「あさか(b)が入って、バンドがめっちゃ面白くなってきた」
地獄の春を超えて、第2期・東京初期衝動の幕開けを告げる復活作
『Second Kill Virgin』引っ提げ怒涛のツアー中！
バンドの変化と再生を語る、しーなちゃん(vo&g)インタビュー
’18年の結成からわずか1年で届けられた初の全国流通盤にして1stアルバム『SWEET 17 MONSTERS』(’19)で、まさに原石と言える強烈な輝きと衝動を爆発させ、一気にロックシーンのド真ん中へ躍り出ようかという矢先、まさかのコロナ禍に突入。出演予定であった大型フェスの中止やベーシストの脱退など、それまでの追い風をかき消すような困難の連続に、思いがけず窮地に立たされた東京初期衝動。そんなタフな1年を乗り越え、ついに先日リリースされた3rd EP『Second Kill Virgin』は、オーディションで選ばれたあさか(b)の加入や、バンド内のパワーバランスの変化により開花したメンバーの才能、そして何より、ドン底から新たな光を見出したしーなちゃん(vo&g)のソングライティング力の目覚ましい向上により、見事に息を吹き返したバンドのムードと未来を存分に味わえる1枚となっている。現在はリリースツアー真っ最中のしーなちゃんが、いわく“バカエロビッチ”な(笑)アゲアゲサマーチューン『さまらぶ♥』、メロウでドラマチックな新境地を見せたロッカバラード『blue moon』、第2期・東京初期衝動の幕開けにふさわしい1曲へと転化した『春』と、3曲にして濃厚極まりない復活作へと導かれた、再生の物語を語る。
最初に会ったときに何か高そうな靴を履いてたから
“パパ活とかやってる系の子なのかな？”って(笑)
――インタビューは『SWEET 17 MONSTERS』(’19)以来1年以上ぶりで、しーなちゃん(vo&g)にとっては、バンドって楽しいだけじゃないんだなと思うこともたくさんあったタフな1年だったんじゃないですか？
「はい、やっと学びました。何か…いろんなことに対して寛大になったし、怒らなくなりました。“ふ〜ん”みたいな感じでやり過ごせるようになって」
――1つ1つの出来事に対して感情フル回転、じゃなくて。逆に言うと、いちいちそうしてたら自分がもたないと。
「そう！ (バンドが)続いてる人のすごさが、身に染みて分かりました。もう本当にすごいと思います」
――それこそ『SWEET 17 MONSTERS』をリリースした頃は、このメンバーでずっとやっていくという気持ちだったけど、ベーシストが東京初期衝動と並行してやっていたバンドに専念するために抜けてしまった。脱退の意志を聞いたときはやっぱりショックだったと思うし、引き止めたんですよね？
「そのときは悲しさより怒りが先だったし、もう生きてるだけでつらい、呼吸もしたくない、みたいな感じだったんだけど、1年経ってやっと何とも思わなくなりましたね。最近はもう全然平気」
――それって、男と別れるよりつらいもの？(笑)
「全然つらい！ だって男は次があるじゃないですか？(笑) 別に一緒に作る物もないし。でも、バンドって共同作業だから。(それまでは曲の土台を)2人で作ってメンバーに投げてたから、“これからはそれを1人でやるのか、はぁ〜ダリィな”って…“ダリィな”とか言ったらダメだ(笑)。私は自分のルーティーンを変えるのが一番のストレスになるので、そこもすごくキツかったですね」
――そこが変わらざるを得ないのが目に見えてますからね。でも、それが変われば音楽も変わるし、バンドが良い方に転がることもあるわけで。例えばインタビューの受け答えしかり、前回なんかは本当にその辺から連れてきた女の子2人が自由に喋ってる、みたいなノリだったのが(笑)。
「アハハハハ！(笑)」
――ちょっとしっかりしてきたというか、ミュージシャンっぽくなったというか。今作では希(g)ちゃんがアレンジに関して軸になっていて、ある意味、“そこまでできる人だったとは！”と思いました。
「本当にそう思います！ 私もビックリしました。新メンバーのあさか(b)が入ってバタバタしてるときに、(ライブ制作／マネージャーの)青木さんが、“シングルをいついつに出します”とかまたギリギリで言ってきたんで(笑)、とりあえず3曲作って。前作『LOVE&POP』(’20)の頃には実質もう1人で作ってたから、“今回もまた1人でやるのかぁ…”と思ってたら、希ちゃんが“アレンジするよ”みたいに言ってくれて。“じゃあ私が歌詞を付けてる間にお願い！”って丸投げしたら、“えっ!? めっちゃ良いの作ってくるじゃん！”みたいな」
――窮地に立たされたからこそ、みんなが奮起したというか。もしかしたら希ちゃんも、前々から意欲はあったけど、気を遣ってあえて口を出さなかっただけかもしれないですね。今作ではその辺の資質が開花してるというか、音楽的にもよりポップな部分が出ていて。
「あさかが入ってから、みんながすごいやる気を出してきて。希ちゃんとかあさかも“これどう？”って曲を持ってきてくれるようになったんですよね」
――オーディションで選ばれたあさかさんは大阪出身で、元々関西でバンドをやってたのが解散して、みたいな？
「寝屋川出身で、前は目からコンタクトっていうバンドをやってて。ガッツはあると思いますよ。ただ、最初に会ったときに何か高そうな靴を履いてたから、“パパ活とかやってる系の子なのかな？”って(笑)」
――そんな人が、割と関係性が出来上がってるトキョショキ(＝東京初期衝動)に入ってきた。
「すごいですよね！ 私だったら絶対に入りたくないです(笑)」
――普通のバンドより入りにくいと思う(笑)。なのに、今ではメディアとかでも結構積極的に発言してますしね。
「“私が東京初期衝動の外交官をやる。私が呑みとかも行くし、他のバンドと親睦を深める”みたいなことも言ってました(笑)。あさかが加入して、“これでライブができる〜！”みたいな安心感はありましたね」
――初めてこの4人でライブをやった『BAYCAMP2020』のときはどうでした？
「普通に間違えてたからぶっ飛ばそうかなと思ったけど(笑)、それ以降は完璧に弾けてるんですよね。しかも、高校3年生とかでベースを始めたみたいで、まだ2〜3年しかやってないのにすごいなって」
自分でも本当に好きな曲だと思えたのは『BABY DON’T CRY』('19)以来
――あと、この1年はしーなちゃんが肉体改造していくのをSNSで見てきたというか(笑)。
「去年はライブもなかったし、結局、外に出ないと刺激もないから、実体験もないのに曲は作れないじゃないですか。だから、全然やる気が起きなかったんですよね。“まぁ良いや、新しいベースが入ってからにしよう”って、ジムで狂ったようにずっとサンドバッグを殴ってたから、“人が変わった”ってよく言われました(笑)。やっぱりあさかが入って、すっごい元気になれて。『さまらぶ♥』(M-1)とかは絶対…」
――落ち込んでる人が書く曲じゃないですからね(笑)。“バカエロビッチ”という身も蓋もないフレーズをはじめ、今のご時世にちょっと珍しいぐらい突き抜けた曲で。
「この曲を書いてるときはもうテンションアゲアゲで、真冬の病院の夜勤中に希ちゃんと作りました。そのときは希ちゃんがクリニックの事務で私が看護師だったんですけど、患者さんが誰も来なかったから先生に、“暇だからちょっと曲作るわ”って言って(笑)」
――冬だし、病院だし、真逆のシチュエーションでできた曲(笑)。
「イントロのフレーズを“トゥール〜ルル〜ル♪”ってずっと歌ってたら先生が、“何かもう頭にこびり付いちゃったよ…”って言ってました(笑)。コロナになってから世の中にバラードが増えたなと思ったんで、あえてこっちにいってみようと。夏頃にはコロナも終わるだろうと思って作ったんですけど、何か終わってなさそう(笑)。ライブでやるとめちゃくちゃ楽しい曲になりましたね」
――コーラスも多彩に入ってる曲ですけど、男性の声は誰が？
「青木さん(笑)」
――やっぱり(笑)。しーなちゃんは『blue moon』(M-2)が好きだと公言してましたけど、今作を聴いて驚いたのもこの曲でした。特にサビのメロディが新しいというか、しーなちゃんのソングライティング力が上がったなと。
「うれしい！ ツアー中の名古屋の空き時間に、希ちゃんにコードを弾いてもらって、そこに私がメロディを付けて。リリックの一番最初の“悲しいニュース 吹っ飛ばしてね”のところも好きなんですよね。銀杏BOYZが3.11のときに作った『ぽあだむ』('14)もそうなんですけど、“6時から計画停電”とか、ああいう時事ネタというか」
――曲が生まれた時代の空気をちゃんと感じられる。
「そうそう！ そういう部分も入れられたし、自分でも本当に好きな曲だと思えたのは『BABY DON’T CRY』('19)以来かな。作っててめちゃくちゃ楽しかったです。いろいろこだわることもできたし、徹底的に向き合えた。今までは歌を録り直すことも多かったんですけど、今回は“これで良いんじゃない？”みたいに思えたし。だから最近は、今までに作った曲を聴いてると“ちょっと青臭いなぁ…”って恥ずかしくなってくるんですよ。ライブでやる分には楽しいけど、『ロックン・ロール』(’19)みたいな曲は今は作れないかも。『兆楽』('19)とかは絶対ありえない！ 『高円寺ブス集合』('19)とかも、もう無理と思って(笑)」
――無法地帯なあのノリが減っていく寂しさもちょっとあるなぁ…(笑)。あとはまぁ『blue moon』とかもそうですけど、ミュージシャンたるや、恋愛がうまくいかなくてもそれが曲になるわけだから良いですよね。
「でも、発表すると男の子から“これって俺のこと？”って連絡が来ることがある。“違ぇよ！”みたいな(笑)」
――逆に合ってる場合もある？
「え、それだと言わないかもしれない。とりあえず無視！(笑)」
この時期は地獄でした
――『春』(M-3)は『LOVE&POP』の制作時には元ネタがあった曲で、結局、当時は入らなかったと。
「前の歌詞はちょっと暗過ぎたんですよね。Aメロ、Bメロも今と全部違って、今回で全く変わりました」
――そう考えたら、出す時期で曲も変わってきますね。
「そうなんです。だから今、『BABY DON’T CRY』も3番の歌詞を作ってて。思い出って増えてくから、曲が追い付かなくなってくるんですよ」
――でもそれだとTHE 虎舞竜の『ロード』('03)みたいに14番とかまで増えていくかも(笑)。あと、春には出会いも別れもありますが、割と希望とともに歌うことが多いのにJ-POP史上初じゃない？ “地獄の春”と歌った人は(笑)。
「アハハハハ！(笑) でも、この時期は地獄でしたもん。前のベースとレコーディング中に口喧嘩して私がブチ切れて、希ちゃんが“怖い〜！”って泣いちゃって」
――仲良しこよしの時期には考えられなかったぐらい、ちゃんと意見を戦わせた。でも、そうじゃないとバンドは続かないし、なおかつそれがあっても。
「続かなかった…」
――だからこそ、同じメンバーで何年も続いてるバンドって改めてすごいなと思いますね。
「本当にすごいと思います！ それにメンバーの家族とか、彼氏彼女とか、共通の友達とか、周りの人の事情もあるじゃないですか。それを全部抱えてバンドをやってるのがマジですごいなと思う」
――その人たちの理解もないと続けられないですからね。
「ガールズバンドだと、例えば、彼氏に“遠征に行かないでほしい”とか言われたり、土日も全部ライブでつぶれちゃうし、すごく難しいなと思います」
――『春』は『再生ボタン』('19)や『SWEET MELODY』('20)の流れみたいなことも言ってましたけど、現メンバーでこれからやっていく上でのテーマ曲っぽくも感じますね。地獄の春を経験しても、“僕はそれでも歌いつづけるだろう”と書けたのが全てな感じがしました。
「しんどかったなぁ…これ。1年温めましたけど、このまま録るのはイヤだなぁと思って、レコーディングの2日前に全部変えたんです。でも、イントロも、ギターのリフもソロの部分も良いから、もう1パターンのメロディと歌詞を作って、当日両方やってみて、“圧倒的にこっちが良い！”みたいになったんですよね」
今までで一番好きだし、一番楽しくできた
――今作が完成したときはどう思いました？
「もう“よっしゃ〜！”って思いました。今までで一番好きだし、一番楽しくできたから。何かキツい想いをしなきゃ良いものってできないのかなと思ってたんですけど、こんなに楽しくて、こんなに納得するものができるんだと思って。だから録り終わった後に、本当にレコーディングしたのか不安になってきて。“夢だったのかな？”って(笑)。全然つらくなかったから、逆にすごく怖かったです」
――そうやって音楽との付き合い方を、良い距離感を、続いてるバンドは探していくのかもしれないですね。ちなみに今作のジャケットやトレーラー映像は、沖縄にライブに行った際に撮ったと。
「沖縄、もう最っ高でした！ 希ちゃんなんて道端でずっとホイッスル鳴らしてましたもん(笑)」
――アハハハハ！(笑) ヤバいヤツやん。
「ツアーでも沖縄に行くんですけど、楽し過ぎて青木さんたちを先に帰して3日ぐらい連泊しようかと(笑)」
(※取材後に沖縄県の緊急事態宣言の延長により沖縄公演は9月に延期に…しーなちゃんも大いに
残念がる)
――去年はライブの本数が少なかったと思いますけど、何か自分の中で変わりました？ 少ないからこそ大事になっていくのか、いろいろと思ったりもしました？
「いつもどんなライブでも私は緊張します、やっぱり。何か人前に立つのがそんなに得意じゃないのかもしれないなと思ってきました。周りの人を見るとライブもMCも、結構うまくやってるじゃないですか。私って全然ダメなんだなって。いつもメンバーといるから、私は人と話すのも人前に出るのも大丈夫だし得意だと過信してたんですけど、メンバーがダメなだけだった(笑)。でも、あさかは喋るのが得意で、“私、MCやりたいねん。しーなちゃんの代わりに話すから”みたいに言ってて。あさかが入ってきて、バンドがめっちゃ面白くなってきました」
――今回のリリースツアーでもいろいろ変わっていきそうな予感がありますね。ただ、各公演にめちゃくちゃなサブタイトルが付いてるのはいったい？(笑)
「うちらのテンションが高かったから(笑)。いろんな案を出してたんですけど、これも良いしあれも良い、みたいに決められなくなっちゃって。そしたら希ちゃんが、“分かった、全部にタイトルを付ければ良いんだ！”って(笑)」
――あと、ライブはやっぱり、PCの画面で見るんじゃなくてね。
「絶対に生の方が良いです！ 好きなバンドの配信ライブは結構見るようにはしてるんですけど、やっぱり生が良いなって。ライブハウスに行くまでの電車とか道も好きだし、それも含めて、チケットを買った瞬間からその日までがずっとライブだと思う。だから私たちもその瞬間から絶対に楽しませなきゃなって」
――素晴らしいですね。昨年は大変な1年でしたけど、こうやって良い新譜もできましたし、またこれからですね。
「でも、今までで一番好きなのはこのシングルだけど、レコーディングが終わった後はいつも、“もう曲はできないだろうな”って思っちゃう。“自分の中のメロディは終わった…”って毎回思うんで」
――しーなちゃんは映画はたくさん見てる感じですけど、自分の新しい引き出しのために音楽を聴いたりはする？
「家ではずっとYouTubeを選ばずに自動で流れるようにして、あと、カフェとかで流れてる曲とかには敏感に(笑)」
――しーなちゃんがミュージシャンとして成長してきたからこそ、そういう悩みが出てきたんでしょうね。
「だって前は、“曲なんかすぐに作れます！”みたいなことを言ってましたよね？(笑) あの頃に戻りたい…」
――怖いもの知らずの自分に(笑)。それでは、最後にツアーに向けてひと言もらって終わろうかなと思います！
「全国ツアー、新曲も何曲も持っていって、国にも負けず、ウィルスにも負けず、頑張りたいと思います！」
Text by 奥“ボウイ”昌史
（2021年7月 6日更新）
Check
Release
おバカ×新境地×これぞな3曲
新体制初音源となる3rd EP！
Single
『Second Kill Virgin』
【初回生産限定盤】
発売中 1320円
チェリーヴァージン・レコード
CVR-0007
＜収録曲＞
01. さまらぶ❤
02. blue moon
03. 春
Profile
とうきょうしょきしょうどう…写真左上より時計回りに、希(g)、しーなちゃん(vo&g)、あさか(b)、なお(ds)。’18年4月、銀杏BOYZ好きなしーなちゃんを中心に結成。7月、なおの加入によりライブが本格始動。しーなちゃんの度重なるTwitter凍結などSNSで話題となる中、’19年4月に自主レーベル、チェリーヴァージン・レコードを立ち上げ、1st EP『ヴァージン・スーサイズ』をリリース。発売記念ライブとなった同日の東京・SHELTERでの初企画はソールドアウトに。9月には、野外フェスデビューとなる『BAYCAMP2019』に初出演を果たす。11月には初の全国流通盤として1stアルバム『SWEET 17 MONSTERS』を、’20年4月には2nd EP『LOVE&POP』をリリース。同夏には初の全国ツアー『東京初期衝動の全国逆ナンツアー』を開催。8月に行われたファイナルの東京・LIQUIDROOMを含む全公演がソールドアウトに。また、同ツアーをもって前ベーシストが脱退。一般公募により選ばれたあさかが、11月に開催された『BAYCAMP2020』より正式加入。12月には完全受注生産により初の映像作品となる1st DVD『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』をリリース。’21年1月には『東京初期衝動の新春・東名阪あさか修行ツアー』を開催。5月12日には新体制初音源となる3rd EP『Second Kill Virgin』をリリース。現在は2度目の全国ツアーとなる『サマーツアー2021』を開催中。今、最もライブシーンで初期衝動を感じられるロックバンドである。
東京初期衝動 オフィシャルサイト
https://東京初期衝動.com
Live
リリースツアー絶賛開催中！
夏には『RUSH BALL』初主演が決定
『サマーツアー2021』
【千葉公演】
「アル中バンド呼んじゃった！騒げ！
大宴会ライブ〜ドブネズミランド編〜」
▼5月29日(土)千葉LOOK
[ゲスト]PK shampoo
【神奈川公演】
「横浜中華街爆食爆走
〜あなたと乗りたい観覧車撃沈編〜」
▼5月30日(日)F.A.D YOKOHAMA
【福岡公演】
「ここまで来たら吸い付きたい
あなたのたらこ唇〜Only Love編〜」
▼6月12日(土)INSA
【宮城公演】
「あんたといるとはかはかする、、
〜めちゃくちゃ好きだっちゃ！
牛タンKISS編〜」
Thank you, Sold Out!!
▼6月19日(土)FLYING SON
【北海道公演】
「札幌海鮮女体盛りvs東京初期衝動編」
▼6月27日(日)SPiCE
【愛知公演】
「やっぱりピカイチが一番美味しい❤
〜名古屋盛り上げブチアゲ
手羽先幻ライブ編〜」
Thank you, Sold Out!!
▼7月23日(金･祝)HUCK FINN
Pick Up!!
【大阪公演】
「恋をするため心斎橋には人が来る
〜トキョショキ∞編〜」
チケット発売中
※チケットは､インターネットでのみ販売｡店頭､電話での受付はなし｡発券は7/17(土)10:00以降となります｡
▼7月24日(土)17:30
Live House Anima
スタンディング3300円
エイティーフィールド■03(5712)5227
※未就学児童は入場不可｡
【東京公演】
「あなたと行った恵比寿のBar
今は誰と行っているの？
〜切ない夏の夜空編〜」
▼7月30日(金)LIQUIDROOM
【沖縄振替公演】
「揺らせタマキン！照らせ太陽！
東京初期衝動とパーフェクトサマー沖縄編」
▼9月25日(土)output
Pick Up!!
【大阪公演】 New!
『RUSH BALL 2021』
▼8月29日(日)11:00
泉大津フェニックス
大人(中学生以上)8000円
KIDS(小学生)3000円
[出演]BIGMAMA／Creepy Nuts／Dragon Ash／kobore／LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS +／SiM／THE ORAL CIGARETTES／WANIMA／04 Limited Sazabys／ストレイテナー
[ATMC出演]DENIMS／NEE／SPARK!!SOUND!!SHOW!!／RED ORCA／Wienners／w.o.d.／神はサイコロを振らない／東京初期衝動／ドミコ
https://www.rushball.com
※雨天決行･荒天中止｡小学生以上はチケットが必要になります｡なお､未就学児童は入場無料です｡小学生および未就学児童は保護者同伴に限ります｡
Column
「このバンドがあれば
他に何もいらない」
クソみたいな夜を何度も超えて
生まれた光――衝撃的で衝動的な
ロックンロールを鳴らす
『SWEET 17 MONSTERS』
東京初期衝動インタビュー('19)
Recommend!!
ライター奥“ボウイ”昌史さんの
オススメコメントはコチラ！
「約1年半前の初インタビューはバンドを始めて間もない段階で、音楽も受け答えも荒削り感がすごかったからこそ(笑)、今作での成長が如実過ぎる。でもそれは、良くも悪くも何も知らずに無邪気にピンポンダッシュできてたのが、身の程と世間と常識を知って(笑)気軽にできなくなっていくのにも似てて…。それで音楽も面白くなくなったら悲しいことこの上ないですけど、新譜を聴くとしっかり進化が見えて安心しました。新しい世代から新しい音楽が出てきても、当然とは言いませんが納得はする。でも、続けてる人からそれが出てくると、よりワクワクする。怖いものを知ったしーなちゃんがこれから作っていく音楽が、大いに楽しみですね。ちなみに各地のツアータイトルも、かつての電気グルーヴを彷彿とさせる(!?)バカバカしさが最高！」
