インタビュー&レポート

ホーム > インタビュー&レポート > 「近年で一番開いてる気もします、ジャケットも含めて(笑)」 フラワーカンパニーズの、のんきで本気な最高傑作『ネイキッド!』 を携えたツアーがファイナル&『OTODAMA'23~音泉魂~』出演へ 鈴木圭介(vo)×グレートマエカワ(b)インタビュー!


「近年で一番開いてる気もします、ジャケットも含めて(笑)」
フラワーカンパニーズの、のんきで本気な最高傑作『ネイキッド!』
を携えたツアーがファイナル&『OTODAMA'23~音泉魂~』出演へ
鈴木圭介(vo)×グレートマエカワ(b)インタビュー!

 昨年、19thアルバム『ネイキッド!』をリリース以降、『いつだってネイキッド'22/'23』と銘打った全国33公演のロングツアーを展開中。今年の4月23日には、不動のメンバーで結成34周年を迎えたフラワーカンパニーズ。ユーモアとノスタルジー、のんきと本気をスパイスに、19枚目の最新作=最高傑作と言ってのけるバンド人生を歩み続ける鈴木圭介(vo)とグレートマエカワ(b)が語り合う姿は、地元名古屋の同級生同士で20歳の頃に結成された関係性と空気感が、今でも顔をのぞかせる。リリースツアー『いつだってネイキッド'22/'23』もいよいよファイナル間近。6月よりスタートする『フラカンのサマーツアー2023』に加え、『OTODAMA'23~音泉魂~』への出演も急きょ発表されるなど、キャリアを重ね、よりオープンに、よりソリッドに、飾らないロックサウンドをかき鳴らし転がり続ける、フラカンの抱腹絶倒インタビュー!



地方でのレコーディングを一回やってみたいなとずっと思ってたんですよね


――インパクト抜群の今作のジャケットは、どうやってイラストレーター=makomoさんを見つけたんですか?

マエカワ(b)「イラストレーターさんは大阪の方なんですけど、スタッフが見つけてきて。"面白いね、今回のアルバムに合うかも"みたいな話から連絡を取ったら、受けていただけて。気に入ってます、これ。一見、何者なのか分からない感じですが、頭の×で多分ヘソが表現されていて(笑)」

鈴木(vo)「ちょうど東京でやってた個展に行ったらイメージする感じに近い作品もあって、"この感じはどうです?" と伝えて。後でお会いしてお話ししたら、曲も聴いたりいろいろ僕らのことを想像して描いてくれたみたいです」

――全てを投げ打った潔さみたいなものがあるジャケットですよね(笑)。今作のレコーディングはツアーの合間に、いろんな場所でやったそうですね。

マエカワ「そこは狙ってやりました。鹿児島に住んでいる僕らのライブPAが練習スタジオもやっていて、"もしかしてそこでも録れる?"と聞いたら、"地元のバンドが簡単なレコーディングをするぐらいの機材はあるけど"みたいなことを言ってたので、まぁ一回使ってみようと。もしダメならデモ音源として残しておけばいいから」

――ちなみに、そのライブPAさんはいつも鹿児島から現場に来てくれるんですか?

マエカワ「そうです。ただ、全部というわけではなくて、来てほしいなと思うポイントでお願いしていて、年に10何本ぐらいなんですけど、すごく頼りにしてる人間です」

――腕があればどこに住んでいても。関西在住の我々のような身としてもうれしい話です。

マエカワ「それこそコロナでライブができなかったとき、京都の磔磔でレコーディングしてみようかなと思ったことがあって。そこのPAの方もいつも仲良くしてもらってるんで、こっちのクセも分かるから。そういうアイデアを思いついていたのもあって、地方でのレコーディングを一回やってみたいなとずっと思ってたんですよね。それが今回は功を奏したというか...ツアー中ということもあり、意外とテンションが高いままでいられる。レコーディングって、どうしても少しかしこまってしまう感じがするんで、今回はそんな感じじゃなかったから、すごく楽しかったです」

――ツアーの合間に東京に戻って自宅から通って録るのとは違って、旅に出ている高揚感がありますもんね。『行ってきまーす』(M-1)や『歌のネイキッド』(M-2)の頭の2曲でもう、今作でやろうとしてることが伝わってきます。オーバーダビングしてるのかなと思うほど、スタジオライブのような迫力がありますね。

鈴木「これはせーので録りました、スタジオが狭かったから(笑)。歌もこれ、仮歌だから」


聴いていて面白かったですよ。あ、イッてんなぁ〜と思って(笑)


――『借りもの競走』(M-3)なんかはラップを意識したということですけど、言葉がはみ出ちゃう感じがめちゃくちゃ合ってますね。ただ、取り上げるテーマはいわゆる更年期で、サビののんきさとの緩急がすごい(笑)。あと、東京をコンドームに例えた歌詞は多分、史上初じゃないですか?

(一同笑)

鈴木「誰かが"これはちょっと..."と言ったら即やめてましたけどね(笑)。放り込んで一回試してみようと。まぁいい大人がね、"ゴムを破れ"とか...このご時世、悪い意味に捉えられたらどうなのよというのもあったし(笑)」

マエカワ「最初に書いてきた歌詞は、鈴木が'00年前後に書いてそうなちょっとエグい言葉があって。最近はあんまりこういう言葉を使ってなかったから、むしろ聴いていて面白かったですよ。あ、イッてんなぁ〜と思って(笑)」

――それがただの中年の悲哀みたいにならないのはさすがだなと思います。『私に流れる69』(M-4)は完全にマエカワさんのアイデア勝ちという感じで、好きなものを並べるだけの歌を作ろうと。サビの"ザク グフ ゴッグ"のフレーズとか最高だなと思いました(笑)。

鈴木「ザク、グフはもしかしたら誰かの歌詞にあるかもしれないけど、ゴッグはさすがにないんじゃないかな(笑)」

――"堀江さんの声のトーン"は初恋の人のことですよね?(笑) "自分たちが20歳ぐらいまでに好きだったもの"という縛りもあったみたいですが、自分の人生を左右する趣味嗜好って、その時期ぐらいまでに形成されますもんね。その後の影響はそこまで自分を変えない。

鈴木「やっぱり思春期、多感な時期に影響を受けたものが、死ぬときに走馬灯のように出てくるんじゃないかって」

――ただ、言葉のハメ方がストーリーじゃないから、歌詞を覚えるのが難しそうです。

鈴木「めちゃくちゃ難しいです。いまだに完全には覚えられてないんで(笑)」

――何ならどこを間違えたのかも分からないかも(笑)。

マエカワ「宮沢賢治からフィービー・ケイツにいくとか、なかなか思い出すのが難しそうだよね(笑)」

鈴木「歌詞を書いたときは単純に語感と、あとはあんまり偏り過ぎない方がいいかなとか、あえてシャッフルしたところもあるから。もう大変ですよ」

――だって、"ザク グフ ゴッグ 大須観音"という歌詞の並び、全く関係ないですもんね(笑)。"町田町蔵 トムとジェリー アースシェイカー"もそうだな...でも、各世代で作りたくなる歌ですね。

鈴木「みんながそれぞれに流れる69を作ったら面白いと思いますよ。この曲だけカラオケでヒットしないかな? 例えば結婚式とかで『自分に流れる69』を歌って、次に『嫁さんに流れる69』を(笑)」

マエカワ「それ、むちゃくちゃいいね!」

――新しい営業スタイルになる(笑)。

鈴木「いけるかもな~これ! ただ、全然覚えられないですけどね」

――そうですね、自分に流れるものすら覚えられないのに(笑)。

マエカワ「他人のものが覚えられるはずがない(笑)」


やっぱり歌にしたかった


――とは言え、今作にはテーマ自体は重い曲もあって。『2月26日』(M-5)なんかは圭介さんのお父さんの話だと。



鈴木「前回のアルバムを作るときのセッションでも、父親が亡くなったことを歌にしてたんですけどうまくハマらなくて、今回もう一回チャレンジしてみました。ただ、すごく個人的な内容だから、入れるのを最後まで迷った曲で」

――でも、前回もトライして今回もということは、圭介さん的にも何かしら残したかったということですよね。

鈴木「そうですね。やっぱり歌にしたかった。それはあるかも」

――そして、フラカンの世代なら誰もが絶対に通る道だから入れようという話に。

マエカワ「聴く人が自分に投影できるところもあると思いますし、歌詞だけじゃなく全てにおいてすごくいい曲だから、これは入れるべきだと」

――家族のことを歌にして残せる尊さを改めて思いますね。

マエカワ「僕もすごくそれを思いました。鈴木がスタジオで歌ってるのを聴いて、今までのレコーディングでも感じたことがないぐらい、声が迫ってくるような迫力があったんですよね。そのテイクで絶対にOKだと思った」

鈴木「ある意味、一番力を入れてないんですよね。全く入れてない」

マエカワ「だから、"今のテイク、めっちゃよかったよ!"って言ったのに、"軽く歌ったけど大丈夫なの? もう一回歌っていい?"って聞くから、"いやもうバッチリだから!"って」

――『マンネリを責めないで』(M-6)は、キャリアならではのお願いですね(笑)。さらりと"新しいものはすぐ一番古くなる"というフレーズも入ってますけど、マンネリも果たして悪いことだけなのかと。

鈴木「生きてる=マンネリっちゃマンネリですから。毎日新しいこともあるっちゃあるし、でも、ルーティンとして続いてることもある。バンドももちろんそうだし。だから、その先を見てみたいという」

――キャリアを重ねたバンドに常にあるお題を、こうやってかわいく歌えるところがフラカンという感じが(笑)。

(一同笑)

マエカワ「確かにかわいいと思った(笑)」


近所のスーパーで起こったレベルの出来事を歌にして(笑)


――『晩秋の候』(M-7)は笑ったな~これものんきだなと思いました(笑)。

鈴木「これはもう近所のスーパーで起こったレベルの出来事を歌にして(笑)」

――この何も生まれない感じがめっちゃいいなと。もう全国どこかしらで日々行われている会話。そして、よくよく考えたら何もしてない歌(笑)。

鈴木「たまたま、友達がおばあちゃんになる(=孫ができる)みたいな話を噂で聞いて、もし自分がそういう友達にバッタリ会ったらどんな会話をするのかなと思いながら、部屋の片付けをしている自分、みたいな」

マエカワ「あと、なかなかサビに"おばあちゃん"というフレーズは出てこないですから(笑)」

鈴木「例えば、この話してる相手が元カノとかだったら面白いなって。久々に会ったら、"来年にはおばあちゃんだよ"とか言われて、"そうかぁ...おめでとう"とか言いながら、ちょっと複雑な気持ちもあるじゃないですか」

――もしあなたと添い遂げていたら、どんな未来だったんだろう、みたいな。

鈴木「そうそう。自分は部屋でポツリと一人者かよって、そういうストーリーも思い浮かべながら」

――何も生まれないと思いきや、一つ目線が増えたらめちゃくちゃ深い曲になりますね。ただね、最後の"いつの間にか冬だよ いつの間にか春だよ いつの間にか夏だよ"というフレーズの投げっ放し感ね(笑)。

鈴木「当たり前じゃないかっていうね(笑)。のんきだなぁ」

――あと、この曲のリズムは何でレゲエなんだろう、マエカワさんのベースラインはいったい何に影響を受けてこうなったのかな、と改めて思ったんですよね。ストレートなロックンロールとかパンクとも違うし、かと言ってソウルとかファンクでもない、この独特な感じ。

マエカワ「自分でもそう思います。だから、どこにも思いっ切りはいってないし、スラップみたいなことをやることもほぼない。でも、その辺の音楽が好きでいろいろとかじってはいるんで、こういうスタイルになったんですよね」


今でもめっちゃ悩みますよ、迷いますよ


――『人は人』(M-9)にはすごくメッセージを感じるというか、連日ニュースを見ていてもコントみたいなことが起きたりしますよね。特にコロナでいろんなものが...。

鈴木「浮き彫りになってきちゃった。笑わせようとしてるのか? ウソでしょ? みたいなことばっかりですよね」

――『十年後』(M-10)も哀愁漂うギターがエモーショナルな曲ですけど、10年後のことを考えたりします?

鈴木「20代の子が考える10年後はまだいいですけど、僕らは64ですからね」

マエカワ「ちゃんちゃんこ、本当に着るのかな?(笑)」

鈴木「どうなんだろう? でも、いつかちゃんちゃんこを着てライブをやれたら幸せだよね」

マエカワ「市バスがタダになる歳だから、市バスを乗り継いでツアーに行こうという話も(笑)。10年後のことを真面目に考え始めたら不安になっちゃうから、考え過ぎないのが一番なんですよね」

――ラストの『右脳と左脳』(M-11)は、"Don't think,feel"の精神を歌いながら最後はちょっと不穏にもなります。

鈴木「これはまぁ戦争と取ってもらってもいいし、イジメとかもそうですよね。今の世の中の殺伐とした感じ。もしかしたら昔から人間ってずーっとそうだったのかもしれないし。それを自分で問いかけるというか。『ネイキッド!』はのんきな曲が多いんですけど、意外と言ってることは...今までもだいたいそうで、僕の声質も含めて曲だけを聴くと一見、明るそうで、歌詞を見たら"何だ、こんなに暗いヤツかよ"みたいな。うちの母親は先に歌詞を読むタイプなんですけど、この盤を送ったら"今回はすごく暗いけど大丈夫?"って(笑)」

――でも、それが音楽の一つの醍醐味というか、不安を音楽に乗せて軽やかに聴かせたり、逆もそうですし。

鈴木「この声質と歌い方で"わっしょ〜い!"っていう曲だけ歌ってたら、ただのバカじゃないかということになるので(笑)。そういう曲もあるにはあるけど、それだけだと...やっぱりちょっとね。意外に考えてるんですよ?(笑)」

――って、このこだわりのジャケットを持って(笑)。

鈴木「このジャケットも全然考えてなさそうですけど、一回りするとすごく考えた果ての顔にも見えてくる(笑)。今でもめっちゃ悩みますよ、迷いますよ。ここにたどり着くまでも、ずいぶん試行錯誤してますから」


意外と最高傑作かもしれないなって、ちょっと思っちゃってます


――現在開催中のツアーも、かなりの本数ができるようになってうれしいですね。

マエカワ「だいぶ雰囲気も良くなってきて...ライブを見に来たい人のムードが変わるのが一番ですから!」

――ツアーファイナルも近いですが、関西エリアで言うと4月29日(土・祝)滋賀・EVENT HALL COCOZA HIKONEは、あまり聞いたことがない会場で。

マエカワ「ここはコロナ禍になった直後に本当は行くつもりだったんですよ。お城ツアーというか、『フラカンと殿さま巡り・2020真夏前』っていうツアーで(笑)。そういうふうにコロナの時期にブッキングしたのにライブができなかった会場もちょっとずつ回ろうと」

鈴木「あとね、いろいろ話した後に改めて思ったんですけど...意外とこのアルバムって最高傑作かもしれないなって、ちょっと思っちゃってます」

マエカワ「俺もね、今それを言われたからじゃなくて、これができた直後からそう思ってる。フラワーカンパニーズというバンドをいろんな意味で表してるし、自分たちがやりたいこともきちんとできた。ただね、あんまり最高傑作って言い過ぎても、次のアルバムのこともあるからね(笑)」

――それはうれしい答え合わせですね。しかもそれを19枚目で言えるなんて。

鈴木「"結局、自分のことを歌うのが一番だ"って言うと若干閉じたような感じですけど、実はこのアルバムはすっごい開いてる。ここ近年のアルバムで一番開いてる気もします、ジャケットも含めて(笑)」

Text by 奥"ボウイ"昌史




ライター奥"ボウイ"昌史さんからのオススメ!

「フラカンのインタビューは毎回やってて本当に面白いんですが、今回も最高だったな~笑ったわ(笑)。そして毎回、"今これを歌にする人がいるのか"という話になる気がします。すなわち、それだけ独自の目線で、なおかつ、ユーモアを忘れない。34年やってきて、いい意味で少年のような、ピュアな感覚がなくならないのがすごいです。今時の若手のバンドより全然子どもですよ(笑)。フラカンはキャリアを重ねてシーンのために何かするとか、誰かをプロデュースしてどうこうというよりはやはり、自分のことを歌うことで誰かに背中を見せる。『ネイキッド!』を聴いていて、自分をとことん突き詰めることは=案外開くことと通じるのかもしれないなと、ちょっと思ったりもして。リリースツアー『いつだってネイキッド'22/'23』終盤の滋賀・EVENT HALL COCOZA HIKONEも予測不可能で興味津々ですが、5月3日(水・祝)の『OTODAMA'23~音泉魂~』への出演も急きょ決定! その後の『フラカンのサマーツアー2023』は各公演ごとにテーマを設けるとのことで、7月29日(土)大阪・umedaTRADでは、'98年に行った大阪球場でのライブを再現。セットリストはもちろん、サポートで参加したソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉(key)さんも参加するというレアな一夜に...。今年もフラカンから目が離せませんよ!」

(2023年4月27日更新)


Check

Release

makomo作のジャケがインパクト抜群
緩急自在に突き抜ける19thアルバム!

 
Album
『ネイキッド!』
発売中 3300円
チキン・スキン・レコード
XQNG-1005

<収録曲>
01. 行ってきまーす
02. 歌のネイキッド
03. 借りもの競走
04. 私に流れる69
05. 2月26日
06. マンネリを責めないで
07. 晩秋の候
08. 絶賛公開中
09. 人は人
10. 十年後
11. 右脳と左脳

'97年と'22年の日比谷野音公演
25年を比較するライブブルーレイ!

 
Blu-ray
『二十五年後
〜フラカンの日比谷野音2022と1997〜』
発売中 11000円
チキン・スキン・レコード
CSRVD-3~4

<DISC 1収録内容>
『ゾロ目だョ全員集合!
〜フラカン33年、野音99年〜』
2022.9.23 日比谷野外大音楽堂
01. 夢の列車
02. 行ってきまーす
03. 揺れる火
04. モンキー
05. ヒコーキ雲
06. パンクはうまく踊れない
07. ピースフル
08. 借りもの競走
09. ロックンロールバンド
10. 東京ルー・リード
11. 人間の爆発
12. 深夜高速
13. こちら東京
14. 少年
15. 友達100万人
16. 恋をしましょう
17. まずはごはんだろ?
18. マイ・スウィート・ソウル
19. 夜明け
encore
20. 見晴らしのいい場所
21. プラスチックにしてくれ
22. サヨナラBABY

<DISC 2収録内容>
『フラカンの日比谷野音ワンマンショウ』
-LIVE SHOWER SPECIAL- produced by SPACE SHOWER TV
1997.10.12 日比谷野外大音楽堂
01. Opening Jam
02. アイ・アム・バーニング
03. フェイクでいこう
04. 最高の夏
05. 小さな巨人
06. どろぼう
07. ライトを消して走れ
08. ヒコーキ雲
09. 落ち葉
10. あったかいコーヒー.
11 孤高の英雄
12. むきだしの赤い俺
13 .夢の列車
14. Jam II
15. 俺たちハタチ族
16. 買いものへ行こう
17. 恋をしましょう
18. 雨よ降れ
encore
19. なんとかなりそう
20. 冬のにおい
21. ロックンロール・タイフーン

Profile

フラワーカンパニーズ…写真左より、グレートマエカワ(b)、竹安堅一(g)、鈴木圭介(vo)、ミスター小西(ds)。名古屋が生んだ日本一のライブバンド、通称フラカン。’89年、地元の同級生によって結成され、’95年メジャーデビュー。6枚のアルバム&12枚のシングルを発表後、’01年にメジャーを離れ、自らのレーベルTRASH RECORDSを立ち上げインディーズで活動。大型フェスから小さなライブハウスまで日本全国津々浦々、メンバー自ら機材車に乗り込みハンドルを握り、年間100本を超える怒濤のライブを展開(機材車走行距離は年間40000kmを軽く超え、その距離は地球1周分に相当)。’08年11月、7年8ヵ月ぶりにメジャーに復帰。以降、コンスタントにライブとリリースを重ね、代表曲『深夜高速』のみを多数のミュージシャンがカバーした企画盤『深夜高速 -生きててよかったの集い-』(’09)が話題に。’15年12月には、初の日本武道館公演『フラカンの日本武道館 ~生きててよかった、そんな夜はココだ!~』を開催、チケットをソールドアウトさせ、大成功を収めた。’17年、再びメジャーを離れ、チキン・スキン・レコードを設立。’19年4月23日には、メンバーチェンジ&活動休止一切なしで結成30周年を迎えた。コロナ禍に見舞われた’20年8月、初の横浜アリーナでの無観客生配信ライブ『フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- 〜生き続けてる事は最大のメッセージ!〜』を開催。’22年9月7日には、19枚目のアルバム『ネイキッド!』をリリース。

フラワーカンパニーズ オフィシャルサイト
http://www.flowercompanyz.com/
 

Live

ロングツアーもいよいよ終盤!
夏のツアーは各地コンセプト違いで

 
『いつだってネイキッド'22/'23』

Pick Up!!

【滋賀公演】

Thank you, Sold Out!!
▼4月29日(土・祝)17:00
EVENT HALL COCOZA HIKONE
スタンディング4400円
清水音泉■06(6357)3666
(info@shimizuonsen.com)
※未就学児童は入場不可。
写真撮影、録音・録画禁止。

【三重公演】
Thank you, Sold Out!!
▼4月30日(日)CLUB CHAOS
 

Pick Up!!

【大阪公演】

『OTODAMA'23~音泉魂~』 New!
チケット発売中 Pコード236-948
▼5月3日(水・祝)11:00
泉大津フェニックス
1日券9350円
学割1日券6600円
(当日要顔写真付身分証明書)
[出演]奥田民生(MTR&Y)/オレンジスパイニクラブ/KALMA/クジラ夜の街/SIX LOUNGE/帝国喫茶/東京スカパラダイスオーケストラ/怒髪天/ネクライトーキー/ハナレグミ/フィッシュマンズ/フラワーカンパニーズ/ブランデー戦記/Helsinki Lamda Club/ヤユヨ/ルサンチマン/DJ グレートマエカワ
※The Birthdayの出演は見合わせとなりました。
清水音泉■06(6357)3666
(info@shimizuonsen.com)
※未就学児童入場可能/中学生以下は入場無料(保護者様1名に付き1名まで、必ずご同伴をお願いします)。※学割1日券は、高校・専門学校・大学・大学院生が対象となります。入場時に年齢確認ができる顔写真付きの身分証明書(学生証など)の提示が必要です。※再入場可。※雨天決行、荒天中止。※次の場合のチケット代等の払戻しは一切お受けできません。お客様のご都合の場合。出演者が都合によりキャンセル・変更になった場合。※営利目的の転売禁止。

チケット情報はこちら

 
 
『フラカンのサマーツアー2023』

【千葉公演】
ーナッツは千葉からー
Thank you, Sold Out!!
▼6月3日(土)千葉LOOK
【山梨公演】
ー桃開きー
▼6月4日(日)甲府CONVICTION
【東京公演】
ーオールリクエストー
▼7月2日(日)LIQUIDROOM
【大分公演】
ー真夏の湯けむり道中ー
・7月9日(日)大分T.O.P.S Bitts HALL
【北海道公演】
ーフォー爆〜北国の夏ー
▼7月20日(木)Xenon

Pick Up!!

【大阪公演】

ーオオサカサマレスト2023
〜大阪球場再現ライヴー
チケット発売中 Pコード239-817
▼7月29日(土)17:30
umedaTRAD
スタンディング4900円
[ゲスト]奥野真哉
(ソウル・フラワー・ユニオン)
清水音泉■06(6357)3666
(info@shimizuonsen.com)
※未就学児童は入場不可。写真撮影、録音・録画禁止。高校生以下は当日2000円キャッシュバックいたします。年齢が確認できる身分証等をご持参ください。

チケット情報はこちら

 
【徳島公演】
ー徳島阿波踊り前ー
▼7月30日(日)club GRINDHOUSE
 【宮城公演】
ー杜の都・七夕まつりー
▼8月5日(土)・6日(日)LIVE HOUSE enn 2nd

Pick Up!!

【京都公演】

ーフォー爆〜拾得50周年ー
チケット発売中
▼8月18日(金)19:00
拾得
前売4900円
拾得■075(841)1691
※未就学児童は入場不可。写真撮影、録音・録画禁止。高校生以下は当日2000円キャッシュバックいたします。年齢が確認できる身分証等をご持参ください。

【愛知公演】
ー小名古屋まつりはフォー爆
〜地元の地元の地元ー
Thank you, Sold Out!!
▼8月19日(土)名古屋天白文化小劇場


Column1

「自分たちで自分たちを
肯定したかったのかもしれない」
フラワーカンパニーズがコロナ禍に
問われたバンドの存在意義
タフな1年に抗い続けた平熱を
超えた情熱『36.2℃』を語る('22)

Column2

「僕らは運よく4人の歩幅が一緒
 だったという」。時代は巡る
でもフラカンはここにいる
竹安生誕祭にレディクレ
ザ・プラン9らとの異色の共演etc
結成30周年イヤーはまだまだ続く!
『50×4』インタビュー('19)

Column3

フラカン・ゴーズ・オン!
斉藤和義、スキマスイッチ常田も
参加し死も老いも描いた
『Stayin' Alive』携えネバー
エンディング25周年ツアー中の(笑)
フラワーカンパニーズが語る('15)

Column4

転がり続ける男たちの曖昧で
リアルな感情。2年ぶりのアルバム
『ハッピーエンド』携え全国行脚中
のフラワーカンパニーズに問う
現在進行形のフラカン・マインド
'13年のインタビュー