからこそ本当に一喜一憂したツアーで、すごく苦しくて、こんなに辛いことがあるのかと思うぐらいだったんですけど。プレッシャーで眠りが浅くなったり、ご飯が喉を通らなかったり、自分を極限状態に追い込んでしまったので」
 
――嘉代子ちゃんには悪いけど、その極限状態でキメキメの『ブルーベリーシガレット』(『箒星図鑑』収録)を歌ってると思ったら、何だかすごくおもしろいことになってくる(笑)。
 
「アハハ!(笑) でも、ツアーのメンバーには本当に支えてもらって、すごく仲良くなったんですよね。メンバーだけでも公園でコーラスの練習したり(笑)」
 
――青春。
 
「青春でしたね、まさに。一生忘れないツアー。その最終日のステージで、今までやってきたことが昇華される瞬間を味わって…それがもう、すごく幸せだったんですよね。あのツアーは少女時代という思い入れのあるテーマだったのもあると思うんですけど、私にとって“人生の夏休み”みたいな期間で、永遠みたいなものだった。今作のテーマにはそれが入ってきてるんですけど、“永遠”と“瞬間”って何だろう?って、そのときにすごく考えて」
 
――“永遠”なんてないと思ってたら、最終日のそのステージで、“もしかしてこの記憶はずっと続いていくものなんじゃないか”と思う、みたいな。
 
「そうなんですよね。まさかそんな公の場所で、ステージ上で、勉強することになるとは思わなかった。だからあのツアーは本当に私にとって大きいものだったんですよね」
 
――ただそんな中、あばらにもヒビが入ってたんですよね?(笑)
 
「フフフ(笑)。そのツアーが終わった後、咳が毎日止まらなくって、ちょっと気管支炎みたいになったんですよ。そしたら、ある弾みですごい激痛で歌えなくなって…。でも、ライブでは『ケケケ』(『幻倶楽部』(‘14)収録)とか踊ってたんですけど(笑)。その日のライブに来てくれた友達に言われました。“何か今日、キレがなかったね”、“実は…”みたいな(笑)」
 
 
少女時代から一歩踏み出した演出をするために
自分のことを“駒”として見るラブソングはいいなと思って
今回はより作家目線で書いた感覚が強いですね
 
 
――そして、『秘密公園』は言うならば“ラブソング集”だということで。
 
「幾つかのテーマをプレゼンした中で、少女時代から一歩踏み出した演出をするために、自分のことを“駒”として見るラブソングはいいなと思って。6曲中5曲が新曲で、今回はより作家目線で書いた感覚が強いですね」
 
――ラブソングはポップスの王道のテーマだから、作家としてはやり甲斐のあるお題目で。起点となったリード曲『綺麗』(M-1)は、『箒星図鑑』のリード曲である『ストッキング』に出てくるフレーズから派生したと。
 



「『ストッキング』の“夜空に伝線した ほうき星かかって綺麗でしょう”っていうフレーズを見て、“綺麗”って何てキレイな形なんだろうって思ったところから、5月に鹿児島でライブをしたときに『綺麗』の欠片が生まれて」
 
――前回のインタビュー時に、『ストッキング』の歌詞に“箒星”と入れることによって、例えこの曲がリードに選ばれなくても、これがこのアルバムの核であるという志を伝えたいと言っていたその1行が、今作の成り立ちにもつながるなんて、思えばすごく重要なラインだったんやね。
 
「本当だ! 『箒星図鑑』と『秘密公園』を橋渡しして。このフレーズさまさまですね、確かに!」
 
――『ストッキング』もすごいけど、『綺麗』も素晴らしいポップソングだと思いましたよ。ちなみにTwitterで、“自分の曲に痺れて変態かなっておもう。”って書いてた曲は?(笑)
 
「それが『綺麗』ですね(笑)。一番の“煌めく●● 永遠になるの”の●●に何を入れるか何時間も考えてて、ふと“命”って思いついたときに、ビリビリビリビリー!みたいな(笑)。“煌めく命! 急にスケールがデカくなった!”みたいな(笑)。自分の言葉に反応しちゃって、ビリビリしちゃった。大満足です(笑)」
 
――あと、『綺麗』の作曲にはORESAMAの小島(英也)さんも加わっていますが、この人はDAOKOの『ShibuyaK』(‘15)も書いてるし、今すごくいい仕事をしてるなと。この人とはどういう接点で?
 
「同じオーディション出身の方でデビュー前から知っていて、同じイベントに出たりしたこともあって。風の噂で“吉澤嘉代子が好きらしい”みたいな話は聞いてたので、ちょっと嬉しかったんですけど(笑)。全ての作詞作曲を自分が担うのが理想ではあるんですけど、『綺麗』をリード曲にしたい気持ちが強かったので」
 
――楽曲をブラッシュアップするとき、第三者のアイデアを入れてどう化けるか、みたいな。でも同時に、この曲を聴いて、誰が書いても、カバーでも、吉澤嘉代子の歌になるんだろうなと思いました。そんなもんじゃ薄くならない個性というか、もう飲み込んじゃうというか(笑)。
 
「フフフフ(笑) 本当ですか!? それは勇気になります」
 
――この曲は、“私を綺麗だって 思ってくれていたなら/いいな いいな”なんて何とも健気な地点から、後半では“私を好きだと思わなくてもいいから綺麗だとは思い続けてくれ”という女の情念に変わっていく身勝手な曲ですけど(笑)、それも含めてかわいい発想だなと思いましたけどね。
 
「器が大きい!(笑) 個人的な話になると、自分に自信がないから、みんなにキレイだと思われなくてもその人が思ってくれてたらいいなっていう感じなんですけど、例えば、ミュージシャン=かわいいのプロではないし、音楽を生業にしてるんですけど、多分例に漏れずこのお仕事をするほとんどの女性が、そこを避けては通れない。そうすると、元々なかった自信がドンドンなくなっていきますよね。そういうのに毎回ちゃんと傷付いてしまうので、疲れちゃうんですけど」
 
――だからこそ、せめて好きな人だけには。
 
「“綺麗”と思ってもらえたらって」
 
――だから、曲のそもそもの出発点がかわい過ぎる(笑)。とてもピュアな歌だと思いました。
 
 
みんなに伝わる優しい言葉で、自分が気持ち悪くならない線引きを守る(笑)
 
 
――『ユキカ』(M-2)は幼馴染の名前を冠した曲ということですが、冒頭の“自転車はETさながら/あなたを写した月まで連れてゆくよ”のくだりには、かつて深夜のコンビニバイトの店員さんに恋をして、バレンタインチョコを渡しに行った自身のエピソードもあると。そんな行動力あったんやって、逆に思いました(笑)。
 



「アハハ!(笑) 確かにそうですね。ここに至るまでも、その人の家の前を犬の散歩を口実に通ったりとか、すっごい気持ち悪いことを(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
「中学生だったので許されたいんですけど、フフッ(笑)」
 
――やっぱり若い頃、恋に免疫がない頃特有の行動力というかね(笑)。この曲は『綺麗』とWリードみたいな立ち位置なんですね。
 
「『綺麗』も『ユキカ』もどっちも気に入ってるんですけど、『ユキカ』を作るにあたってのテーマが、みんなに伝わる優しい言葉で、自分が気持ち悪くならない線引きを守る(笑)。そこにギリギリまで挑戦した曲だとは思っていて。友達の名前を借りてるだけあって、ヘンな曲にも出来ないですし、これはMVも残しておきたいなって」
 
――続く『運命の人』(M-3)も『キスはあせらず』(M-4)も、聴いた印象としてメモしたのは、“ややこしい”(笑)。
 
「アハハハハ!(笑)」
 
――『運命の人』は夢に出てきた“アカサタ・シワラクタ”さんがモチーフということですが…これは吉澤嘉代子やから“そうなんだ…”ってまだ聞けるけど…かなりヤバい(笑)。
 
(一同爆笑)
 
「フフフフ(笑)。でも、これを書いてる時期は、本気でアカサタさんに恋い焦がれてる時期だったので、ちょっと泣きながら歌ってましたよね(笑)、レコーディングも」
 
――失うぐらいなら幸せにならなくてもいいという、相反する想い。友達以上恋人未満のときはすごく楽しいけど、1つ結果を求めたら、それを失う可能性と生きていかなきゃいけない。
 
「そうですよね。すごい美味しいお菓子をもらったときに、食べたらなくなっちゃうから、食べずに取っておく、みたいな(笑)。それには賞味期限があるのに」
 
――今作には全編通してそういうパーソナリティがありますね。これがいい統一感かどうかは分からないけど(笑)。
 
「アハハ!(笑)」
 
 
もうぶっ壊したかったんですよね、この生活を(笑)
 
 
――『運命の人』『キスはあせらず』『必殺サイボーグ』(M-5)の3曲は、軸足はラブソングですが、ある種の“ドタバタゾーン”というか。『キスはあせらず』は、曲を書いたときにシュープリームスの『恋はあせらず(You Can't Hurry Love)』(‘66)をよく聴いていたと。
 
「シュープリームスはすごい好きで、特にダイアナ・ロスの声がすごい甘美で。大好きだなぁ。結構“これ、聴いた方がいいんじゃない?”って言われる曲に関して、興味が湧かずに聴かないことも…ってもう歌でバレてると思うんですけど(笑)。好きじゃないと聴かないですよね、やっぱり」
 
――『キスはあせらず』とか『必殺サイボーグ』の歌詞は真骨頂な感じがしますね。周りを置いて1人で加速していく感じが(笑)。
 
「フフフフ(笑)。でも、曲を作って自分を駒にしたり、滑稽さを大切にしてる感覚もあるんですけど、どこかでグッときちゃったり、泣いちゃう自分もいて、何か不思議なんですけど。本気の部分がやっぱりないと、曲として魅力がないと思ってるんですよね」
 
――『必殺サイボーグ』は、星新一のショートショート『ボッコちゃん』をベースにした完全なファンタジーで。こうやって話を聞いてると、“ラブソングはポップスの王道のお題目だ”って話をしてたのに、全然王道じゃない(笑)。
 
「私もそれに薄々気付いてたんですけど(笑)。『ユキカ』も王道に切り込んだと思ったけど、“ET”とか“カルピスソーダ”とか、固有名詞が出てくる曲はやっぱりそうじゃないなと思ったり。『必殺サイボーグ』は今作の中で一番物語らしい物語なんですけど、こういう曲こそ、そのときの自分が入ってるなって。この曲を書いてるときに、もう自分がサイボーグみたいだったんですよね」
 
――…どういうこと?
 
「曲を書かなきゃいけないとか、ライブでいいパフォーマンスをしなければならないとか、かなりサイボーグ的に自分を追い込んでいて。で、もうぶっ壊したかったんですよね、この生活を(笑)」
 
――アハハハハ!(笑)
 
「でも、“ぶっ壊せたら”って思えると、少し気が楽になるというか。この曲には上半期の自分が相当入ってますね」
 
 
いつまで死に物狂いなのかな?(笑)
 
 
――『真珠』(M-6)は一番昔の曲ということですが、一番若い頃に書いたのに一番大人っぽい曲で。この曲は21歳ぐらいのときにはもう生まれていたと。
 
「そうですね、大学生の頃に書いたこの曲を底の部分にして、今回のアルバムを作りたいなって。何かこう…“リビドー”というか、すごいセクシーな曲だなって」
 
――『ストッキング』が出来たのも同時期だから、やっぱり20~21歳ぐらいが、吉澤嘉代子にとっては重要だったんだなぁと。すごく大事なものが詰まった時期というか。
 
「うんうん。この頃に初めて社会に触れたというか、それまでは自分が好きなように、自分の頭の中で作った、自分だけに伝わる言葉で、本当に1シーズンに1曲しか書いたことがなかったし。でも、そこを周りに指摘されて、すごくイヤな気持ちになって…」
 
――好きに書いて歌っていたものに対して、モノを言う人が出てくる。プロとしてやっていく以上は。
 
「でも、その要望を受けて、自分がどれだけのものを返せるかって、何故か思えたんです。それは今にもつながるけど、自分の子供時代が浮かばれたい想いみたいな…。その初めての刺激というか、否定される感覚みたいな…そういう衝撃に初めて出会ったぐらいの時期だから、いろんな感情が生まれたのかな」
 
――そして、この曲は、人は結局は孤独であるというか、その孤独に対する否定的でも肯定的でもないスタンスを描きたかったと。俺もよく思うけど、誰かといると、同時に誰かとはつながれなくなる。
 
「うんうん。確かにそうですね、本当に」
 
――だから、1人であるということは、逆に誰とでもつながれるという。
 
「そう思うと、不特定多数の人と一気につながることが出来るライブは、それ故、孤独だということですよね。“1人でライブ行くのはちょっと辛いかな”みたいな人がいると、“私も1人だから”って言うんです。私もやっぱりステージの上では1人だから。孤独だからこそ、みんなとつながることが出来るのかも」
 
――それこそ今作に伴うツアーもありますが、前回より大きめの会場で本数も増えて。今回のツアーでもいろんな感情をもらえそうですね。
 
「確かに。でも、いつまで死に物狂いなのかな?(笑)」
 
――アハハハハ!(笑) そんな吉澤嘉代子が2015年の最後にどう変わっていけるのか、楽しみにしてますよ。それではライブで。
 
「ハイ! ありがとうございました!」
 
 
Text by 奥“ボウイ”昌史



(2015年11月26日更新)


Check

Movie Comment

雰囲気合い過ぎ&思わぬハプニングも!?
吉澤嘉代子からの動画コメント!

Release

6つの恋の秘密を独自の目線で描いた
めくるめく妄想パラレルワールド!

Mini Album
『秘密公園』
発売中 1667円(税別)
e-stretch RECORDS
CRCP-40432

<収録曲>
01. 綺麗
02. ユキカ
03. 運命の人
04. キスはあせらず
05. 必殺サイボーグ
06. 真珠

Profile

よしざわ・かよこ…’90年、埼玉県川口市生まれ。鋳物工場街育ち。父の影響で井上陽水を聴いて育ち、16歳から作詞作曲を始める。’10年11月、ヤマハ主催のコンテスト『The 4th Music Revolution』JAPAN FINALに出場し、グランプリとオーディエンス賞をダブル受賞。’13年6月、インディーズ1stミニアルバム『魔女図鑑』を発売。’14年5月、メジャーデビューミニアルバム『変身少女』をリリース。リード曲『美少女』が全国ラジオAM・FM36局の5月度パワープレイに選ばれ、5月度オリコンFMパワープレイランキング邦楽1位を獲得。10月にメジャー2ndミニアルバム『幻倶楽部』を発売。11月より初の東名阪ツアー『ファーストツアー ~妄想文化祭~』を行い、12月には、その番外編として『妄想お茶会ツアー』を全国8ヵ所にて開催し好評を得る。’15年3月には、1stフルアルバム『箒星図鑑』をリリース。5月より5都市を廻る『吉澤嘉代子 箒星ツアー'15』を開催し、赤坂BLITZをはじめ各地でソールドアウトに。10月7日には3rdミニアルバム『秘密公園』をリリース。11月27日(金)の大阪・BIGCATを皮切りに、『吉澤嘉代子 秘密ツアー~8都市をめぐる秘密公演~』を開催する。

吉澤嘉代子 オフィシャルサイト
http://yoshizawakayoko.com/
 

Live

リリースツアーがいよいよスタート!
初日の大阪公演が間もなく開催へ

 
『吉澤嘉代子 秘密ツアー
~8都市をめぐる秘密公演~』

Pick Up!!

【大阪公演】

チケット発売中 Pコード272-428
▼11月27日(金)19:00
BIGCAT
全自由3800円
夢番地■06(6341)3525
※就学児以上は有料。

チケットの購入はコチラ!
チケット情報はこちら

 
【福岡公演】
▼11月28日(土)INSA
【金沢公演】
▼12月4日(金)金沢AZ
【岡山公演】
▼12月6日(日)IMAGE
【札幌公演】
▼12月11日(金)cube garden
【仙台公演】
▼12月13日(日)仙台 darwin
【東京公演】
▼12月17日(木)LIQUIDROOM
【名古屋公演】
▼12月20日(日)名古屋クラブクアトロ

Column1

少女時代のキラキラもドロドロも
描き切る『箒星図鑑』の奇跡
大人に成りゆく自分も
報われない過去も未来に連れていく
前回インタビュー&動画コメント

Column2

ポップでカオスな『幻倶楽部』
引っ提げ『妄想文化祭』開幕!
お茶の間を目指し妄想が暴走する
キュートな才媛・吉澤嘉代子
初登場インタビュー&動画コメント

Comment!!

ぴあ関西版WEB音楽担当
奥“ボウイ”昌史からのオススメ!

「今回のインタビュー原稿を書くために、改めて吉澤嘉代子の過去作もエンドレスリピートしましたが、ちゃんとアクがあるのにスタンダード、曲良しアレンジ良し、最高ですね。そして、最新作の『秘密公園』を聴いて思ったのは、吉澤嘉代子はやっぱり“あまのじゃく”だと(笑)。またそこが、すごく大事な部分だなと。手に入りそうになると遠ざける、吉澤嘉代子の推進力。らしくないラブソングに挑戦することで、彼女の特異性が余計に浮かび上がった気がしました。そんな中でもきっちり『綺麗』みたいなキラーを書けるんだから、才能あるわ~。いろんな想いを抱えて、自分の気持ちと音楽と真摯に向き合いジタバタする彼女に(笑)、僕はいち早く恋に落ちてます。皆さんもはよ!」