日本代表の試合などもあり、約2週間空いたリーグ戦が6月11日より再び動き出します！　5月末にセレッソ大阪とのACL、川崎フロンターレとのリーグ戦で黒星を喫したガンバ大阪ですが、この中断期間中にきっちりと立て直し、これから多くの勝利を届けてくれるはず。その後押しをするためにも、試合に足を運び、熱い声援を送りましょう!!

さて、ホームゲームが3試合行われる今月。登場してくれるのは、“浪速のウッチー”こと2年目の内田選手。意外な一面が満載(？)のプライベート編となりました。

 

――初めまして。『ガンぴあ』です。今日は色々と聞かせてください。内田選手といえば、試合後の囲み取材でしっかりと答えている姿が印象的だったのですが、一方では某サッカー番組でユニークな姿を見せてくれましたよね？(笑)　素はどんな感じなのですか??

｢あ～、あれ (ボンバー●ン披露) は消し去りたい過去です(苦笑)。周りにやれって言われたので、それでやったんですけど……。素はどっちなんですかね～。ガンバは個性的な人が多いので、普段はおとなしい方やと思います(笑)｣ ――普段はおとなしい方なのですね(笑)。ああいう盛り上げは、案外、好きでやっているのかと思いました。 ｢違いますよ(苦笑)。周りにやれって言われるんです。無茶ぶりが多いので(笑)、やっているんですよね。自主的じゃないんですけど、そういうのは嫌じゃないので振ってくれるのはありがたいです｣ ――ちなみに、よく無茶ぶりをしてくるのは？

↑某番組での出来事は忘れたい模様(笑)。

｢武井くん、敦志くん(木村選手)、勇人くん(佐々木選手)とかですかね。１人が言い出したらみんなが言い出すので、もうみんな無茶ぶりしてきます。でも、そういう無茶ぶりをされなくなったらなったで寂しいので、今くらいがちょうどいいです(笑)｣

――どっちですか(笑)。そんな無茶ぶりをされながらも周りのみなさんに可愛がってもらっている内田選手ですが、チームメイトが知らない意外な一面とかってあったりしますか？

｢う～ん……こういう時に言おうと思っていたことがあったんですけど……なんですかね～……なんやろ……ない……かなぁ。あ、ガンバじゃないところだと、気が強いとかですかね。普通の友達とかといる時は、口が悪かったりしますね(笑)｣

――気が強くなるということは、友だち内におけるリーダー的な存在だったりするのでしょうか？

｢いや、それはないですね。ガンバの中やったら“M”みたいなところがあるんですけど、ガンバから出たら“S”みたいな。普段“M”な分、外で“S”になっています(笑)。だから、“S”なのが素だと思うんですけどね(笑)｣

――そうなんですね～(笑)。そんな内田選手の最近の楽しみは？

｢楽しみ……あ！　最近、ポータブルDVDプレイヤーを買ったので、移動の時とかにDVDを観れるようになったことですね。今まで観ていなかったドラマとかを観るようになりました｣

――例えば？

｢いや、本当に色々なんですよ。泣かないやつだったら、なんでもいいので｣

――感動系はダメなんですか？

｢感動ものは弱いんですよ～。涙もろいんで、移動中にそういうのを観て泣きたくないので。みんなと一緒にいる時にそういうのを観たら泣かないですけど、泣こうと思ったらすぐに泣けます。泣かないように我慢はするんですけど、すぐ泣いてまうんで(苦笑)。だから、観ないようにしているんですよ。そっち系は借りないように避けています｣

――ドラマとかでも不意に感動シーンがあったりすると思うのですが、その時は？ ｢１人だったら泣きますね。最近、少女漫画とか小説が原作の映画とかって多いじゃないですか。最後、彼氏が死んじゃうとか。そういうのは避けます(笑)｣ ――ああ、そういうのはありますね。そんなに涙もろいとなると、漫画を読んでも泣くのでは……？ ｢泣けます、泣けます。『ONE PIECE』(原作：尾田栄一郎／集英社｢少年ジャンプ｣連載中)を読んで泣きますもん、僕｣ ――ということは、本当に涙もろいんですね～。 ｢はい(笑)。あと、ハッピーエンドで泣くのはいいんですけど、映画とかのやつはハッピーエンドが少ないので、そっちでは泣きたくないんです(笑)。幸せの涙を流したいんです(力説)｣

↑｢意外な一面……｣について悩んでいましたが、けっこう出てきました。

――そんなこだわりがあるんですね(笑)。そういう一面はみなさん知らないのでは……

｢そうですね。あ、さっきの(チームメイトも知らない一面)はこれでいけますね。“涙もろい”で(笑)｣

――では、チームメイトの知らない一面としては、“実はSで涙もろい”ですね(笑)。

｢はい(笑)｣

――(笑)。ほかの楽しみやリフレッシュ方法とかあったら教えてください。

｢リフレッシュ……なんか、長いこと部屋におったらリフレッシュできているんで、あまり外出しないですね｣

――ということはインドア派？

｢インドアっす。日が出ているときに部屋にいたいんで｣

――……ん？　それは何で……

｢これについて前に武井くんと喋っていたんですけど、武井くんはオフの日は雨がいいらしいんですけど、僕は晴れがいいんですよ。武井くんが言うには、晴れていたら“なんか外に出なあかんな～”って気持ちになるらしいんですけど、雨が降っていたら“雨が降っているし外に出なくていいか～”ってなるらしいんです。でも、僕は晴れの日に部屋にいるのが一番好きなんですよ！(笑顔)　カーテンとかせずに、陽射しが入ってくる部屋……その空間が好きです｣

――ええっと、その話を聞いて縁側で日向ぼっこするおじいちゃんのイメージが出てきたのですが(笑)。

｢縁側とかで座っていたいです(笑)。雨がダメなんで、基本、晴れているのがいいです。やや曇りとかも嫌ですもん。昼寝して起きた時に、まだ外が明るいっていうのが好きなんですよ｣

――これについても、こだわりがありますね～(笑)。

｢はい(笑)。インドアなんですけど、こだわりがあるんですよ(笑)。早めに１回昼寝しても、16時とかに起きたらまだ明るいじゃないですか。それが嬉しいんですよね(笑)｣

――起きてまだ明るかったら、ちょっと外に出掛けようっていう気分にはならないんですか？

｢ならないです(キッパリ)。そこから起きて、部屋に居ますね｣

――(笑)。

｢とにかく晴れている部屋が好きなんです(笑)｣

――じゃあ、本当にお休みの日は部屋にこもっている方？

｢2日間オフがあったら、１日は外に出て、もう１日は家に居ますけど、オフが１日のときはだいたい部屋に居ますね。遊んでも疲れるじゃないですか。2日あったら初日に遊んで残り１日は休めるんですけど、１日オフだったら体力温存したいので。出掛けるとしてもご飯くらいですね｣

――そうなのですね～。色々とこだわりがあることが分かってきました(笑)。
さて、今季の『ガンぴあ』はガンバの選手に絡めた質問がありまして。人に勧める場合、親友、彼氏、旦那にぴったりな選手を教えてください。

｢親友は……仲間想いな感じですよね。……ピンとこうへんなぁ……。でも、親友はタクミくん(下平選手)とかですね｣ ――その理由は？ ｢なんか……男にも優しいっていうのを感じますね｣ ――川西選手はボロくそに言われるって言っていましたが(笑)。 ｢それは仲がいいからこそだと思います(笑)。でも、大事なところで優しかったりするんですよ。それも川西くんとタクミくんの関係なんですけど、川西くんが紅白戦に出れない時があって、周りから見ても分かるくらいに落ち込んでいたんですよ。そしたらその日の夜にタクミくんから“元気だせよ”みたいなメールが届いたみたいです｣

↑終始、笑顔を見せてくれた内田選手。下平選手の人柄を伺えるエピソードについては、お互い“カッコいいー！”を連発(笑)。

――うわっ、優しい!!　しかも、メールで……っていうのが、さりげなくていいですね～。

｢そうなんですよ～。いい男っす！｣

――本当に！　では、続きまして。彼氏にぴったりなのは誰でしょう？

｢彼氏は武井くんです。顔がいいですし、面白いし、性格もいいし……彼氏としてぴったりな要素が全部ありますからね｣

――なるほど～。確かに一緒に居たら楽しそうですよね。全部いいけど、旦那じゃない？

｢旦那は……イメージなんですけど年上の人で、彼氏は若いっていうのがあるので。旦那は、フジさん(藤ヶ谷選手)ですね。子供にも会ったことがあるんですけど、いいお父さんしていました｣

――ということは、藤ヶ谷選手は理想のお父さんって感じですか？

｢そうですね。チームに居るときとプライベートでも雰囲気が変わらないので、すごいです｣

――優しい雰囲気を醸し出していますもんね～。では、次はですね、ガンバの選手どなたかにキャッチフレーズをつけて頂きたいなと。

｢キャッチフレーズ……っだぁ～、難しいなぁ……。あ！……ブラジル人って陽気なイメージがあると思うんですけど、“意外とシャイ、アフォンソ”っすね｣

――アフォンソ選手はシャイなんですか？

｢はい。去年居たドドとかルーコン(ルーカス選手)、いまのアドリアーノとかは陽気なんですけど、アフォンソはちょっと違うんですよね。多分、人見知りだと思います。同い歳ですけど(笑)｣

――そうでしたっけ？

｢はい。ガンバで唯一の同級生っす｣

――ガンバで唯一の同級生がシャイとのことですが、コミュニケーションはうまくいっていますか？

｢シャイなのはみんな分かっているので、いじりながらみたいな。でも、いじられるのはあまり好きじゃないっぽいので、どんなキャラか探り探りやっています(笑)｣

 

予想外(？)の答えも飛び出し、内田選手の素顔が垣間見れたであろう前編はいかがでしたか？　次はガンバ･ユースに入った経緯など、サッカー編についてお届けします。
お楽しみに！(6月24日更新予定)

 

（取材・文　金子裕希）

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（6月10日更新）

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